日誌

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【子供たちがつくる学校プロジェクト】盛り上がりました!1年生を迎える会

今朝は、新しい仲間、1年生を迎える会が行われました。

 

会場は体育館。

エスコート役は5年生です。

そのため、5年生たちは、登校した1年生たちを教室に迎えに行きます。

 

今回は、新年度が始まって日が浅いので、昨年度の代表委員、集会委員が中心になって企画・運営を行います。

気合の入る進行役の子供たちです。

 1年生入場です。

花のアーチ担当は4年生です。

5年生としっかり手をつないで入場してくる1年生たちです。

最初は、2年生の「はじめの言葉」です。

呼びかけの形式で1年生を歓迎します。

2年生A「わたしたち2年生は」

2年生B「みなさんと会えるのを」

2年生C「とても楽しみにしていました」

とても元気な声で1年生に話しかけています。全員で声をそろえて言うところもあります。

2年生D「給食も、と~ってもおいしいよ」

2年生E「今日から、休み時間も校庭で遊べるよ」

2年生F「いっぱい遊ぼうね」

2年生G「校庭で待ってるよ!」

など、魅力的な学校紹介もします。

2年生H「これから、1年生を迎える会を始めます!」

高らかに開会宣言です。

校長の話です。

2~6年生、教職員が1年生の入学を心から歓迎していること、潤徳小は「子供たちがつくる学校プロジェクト」で、よりよい学校をつくっていくことを頑張っていることについて話をしました。

次は、6年生による学校紹介クイズです。

学校に関する問題が出て、3択で答えます。

6年生A「それでは、第1問です。みなさんが通っている学校の名前は何でしょうか。」

1年生向けに簡単なサービス問題です。

1年生からも笑いが起きます。

6年生B「1番 じゅんとく小学校」

6年生C「2番 しゅんとく小学校」

6年生D「3番 じゃんとく小学校」

1番を示す、指を1本立てて、答えを示す1年生たち。

2~5年生も参加しています。

6年生A「正解は、1番の『じゅんとく小学校』です。潤徳小学校で楽しい学校生活を送りましょう。何か分からないことがあったら、6年生がサポートしますね!」

 クイズを出しながら、休み時間の過ごし方、廊下の歩き方など、学校生活の約束が分かるような工夫がされています。

6年生E「学校に持ってきてはいけない物は何でしょうか。」

6年生F「1番 教科書」

6年生G「2番 ノート」

6年生H「3番 おもちゃ」

会場や1年生から笑いが起きます。

1年生A「おもちゃを持ってきていいはずないでしょ!(笑)」

6年生E「正解は、おもちゃです。」

分かりきっている答えなのに、正解すると狂喜乱舞する1年生たち。

それを見て、にこにこする上級生たちというほほえましい光景が広がります。

全部簡単な問題なのかというと、そうでもありません。

6年生I「休み時間に遊んではいけない場所はどこでしょう。」

6年生J「1番 体育館」

6年生K「2番 渡り廊下」

6年生L「3番 校舎の裏」

1年生は迷ったうえ、指でサインを出しますが・・・

6年生I「正解は・・・全部、ダメです。」

きょとんとする1年生。

小学校では、ちょっと意地悪なクイズが出ることもあります。

ちなみに、上級生たちはこのパターンに慣れていて、1~3の指を次々出していました。

クイズを10問出したあとは、まとめです。

6年生M「1年生のみなさん、潤徳小のことに詳しくなれましたか。」

6年生N「潤徳小の約束は、みんなが楽しく安全に学校生活を送れるようにするものです。」

6年生O「ルールが分からないことも多いと思いますが、分からないことがあったら、私たち6年生に声をかけてください。」

6年生P「私たち6年生が潤徳小の最高学年として、全校のお手本になりたいと思います。」

 6年生らしいまとめに大きな拍手が起こりました。

 

