日誌

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校長、ほろ苦YouTuberデビュー!

先週の学校公開でのこと。

保護者等の方に昇降口付近でお礼のあいさつをしていると、多くの方から、「校長先生のブログ、いつも見てますよ!」とか「熊本潤徳との交流、楽しみにしています!」などとお声掛けいただきました。

コロナ禍で、なかなか学校の様子をご覧いただくことができないため、校長自身の目で見た学校の様子をお伝えしたいと思い、できるだけ、記事を書いてまいりましたが、反響の大きさに驚くことがあります。

しかし、なかなか、写真と文字だけでは、子供たちの様子をお伝えすることが難しく、特に私の重視する「笑顔」をお届けすることができません。

そこで、しばらく前から、動画を公開することができないか研究を進めてきました。

昨年は、運動会や展覧会、また、6年生の連合音楽会の壮行会の様子などを動画で公開する新たな取組を始めたものの、技術的にはICTに堪能な教員を中心に行っていました。

校長自身も技術を身に付けたいと一念発起し、今回、音楽クラブの児童が校内演奏発表会を行うことから、これを校長単独で動画配信することを計画しました。

You Tubeで配信すると、誰もが閲覧できてしまいます。

個人情報に厳しくなった時代ですので、限定公開に設定し、それをGoogle サイトに埋め込む形にして、配信することにしました。

C4th Home&Schoolで保護者等の方にお送りしたアドレスを知っている方しか閲覧できないようにしているので、個人情報の面はある程度クリアできているはずです。

肝心なのは、校長自身の技量の問題。

昼休みになり、お客さんの低学年の児童が音楽室に集まり、音楽クラブの児童もスタンバイします。

ライブ動画配信開始!

しかし、ふと、画面を見ると校長の顔や天井が配信されています。

タブレットのフロントカメラとバックカメラの設定がうまくいっていなかったようです。

せっかく三脚で固定したのに、それを急いで外して、手動で撮影・配信することに・・・。

たぶん、手ブレの激しい動画が配信されてしまっていたと思います。

ご覧になった方、すみません。

音楽クラブの演奏曲は、YOSOBIの「三原色」。

難しい曲ですが、しっかりと演奏し、観客の低学年の子たちから大きな拍手を浴びていました。

 

配信ボタンを押したら、のんびりと子供たちの演奏を鑑賞しているつもりでしたが、結局、バタバタとなり、うまく配信できたかも確認できない状況に。

テレビの生放送をしている方は、すごいことをされているんだなぁと感心します。

明日、今週の金曜日と、音楽クラブの発表会が続くので、校長配信も再チャレンジしたいと思います。

 

