日誌

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日野市市制60周年 開校150周年記念日光移動教室(6年)1

いよいよ、「宇宙一」を目指した、日野市市制60周年 開校150周年記念日光移動教室がスタートです。

まずは、出発式からスタートです。

校長からは、自分より相手のことを考え、無駄な時間をつくらないようにすることとお世話になる方にしっかりあいさつすることを話しました。

見送りに来てくださった方々に「いってきます!」とあいさつです。

朝から、保護者の皆様にはご協力いただき、感謝申し上げます。

「宇宙一の移動教室」の様子を随時お伝えしていきますので、ご期待ください!【校長】

「宇宙一の日光移動教室」に暗雲・・・か!?

周年記念の移動教室にふさわしく、「宇宙一の移動教室」にすることを目標にしている6年生。

これまで、総合的な学習の時間で調べてきた「日光の伝統を調べよう」のプレゼン用スライド作成も佳境に入っています。

伝統といえば、世界遺産の二社一寺。徳川将軍家の家系を調べている班があります。

「伝統」ですが、幅広く、自然のことについて調べている班もあります。

「宇宙一」を目指すためには、日光博士になっていることが近道です。

国語の「夏のさかり」の授業です。

講師「日光の『夏」といえば、何でしょうね。」

6年生A「ニッコウキスゲです。」

6年生B「滝です。涼しいし。」

講師「日光で有名な滝って知ってる?」

6年生C「華厳の滝!」

6年生D「竜頭の滝!」

6年生E「湯滝!」

校長「日光のことをよく知っている子が、2日目の夜に行われる俳句表彰式で入賞する可能性が高いよね。」

6年生F「任せてください!」

隣の学級では、しおりを見ながら、最終的な行程の確認をしています。

担任「校長先生、見てくださいよ。最新の日光の週間天気予報、初日の二社一寺、2日目のハイキングやナイトハイク、3日目の中禅寺湖の遊覧船、全てその時間、ねらったように雨予報なんですよ。」

校長「これをひっくり返すには、今日の6年生の行いしかないよねぇ。」

6年生たち「えぇ~!?」

昼休みには、レク係が集まって極秘会議です。

バスレク、宿舎での夜の学年レクには天候は関係ありません。

台本はありますが、アドリブでどれだけ盛り上げられるかが腕の見せ所です。

さぁ、明日からいよいよ、「宇宙一の移動教室」が始まります。

奥日光の天候は予報は当てにならず、行ってみないと分からないものです。

6年生のパワーで雨雲を吹き飛ばし、最高の思い出をつくってほしいものです。【校長】

電動糸のこぎりで作品作りに挑戦(5年)

本日(6月26日)の1、2時間目、図工室に行ってみると、5年生が「電動糸のこぎり」を使い、木の板を切っていました。

このような造形活動で使用する材料や用具などについては、安全な扱い方について指導をする必要があります。電動糸のこぎりを使うにあたり、子供たちは、電動糸のこぎりの部分の名前や刃の付け方を学びました。そして、基本的な切り方についての実習も行いました。子供たちは、図工の先生から「電動糸のこぎり運転免許証」を発行してもらっています。

何人かの子供たちに話を聞いてみると、電動糸のこぎりは危険な道具である認識をもっていることがわかりました。どの子も、慎重に電動糸のこぎりを扱い、集中して木の板を切っていました。

 

 

切り終わった子は、木の断面をなめらかにするために、やすりをかけています。

切った木の形を組み合わせて、「楽しい顔」を作る造形活動のようです。切り終わった子供たちは、パーツを組み合わせて、どのような顔になるか試しています。

 

開校150周年を記念し、5年生は、「ピカソのような『ニューフェイス』」を目指して造形活動を行います。どのような顔ができあがるか、楽しみにしています。

「宇宙一の移動教室」まで、あと3日!

