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児童集会「先生誰でしょうクイズ~クリスマスバージョン~」開催
本日(12月22日)の朝、オンラインで児童集会を行いました。
児童集会の内容は、「先生誰でしょうクイズ」です。
冒頭からクリスマスソングが流れ、全校児童の期待が高まります♪
ヒントとなる言葉が書かれた画用紙を提示する集会委員会のメンバー。
これは、教職員にインタービューをして、準備をしたものです。
画面越しでも、ヒントとなる言葉がはっきり目立つように、大きく、太く書きました。
低学年の子どもたちが読めるように、ふりがなも忘れません。
一つ一つに配慮が行き届いています。
動画を視聴する子供たちは、教室で大はしゃぎです。「〇〇先生かな?」「いや、〇〇先生じゃない?」
視聴する子供たちの答えが確定したころ、サンタクロースに扮したクイズの答えとなる教職員が登場します。
自分が予想した答えが正しいかどうかに加えて、教職員の服装とユニークな登場の仕方に教室は大盛り上がり。
集会委員会の児童が、「コロナ禍でも全校児童が安心・安全に楽しめるように」と工夫して開催する児童集会。
集会委員会の児童から出演の依頼があった教職員も、児童が楽しめるように趣向を凝らした演出を心掛けました。
みんなの力が一つとなり、本日の児童集会も大成功です。
集会委員会の皆さんのおかげで、全校児童が「笑顔招福」な一日のスタートを切ることができました。
本当にありがとう!!
がんについて理解を深めよう
我が国では、一生のうち2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死亡すると言われています。
がんは珍しい病気ではなく、誰もが罹患する可能性があることから、子供のうちからがんについて理解を深めることが重要です。
そのために「がん教育」が推進されています。
本校では、本日、東京都立多摩総合医療センターの皆様のご協力をいただき、6年生を対象にした、がんの講話をしていただきました。
お話をいただく講師の方は、現場に立たれている看護師の方です。ご自身のお子さんが6年生とのことで、子供たちにも身近に感じられたことと思います。
豊富なデータを基に話が進められます。
・日本人が罹患するがんの種類の第1位は大腸がん、第2位は肺がん、第3位は胃がんである。
・部位別がん死亡数の第1位は男性が肺がん、女性が大腸がんである。特に男性は、喫煙者の発がん率が非喫煙者の約5倍である。
・がんは、全ての臓器で発生する。がん細胞は10~20年かけて成長するが、倍々で増えていくので、腫瘍が大きくなると、短期間で一気に増殖する。
・「5年生存率」は、初期の「Ⅰ期」だと92.8%であるが、進行した「Ⅳ期」になると13.5%に低下してしまう。
・早期発見のためには、がん検診が有効であるが、ほとんどの部位のがんの検診率が5割に満たない状況である。
がん患者の方は、吐き気や体の痛みで辛いことに加え、将来の不安や治療費の心配など心の辛さもあることに触れ、チームで患者さんの心や体の辛さを和らげるように努めていると、現場の看護師の方ならではのお話もいただくことができました。
まとめると、がん予防には、次のことが大事とのことです。
「がんは、早く見付かれば治りやすい。早く見付けるには、定期的に検診を受けることが大切」
「禁煙、節酒、バランスの良い食事、適度な運動、適正体重を維持すること」
(これらの全てに気を付けると、男性で43%、女性で37%、リスクが低下するとのことです!)
