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2年生が1年生をエスコート
今日で、早くも4月が終わります。
新年度が始まって、もう1か月が経ったことになります。
1年生にとっても、初めてのことだらけの4月でしたが、そろそろ、自分の教室以外の世界も広げたいものです。
そこで、心優しき2年生たちが、1年生を学校探検に連れ出すことになりました。
先週の金曜日から、ペア学級(1-1と2-1、1-2と2-2・・・)ごとに活動を始めています。
探検箇所は、低学年が主に利用する1階と2階です。
2年生は1年生が迷子にならないようにしっかり手をつないで案内します。
校長室前は、ちょっとした渋滞になっています。
各部屋の前で、2年生が同じグループになった1年生に部屋の説明をするからです。
2年生A「校長室は、校長先生が仕事をするところです。」
(そうだったのか・・・ちゃんと仕事しないと。。。)
と2年生の説明を聞き、反省する校長です。
おとなしく2年生に連れていかれ、「されるがまま」の1年生たち。
それぞれの部屋の説明をよく聞いています。
たまたま、校長が校内を回っていたら、多目的室の前で、学校探検をしていた1・2年生に会いました。
校長「中に入ってみたい?」
1・2年生たち「うん。」
今回の学校探検は、授業や仕事の邪魔にならないよう、部屋の外から説明するきまりになっていたようですが、せっかくなので、「校長権限」を発動です。
室内では、5年生が外国語の授業に取り組んでいました。
今年度、本校は2学級増になり、空き教室が全くなくなってしまいました。
そこで、多目的室で外国語、外国語活動の授業を行うことが多くなりました。
5年生たち「学校を探検してるの?」
うなずく1・2年生たち。
室内では、1・2年生にとっては意味不明と思われる英語の音声がどんどん流れてきます。
さすがに面食らった1・2年生たち。
早々に退散です。
校長「5年生は、ちゃんと、1・2年生にあいさつしないと!」
5年生たち「See you!」
さすが、校長との付き合いの長い5年生たち。
校長の意図を察して英語でお別れをしています。
2年生B「校長先生、理科室ってどこだっけ?」
エスコート役なのに、ちょっと頼りない2年生も若干いましたが、お兄さん、お姉さんとして、しっかりと1年生に学校の様子を教えていました。
明日まで学校探検の活動は続く予定です。【校長】
引き渡し訓練
本日は、大地震が発生したことを想定した引き渡し訓練が行われました。
1年生は、入学後の最初の避難訓練のときは、廊下までの避難でしたので(詳しくは、こちら)、本格的な避難は初めてということになります。
そのため、避難前に、事前に下履きの靴を持ってきておきます。
訓練が近付いてきたので、靴を履き替えです。
校長「あ~、1年生、いけないんだ~。教室で靴を履いてる!」
1年生たち「・・・」
担任から指示されて靴を履き替えただけなのに、校長から「注意」されて、明らかに戸惑いの表情を見せる1年生たち。
2年生以上なら当たり前のように通じるギャグも、初めてだらけでゆとりのない1年生たちにはまだ通じません。
校長「そうだよね。今日は、特別に履いていいんだよね。」
自分でボケとツッコミをすることになり、ちょっとバツの悪い校長です。
と言っている間に、13:36となり、大きな地震が起きます。(注:訓練です)
副校長から、机の下にもぐるよう指示があります。
ちゃんと、机の下に身を隠す1年生たち。
事前指導が行き届いています。
1年先輩の2年生たちも、地震が収まると防災頭巾をかぶり、すぐに廊下に出てきました。
各学年とも「お・か・し・も」を守って、校庭に避難してきます。
校長からの講評です。本日は、訓練のため、帰りの支度を全部整えてから避難してきましたが、実際には、命を守るために自分の身ひとつで避難する可能性の方が高いことを話しました。
また、保護者等の方にも、保護者会から連続して学校においでいただいていることに感謝を述べつつ、万が一のときのためにお子さんと非常時の際の約束などについて家族内で話し合っておいていただきたいとの趣旨の話をしました。
引き渡し開始です。
おかげさまで、速やかに引き渡しを終えることができました。
ご協力に感謝申し上げます。
1年生A「校長先生、今日は、ママがお迎えに来てくれるの。お兄ちゃんと帰るんだ。うらやましいでしょ。」
と目を輝かせながら楽しげに話す1年生の様子を見て、まだ、訓練の趣旨が伝わりきっていない課題を感じつつも、保護者等の方と手をつないで帰っていく子供たちの様子を見て、思わずほほが緩んでしまいました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和6年度委員長紹介朝会
今朝は、4/15に行われた第1回の委員会活動(詳しくは、こちら)で話し合われたことを踏まえ、今朝は、「委員長紹介朝会」として、各委員会の委員長が今年度の目標等について放送室からリモートで生配信しました。
各委員会の委員長の気合いの入った今年度の抱負等をご紹介します。
代表委員会「去年を越えられるような151周年という新たな一歩を踏み出したいと思います。」
エコ委員会「学校のみんなに楽しくエコ活動に取り組んでもらえるように頑張ります。」
栽培委員会「今年度の目標は『花をきれいに咲かせて学校生活を豊かにしよう』です。」
放送委員会「1年間のめあては『時間を守り、楽しい放送をしよう』です。」
体育委員会「今年の目標は『みんなで協力して、体育を快適にできるように頑張ろう』です。」
保健委員会「今年の目標は『健康第一』にしました。理由は、みんなに病気にならないで学校を明るくしたいからです。」
給食委員会「今年の給食委員会の目標は『給食の食べ方やマナーなど、給食のよさをもっと知ってもらうため、あきらめずに協力しよう』です。」
図書委員会「図書室を快適に過ごしてもらえるように頑張ります。」
整美委員会「みんなが気持ちよく学校生活を送るために、『目指せ、きれいな潤徳小学校!』を目標にして頑張っていきます。」
飼育委員会「目標は2つあります。第1は、大福(烏骨鶏)もみんなも楽しめる『ふれあいの時間』をつくることです。第2は、大福が住みやすい環境をつくることです。」
集会委員会「今年の集会委員会は、『集会を通して学校全体を盛り上げ、他学年との交流を増やす』という目標で頑張ります。」
体育委員会委員長「潤徳小学校、盛り上げていくぞ~!」
全員「お~っ!!」
雄叫びを上げて朝会終了です。
頼もしい委員長たちに校長からも声をかけます。
校長「みなさんは『子供たちがつくる学校プロジェクト』のプロジェクトリーダーです。しっかり頼みますよ!」
全員「はい!」
今年の高学年の様子を見ていて、今年の潤徳小は絶対によい学校になると考えていましたが、やる気ある委員長たちの態度から、今日は「自信が確信に変わった日」になりました。【校長】
日光移動教室が楽しみ!
