日誌

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押忍!空手道体験教室

日野市の小学校では、今年度、「空手道体験教室」を実施することとなっており、本校では、本日、5年生が体験をしました。

日野市空手道連盟の皆様をはじめとした講師の先生方が道着を着て体育館にずらりと並びます。

独特の緊張感に子供たちの背筋も伸びます。

昨年の東京オリンピック・パラリンピックで正式種目となった空手、注目度もUPしているところです。

「空手は相手を傷つけるものではなく、自分自身を守るためのものです。」

空手道の心構え、歴史などを教わります。

そして、武道で重要なのが礼法。

座礼、立礼の仕方を教わり、気持ちを引き締めます。

型、組手などの模範演武も見せていただき、気持ちが高まります。

いよいよ、子供たちも、実技の練習です。

上段、中段、下段の突きと、それに対する「受け」、組手、型と盛りだくさんの内容で、子供たちが突き出す拳にも力が入ります。

体験の終わる頃には、子供たちの顔の表情も引き締まった感じがしました。

最後は、当然、座礼。

礼に始まり、礼で終わるのが武道の心です。【校長】

第2回たて割り班活動

今朝は、たて割り班で遊ぶ日です。

天候が不安定のため、全班室内遊びになりました。

第1回のたて割り班活動では、自己紹介や計画作りなどを行っていたので、実際に遊ぶのは今回からです。

こちらは、「よつかど(やつかど)」の遊びです。

こちらは「伝言ゲーム」

こちらは、「ボール落とし(ハンカチ落とし)」

こちらは、「フルーツバスケット(何でもバスケット)」です。

子供たちの室内遊びは、昭和の頃とあまり変わっていませんし、喜ぶ反応も同じです。

6年生は、1年生から5年生までが楽しめるように企画を立てていました。

たて割り班は、第2の学級です。異年齢のつながりを大切にしてほしいと思います。【校長】

【研究推進委員会より】1学期最後の研究会です

 本日の放課後は、研究全体会でした。今年度潤徳小学校では、

「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」

~Chromebookの効果的な活用法の研究~

というテーマのもと、授業研究を行っています。

 

 校長からは、教職員に対して、日常的なChromebookの活用について話がありました。

「今日の授業で、5年生が八ヶ岳についてのプレゼンテーションを4年生にしていました。

 5年生の子供たちが作ったスライドを見ながら、4年生からは活発な質問がされていました。

 こうしたたて割りの何気ない活動の中にも、今年度の研究テーマである【Chromebookの効果的な活用法】が生かされています。

 たて割りでの、学び合いの場面が見られているのはよいことです。

 こうした皆さんの積み重ねが、研究につながっているんですね。それをうれしく思います。」

 

 研究主任からは【情報活用能力#東京モデル】に関する話がありました。


【情報活用能力 #東京モデル】とは、東京都教育委員会が作成した、発達段階ごとに育成したい情報活用能力のステップが示されたものです。


出典:【情報活用能力 #東京モデル】「基本的操作分野のステップ図」東京都教育委員会(https://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/tokyo_model.html

 東京都との方針と本校の方針を一致させ、必要な資質能力を児童が身に付けられるよう、指導に生かしていきます。


 全体会のあとは、各ブロックに分かれての授業案検討をしました。児童役と教師役に分かれてChromebookのオクリンクを使った模擬授業をしてみたり、1単元の学びの在り方を検討したりしました。

