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水車を利用した精米体験
社会科で日本の農業を学習した5年生。
日本の主食である米作りについて理解を深めることはとても重要です。
本校の裏手には、向島用水路が流れており、その流れを利用するための水車小屋が設置されています。
今日は、「日野の水車活用プロジェクト」等の皆様にご協力いただき、5年生を対象とした精米体験が行われました。
水車小屋の前で基本的な説明を伺います。
日野は「緑と清流のまち」です。
その象徴でもある用水路について冊子を使いながら説明していただきます。
さらに、紙芝居を使い、水車を使った精米の方法について説明をいただきます。
その後、4つのコーナーに分かれて体験をします。
こちらは、水車観察のコーナーです。
水流の力だけで、杵が打ち下ろされ、石臼の中で米同士がこすり合わされます。
これを人力だけでやろうとすると大変な労力が必要です。
石臼での粉ひき体験です。
子供たちの手も自然に力が入ります。
一升瓶で米を突き、ふるいにかけて精米する体験です。
一生懸命ふるいを回すと米ぬかがたまってきます。
米作りではありませんが、水車発電について学ぶコーナーもあります。
様々なことに水車の力が生かされることが分かります。
水車が残っていることもそうですが、その便利さを伝えていこうと活動されている方がたくさんいらっしゃることが日野の地域性だと感じます。
ご協力いただきました、「日野の水車活用プロジェクト」の関係者の皆様、市の緑と清流課の皆様に感謝申し上げます。【校長】
「昆虫のふしぎ」を知ろう!
1学期に理科で「こん虫の育ち方」について学習した3年生。
本校の学区域に近接した施設として「多摩動物公園」があります。
園内には本格的な昆虫館がありますので、学習内容を深めるには最適な場所です。
今回、飼育員の方々からの本格的な昆虫のお話を伺える機会をいただきましたので、現地まで出かけました。
今日は電車での移動です。
週明けから動物園訪問でテンションの高い子供たち。
ちなみに、先週から、「MJリターンズ!」の取組として、明星大学学友会吹奏楽団の団員の方々に音楽等の授業支援に入っていただいていますが、多摩動物公園駅は明星大学から近いということもあり、今日は特別に副団長をはじめとした楽団の方々に講義の合間を縫って、「現地集合・現地解散」で引率補助を手伝っていただきました。
なお、学校に来てくださった団員の方々は、「本来支援」の音楽の授業補助を行ってくださっています。
団員の皆様、ありがとうございます!
今回はライオンなどの動物は見に行きません。
昆虫館のみで深く学習します。
人数が多いので、本館で飼育員の方のお話を伺うグループと生態園を見学するグループに分かれ、お話が終わると交代します。
飼育員の方のお話が始まりました。
まずは、木の枝の擬態をしているナナフシの観察です。
飼育員の方「ナナフシは葉っぱを食べるので木の枝にいます。おなかが空いていたら葉っぱを食べ、休みたくなったら、そのまま枝で休みます。」
衣食住の揃った究極の生活かとうらやましく思っていると、お話が続きます。
飼育員の方「でも、風が吹くと木が揺れます。落ちないようにするのも大変です。」
毎日大地震が起きているような感じなのかもしれません。
どの生物も生きるのは大変なのです。
ちなみに、こちらの枝には、たくさんのナナフシがいます。
どこにいるか、分かりますか?
昆虫の持ち方、動かし方のお話も伺います。
よく、バッタなどの背中を持つことがありますが、それは昆虫にとっては大変苦しいことです。
そのため、昆虫のおしりを優しく触り、動く方向に手を差し出すと簡単に「手乗り」ができます。
説明を伺った後は、6種類の昆虫に触れ合う体験をします。
人気のナナフシ。
手乗りに慣れた子は、ナナフシに歩かせ放題です。
赤ちゃんナナフシとも触れ合うことができます。
ナナフシは、校長にも仲良くしてくれました。
カマキリも同様の方法で触れ合うことができます。
慣れてくると、カマキリに「バンザイ芸」をさせることも!
バッタを別の虫かごに入れ替える「引っ越し体験」です。
コオロギは、動きが速いので慎重に・・・
カブトムシの幼虫は、口が横に開き、呼吸をする「鼻の穴」が体の横にたくさんついています。
人間とは全く違う体のつくりです。
森のゴキブリとも触れ合えます。
イエゴキブリと違い、木くずを食べ、栄養のある土にする益虫です。
帰宅して、「今日、ゴキブリ触ったよ!」と報告があったら、笑顔で誉めてあげてください。(笑)
生態園でも、昆虫の展示を見たり、温室内を優雅に飛ぶチョウの観察などを行いました。
特別プログラムを準備していただいた多摩動物公園の関係者の皆様、どうもありがとうございました。【校長】
【MJ】大学吹奏楽界のスターが直接指導!
