文字
背景
行間
日誌
2年生生活科見学(仲田の森蚕糸公園)
学校を出発して
モノレールの改札で待ちます。
甲州街道の駅で降りて公園に到着しました。
その間に…明星大学学友会吹奏楽団の団長さんに出会ったり(写真撮り損なってしまいました)信号待ちで九九を唱えたり有意義な時間が始まっています。
さぁ。いよいよ
秋のビンゴが始まりました。
早速、どんぐりをゲットしました。
「来て〜。」と言われたのでついていくと
「この実がくさ〜い。」
はい。銀杏の実がたくさん落ちてます。
「銀杏だよ。美味しいんだよ。」
「…え。絶対むり。臭い〜。」
銀杏を好きになるのは、まだ先でしょうか…
アメンボを探そうと水辺にいる子供もいます。
それぞれがビンゴで集めた葉や実を使って
グループで作品作りを行います。
「この葉っぱ蝶々に似てるでしょ。」
「本当だ。お花畑作る?」
子供の想像力は、無限大!
そして、描いたもののタイトル発表が始まりました。
こちらの作品は
「ダイナミック葉っぱ」
さあ。いよいよ
待ちにまったお弁当タイムです。
朝早くからご用意いただき、ありがとうございます。
ラストイベント
クラス遊びが始まりました。
お腹もいっぱい、ビンゴも完璧。
学校に帰ります!
地産地消について考える
3年生は、今日、学区内にある「Farmer’s market東京 みなみの恵み」に出かけました。
社会科で「日野市の農家の仕事」を、総合的な学習に時間に「日野市の食べ物博士になろう!」の学習を進めている3年生。
農産物の直売所である「Farmer’s market東京 みなみの恵み」を見学することにより、日野市の農業のことについて理解を深めようということです。
中には、野菜だけが販売されていると考えていた子もいたようですが、果物、こんにゃく、卵など様々な物が販売されていることが分かり、熱心にメモなどをとっていました。
店長の方が自ら説明を行ったり、子供たちの質問に答えてくださったりして、とてもためになる時間になりました。
実際に「Farmer’s market東京 みなみの恵み」で買い物をしている3年生のご家庭も多いようです。
新鮮な日野市の農産物をいただけるということは、それだけ、日野市の農家の方々が頑張ってくださっているということにもなります。
本校の給食にも地元の農産物をたくさん納入していただいているので、たいへんありがたいことだと思います。【校長】
4年生は歯が命
今日は、校医(歯科)の先生をお迎えして、4-1、4-3の児童を対象とした「歯みがき指導」が行われました。
まずは、むし歯の原因、予防などについて教えていただきます。
4年生A「何か、フォークを持った悪魔みたいなものが歯を壊しちゃうんでしょ?」
まぁ、イメージとしてはそうなのですが、細菌(ミュータンス菌)が糖質をもとに作り出す酸が歯を溶かすことで生じる状態がむし歯であることを学びます。
つまり、日ごろの食べ物、飲み物で糖質を多量に摂取するとむし歯につながりやすいわけです。
ケーキ、グミ、アイスクリームなど、子供たちの大好きなおやつには砂糖が多く含まれています。
コーラ、スポーツドリンクといった飲料にも砂糖が多く含まれています。
一方、自然由来の果物、ふかしいも、麦茶、牛乳などには砂糖が含まれていません。
歯のことを考えながら、おやつや飲み物などを摂取することが大切です。
食事の後の歯みがきも、むし歯予防のためには重要です。
校医の先生から、模型を使って正しい歯みがきの方法を学びます。
子供たちには歯垢の染め出しができるセットを配布しましたので、ご家庭で確認し、みがき残しのないような歯みがきの練習をしてほしいと思います。
(4-2、4-4は、校医の先生の都合もあり、11/28に歯みがき指導を実施予定です。)
校長「砂糖の摂り過ぎはむし歯になりやすいみたいだから、今日の給食の『ハロウィンパンプキンケーキ』は、4年生はなしね!」
4年生たち「え~!」
と大ブーイング。
給食の時間になると、いつものとおり、もりもり食べる4年生たちです。
校長「自分の歯に自信がある人!」
と話しかけると、カメラの前に寄ってくる4年生たち。
いつまでも白い歯で笑顔を見せてほしいものです。
今年度の日野市の「歯みがきウィーク」は、11/5(火)~8(金)になります。
本校のデジタルサイネージでも歯の健康に関するスライドを流し始めました。
この機会に、ご家族で正しい歯みがきになっているか確認されてみてはいかがでしょうか。【校長】
礼に始まり、礼に終わる
今日は、日野市空手道連盟の皆様の協力を得て、5年生を対象とした「空手道体験教室」が開かれました。
講師の先生方は、立ち姿から「隙」がありません。
自然に5年生の背筋も伸びます。
最初は講義から始まります。
空手道の歴史、そもそも「道」という考え方から教わります。
空手は「護身」をすることが目的の武道です。
「礼に始まり、礼に終わる」という基本をはじめ、基礎的なことを学びます。
講義が終わったら実技です。
突き、受け、蹴りなどの技について繰り返し教わります。
5年生たち「ヤーッ!」
気合の声にも力が入ります。
さらに、相手の攻撃を想定した「演武」の練習もします。
ダンスの練習のように、突き、受け、蹴り、回転などを繰り返す子供たち。
まるでマスゲームを見ているようです。
最後は、当然「座礼」です。
技だけでなく、心も学ぶ貴重な機会となりました。
講師の皆様、ご指導、ありがとうございました。【校長】
子供たちがつくる授業『生活科 うごくおもちゃ』-研究推進委員会より