それにしても、今日は、全校朝会→高幡不動尊→起震車体験→年長児との交流→音楽クラブ配信と分刻みの行動となりました。

その結果、過去最高の校長ブログ1日4本と、You Tubeライブ限定公開配信1本。

校長退職後は、ブロガーやYouTuberでやっていけるかなぁと一瞬思いましたが、今日の初配信の閲覧数は「8」でした。

トップYouTuberへの道は厳しいようです(苦笑)【校長】

保育園・潤徳小交流会1

2月の初旬、1年生の担任たちが神妙な面持ちで校長に尋ねてきました。

1年担任「校長先生、今年は、生活科の『もうすぐ2年生』の学習で、保育園児と1年生との交流をしてもよいでしょうか?」

校長「もちろん、いいですよ。」

即答で了承です。

幼児教育と小学校教育との連携の重要性が叫ばれる中、コロナ禍が大きな影を落とし、園児と1年生との交流がここ数年、控えられてきました。

しかし、これから、入学しようとする園児たちに「営業」をするのは当然のこと。

時間があまりないため、校長自身が近隣の保育園4園を直接訪問し、園長先生等に交流の再開をお願いしたところ、4園とも快諾いただきました。

今日は、1回目として、本校の隣にある「たかはた北保育園」の年長児が来校して、主に1年3組の児童と交流しました。

まずは、2時間目、年長児が1年生の授業の様子を参観します。

内容は、国語の「これはなんでしょう」です。

3つのヒントを考え、答えを当てるクイズです。

ヒントの出し方により、クイズの難易度が変わります。

1年生の授業ですが、当然ながら、年長児たちも手を挙げます。

1年生A「1年生じゃなく、年長さんを指して答えてもらって!」

1年生B「年長さんたちは、間違えてもいいから、答えていいんだよ。」

”先輩風”を吹かせる1年生たち。

年長児たちも緊張しながら答えています。

3時間目は、1年生が学校生活に関する様々なブースを設け、年長児に説明します。

例えば、「1にちの せいかつのこと」では、登校から下校までの1日の流れを説明します。

「べんきょうのこと」のブースでは、体育で跳び箱を練習しているところの動画を使って説明していました。

去年の9月から学習者用端末を使い始めた1年生たち。

半年も経たないうちに、写真や動画を使ってプレゼンを行うわけですから舌を巻きます。

ところが、もっとすごいと思うのは、それを見ている年長児たちが全く驚く様子がないこと。

さすがは、デジタル世代の子供たちという感じです。

驚いているのは、校長と園の先生といった大人たちだけです。

来年度からは、1年生は入学当初から学習者用端末を使用できるようになります。

早い話ですが、来年度の交流会は、さらにバージョンアップしそうです。

 

