日誌

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大掃除の季節です!?

タイトルを見て、大掃除の季節は大みそかのあたりでは・・・と思われた方も多いのではないでしょうか。

この写真も、掃除をしているようには見えません。

しかし、子供たちは、一生懸命「大掃除」しています。

Chromebookのデータの「大掃除」です。

進級・進学の時期となりました。

次の学年に進級すれば、新しい学年・学級のフォルダにデータを保存していくことになります。

ですから、今年度のデータを今のうちに消去、整理をしておく必要があるのです。

今日は、ICT支援員の方の来校日。

担任の「委託」を受け、データの消去の仕方について子供たちに説明しています。

ICT支援員「ここに、『すべて選択する』と書いてあるところがあります。」

1年生たち「あった~!」

校長「早く、洗剤を入れないと!」

作業に集中している子供たち。校長のギャグを完全にスルーです。

1年生でもたくさんのデータがあります。

写真のフォルダを見ると、あさがおの観察、図工の作品・・・などたくさんのデータが残っています。

まさに、この1年間の足跡とも言えそうです。

しかし、「すべて選択」し、一気に消去します。

1年生A「あさがお、バイバ~イ!」

2年生へと巣立つ瞬間とも言えます。

悲しそうな顔をしている子もいるので声を掛けます。

校長「2年生になったら、新しい思い出が残るよ。」

1年生B「そうだね!」 

前向きな子供たちです。

しかし、作業はこれだけではありません。

ゴミ箱に移ったデータを完全消去しなければならないのです。

ICT支援員「家のごみ箱のごみも、まとまったら捨てて、ごみの収集車が持っていくでしょ?」

1年生たちは納得して「完全消去」していました。

この作業は1年生だけでなく、全学年が行います。

2年生も同様の作業を行っていて、完全にフォルダを空にしていました。

一方、6年生ですが、進学になるので、もっと複雑な作業が必要です。

これまでに、発表スライドなど、様々な個人データを作成してきた6年生。

こうしたデータを家庭のパソコンに保存する方法についてICT支援員の方から指導を受けています。

まず、自己のアカウントやメールアドレスを正確に把握している必要があるのですが、これまでずっとマイパソコンとして使ってきたので、パスワード以外、入力することはなかったため、改めてメモをして確認していました。

なお、年度末は、ご家庭に持ち帰っている充電用のケーブルを回収する場合がありますので、ご協力をお願いいたします。

 

実は、今が「大掃除の季節」というのは、学校では間違っていません。

年度ごとに切り替わる学校のシステムでは、ちょうど、教室を次の学級に引き渡す時期になるからです。

2年生は5時間目、学年一斉に机を廊下に出し、「学年大掃除」に取り組んでいました。

現在の1年生に気持ちよく教室を使ってもらおうと、一生懸命掃除に取り組む2年生たちです。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和6年度第8回たて割り班活動

今日は、今年度の最後のたて割り班活動です。

 

前回から、企画・進行は5年生に「代替わり」しています。

そのため、代表委員による全校放送の指示も5年生が行っています。

5年生は、今日に向け、入念に準備してきました。

どの班も堂々と進行しています。

 

新規の遊びもたくさん見られました。

5年生は、様々なゲームなどを調べてきたのでしょう。

進行の中心は5年生ですが、当然、6年生もたて割り班に参加しています。

黒板などに6年生への感謝の言葉が書いてある教室がたくさんありました。

最後の振り返りです。

1~5年生「6年生、今までありがとうございました!」

声を揃えて6年生にお礼を言っている班もありました。

温かい時間が流れました。【校長】

食について考えよう

本校では、学校の近隣の田んぼをお借りし、本格的な米作りについて体験を通して学ぶことが特色ある教育活動の1つになっており、5年生の社会科、総合的な学習の時間に生かされていました。

