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【子供たちがつくる学校プロジェクト】「潤徳小学校ミニチュア」展示中!
昨日は、今年度のクラブ活動の最終回でした。
クラブ活動の時間が終わるころ、ミニチュアクラブの担当教員と児童が校長室を訪ねてきました。
ミニチュアクラブ部員「学校のミニチュアを作ったので、展示してもいいですか?」
校長は、ミニチュアクラブの子供たちが、地道に作業をしていたのを知っていたので、二つ返事でOKです。
ご覧ください!この力作!!
潤徳小学校を完全再現です。
「ほほえみの丘」です。トンネルの感じ、周りに配置されたタイヤの様子などが細かく表現されています。
プールです。水を張った感じがよく表現されています。
プール横の畑に花が咲いているのも芸が細かいという感じです。
本校のシンボル、けやきの木と飼育小屋です。
本校のアイドルである、烏骨鶏の「大福」も散歩をしています。
砂場とその周りの遊具です。
砂の細かい感じがよくできています。また、「逆上がり補助板」まであって、とてもリアルです。
校舎です。ウリーとサクラモチが学校を見守ってくれています。
ウリーとサクラモチのミニチュアもたくさん作られました。
昨日の下校時、今朝の登校時と、展示に気付いた子たちが足を止めて見ています。
このミニチュアは、6年生の部員を中心に、本校の150周年をお祝いできないかとアイデアを出して作られたものです。
2学期から取り組んでいますので、制作期間は半年ほどという大作です。
職員室前にしばらく展示してあるので、学校にお立ち寄りの際などにご覧ください。
今年度は、様々な委員会やクラブが独自に150周年をお祝いしようと取り組んできました。
3/7にはダンスクラブ、3/8には音楽クラブの校内発表会もあります。
これからも、子供たち自身が考えた「盛り上げ企画」をどんどん実現させていきたいと思います。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】恐怖の館・・・「潤屋敷」
代表委員会の学年末の「3大プロジェクト」の1つとして、2/26から行われてきた潤徳お化け屋敷、略して「潤屋敷」が明日で終了します。
明日は、1クラスを残すのみ。
・・・もう、我慢できません。ずっと、「ネタバレ」防止のため極秘扱いしてきましたが、今日は、いよいよ、「潤屋敷」のほぼ全てを公開します!(閲覧注意!!)
2/26の初日は、1年生の体験日。
代表委員からの説明を受けたうえ、3〜4人グループを組み、会場である体育館の「奈落」に入ります。
すると、いきなり現れる人体模型!!
(実際には、暗い中に人体模型が立っています。「潤屋敷」のコンセプトは、廃墟となった病院です・・・。)
人体模型を通り過ぎたところにある「奈落」の中は、真っ暗・・・
相当の勇気がないと中に入ることがためらわれます。
駆け足で出口から出てくる子供たち。
笑顔の子もいれば、恐怖に引きつった表情の子もいます。
しかし、1年生で泣いてしまった子は1人。
もっと、大泣きの子が続出すると考えていた代表委員たち。
このことが彼らの心に火を点けました。
翌日以降、更に暗くなる会場。
暗黒の闇が子供たちに忍び寄ります。
1年生の翌日が体験日だった2年生の子たちの中には、全身震えて「奈落」に入れない子、担任と手をつながないと入れない子などが続出。
泣きながら体育館から出ていく子もいます。日に日に、仕掛けなどが強化されていきます。
低学年の子たちは、担任に連れられて会場にやってきましたが、4年生ともなると、自分たちで集まってきます。
何の放送も入れていないのに、続々と集まってくる子供たち。よほど楽しみにしているようです。
校長も体験してみました。
とにかく暗い!何も見えない!
そんな中を歩くと、「ドンドンドンドン!」と物音がしたり、顔を何かがすうっと触ったり、足をつかまれたりします。
そして、急に明かりがついたと思うと、そこには骸骨が!!
