日誌

2025年10月の記事一覧

【潤ファミ】潤徳小代表、日本代表を破る!?

総合的な学習の時間に「福祉」について調べ、考えている4年生たち。

先日、聴覚障害の方、日野市手話サークルの方々から手話について教えていただいたところですが(詳しくは、こちら)、今日は、その関連として、本校卒業生でデフサッカー日本代表の名村 昌矩(まさのり)選手においでいただき、特別講義と体験を行うことになりました。

地元出身の日本代表選手ですから、地域ぐるみで応援するしかありません!

ということで、「潤ファミ企画」として、潤徳ファンの方々も参加できるような時間としました。

名村選手登場!

手話で挨拶です。

今回も日野市社会福祉協議会のご協力をいただきました。

ありがとうございます。

潤ファミ店員、潤徳ファンの方々、そして、名村選手の所属会社の会長をはじめ、幹部の方々までおいでになり、子供たちの後方は大人でいっぱいになりました。

最初は、名村選手からお話をいただきます。

名村選手は、難聴の中でも「感音性難聴」という種類なのだそうです。

名村選手「プールの中でずっと音を聞いている感じなんです。」

とのことでした。この例えに子供たちもイメージできたようでした。

そして、デフサッカーのこと、今年開催されるデフリンピックのことについて話が進みます。

昨年のアジア大会で金メダルを獲得したとの話があり、子供たちも「おぉ~!」と歓声を上げていました。

それどころか、実際の金メダルを触らせていただきました。大サービスです!

すっかり、名村選手のファンになった子供たち。

手話で盛大に応援の気持ちを伝えます。

 

続いて、校庭に出て、実際に名村選手と交流です。

体験するのは、ウォーキングフットボールです。

・耳栓を付ける(試合中は声出しなし)。

・走っていけない。

・ドリブルしているボールを奪うことはできず、パスの間、またはルーズボールは奪ってもよい。

・笑顔でプレーする。

通常のサッカーのルールとは大きく違うので戸惑う子供たちですが、耳栓を付け、準備です。

試合が始まりますが、「走らない」、「話さない」はなかなか徹底できません。

制限のある中でスポーツをすることの困難さを痛感します。

笑顔は必須なので、

校長「笑顔~!笑顔!」

と周りから声を掛けます。

応援者は声を出してもよいので、

4年生たち「笑顔招福~、笑顔招福!」

と声を掛けています。

校長の学校経営方針をよく分かっています。(笑)

続いて、各学級の代表児童6名VS名村選手+教職員の2名のチームでのガチンコサッカー勝負です。

まずは、4-1代表VS名村選手+担任の試合です。まずは、手話で「よろしくお願いします」と挨拶です。

名村選手一人のテクニックに翻弄される子供たち。

手も足も出ず、完敗です。(サッカーは手を出してはいけませんが (笑))

4-2の代表チームも1点を取ったものの惜敗。

4-3の代表チームも名村選手と担任の即席とは思えないコンビネーションに1点も取れず敗戦。

 

ここまで日本代表の力をまざまざと見せつけられると、潤徳小としても本気を出さざるを得ません。

エキシビジョンマッチとして、名村選手VS教職員+潤ファミ店員の6名で対戦します。

ちなみに、校長は、体育館で同時並行で行われている日野自動車の「ものづくり教室」の様子も見ていたので、運動着に着替えていません。

試合に出ることは全く想定していなかったのですが、「校長」コールが起きて、引きずり出されています。(苦笑)

試合開始!

1対6の滅茶苦茶なハンデ戦ですが、内容は全く五分と五分。

得点を取り合って、2-2で終盤へ。

周りで見ている子供たちや潤徳ファンの方々も大きな声で応援しています。

そして、試合終了間際、教職員+潤ファミ店員チームが1点を奪い、3-2で勝利!

潤徳小史上、初めて、日本代表を撃破した瞬間です!

