日誌

日誌

人生初授業!

昨年の11/28から、本校で1年間にわたる特別教育実習をスタートした東京教師養成塾生。(詳しくは、こちら

年が明けて、今日は、現在担当している2年生の学級で国語の授業を行いました。

人生で初めての授業です。

内容は「カンジーはかせの大はつめい」です。
漢字を部分に分け、漢字クイズを解いたり、作ったりする授業です。

自作の「2つの漢字を合体させる機械」の上から「門」と「日」を入れると・・・

「間」になって下から出てくるというものです。

ルールが分かったところで、実際に2つの漢字を1つにしてみます。

「田」と「力」で「男」、「石」と「山」で「岩」となります。

今度は、自分で問題を作ってみます。

本校でも端末の利用を積極的に進めている2年生。

まだ、端末を使い始めてから1年も経っていないのですが、空欄には「テキストボックス」を使って、手書きではなく、ワープロで文字変換して入力している子も何人かいました。

特に指示しているわけではないのですが、自在に使いこなしている子供たちの技量にびっくりです。

互いに作った問題を閲覧し、コメントを送付して、交流をしていました。

自分自身の教育実習の時は、まずは、チョークを使って板書し、自作の教材で子供たちの興味をひくということを考えていましたが、今日の授業では一切チョークを使わないなど、昔とは状況が一変しています。

特に本校では、児童の端末を積極的に活用することをスタンダードにしていますので、人生初の授業からICT機器を活用するように指導しています。

とは言っても、緊張するのは誰でも同じ。

授業が終わってホッとする塾生の姿が印象的でした。

これから、授業する教科、回数が増えていきます。

しっかりと基礎・基本を学んでほしいと思います。【校長】

中学校に向けて・・・わくわく!

本校での登校日数が50日を切った6年生。

進学する中学校への期待や不安が高まる時期です。

今日は、6校時に三沢中学校の生徒会の4名の生徒と担当の先生2名が来校し、体育館にて「小中交流会」が開催されました。

 

4名の生徒のうち、3名は潤徳小学校の卒業生です。

会の最初は「私のこと、覚えてますか~?」というフレンドリーな呼びかけからスタートです。

 

6年生の子供たちにとって不安なことは、小学校と比べて、中学校では生活がどのように変わるかということでしょう。

授業時間が50分になること、中休みはないこと、教科担任制になることなどをスライドを使って分かりやすく説明してもらいました。

 

給食の紹介もありました。

揚げパン、おでん、ミートソース、カツカレーなど、子供たちの好きそうな給食の写真が紹介されます。

食べ物の効果は絶大。子供たちの目が輝きます。

確かに、とてもおいしそうです。

 

行事の紹介もありました。

司会「奈良・京都の修学旅行では、恋バナもできますよ!」

まさに、青春!という感じです。

 

途中、クイズも織り交ぜながら、中学校生活への関心を高めていて、生徒会のみなさんの説明の工夫が見られました。

 

そして、子供たちの関心が高い、部活動の紹介です。

運動部の紹介では、高度な実技を披露する部もあって、子供たちから歓声が上がりました。

 

文化部の紹介でも演奏や作品の紹介などがあり、とても楽しそうです。

多くの部活で強調されていたのが、先輩、後輩関係なく、仲良く活動しているということでした。

「先輩の言うことは絶対!」という風潮はずいぶん少なくなっているようです。

 

配布してもらった資料と映像を真剣に見ている子供たち。

自分の中学校生活をイメージしているのでしょう。

6年生の3学期は、小学校を離れたくないという思いと、中学校生活への憧れが入り混じる独特な時期です。

様々なことを考え、自分の成長につなげてほしいものです。

 

三沢中学校の生徒会のみなさんも、大変分かりやすく、子供たちの興味を引く説明をしてくれました。

「あのような中学生になりたい」というモデルを示してくれたように感じます。

本校の6年生の何人かも、きっと、2年後くらいに生徒会の説明者として戻ってきてくれることでしょう。

期待したいものです。【校長】

席書会(中学年編)

本日(1月13日)の午前中、3・4年生が体育館で席書会を行いました。

 

<3年生>

1・2校時は、3年生です。 

毛筆による書写の学習は、3年生から始まります。

もちろん、体育館での席書会も初めての3年生。

心もち緊張した面持ちで取り組んでいるように感じました。

 

 

今年度、初めて毛筆に触れた児童も多かったことと思います。

そのような中、子供たちは、「始筆、送筆、終筆」などの書き方に気を付けて、毛筆で「お正月」を書くことができました。

 