そして、次から次と、患者?お化け?ゾンビ?などが奇声を上げて登場します!
わずか10mほどの長さですが、恐怖の仕掛けが満載です。
今日は、いよいよ6年生の体験日。
いつの間にか、受付が初日よりも大幅にバージョンアップされています。
開場を待つ6年生たち。この光景は、1年生も6年生もあまり変わりません。いつもよりハイテンションになっています。
というわけで、いよいよ、ネタバレになりそうですが、「奈落」の中を大公開!
当然ながら、実際は、真っ暗な中、次々と恐怖の仕掛けが襲ってきます。
物陰に潜む患者?お化け?ゾンビ?役の子供たち。
高学年は忙しいので、日によっては、担当の児童が集まれないときもあります。
そんなときには、代表委員会担当の教員がお助けに入ります。
(明らかに楽しんでいるようですが・・・)
出口で、急に起き上がって驚かす、患者?お化け?ゾンビ?役の児童。学芸会で磨かれた演技力を発揮します。最後まで気が抜けません。
実際には、このように暗い中で、恐怖体験が続きます・・・。
出口から出てきた子に聞いてみます。
校長「どう、怖かった?」
子供たち「全然怖くなかった!へっちゃらだよ!」
などと答える子が多いのですが、一緒に「奈落」に入った子の手をぎゅっと握りながら話している子もたくさんいます。
その姿を見ていると思わず笑ってしまいます。
「日野市市制60周年 開校150周年」を盛り上げるべく、本校独自の取組をできる限り取り入れてきましたが、最後はお化け屋敷とは・・・
日本全国で約2万校の小学校がありますが、こんな年度末にお化け屋敷で盛り上がっているのは本校だけでしょう…
代表委員のみなさん、お疲れ様でした。明日の最終日もよろしくお願いします!
そして、「奈落」にいたお化けたち、これからは、体育館は卒業式、入学式などで使いますから、明日が終わったら、成仏してください。。。(苦笑)【校長】
(なお、今日から、ホームページタイトルのウリーとサクラモチが卒業式バージョンに変わりました!)
中学校進学を見据えて
今日から3月。
ということは、6年生の「小学校時代」もあと1か月ということになります。
いよいよ中学校生活が近付いてきました。
今日の6時間目、三沢中学校の先生方が本校に訪問され、6年生の授業の様子を参観しました。
6年1組は、家庭科で、これまで学んだ技能を生かした作品作りを行っていました。
ちょうど、三沢中の家庭科の先生も参観されており、子供たちの様子を真剣にご覧になっていました。
6年3組は、理科室で手回し発電機を使って、豆電球と発光ダイオード(LED)の点灯する時間を比較する実験を行っていました。
中学校の先生方も興味深げに実験をのぞき込んでいました。
6年2組は、教室で国語の授業を受けていました。
物語文「海の命」の初発の感想を考えています。
6年生らしく、集中して授業に臨んでいるところをご覧いただきました。
児童下校後は、三沢中の先生方と本校の6年担任とで、情報交換を行いました。
中学校でも円滑な学校生活が送れるよう、小学校からの引継ぎをしっかり行ってまいります。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜あいさつ運動編〜
2/24に閉校記念式典を終えた山都町立潤徳小学校。
しかし、完全に閉校となるのは、年度末ですから、まだ1か月あります。
山都・潤徳小の池部校長先生とは、「これまでと変わらず、残りの期間もできる限り交流を深めていこう」ということで一致しています。
現在、本校では、代表委員による「あいさつ運動」の取組を進めているところです。
ここに、東西コラボをタイアップすることにしました。
この「東西潤徳小学校コラボレーション」の取組は、日野市教育委員会から「令和5年度特色ある学校づくり支援事業」の対象として認められています。
市からは、この取組に対する補助をいただいていますので、モニターを購入し、「潤徳小学校デジタルサイネージ」として日常的に活用を図っています。
