日誌

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幸せな社会って何だろう?

4年生は3学期に総合的な学習の時間で「バリアフリーについて考えよう」という学習に取り組みます。

今後、日野市社会福祉協議会の皆様にコーディネートしていただき、バリアフリーに関する様々な体験等を行っていきます。

今日は、日野市社会福祉協議会の方に講師としておいでいただき、バリアフリー全般についてお話をいただきました。

講師の方「『福祉』ってどんなことだと思う?」

4年生A「体の不自由な人のことを助けることだと思います。」

4年生B「生活に困っている人のことを助けることだと思います。」

4年生C「介護が必要な人のことを助けることだと思います。」

4年生なりに福祉のイメージはもっているようです。

今日の授業のテーマは「幸せ」について考えることです。

幸せにもいろいろなレベルがあります。

「自分の幸せ」、「友達などの幸せ」、「みんなの幸せ」について意見を出し合い、考えをまとめていきます。

<友達の幸せ>

4年生D「〇〇さんは、『ゲームをしているとき』って言ってました。」

4年生E「〇〇さんは、『手伝いをしてほめられたとき』って言ってました。」

<担任の幸せ>

4年生F「『クラスのみんなに会えること』だと思います。」

4年生G「『みんなが仲良く笑顔でいるとき』だと思います。」 

担任もにこにこして見守っています。

<校長の幸せ>

4年生H「『高級な校長室のいすに座っているとき』だと思います。」

4年生I「『朝会でみんなの笑顔を見たとき』だと思います。」

4年生J「『150周年のお祝いをしたとき』だと思います。」

まぁ、当たってる・・・かな?

ちなみに、校長本人は、「子供たちが『笑顔笑福』を感じているとき」だと考えています。

<みんなの幸せ>

4年生K「寝たり食べたりすること」

4年生L「生きていること」

4年生M「平和に暮らすこと」

4年生N「日野市市制60周年の時に日野市にいられること」

 自分の幸せを考えることは簡単です。

しかし、他人の幸せを考えること、特に人数が多くなったり、自分と置かれた環境の違う人の幸せを考えることは難しいということを意見を交換する中で理解していきます。

さらに、公共の福祉ということを考えた場合、「平等」だから全ての人が幸せになるとは限りません。「公正」という考えが大事であることなどを学び、動画視聴でバリアフリーの基本的な考え方について理解を深めました。

 

今週から来週にかけて、目や耳の不自由な方からのお話を聞き、体験的なバリアフリーの学習を進めていく予定です。【校長】

第4次日野市学校教育基本構想「『子供たちがつくる学校』プロジェクト」を見据えた席書会(5・6年生)

 2日間に分けて体育館で行われている席書会。本日(1月12日)は、高学年(5・6年生)の日になります。本日も体の芯まで冷えるような寒さですが、体育館の空調を活用することにより、快適な環境で席書会を開催することができました。

高学年も中学年同様、毛筆を使用します。中学年で学習した「横画、縦画、左右の払い」など点画の種類ごとの穂先の動きに加えて、高学年では「点画から点画、文字から文字のつながり」を意識して書くことになります。

<5年生>

5年生が挑む課題は、「希望の朝」です。

書き初め用の長い半紙を使う前に、通常の半紙を使って苦手とする字を何度も練習をする子供がいました。

書き終えた子供たちは、自分の作品を見返していました。次の作品で、気を付けるべきことを思考しています。

<6年生>

小学校最後の席書会となる6年生。よりよい書き初め作品になるように、努力する姿が印象的でした。

 

自分の書いた書き初めを講師に見せて、具体的な助言を求めていました。

 

書いた字を友達同士で見せ合い、お互いにアドバイスをし合っている様子も見られました。

今年の4月を待たず、3学期の段階から本校で実施している第4次日野市学校教育基本構想の「『子供たちがつくる学校』プロジェクト」を踏まえた教育活動。高学年の席書会では、子供たちが自ら考え、選択し、決定し、実践する過程を意識した取組が展開されていました。子供たちからは、自分たちの力で、よりよい書き初め作品をつくりあげようという気概が感じられました。頼もしい限りです。