年長児を前に、校長からもあいさつをしました。

校長「4月になったら、潤徳小に入学する子はいるかな?」

年長児から多くの手が挙がります。

とてもお行儀のよかった年長児たち。

入学式で会えるのが楽しみです。

これから、3月にかけて、園児との交流は続きます。【校長】

起震車体験

2つ前の記事にあるとおり、本日の全校朝会では、校長の話の中でトルコ・シリア地震の映像を紹介し、東日本大震災、熊本地震などの大きな地震について触れました。

今日は、東京消防庁日野消防署 高幡出張所の皆様にご協力いただき、6年生を対象とした「起震車体験」を行いました。

高幡出張所長「みんな、今朝は、トルコ・シリアの大きな地震について、校長先生から話を聞いたんでしょ?」

6年生たち「はい」

訓練に臨む場合、「実際に自分がその場にいたら」という、想像力を働かせることが大事です。

トルコ・シリア地震の被災状況を映像で見たばかりの6年生にとっては、現実味があったはずです。

4人ほどのグループごとに体験をします。

最大震度が5強の揺れです。

机の脚をしっかりもち、頭を隠すことを徹底します。

体験の終わった子に聞いてみました。

校長「やってみて、どうだった?」

6年生A「思ったより、怖かった。」

6年生B「縦揺れより、横揺れの方が怖く感じた。」

6年生C「『頭隠して尻隠さず』ということですよね。」

担任が挑戦した回では、サービス?で、「震度6」の体験も。

1月は阪神・淡路大震災、2月はトルコ・シリア地震、3月は東日本大震災、4月は熊本地震と、年の前半は大地震が話題になることが多くあります。

いつ起きるかもしれないという緊張感をもって生活することが大事ですね。【校長】

高幡不動尊見学

高幡山明王院金剛寺は、関東三大不動の一つに挙げられ、高幡不動尊として親しまれている名刹です。

3年生は、社会科で日野市のことを調べ、3学期は特に昔の生活について学んでいます。

開山が今から1,000年以上前という、歴史のある高幡不動尊が本校の学区域にあるのは、大きな特色でもあります。

3年生は「高幡不動尊博士になろう」とめあてを立て、社会科見学に出かけました。

五重塔が子供たちを迎えます。

土方歳三の菩提寺でもある高幡不動尊。立派な銅像の前で説明を聞きます。

奥殿(寺宝殿)の見学です。

中には、重要文化財や土方歳三をはじめ新選組に関する貴重な資料等が展示されています。

大日堂の見学です。

内部には「鳴り龍」があります。

手を叩くと反響した音が聞こえます。

内部は写真撮影できないところも多く、詳しくご紹介できないのですが、子供たちは、目で見て、メモなどをとってきましたので、学校に戻ってしっかりまとめるはずです。

学習を通して、地域を大切にする意識を高めてほしいと思います。

貴重な資料等を公開してくださった関係者の皆様に御礼申し上げます。【校長】

全校朝会 ~ユニセフ募金へのご協力~

本日(2月21日)の朝の時間、オンラインで全校朝会を開催しました。

 

斉藤校長から、トルコやシリアで発生した地震の被害状況についての話がありました。

現在交流を行っている山都町立潤徳小学校付近で2016年に発生した「熊本地震」や2011年に発生した「東日本大震災」やについての話もありました。

 

トルコやシリアの地震に関係する動画を、全校児童で視聴しました。

 地震、戦争、気候変動など様々な要因で生活に困っている子供たちがおり、支援の必要性について話をすることで、代表委員の話につなげました。

 

続いて、代表委員会の児童からは、「ユニセフ募金」の開催と協力依頼についての話がありました。

 

 

潤徳小での「ユニセフ募金」は、次の要領で実施いたします。

日程:2月27日(月)・28日(火)

場所:西玄関及び東玄関前

時間:8時10分~8時20分

 

 

「持久走月間」最終日

本日は、学校公開の2日目。

穏やかで暖かい「学校公開日和」となりました。

多くの保護者等の皆様にご来校いただき、大変うれしく感じております。

どうも、ありがとうございました。

 

さて、学校公開日であっても、日常的な取組は継続して行われます。

これまで、体力向上の一環として取り組んできた「持久走月間」が今日で最終日となりました。

私自身も強い決意で臨んできた「持久走月間」。(詳しくは、こちら

最終日も、ジャージに着替え、校庭に向かいます。

2年生と一緒にスタートラインに立ち、子供たちと一緒に意味なく最終日の雄叫びを上げる校長。

毎回のことながら、スタートした瞬間に子供たちに置いていかれるのですが、もう慣れてしまい、マイペースを貫き続けます。

ところが、今日は学校公開。

通常の授業は人数制限ありの公開になっていますが、持久走の練習の様子はフリーでご覧いただけるようにしたため、予想以上に多くの保護者等の方が校庭の周りを囲む状況に。

トロトロ走る校長の様子を見て、複数の保護者等の方から「校長先生、頑張って!」と声をかけられる始末。

恥ずかしいのなんのって・・・。

子供たちは、期間中よく頑張り、「100周を超えたよ!」などと言っている子もたくさんいました。

強化月間としては終了しますが、今後も、外に出て運動することは続けてほしいと思います。

 

私も、出張等の日を除き、毎回、子供たちと一緒に走ることを続けてきました。

しかし、取組を終え、1つ分かったことがあります。

朝、起きて、今日は頑張ろう→一生懸命走る→おなかが空く→本校の給食はおいしい→おかわりの誘惑に負ける→帰宅後、反省する→朝、起きて、今日は頑張ろう→・・・

この無限ループを繰り返していることに気付きました。

結局、ダイエットの効果は?

ご想像にお任せします。。。【校長】

学校公開2日目・道徳授業地区公開講座

昨日(2月17日)は、平日にも関わらず多くの皆様に学校公開にお越しいただき、誠にありがとうございます。

 

さて、学校公開2日目を迎えました。

本日(2月18日)の学校公開は、道徳授業地区公開講座を兼ねて実施いたします。

1~3校時に、「自他ともに大切にする児童の育成」をテーマに、各学級で道徳の授業を実施いたします。

4校時(11:15~12:00)は、体育館にて保護者の皆様と意見交換会を行います。4校時に開催する意見交換会は、1~3校時の割り当てに関係なく参加することができますので、体育館にお越しいただければ幸いです。