<4年生>

3・4校時は、4年生です。

4年生のお手本の文字は「元気な子」となっています。

 

本校の中学年が、毛筆の学習でお世話になっている講師の土方囂々先生から「特に、『気』の文字の形を整えることが難しい。」とお話をいただきました。「気」の4画目の「そり」は、「折れ」や「曲がり」のように、穂先の位置を移動させる必要があります。子供たちのみならず、毛筆に慣れていない大人でさえも難しい高度な技が必要とされます。また、「気」の5画目の始筆の位置も、概形を整える上で重要となるようです。

 

子供たちは、常日頃から土方囂々先生からご指導いただいている注意点を一つ一つ確認するように、慎重に取り組みました。

席書会(高学年編)

年末年始は、日本の伝統文化に触れる機会が多くあります。

書き初めもその一つでしょう。

本校では、今日が高学年、明日が中学年が体育館に一堂に会し、学年全体で書き初めに取り組む「席書会」を行います。

<6年生>

3・4校時、6年生が体育館に集まりました。

「小学校最後の席書会」です!

とは言っても、6年生は、3年生のときから経験していますから、もう4回目。

慣れた手つきで準備をしていきます。

 

6年生のお手本の文字は「夢の実現」です。

特に1文字目の「夢」は、画数が多く、バランスをとるのも難しいため、多くの子が苦労しています。

 

近くにいた子に聞いてみました。

校長「小学校最後の席書会、意気込みは?」

6年生A「寒い・・・」

体育館用のストーブをつけましたが、開始時の室温は13℃。

「夢の実現」より、「冬の現実」の方が勝っているようです。。。

 

<5年生>

5・6校時は、5年生です。

最初に体育館の前方に集まって、心構えなどについて話を聞きます。

 

担任「それでは、校長先生からも一言をいただきます。」

突然の”振り”でしたが、「文字は心を表します。」などと話します。

 

5年生のお手本の文字は「希望の朝」です。

「希」も「望」も斜めになっている画があるので、形がとりにくいようです。

 

5年生にも聞いてみました。

校長「5年生の席書会、どう?」

5年生A「難しい・・・」

5年生B「つらい・・・」

忍耐も学んでいるようです。。。【校長】

ダイエット、しなきゃ・・・

今日から、本格的に授業が始まり、「学校の日常」が戻ってきました。

学校を回っていると、体育着を着ているわけではないのに、校庭に出ていく5年生たちを見かけました。

たぶん、何かがあるに違いありません。ついていってみました。

5年生たちは鉄棒の前に集まり、担任の話を聞いています。

 

担任が、鉄棒に何か引っ掛けています。

聞いてみると、「電磁石」で、乾電池1個ながら、強力な磁力が発生し、「ある程度の重さ」までは耐えることができるということでした。

「ある程度の重さ」というのが気になります。

5年生になると、かなり体格差が出てきます。

いろいろな子がぶら下がってみて、実験してみることになりました。

 

すると、何と、余裕でぶら下がることができます。すごい!

 

他の子がやってみても大丈夫です。

 

ランドセルを背負ったままでも大丈夫。「ある程度の重さ」というのは、相当な重さを指すようです。

担任「試してみたい子はいるかな〜?手を挙げてね。」

高学年になると、全員が希望するわけではありません。

「ある程度の重さ」を超えていたらどうしよう・・・という心理が働いてしまっているのでしょう。

しかし、何人かはトライ。どの子もぶら下がって、ちょっと楽しそうです。

少し、うらやましくなってきました。

校長も、おずおずと手を挙げてみます。

担任「校長先生も、実験、やってみるって!」

5年生たち「おぉ〜!」

校長「絶対、実験、成功させるぞ〜!」

5年生たち「イェ〜!!」

意味なく、場を盛り上げる校長。一抹の不安が心をよぎります。

 

意を決して、全体重をかけてみます・・・

「カシャン」

無情にも、磁石の外れる音が聞こえます。

担任「磁石が外れても、落下しないようにストッパーが付いているんだよ。」

というわけで、磁石が外れても安全なわけですが、多くの子たちの前で「ある程度の重さ」を超えていることを証明してしまった校長。

ちょっと・・・いえ、・・・かなり恥ずかしく、「穴があったら入りたい」心境になりました。

理科の実験とすれば「電磁石は、ある程度の重さまで耐えられる」ことを実証したことになるのですが…。ちょっと複雑な気持ちになりました。

 

教室に戻り、さらに電磁石の話を聞いている子供たちを見ながら、「今年こそ、ダイエット!!」との気持ちを固めた校長。「一年の計は元旦にあり」です!

