日誌

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BINGOで運試し!

今朝は、今年度最後の児童集会が行われました。

内容は、「全校BINGO大会」です。

各学級では、前日までに配布された画用紙のBINGOカードに、あらかじめ、1~30の数字を書き入れておきます。

集会委員がルーレットを回し、出た数字によって、BINGOになる仕組みです。

リモートでの集会でしたが、出た数字によって、子供たちは一喜一憂。

校内のあちらこちらから大歓声が上がります。

簡単そうに書いていますが、実は、舞台裏は大変です。

集会委員の子供たちは、多目的室に集まって、各教室にGoogle Meetで配信を行います。

 

集会委員がフリーソフトで見付けてきたというルーレットのソフトを使って、数を抽選します。

1度選んだ数にはルーレットが止まらないようにプログラムされているようです。

司会役の子供たちも、抽選のたびに盛り上げます。

また、ビンゴになった学級を発表していきます。

リモートなのにどうして、ビンゴになった学級が分かるのか・・・ということですが、ビンゴになった学級は「挙手ボタン」を押すことで、集会委員に知らせるのです。

 実際に、ビンゴになった学級は、立ち上がって大喜びです。

 

何気ない、朝の集会の一コマですが、実は、とてもレベルの高い内容だと感じています。

集会委員の役割は、まさに、テレビ局から生放送しているのと同じで、各学級は視聴者参加型の番組に参加しているということになります。

オンラインを駆使した集会、それも、子供たちが自発的に運営していることに、大きな価値を感じます。【校長】

たのしくうつして

2年生の教室に入ると、子供たちが、図工の「たのしくうつして」に取り組んでいました。

これは、版画の学習です。

「型紙」や「版」を使って、様々な模様を作り、1つの作品にしていく学習です。

まず、画用紙を切り取って、「型紙」と「版」を作ります。

細かい模様を描いている子もいましたが、後でインクをつけていくので、そこまで細かいことは必要ありません。

教室の前方に刷る場所が色別に4か所設けられました。

子供たちは、「型紙」や「版」を使ってローラーで刷っていきます。

今年の干支の影響か、うさぎを版にしている子も目立ちます。

中には、「ローラー」を版にしている子もいました。

2年生A「右と左が反対になるから、気を付けなきゃ!」

2年生B「『版』がローラーで動いちゃうから、裏側をテープでとめておこう。」

作業しながら、版画制作のポイントを学んでいきます。

今日は、「型紙」や「版」で模様を作り、次回は、クレパスなどで、飾りの絵を加えていきます。

どんな世界が描かれるか楽しみです。【校長】

6年生へのお手紙

たて割り班の企画・運営を6年生から5年生にバトンタッチする準備を進める中、これまでお世話になった6年生に下級生から感謝の手紙を書く取組が進められています。

校長が様子を見ていた2年生の学級では、6年生にどんなお手紙を書くか、話し合いが行われていました。

2年生A「たて割り班の遊びで、工夫してくれたことを書いたらいいと思います。」

2年生B「中学校に向けてのメッセージを書いたらいいと思います。」

2年生C「1年生のときに、今の6年生が教室に迎えに来てくれたから、そのことを書きたいです。」

今の6年生は、5年生だったときに、当時1年生だった今の2年生が迷子にならないように教室に迎えに行っていたので、そのことが思い出に残っているようです。

各たて割り班の6年生の名前と顔写真を5年生がデータ化しているので、それを見ながら、思い出を振り返ります。

感謝の気持ちを込めながら、ていねいに6年生への手紙を書いていました。

中には、写真を見ながら、似顔絵を書いている子もいました。

各たて割り班の下級生が書いた手紙がまとめられて、今後、6年生に渡されていきます。

6年生は、どんな気持ちで受け取るでしょうか。【校長】

全校朝会

本日(1月31日)の朝、オンラインで全校朝会が行われました。

 

本日の全校朝会では、多くの児童が、表彰されました。

<表彰式の様子>

<校長先生のお話>

斉藤校長からは、学年ごとに行っている山都町立潤徳小学校と日野市立潤徳小学校との交流の様子についてお話がありました。

既に交流を行っている学年は、4から6年生です。交流は、オンラインで行っています。距離にして約1000キロメートル離れている両校の児童が、オンラインでクイズをしたりゲームをしたりして、リアルタイムでつながりをもつことができることは、素晴らしいことだと感じます。

交流は今後も続きます。

これから交流する学年のみなさん、楽しみにしていてくださいね!