なお、4校時の各学級の参観はご遠慮いただいています。

 

ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

 

バリアフリーについて考えよう

本日は、学校公開1日目。

平日にも関わらず、多くの保護者等の皆様にご来校いただき、感謝申し上げます。

 

さて、障害や福祉に関することを総合的な学習の時間を中心に学習してきた4年生。

これまでの学習のまとめとして、関心のあるテーマでグループを組み、学年内で発表し合うことになりました。

学年末が近付いてきた4年生。

5年生への進級を見据え、学級の枠を超え、テーマごとにグループを組みます。

テーマは、「盲導犬」、「手話」、「パラリンピック」・・・など、細かく分かれています。

校長「どうやってグループが決まったの?」

4年生A「自分の調べたいテーマを第1〜第3希望まで決めて、それを基に先生たちが学級がバラバラになるようにグループにしています。」

校長「いきなり、他の学級の子と一緒になって、作業が難しくないの?」

4年生B「大丈夫。低学年のときに一緒の子もいるし、だいたい学年のことは分かるから。」

教室だけでなく、廊下まで使って発表準備をする子供たち。

作業の早いグループは、リハーサルを動画にとって、確認をしています。

グループで進行状況を確認しながら、3/7の発表本番まで準備が続きます。

 

「スーパー5年生」を目指す4年生たち。

学級だけでなく、学年で同じ目標に向かって取り組むことで、高学年としての基礎が培われることでしょう。

ただ、今日は学校公開日。

ご来校いただいた保護者等の方の中には、我が子がどこに行ったか分からず、かなり探されたうえ、ようやく廊下などで作業しているところを見付けた方もいらっしゃったようです。

分かりづらく、ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。【校長】

学校公開

本日(2月17日)と明日の2日間、本校在学児童の保護者を対象とした学校公開を開催いたします。

保護者の皆様には、1月26日付で担任より「学校公開参観に関するお知らせ」を紙で配布させていただきました。

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じての公開ということで、各家庭1名のみで1日1回、計2回ご参観いただけるように計画をさせていただきました。ご参観できる日程は、各学級で割り振りをさせていただき、1月26日付の文書にてお知らせいたしました。一枠約10名の参観となっています。ご確認いただきますようお願いいたします。

 

なお、中休みに実施している「体力向上月間(持久走)」は、割り当てに関係なく校庭から参観することができます。本日(2月17日)は1・3・5年生、明日(2月18日)は2・4・6年生が持久走に取り組みます。

 

ご理解とご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。

マイラケットで腕を磨く

校庭で楽しそうな歓声が聞こえるので行ってみました。

5年生の体育のようです。遠くから見ると、羽子板のようなことをしています。

校長「何しているの?」

5年生たち「『ダンテニ』です。」

よくよく聞いてみると、「段ボールテニス」に取り組んでいるとのこと。

自分たちで、ダンボールを使って手作りラケットを作成し、「テニスもどき」のゲームをするのです。

面白いところは、子供たちがそれぞれがバラバラなラケットをつくること。

ラケットが大きい子も、小さい子も、持ち手(グリップ)がある子もない子も・・・

とにかく、独創的なものばかりです。

腕に「装着」するラケットにしている子も多くいます。

一見するとまるでロボットの腕のようです。

正式なテニスのルールではラケットの大きさは決まっています。

ただし、卓球(テーブルテニス)では、ラケットの大きさは決まっていないので、自由に作ることもありと言えそうです。

いつものとおり、我慢できなくなったので、子供たちに混ぜてもらいました。

先日引退された国枝選手の華麗なプレーをイメージしましたが、雪の影響の残る少し荒れた校庭のコンディションということもあり、1球目は見事空振り。

2球目からは、何回かつなげることができるようになりました。

大きいけど重いラケットでミート率を上げるか、小さく軽いラケットでスピードを重視するか・・・。

子供たちの試行錯誤がしばらく続きそうです。【校長】