しかし、今年度、このことの継続が難しくなったため、5年生は総合的な学習の時間の内容について大幅に見直しました。

社会科で農業や漁業といった第1次産業について学ぶ5年生。

そこで、身近な「食」から様々な問題について探究していくことをねらいとして、「食について考えよう」というテーマで学習を進めてきました。

今日の3~5時間目は、調べてきたことを学年内に発表します。

テーマごとに発表会場が違うので、全体説明は、学級がバラバラになった状態で聞いています。

3時間目は、食文化について調べたグループの発表です。

世界各地の特徴的な食べ物、マナー等について説明があります。

給食前に世界各国の料理などが紹介され、若干「飯テロ」の感じがします。(笑)

4時間目は、新時代の食べ物についての発表です。

昆虫食、フードテック、宇宙食・・・

5年生はこれまでに何回もこうした発表を行っていますから、プレゼン慣れしています。

スライド、模造紙等での発表はもちろん、小芝居を入れて分かりやすく説明しているグループもありました。

5時間目は、食糧問題に関する発表です。

飢餓、フードロスなど、人類が直面する深刻な問題が扱われています。

表やグラフなどを使い、「迫り来る危機」について具体的な説明がありました。

SDG'sに絡める発表も多く見られました。

本校では、5年生だけがクラス替えがなく進級します。

これは、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の中心となるのが高学年であり、2学年を見通した様々な計画が立てやすいからです。

6年生になると、学級の枠を越え、学年全体で動くことがとても多くなります。

今回のように、学年内発表を行い、交流が深まることは、6年生に向けての大事な布石になると思います。【校長】

卒業式に向けて・・・

3/24(月)の卒業式に向けて、5・6年生が動き出しています。

5年生は、昨日の午後、体育館の会場設営を行いました。

最高学年の準備として大事な作業です。

 

そして、今日の1時間目、学年での練習を行いました。

規模の大きい本校では、6年生と保護者等の皆様だけで会場がいっぱいになってしまいます。

そのため、5年生は、卒業式当日には参加できません。

しかし、来年度の本番のことを考えると、式中の独特の緊張感は体感させておきたいところです。

そこで、卒業式の予行には参加し、全ての流れを経験します。

その予行の際には、卒業生の入退場曲として、「威風堂々」のリコーダー演奏をします。

6年生の全員が入退場するまで、何回もリピートして吹かなければなりません。

今日は、初めて学年全体で音を合わせたので、緊張感のある練習になりました。

在校生代表として、卒業する6年生を支える5年生たち。

練習を通して、最高学年のバトンを受けとる準備を進めてほしいものです。

 

そして、3・4時間目は、6年生の練習です。

最初に卒業式実行委員の児童が決意を述べます。

昨日から練習を始めている6年生。

最初の練習では、校長からも、卒業式に向かう心構えについて話しました。

今日は、実践です。

立ち方、座り方、歩き方、目線・・・

1つ1つに細かい指導が入ります。

本番、堂々と卒業証書を受け取れるかは、練習での真剣度にかかります。

頑張れ、6年生!【校長】

東日本大震災の弔意表明

今日は、3月11日。

「あの日」から14年の時が流れました。

東日本大震災発生以降も熊本地震、能登半島地震など、大きな被害を伴う大きな地震が各地で発生しています。

今朝の全校朝会では、校長から、「東西潤徳小学校コラボレーション」の終了を告げるとともに、東日本大震災のことについても触れました。

今日は、4年生以上は6時間授業です。

地震発生時の14:46は、ちょうど6時間目の授業中の時間になります。

作業等で不都合のない学年、学級は、福島県主催の「令和6年度 東日本大震災追悼復興祈念式」のライブ映像を活用し、地震発生時刻の14:46に黙祷を捧げました。

発生時刻前から追悼式典のライブ映像を見ている学級もありました。

厳粛な雰囲気を知ることは、この未曾有の大災害を語り継いでいくうえでとても大事なことだと思います。

14:46が近付き、黙祷の準備を始める子供たち。

この後、校長も撮影を止め、黙祷を捧げました。

学校では、今日1日、半旗を掲げ、弔意を表しました。

改めて、震災により尊い命をなくされた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。【校長】