箏を楽しもう!

小学校で楽器を演奏する場合、多くは、リコーダーや鍵盤ハーモニカになります。

外国から入ってきた楽器、そして「ドレミ・・・」の音階で演奏します。

しかし、日本にも伝統的楽器である和楽器があり古くから親しまれてきました。

4年生は、代表的な和楽器である「箏」の練習に取り組んでいます。

箏は、爪で絃を弾くことで音が出ます。

子供たちは、自分の親指のサイズに合わせた爪をつけ、練習に取り組んでいます。

箏を演奏するときは、「ドレミ・・・」の階名を覚えるのではなく、数字譜を覚えなければなりません。

子供たちの練習曲は、「さくらさくら」です。

「♪さくら〜(七七八) さくら〜(七七八)」と覚えるわけです。

箏には、通常13本の絃があり、「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、斗、為、巾」と表されています。

子供たちは、数字譜を頭に入れながら、該当する絃を弾いていきます。

音楽専科の範奏を聞き、イメージを高めます。

1つの箏に対し、3〜4名でグループを組み、2分間ずつ練習して交代していきます。

演奏の最後は、半円を描くように全ての絃で「ポロロン」と音を出します。(うまく表現できず、すみません。)

校長「全部数字で覚えるなんて、難しくないの?」

4年生A「もう、全部覚えちゃった。」

4年生B「慣れるとそんなに難しくないよ。」

子供たちによると、リコーダーより箏の方が簡単だとか。

そろそろ1月も終わり、年始めという感じではなくなりますが、音楽室では、まだ雅な雰囲気が続きそうです。【校長】

体力向上月間の取組

本校では、子供たちの体力向上を目指し、年間3回、「体力向上月間」を設定しています。

1回目は6月。体力テストに向けて、反復横跳びの練習に取り組みました。

2回目は12月。縄跳びに取り組みました。

3回目となる1・2月は、持久走です。

この期間中、全校児童が、中休みに校庭で持久走に取り組んでいます。

本校は700名を超える児童数ですので、1・3・5年と2・4・6年の2つのグループに分けて持久走に取り組んでいます。 

本日は、2・4・6年が持久走に取り組む日です。

 

校庭に2つのトラックを作り、密を防ぐ工夫をしています。

斉藤校長先生も、子供たちとともに持久走に取り組んでいました。

取り組んだ後は、「持久走記録カード」に走った回数分、色を塗って記録に残します。

 この取組を通して、「自分の体力や体調に合わせてペースを変えずに一定時間を走り抜く持久力」と「めあてをもって粘り強くやり抜く態度」を育んでほしいと願っています。

しつこく、ダイエット、しなきゃ・・・

山都町立潤徳小学校の学校だより「狭霧の朝」、とにかく面白いのです。

特に、コラム「潤徳抄」は、池部校長先生のプライベート満載の「攻めた記事」になっています。

今年の1月16日に発行された「狭霧の朝」52号の「潤徳抄」では、池部校長先生ご自身が「特定保健指導」に臨まれている記事が赤裸々に書かれています。(詳しくは、こちら

この52号を拝読して、考え込んでしまった私。

実は、恥ずかしながら、私も現在、「特定保健指導」の取組をせざるを得ない状況となっているのです。

「特定保健指導」とは、「生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをするもの」(厚生労働省HPより)です。

私も、毎年の「常連」となっており、そのたびに「食事をコントロールしなさい、運動しなさい、お酒を控えなさい」などとご指導を受け続けてきました。

今年も、私の担当となった管理栄養士の方から、こんなお話をいただきました。

管理栄養士の方「定期的に運動されていますか?」

校長「コロナ禍で、なかなか運動は…。(ホームページのネタを探しに)校内を歩くようにしていますが・・・。」

管理栄養士の方「毎日、続けることが大事ですよ。ぜひ、取り組んでみてください。」

そう言われても・・・と「一人ツッコミ」するのが毎年のことなのですが、そんな折に「狭霧の朝」52号が目に留まったわけです。

そもそも、池部校長先生は、休み時間などに子供たちとウォーキングをされることが日課になっているようです。(詳しくは、こちら

3学期になり、「やっぱり、ダイエット、しなきゃ・・・」と考えさせられる出来事が連発しています。

「定期的な運動かぁ・・・。」と考えていたところに、始まりました、「持久走月間」!

