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めざせ!1/36500
3年生の教室に入ると、モニターに、「めざせ!1/36500」と映っていました。
担任「この1/36500は、何を表しているでしょうか。」
いつもは活発に手を挙げる3年生たちも、ちょっと予想がつかないようです。
「国語辞典に関係あるのかなぁ・・・」というつぶやきが聞こえます。
担任「実は、先生の持っている国語辞典にのっている言葉の数なのです。」
数の大きさに驚く子供たち。
担任「これだけたくさんある言葉の中から、調べたい言葉を見付ける方法を考えましょう。」
今日の授業は、国語の「国語辞典を使おう」の学習です。
国語辞典を開くと、50音順に言葉が並んでいることは子供たちもすぐ気付きます。
しかし、そう単純ではありません。
最初の文字が同じときは、2文字目の50音順で比べます。
「ひざ」、「ピザ」、「ビザ」のうち、一番最初に出てくる言葉はどれでしょうか。
3年生も大いに迷います。
3年生A「あ、『ピザ』見付けた!」
などと、宝探しのように喜ぶ3年生たち。
最近は、分からない言葉があると、すぐに「ググる」ことが多くなっていますが、手元に国語辞典を置き、すぐに調べられるような習慣をつけたいものです。【校長】
米作りスタート!
5年生は、今年度も水辺の楽校の皆様のご協力を得て、米作りに挑戦します。
まずは、今日は米作りの第一歩、種もみをまく作業を行います。
最初に米作りの心構えを教わります。
日野は米作りの盛んな場所で(例えば、「豊田」は「豊かな田」ということ)、農業用水も発達していることや、校地内に用水が通っている学校は極めて珍しいことなどを教えていただきました。
苗床に土を均等にならします。
種もみをていねいにまきます。
水やりも種もみが流れないように慎重に行います。
これから、毎日、水やりを行い、発芽を待ちます。
今年は豊作になるでしょうか。
水辺の楽校の関係者の皆様、ご指導いただき、ありがとうございました。【校長】
プレルボールにチャレンジ!
3年生A「プレル!」
3年生B「プレル!」
3年生C「キャッチ!!」
謎のかけ声が響きます。
3年生は、体育のネット型ゲームで「プレルボール」に取り組んでいます。
プレルボールとは、「ネット型ゲームの競い合いが行えるよう、ごく軽量のボールを片手や両手ではじいて自陣の味方にパスをしたり相手コートに返したりして、ラリーの続くゲームをする(文部科学省HPより)」ものです。
これでは、ちょっと分かりにくいと思いますので、ちょっと”ググって”みると、「プレルボールは、西ドイツで考案されたスポーツで、互いにボールをバウンドさせて打ち合うハンドテニスの一種」との紹介があります。
小学校では、ざっくり言うと、「バレーボール&テニス」の初級編にあたるゲームの扱いといったところでしょうか。
今日はよい天気。
朝から、3年生の「プレル、プレル・・・」の元気なかけ声が聞こえてきたので、様子を見に行ってみました。
サーブを受けた子が「プレル(「打ちつける」という意味)」と言って、もう一人の味方にバウンドパス。パスを受けた子が別の味方に「プレル」し、3人目の子が「キャッチ」して相手に返します。自陣でボールを3回つなぐところがバレーボールに似ています。
3年生の別の学級では、体育館でプレルボールに取り組んでいました。
今日が1回目とのことで、ゲームのやり方について全員で確認します。
本来は、相手チームには取りにくいように返球します。ここがテニスに似ているのですが、まだ最初ですので、逆に相手に取りやすいように返球して、お互いに協力してラリーが続くように工夫しています。
とは言っても、初めてなので、なかなかボールがつながりません。
チームのことを考えてパスできるようになると、上達しそうです。
できるだけ、プレルボールが何か分かるようにお伝えしようと書いてきましたが、文才がないこともあり、お読みの方には、ほとんど内容が伝わらないのではないかと思います。。。
今週の金曜日、土曜日は学校公開ですので、機会があれば、ぜひ、実際にご覧ください。【校長】
This is me!
6年生が外国語の授業に取り組んでいました。
様子を見ていると、どうやら自己紹介の準備をしているようです。
3・4年生の外国語活動、5年生の外国語の授業を経て、英語を学ぶのも4年目になりますので、自己紹介も少し複雑なものになります。
名前(My name is ~.)
誕生日(My birthday is ~.)
好きなこと(I like ~.)
できること(I can ~.)
といった基本フレーズに加え、
持っているもの(I have ~.)
得意なこと(I'm good at ~.)
お気に入りの場所(My favorite place is ~.)
などを盛り込み、さらに
「By the way,How about you?」
などと、会話形式にすることも可能です。
個人の自由度が高いので、分からない表現や単語は、翻訳ソフトに頼ることもあります。
このあたりが、各自が学習者用端末を持っている強みです。
発表内容が固まると、実際に自分の端末のビデオ機能を使って録画の練習を行いました。
本番は、撮影場所を変えたり、紹介したい物などを映したりしてオリジナルの自己紹介を行うようです。
どのような自己紹介になるか、楽しみです。【校長】
天気と気温と折れ線グラフ
大型連休が終わり、学校の日常が戻ってきました。
連休後半は、夏日となる暑い日や、雨で少し肌寒く感じる日もあり、天候の変化が大きくなりました。
4年生は、理科で「天気と気温」を学習しています。
天候によって気温差が大きくなるこの時期は、学習のねらいに迫りやすくなります。
今日、授業を見た4年生の学級では、連休前の4/26(雨)、4/27(晴)に毎時間校庭に出て、測定した気温についてまとめていました。
毎時間の測定結果を表にあらわしますが、なかなか変化の様子がつかめません。
担任「気温の変化の様子を分かりやすくするには、どうすればいいかな。」
4年生たち「折れ線グラフにする!」
4年生は、理科と並行して算数の「グラフや表を使って調べよう」で折れ線グラフを学習しています。
学んだことを他の教科でも活用できる場面なのです。
雨の日の気温を青い線、晴れの日の気温を赤い線で表すと、変化の違いは一目瞭然。
4年生A「朝は気温が低く、昼は気温が高い。」
4年生B「雨の日は、気温の変化があまりない。」
ただ、この授業は理科ですから、その変化の違いについて考察することが大事です。
子供たちは意見を出し合いながら、日照時間の差が気温の変化に結び付いていることなどをまとめていました。
隣の4年生の学級では、算数で折れ線グラフのまとめを行っていました。
算数の教科書にも、ある日の1時間ごとの気温をまとめた表が載っていましたが、1か所だけ測定できていないところがあり、その場合、どのように折れ線グラフをかけばよいか考えていました。
「予測値」でグラフをかいていくことになるのですが、実際に観察する場合でも、何らかの理由でその時間に測定できないことがあり得ます。
様々な場合を想定しながら、教科を越えて、実際に表やグラフを活用していく力を伸ばしています。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)