日誌

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♪ 煮えたかどうだか食べてみよう!

新しく家庭科の学習が始まった5年生たち。

何と言っても関心が高いのが調理実習です。

4月に家庭科室に慣れること含め、お茶を入れる実習を行っていますが、包丁等を使う本格的な調理実習は初めてです。

まずは、全体で、実習の流れを確認します。

身支度を整えます。

校長の「ファッションショーポーズ、お願い」という無茶振りにも気軽に応える5年生たちです。

しっかりと手を洗い、衛生面にも気を付けます。

今回作るのは、さつまいもの「ゆでいも」とほうれん草の「おひたし」です。

ゆでる調理が今回のポイントです。

包丁を使うのが初めてということもあり、ちょっと硬めなさつまいもを切るところを家庭科専科が実演します。

「ねこの手」を意識しながら、さつまいもを輪切りにしていきます。

初めて包丁を扱う子は、かなり緊張しながら作業をしています。

 

切ったいもは、あく抜きのため、5分ほど水につけます。

キッチンタイマーで、きちんと計っています。

さつまいもとほうれん草をゆでていきます。

ほうれん草はゆでているうちに、だんだんとしんなりしていきます。

いよいよ試食タイム!

5年生たち「おいしい~!」

自分たちで作った料理の味は格別なようです。

校長の試食分を作ってくれた班もあります。

おひたしには、ちゃんとかつおぶしもかけられています。

ゆでいもも、おひたしもちゃんと柔らかくなっていて、とてもおいしくいただくことができました。

 

片付けの直後はすぐに給食になるので、あわただしくなりましたが、約束を守って、きちんと実習に取り組むことができました。

あと10日あまりで八ヶ岳移動教室に出かける5年生たち。

ほうとう作りも行うので、事前によい実習になったようです。【校長】

【潤ファミ】「第2回潤徳ファンミーティング」開催

今年度、本校はコミュニティ・スクールに移行しました。

その中心となる9名の潤ファミ店員(コミュニティ・スクール委員)の会議、「第2回潤徳ファンミーティング(日野市立潤徳小学校コミュニティ・スクール委員会)」が本日開催されました。

(第1回は、今年度の初日、4/1に開催しています。)

最初に、市教委からの「任命書」をお一人ずつお渡ししました。

会議は、ペーパーレスとし、学校貸与のタブレット上でデータを確認しながら進行します。

今日は店員の方全員にお集まりいただきましたが、会議に参加できない方がおられる場合や、会議の記録も兼ねることも考え、Google Meetによる録画も行います。

会議では、今年度の「学校プロジェクトシート」、「学校経営重点計画シート」(それぞれ、本校ホームぺージの「各種お便り」、「学校評価」に掲載しています。)の協議を行い、「潤ファミ」の基本コンセプトの確認、今後の具体的な企画等について検討を行いました。

店員の方々が大変熱心で、予定していた会議時間を大幅に超えるほど、活発な意見交換が行われました。

「大人がつくる学校プロジェクト」も順調です!【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】全校朝会(5月20日)・「体力アップマッスルジム」紹介

今朝は、リモートによる全校朝会が行われました。

最初は、校長からの話です。

まず、1年生を迎える会などを例に、「子供たちがつくる学校プロジェクト」に基づいた潤徳小オリジナルの様々な取組が行われているのは、「中央委員会」の子供たちが先を見通して話し合いをしてくれているおかげであることを改めて説明しました。

次に、代表に選ばれた「潤徳アナウンサー」(詳しくは、こちら)の録音の様子を紹介するとともに、実際に「ひの新選組まつり」の宣伝放送が多摩都市モノレールの高幡不動駅で流れているところの動画を流しました。

さらに、「Juntoku English Week」の活動の様子を振り返りました。

最後は、5/12の開校記念日で潤徳小が152歳になったことに触れ、歴史を簡単に紹介しました。

子供たちも、教室でしっかりと話を聞いていました。

さて、「Juntoku English Week」が終わった本校の次のターゲットは、5月末に実施予定の体力テストです。

「中央委員会」で様々な企画を考え始めている子供たち。

体育委員会では、まず、体力テストを盛り上げる「子供たちがつくる学校プロジェクト」の企画を実行に移します。

「キン肉マン」の主題歌をバックに具体的なプランを体育委員会委員長の6年生が全校に説明です。

その名も「体力アップマッスルジム」!

詳しくは、明日以降、別記事でご紹介することになりそうです。

全校に向け、マッスルポーズを披露する担当教員と体育委員会委員長。

5月後半は、ハッスルマッスルな期間になりそうです。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度学校説明会

今日は、学校公開終了後、正午から来年度本校への入学を検討されている保護者等の方を対象とした学校説明会を行いました。

まずは、校長から、本校の学校経営方針等について説明しました。

・本校のキャッチフレーズ「笑顔招福」

・「潤徳ファンミーティング」(潤ファミ)

・「子供たちがつくる学校プロジェクト」

本校の今年度の重点である3点について、概略をお話ししました。

「潤ファミ」は潤徳ファンの皆様のご協力で成り立つことから、

校長「本校の学校説明会においでいただいているということは、潤徳小に関心があるということですから、皆様はすでに『潤徳ファン』であるということになります!」

と力説しました。

また、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の実例として、児童がすべて企画・運営している「1年生を迎える会」のダイジェストビデオをご覧いただきました。

