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令和5年度 帝京大学の学生による児童観察1
昨年度の11月から12月にかけて、帝京大学教育学部初等教育学科こども教育コースのゼミの3年生の方々が、自らの研究に生かすため、本校で児童観察を行いました。
今年度も、学生の方々の児童観察を受け入れます。
今年度は、大学3年生と4年生で、人数が多くなり、全員で16名になります。
それを3グループに分け、それぞれ2日ずつ、のべ6日間実施します。
今日は、最初のグループの3名が来校しました。
将来は、学校の教員や幼稚園の先生を目指しているとのことです。
かなり緊張気味のスタートです。
児童観察をしながら、熱心にメモをとります。
ちょうど、東京教師養成塾生が教育実習を行っているので、自分の将来像もちょっと重なって見えるようです。
今日は、ちょうど、避難訓練の日。当然ながら、子供たちと一緒に避難します。
休み時間には、子供たちと自然に雑談をします。
教室で飼っているカブトムシの幼虫についてレクチャーを受けます。
午後に大学の講義があるので、今日のグループの学生のみなさんは、3時間目が終わったところで観察が終了しました。
校長「潤徳小の子供たち、どう?」
学生全員「かわいいです!」
これからも児童観察が続きます。【校長】
避難訓練
本日(6月6日)の2時間目に、避難訓練を実施しました。今回は、「家庭科室から火災が発生した」という想定で避難訓練を行いました。
本校では、時間、場面、災害の設定など多様な場面や状況を想定して、年間11回の避難訓練と年間2回の下校訓練を実施しています。災害発生時に適切な行動ができるようにするために、具体的な行動の仕方を、繰り返し学習しています。
子供たちは、集団で避難するときの約束「おかしも」を守り、避難経路や避難場所を確認して、適切に避難することができました。
お・・・おさない
か・・・かけない
し・・・しゃべらない
も・・・もどらない
上履きの底についた汚れをタオルで拭いてから、入室します。このタオルは、保護者や地域の皆様からご寄贈いただいたものです。保護者や地域の皆様には、本校の教育活動にご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
日野市について調べよう!
3年生になり、理科と社会科を新しく学ぶようになった3年生。
社会科では、3年生は日野市のことについて学ぶことが学習の中心になります。
まずは、地図をしっかり読むことができるようになることが大事です。
地図帳を使って、4方位や8方位、距離の測り方などを学んでいます。
縮尺の違う地図を多く扱うことになりますから、地図の見方の基本をしっかり頭に入れることが大事です。
3年生の別の学級では、「日野市の土地の様子」について学習していました。
まず、土地の高さによって、低地、台地、丘陵地、山地に分けられることを学びます。
実際に、日野市の白地図に、土地の高さによって色分けする作業を行います。
担任「潤徳小の土地の高さは何に当てはまるでしょうか。」
3年生A「丘陵地かなぁ。」
校長「高幡山がそばにあるから山地かもしれないねぇ。」
3年生たち「うーん。」
ちょっと迷う子供たちです。
さらに、隣の学級でも、同じように「日野市の土地の様子」について学習していました。
こちらは、日野市の地図で、確認しています。
潤徳小の場所を見付け、「低地」であることを確認しています。
担任「どうして、潤徳小の場所は低地にあるんでしょうね。」
3年生B「浅川がそばにあるから、土地が低くなっているんだと思います。」
担任「そうですね。だから、先週の金曜日のように大雨が降ると、潤徳小には水害の危険があります。大雨を想定した避難訓練の時も、2階から3階に避難するでしょ。」
校長「ということは、1階の校長室にいる校長先生が最初におぼれちゃうのかなぁ。」
3年生たち「あはは」
学校の周りのことは、2年生までの生活科の「町たんけん」で学習していますが、社会科になると、地図で確かめたり、根拠を探したりするなど、深く学習するようになります。
