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【子供たちがつくる学校プロジェクト】アイドルと触れ合おう!
学期末を迎えようとする中、「潤杯ポイント」の獲得争いは佳境を迎えつつあります。
子供たちの人気コーナーになっている「潤杯スコアボード」の前には、ポイントを数える子供たちが次々やってきます。
しかし、ポイント争いで校内の雰囲気がギスギスしているわけではありません。
飼育委員会は12月に入り、「大福とふれあおう!」という独自の企画を始めています。
写真のように、学年、学級で枠を決めて、飼育小屋にいる烏骨鶏の「大福」との触れ合いタイムを設けようというイベントです。
潤杯ポイントが付くわけではないので、癒しののんびり企画です。
本校の不動のアイドル「大福」。
寒くなっても元気です。
校長がカメラを構えると、ちゃんと「モデル立ち」をしています。
今日の昼休みは、2・4・6年生の3組グループが大福に触れ合える日。
しかし!今日は1~3年生は学期末で午前授業となり、昼休みがありません。
このままでは、せっかくのイベントも低学年が下校してしまうため「お客さん」が少数になってしまいます。
ちょうど、下校を始めた1年生たちが通りかかります。
校長「今日は、大福にさわれる日だよ~!」
声を掛けると、次々に子供たちがやってきます。
営業活動に慣れている大福。
お客さんの登場を察知し、自ら飼育小屋の出口に近付いてきます。
そして、飼育小屋の外へ!
悠然と出てくる大福。慌てるそぶりは全くありません。
むしろ、触ろうとする「お客さん」たちがおっかなびっくりという感じです。
飼育委員たちは、大福が外に出ている間に飼育小屋内を清掃するという一石二鳥の企画。
まさに「推しのアイドル」を出待ちのファンが追いかけるという光景と言えそうです。(笑)【校長】
つないで つるして
校内を回っていると、2年生が図工の授業に取り組んでいるのを見かけました。
教室内には大量の新聞紙や画用紙があり、子供たちはそれを切ったり折ったりして、様々な形を作っています。
作った紙片を教室内に張り巡らせたスズランテープに付け、デコレーションしていくというのが今回の授業の内容です。
背の届かないところは、椅子を出して、器用に飾り付けていきます。
背の届きそうなところでも、「校長先生、付けて~」と言ってきます。
単なる「甘え」です。(苦笑)
教室の様子が一変し、子供たちもハイテンションです。
さらに派手になると、もはや、誰がどこにいるか分からなくなります。
一見、無造作に紙片が吊るされているようですが、子供たちなりのこだわりが随所にあります。
2年生A「校長先生、窓からのぞいてみて!」
新聞紙の切れ目の「窓」から顔を出しますが・・・。大人にとっては、相当無理な姿勢をしなければなりません。
全員ハイハイで完全に赤ちゃん返りしていますが、楽しい時間になったようです。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「潤徳ラジオ」生放送潜入!
インフルエンザ等の罹患による欠席児童が増え、学級閉鎖の判断を行った学級が出たことなどから、「潤フェス2」の実施延期、「たて割り班活動」の中止を決定し、お楽しみの学期末を過ごすことができなくなってしまい、ちょっと「残念モード」の校内ですが、その中でも、「潤杯」関係の昼の放送は通常どおり行われています。
放送委員会は、今週の昼の放送を「潤杯」対象放送としています。
放送をしっかり聞いていないと解けないクイズを出題し、正解数に応じて「潤杯ポイント」を付与するという企画のようです。
今日の昼の放送は「潤徳ラジオ」の人気コーナー、テーマに基づいたパーソナリティーのフリートーク放送です。
現在のテーマは「100万円をもらったらどうするか」です。
3人のパーソナリティー、「ばななししょー」、「ゆうゴリラ」、「オインク!!」の軽妙な会話が魅力です。
今日の放送を一部を再現しましょう。
オインク!!「この番組は、みなさんからおたよりをもらって、あんなことやこんなことを話していこうという番組です。」
オインク!!「今日は、先生スペシャルです。(今回紹介する)全部のおたよりを先生が書いています。」
オインク!!「まず、(ラジオネーム)『ひろりん』さんから。100万円もらったら、宝くじを買って、当たったら海外旅行に行くそうです。」
オインク!!「当たるかなぁ~?その100万円で世界旅行に行くんじゃなくて、100万円宝くじに賭けて、その後に海外旅行に行くっていうのが不思議ですね。」
