日誌

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束の間の曇天の間に・・・

今朝は、久し振りに雲が空一面を覆い、強烈な日差しが遮られています。

朝9時の時点での暑さ指数(WBGT)の数値は「厳重警戒」レベルの28.4。

適宜な休憩を取り、十分な水分補給を行えば、校庭での活動は行えそうです。

ということで、早速2年生たちが体育の授業で校庭に出てきました。

1学期の後半は水泳指導でしたから、こうして、通常の体育で校庭を使用することは久し振りということになります。

鉄棒の技を一生懸命練習しています。

学校の畑には、1年生たちが集まっていました。

生活科で育てているさつもいもの様子を見に来たようです。

でも、いろいろなところに注意の向く1年生たち。

1年生A「校長先生、見て!セミの抜け殻があるよ!」

確かの畑の周りの木に抜け殻がありました。

暑すぎてセミが激減したと言われる今年の夏。

せっかく羽化しても、セミにとっては受難な夏だったかもしれません。

1年生の次には、3年生たちが畑に集まってきました。

ヒマワリ、ホウセンカの観察のようです。

校長「ヒマワリ、ずいぶん小さくない?」

3年生たち「そうだね。栄養を取られちゃったのかなぁ?」

子供たちの背丈より低いヒマワリの花。

これも暑すぎる夏の影響なのかもしれません。

昨日のホームページの記事でも予想したとおり、5年生たちが80m走のタイム測定のために校庭に集まってきました。

このタイムを参考にして、赤白の組み分けやリレー選手の選出を行っていくようです。

今日の休み時間は、始業式の日以来の外遊びをすることができました。

曇って涼しいように感じますが、この記事の一番上の写真にあるように、校庭の気温は33℃以上あります。

ちなみに、8/28の東京の平均最高気温は29℃だそうです。

33℃でも涼しく感じてしまうこの感覚・・・まさに異常としか言いようがありません。

ちなみに、今週末からは猛暑復活の予報も出ています。

夏の終わりはまだまだ見えません。【校長】 

【子供たちがつくる学校プロジェクト】運動会に向けて、少しずつ・・・

従来、本校の運動会は9月下旬から10月上旬を目安に実施されていました。

しかし、昨今の急激な夏季の気温上昇傾向を踏まえ、10月中旬から下旬を目安に実施するよう計画を見直しています。

今年の実施日は10/18(土)です。

まだ、当日までには2か月近くあるのですが、「2学期になると運動会の準備!」と刷り込まれている傾向があるのが本校の教員です。

校内を回っていると、運動会に向けた取組が早くも始まりつつあります。

1学期末の臨時児童集会で、児童会本部役員から、今年度は全学年から「運動会実行委員」を募集するとの告知がありました。(詳しくは、こちら

このことを踏まえ、2学期になり、各学級では、運動会実行委員の選出が進んでいます。

朝、学校を回ってみると、3年生の教室で「運動会実行委員」の相談が行われていました。

担任「『運動会実行委員』って、どんな人がなったらいいと思う?」

3年生A「話がしっかり聞ける人」

3年生B「素早く行動できる人」

担任「そうだね。それに、みんなでつくる運動会なんだから、『アイデアがいっぱいあって、積極的に意見が言える人』もいいかもね。」

校長のそばにいた子が小声で話しかけてきます。

3年生C「だったら、校長先生がやったらいいんじゃない?」

校長「校長先生は3年生じゃないし・・・(苦笑)」

この学級で立候補した子は5人。

互いにどうやって決めたらよいか相談し、じゃんけんで1名を決めることになりました。

 