学習を通して、「日野博士」になってほしいものです。【校長】
うれしいことば(2年)
本日(6月2日)の2時間目、2年生のある教室では、国語「うれしいことば」の学習をしていました。
子供たちは、一人1台端末(クロームブック)を活用して、「うれしいことば」集めを行っていました。
ローマ字の学習は3年生で行います。2年生の子供たちは、クロームブックの手書き入力機能を活用して、文字入力をしていきます。
担任の指示で、子供たちは、入力したデータ「うれしいことば」を所定の場所に提出をします。
担任は、提出されたデータを子供たちが閲覧できるようにしました。
子供たちは、友達の入力をデータを確認していきます。「てつだうよ」「だいじょうぶ」「どうしたの」「いっしょに やろう」など、すてきな言葉がたくさんありました。中には、「しっぱいは おもいで」という言葉もありました。
その後、集めた言葉を言ってもらったときの気持ちについて、交流をしていました。
この学習を基に、次の時間は「うれしいことば」を使って文章を書くようです。
どんなお話になるか、楽しみです。
日野市市制60周年 開校150周年記念第1回たて割り班活動
今日は、今年度第1回目のたて割り班活動日です。
今年度は「日野市市制60周年 開校150周年記念」の冠がつきますから、たて割り班活動日は開校150周年記念Tシャツの着用推奨日になります。
1年生は初めてですから、活動する教室がまだ分かりません。
5年生が教室まで迎えに来て、活動する教室まで誘導します。
迷子にならないよう、しっかり手をつないで案内します。
活動開始です。
各たて割り班の教室では、6年生がリーダーになって、全体の進行を行います。
第1回目ですから、全員が自己紹介をします。
その後は、1年間で遊びたいゲームなどについて話し合いました。
話し合いが終わった班から、遊びを開始です。
これは、お題(例:誕生日順)に合わせて、並び替えをする「整列ゲーム」です。
たまたま、見本を示していた6年生のリーダーが、今日、誕生日だったこともあり、「♪ Happy Birthday to You・・・」と班のメンバーが自然に歌っていました。
「ゴロゴロドカン」です。ボールを回していて、「ストップ」がかかった時にボールを持っていた子は、自分の好きなことを発表しなければなりません。
「何でもバスケット」です。どの子も大好きな遊びです。キャーキャー大声をあげながら、椅子を移動していました。
開校150周年記念Tシャツは、5年生がターコイズ、6年生がミディアムブルーという青系の色になっています。
本校の中心となる「潤徳ブルー」の高学年の子供たちが、1年間、たて割り班を引っ張ります。【校長】
花壇に花を植えました
本日(6月1日)の中休み、栽培委員の児童がプール前の花壇に集まり、植物の苗を植えました。
栽培委員の児童は、移植ごてを手にして、持ち場につきます。
傷がつかないように、優しくポットから苗を取り出しています。
穴を掘って、苗を植えます。
栽培委員担当の先生も、児童と一緒になって花を植えました。
プール脇の花壇が、とても華やかになりました。
これらの美しい花は、近所にお住まいの土方様から寄贈いただいたものです。いつも本当にありがとうございます。大切に世話をしていきます。
自分の限界に挑戦!
今日と明日の予定で、「令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」のうちの実技に関する調査(新体力テスト)が全校で行われます。
校庭では、ソフトボール投げが行われました。
本校で実技を実施する際の最大の特徴は兄弟学年、学級で協力して記録をとることです。
1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生が兄弟学年としてペアになります。
6年生が何人も集まって、1年生にソフトボール投げのレクチャーを行ったことで、大きく記録を伸ばす子も見られました。
体育館では、長座体前屈、反復横跳び、立ち幅跳びが行われました。
今年度、特に力を入れて練習した立ち幅跳び。大きく腕を振って、ジャンプ!
