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東西潤徳小学校コラボレーション〜教職員交流編〜
両校の児童を通じて、オンラインでつながることは増えてきましたが、校長以外の教職員はまだ交流ができていませんでしたので、今日は、「日野市立潤徳小学校・山都町立潤徳小学校合同研修会」として、互いの職員室をつなぎました。
本校の教職員数は多く、短時間では紹介できませんので、今回は、山都・潤徳小の教職員の皆様に自己紹介を行っていただきました。
まずは、日野・潤徳小の校長の私が、両校の教職員に対してあいさつをしました。
その後は、山都・潤徳小の教職員の方々が一人ずつ画面越しに話をしてくださいました。
山都・潤徳小教職員A「私は、人吉市に住んでいます。とても静かなところです。」
山都・潤徳小教職員B「私は天草市の出身です。有名な芸能人はWANIMAです。」
山都・潤徳小教職員C「自分の子供が日野市に住んでいます。先日、モノレールの駅から、日野・潤徳小の写真を送ってくれました。」
本校の教職員も、笑ったり、歓声を上げたりして、興味をもって話を聞いていました。
全員の自己紹介が終わると、山都・潤徳小の池部校長先生が登場。
山都・潤徳小校長「それでは、質問タイム!何でもどうぞ!!」
いきなりの展開で、動揺する本校の教職員でしたが、無茶振りにすぐに対応。
日野・潤徳小教職員A「熊本に行ったときのお勧めのグルメは何ですか?」
山都・潤徳小教職員D「私がお答えしま〜す!熊本のお勧めは・・・」
ここで、何と、回線がブチッと切断…。
「オンラインあるある」になってしまいました。
中途半端な形になってしまったものの、終了後、本校の教職員と話してみると・・・
日野・潤徳小教職員B「本当に、熊本の先生方がいらっしゃるのが分かって、身近に感じました。」
日野・潤徳小教職員C「それにしても、熊本お勧めのグルメって何だったんだろう?」
謎を残しながら、今後も交流は継続します。【校長】
【研究推進委員会より】今年最後の校内研究です
今年最後の校内研究会が開かれました。今年度、潤徳小学校は「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~を研究テーマに、授業改善を図っています。
はじめに、学校長から、今年の校内研究を振り返って話がありました。
「Chromebookが導入された頃は、授業で端末を活用しているだけで素晴らしい、という部分がありました。しかし、授業での活用がここまで進み、子供たちが文房具の一つのように使えるようになってきた今、どのような場面で使うと効果的なのか、をさらに吟味していく必要があります。」
ICTは、「時間的・空間的制約を越えること、双方向性を有すること、カスタマイズが容易であること」などがその特長です。今年度の研究を通して、「双方向性」「カスタマイズの容易さ」に関してはある程度授業に活かすことができるようになってきましたが、「時間的・空間的制約を越える」という利点を活かす部分では少々不十分な面がありました。来年度に向けて、この特長を活かした授業実践ができるようにしていきます。
研究会の後半では、低学年・中学年・高学年・専科ブロックに分かれ、今年度の学びの振り返りや、来年度の授業についての協議を行いました。
《今年の校内研究の様子アーカイブス》
4月14日:研究推進委員会より~OJTで、まずは教員が学んでいこう
4月25日:ついに、ミライシードが導入されました!~研究推進部より教員研修第二回目~
5月31日:ミライシードを活用しよう!【研究推進委員会より】
6月15日:研究を日常の授業に生かすということ【研究推進委員会より】
8月23日:研究推進委員会より:ムーブノートで、授業改革ムーブメントを起こす!?
9月23日:【研究授業】英語科でchromebookを活用する
10月19日:研究授業【目指せスーパー5年生!ICTで縦と横のつながりを生み、成長していく!】
11月14日:説得力のある意見を伝えよう!【5年生研究授業】
5年生家庭科 おいしいお茶をいれよう!
