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5月の避難訓練
本日(5月8日)の2校時、給食室から出火したことを想定した避難訓練を行いました。
昨日から降り続く雨で校庭の状況が悪いため、本日は廊下への避難にとどめました。
子供たちは火災発生の放送と先生の指示をよく聞き、速やかに廊下に避難することができました。
人数確認等の後、子供たちは教室に戻り、校長先生のお話を聞きました。
東西潤徳小学校コラボレーション〜5年生社会:日本の気候編〜
山都町立潤徳小学校とのコラボレーションを始めてから、およそ半年が経ちました。
最初は、互いを知るための行事やイベント交流が中心でしたが、このコラボの真の目的は、交流により、互いの学びが深まること、つまり、授業での交流に発展させることにあります。
今日は、本校の研究主任が、研究主題「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成~Chromebookを活用した対話的な学びの実現~」に迫るため、山都・潤徳小の協力を得た授業に取り組みました。
5年生の社会科の授業です。
「わたしたちのくらしと国土」について学んでいる子供たち。
日本の気候と地形についても学習していきます。
担任「熊本県山都町と東京都日野市、どちらの平均気温が高いでしょうか。」
日野市の1年間の気温のグラフを確認しながら、子供たちに予想させます。
子供たちはタブレットに自分の意見を書いていきます。
5年生A「九州は南の方にあるから、山都町の方が高い。」
5年生B「沖縄の方に近いから、山都町の方が高い。」
5年生C「東京の方がにぎやかだから、日野市の方が高い。」
子供たちの大半の予想は「山都町の方が高い」です。
ここで、ゲストティーチャーとして、山都・潤徳小の6年生に山都町の気候について生解説してもらいました。
<春>
・4月になると、ようやく10℃を超えてくる。
・こたつを使っている家庭もある。
<夏>
・30℃以上になる日もある。
・クーラーをつけていない家庭もある。
・山都・潤徳小も最近クーラーがついたばかりである。
<秋>
・9月後半になると一気に涼しくなる。
<冬>
・冬の寒さは厳しく、今年は、-7℃になったときもあった。
・先生たちが出勤するとき乗ってくる車は冬用タイヤを使っている。
・大雪はないが、積雪があると、スクールバスが動かなくなる。3日くらいは臨時休校になる。
<全体>
・熊本市より気温が低いことを生かし、有機農業が盛んである。
・宮崎県側を台風が通ることがあっても、九州山地に遮られ、山都町への影響は少ない。
今年度、山都・潤徳小には5年生が在籍していないので、6年生に協力してもらいましたが、どの子もしっかりと発表していてとても立派でした。
いつもだとにぎやかな交流になるのですが、今回は、本校の5年生も、山都・潤徳小の6年生の説明を真剣に聞いて、一生懸命メモをとっていました。
担任から、山都町と日野市の平均気温を比較したグラフの配信を受け、日野市の方が気温が高いことを理解した子供たち。
社会科の授業として大事なのはここからで、南にある山都町の方が気温が低い理由をグループで相談します。
・東京の方が太陽に近いから気温が高い。
・風は西から東に吹くから、最初に風のあたる九州の熊本が寒い。
・山都町は、山がいっぱいあって、太陽の光を遮るから涼しい。
・山都町は、九州山地に守られて、じめっとした日が多いので気温が低いが、東京はからっとした日が多く、暑い。
・東京は都会のせいで、ひたすら暑い。
・山都町は農薬などを農業で使わないので、汚いものが少なく本来の気候のまま。それに比べて東京は汚いものが多く、どんどん気温が上がっている。
子供たちにとって、難問のようです。
5年生D「何で山都町は南にあるのに気温が低いのかなぁ・・・」
校長「きっと、くまモンがいるからじゃない?」
5年生たち「確かに!」
これで納得されても、ちょっと困ります。。。
地図帳で、山都町の標高を確認し、気温と標高の関係について結論を導き出した子供たち。
山都町のおかげで、学習の大事なポイントを理解することができました。
標高約500mのところにある山都・潤徳小。
校長「去年、高尾山遠足に行ったとき、頂上は少し涼しくなかった?」
子供たち「そういえば、そうだったなぁ。」
地図上だけでは分からない、リアルな日本の他の地域の様子について、山都・潤徳小の子たちから学ぶことができました。
日本で、いや、世界で一つだけの授業を創造できるのが、「東西潤徳小学校コラボレーション」。
これからも、様々な授業の可能性を探ってみたいと思います。
ただ、少し気になるのが、「熊本県」ではなく「態本県」と書いている子たちが見られること。
47都道府県については、4年生のときに学習済みです。
パートナーの県名はちゃんと書けるようにしましょう・・・【校長】
(山都・潤徳小の6年生の様子は、こちら)
臨時児童朝会開催
本日(5月2日)の朝の時間、5類感染症へ移行後の学校における新型コロナウイルス感染症対策の考え方について子供たちに周知を図るために、臨時児童朝会を開催しました。
臨時児童朝会は、ICT機器を活用し、オンラインで開催しました。
保護者の皆様には、本日9:00にC4th Home&Schoolでこの件に関わるお知らせを送付いたしましたので、ご確認いただけると幸いです。
また、ゴールデンウィーク中のけがや事故に気を付けるよう、生活指導主任から子供たちに話をしました。皆様のゴールデンウィークが、「笑顔招福」なものとなりますように願っています。
お仕事頑張ります!!
今日は、5月の委員会活動の日です。
4月は、組織決めを行う委員会が多かったのですが、今回からは、具体的な仕事を行う委員会が増えています。
図書委員会の児童は、各学級の学級文庫の入れ替えの作業を行っていました。
市内の図書館にはリサイクル本があって、本校の学級文庫にはそのリサイクル本が活用されています。
集会委員会では、全校で楽しめる遊びについて相談が行われていました。
本校のエンターテイナーたちですから、どんな企画になるか楽しみです。
整美委員会の児童は、清掃用具入れの点検用紙を貼りかえる作業を行っていました。
整美委員に注意されなくても、いつもきれいに整理整頓されているとよいのですが・・・。
保健委員会と給食委員会の児童は、委員会発表の内容について協議を行っていました。
クイズなどを入れて、分かりやすい発表になるように工夫しているようです。
エコ委員会では、集まったベルマークを企業・団体ごとに仕分けをしていました。
細かい作業ですが、黙々と取り組んでいます。
自分の仕事が学校をよくするために役立っているという誇りをもって、委員会活動の仕事にしっかり取り組んでほしいと願っています。【校長】
全国学力・学習状況調査
本日(5月1日)、6年生は、全国学力・学習状況調査の「児童質問紙調査」をオンラインによる回答方式で実施しました。使用した端末は、いつも日常的に活用しているchromebookです。
子供たちは、慣れた手つきでカメラアプリを起動し、QRコードを読み取っていました。
ログインの後は、担任の先生の指示に従って、児童質問紙調査に取り組みました。
質問文をよく読み、質問に対し、当てはまる回答を選んで、慎重にクリックしていました。
(2016年4月から2018年3月まで)