続いて、集会委員の企画による全校ゲーム、「潤徳小〇×クイズ」です。

例えば、

集会委員A「潤徳小で飼っている鳥の名前は『大福』である。〇か×か。」

といった問題です。

〇と思えば立ち、×だと思えば座ります。

1年生にとってみれば、先輩たちが立つか座るかが大きなヒントとなります。

集会委員B「答えは〇です。」

相変わらず、正解すると全力で喜びを表す1年生たち。

 

こんな問題も出ます。

集会委員C「潤徳小の校長先生の名前は『さいとう いく子』先生である。〇か×か。」

会場は、爆笑に包まれます。

集会委員D「答えは×です。『さいとう いくお』校長先生です。」

1年生B「知ってるよ。入学式で教えてもらったから。」

えらい!

正解するたび、絶叫する1年生たち。

すごいパワーの1年生たちが入学してきました(笑)

そして、「1年生からの言葉」です。全部の言葉を掲載します。

1年生C「わたしは、潤徳小学校の1年生になりました。」

会場から、拍手が起きます。

1年生D「今日は、お祝いの会を開いてくれて、ありがとうございます。」

1年生全員「ありがとうございます。」

1年生E「わたしは、給食が楽しみです。」

1年生F「わたしは、ひらがなと漢字の勉強を頑張りたいです。」

1年生G「わたしは、広い校庭で遊びたいです。」

1年生H「ぼくは、運動会を頑張りたいです。」

1年生I「分からないことをいろいろ教えてください。」

1年生J「お礼に『さんぽ』を歌います。聞いてください。」

1年生全員「聞いてください!」

 

一生懸命「さんぽ」を歌って、上級生にお礼をしました。

上級生からは校歌のお返しです。

1年生も、早く校歌を覚えてほしいと思います。

最後は、3年生代表児童による「終わりの言葉」です。

3年生A「1年生のみなさん、1年生を迎える会は楽しめましたか。潤徳小には優しいお兄さんやお姉さんがいっぱいいます。これからも明るく、楽しい学校にしましょう。」

堂々と退場していく1年生たち。

どの子もにこにこ顔で、とても楽しかったようです。

退場曲は「ドラえもん」の主題歌のピアノ伴奏でしたが、特に指示されたわけでもないのに、上級生による大合唱になりました。

上級生にとっても、かわいい1年生を見て、楽しい時間になったようです。

常に笑いと拍手に包まれ、とても心地よい時間になりました。

「笑顔招福」です。

 それも、企画・運営をした、旧代表委員・集会委員の力があったからです。

1年生退場後、ステージの上に上がり、全校児童からの大きな感謝の拍手を受けていました。

昨年度の3学期からずっとこの日のために準備を進めてくれていました。

本当にありがとうございました。

1年生も、入学後、学年での練習を続けてきました。

これは、昨日の練習の様子です。

上級生も1年生も一生懸命練習した成果を出すことで行事等が成功します。

「子供たちがつくる学校プロジェクト」の一番大事なところです。

 

昨日、子供たちと雑談していると、こんなことを校長に話す子がいました。

5年生A「いいよなぁ、今年の1年生は。私たちのときなんて、入学しても学校が休みだったもん。」

コロナ禍の影響を受けてきた子供たち。

このように、制限なく1年生を迎えられるようになったことは幸せだと思います。

こうして、1年生を迎える会を終え、ようやく休み時間に校庭デビューできた1年生たち。

広い校庭や遊具を満喫です。

さらに、今日からは、付き添いなく、自分たちだけで下校するようになりました。

日に日に成長していく1年生たち。

もう、完全に潤徳小の仲間です!【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】委員会活動スタート!