 

校長室に戻ると、今日が3学期の給食開始日ということで、検食が置かれていました。

今日の給食は「七草スープ茶漬け」や「紅白フルーツ白玉」などの正月にちなんだ献立です。(詳しくは、こちら

あまりのおいしさに、先ほどの決意が薄れ、すぐに完食した校長。

「今日は、縁起物だし仕方ないな・・・。」と心で言い訳してしまい、今年も「三日坊主」になりそうな予感がします。(苦笑)【校長】

3学期が始まりました!

新年、あけましておめでとうございます。

今年は、本校の開校150周年となる特別な年を迎えました。

本校の歴史に残る素晴らしい年にしたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

さて、ちょっと長めの冬休み明け、子供たちのスタートの様子を少しご紹介します。

今学期のめあてを立てている5年生たちです。

委員会やクラブ活動について書いている子が多く見られます。

だんだんと6年生から引き継ぎを受け始めている5年生。

最高学年が近付いた自覚が高まってきているのでしょう。

こちらは6年生。

係活動のメンバーを決めているところです。

毎学期行ってきた恒例の話し合いですが、いよいよ小学校最後の係活動となりました。

特に3学期は「小学校最後の○○」がついて回ります。

6年生の登校日は残り52日。1日1日、いや、1秒1秒を大切にしてほしいものです。

書き初めに取り組む2年生です。

これまでの練習の成果を生かし、お手本を見ながら、しっかりとした字形で書いています。

3年生からは、書き初めは毛筆になりますから、早くも「小学校最後の硬筆の書き初め」となります。

1画1画、気持ちを集中して臨んでほしいものです。

1年生は、校庭で、合同体育として、学年全体で「バナナおに」をして遊びました。

最初に、全員で集まって説明を聞きましたが、せっかく集まったこともあり、「各クラスのよいところ」を手を挙げて発表していました。

1年生A「うちのクラスは、あいさつを大きな声で言えます。」

1年生B「うちのクラスは、先生の話を前を向いて聞くことができます。」

1年生C「うちのクラスは、足の速い子がたくさんいます。」

なるほど・・・1年生の成長ぶりが伝わってきます。

1年生D「うちのクラスは・・・先生が優しいです。」

言われた担任は、「笑顔招福」状態です。

 

かわいい1年生に、私も声をかけてみました。

校長「今年もよろしくね。」

1年生E「校長先生、よいお年を。」

早くも年の瀬を迎えた気分です(笑)【校長】

令和4年度3学期始業式

本日(1月10日)の朝、3学期始業式をオンラインで挙行いたしました。

 

 <開式>

 

<4年生による児童代表のことば>

 

 

<学校長の話>

 

今年度も残りわずかとなりました。1年を1とすると、残りは4分の1ほどの日数しかありません。

来年度に向けて、しっかりと準備をしていきましょう。 

  

<校歌斉唱>

 

 

<閉式>

 

 

<転入生の紹介>

3学期から本校で一緒に学ぶことになった友達です。

一人ずつ自己紹介をしていただきました。

  

3学期も「笑顔招福」な毎日を送ることができるように願っています。

もういくつ寝ると・・・

今日は、2学期の最後の登校日。

終業式の様子は、前の記事でお伝えしていますので、それ以外の子供たちの活動についてお知らせします。

1時間目から年末の大掃除に取り組む3年生。流しのところで「冷た〜い」と絶叫する声が聞こえます。

1年生も全員総掛かりで教室をきれいにします。

6年生には、総合的な学習の時間で調べてきた「自分をみつめて」の最終プレゼンを行っている学級がありました。自分の将来就きたい職業についてスライドにまとめ、発表しました。

教師、警察官、医者、キャラクターデザイナー・・・、真剣に自分の将来を考えている子が多くて、聞き応えがありました。

最終日、お楽しみ会の時間を設定して遊ぶ学級もあります。寒さに負けず「増えおに」で遊ぶ5年生です。

6年生も「どろけい」で元気いっぱいに遊びます。

1年生は、学年でドッジボールです。

室内で「王様じゃんけん」で遊ぶ2年生。

昔遊びに興じる4年生の学級もありました。

冬休みには、Chromebookを持ち帰ります。充電コードの配布を受ける3年生たち。約束を守って、有意義に活用してほしいと思います。

2年生には、山都・潤徳小の池部校長先生直伝の錦鯉ネタ「こ・ん・に・ち・は〜」にハマって、私とあいさつすることが定番になっている学級があります。今日は、今学期最後の「こ・ん・に・ち・は〜」でお別れです。