本日の家庭科では、「おいしいお茶をいれよう!」に挑戦しました。
前回の調理実習と大きく違うところは、班で役割分担を決めなかったところです。
「自分たちで仕事を見つけて声を掛け合い、班で協力しすること」
何でも先生に聞くのではなく、自分たちで考えて行動してくれました。
お茶を蒸らしている間、空いた食器を先に洗っています。
班の人数分の湯のみ茶碗に、お茶の濃さや量が均一になるように、
きゅうすを回しながらいれています。
最後の一滴までお茶をいれようと、奮闘しています。
「少し苦いけど、おいしい!」
「飲み切るのがもったいない!」と名残惜しい表情を浮かべていました。
自分たちのいれたお茶を校長先生にもプレゼントです。
最後まで、責任持って後片付けをしています。
5年生になって家庭科が始まり、
「ブックカバーづくり」「ご飯と味噌汁づくり」「学校のお掃除」など
いろいろなことを学習してきました。
3学期は、ミシンを学習します。
どんなことにも一生懸命頑張る5年生の素敵な姿をまた見せてほしいと思います。
かぞくにこにこ大作戦
1年生は、生活科で「かぞくにこにこ大作戦」として、家族の仕事を調べ、自らが家族の一員としてできることを考える取組を進めています。
子供たちは、これまでに、家族の仕事をいろいろ調べているようです。
子供たちの書いたプリントを見てみると・・・。
「しょっきあらい・・・おかあさん」、「おふろそうじ・・・おにいちゃん」、「車みがき・・・おとうさん」
「ぬいもの・・・おばあちゃん」、「メダカのえさやり・・・自分」など。
(注:あくまで子供たちの書いた一例です。ご家庭により、様々な分担があるようです。)
中には、こんな記載も。
「はみがき・・・おとうさん、おかあさん」
(一瞬、意味が分かりませんでしたが、「歯磨きをやってもらっている」ということのようです。)
「お金のけいさん・・・おとうさん、おかあさん」
(値上げラッシュの中、重要な仕事です。。。)
「おそうじ・・・ロボット」
(確かに家族かもしれませんが・・・笑)
各自が調べてきた家族の仕事を踏まえ、今後、実際に仕事を行っている家族の方に、どんな気持ちで仕事をしているのか、インタビューをするようです。
担任「仕事で疲れて帰ったときに、家事をすると、大変だな〜って思うときもあるのよ。」
妙に力を入れて説明する担任。(苦笑)
子供たちも、家族の苦労を分かっているのか、静かに聞いています。
家族の中で、どんな「本音トーク」が繰り広げられるのか・・・。
インタビューへのご協力をよろしくお願いいたします。【校長】
なわとび週間、スタート!
コロナ禍で、運動の機会が減っていると言われます。
学校においても、この状況下で運動量の確保をするのは、難しい課題になっています。
そのような中でも、比較的簡単に取り組めるのがなわとび(短縄)の運動です。
さらに、ソーシャルディスタンスも自然にとれるので、コロナ時代向きの運動とも考えられます。
本校では、「なわとび週間」を設定し、寒さに負けず、運動に取り組む機会を設けます。
今朝は、「なわとび集会」として、体育委員会の児童が事前に収録した、なわとびの技の解説ビデオを全校で視聴しました。
簡単な「前とび」から高度な「はやぶさ(あや二重跳び)」まで、様々な技を実演する体育委員会の子供たち。
相当、練習したのでしょう。
それぞれの技には、字幕と音声で解説がつけられています。
体育委員会の児童の演示が終わった後には、自然に拍手が起きる学級もありました。
早速、今日の休み時間から、なわとび練習開始です。今日は、1・3・5年生が音楽に合わせて様々な技に挑戦していました。
こうした取組は、運動する機会を増やすきっかけになるものです。
「なわとび週間」を「運動習慣」にしていくことが大事ですね。【校長】
今どきの卒業文集
人生の中で、何回か、卒業アルバムに載せる文集を書く機会があります。
卒業してから、数年ぶり、数十年ぶりに眺めて、「あの時、あんなことを考えていたのか・・・。」と一人で恥ずかしくなってしまう経験は多くの方がおもちではないでしょうか。
甘酸っぱい、青春の思い出がつまったアルバムといったところでしょうか。
この卒業文集、作成方法は、基本的にはずっと変わっていません。
実際に書かれた経験のある方なら、5㎜方眼の中に、鉛筆で細かい字を書いていた記憶があるのではないでしょうか。
一文字でも脱字があると、全部消して、最初からやり直し・・・などという苦い思い出がある方もいらっしゃると思います。