今日は、5・6年生による委員会活動の第1回目が行われました。

委員会活動は、学校生活がより楽しく、充実したものになるよう学校内の仕事を分担し、自治的に取り組む活動です。

学級で言えば、「当番活動」にあたるものです。

どうしても、委員会活動は常時活動が多くなりがちです。

(例:決められた曜日に花壇に水をやる、トイレットペーパーや石鹼を交換する など)

今年度、本校では、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を教育活動の大きな柱としています。

そこで、この委員会活動にメスを入れ、常時活動だけでなく、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を具現化する組織に成長させたいと考えています。

その中核を担うのが代表委員会です。

たまたま、校長が教室に行くと、5年生の「副委員長」を決めているところでした。

5年生の多くの代表委員が立候補し、こういう学校にしたいということをアピールしていました。

頼もしい限りです。

この後、代表委員会の目標を話し合っていましたが、「潤徳は最強」、「潤徳スマイル」、「去年を越える」など、勇ましい言葉があふれていました。

今年度の潤徳小も面白くなりそうです!

今日は、第1回目ですので、各委員会の組織や目標を決め、仕事の内容や分担の確認をすることが多くなりましたが、今後は、各委員会で、「潤徳小をよりよくする活動」を考え、実践につなげていきたいと思います。

委員会活動終了後、各委員会の委員長が集まりました。

今年度、各委員会の委員長が中心となった、「中央委員会」という、委員会を束ねる組織を立ち上げます。

こちらも「子供たちがつくる学校プロジェクト」に大きく関わる新組織です。

担当教員「君たちは、潤徳小の『幹部』の子供たちです!」

という話がありました。

各委員長の目に炎が見えます。

やる気満々の高学年が、本校をさらに飛躍させてくれることでしょう。【校長】

避難訓練(4月)

今日は、今年度最初の避難訓練が行われました。

今回は、学級での説明もありますので、「予告あり」となります。

特に1年生は、基本的な身の守り方や避難の仕方について担任から細かい説明を受けます。

この学級では、「お(おさない)」「か(かけない)」「し(しゃべらない)」「も(もどらない)」の後に「ち(ちかよらない)」と書いていあります。

校長「へぇ、『ち』があるんだね。」

担任「幼稚園や保育園で『おかしもち』で習っているところがあるみたいです。」

校長「潤徳小には『サクラモチ』がいるんだよ。」

笑いをとるつもりが、1年生たちの反応は今一つ。

入学間もない1年生たちには、まだ、本校キャラクターの認知度は高くないようです(苦笑)

そうこうしている間に地震が起きます。

今日は副校長不在の想定です。

担当教員たちだけで避難誘導を行います。

1年生も「練習どおり」机の下にもぐります。

 地震が収まったら、防災頭巾をかぶり、廊下に避難します。

まだ、自由に校庭に出たことのない1年生の避難訓練はここまでです。

2年生以上は新しい学級や専科等の教室から校庭に避難します。

昨年度と違う避難経路になっている子も多いはずですから、しっかりと確認しながら「おかしも」で移動します。

各担任は、学級の人数を確認し、報告します。

このことはとても大事で、特に休み時間に子供たちがばらばらになっているときなどに発災した場合、人数確認が正確にできるかによって、その後の対応が大きく変わってきます。

校長からの話です。

・新しい学年、学級になり、避難経路が変わった子も多いと思うが、落ち着いて避難できていた。

・しかし、能登半島地震は元日に、熊本地震は1学期開始後の4/14、16に発生している。いつ地震が起こるか分からないので、今年度もしっかり訓練に取り組んでほしい。

ここで、ガラッと話題が変わります。

校長「ところで、熊本と言えば、3月末に閉校した山都町立潤徳小学校のことですが、子供たちは、そのまま、隣の学校である山都町立矢部小学校に通うことになるということは、前に説明したと思います。」

校長「実は、4月になったら、山都町立潤徳小学校の校長先生だった池部校長先生が、何と、山都町立矢部小学校の校長先生になられたんです。すごいですね。」

子供たちからは、「あはは」という笑い声と、大きな拍手が起きました。

子供たちなりに安心したということなのでしょう。

また、何らかの形で交流できたらよいと思います。

校舎内から避難した児童は、上履きのまま校庭に避難をしたので、校舎内に入る場合には、上履きの底をタオルで拭います。このタオルは、保護者や地域の皆様から寄贈いただいたものです。今年度も活用させていただきます。【校長】