朝、校内を回りながら、6年生の教室に行ってみました。

日野市市制60周年 開校150周年記念日光移動教室まで、あと3日。

 

6年生の教室の前の廊下には、今回の移動教室の合言葉が掲示されています。

「(に)日本の歴史を学び」

「(っ)つながり、助け合いながら」

「(こ)行動を素早く」

「(う)宇宙一、楽しい思い出を作ろう!!」

 

今日から、「移動教室健康カード」を担任に提出します。

2泊3日、自分の体調を自分でしっかり把握することが大事です。

体温や食事の様子などを書き込みます。

初日ということで、未記入、誤記載の児童もおり、担任からの厳しいチェックを受けています。

 

朝の「潤い」の時間には、男女別の指導を行います。

校長も、ちょっと女子に指導しているところには入れませんでしたので、男子のところに参加しました。

校長「宇宙一の思い出を残すためには、宇宙一の準備をしておくことが大事です。」

などと、はっぱをかけます。

 

道徳では、「修学旅行の夜」という読み物教材を使って授業が行われていました。

内容は、修学旅行の班長になった主人公が、消灯後、なかなか寝ようとしない班員を最初は注意したものの、そのうち楽しくなって、一緒に枕投げなどをしてしまったところ、逆に隣の部屋から苦情を言われてしまい、班長としての責任を問われてしまうといったストーリーです。

担任も、絶妙のタイミングでこの授業を行っています。

校長「やっぱり、移動教室の楽しみって、夜回りの先生の目をかいくぐっておしゃべりとかすることじゃない?」

6年生A「そうそう!枕投げとかね。」

校長「でも、見付かったら、『宇宙一』じゃなくて、『地獄』の移動教室になっちゃうよ。」

6年生たち「あはは」

6年生B「そういえば、去年の八ヶ岳移動教室で夜更かししていたら、○○先生に見付かって、相当怒られたなぁ・・・。」

過去の経験から学習することが大切です(苦笑)

午後からは、移動教室の事前検診が行われました。

校医の先生からは、検診終了後、全体的には問題ないが、少し咳込んでいる子もいるので、経過をしっかり見てほしいとのお話をいただきました。

昨日、ヘルパンギーナ(「夏かぜ」の代表格の感染症)の流行が、都内で警報基準を超えたとの報道がありました。

日々の「移動教室健康カード」の記入を通して、自らの体調を管理するとともに、家庭でも感染症予防対策をしっかり行って、万全の体調で移動教室に参加できるようにしてほしいと思います。

体調不良では、「宇宙一の移動教室」は体感できません。 

 

しおりを見ながら、今週末は、荷物の準備などをするのでしょう。

去年の八ヶ岳移動教室では、保護者の方の全面協力が必要だったと思いますが、もう2回目の移動教室。

自分のことはできるだけ自分でできるようにしたいものです。

 

検診が終わって、教室に戻ってきた子たちと雑談です。

校長「ねぇ、日光、何が楽しみなの?」

6年生C「日光彫!」

6年生D「ハイキング!」

6年生E「華厳の滝!」

という、しおりに記載されている「王道」を楽しみにしている子がいる一方、

6年生F「部屋で友達とワイワイ!」

6年生G「お風呂!」

6年生H「東武日光駅!」(「鉄ちゃん」のようです・・・)

といった声も。

まぁ、全員、移動教室が楽しみであることには間違いないようですが。【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション〜合同全校児童集会編〜

今朝は、「東西潤徳小学校コラボレーション」の象徴的な取組が行われました。

日野市立潤徳小学校の集会委員会と山都町立潤徳小学校の運営委員会が連携し、児童集会を合同開催することで、両校の全校児童同士が交流するという一大イベントです。

大がかりな企画ですから、事前準備には時間をかけました。

6/5(月)の委員会活動時に、本校の集会委員会児童と山都・潤徳小の運営員会児童とが顔合わせをし、集会コラボの概要について確認をしました。(山都・潤徳小HPの記事は、こちら

6/16(金)、司会原稿案をもとに、両校の委員長同士で読み合わせを行い、全体の流れについて協議を行いました。なお、この日は、山都・潤徳小の池部校長先生と高学年部の担任の先生は出張されていたので、日野潤徳、山都潤徳、出張先の3元ライブ中継となりました。(山都・潤徳小HPの記事は、こちら