本校でも、6年生が卒業文集作りを開始しています。
この文集作成の下書きの手順が、各自が端末を持っている令和の時代は様変わりしています。
・子供たちは、「Google ドキュメント」を使い、ワープロで下書きを行います。
・この下書きをデータで担任に提出します。
・担任は、提出されたデータに「コメント機能」を使って添削し、データで本人に返します。
このようなやりとりを何回も行い、下書きはデータ上で完結するわけです。
こうすると、作成・校正をデータ上で行うことができるので、昔のように、1文字修正するだけなのに、全部を消しゴムで消さなければならないこともなくなりますし、教員の添削もスピーディーに行うことができます。
今日、校長が様子を見ていた学級では、データの下書きが終わり、「清書の下書き作業」に入っている子が多く見られます。
結局、ワープロで作成しても、最終的な原稿は、5mm方眼に書き込む手順は変わっていないのです。
そこで、端末の画面を見ながら、練習用の細かい方眼に書き込む作業をしています。
6年生A「あ、一行飛ばして書いちゃった!」
このあたりの苦労は、昭和も令和も同じです。(苦笑)
厳しい担任のチェックを乗り越え、最終的な清書が完成するのは、もう少し先のようです。
先日、私も、卒業アルバム用の原稿を担当の児童に提出しました。
心を込めて書いたので、何十年か先になっても、読み返してくれるかなぁ・・・。【校長】
全校朝会
本日(12月6日)の朝の時間に、リモートで全校朝会を行いました。
まず、校長先生と朝のご挨拶をしました。
次に、表彰です。
優秀な成績を収めた児童や団体を顕彰しました。
校長先生のお話は、山都町立潤徳小学校についてです。
山都町の様子について、動画を活用して児童に紹介していただきました。
通潤橋(つうじゅんきょう)
八朔祭(はっさくまつり)
最後に、昨日、山都・潤徳小に「生くまモン」が登場した場面について、現地で撮影したビデオが届きましたので、紹介しました。
全校朝会は、校長先生とご挨拶をして終了となりました。
東西潤徳小学校コラボレーション〜「生くまモン」降臨編〜
先週の金曜日に本校の4年生の社会科見学公開を行いましたが、山都・潤徳小でも本日、何らかの公開をしていただけるという話をいただきました。ただし、内容は極秘とのこと。
本校の教職員にも、詳細を伝えることができていなかったので、給食時の昼の放送で、「今日の清掃の時間が終わったあたりで、熊本県の山都町立潤徳小学校で何かが起きるという話を聞いたので、興味のある人は見てください。」と呼びかけます。
得意の「こ・ん・に・ち・は〜」の「錦鯉」ネタで呼びかける、山都・潤徳小の池部校長先生。
本校の児童も「こ・ん・に・ち・は〜」と答えます。
どうやら、山都・潤徳小では、外部講師の方を招いた「SDGs出前授業」が行われるようです。
山都・潤徳小 出前授業の司会の方「東京の潤徳小のみなさん、見ていますか〜?」
と呼びかけてくれます。遠い熊本から呼びかけられると、不思議な感じですが、うれしく感じます。
山都・潤徳小 出前授業の司会の方「今日は、スペシャルゲストが来てくれていますよ!」
すると、会場の山都・潤徳小の音楽室のドアから「黒い何か」が出てきます。
そうです。熊本の、いや、全世界のアイドル「くまモン」登場です。
くまモンも、私たち、日野・潤徳小にあいさつをしてくれます。
それも、「こ・ん・に・ち・は〜」の「錦鯉」ネタで。
画面のくまモンに向かって、「こ・ん・に・ち・は〜」と全力で返す本校の子供たち。(注:本校は「なんば花月」ではありません。)
山都・潤徳小の子供たちは、くまモンと記念写真を撮っています。
それをうらやましそうに眺める本校の子供たちです。
担任も「いいな〜」とつぶやいています。
カメラに向かってきて、超どアップで映ったり、池部校長先生からカメラを奪い取って、自分がカメラマンになったりするくまモン。
相当やんちゃなようです。
売れっ子のくまモン、次のスケジュールもあるようで、記念写真後は会場から退場。
本校へのライブ中継も終了です。
本校の清掃や昼休みにかかってしまい、全員が視聴できたわけではないのですが、貴重な時間を過ごすことができました。
池部校長先生によると、地元熊本でも「生くまモン」を見る機会は多くないとのことです。
山都・潤徳小や関係者のみなさん、そして、くまモン、ありがとう!