全校朝会(4月15日)

今朝は、今年度最初の全校朝会がありました。 

本校では、全校朝会は原則としてリモートで行います。

校長室から、各教室に向け、生配信を行いました。

 まずは、昨年12/2の開校150周年記念式典の際に撮影した航空記念写真のパネルが届いたことを紹介しました。

校長室に飾ります。これまでの航空記念写真も飾られていますので、学校の歴史が分かります。

ここからは、スライドを画面共有して話を進めました。

まずは、先週の振り返りから。

始業式で校歌を歌っているところです。あれから、もう1週間が経ちました。

そして、入学式。

1年生も、緊張したあのときを思い出したことでしょう。

入学式終了後、2年生による「歓迎のセレモニー」が行われたことも動画で紹介しました。

6年生が、入学式の準備などを行ったこと、1年生の朝の支度を手伝ったり、休み時間に遊んだあげたりするなど、自分たちで考えてお世話をしていることを紹介しました。

このように、自分たちで考えて、学校をよりよくしていく「子供たちがつくる学校プロジェクト」に取り組んでいることを1年生向けに説明しました。

日野市では、今年度から「第4次日野市学校教育基本構想」による新たな教育が始まっています。本校だけでなく、日野市全体の学校がこうした独自のプロジェクトに取り組んでいることを説明し、本構想の児童向けリーフレットができたので、自分でやってみたいことや頑張りたいことを書き込むように話をしました。

最後は、本校の児童であれば、絶対覚えていなければならない「校長先生との3つの約束」と「笑顔招福~SMILEFUL 潤徳小~」について、あらためて説明しました。

学校生活の基礎ですから、いつも意識して行動してほしいと願っています。【校長】

令和6年度日野市学力調査

日野市では、5年生を対象とした学力調査を行っています。

4/25までの任意の1日を選び、調査を行います。

今日は、本校の実施日となります。

5年生は、本格的な学力調査を行うのは初めてです。

そこで、朝のうちに5年生の各学級を回って、校長自ら「コツ」を伝授です。(企業秘密)

校長の「喝入れ」を聞いて、緊張感の増す5年生たちです。

調査内容は、国語、算数、学習意識調査となります。

1時間目は、国語です。

いつもの(市販の)テストと違い、問題冊子と解答用紙に分かれています。

説明を繰り返し受けたにもかかわらず、答えを問題用紙に書いてしまい、あわてる子も。

国語の調査終了後に、子供たちに感想を聞いてみると、 

5年生A「文章がめっちゃ難しかったなぁ。いつもの(市販の)テストより大変だった。」

5年生B「うーん、最後まで終わらなかったよ・・・。」

と、ちょっと表情の浮かない子たちが多いようです。

 

続いて、2時間目は算数の調査です。

最近の学力調査は、単に答えを書き込むだけでなく、式や言葉を使って、解き方を文章で書かせる問題が多くなっています。

こうした問題に苦労する子供たちが多く見られます。

算数の調査が終了した子供たちに、同様に感想を聞いてみました。

5年生C「簡単だった。完璧!」

という頼もしい感想を言う子がいる一方、

5年生D「最後の2問は、何を聞いているか全然分からなかったな・・・・国語も難しかったし、最悪だ!」

とこぼす子も。

3時間目以降に各学級で意識調査に取り組みます。

子供たちの様子を見ていたら、回答用紙に記入する欄が136個もあります。

学習習慣、生活習慣が学力と相関関係があることは分かっていますが・・・

細かいことを質問されて、子供たちも少し困惑気味です。

校長室にずらりと並べられた、調査終了後の問題用紙や解答用紙。

厳重に保管のうえ、後日、回収業者に引き渡します。

さて、結果は、どうなりますか・・・【校長】