昨日、5年生の八ヶ岳移動教室の準備の様子について記事にしましたが、6年生も6月20日~22日に日光移動教室が行われます。
6年3組の担任が、一昨日、昨日と市内の他校の教員と一緒に合同実地踏査に出かけていました。
久し振りに学級に戻ってきた担任。
校長が教室に入ると、ちょうど、写真を見せながら実地踏査の報告をしているところでした。
きっと、和やかな感じなのだろうと考えていたら、ちょっと、教室内にギスギスした空気が流れています。
6年生A「校長先生、聞いてよ!○○先生、夕食にすき焼き食べてる!ずるいよ!」
モニターを見ると、確かにおいしそうなお肉がぐつぐつと・・・
6年生B「校長先生、僕たちも、あれ、食べられるんでしょ?」
さて、どうなることでしょう・・・
隣の学級に入ると、道徳の「お母さん、お願いね」という読み物教材で学習が進められていました。
「自立」について考える学習のようです。
ふと、黒板を見ると、「お母さんが起こしてくれるから」と書いてあります。
校長「まさか、6年生にもなって、お母さんに起こされていることなんてないよね?」
多くの6年生たちが悪びれることなく「は~い」と手を挙げています。
校長「もう!日光移動教室じゃ、お母さんは起こしてくれないからね!」
6年生C「大丈夫!楽しみすぎて、たぶん、夜は眠れなさそうだから。」
そういう子を夜回りする教員が見付けると、「月に代わっておしおき」です(苦笑)
放課後は、6年生の保護者会です。
日光移動教室の保護者説明会は5月24日(金)に行われますが、校長のあいさつの中では、最高学年の期待とともに、子供たちがつくる最高の移動教室にしたいと話しました。
保護者の皆様も真剣に学年の説明に耳を傾けておられました。
また、6年生に先立って、2年生の保護者会も行われました。
昨日とはうって変わって、夏を思わせるような暑い日となりましたが、多くの方にご出席いただき、ありがとうございました。
明日は、さらに引き渡し訓練があります。
保護者の皆様には、連日で申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ご協力をどうぞ、よろしくお願いいたします。【校長】
「熱中症特別警戒アラート」運用開始
昨日、「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まったとの報道がありました。
「熱中症特別警戒アラート」は、気温や湿度などから算出する「暑さ指数(WBGT)」の予測値が、すべての観測地点で35以上となった都道府県を対象に、環境省が発表するものです。
「熱中症警戒アラート」の一段上に位置付けられ、「人の健康に重大な被害が生じるおそれがある過去に例のない広域的な危険な暑さ」が想定されているとのことです。
本校では、「熱中症特別警戒アラート」の運用開始にかかわらず、4/22から校庭での「暑さ指数(WBGT)」の測定を始めています。
春真っ盛りですが、これまでも、4月中に高温になることがありました。GWも真夏日になる可能性もあるとの予報も出ています。
今から、熱中症の警戒が必要ということです。
今日は、午前10時ころは、写真のように「暑さ指数(WBGT)」の数値は19.2となっていました。
「ほぼ安全」レベルです。
ですから、3年生は理科の観察でスケッチを行っています。
2年生も普段どおり体育に取り組んでいます。
ところが、昼過ぎに測定すると、「暑さ指数(WBGT)」の数値が29.1と急上昇していました。
校庭の気温も37.4℃という高温になっています。
湿度が低めだったため、「暑さ指数(WBGT)」の数値は「厳重警戒」レベルに抑えられているのでしょう。
このように、中休みと昼休みの前に担当職員が「暑さ指数(WBGT)」の数値を確認します。
「31以上」になると、「運動は原則中止」レベルなので、晴れていても外遊びを含めたすべての校外活動を中止とし、室内での活動に切り替えます。
担当職員は、測定数値を踏まえ、外遊びの可否について全校放送を入れます。
今日の昼休みの場合は、外遊びはできますが、「厳重警戒」のため、「マスクを外して、帽子をかぶり、水分もとってから遊ぶようにしましょう。」といった注意喚起をします。
こうしたことが、これから10月まで毎日続きます。
暖かくなるのはよいのですが、それを越して暑くなると、日々の判断が大変重いものになってきます。
気象庁の長期予報によると、今年の夏は去年に続き、厳しい暑さとなる可能性があるとのこと。
「熱中症特別警戒アラート」が発表されるようなことにならないとよいのですが。
「これから、半年続くのか・・・」
子供たちを預かる校長の立場とすれば、気の重い半年が始まったという感じです。。。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)