校内の連絡事項や山都・潤徳小の交流にちなむ写真や動画などを投影してきましたが、今日は、オンラインで終日、両校をつなぎ、自然に交流ができるようにしてみました。
午前8時前から、つないだ状態にしています。
出勤してきた本校の教職員も、山都・潤徳小の先生方にあいさつをしています。
登校してきた子供たち。
モニターの前は、ちょうど1年生の下駄箱になっているので、いつもと違うモニターの映像に早くも反応しています。
校長「今は、『あいさつ運動』をしているんだから、ちゃんと熊本の子たちにもあいさつしようね。」
1年生たち「おはようございま~す!」
画面に映っている、山都・潤徳小の子たちに次々声をかけていきます。
中には、教員と一緒に「こ・ん・に・ち・は~!」とあいさつしている子供たちもいます。
朝ですが。(苦笑)
「すすんであいさつする」ということは、いつも会っている身内だけでなく、立場の違う人や久し振りに会う人などに対しても自分からできるということだと思います。
山都・潤徳小とは、生活時程がかなり違うので、本校の休み時間などに山都・潤徳小の子供たちや先生方がいつも映っているわけではないのですが、画面に見えたときなど、すすんで画面越しにあいさつできるような子になってほしいと思います。【校長】
(山都側から見た交流の様子は、こちら)
日野市の昔にタイムスリップ
社会科で「日野市のようすとくらしのうつりかわり」の学習を進めている3年生。
今日は、日野市郷土資料館の2名の方に講師としておいでいただき、日野市の昔の様子や昔の道具などについてお話をいただきました。
昭和40年頃の家屋の写真を見せていただきました。
白黒の写真には、土間があり、七輪やガス炊きの炊飯器などがあるのが見えます。
説明の後には、自由に昔の道具を見せていただきました。
嫁入り道具だった、立派な高下駄を見つめる女子たち。
昨年の婚姻数は戦後初めて50万組を下回ったとニュースになっていましたが、「嫁入り道具」自体も昔の慣習になってしまうのでしょうか。
かまどを模して、周りに座布団を敷き、囲炉裏端のイメージを作ります。
「座布団が昔の道具か・・・。」
「昔の人間」の校長にとっては、若干、違和感を感じます。
校長「座布団に座ったこと、ある?」
3年生たち「な~い!」
ちょっとショック。
まぁ、最近は、ソファーやクッションなのでしょうが・・・。
座ったことがあるという子も、御祖父母様のお宅に帰省したときなどの経験のようです。
黒電話・・・
え?昔の道具?校長の実家には普通にありましたが・・・
3年生A「ばぁばのところにあるよ!」
校長「ちびまる子ちゃんの家にもあるよ!」
3年生たち「あはは」
やはり、子供たちにとっては、はるか昔の道具のようです。
アイロンも、こて、炭を入れて使った「ひのし」、初期の電気アイロンなどたくさんの種類があることが分かりました。
校長「日野市だから『ひのし』があるのかなぁ」
3年生たち「・・・」
渾身のギャグも空振りです。これも、昔のギャグなのかもしれません(苦笑)
たらいに水を入れ、洗濯板で洗う様子を実演で教えていただきます。
担任「あかぎれが痛いっていう子がいるけど、昔は、それでも冷たい水で洗っていたんだよ。」
3年生たち「わぁ、大変だ!」
現代の洗濯機のありがたみが分かります。
最後には、感想を言ったり、質問したりします。
3年生B「昔の道具って、いくらくらいだったんですか?」
講師の方「例えば、『唐傘』は24銭といって、1円より下の単位で買うことができたという記録が残っています。昔の1円は、今よりも、価値が高かったのです。」
校長「だったら、来年のお年玉は、1円ね!」
3年生たち「え~!」
大ブーイングです。
授業が終わっても、講師の方々に質問する子がたくさんいるなど、子供たちにとって、とても興味深い時間になったようです。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)