校長「というように、本校では『子供たちがつくる学校プロジェクト』を進めており・・・」

侵入者たち「ちょっと待った~!」

校長「うわああああ、なに、なに~?」

突然の侵入者に後ずさりする校長。

何事が起きたか分からず、会場内に緊張した雰囲気が流れます。

よく見ると、本校の児童会本部役員会の会長、副会長、書記の6年生たちではありませんか。

本部役員A「校長先生、学校紹介は私たちに任せてください!」

校長「うーん、でもなぁ・・・」

本部役員B「もう6年生ですから。私たちが責任をもって潤徳小のよさを伝えます!」

校長「じゃあ、3人に任せるよ・・・」

本部役員C「やったー!それでは学校紹介スタート!」

 

いきなりのハプニングのように見えますが、実はそうではありません。

こちらは、昨日の写真です。

綿密なリハーサルをこれまで重ねてきたのです。

昨年度まで、学校説明会は教員が中心に行ってきました。

(日本中、どこでもそうだと思いますが・・・)

しかし、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進める本校ですから、この学校説明会も子供たちに任せてみてはどうかと考え、児童会本部役員に持ち掛けたところ、「ぜひ、やりたい!」という返事があり、一大プロジェクトがスタートしたわけです。

担当する3人は、スライドや原稿作成、動画編集などを自分たちで行いました。

ですから、昨年度までと比べ、説明内容が一新されました。

説明の中では、1年生、2年生の有志数名が6年生のインタビューに答えるところがあります。

本部役員A「潤徳小のいいところはどんなところですか?」

2年生A「みんなが笑顔でいるところです。」

本部役員B「潤徳小のどんなところが楽しいですか?」

1年生A「給食当番ができるときです。」

など、生の声が流されます。

これは、児童会本部役員の子供たちが、「これから入学してくる子の保護者の方は、きっと、今いる潤徳小の子が何を考えているか知りたいはず」と考え、自分たちで取材、動画撮影、編集などを行ったものです。

 

さらに、児童会本部役員として、自分の言葉で「潤徳小のよいところ、楽しいところ」を入学予定の保護者等の方々に伝えていました。

また、本校の沿革、学校生活、学校行事等についてもスライドにまとめ、分かりやすく説明していました。

本部役員たち「ご清聴ありがとうございました!それでは、潤徳小に入学予定のお子様の保護者のみなさん、See You!」

ちゃんと「Juntoku English Week」を意識して話をまとめた児童会本部役員たちに大きな拍手が送られました。

本人たちは相当緊張したようですが、やりきった満足感のある表情を浮かべていました。

Thank you!

もちろん、学校側からも、生活指導や特別支援教育など、児童には話しにくい内容の説明を行いました。

例年、教員からの説明がたくさんあり、保護者等の方と一緒に来ている年長児たちが飽きてしまうことが多いのですが、今回は、年長児たちの多くは食い入るように画面を見つめていました。

やはり、子供のことは子供に任せるのがよいのかもしれませんね。

本校への入学を検討されている保護者等の皆様、来年の4月、お待ちしております!

 

また、昨日、今日の学校公開日には、たくさんの保護者、潤徳ファンの皆様にお越しいただき、感謝申し上げます。

保護者の方は、来週から個人面談をお願いすることになりますが、よろしくお願いいたします。【校長】

薬物乱用は、「ダメ。ゼッタイ。」

今日は学校公開の2日目です。

1時間目は、6年生を対象とした「薬物乱用防止教室」が開催されました。

昨日は1~5年生の「セーフティ教室」が行われましたが、「薬物乱用防止教室」も自分の身を守るための学習です。

 

今回は、ライオンズクラブ国際協会の方を講師にお迎えしました。

 

大麻、ヘロイン、コカイン・・・

子供たちが聞いても、危なそうに感じる薬物が次々と紹介されます。

しかしながら、例えば、鎮痛のための薬物には麻薬と同じ成分が使われていることを学びます。

違法薬物とは紙一重の差である場合があるのです。

市販薬であっても、中毒性が見られる場合があります。

いわゆる「オーバードーズ」の問題です。

心の安定を得るため、市販薬を100錠摂取するという高校生の実話の紹介もありました。

「くすり」には「リスク」があるのです。

 

高校の教室で大麻の売買がされていたという実際の事件についても紹介がありました。

講師の先生「大麻がいくらで売られていたと思う?」

6年生A「200万円!」

6年生B「1億円!」

違法薬物を遠い存在と考えている6年生にとっては、非常に高額な物と捉えているようです。

講師の先生「9000円で売買されていたようです。これならお年玉でも買えてしまいますね。」

まず、敷居を低くし、中毒性が見られるようになると次々購入するようになってしまうとの話がありました。

甘い誘惑に負けない強い心をもつことが大事です。

誘われてもきっぱりと断る強い意志をもってほしいと思います。

講師の先生から最後に「薬物に関わって幸せになった人はいない。後悔あるのみ。」というまとめのお話がありました。

しっかりと心に留めてほしいと思います。

会場の体育館を出る際に、違法薬物のサンプルをじっと眺める子供たち。

「ダメ。ゼッタイ。」です。【校長】