展覧会モードになっている本校ですが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の3本柱のイベントの準備も着々と進んでいます。
その3本柱の1つ、「MJリターンズ!」による「(仮)MJコンサート」が12/2(火)に開催されます。
「MJリターンズ!」は、単発のコンサートの開催だけではありません。
コラボしている明星大学学友会吹奏楽団の方々に大学の授業の合間を縫って本校においでいただき、音楽の授業支援を行っていただくことも重要な取組です。
こうして、子供たちの音楽への興味を高めるとともに、楽団の方々との人間関係を深めたうえでコンサートに臨んでいくことになります。
今日は、音楽の授業支援の初日ということで、楽団の団長の方が自ら先陣を切って来校していただきました。
ただの団長さんではありません。「第73回全日本吹奏楽コンクール大学の部の銀賞獲得」の実績を引っ下げた楽団の団長の方です。
今回の全国大会出場を受け、大学内の単独インタビューを受けるなど、学内での有名人でもある団長さん。(インタビューの詳細は、前編、後編で。特に後編では、本校に関する記載もあります。必読です。)
こうしたコンクールの上位校は「常連」が多いのですが、初出場の学校が銀賞を取るのはまさに快挙。
例えるならば、高校野球で甲子園に初出場した学校が準優勝するようなものでしょうか。
まさに、全国から注目される団長の方に来ていただいたわけです。
連合音楽会が近付いてきた6年生たち一人一人の演奏に耳を傾けます。
授業終了後は、「MJリターンズ!」のコラボを明星大学まで行って直接お願いしてきた、児童会本部役員の「MJリターンズ!」担当の5年生リーダーたちと久々の再会です。(詳しくは、こちら)
「(仮)MJコンサート」の成功を固い握手で誓い合います。
せっかくなので、一緒に給食を食べていただいた6-1から緊急のリモート中継を行い、全校向けに団長の方からご挨拶をいただきました。
団長の方「これから、楽団のメンバーが潤徳小に伺うことになるので、一緒に音楽を楽しみましょう!」
ちょっとPRも。
団長の方「この間、全国の吹奏楽コンクールに出場して、銀賞をいただくことができました。」
6-1全員「イェーッ!!」
全校で祝福です。(黙食じゃなくてすみません・・・)
展覧会、そして「MJリターンズ!」。潤徳小の「芸術の秋」は真っ盛りです!【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】展覧会「キッズガイド」実施に向けて
来週の11/14(金)、15日(土)に迫った展覧会。
そのうち、11/15(土)の保護者鑑賞日の午前中、6年生が「キッズガイド」として、会場の体育館においでいただいた来場者の方々に展示してある作品の説明をします。
今回は、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を踏まえ、6年生自身が他学年の教室に行き、インタビューを直接行うことで、「生の声」を取り入れたガイドを行うことになりました。
そこで、休み時間に6年生が様々な学級を訪れる光景が見られます。
6年生A「『ゆびスタンプdeあじさい』を作るときに難しかったところはどんなところですか?」
1年生A「指に絵の具をつけるところが難しかったです。」
6年生B「『たべてみたいな!こんなパフェ』で頑張ったのはどんなところですか?」
1年生B「紙粘土でパフェを作るところを頑張りました。」
6年生C「『スイミーとなかまたち』で工夫したのはどんなところですか?」
2年生A「サンゴの形です。」
2年生B「わかめが遠くの方に見えるように貼り方を工夫しました。」
このように6年生たちは、地道な取材活動を通して、オリジナルの「キッズガイド」ができるように準備を進めています。
6年生がキッズガイドを行う、11/15(土)の午前中においでいただくと展覧会が2倍楽しめるかもしれません。
本校の「6年生学芸員」の活躍にもご注目ください!【校長】
展覧会準備
今日の6時間目の時間は、教職員と6年生とで展覧会の会場準備を行いました。
今年度も後半となり、6年生はだんだんと5年生に引継ぎを行っていきます。
こうした準備、片付けも5年生が主役となっていきます。
残り少なくなってきた最高学年の仕事をしっかりやろうと担任が子供たちに話します。
まずは、ステージや体育館の床をきれいにします。
全員横一列になり、合図で一斉に水拭きします。
壮観な光景です。
基本的に6年生が行うことは、体育館の体育用具の運び出し、
逆に、展示に必要なパネル、ひな壇、机などの搬入です。
力を合わせ、何もなかった体育館のフロアーがだんだんと展示用のレイアウトに変わっていきます。
準備が整ったら、本番に向け、各学年等の作品の飾り付けを行っていくわけですが、そこは公開NGで。
どんな会場になるかは、11/14(金)、15(土)の展覧会本番をお楽しみに!【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)