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セーフティ教室
今日は、1学期の学校公開1日目です。
セーフティ教室は、都内の公立学校において、児童・生徒の健全育成の活性化及び充実を図るとともに、保護者・都民
の参加のもとに、家庭・学校・地域社会の連携による非行・犯罪被害防止教育を推進するものです。
このように、保護者の方にもお伝えしたい内容であることから、本校では、本日、全学年でセーフティ教室を実施しました。
1・2年生は、日野警察署の方から、「いかのおすし」について学び、自分の身を守る方法について教えていただきました。
3・4年生は、同じく日野警察署の方から、身近にある危険な場所について教えていただきました。
危険な場所は「入りやすく、見えにくい場所」とのことで、日頃遊んでいる公園などにも危険な場所があると説明があり、子供たちも驚いていました。
5年生は、各教室で、「e-ネットキャラバン」のビデオオンデマンドによる講座で、インターネットの安心・安全な利用について学びました。
現在は、小学生であっても、ソーシャルメディアに全く関わらない生活は考えられない状況であり、情報モラル教育を進める上で、本講座の受講はとても意義のあるものになったと思います。
そして、6年生は、日野ライオンズクラブの方々にご協力いただき、薬害の危険について学びました。
薬物中毒になった方の精神的、肉体的な変化やなかなか薬物をやめられない苦悩などが生々しく語られ、子供たちの心にも響いたようです。つらい時に、甘い誘惑に負けない強い心が必要です。
セーフティ教室で学習した内容は、ご家庭での協力をお願いしなければならないものもあります。
子供たちの安全を守るためのものですから、ぜひ、子供たちに学んだ内容を聞いていただければ幸いです。
本日は、たくさんの講師の方々にご指導いただきました。
ありがとうございました。【校長】
学校公開に来てください!
3年生の教室に入りました。
子供たちがいつも以上に真剣な面持ちで字を書いています。
3年生は、案内の手紙を書く国語の学習に取り組んでいました。
子供たちの手紙をのぞいてみると、おうちの方宛に、明日から始まる学校公開の招待状を書いているようです。
ちょっとかしこまった文で、正式な招待状という感じがします。
ていねいな文字で「学校公開に来てください。」などと書いている3年生の姿を見ていると、とてもうれしい気持ちになります。
手作りの封筒に入れて、おうちの方に渡す準備を進めています。
担任が子供たちに「今日中におうちの方に渡すんですよ。」と話しています。
確かに、相手に届かなければ、招待状になりません。
せっかくご招待させていただいても、まだ人数制限のある学校公開なので、校長としては心苦しい限りですが、保護者の皆様には、ぜひ、学校にお越しいただき、子供たちの頑張りをお励ましいただければ幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。【校長】
はじめての えのぐ
1年生の教室の前を通りかかると、子供たちが、絵の具セットを取り出しています。
中に入って子供たちに聞いてみると、「今日、初めて、絵の具を使うの。」とのこと。
狭い机の上ですから、パレット、雑巾、絵の具、水入れ、筆など、定められた場所にきちんと置くことからスタートです。
最初に描く絵は、クラッカーのようです。クラッカーの弾ける様子を絵の具の線で表現します。
まっすぐな線、曲がった線などを色を変えて描いていきます。
どんなクラッカーが完成するか楽しみですね。【校長】
避難訓練
潤徳だよりや学年だよりなどの行事予定でお伝えしているとおり、本校では、毎月1回、避難訓練を実施しています。
6月の避難訓練の想定は、火災です。
「家庭科室より出火した」という火災発生の放送を受け、校庭に避難をしました。
子供たちは、担任や専科の先生の指示に従って、落ち着いて避難をしています。
教員は、子供たちを校庭に避難させた後、子供たちの人数確認を行い、本部に報告します。
全員の無事が確認された後、校長先生からお話をいただきました。
出火発生の放送を聞いて学習している場所から速やかに避難することになるので、当然ですが教室内にいた児童は「上履き」のまま校庭に避難します。
避難訓練後には、校舎内を汚さないために「上履きの裏」をきれいにして校舎内に入りました。これらのタオルは、地域や保護者から寄贈されたものです。このように、避難訓練などの行事で、活用をさせていただいています。
6月の避難訓練も、子供たちは、放送をよく聞き、命を守る行動を適切に取ることができました。
月に1回の「いのちを大切にし、いのちを守る」ための大切な学習です。
7月の避難訓練も、緊迫感をもって真剣に取り組みましょう!