1月避難訓練

本日(1月12日)の2校時、1月の避難訓練を行いました。本日の想定は、地震後に火災が発生するという自然災害です。今回の避難訓練は、日野消防署高幡出張所の皆様を講師にお迎えして実施しました。

地震発生の放送を聞き、身を守る体制をとる子供たち。 

校庭に避難する子供たち。

訓練後に、消防署の方からお話をいただきました。

「お(押さない)、か(駆けない)、し(しゃべらない)、も(戻らない)」の約束を守れたことについて、お褒めの言葉をいただきました。また、避難の際には、寒くてもポケットに手を入れず両手を出しておくことが、身を守るために大事であることをご指導いただきました。

 

靴の底の汚れを拭って室内に入る子供たちの様子です。タオルをご提供いただきました保護者や地域の皆様に感謝申し上げます。

 

避難訓練終了後には、6年生の子供たちが起震車に乗車し、震度7の揺れを体験しました。

 

能登半島地震が発生し、報道でその様子を見聞きしている子供たち。東京消防署の多くの皆様が、車両やヘリコプターで能登半島に駆け付け、応援業務にあたっているそうです。子供たちは、「能登半島地震と同じ規模の地震が東京でも発生する可能性がある」という消防署の方のお話を真剣に聞いていました。いつも以上の緊迫感のある避難訓練となりました。

暖かい席書会(3・4年生)

今朝は、分厚い雲が空を覆い、薄暗い中でのスタートになっています。

最高気温は10℃に届かない予報が出ており、とても寒い1日になりそうです。

そのような厳冬の中、本校では、今日、明日と2日間に分け、席書会が行われます。

今日は、中学年(3・4年生)の日になります。

<4年生>

昨年度までの席書会は、子供たちが厚着をしながら取り組んでいる姿が見られました。

大型ストーブを焚いていたのですが、広い体育館では効果が限定的で、かなり寒い中で書き初めに臨んでいました。

(昨年度の席書会の様子は、こちら

しかし、昨年の秋から、本校の体育館には空調機が設置されました。

スイッチ1つで全館暖房になります。

体育館の気温は外より10℃以上高い15℃程度となっています。温風が体育館を流れているので、極端な寒さを感じることなく書き初めに取り組むことができます。

4年担任「教室で書いているときより暖かい感じがします。」

4年生のお手本の文字は「元気な子」です。

校長「教室で書くのと、体育館で書くのを比べたら、どっちがいい?」

4年生A「広いから、体育館の方が書きやすい!」

いつもと違う環境で、集中力も増しているようです。

よい文字を書くには、まずは、よい姿勢から。

背筋をピンと伸ばして、1文字1文字、丁寧に書き上げていきます。

4年生B「校長先生、全部ダメだった・・・。」

でき上がりに納得がいかない子もいたようですが、どの子も一生懸命取り組んでいました。

 

<3年生>

4年生の後は、3年生が席書会に臨みます。

2年生までは硬筆でしたが、3年生になって子供たちは毛筆に取り組むようになりました。

初めての席書会です。

校長「習字を体育館で書くって、どう?」

3年生A「ドキドキです!」

冬休みの宿題で、床で字を書く練習をしてきた子も多いようで、初めての席書会ですが、落ち着いて作業に取り組んでいます。

4枚書いた清書の中から1枚を提出します。

3年生B「うーん、迷うなぁ。校長先生、どれがいいと思う?」

自分で作品を選ぶことも大事な学習です。【校長】

書き初めに挑戦

年末に取り組んだ書き初めの練習の成果を発揮するときが来ました。

本日(1月10日)、2年生のある学級では硬筆で、書き初めを行っていました。

 

教員は、手本をモニターに拡大して提示し、点画相互の接し方、交わり方、長短、方向などの注意点について、一文字ずつ丁寧に指導を行っていました。

 

子供たちは、教員の注意事項をよく聞くとともに、手元の手本と自分の字とを何度も見比べながら慎重に字を書いていました。

 

中学年、高学年の書き初め(席書会)は、明日から始まります。

なお、子供たちの書き初め作品は、今後開催する「書写展」で、保護者の皆様を対象に公開をいたします。詳細は、本日9時に、C4th Home&Schoolでお便りを配信いたしましたのでご確認いただければ幸いです。