日誌

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東西潤徳小学校コラボレーション〜「生くまモン」降臨編〜

先週の金曜日に本校の4年生の社会科見学公開を行いましたが、山都・潤徳小でも本日、何らかの公開をしていただけるという話をいただきました。ただし、内容は極秘とのこと。

本校の教職員にも、詳細を伝えることができていなかったので、給食時の昼の放送で、「今日の清掃の時間が終わったあたりで、熊本県の山都町立潤徳小学校で何かが起きるという話を聞いたので、興味のある人は見てください。」と呼びかけます。

得意の「こ・ん・に・ち・は〜」の「錦鯉」ネタで呼びかける、山都・潤徳小の池部校長先生。

本校の児童も「こ・ん・に・ち・は〜」と答えます。

どうやら、山都・潤徳小では、外部講師の方を招いた「SDGs出前授業」が行われるようです。

山都・潤徳小 出前授業の司会の方「東京の潤徳小のみなさん、見ていますか〜?」

と呼びかけてくれます。遠い熊本から呼びかけられると、不思議な感じですが、うれしく感じます。

山都・潤徳小 出前授業の司会の方「今日は、スペシャルゲストが来てくれていますよ!」

すると、会場の山都・潤徳小の音楽室のドアから「黒い何か」が出てきます。

そうです。熊本の、いや、全世界のアイドル「くまモン」登場です。

くまモンも、私たち、日野・潤徳小にあいさつをしてくれます。

それも、「こ・ん・に・ち・は〜」の「錦鯉」ネタで。

画面のくまモンに向かって、「こ・ん・に・ち・は〜」と全力で返す本校の子供たち。(注:本校は「なんば花月」ではありません。)

山都・潤徳小の子供たちは、くまモンと記念写真を撮っています。

それをうらやましそうに眺める本校の子供たちです。

担任も「いいな〜」とつぶやいています。

カメラに向かってきて、超どアップで映ったり、池部校長先生からカメラを奪い取って、自分がカメラマンになったりするくまモン。

相当やんちゃなようです。

売れっ子のくまモン、次のスケジュールもあるようで、記念写真後は会場から退場。

本校へのライブ中継も終了です。

本校の清掃や昼休みにかかってしまい、全員が視聴できたわけではないのですが、貴重な時間を過ごすことができました。

池部校長先生によると、地元熊本でも「生くまモン」を見る機会は多くないとのことです。

山都・潤徳小や関係者のみなさん、そして、くまモン、ありがとう!

(山都・潤徳小では、どんな様子だったのか・・・→こちらで)【校長】

4年生社会科見学~東京都内めぐり~

4年生が社会科見学に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスで向かいました。車窓から見える景色も大事な見学になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浅草橋から水上バスに乗りました。陸上のバスと違い、隅田川の流れに揺られ、ゆったりした時間が流れます。

終点の日の出桟橋からは、レインボーブリッジなどのお台場の景色も見ることができました。

お昼ご飯を食べた後、科学未来館に行きました。

大きな地球に映像が次々映り、まさに「未来」という感じです。

保護者の皆様、お弁当等、社会科見学の準備をしてくださり、ありがとうございました。

東西潤徳小学校コラボレーション〜4年生社会科見学編〜

今日は、4年生が「東京都内めぐり」として、社会科見学に出かけました。

社会科見学の様子については、別途、学年の方でアップするとのことですので、そちらに譲ることとし、私は、今回の社会科見学で行ったコラボ企画について報告します。

 

日々、山都・潤徳小の池部校長先生とやりとりする中で、こんな話になりました。

日野・潤徳小校長「最初の両校のライブ中継は何とかできたので、具体的な交流をしたいですね。」

山都・潤徳小校長「そうですね。こちらの子供たちや先生方も期待しているようです。」

日野・潤徳小校長「それでは、12/2に4年生が都心の方に社会科見学に出かけるので、それをライブ中継してみましょうか。」

大してICTに詳しいわけでもない校長。

校内でやっとつながれるようになったばかりなのに、「ロケ地」から生中継などできるのか…。

ちょっと迷いもありましたが、冒険しなければ先には進めません。

バスにタブレットを置き、山都・潤徳小に呼びかけます。

先方もだんだん慣れてきたようで、つながることができました。

ところが、ここからが難しい。

当然ながら、山都・潤徳小は、普段の授業を行っているわけですから、バスの車窓から、有名な場所が見えたとしても、すぐに対応できないのです。

山都・潤徳小では、ちょうど、県の学力・学習状況調査を行っており、池部校長先生も午前中、校外に出かけなければならず、うまくタイミングが合いません。

とりあえず、山都・潤徳小の1時間目が終わって様子を見に来た低学年の子ど、バスの中にいる4年生とでじゃんけんなどをして遊びますが、すぐに2時間目になってしまいます。

