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戦争体験伝承者による学校平和講話会
日野市では、今年度、「戦争体験伝承者による学校平和講話会」を各学校で実施しています。
今日の5時間目は、5・6年生を対象に本講話会が開催されました。
1945 年(昭和 20 年)3 月 10 日未明、東京の下町をたった 2 時間半で焦土と化し、10 万人もの命を奪った東京大空襲。
講話会では、被災された方の実体験を基に、伝承者の方がお話をしてくださいました。
お話の中では、かなり生々しい表現や空襲時を描いた絵の紹介などもあり、子供たちも真剣な面持ちで聞き入っていました。
お話の最後には、クイズも入れていただきました。
例えば、「焼夷弾の爆発したときの温度は?」などです。
子供たちは示された選択肢の中から手を挙げていました。
ちなみに、正解は「約800℃」だそうです。
空襲のあった2時間半の間に約32万本もの焼夷弾が落とされたそうです。
特に6年生は、現在、社会科で戦争の時代を扱っているところ。
平和について、この機会にしっかりと考えてほしいと思います。【校長】
学校インターンシップ最終日
本校では、将来、教職を目指している明星大学の2年生の3名が、今年の5月から原則として週1回、学校インターンシップの活動を行ってきました。(活動開始時の様子は、こちら)
今日は、活動最終日です。約7か月間の体験を通した成長ぶりをお伝えします。
1年生のなわとびチェックを担任とともに行っています。できた子にはごほうびのシール貼りです。
5年生が使用する「百人一首」の教材準備です。印刷等を含め、教員の裏方の仕事も多く経験しました。
4年生の「分数」や「概数」のプリントの丸付け補助です。4年生にとって、「概数」はつまずきやすいところ。現役大学生として腕の見せどころです。
このように、子供たちのかかわりにもずいぶん慣れ、担任とのチームプレイもできるようになってきました。
本人たちに、インターンシップでの思い出を聞いてみました。
インターンシップ生A「6年生の連合音楽会の引率補助をさせていただいたときに、会場での迫力ある合唱や合奏に感動しました。」
インターンシップ生B「私の出身地の青森では、学校にプールがありませんでした。ですから、夏の時期に水泳指導の補助を行ったことが印象に残りました。」
インターンシップ生C「先日、2年生の補助に久し振りに入ったら、学年の最初の頃と雰囲気が全然違っていて、子供の成長の早さを感じました。タブレットもとても上手に使っていました。」
振り返ると、本当に多くの場面で子供たちに関わってくれました。
インターンシップの期間は終了ですが、これだけ児童や教職員と関わってきたわけですから、本校の「準教職員」だと考えています。
今後も、機会を見て、本校に顔を出してほしいと願っています。【校長】
たてわり集会
本日(12月15日)の朝、今年度6回目の「たてわり集会」が開催されました。
この日を迎えるにあたり、6年生は、2週間前から「班長会議」を開き、具体的な計画立案を行ってきました。
教室で「ハンカチ落とし」を行っている様子
教室で「ばくだんゲーム」を行っている様子
校庭で「増え鬼」などを行っている様子
6年生の活躍で、どの班も楽しい活動を行うことができました。
6年生の皆さん、ありがとうございました!
次回のたてわり集会は、6年生が運営する最後の会で、1月に開催する予定です。この準備のために行う班長会議には、6年生と共に5年生も参加することになっています。5年生は「見習い」として、6年生が班長会議で検討を行う様子を見学します。
そして、2月のたてわり集会は、5年生が計画から運営まで全てを行うことになります。
いよいよ6年生が担ってきた役割を5年生に引き継いていく時期がやってきました。このような経験を積み重ねることを通して、少しずつ最高学年への自覚が高まってきます。5年生には、これまでの6年生が築いてきた潤徳小学校のよい伝統を引き継ぎ、さらに発展させてほしいと願っています。
東西潤徳小学校コラボレーション〜教職員交流編〜
両校の児童を通じて、オンラインでつながることは増えてきましたが、校長以外の教職員はまだ交流ができていませんでしたので、今日は、「日野市立潤徳小学校・山都町立潤徳小学校合同研修会」として、互いの職員室をつなぎました。
本校の教職員数は多く、短時間では紹介できませんので、今回は、山都・潤徳小の教職員の皆様に自己紹介を行っていただきました。
まずは、日野・潤徳小の校長の私が、両校の教職員に対してあいさつをしました。
その後は、山都・潤徳小の教職員の方々が一人ずつ画面越しに話をしてくださいました。
山都・潤徳小教職員A「私は、人吉市に住んでいます。とても静かなところです。」
山都・潤徳小教職員B「私は天草市の出身です。有名な芸能人はWANIMAです。」
山都・潤徳小教職員C「自分の子供が日野市に住んでいます。先日、モノレールの駅から、日野・潤徳小の写真を送ってくれました。」
本校の教職員も、笑ったり、歓声を上げたりして、興味をもって話を聞いていました。
全員の自己紹介が終わると、山都・潤徳小の池部校長先生が登場。
山都・潤徳小校長「それでは、質問タイム!何でもどうぞ!!」
いきなりの展開で、動揺する本校の教職員でしたが、無茶振りにすぐに対応。
日野・潤徳小教職員A「熊本に行ったときのお勧めのグルメは何ですか?」
山都・潤徳小教職員D「私がお答えしま〜す!熊本のお勧めは・・・」
ここで、何と、回線がブチッと切断…。
「オンラインあるある」になってしまいました。
中途半端な形になってしまったものの、終了後、本校の教職員と話してみると・・・
日野・潤徳小教職員B「本当に、熊本の先生方がいらっしゃるのが分かって、身近に感じました。」
日野・潤徳小教職員C「それにしても、熊本お勧めのグルメって何だったんだろう?」
謎を残しながら、今後も交流は継続します。【校長】
【研究推進委員会より】今年最後の校内研究です
今年最後の校内研究会が開かれました。今年度、潤徳小学校は「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~を研究テーマに、授業改善を図っています。
はじめに、学校長から、今年の校内研究を振り返って話がありました。
「Chromebookが導入された頃は、授業で端末を活用しているだけで素晴らしい、という部分がありました。しかし、授業での活用がここまで進み、子供たちが文房具の一つのように使えるようになってきた今、どのような場面で使うと効果的なのか、をさらに吟味していく必要があります。」
ICTは、「時間的・空間的制約を越えること、双方向性を有すること、カスタマイズが容易であること」などがその特長です。今年度の研究を通して、「双方向性」「カスタマイズの容易さ」に関してはある程度授業に活かすことができるようになってきましたが、「時間的・空間的制約を越える」という利点を活かす部分では少々不十分な面がありました。来年度に向けて、この特長を活かした授業実践ができるようにしていきます。
研究会の後半では、低学年・中学年・高学年・専科ブロックに分かれ、今年度の学びの振り返りや、来年度の授業についての協議を行いました。
《今年の校内研究の様子アーカイブス》
4月14日:研究推進委員会より~OJTで、まずは教員が学んでいこう
4月25日:ついに、ミライシードが導入されました!~研究推進部より教員研修第二回目~
5月31日:ミライシードを活用しよう!【研究推進委員会より】
6月15日:研究を日常の授業に生かすということ【研究推進委員会より】
8月23日:研究推進委員会より:ムーブノートで、授業改革ムーブメントを起こす!?
9月23日:【研究授業】英語科でchromebookを活用する
10月19日:研究授業【目指せスーパー5年生!ICTで縦と横のつながりを生み、成長していく!】
11月14日:説得力のある意見を伝えよう!【5年生研究授業】
(2016年4月から2018年3月まで)