これを生かさない手はありません。

 

今日は、1・3・5年生の日。

複数のコースがあるうち、1年生のコースに混ぜてもらいます。

1年生A「校長先生も走るの?」

1年生B「校長先生って、1年生なの?」

校長「みんなと走るよ。校長先生は、今年から潤徳小に来たから、1年生と同じなの。」

理由を聞き、にこにこする1年生たち。

「高学年と一緒に走ったら、置いていかれちゃうからなぁ・・・。」との本音は、とても明かせません(苦笑)

準備体操をし、マスクを取って、スタートです!

1年生と一緒にのんびりジョギングすることを想像していたら、一瞬でダッシュしていく1年生たち。

すぐに「周回遅れ」となり、

1年生C「校長先生、遅いなぁ。」

と、抜きながら言われる始末。

5分間走ですが、屈辱の時間となりました。

1年生D「校長先生は、何周走った?ぼくは、19周走ったよ。」

校長「すごいねぇ。校長先生は、走っている間に何周走ったか忘れちゃった。」

苦しい言い訳になってしまいます。

「明日、明後日は週末だし、来週の午前中は出張の日もあるし・・・。」

三日坊主の誘惑がいろいろありそうですが、とりあえず、頑張ってみようかな…と思います。

子供たちの「持久走記録カード」の目標は「新宿駅」ですが、私は「百草園駅」を目標にしようかなぁ、と最初から、かなり弱気になっています。【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション〜4年生交流編〜

先週の5年生に続き、今朝は、4年生が山都・潤徳小との交流を行いました。

交流を行う上で、一番ハードルが高いのが4年生。

山都・潤徳小は小規模校で、4年生の児童数が0名なのです。

ですから、学年同士の交流ということができません。

そこで、今回は、日野・潤徳小4年生と山都・潤徳小全校児童とのゲーム大会を行いました。

 

4年生は、全員、多目的室に集合です。

山都・潤徳小の全校児童のみなさんも1つの教室に集まってくれました。

今回、司会・進行は、日野・潤徳小側で行います。

はじめの言葉担当児童「盛り上がっていきましょう〜!」

軽いシャウトで、朝からハイテンションになる子供たち。

交流は、クラスごとに考えたゲームを代表児童4名ずつで行います。

4年1組のゲームは「30秒当てゲーム」。

心の中で30秒を数え、「ここだ!」と思ったところで手を挙げます。

ストップウォッチで計時した正確な30秒との違いを比べるゲームです。

結果は、山都・潤徳小に29秒で手を挙げた子がいて、日野・潤徳小に31秒で手を挙げた子がいました。

熊本と東京に時差はありません。当然、30秒の感覚も同じですね(笑)

4年2組のゲームは「心を合わせようゲーム」。

2組の担任が出す「お題」で思いつくものを書き、どれだけ一致するかというものです。

お題は「節分といえば?」。

2組の代表児童の4名のうち、3名は「豆まき」で、かなり心が合ったようです。

山都・潤徳小の代表児童にも「豆まき」がありました。

「おに」なども出て、イメージは共通しているようでした。

4年3組のゲームは「フラフープリレーゲーム」。

縄跳びのようにフラフープを5回跳んで、隣の子に渡し、4人全員跳んだ時間を測ります。

3組の代表児童は、1回もミスすることなく、「21秒」という驚異的なタイムを叩き出しました。

山都・潤徳小の代表児童には低学年の子もいて、ちょっと苦戦。

4年生は、画面越しに「頑張れ〜!」と大きな声援を送っていました。

4年4組のゲームは「片足バランスゲーム」。

アイマスクで目隠しをし、30秒数える間、片足でバランスをとるというものです。

両足をついてしまったら座ります。

先日の福祉体験でアイマスクをすることに慣れた本校の4年生には少しアドバンテージがあるようです。代表の4人とも、30秒間、片足で立つことができました。

一方の山都・潤徳小は、3人が座ってしまうなど、ちょっと苦戦。

しかし、残った1名の児童が30秒間、ずっとピョンピョンとジャンプしっぱなしで、ユーモラスな動きに両会場とも爆笑となりました。

終わりの言葉担当児童「これからも仲良くしましょう!」

子供たちも画面を通じて、大きく手を振り合って、心の距離が縮まったように感じました。

 