3年生では、学年内の運動会実行委員も活躍しています。

この学級では、今回の運動会の演技で使う曲の発表を実行委員たちが行っていました。

他の学年も3年生同様、学年内での実行委員形式を取り入れて練習等に臨む場合もあります。

子供たちは、このように運動会に向けて、様々な役割をこなしていきます。

3年生の別の学級では、朝からラジオ体操の練習です。

校長「天井に指がつくまで伸ばして~!」

3年生たち「無理・・・」

昔は、夏休みの間、早朝から子供たちが集まって、地域でラジオ体操の練習をしていたものですが・・・

ずいぶん、時代が変わりました。

始業式の日の放課後、教員が暑い中作業して、徒競走用のラインを引きました。

しかし、無情にも暑さ指数(WBGT)は朝から「危険」の数値を越えており、2学期が始まっても全く校庭での活動はできません。

各担任たちは、50mのタイム測定を行い、リレー選手を選びたいようですが・・・。

まずは、暑さが収まるのをじっと待つしかありません。【校長】 

【子供たちがつくる学校プロジェクト】学級内の組織を固める

昨日から始まった2学期。残暑厳しい中ですが、子供たちは元気に登校しています。

(今日の休み時間は、暑さ指数(WBGT)が「危険」の数値を越えたため、室内遊びでした。昨日は遊べましたが・・・残念!)

さて、学期始めに各学級で取り組むことは、まず、安定した学校生活を送るための学級内の組織、具体的には、係活動、当番活動について決定することです。

特に2学期は、1年間で最も長い学期ですから、学級内の組織をきちんとしておくことが過ごしやすい日々を送るための基礎となります。

4年生は、当番活動決めに取り組んでいます。

給食当番、掃除当番など輪番制で全員が取り組む当番活動に加え、学級内でどうしても必要な仕事を個別、もしくは少人数で分担して「一人一役」的に割り振ります。

例えば、電気、配り、黒板消し、日付・・・などのような当番です。

自分でどの仕事なら責任をもって取り組めるかを決めて、立候補しています。

同じ時間、5年生の教室では、係活動決めが行われていました。

当番活動は、学級の生活が円滑に運営されていくために学級内の仕事を分担するものなのに対して、係活動は、学級の生活をより主体的、自主的で豊かなものにするために創意工夫していく活動です。

5年生の学級では、歌、新聞、マジック、ダンス、ゲーム・・・といった係が提案されていました。

 

こうしたことは、1年生でも同じです。

音楽、体育、手紙、配膳台、時間割・・・といった当番活動

工作、読み聞かせ、ポスター・・・といった係活動

1年生なりに、1学期の生活を振り返って、当番や係についての意見を出しています。

2年生も当番活動決めを行っています。

どうしても日々のルーチンになりがちで、創意工夫がしにくい当番活動の仕事ですが、ネーミングを整列(ならびーな)、配り(くばりんりん)、ポスト(ポッポ)などと工夫し、親しみがもてるようにしている学級もあります。

当番活動は5年生以上の委員会活動、係活動は4年生以上のクラブ活動に発展していくものです。

低学年のうちから当番活動、係活動の意義を理解し、実践を繰り返すことで、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の質が向上していきます。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度日野市立潤徳小学校第2学期始業式②+α

続いて、児童会本部役員から「MJリターンズ!」についての説明です。 

とは言っても、1年生は「MJコンサート」を知りません。

そこで、去年の「心!MJコンサート」で、4年生が明星大学学友会吹奏楽団の方々の生演奏で、「マツケンサンバ」を楽しく踊っているところの一部を流しました。

これを見ていた5年生たちは、去年のことを思い出し、当然踊り出します!

(校長は、それをねらって動画を流していますが・・・)

全員で「オーレ!」です。

 

2学期以降は、「潤八」と「MJリターンズ!」などが「子供たちがつくる学校プロジェクト」の大きな柱となることを確認し、さらに運動会や展覧会といった大きな行事も控えていることにも触れて校長の話を終えました。(実は、他にも大きな柱があるのですが・・・。今はまだ非公開です。)

続いて、5年生代表児童による「2学期の抱負」の発表です。

5年生A「私は、2学期、校長先生との約束の『何でも一生懸命頑張ること』を意識して・・・」

「校長先生との3つの約束」が子供たちに浸透してきているのをうれしく感じます。

5年生たちは、1学期の八ヶ岳移動教室を実行委員会を中心にやり遂げた成功体験を踏まえ、運動会や展覧会といった大きな行事に主体的に取り組んでいきたいと口々に話していました。