 授業のどの段階でChromebookを活用すると、子供たちの思考が活発になるのか、2学期の研究授業に向けて、深めてまいります。

伝統を引き継ぐ

5年生が八ヶ岳移動教室から帰ってきて、およそ2か月が経ちます。

この1学期間、5年生は、総合的な学習の時間で「八ヶ岳ガイドブックを作ろう」の学習に取り組んできました。

今日は、この学習の集大成とも言える、5年生が4年生に八ヶ岳移動教室のことを伝える、「八ヶ岳プレゼンテーション」が行われました。

4年生、5年生の全部の教室を使って活動します。

基本的な活動は、同じたて割り班の5年生が4年生に対し、各自の端末を使い、スライドで説明するというものです。

ですから、各教室には、4年生と5年生が混在していることになります。

まず、5年生の担任が趣旨や活動内容についてリモートで説明します。

その後、5年生が、4年生に対して自作のスライドで説明していきます。

5年生A「滝沢牧場では、乳搾り体験や乗馬体験などをします。」

5年生B「美し森からのハイキングは2時間以上も歩くので、結構疲れます。」

5年生と一緒に出かけた校長も、懐かしく思い出しながら聞いています。

5年生C「ほうとう作りでは、校長先生の分も作りました。」

余計な情報は、あまり4年生に教えなくても構いません。。。

ひととおり説明を終えた後は、4年生からの質問タイムです。

4年生A「滝沢牧場では、動物にさわれるんですか?」

5年生D「牛や馬にさわれます。放し飼いの猫にもさわれますよ。」

4年生B「ハイキングでは、いっぱい登るんですか?」

5年生E「登るところもあるけど、牧場の中を歩いたり、川を歩いたりして楽しいです。」

来年度、八ヶ岳移動教室に行く後輩の4年生に対して、先輩の5年生がレクチャーをしていく・・・まさに、「潤徳の伝統」が引き継がれていく瞬間です。

先輩から後輩への「バトンパス」に目を細めていたところ、こんな声も聞こえてきました。

4年生C「お小遣いってどうやって持っていくの?」

5年生F「まず、担任の先生が預かって、みやげ物屋さんに着く前に、バスで渡されて・・・」

4年生D「おすすめのおみやげの値段は?」

5年生G「◯◯チーズケーキが△△円で、◇◇コーラが✕✕円で・・・」

いや・・・そんなことを引き継ぐ必要はありません。。。【校長】

I'm great!

小学校では、3・4年生が外国語活動、5・6年生が外国語で、英語を通じて、コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を育みます。

その上で、本校では、特色ある教育活動として、1・2年生にも「外国語に親しむ活動」を年間6時間程度実施しています。

英語が堪能な、本校のリソースルームティーチャー(RRT)が担任と協力しながら指導を行います。

今日は、1年生が「外国語に親しむ活動」を行っていたので、様子を見てみました。

1年生がすごいなぁと思うことは、言語に対して「空気を読む」ということです。

「stand up!」と言われれば、何となく流れを察知して起立しますし、「sit down」と言われれば、雰囲気で座ります。

英語の歌が流れれば、体を動かしながら、発音をまねして歌っています。

大人になってしまうと、間違えることが恥ずかしくなったり、理屈で納得しないと先に進めなくなったりしてしまうものですが、言語の習得については、理屈より感覚が大事であることを1年生を見て教えられます。

ウォーミングアップの後は、あいさつを学びます。

「How are you?」に対して、

とても元気なときは「I’m great!」

元気なときは「I'm fine.」

まぁまぁなときは「I'm so so.」

という説明があります。

RRT「じゃあ、校長先生に聞いてみようか。『How are you?』」

最近、このパターンが多いわけですが、答えないわけにはいきません。

(今日は天気が悪いし、コロナ再拡大しているし、日本中、喪に服してる感じだし・・・「I'm so so.」かなぁ。)

と思いつつも、1年生の前で本音を出すわけにいかず、マスク越しの満面の笑みと派手なガッツポーズで、

「I’m great!」

と大きな声で答えます。

「あはは・・・」

元気な校長の様子を見て、安心顔の1年生たちです。

数字についても学びます。

音楽の時間に「Seven Steps」という歌で、日頃から数字を英語で言い慣れている子供たち。

流暢な発音で、「one,two,three・・・」と数えていきます。

英語の絵本の読み聞かせも聞きます。

日本語版でストーリーを知っている子も多く、集中しながら英語を聞いていました。

こうした活動は、あくまで「外国語に親しむ」ことが目的です。

まだまだ日本語自体も学習中の1年生ですが、今日の授業で刺激を受けて、言語感覚を磨いてほしいと思います。【校長】