(本当は、名村選手を気持ちよく送り出すはずですが・・・(苦笑))

最後は、名村選手を囲んで、「I love you.」の手話で記念撮影です。

ちなみに、潤ファミ店員や潤徳ファンの方々も記念写真に写ることをお誘いしましたが、我が子を写すことに夢中でそれどころではなかったようです。。。(苦笑)

終了後には、子供たちが名村選手のところに殺到!

地元のスターの地位を確立しました。(笑)

 

今回の「東京2025デフリンピック」は、11月15日(土)~11月26日(水)に開催されます。

「東京」と言いながら、デフサッカーの会場は福島県とのこと。

ちょっと応援するには遠い場所ですが、名村選手はじめ、日本代表選手の活躍を高幡の地から祈念したいと思います。

さらに朗報!

実は、4年生は、この「東京2025デフリンピック」を実際に見学に行きます!

デフサッカーではありませんが、11月20日(木)に武蔵野の森総合スポーツプラザで行われるバドンミントンを生観戦します!

これまで総合的な学習の時間で学んできたことを生かしつつ、デフリンピックやスポーツの関心を高めるまたとない機会にしたいと思います!【校長】

ものづくり教室

社会科で「未来をつくりだす工業生産」の学習を行う5年生。

今日は、日野市を代表する企業の1つである「日野自動車」の皆様にお越しいただき、「ものづくり教室」として、子供たちにトラックの生産を中心に教えていただきました。

たくさんの講師の先生方にご協力いただきました。

まずは、ダカール・ラリーを中心とした日野自動車のトラックの活躍の紹介からです。

そして、設計から組み立て、検査までの一連の作業について細かい説明があります。

トラックを作るためには、たくさんの部品、様々な工程、最新技術が使われていることが分かります。

5年生たちも真剣に話を聞き、「ものづくり」にかける人々の思いや大変さについて理解を深めることができました。

部品の一部をじっくり見ます。

中には5年生の体より大きいもののあります。

触ることもできます。

ドライバー気分になってハンドルを握り、ご満悦の子も。

耐熱服も着せていただきました。

運動会の「心を燃やせ!グレイテストショー丸」のポーズでキメます。(笑)

工具を使ってネジを締めます。

一瞬で締まってびっくりです。

トラックの心臓部、エンジンの説明です。

 

部品の形も、角張っているとすぐひびが入ってしまいますが、丸みを帯びていると、強い力が加わってもびくともしません。

模型の紙でそのことを確かめます。

思いっきり体重をかけてプレス作業の体験です。

トラックの形をした金型をおみやげにいただくことができました。

我が国の基幹産業である自動車の生産について考えることのできた貴重な時間になりました。

日野自動車の関係の皆様、どうもありがとうございました。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】難問!人間間違い探し!!

今朝は、集会委員会による児童集会がオンラインで行われました。

内容は「人間間違い探し」です。

最初に司会からルール説明です。

集会委員が何らかのポーズをとります。

カメラのレンズをいったん隠し、その後、ポーズや身に付けているものがどう変わるかを当てるゲームです。

まずは、1年生問題。

1年生ですから、分かりやすい変化です。

集会委員司会「それでは、1-3の担任の先生、答えをお願いします。」

完全リモートですから、正解もオンラインでやり取りです。

「デジこれ」実践校ですから、集会の形式も近未来を意識したものになっています。

音声からは、1-3の子供たちが大きな声で変化したことを言っているのが聞こえます。

1-3担任「最初は立っていて、後は座っています。」

1-3の子供たちの意見をまとめて、担任が回答です。

集会委員司会「正解です!」

1-3の子たちが大喜びしているのが聞こえます。

2年生問題です。

同じように進行します。

指名されたのは2-2です。

2-2担任「カチューシャが変わりました。」

3年生問題です。

指名されたのは3-1です。

3-1担任「ポーズが逆になりました!」

4年生問題です。

出演者が2人になりました。

指名されたのは4-3です。

4-3担任「一人はソーランの構えをしたままで、もう一人は立ちました。」

いよいよ高学年問題。

5年生問題は、間違ったところが2か所になります。

写真だとじっくり見ることができますが、実際はそれぞれ3秒程度しか映りません。

難度が格段に上がります。

5-2が指名されます。

5-2担任「え、分かんない。どうしよう?」

 