そのうちに、新宿の高層ビル群が・・・新国立競技場が・・・皇居が・・・通り過ぎていってしまいます。

今日は、金曜日にしては首都高速がすいていたとのことで、予定よりかなり早く、水上バス乗り場付近に着いてしまいました。

ところが、幸運の神様は私たちを見放しません。

ちょうど、山都・潤徳小の2時間目が終わり、休み時間になったので、子供たちや先生方が画面の前に集まってきました。

この水上バス乗り場付近が「ザ・東京」の観光名所なのです。

浅草、雷門です。外国人の方もたくさんいます。

ここから、校長自身の解説付きのライブ中継、本格スタートです。

雷門から、水上バス乗り場まで歩いて数分です。

校長の目線で、中継します。

要するに「浅草散歩」を実際に歩いている感じで経験できるわけです。

山都・潤徳小児童A「あ、人力車だ!お客さんが乗ってる!」

山都・潤徳小児童B「アイスクリーム屋さんがある!牛丼の店もある!」

山都・潤徳小児童C「いっぱい車が走ってるね。」

子供たちのつぶやきが聞こえます。

そして、最大の驚きが、これ。

多くの山都・潤徳小児童「あ、スカイツリーだ!!」

目の前に高くそびえるスカイツリーに、子供たちも驚いているようです。

校長「スカイツリーの高さ、知ってる?」

山都・潤徳小児童「知らな〜い。」

校長「634mもあるんだよ。」

山都・潤徳小児童「すご〜い!」

私も、山都・潤徳小の子供たちと会話しながら、東京ガイドです。

水上バス乗車待ちの本校の4年生たちも、手を振って、山都・潤徳小の子供たちと交流します。

大画面ではないので、細かい反応は分かりませんでしたが、声の様子では、山都・潤徳小の子供たちも喜んでくれていたようでした。

(山都・潤徳小側から見た交流の様子は、こちら

 

本編の方をちょっと、お知らせしておくと…。

昼食を楽しく食べ、

日本科学未来館で最新技術などに触れました。

現在、レインボーブリッジ付近を日野に向かって走行中です。

全員元気です。【校長】

第7回日野市立小学校連合音楽会

これまで、連合音楽会に向けて、練習を積み上げてきた6年生。

いよいよ、今日は、本番です。

出発式の校長あいさつは一言だけです。

校長「今日は、日野市NO.1の実力を示す日です。最高の合唱と合奏をしましょう!」

大きくうなずく6年生たちです。

会場までは、日光移動教室でお世話になった時と同じ会社のバスに乗ったので、当時の記憶がよみがえります。

校長「移動教室、楽しかったよねぇ。」

6年生A「もう1回行きたいなぁ。」

校長「卒業旅行、考えようか?」

6年生B「校長先生、今度は1週間くらい行きたい!」

ここまでは、緊張感なしです。

ひの煉瓦ホールに到着。小雨が降る中、会場入りです。

座席に座ると、いつもよりハイテンションになる子供たち。

知らず知らずのうちに緊張してきているようです。

本日の午後の部には5校が参加。

本校の出演は一番最後、「大トリ」です。

他の4校の演奏等を聴く間に、だんだんと気持ちが高まってきます。

そして、いよいよ、ステージへ…。

最初は、合唱「変わらないもの」

ホールの音響は素晴らしく、会場全員が聞きほれます。

続いて、合奏「もう少しだけ」

全員の心が1つになって、完璧な演奏になりました。

拍手を受けて、ほっとする表情の子供たち。

・・・

すると、会場の後方から「アンコール!」の声が!

その声がすぐに会場中に広がり、「アンコール、アンコール!」の大合唱に。

司会の方が出てきて、

「それでは、潤徳小のみなさん、アンコールに応えて、もう1回『もう少しだけ』を演奏していただけますか?」

と、アドリブの進行をしてくださいました。

舞台上で、思いっきり戸惑う子供たち。

しかし、会場内の拍手に押されて、2度目の演奏を行いました。

1回目と違い、会場で見ていた他の学校の6年生たちも手拍子を送ってくれて、明るく盛り上がったアンコールとなりました。

 

演奏を終えた子供たちと雑談しました。

校長「いきなりのアンコールだったけど、どうだった?」

6年生C「びびった!!」

6年生D「驚いたけど、もう1回できてうれしかった。」

6年生E「あのアンコール、『仕込み』じゃなかったの?」

校長「校長先生だって、知らなかったからびっくりしたよ。でも、上手じゃなかったらアンコールにならないでしょ?」

6年生E「確かに、そうかも。」

 

思わぬうれしいハプニングでしたが、子供たちの満足そうな表情が印象的でした。

また1つ、自信をつけた6年生。卒業まであと4か月です!【校長】

帝京大学の学生による児童観察

本日(11/30)と12/16の2日間、帝京大学教育学部初等教育学科こども教育コースのゼミの3年生の方々が、自らの研究に生かすため、本校で児童観察を行います。

学生のみなさんのうち、数名はすでに小学校の教育実習を経験していたり、将来、幼稚園や保育園で勤めたいと考えたりしているようで、「自分の未来像」を重ねながら児童観察をするようです。

朝、校長との顔合わせでは、こんな話を聞くことができました。

校長「この児童観察で、今後、どんな研究につなげていくのですか?」

学生A「教室環境が児童に与える影響について研究したいです。」

学生B「小学校の図工に関心があるので、授業を見てみたいです。」

学生C「おもちゃが幼児に与える心理的影響について研究したいので、低学年の様子などを観察したいです。」

学生のみなさんに話をしてもらったのですが、とてもしっかりしています。

今の若者は頼もしいですね。

早速、1時間目から4時間目まで、校内を自由に観察してもらいました。

最初は、緊張気味にメモをとりながら観察しています。

図工に関心のある学生は、6年生がChromebookでコマごとに撮った写真をアニメーション化しているところを見て、びっくりしていました。

慣れてくると、3年生と一緒にランドセルの重さを測ったりします。

休み時間には、すっかり仲良くなっている場面もありました。

午後の授業のない数名の学生は、給食を一緒に食べました。

今日は、1年生の学級に入ります。

すぐに「お兄さん先生」は囲まれます。

中には、アイドル化している学生もいます。

給食中、1年生からの質問攻めを受けている学生も。

せっかくのおいしい給食なのに、味は分かったかな・・・。

どの学生も、満足そうに本校を後にしていました。

子供たちの出会いが、学生のみなさんの研究に役立てばうれしく思います。

12/16の2回目の児童観察も楽しみです。【校長】