下校時、昇降口に出ると、たくさんの子供たちが私のところに寄ってきて、「よいお年を!」、「ありがとうございました!」、「また3学期ね!」などとあいさつをしていってくれました。

何とかわいい本校の子供たち。

 

あと9回寝るとお正月、18回寝ると3学期の始業式です。

終業式で子供たちには、「笑顔招福」の冬休みを過ごすように伝えました。

今年の漢字は「戦」ということで暗い話題が多く感じましたが、来年は「笑」が選ばれるような年になってほしいものです。

児童のみなさん、保護者・地域の皆様、本校ホームページをご覧の皆様、よい年をお迎えください。【校長】

 

(東西潤徳小学校恒例の両校長の「定期オンライン連絡」によると、山都・潤徳小は、雪の影響の可能性を考え、昨日のうちに終業式を済ませておいたとのことです。実際に、今日はスクールバスが動かず、臨時休校になったようです。「クリスマス寒波」の影響を受けている地域は多いのでしょう。本校が予定どおり終業式を行うことができたのは全国的に見れば幸運なことなのかもしれないですね。→詳しくは、山都・潤徳小HPにて)

令和4年度2学期終業式

本日(12月23日)の朝、2学期終業式をオンラインで挙行いたしました。

 

<表彰の様子>

 

式に先立ち、表彰を行いました。

絵画で優秀な成績を収めた児童を顕彰しました。

 

<開式のことば>

 

<2年生による児童代表のことば>

 

教室で視聴している児童にとって、来年への希望や意欲につながる話となりました。

代表として選出された3名の児童は、全教室への動画配信ということで緊張したことと思いますが、その務めを立派に果たすことができました。 大変よくがんばりました。

 

<学校長の話>

 

校長からは、2学期における各学年の取組 について紹介がありました。

日常の学習風景や行事の様子が分かる写真を画面共有することで、視聴している児童にとっては他学年の様子を知る機会となりました。特に、下学年の児童は、5年生のもち米づくりや6年生の連合音楽会での活躍を知ることにより、上学年へのあこがれや尊敬の気持ちをもったことと思います。

そして、一人一人が「笑顔招福」な2学期となったのか振り返りました。

 

<校歌斉唱>

 

 

<閉式のことば>

 

 

<冬休み中の生活について>

 

 

終業式の後には、生活指導部の先生から冬休みの生活について話がありました。

この話を基に、各学級では、発達段階や学級の実態に応じて生活指導を行いました。

 

<情報モラルに関わる指導について>

 

 冬休み中の一人1台端末(クロームブック)の取り扱いについて、情報主任の先生から話がありました。

クロームブックの約束を全校児童で確認を行いました。

 

 一人一人の児童が、冬休みの意義を十分に理解し、心身共に健康で安全な生活を送ってほしいと思います。そして、希望と意欲をもって3学期の始業式を迎えられるようにと願っています。

 

ひと足早く、Merry Christmas!

2学期に登校するのは明日まで。

今年は、クリスマスの前に終業式を迎えることになります。

学校では、朝の児童集会からクリスマスモードになっています。

 

本校では、学期末に1・2年生を対象に、英語に堪能なリソースルームティーチャー(RRT)と担任等の協力による「英語に親しむ活動」を行っています。

今日は、1年生の活動の日です。1学期末以来、久し振りということになります。

1年生は、抜群の記憶力があります。

1学期末に教えてもらった、ハローソング、あいさつ(I'm fine! など)、数(one~ten)は簡単にクリアしていきます。

今回は、色を表す英語について学びます。

12色が示されました。中には「紫(purple)」など、ちょっと難しいものもあります。

さらに、絵本に出てくる動物などと組み合わせます。例えば「red bird」などです。

かなり難しいのですが、子供たちも頑張って発音しています。

最後は、RRTがクリスマスにちなんだ話をします。

衣装までサンタになりきっているRRT、クリスマスカードや欧米でのクリスマスの過ごし方など、文化にかかわる話も分かりやすくしていました。

1年生は、折り紙のクリスマスリース作りもしています。

2学期頑張った子のところには、きっとサンタさんが来てくれることでしょう。【校長】