「感染検査やがん検診を受けること」
講師の先生のお話の後、近くの児童同士で、振り返りを行い、全体に発表をしました。
担任「今日のお話を伺って、自分たちにできることはどのようなことがありますか。」
6年生A「だらだらと生活せず、運動にも取り組もうと思いました。」
6年生B「運動に加え、栄養素をしっかりとる必要があると思いました。」
6年生C「習い事のコーチに、たばこをやめるように言おうと思いました。」
講師の先生は、子供たちに、今日学んだことをおうちの方にも伝えてほしいと訴えておられました。
家族ぐるみで、がんの予防に努めたいものです。
今回は、いつもとはちょっと違い、シリアスかつアカデミックな記事になりました。
それもそのはず…。
講師の先生「がんの罹患率は、男性の場合、50代から急激に上昇していきます・・・」
真剣にならざるを得ません。【校長】
1・2年生のおもちゃランド【やっぱり、異学年交流って、いいですねぇ】
先日、2年生が1年生を招待して開催した「おもちゃランド」の様子をお伝えします。
2年生の生活科では、身近にある材料を利用して、友達と相談したり、自分なりに工夫したりしながら、おもちゃを作る学習をします。10月から何を作ろうか考え、材料を集め、作ったり、友達同士でアドバイスし合ったりしながら、1年生に楽しんでもらえるおもちゃを試行錯誤しながら作ってきました。
そして12月16日、いよいよ本番の日がやってきました。
筒に入ったプラスチック容器を後ろから押して、ポン!とロケットのように跳ばすおもちゃ。
「こうやって、ポン!って思い切り押してみて!」
パタパタうちわであおいで、紙袋の魚を走らせるおもちゃ。
「そうそう、その調子!」
段ボールで作ったダイナミックなコース。頑張って作ったことが伝わってきます。「やってみたい!」とたくさんの1年生が集まってきました。
こちらは魚釣りのグループ。
「今からタイムをはかるからね、じゅんびはいい?」
時間内に何匹とれるか、ルールを工夫したようです。1年生、たくさん取るぞと真剣なまなざし。
ビー玉迷路です。トンネルや、坂道や、障害物があって、楽しんで遊べるように工夫してあります。
「あともうちょっと!がんばれがんばれ」
1年生2クラスずつ順番に来てもらい、2時間のおもちゃランドが終了しました。
「あ~がんばりすぎて疲れちゃった!」
「まだやりたい!」
「緊張したけど、1年生が喜んでくれて良かった!」
「1年生の思い出になるようにって、すごく頑張った!思い出になったと思う!」
清々しい顔の2年生でした。
1年生は教室に戻った後、
「やっぱり2年生ってすごいなあ。」
と話してくれていたそうです。
2年の担任は
「やっぱり、異学年交流って、いいですねぇ」
と異口同音で振り返りました。普段見られないような子供たちの姿が、そこにあるからです。
2年生の頼もしくて、優しくて、いつもよりちょっとだけ大人びた顔つきに、こんな表情も見せるのかと、担任たちも驚きました。そして、遊んでいる最中にも、より楽しめるようにルールを工夫したり、1年生が持ち帰れる手作りのお土産を作ったりする主体的な姿に感心しました。
1年生の担任は、お兄さんお姉さんの話をよく聞いて順番を守って仲良く遊ぶ姿に、感心したそうです。
そして、次の日、2年生の教室にはちょっとしたサプライズがありました。
1年生からのメッセージです。
「あ!僕のおもちゃについて書かれてる!」
「うちのおもちゃ、結構人気じゃん」
嬉しそうな顔です。
1年生が感謝の気持ちをもって、一生懸命書いてくれたことが伝わってきました。
この日を迎えるまで、たくさん試行錯誤してきました。喜んでもらえて、本当に良かったね、ともう一度2年生の子供たちをたくさん褒めました。
今日の学びを糧に、さらに頼もしく成長していってほしいと思います。
電気の通り道
3年生は、理科の学習で、乾電池に豆電球をつなぎ、電気を通すものと通さないものがあることや、電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があることなどを学んでいます。
今日、授業の様子を見た学級では、この性質を使った工作をしていました。
信号です。ちゃんと、「青・黃・赤」で色分けされて点灯します。
ドラゴンです。口の中が光り、火を吐くように感じられます。
動く灯台です。土台の紙の上についているアルミホイルの上を通るときだけ通電するので、灯台の明かりが点く仕掛けです。
子供たちの発想力には感心させられます。
電気の性質を理解した子供たち。ミニクリスマスイルミネーションなどに挑戦してみても面白いかもしれませんね。【校長】
子供は風の子
今朝、学区内を自転車でパトロールしていると、何人もの登校中の子供たちから、「校長先生、氷!」と話しかけられました。
それもそのはず、今朝の日野の最低気温は−1℃とのこと。(体感的には、もっと寒いくらいに感じましたが…。)
しかし、子供たちは、学校で元気に活動しています。
ちょっと、体育の様子をご紹介しましょう。
1年生、みんなで、うさぎのようにジャンプです!