ゆうゴリラ「前にもそんなおたよりありましたよね?何か、宝くじにあたったら旅行に行く・・・みたいな。」
ばななししょー「逆に少なくなっちゃうかもしれない。」
オインク!!「それで、0になってしまって、海外旅行に行けなくなってしまう・・・みたいな話ですね。」
ばななししょー「それでは、次のおたよりです・・・。」
このような感じで、ゆるーいトークが毎週繰り広げられます。
3人のパーソナリティーの絶妙な掛け合いがクセになります。
今日は、教員から投書された内容を基にした放送でしたが、いつもは、児童からの投書で盛り上がっています。
ちなみに、今日は、3人の教員からの投書(教員も「ラジオネーム」にしています)でした。
ご紹介した以外の2人の教員の内容は、
くろちゃん「豪華客船、世界一周の旅」
えびちゃん「世界最大のクルーズ船、『アイコン・オブ・ザ・シーズ』に乗って優雅に過ごす」
といったもの。
合わせたわけではないのに、全員、100万円があったら旅行・・・。
日ごろ、疲れているのかな・・・と校長としては気になります。
ちなみに、昨日は別なパーソナリティーがリスナーからの「お悩み相談」を行っていました。
こうして、放送委員会の児童は校内を盛り上げるための「日替わり放送」で頑張っています。
「子供たちがつくる学校ラジオ」ですね。【校長】
公平な税負担について考える
「103万円の壁」、「年金問題」など、毎日「お金」に関する話題がニュースになります。
特に税に関することは、日々の生活に直結するものです。
子供たちにとっても、税について理解を深めることは、今後に向けて大変重要なことです。
そこで、本日、6年生を対象とした、日野市の租税教育推進協議会の税理士の方々のご協力による租税教室が開催されました。
義務教育を受けている子供たちですが、「授業料」は徴収していません。
当然ながら、学校には多くの税金が使われています。
一人当たり、いくらの税金が使われているのか、子供たちにクイズが出されます。
何と、1年間で90万円もの税金が使われているとのことです。
6年間だと540万円。
6年生は134名の児童が在籍していますから、7億円以上の税金が小学校生活に使われたことになるわけです。
現在、6年生が直接払っている税金は消費税くらいですが、人生を歩む中で税金を納めなくてはならない機会が多くあることを学びます。
人生を終えるときも相続税がかかります。
常に税金と向き合っていかなければならないのです。
本来、税金は平等に徴収されなければならないものですが、実際には、様々な所得の人がおり、「生存権」が保証されていることもあり、完全に平等というわけにはいきません。
そこで、「公平」な税負担が重要であることを学びます。
シミュレーションを基に、どうしたら公平な税負担にできるかグループで検討します。
経済的に苦しい方の負担を軽減しながら全体の税収入を確保していく難しさを6年生なりに感じたようです。
授業の最後には、「新札」の1億円(見本)を見せていただきました。
お金に興味があるのは、大人も子供も変わりありません。(苦笑)
「租税教室」を通して、納税の義務を果たすことの重要性を理解してほしいと思います。
講師の税理士の皆様、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「潤フェス2」開幕!!
いよいよ2024年度「潤フェス2」が開幕いたしました。
この後、本日の熱いフェスの様子をお伝えいたします!!!
…なのですが…雰囲気を出すために会場が暗く…カメラが暗さを綺麗に写す性能を兼ね備えてなく…
要するに写真の映りが激しく悪いことを御了承ください。
さあ、始球式が始まりました。
始球式を終えて安堵の表情の子供たちです。
続いては、ダンスクラブです。
観客の手拍子も揃っています。
歌、ヨーヨー、けん玉、ダンス、ピアノ演奏と次々と続きます。
そして、本日最後を締めくくるのは…有志の先生方のバンドパフォーマンスでした。
会場も一体となって盛り上がります。
このようにして、無事に1日目が終わりました。
担当の先生からは「マイクの調子が悪く…初日なのに悔しいです。」という声が上がっていました。
(この後、担当の先生方が必死でマイク機能を復活させていました。明日は、大丈夫かな…)
昼休みには、明日明後日のリハーサルをしていました。司会の児童が「盛り上がっていますか~?!」と、原稿の練習をすると「いえ~い!!」という声が返ってきていました。
明日の2日目も楽しみです。
動画配信を行っていますので、子供たちの頑張りをのぞいてみてください。
(2016年4月から2018年3月まで)