短歌教室
本日、日野市教育委員会の学校支援コーディネーターである林様をはじめとした外部講師の方々においでいただき、6年生を対象とした短歌教室の授業が行われました。
五・七・五・七・七の31文字の中に、自分の思いをどのように表現するか、頭のひねりどころです。
できあがった子供たちの作品のテーマは、習い事で頑張っていること、家族とのふれあい、日光移動教室への期待などが目立っていました。
母の日にカーネーションを贈ったこと、家族で海釣りを楽しんだこと、テーマパークに出かけた喜びなど、ほっこりする短歌に癒されます。
また、直前に迫ってきた日光移動教室の準備を頑張っていること、現地でやってみたいことなどを短歌に詠む子も多く見られました。
互いの作品を発表する中で、自然に拍手が起こるなど、互いを尊重する気持ちが育っているのは、さすが6年生です。
短歌づくりを通して、日本語の表現の奥深さを感じた子も多かったようです。
講師の皆様方、ご指導いただき、ありがとうございました。【校長】
水はどこから
最近、物価上昇のニュースがよく報道されています。
食料品をはじめ、ガソリン、電気、ガスなど生活に不可欠なものの値段が上がることは大変厳しいことです。
生活に不可欠なものに上下水道が挙げられますが、物価上昇の中でも、蛇口をひねるだけで安価に衛生的な水が入手できることは、我が国の誇るべきところの1つであろうと思います。
4年生は、社会科で、「水はどこから」の学習を進めています。
教室に入ると、何人かの4年生が校長に話しかけてきます。
4年生A「校長先生、知ってる?児童数300人の学校で、1日に使う水の量は、18,000Lもあるんだって。」
4年生B「洗濯をすると、1回で55Lも使うんだよ。」
4年生C「潤徳小の水道の蛇口、いくつあると思う?211個だよ。」
聞いてみると、班ごとに分かれ、校内の蛇口の数を調べて合計したとのこと。
たくさんの蛇口があるんだなぁと驚いていると、別の子が聞いてきます。
4年生D「潤徳小の水道料金ってどのくらいなんですか?」
さすがに、急に聞かれても答えられないので、
校長「ごめんね。すぐには分からないなぁ。」
と話すと、
4年生D「え、水道料金は、校長先生が払っているのかと思った。」
とのこと。
プールを1回満水にするだけで、約30万円の水道料金がかかります。
潤徳小の水道料金を校長の給料だけで賄うのはちょっと・・・と考えながら、4年生の別の教室に入ってみると、前回の東京オリンピックの頃には、東京都では深刻な水不足になることがたびたびあったとの学習が行われていました。
今日は、1日中雨なので、ちょっと憂鬱だなと考えていましたが、4年生の学習を見ていて、むしろ、貴重な恵みの雨だと考え直しました。
4年生には、多くの方の努力で、安全で衛生的な水が届けられていることを学んでほしいと思います。【校長】
【2年生】町のすてきを伝える、プレゼン作り
前回の研修で学んだ『ミライシード』の「オクリンク」を、2年生も活用してみました!