6/19(月)、両校の担当教員同士で打合せを行いました。山都・潤徳小と本校の全教室を結びますので、動作環境の事前チェックが必須なのです。(山都・潤徳小HPの記事は、こちら

 

6/21(水)、両校関係児童全員と担当教員が集まって、最終リハーサルを行いました。私の代わりに「くまモン校長」がリハーサルを見守ります。(山都・潤徳小HPの記事は、こちら

このように、交流の経験を積み重ねてきても、違う学校同士がオンラインでつながるためには入念な事前準備が必要です。特に、今回は、両校の全校児童同士が交流するので、一つ一つ、丁寧に確認をしました。

今回の集会の中継場所は多目的室になります。ここをキーステーションにして本校の各教室と山都・潤徳小の体育館とを結びます。集会開始時刻が近付き、ちょっと緊張している集会委員たちです。

日野潤徳集会委員A「これから、日野市市制60周年 開校150周年記念第2回児童集会を始めます!」

高らかに司会の児童が開会を宣言して、合同児童集会スタートです。

最初は、本校から「これは誰でしょうかクイズ」を出題しました。

日野潤徳集会委員B「(ヒント1)私たちは2人組です。」

日野潤徳集会委員C「(ヒント2)身長150cm、体重150kgと身長51.2cm、体重5.12gです。」

日野潤徳集会委員D「(ヒント3)好きな食べ物は、大福と日光です。私は誰でしょうか?」

といった流れでクイズが出されます。

日野潤徳集会委員E「正解は、ウリーとサクラモチです。」

日野潤徳集会委員F「山都町立潤徳小学校のみなさんは、150周年記念キャラクターなので、覚えてくださいね。」

本校児童にとっては、簡単な問題ですが、画面の向こうからは、

山都潤徳児童「ウリーとサクラモチだって。」

と反応する声が聞こえます。

本校からは、そのほかに、おかしやアニメのキャラクターに関する問題を出しました。

続いて、山都・潤徳小から「(山都町立)潤徳小クイズ」が出題されました。

各教室では、どんな問題が出るか、子供たちが注目しています。

問題は5問です。

山都潤徳運営委員「校長先生の名前『聖吾智』は何と読むでしょう。」(正解:みわとも)

山都潤徳運営委員「山都町立潤徳小学校の子供の人数は何人でしょう。」(正解:22人)

日野潤徳1年生A「うちのクラスより少ないよ!」

山都潤徳運営委員「目指す児童像の3つの『W』とは何でしょう。」

(正解:ワイルド、ワクワク、ウォーム)

山都潤徳運営委員「山都町立潤徳小学校のプールの長さは何mでしょう?」(正解:20m)

当然、25mが正解だと思っていた児童は、ちょっとびっくりです。

山都潤徳運営委員「修学旅行で行くところはどこでしょうか?」(正解:長崎)

本校の高学年の児童には、「長崎」と即答している子もおり、山都・潤徳小のことに関心があるようです。

 

今回の交流で、大きく進歩したところがあります。

それは、これまでは、教員が企画し、児童が一緒に遊んだり発表したりする形式が中心でしたが、今回は、打合せを含め、両校の委員会活動の児童が中心となって企画・運営したところです。

児童集会の中では、

山都潤徳運営委員「それでは、日野市立潤徳小学校の集会委員会の◯◯さん、△△さん、ルール説明をお願いします。」

日野潤徳集会委員G「は〜い、承知しました!」
などと、掛け合う場面も見られました。

これまでの「学校」対「学校」から、「個人」対「個人」の交流に深まっているのです。

このことは、両校の交流が成熟した段階になってきていることを示しています。

この「東西潤徳小学校コラボレーション」は、全国的に見ても稀有な取組ですが、そのうえで、個人同士が関わり合うまで充実してきたことは、非常に教育的価値が高い実践であると思います。

さらに、新たな企画も進行中です。

どこまでこの交流が進んでいくのか、両校長にも予測できないレベルになってきています(笑)

(山都・潤徳小での交流の様子は、こちら。なお、山都・潤徳小では、合同児童集会に続いて校内での児童集会を行っています。)【校長】