5-2の子供たち全員で助けます。

5-2担任「一人が眼鏡をとって、もう一人がカチューシャを付けました!」

集会委員司会「正解です!」

5-2のチーム力で正解することができました。

そして、最難関、6年生問題です。

3人登場し、間違いは3か所です。

指名されたのは6-4。

6-4担任「(後の方は)心がきれいになりました。」

正解するのを完全にあきらめています。(苦笑)

結局、ここも6-4の子供たちが助けて何とか正解です。

さて、最後は「視聴者クイズ」ということで。

3か所の間違い、分かりますか?

正解したクラスには、集会委員会オリジナルキャラクター、「あつまるくん」入りのオリジナル参加賞の賞状が渡されるようです。

今回もオンラインを駆使した独創的な集会で、笑顔あふれる1日のスタートになりました。

集会委員の担当児童のみなさん、ありがとうございました。【校長】

明日の潤徳小を担う子供たち

今日の午後は、来年度入学予定の幼児を対象とした就学時検診が行われました。

児童は午前授業で下校。

速やかに各検査用に教室の準備を整えます。

視力測定は正確に距離を測り、会場作りをします。

市教委の方、補助員の方も応援に来てくださいました。

担当の教職員間で綿密な打ち合わせを行います。

全体の司令塔となる保健室では、全体の流れの最終確認です。

外は12月並みの寒さに加え、雨も降っているので、受付は体育館内に変更しました。

まだ、許諾がないため、入学予定児の写真はアップで撮れませんが、元気そうな子たちがたくさん集まってくれました。

来年度以降は、本校のホームページを賑わせてくれそうです。(笑)

校長を見て、ちゃんと「こんにちは」と言うことができる子もたくさんいました。

来年の4月から、本校の新たな歴史をつくってくれることを期待しています!【校長】 

【デジこれ】潤徳版くじらぐも

1年生は、国語で「くじらぐも」の物語文を学習しています。

ストーリーは、1年生の体育の時間に白い大きなくじらぐもが現れ、1年生たちと先生を乗せて空を飛ぶという内容です。

通常は、教室で身体表現などをしながら情景を想像していく展開ですが、今年の潤徳小のくじらぐもはひと味違います。

ちょっと薄暗くなった体育館に大きなくじらぐもが浮かんでいます。

それを不思議そうに眺める1年生たち。

子供たちは、「くじらぐも」を音読していきます。

くじらぐも(校長)「ここへおいでよう。」

担任からの要請があり、くじらぐも役は校長です。

1年生たち「よしきた。くものくじらにとびのろう。」

全員で手をつないで、円くなります。


1年生たち「天までとどけ、1、2、3。」

思いっきりジャンプです。

くじらぐも「もっとたかく。もっとたかく。」

応援するくじらぐも。

すると・・・

くじらぐもから見える眺めが、本校の校庭にある「ほほえみの丘」から、学校全体になり・・・

関東地方になり・・・

日本全体になり・・・

何と、宇宙まで来てしまいました!

これには、1年生たちも大興奮!

体育館中に絶叫がこだまします。

実は、このからくりは、2階のギャラリーからプロジェクターで地図を投影しているのです。

Google Earthを使って、潤徳小の上空からズームイン、ズームアウトをすることで、雲に乗っている感じを演出しました。

雲じゃ、宇宙に行けないでしょ・・・

などとツッコんではいけません。メルヘンです。

本校は、今年度、東京都教育委員会の「デジタルを活用したこれからの学び」(デジこれ)推進地区の実践校に指定されています。

デジタルを活用した近未来的な学びを追求しているのです。

最後は、くじらぐもに乗って、ひと休み。

子供たちもくじらぐもと宇宙旅行までできて、大満足です。

校長も無茶振りのくじらぐも役で頑張りました。

何しろ、4クラス分同じセリフを言うので・・・

だんだんと、アドリブ満載の演技になってきました。

アカデミー賞の助演男優賞、ねらえるかなぁ・・・(笑)【校長】