活用したのは、生活科「町たんけん」の学習です。
「町たんけん」の学習では、自分たちが住んでいる地域や人々に関心をもち、健やかな態度で生活していくことを目指しています。
今回は、町たんけんの導入として、「自分の住んでいる家の近くにあるおすすめの場所」をテーマに、「オクリンク」を使って紹介することにしました。
子供たちは、写真や文字の大きさを工夫して、見ている人に「おすすめの場所」が伝わりやすいようにカードを作っていました。
ICT支援員の方にも入っていただき、個別にアドバイスをしていただきました。
教員側から子供の進み具合がすぐにわかります。以前は35人の学習状況を把握することに困難を感じていましたが、オクリンクを活用すると個別にアドバイスがしやすく感じました。
金曜日と土曜日の学校公開で、各クラス発表をする予定です。今からとても楽しみです。
はじめての家庭科室
本日は、5年生が初めて家庭科室で授業をしました。
家庭科は、5年生から勉強する教科です。
今、5年生は、「フェルトブックカバー」を製作しています。
裁縫を始めたばかりは、
「全然できないよ!」「糸を通すだけで10分もかかっちゃったよ〜」
と悔しながらやっていましたが、今では糸通しに1分もかかりません。
Chromebookのスライドを見て、自分たちで考えながら作業をしています。
縫うスピードがどんどんはやくなり、確実に成長していく子供たちを見て、心が温まります。
2学期の展覧会に向けて、すてきなフェルトブックカバーを作ってくれることを期待しています!
第19回 身近な水環境の全国一斉調査
平成16年から、毎年、世界環境デー(6月5日)に最も近い日曜日を中心に、「身近な水環境の全国一斉調査」が市民団体と国土交通省の協働により実施されています。
本日、東京農工大学の小倉名誉教授をはじめ、浅川潤徳水辺の楽校推進協議会の皆様、国土交通省の担当者の方、日野市の緑と清流課の皆様、本校教員とで、学校近辺の水質調査を行いました。
測定場所は、向島用水取入口、ふれあい橋下、とんぼ池、水車小屋付近の4か所です。
測定場所の水をバケツにくみ、水温や電解度などを調べます。
また、細長い「クリンメジャー」に測定箇所の水を入れ、透明度も図りました。
「クリンメジャー」に十字のマークを沈め、どこまで見えるかによって透明度を測るのですが、どの測定箇所も1m以上の数値を出し、とても透明度が高いことが分かりました。
そして、薬品により、水中の有機物を測定する調査も行いました。
今回の調査で19回目となりますが、今年の調査の結果は良好で、学校周辺の水質がきれいに保たれていることが分かりました。
以前は、子供たちも参加していた本調査ですが、感染リスクを考慮し、今回は大人の関係者のみの調査となりました。
ただ、この環境を今後守っていくのは子供たちですので、地域の環境保全に関心をもってほしいと思いますし、SDGsの観点から、本校の教育活動にも積極的に取り入れていきたいと考えています。【校長】
体力テスト(体育館編)
6/1から行っている体力テストも最終日。
体育館では、毎時間、様々な種目が行われていたので、ご紹介します。
こちらは、立ち幅跳び。
反動をつけて跳ぶことが記録を伸ばすポイントです。
こちらは、上体起こし。
腹筋トレーニングのイメージです。30秒間でできた回数を計測します。
こちらは、長座体前屈。
柔軟性を測定します。
校長は、膝下までしか曲がりません・・・。
こちらは、反復横跳び。
実は、昨年度の本校の体力テストの結果で、特に数値が低かったのが、この反復横跳びです。
力を入れて練習してきた成果を発揮です。
6年生が手をとりながら1年生にコツを教える場面も見られます。
昨日もお伝えした、異年齢交流の1シーンです。
そして、シャトルラン。
子供たちの言葉を借りれば、「地獄」の種目。
速度の変わる「ドレミファソラシド」の音に合わせ、ひたすら20m走を繰り返します。
音に合わなくなると脱落という過酷な種目で持久力を測定します。
子供たちは汗だくで、終わった瞬間に水分補給です。
全国的に、コロナ禍の影響で、子供たちの体力は大きく低下している傾向がありますが、この3日間、子供たちは、真剣に体力テストに取り組んでいました。
なお、50m走のタイムは校庭で、握力は各学級で測定しています。
子供たちの頑張りが、どのような結果になるか、期待して待ちたいと思います。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)