日誌

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中学校に向けて・・・わくわく!

本校での登校日数が50日を切った6年生。

進学する中学校への期待や不安が高まる時期です。

今日は、6校時に三沢中学校の生徒会の4名の生徒と担当の先生2名が来校し、体育館にて「小中交流会」が開催されました。

 

4名の生徒のうち、3名は潤徳小学校の卒業生です。

会の最初は「私のこと、覚えてますか~?」というフレンドリーな呼びかけからスタートです。

 

6年生の子供たちにとって不安なことは、小学校と比べて、中学校では生活がどのように変わるかということでしょう。

授業時間が50分になること、中休みはないこと、教科担任制になることなどをスライドを使って分かりやすく説明してもらいました。

 

給食の紹介もありました。

揚げパン、おでん、ミートソース、カツカレーなど、子供たちの好きそうな給食の写真が紹介されます。

食べ物の効果は絶大。子供たちの目が輝きます。

確かに、とてもおいしそうです。

 

行事の紹介もありました。

司会「奈良・京都の修学旅行では、恋バナもできますよ!」

まさに、青春!という感じです。

 

途中、クイズも織り交ぜながら、中学校生活への関心を高めていて、生徒会のみなさんの説明の工夫が見られました。

 

そして、子供たちの関心が高い、部活動の紹介です。

運動部の紹介では、高度な実技を披露する部もあって、子供たちから歓声が上がりました。

 

文化部の紹介でも演奏や作品の紹介などがあり、とても楽しそうです。

多くの部活で強調されていたのが、先輩、後輩関係なく、仲良く活動しているということでした。

「先輩の言うことは絶対!」という風潮はずいぶん少なくなっているようです。

 

配布してもらった資料と映像を真剣に見ている子供たち。

自分の中学校生活をイメージしているのでしょう。

6年生の3学期は、小学校を離れたくないという思いと、中学校生活への憧れが入り混じる独特な時期です。

様々なことを考え、自分の成長につなげてほしいものです。

 

三沢中学校の生徒会のみなさんも、大変分かりやすく、子供たちの興味を引く説明をしてくれました。

「あのような中学生になりたい」というモデルを示してくれたように感じます。

本校の6年生の何人かも、きっと、2年後くらいに生徒会の説明者として戻ってきてくれることでしょう。

期待したいものです。【校長】

席書会(中学年編)

本日(1月13日)の午前中、3・4年生が体育館で席書会を行いました。

 

<3年生>

1・2校時は、3年生です。 

毛筆による書写の学習は、3年生から始まります。

もちろん、体育館での席書会も初めての3年生。

心もち緊張した面持ちで取り組んでいるように感じました。

 

 

今年度、初めて毛筆に触れた児童も多かったことと思います。

そのような中、子供たちは、「始筆、送筆、終筆」などの書き方に気を付けて、毛筆で「お正月」を書くことができました。

 

<4年生>

3・4校時は、4年生です。

4年生のお手本の文字は「元気な子」となっています。

 

本校の中学年が、毛筆の学習でお世話になっている講師の土方囂々先生から「特に、『気』の文字の形を整えることが難しい。」とお話をいただきました。「気」の4画目の「そり」は、「折れ」や「曲がり」のように、穂先の位置を移動させる必要があります。子供たちのみならず、毛筆に慣れていない大人でさえも難しい高度な技が必要とされます。また、「気」の5画目の始筆の位置も、概形を整える上で重要となるようです。

 

子供たちは、常日頃から土方囂々先生からご指導いただいている注意点を一つ一つ確認するように、慎重に取り組みました。

席書会(高学年編)

年末年始は、日本の伝統文化に触れる機会が多くあります。

書き初めもその一つでしょう。

本校では、今日が高学年、明日が中学年が体育館に一堂に会し、学年全体で書き初めに取り組む「席書会」を行います。

<6年生>

3・4校時、6年生が体育館に集まりました。

「小学校最後の席書会」です!

とは言っても、6年生は、3年生のときから経験していますから、もう4回目。

慣れた手つきで準備をしていきます。

 

6年生のお手本の文字は「夢の実現」です。

特に1文字目の「夢」は、画数が多く、バランスをとるのも難しいため、多くの子が苦労しています。

 

近くにいた子に聞いてみました。

校長「小学校最後の席書会、意気込みは?」

6年生A「寒い・・・」

体育館用のストーブをつけましたが、開始時の室温は13℃。

「夢の実現」より、「冬の現実」の方が勝っているようです。。。

 

<5年生>

5・6校時は、5年生です。

最初に体育館の前方に集まって、心構えなどについて話を聞きます。

 

担任「それでは、校長先生からも一言をいただきます。」

突然の”振り”でしたが、「文字は心を表します。」などと話します。

 

5年生のお手本の文字は「希望の朝」です。

「希」も「望」も斜めになっている画があるので、形がとりにくいようです。

 