昨年度の重点だった反復横跳び。去年のこの時期、特訓を繰り返していた6年生が、秘伝のコツを1年生に伝授です。
今日は、新体力テスト、たて割り班活動と、本校が重視する異年齢交流がたくさん行われる大切な日です。
いつもとは違う子供同士が関わることにより、笑顔あふれる1日になってほしいと思います。【校長】
生活科見学(2年)
今日は、2年生が「町たんけん」として、生活科見学に出かけました。
今週の月曜日に予定していたのですが、雨天だったため、今日に延期して実施です。
まずは、校庭で今日のめあてを確認します。
遊びに行くのではありません。自分たちの「まち」について、新たな発見をしてくるのが大事です。
まずは、ふれあい橋を渡って、大木島自然公園に行きます。
1年生のときに、遠足や生活科見学で来ている公園ですが、今日は、あくまで「町たんけん」。
去年のように自然と遊ぶことは最小限にして、気付いたこと、見付けたことをワークシートにまとめていきます。
とは言っても、目ざとい子供たち。
すぐに、気になるものを見付けて、宝物にしています。
次の見学場所に行くときも、周りをよく見て歩きます。
2年生A「ねぇ、先生、リサイクルって、何?」
リサイクルセンターを見付けて、新たな発見をしたようです。
次の見学場所は、川原附公園(リス公園)です。
2年生B「僕、週3回くらい、この公園で遊んでるよ。」
身近な公園でも、学習として来ると、感じ方も違うようです。
最後の見学場所は、万願寺中央公園です。
こちらも昨年度の秋に生活科見学で来ていますが、初夏の公園はその時と雰囲気が違います。
最後の場所ですので、これまで見付けたことを熱心にまとめています。
2年生C「校長先生、私、30個も見付けちゃった!」
ワークシートを見ると、発見したことがびっしり書かれています。
最後はお待ちかねの公園遊びです。
いっぱい遊んで、とても楽しそうでした。
身近な場所も、よく観察すると新たな発見があるものです。
「町たんけん」を通して、自分の住んでいる場所に愛着をもってほしいと思います。【校長】
こころの劇場(6年)
「こころの劇場」は、一般社団法人舞台芸術センターと劇団四季が、日本全国の子供たちに舞台を通じて人が生きていくうえで、最も大切なものを語りかけるプロジェクトです。
昨年度の6年生はコロナ禍ということで、動画での鑑賞でしたが、今回は、八王子市のJ:COMホールに出かけて、実際に観劇します。
本格的なホールを目の前にして、テンションが高まる子供たち。
会場内には、日野市の全ての小学校の6年生が集まっています。
3階席までぎっしりです。
演目は、「ジョン万次郎の夢」です。
劇中の様子をお伝えすることはできないのですが、実在のジョン万次郎が日米の架け橋となり、鎖国下の閉ざされた日本を変えていくミュージカルです。
今回、本校は1階席正面の一番前という「S席」にあたる、素晴らしい場所で観劇することができました。
役者さんの細かい表情まで伝わり、大迫力でした。
6年生A「どうして、こんなにいい席になったの?」
担任「校長先生の運です!」
6年生たち「おぉ~」
校長と座席は何の関係もありませんが、開校150周年の運があったのかもしれません。
観劇後の女子トークにちょっと入ってみました。
校長「ミュージカル、どうだった?」
6年生女子B「踊りがすごかった、感動!」
6年生女子C「歌声が大きくて迫力があった!」
6年生女子D「荒波が1枚の布で表現されていて、すごいと思った。」
校長「すごかったよね。将来、女優さんになろうと思わなかった?」
6年生女子BCD 「それはないです!」
学校に戻ったのは、午後1時過ぎとなり、遅めの昼食となりましたが、子供たちにとって貴重な経験になったようです。
来年2月には「日野市市制60周年 開校150周年記念学芸会」が予定されているので、よい刺激になったことでしょう。
保護者の皆様には、お弁当、水筒、記念Tシャツの準備にご協力いただき、ありがとうございました。【校長】
自転車免許取得!
警察の方「自転車は人ですか?車ですか?」
3年生たち「車!」
今日は、3年生対象の自転車教室が開かれました。
大人が自動車を運転するには運転免許証が必要です。
しかし、「軽車両」である自転車には免許がありません。
そこで、「学科」と「実技」の講習をクリアした子に「自転車免許」を交付するのが自転車教室です。
警察官の方から、「自転車安全利用五則」などのお話をいただき、学科のテストを受けます。
テストは10問ですが、「○」をつけるか「×」をつけるか、迷う子もいます。
その場で正解発表と解説が行われます。
3年生A「校長先生、満点だったよ!」
と得意気に話す子も多く見られました。
自転車の交通ルールについて、考えを深める時間になりました。
自転車に安全に乗るためには、学科で知識を得るだけでは足りません。
実技で、技能を身に付ける必要があります。
体育館で仮設コースを作り、様々な障害をクリアしていきます。
学科と実技の厳しい審査をくぐり抜け、受講した全員に無事自転車免許証が交付されました。
3年生には、免許保有者としての自覚をもって、安全に運転してほしいものです。
自転車教室の実施にあたりましては、日野市の防災安全課、日野警察署、日野市地域交通安全活動推進委員の皆様、そして、保護者の皆様のご協力をいただきました。
特に保護者の皆様には、自転車の貸出や実技の際の補助など、たくさんのご協力をいただき、感謝申し上げます。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)