その後は、校歌斉唱を行い、始業式終了後は、2年生の2名の転入児童の紹介を行いました。

(写真がうまく撮影できていませんでした。すみません。)

異例の「2時間目始業式」だったので、終了後は休み時間です。

朝方は雲が多く、ギリギリ暑さ指数(WBGT)が「危険」の数値を下回っていました。

放送で外遊びができることが流れると校内から大歓声が上がりました。

本当に久し振りの外遊びです。

 

また、昇降口の「潤徳小デジタルサイネード」では、夏休みの間に自主的に大福のお世話や花壇も水やりをしたり、図書室で本の修理を手伝ったりした子たちの作業の様子を流しました。

 

さらに、今日は、初日ですが、風雨がやや収まったが、この後再び風雨が強まると予想される場合などを想定した集団下校訓練を行いました。

校長からは、この夏にも九州や、東北、北海道などで集中豪雨があり、多くの被害が出ていること、この影響で、山都・潤徳小の校庭の一部が土砂で埋まってしまったことを池部元校長先生から伺っていること等に触れ(詳しくは、こちら ただし、現在はかなり復旧が進んでいるようです。)、晴れているが、風雨が強くなっていることをイメージしながら真剣に訓練に臨むよう話しました。

下校時には、6年生が1年生のことを気遣いながら一緒に下校していく姿も見られました。

大きなイベントが盛りだくさんの2学期になりますが、まずは、子供たちの毎日の安全をしっかり守っていきたいと思います。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度日野市立潤徳小学校第2学期始業式①

八小の始業式で話をした後、とんぼ帰りで潤徳小に戻ります。

帰校してから10分ほどで「本業」の本校のオンライン始業式です。

まずは、この夏の振り返りから。

8/5、この日は群馬県の伊勢崎市で41.8℃という日本の最高気温を記録しました。

同日、本校の百葉箱の中の気温計も41℃を超えていました。

本校152年の歴史の中でも一番暑い日だったかもしれません。

それだけ、今も含めて、暑い日が続いているという話をしました。

そんな中でも、飼育委員の子たちは交代で大福の世話をまじめに行ってきました。

また、飼育委員が来れない日には、自主的に大福の世話や花壇の水やりをしてくれたり、図書室の本の修理を手伝ったりしてくれた子たちもいたので、感謝の気持ちを伝えました。

 

ここで、6/13に校長室で今年度の重点を提案した児童会本部役員の子供たちが登場し、全校児童に説明します。

まずは、「潤八」についての提案です。

校長からも、8/22に児童会本部役員の有志が八小の教職員の方々に「潤八」の実施についてのお願いをしてきたことや、今朝、校長自身が八小の始業式に参加し、これから仲良くしてほしいと伝えたことについて補足しました。

これを聞いていた本校の2年生たちからは「やったぁ!」という声が上がっていたとのことです。

さすが、本校の子供たちらしい・・・(笑)

6年生からは具体的に「○○と遊べるのかな?」などの囁きも聞こえていたとのことです。

習い事などで、八小の知り合いは結構多いようです。 

ここまでの前フリを踏まえ、満を持して、今回のスペシャルゲスト、八小の船山校長先生の登場です。

船山校長先生からは、8/22に児童会本部役員の子供たちが一生懸命に八小の教職員に説明していたことや、今朝の始業式で、潤徳小の校長から両校が仲良くできないかという提案を受けたことに触れ、真剣に検討していきたいとのお話をいただきました。

 

船山校長先生が登場して、本校の子供たちも、実際に交流していくという実感がもてたようです。

話が終わると、船山校長先生に元気よく手を振る子供たち。

これも本校の子供たちらしい反応です。(笑)

まずは、今学期以降の目玉となる「潤八」の概要について、全校で理解を深めることができました。【校長】