5年生にも聞いてみました。

校長「5年生の席書会、どう?」

5年生A「難しい・・・」

5年生B「つらい・・・」

忍耐も学んでいるようです。。。【校長】

ダイエット、しなきゃ・・・

今日から、本格的に授業が始まり、「学校の日常」が戻ってきました。

学校を回っていると、体育着を着ているわけではないのに、校庭に出ていく5年生たちを見かけました。

たぶん、何かがあるに違いありません。ついていってみました。

5年生たちは鉄棒の前に集まり、担任の話を聞いています。

 

担任が、鉄棒に何か引っ掛けています。

聞いてみると、「電磁石」で、乾電池1個ながら、強力な磁力が発生し、「ある程度の重さ」までは耐えることができるということでした。

「ある程度の重さ」というのが気になります。

5年生になると、かなり体格差が出てきます。

いろいろな子がぶら下がってみて、実験してみることになりました。

 

すると、何と、余裕でぶら下がることができます。すごい!

 

他の子がやってみても大丈夫です。

 

ランドセルを背負ったままでも大丈夫。「ある程度の重さ」というのは、相当な重さを指すようです。

担任「試してみたい子はいるかな〜?手を挙げてね。」

高学年になると、全員が希望するわけではありません。

「ある程度の重さ」を超えていたらどうしよう・・・という心理が働いてしまっているのでしょう。

しかし、何人かはトライ。どの子もぶら下がって、ちょっと楽しそうです。

少し、うらやましくなってきました。

校長も、おずおずと手を挙げてみます。

担任「校長先生も、実験、やってみるって!」

5年生たち「おぉ〜!」

校長「絶対、実験、成功させるぞ〜!」

5年生たち「イェ〜!!」

意味なく、場を盛り上げる校長。一抹の不安が心をよぎります。

 

意を決して、全体重をかけてみます・・・

「カシャン」

無情にも、磁石の外れる音が聞こえます。

担任「磁石が外れても、落下しないようにストッパーが付いているんだよ。」

というわけで、磁石が外れても安全なわけですが、多くの子たちの前で「ある程度の重さ」を超えていることを証明してしまった校長。

ちょっと・・・いえ、・・・かなり恥ずかしく、「穴があったら入りたい」心境になりました。

理科の実験とすれば「電磁石は、ある程度の重さまで耐えられる」ことを実証したことになるのですが…。ちょっと複雑な気持ちになりました。

 

教室に戻り、さらに電磁石の話を聞いている子供たちを見ながら、「今年こそ、ダイエット!!」との気持ちを固めた校長。「一年の計は元旦にあり」です!

 

校長室に戻ると、今日が3学期の給食開始日ということで、検食が置かれていました。

今日の給食は「七草スープ茶漬け」や「紅白フルーツ白玉」などの正月にちなんだ献立です。(詳しくは、こちら

あまりのおいしさに、先ほどの決意が薄れ、すぐに完食した校長。

「今日は、縁起物だし仕方ないな・・・。」と心で言い訳してしまい、今年も「三日坊主」になりそうな予感がします。(苦笑)【校長】

3学期が始まりました!

新年、あけましておめでとうございます。

今年は、本校の開校150周年となる特別な年を迎えました。

本校の歴史に残る素晴らしい年にしたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

さて、ちょっと長めの冬休み明け、子供たちのスタートの様子を少しご紹介します。

今学期のめあてを立てている5年生たちです。

委員会やクラブ活動について書いている子が多く見られます。

だんだんと6年生から引き継ぎを受け始めている5年生。

最高学年が近付いた自覚が高まってきているのでしょう。

こちらは6年生。

係活動のメンバーを決めているところです。

毎学期行ってきた恒例の話し合いですが、いよいよ小学校最後の係活動となりました。

特に3学期は「小学校最後の○○」がついて回ります。

6年生の登校日は残り52日。1日1日、いや、1秒1秒を大切にしてほしいものです。

書き初めに取り組む2年生です。

これまでの練習の成果を生かし、お手本を見ながら、しっかりとした字形で書いています。

3年生からは、書き初めは毛筆になりますから、早くも「小学校最後の硬筆の書き初め」となります。

1画1画、気持ちを集中して臨んでほしいものです。

1年生は、校庭で、合同体育として、学年全体で「バナナおに」をして遊びました。

最初に、全員で集まって説明を聞きましたが、せっかく集まったこともあり、「各クラスのよいところ」を手を挙げて発表していました。

1年生A「うちのクラスは、あいさつを大きな声で言えます。」

1年生B「うちのクラスは、先生の話を前を向いて聞くことができます。」

1年生C「うちのクラスは、足の速い子がたくさんいます。」

なるほど・・・1年生の成長ぶりが伝わってきます。

1年生D「うちのクラスは・・・先生が優しいです。」

言われた担任は、「笑顔招福」状態です。

 

かわいい1年生に、私も声をかけてみました。

校長「今年もよろしくね。」

1年生E「校長先生、よいお年を。」

早くも年の瀬を迎えた気分です(笑)【校長】