次回のワールドカップでアルゼンチン撃破をねらう2年生、「潤徳のメッシ」こと校長(自称)と真剣勝負です!
4年生はポートボールです。シュートをナイスブロック!
6年生は、東京五輪で正式種目となった、バスケットボール(3x3)に取り組んでいました。
2学期も今週を残すのみですが、体調を崩して欠席している子も増えてきています。「子供は風邪の子」とならないよう、食事・睡眠・運動に気を付け、健康維持に努めてほしいと思います。【校長】
帝京大学の学生による児童観察2
11/30付けのホームページの記事で、帝京大学の学生による1回目の児童観察の様子についてお伝えしました。(その時の記事は、こちら)
今日は、2回目の児童観察日です。
まずは、朝のうちに、時間割などを確認して、観察の予定を立てます。
今日は、2年生が1年生を招待して一緒に遊ぶ、生活科の「おもちゃランド」が開かれたので、自然に学生たちも集まってきます。
観察中ですが、遊びに誘われる学生たち。
「ゴムでっぽう」で、的に当てる様子を見ています。
学生の様子を見に行ったはずなのに、結局、我慢できず、一緒に遊んでしまう校長。
6年生が算数で「年代別のインターネット利用率」などのグラフを見て、自分の考えを発表し合う場面を興味深く観察しています。
休み時間の「なわとび週間」の様子を見る学生。「私の小学生の時もありました。」とのこと。
午後の授業のない学生は、子供たちと一緒に給食です。
給食後に「質問タイム」になる学級も…。
この2回の児童観察が、大学での学びにつながることを願っています。【校長】
(児童観察後、大学の担当の先生から、メールをいただきました。大学では、児童観察で学んだことを下の写真のように、グループワーク等で活用しているそうです。)
戦争体験伝承者による学校平和講話会
日野市では、今年度、「戦争体験伝承者による学校平和講話会」を各学校で実施しています。
今日の5時間目は、5・6年生を対象に本講話会が開催されました。
1945 年(昭和 20 年)3 月 10 日未明、東京の下町をたった 2 時間半で焦土と化し、10 万人もの命を奪った東京大空襲。
講話会では、被災された方の実体験を基に、伝承者の方がお話をしてくださいました。
お話の中では、かなり生々しい表現や空襲時を描いた絵の紹介などもあり、子供たちも真剣な面持ちで聞き入っていました。
お話の最後には、クイズも入れていただきました。
例えば、「焼夷弾の爆発したときの温度は?」などです。
子供たちは示された選択肢の中から手を挙げていました。
ちなみに、正解は「約800℃」だそうです。
空襲のあった2時間半の間に約32万本もの焼夷弾が落とされたそうです。
特に6年生は、現在、社会科で戦争の時代を扱っているところ。
平和について、この機会にしっかりと考えてほしいと思います。【校長】
学校インターンシップ最終日
本校では、将来、教職を目指している明星大学の2年生の3名が、今年の5月から原則として週1回、学校インターンシップの活動を行ってきました。(活動開始時の様子は、こちら)
今日は、活動最終日です。約7か月間の体験を通した成長ぶりをお伝えします。
1年生のなわとびチェックを担任とともに行っています。できた子にはごほうびのシール貼りです。
5年生が使用する「百人一首」の教材準備です。印刷等を含め、教員の裏方の仕事も多く経験しました。
4年生の「分数」や「概数」のプリントの丸付け補助です。4年生にとって、「概数」はつまずきやすいところ。現役大学生として腕の見せどころです。
このように、子供たちのかかわりにもずいぶん慣れ、担任とのチームプレイもできるようになってきました。
本人たちに、インターンシップでの思い出を聞いてみました。
インターンシップ生A「6年生の連合音楽会の引率補助をさせていただいたときに、会場での迫力ある合唱や合奏に感動しました。」