潤徳小学校では第4次日野市学校教育基本構想を受け、「子供たちがつくる」教育活動の具現化を図っています。日々の授業の中でも「子供たちが当事者として参画し、意見し、対話する」場面をつくり出すことができるよう、今年度は以下の研究テーマのもと、授業改善を推進しています。
「子供たちがつくる学校(学習)」プロジェクトの推進
~学び合いを通して探究する児童の育成(複線型)~
今回は、10月30日に行われた2年生の生活科の授業実践を紹介します。
本時の授業は、「試しながら遊んだり、教え合ったりする中で、友達のおもちゃのよさを取り入れながら改良する」ことを目標としました。
まずは全体で、今までの学習を振り返ります。
前時までの学習を振り返る中で、同じおもちゃの児童と交流してさらなる工夫のヒントを得たり、よさを認め合ったりできたことを思い出しました。
1時間ごとの学びの記録はグループごとに模造紙に貼られてます。
【↑自分の学習の軌跡をすぐに確認できる工夫】
今までの学びをふまえ、本時のめあては、他のおもちゃを作ったグループと交流しながら
「いろいろなおもちゃのアイデアを取り入れて、もっとよく動くおもちゃにしよう」だと確認しました。
めあてを確認した後は、前時にアドバイスを受けたことに対して、おもちゃの改善をそれぞれ行いました。
「どれを使おうかな」
とある児童は、教室中央に配置された材料エリアに移動し、材料を手に取りながら考える様子が見られました。
また、同じグループの児童と、相談をしながら材料を選ぶ様子も見られました。
パッチンジャンプのグループは、自分のおもちゃを改善する時間が始まるとすぐに段ボールを出して、何かを作る様子が見られました。
この児童は、前時に「どういう遊びにするか決まらない」という相談ごとをしており、それに対し別の児童からアドバイスを受けていました(付箋)。
具体的なアドバイスを受けて、主体的に活動に取り組むことができていることが伺えます。
どの児童も、それぞれ自分が今やるとよいことを判断し、自分で学びを進めていました。
改善が終わった後は、順番に他のグループを回りました。他のグループのおもちゃで遊ぶ中で「もっとよく動くには」という視点で交流を始めました。
「これどうやって飛ばすの?」
「後ろを思いっきりポン!ってやって!」
自分たちのおもちゃは無意識に巧みに遊ぶことができても、そのおもちゃを作っていない児童にとっては新鮮で難しいものです。どのようにするとうまくできるのか、楽しそうに交流する様子が見られました。
別の児童は、ゴムを複数回ねじって飛ばす紙コップのおもちゃの飛ばし方を説明していました。しかし、何度も言葉で説明しても、うまく飛ばすことができません。
「説明の仕方を工夫するといいかもね」
という教師のアドバイスを聞くと、
今度は実際に自分が近くでやってみせて説明する様子が見られました。
他のグループの児童に遊んでもらいながら、よりよく動くにはどうする説明すればよいのか考えることができていました。
他のグループとの交流タイムが終わると、次は自分のグループに戻っておもちゃの改善を始めました。
「どうやったら上に飛ぶんだろう?」
「ぐっと押すんだよ」
「ゴムを二重にするといいって言ってたね。」
「じゃあ三重にしちゃう?」
と楽しそうに会話をしながらおもちゃを改良する様子が見られました。
改良した点を伝え合い、気付いたことを毎時間使っている記録カードにまとめた後は、これまでの活動を振り返り、グループとして気付いたことをカードにまとめました。
「ゴムはかせカード」「風はかせカード」など、おもちゃを作ったり改善したりする中で気付いた力の働きについてまとめました。
「ゴムを増やすとよく飛んだ」
「ゴムを二重にしたり、違う種類にするとよく飛んだ。」
「ゴムをたくさんねじるとよく飛んだ」
「おもりの数を変えるとよく転がった」
「空気をふさいでぴったりにしたら、ロケットポンができた」
「風が隙間から抜けないようにしたらよく進むようになった」
こうした気付きを言語化することは、自分たちの学びを可視化できるだけでなく、次年度の理科にもつながる大事な土台となります。児童はおもちゃで遊んだり、試行錯誤したりする中で、自然と様々な力の働きについて気付き、おもちゃを改善することができていました。
授業後の協議会では、帝京大学教育学部初等教育学科長 福島健介先生を講師としてお招きし、研究協議会が行われました。
学級の雰囲気が良く、楽しく学ぶことができていたこと、それぞれがそれぞれの場所で、よい意味で「カオス」に学びを進めていたことを評価していただきました。おもちゃを試行錯誤する中で、子供たちからたくさんのよい気付きが生まれていた、とのことでした。
指導・講評では「自己決定」を授業に取り入れることが複線型授業を考える第一歩となることや、個別最適な学びでは、一定の目標を全ての児童が達成することを目指し、個々の児童に応じて異なる方法等で学習を進める「指導の個別化」や個々の児童の興味・関心等に応じた異なる目標に向けて、学習を深め、広げる「学習の個別化」があることをご指導いただきました。
「課題の設定⇒情報の収集⇒整理・分析⇒まとめ・表現」という活動を多面的に経験する機会を日常的に取り入れる中で「思考・判断・表現」の力が育ち、その集大成に、複線型授業の実現があるとご指導いただきました。
今回の授業実践や指導を生かし、授業改善に努めてまいります。
【研究推進委員会より」
(2016年4月から2018年3月まで)