(山都・潤徳小では、どんな様子だったのか・・・→こちらで)【校長】
4年生社会科見学~東京都内めぐり~
4年生が社会科見学に行ってきました。
バスで向かいました。車窓から見える景色も大事な見学になります。
浅草橋から水上バスに乗りました。陸上のバスと違い、隅田川の流れに揺られ、ゆったりした時間が流れます。
終点の日の出桟橋からは、レインボーブリッジなどのお台場の景色も見ることができました。
お昼ご飯を食べた後、科学未来館に行きました。
大きな地球に映像が次々映り、まさに「未来」という感じです。
保護者の皆様、お弁当等、社会科見学の準備をしてくださり、ありがとうございました。
東西潤徳小学校コラボレーション〜4年生社会科見学編〜
今日は、4年生が「東京都内めぐり」として、社会科見学に出かけました。
社会科見学の様子については、別途、学年の方でアップするとのことですので、そちらに譲ることとし、私は、今回の社会科見学で行ったコラボ企画について報告します。
日々、山都・潤徳小の池部校長先生とやりとりする中で、こんな話になりました。
日野・潤徳小校長「最初の両校のライブ中継は何とかできたので、具体的な交流をしたいですね。」
山都・潤徳小校長「そうですね。こちらの子供たちや先生方も期待しているようです。」
日野・潤徳小校長「それでは、12/2に4年生が都心の方に社会科見学に出かけるので、それをライブ中継してみましょうか。」
大してICTに詳しいわけでもない校長。
校内でやっとつながれるようになったばかりなのに、「ロケ地」から生中継などできるのか…。
ちょっと迷いもありましたが、冒険しなければ先には進めません。
バスにタブレットを置き、山都・潤徳小に呼びかけます。
先方もだんだん慣れてきたようで、つながることができました。
ところが、ここからが難しい。
当然ながら、山都・潤徳小は、普段の授業を行っているわけですから、バスの車窓から、有名な場所が見えたとしても、すぐに対応できないのです。
山都・潤徳小では、ちょうど、県の学力・学習状況調査を行っており、池部校長先生も午前中、校外に出かけなければならず、うまくタイミングが合いません。
とりあえず、山都・潤徳小の1時間目が終わって様子を見に来た低学年の子ど、バスの中にいる4年生とでじゃんけんなどをして遊びますが、すぐに2時間目になってしまいます。
そのうちに、新宿の高層ビル群が・・・新国立競技場が・・・皇居が・・・通り過ぎていってしまいます。
今日は、金曜日にしては首都高速がすいていたとのことで、予定よりかなり早く、水上バス乗り場付近に着いてしまいました。
ところが、幸運の神様は私たちを見放しません。
ちょうど、山都・潤徳小の2時間目が終わり、休み時間になったので、子供たちや先生方が画面の前に集まってきました。
この水上バス乗り場付近が「ザ・東京」の観光名所なのです。
浅草、雷門です。外国人の方もたくさんいます。
ここから、校長自身の解説付きのライブ中継、本格スタートです。
雷門から、水上バス乗り場まで歩いて数分です。
校長の目線で、中継します。
要するに「浅草散歩」を実際に歩いている感じで経験できるわけです。
山都・潤徳小児童A「あ、人力車だ!お客さんが乗ってる!」
山都・潤徳小児童B「アイスクリーム屋さんがある!牛丼の店もある!」
山都・潤徳小児童C「いっぱい車が走ってるね。」
子供たちのつぶやきが聞こえます。
そして、最大の驚きが、これ。
多くの山都・潤徳小児童「あ、スカイツリーだ!!」
目の前に高くそびえるスカイツリーに、子供たちも驚いているようです。
校長「スカイツリーの高さ、知ってる?」
山都・潤徳小児童「知らな〜い。」
校長「634mもあるんだよ。」
山都・潤徳小児童「すご〜い!」
私も、山都・潤徳小の子供たちと会話しながら、東京ガイドです。
水上バス乗車待ちの本校の4年生たちも、手を振って、山都・潤徳小の子供たちと交流します。
大画面ではないので、細かい反応は分かりませんでしたが、声の様子では、山都・潤徳小の子供たちも喜んでくれていたようでした。
(山都・潤徳小側から見た交流の様子は、こちら)
本編の方をちょっと、お知らせしておくと…。
昼食を楽しく食べ、
日本科学未来館で最新技術などに触れました。
現在、レインボーブリッジ付近を日野に向かって走行中です。
全員元気です。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)