インターンシップ生B「私の出身地の青森では、学校にプールがありませんでした。ですから、夏の時期に水泳指導の補助を行ったことが印象に残りました。」
インターンシップ生C「先日、2年生の補助に久し振りに入ったら、学年の最初の頃と雰囲気が全然違っていて、子供の成長の早さを感じました。タブレットもとても上手に使っていました。」
振り返ると、本当に多くの場面で子供たちに関わってくれました。
インターンシップの期間は終了ですが、これだけ児童や教職員と関わってきたわけですから、本校の「準教職員」だと考えています。
今後も、機会を見て、本校に顔を出してほしいと願っています。【校長】
たてわり集会
本日(12月15日)の朝、今年度6回目の「たてわり集会」が開催されました。
この日を迎えるにあたり、6年生は、2週間前から「班長会議」を開き、具体的な計画立案を行ってきました。
教室で「ハンカチ落とし」を行っている様子
教室で「ばくだんゲーム」を行っている様子
校庭で「増え鬼」などを行っている様子
6年生の活躍で、どの班も楽しい活動を行うことができました。
6年生の皆さん、ありがとうございました!
次回のたてわり集会は、6年生が運営する最後の会で、1月に開催する予定です。この準備のために行う班長会議には、6年生と共に5年生も参加することになっています。5年生は「見習い」として、6年生が班長会議で検討を行う様子を見学します。
そして、2月のたてわり集会は、5年生が計画から運営まで全てを行うことになります。
いよいよ6年生が担ってきた役割を5年生に引き継いていく時期がやってきました。このような経験を積み重ねることを通して、少しずつ最高学年への自覚が高まってきます。5年生には、これまでの6年生が築いてきた潤徳小学校のよい伝統を引き継ぎ、さらに発展させてほしいと願っています。
東西潤徳小学校コラボレーション〜教職員交流編〜
両校の児童を通じて、オンラインでつながることは増えてきましたが、校長以外の教職員はまだ交流ができていませんでしたので、今日は、「日野市立潤徳小学校・山都町立潤徳小学校合同研修会」として、互いの職員室をつなぎました。
本校の教職員数は多く、短時間では紹介できませんので、今回は、山都・潤徳小の教職員の皆様に自己紹介を行っていただきました。
まずは、日野・潤徳小の校長の私が、両校の教職員に対してあいさつをしました。
その後は、山都・潤徳小の教職員の方々が一人ずつ画面越しに話をしてくださいました。
山都・潤徳小教職員A「私は、人吉市に住んでいます。とても静かなところです。」
山都・潤徳小教職員B「私は天草市の出身です。有名な芸能人はWANIMAです。」
山都・潤徳小教職員C「自分の子供が日野市に住んでいます。先日、モノレールの駅から、日野・潤徳小の写真を送ってくれました。」
本校の教職員も、笑ったり、歓声を上げたりして、興味をもって話を聞いていました。
全員の自己紹介が終わると、山都・潤徳小の池部校長先生が登場。
山都・潤徳小校長「それでは、質問タイム!何でもどうぞ!!」
いきなりの展開で、動揺する本校の教職員でしたが、無茶振りにすぐに対応。
日野・潤徳小教職員A「熊本に行ったときのお勧めのグルメは何ですか?」
山都・潤徳小教職員D「私がお答えしま〜す!熊本のお勧めは・・・」
ここで、何と、回線がブチッと切断…。
「オンラインあるある」になってしまいました。
中途半端な形になってしまったものの、終了後、本校の教職員と話してみると・・・
日野・潤徳小教職員B「本当に、熊本の先生方がいらっしゃるのが分かって、身近に感じました。」
日野・潤徳小教職員C「それにしても、熊本お勧めのグルメって何だったんだろう?」
謎を残しながら、今後も交流は継続します。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)