今回は、ゲームを日野・潤徳小側で決めた上に、山都・潤徳小は学年がバラバラの代表児童選定となったため、明らかに、日野・潤徳小側が有利な状況となりましたが(フラフープリレーは、事前に「闇練習」もあったとか・・・)、勝ち負けにこだわらず、遠くの学校同士で一緒にゲームを楽しめたことは大きな意義があったと思います。

一昨日は、山都・潤徳小が最強寒波の影響で、臨時休校となったこともあり、事前打合せが十分できず、ぶっつけ本番になったところもありましたが、子供たちからは「仲良くなりたい」という意識を感じとることができ、ほのぼのとした時間になりました。

来週、2月3日(金)は、3年生が交流予定です。【校長】

(山都・潤徳小側から見た交流の様子は、こちらから)

体力向上月間~持久走~

今朝(7時半頃)の校庭の気温は-5℃。

昨日よりもさらに気温が下がり、風が弱かったこともあり、プールも全面凍った状態になっています。

 

昨日は、強風で吹き飛ばされたカップが多かった1年生の「氷作り実験」。

リベンジで、1年生がほほえみの丘の「頂上」に一晩カップを置いておいたところ、今回は見事全面凍結しました。

やはり、山頂は凍える寒さなのですね・・・。 

子供たちの登校の様子も気になり、学区域を回ってみましたが、しもばしらを踏みながら登校する子もいるなど、冬を楽しんでいるようでした。

私も、あまりにもきれいな富士山をふれあい橋からパチリです。(フルサイズにしてみました。)

 

さて、こんな寒い時期ですが、いえ、こんな寒い時期だからこそ、外に出て運動し、病気に負けない体力をつけることが大事です。

12月の縄跳び月間に続き、これから2月18日(土)までを持久走月間として体力向上に取り組みます。

今朝は、「持久走集会」として、体育委員会の児童がリモートで持久走月間の取組について説明しました。

明日から、奇数学年、偶数学年が日替わりで中休みに校庭を走ります。

走る前、走るときに気を付けることなどの話がありました。

「持久走記録カード」に日々の頑張りを記録していきます。

体育委員会児童「ゴールの新宿駅まで色が塗れるように頑張りましょう!」

新宿を目指すのはもちろんのこと、どうせなら熊本・山都町に行けるくらい頑張ってほしいものです。

 

子供たちは、明日から本格的に走り始めますので、保護者の皆様は、いつも以上に朝の健康観察をていねいに行っていただきますよう、ご協力をお願いいたします。【校長】

【速報】最強寒波の影響は・・・?

今朝は、全国的に「最強寒波」の襲来で交通機関に乱れが出るなど、大きな影響が出ています。

山都町立潤徳小学校も臨時休校になってしまったようです。

今朝の本校の様子をお伝えします。

午前7時半過ぎの百葉箱の中の温度計は、およそ-4℃を指していました。

こんなに寒いので、プールが全面凍結しているかと予想していましたが、校舎側の一部に薄い氷が張っているだけでした。風の影響のようです。

昨日から一晩置いた、1年生の氷作りの実験ですが・・・。

見事、全面凍結です!

しかし、風の影響で、多くのカッブの中は、砂や落ち葉入りの氷になっています。。。

さて、昨日の記事でお知らせした、「標高約3mのほほえみの丘のふもとと頂上で氷のでき方は違うのか?」という壮大な実験ですが・・・

朝、行ってみると、頂上やふもとのカップがありません。

担任に聞いてみました。

担任「全部、風で吹き飛ばされてしまいました。飛ばないように、カップの裏をテープでとめていたんですけどねぇ…」

今回の実験から、1つの結果が得られました。

「山の山頂の風は強い」(笑)

 

1時間目になり、1年生たちが自分のカップを置いた場所にやってきました。

1年生A「やった〜!氷ができてる!」

と、喜ぶ子がいる一方、強風で吹き飛ばされたのか、

1年生B「校長先生、私のカップがない・・・」

と悲しそうに訴えてくる子も多くいます。

校長「のどが乾いて、鳥さんが飲んじゃったのかもしれないね。」

などど、フォローするしかありません。

1年生は、Chromebookで写真を撮って、記録などをしていました。【校長】