日誌

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【子供たちがつくる学校プロジェクト】みせつけろ おれらの魂

9月1回目の3連休が過ぎ、10/19の運動会までおよそ1か月に迫ってきました。

中休みの時間には、5・6年の各教室から選ばれた児童が集まり、「運動会実行委員会」が開かれました。

「運動会実行委員会」は、全体スローガンの協議を行うなど、運動会全体に関わる企画を行う組織です。

今日は第1回目ということで、委員長や副委員長決めなどの組織の形をつくるところからのスタートでしたが、意欲的な児童がたくさんいて、大いに運動会を盛り上げてくれそうです。

同じ中休みには、6年生の「踊リーダー」たちが体育館に集まって、「潤徳ソーラン」の練習を行っていました。

(まだ、プログラムを公開していないのですが、6年生の「定番」は公開です・・・)

一歩先行して、他の6年生たちのお手本にならなければなりません。

この後の3時間目には学年練習があるため、真剣に取り組んでいます。

そして、3時間目、6年生全員が体育館に集まって、第1回目の全体練習会が行われました。

6年生の運動会担当の教員がスライドを作り、全体を鼓舞します。

ソーラン節は、ニシンでいっぱいになった網を手繰り寄せ、ニシンを陸まで運ぶ船にくみ上げる作業のとき漁師が唄った北海道の民謡です。

それが「潤徳ソーラン」にアレンジされるわけですが、漁師の力強さが必要であることが力説されます。

6年生の子供たちが考えた、今年度の「潤徳ソーラン」の合言葉は、

「全力 迫力 団結力 みせつけろ おれらの魂」

であることが披露されます。

早速、全員で唱和します。 

気合の入ったところで、先ほどの中休みまで練習を重ねてきた「踊リーダー」たちがお手本の踊りを披露します。

今後、「踊リーダー」たちは、小グループごとのミニ先生となり、徹底的に細かい動きを教えていくことになります。

今回は1回目の練習ですから、運動会の担当教員のまねをしながら、一つ一つの動きを確かめていきます。

運動会に向けて、「潤徳ソーラン」+αの内容に取り組んでいく子供たち(それは、まだ秘密です)。

他の学年に6年生としての格の違いを見せつけることができるでしょうか?【校長】

都立七生特別支援学校による出前授業(2年生)

都立七生特別支援学校から出前授業として特別支援教育コーディネーターの先生が来校してくださいました。

機械のトラブルにより始まりが遅れてしまいました…先生の「気持ちを切り替えてご挨拶をしましょう。」の声にすぐに姿勢を正せる子供たち。とても、素晴らしいです✨ 

都立七生特別支援学校を「ななとく」と呼ぶことを知りました。

コーディネーター「みんなと違うところがあるか、聞いてくださいね。」

児A「…一緒だよね。」

児B「まだ、聞いてないよ。今からだよ。」

児A「だって、ななとく。 じゅんとく。ほら。同じじゃん。」

子供の思考力は「無限大」を感じた瞬間でした。だから、子供は素晴らしい✨

さあ。では、気持ちを新たに違いを聞いてみましょう。

コーディネーター「ななとくの子は、にがてなことがあります。」

スライドをじっくり見て・・・

児C「うん。一緒」

児D「分かる。分かる。」

深く共感しています。

また、病気ではないことを知りました。

クイズを交えて「ななとく」の生活を教えていただきます。

「給食は、食べる?」「それとも、お弁当?」

もちろん、先生も参加型です。この時間は、先生も意見を求められます。

先生「お弁当だと思います。なぜなら、一人一人授業が違うから、食べるものも違うと思ったからです。」

 さあ、正解でしょうか。どうでしょうか…子供たちも興味津々。

正解は…「給食です!!」

児E「先生。どんまい。大丈夫だよ。」

児F「給食かぁ。私たちと同じだね。」

児G「ちがうじゃん!!!」

児H「どこが??」

児Ⅰ「本当だ!!!牛乳が瓶じゃない!!!」

違いにばっちり気が付く子供たちです。

 

そして…最後に

次回、「ななとくの2年生が交流に来ます。」と、お知らせがありました。

児H「転入生だぁ~!!」

コーディネーター「(苦笑い)そうではないよ。交流です。」

児I「どっちにしても楽しみだ~!!!」

次回の交流会を待てない様子の2年生でした。

同じところも違うところもある「ななとく」のお友達

副籍交流として本校の児童と交流することになります。

どんな交流ができるか楽しみです✨

【子供たちがつくる学校プロジェクト】応援団結団式

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが「5類」になり、昨年度から「通常モード」の運動会ができるようになりました。

運動会と言えば、応援団が花形です。

今年度は「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進める中での応援団ですから、更なるパワーアップが期待できます。

今日の中休み、今年度の5・6年生の応援団員が全員集まり、「結団式」が行われました。

まずは、赤組、白組の団長が自己紹介をします。

団長は、6年応援団の中で立候補し、「所信表明」を行って選ばれています。

全体を引っ張る要(かなめ)です。

その後、団員が一人ずつ自己紹介をしました。

大きな声でしっかりと自己紹介できる子が多く、期待できそうです。

担当教員の紹介です。

教員も本腰を入れて、子供たちをサポートします。

「応援団ガイドブック」を見ながら、今後の予定や、団員の心構えなどを確認します。

担当教員「応援団は、とても目立ちます。1~4年生に生活面でもお手本にならなければなりません。」

気が引き締まる団員たちです。

明日から、様々な打合せや練習が続いていきます。

運動会を盛り上げる主役として活躍してほしいものです。【校長】

月と太陽

理科の学習は実験や観察がつきものです。

その中でも、学校では少し扱いにくい学習内容があります。

4年生の「月と星の変化」

6年生の「月と太陽」

です。

共に夜の天体の観察などをした方が学習効果が高いため、学校の授業だけでは全てをカバーすることが難しい面があります。

6年生は理科室で、「月と太陽」の学習を行っていました。

もちろん、午前中ですから、実際に月を観察できるわけではありません。

ライトを太陽、ボールを月として、月の満ち欠けの様子を再現します。

さらに、教員用の実験器具を使い、太陽、地球、月の関係をモニターに映し出します。

写真がピンボケしてしまい、ちょっと分かりにくいですが、月の満ち欠けの様子がモニターに映ります。

こちらは、ちょうど半月になったところです。

このように、学校ではできる限りの学習を行いますが、やはり、天体に関することは実際に観察した方が理解も深まります。

来週、9/17(火)が「中秋の名月」となります。

ぜひ、ご家族揃って、美しい月を眺めてみてはいかがでしょうか?

熱帯夜が続いているかもしれませんが・・・【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】1年生ありがとう会

1学期の日光移動教室を楽しんできた6年生たち。

楽しめた影の功労者に1年生たちがいます。

梅雨時の実施になる日光移動教室。天気次第で思い出が大きく変わってきます。

1年生は、6年生が楽しめるよう、一生懸命、晴れるようにメッセージ入りのお守りを送っていました。(詳しくは、こちら

6年生たちは、1年生の優しい気持ちにお礼を言いたいと、日光移動教室実行委員会の児童が中心となって、「1年生ありがとう会」を企画し、今日の5時間目に実施しました。

6年生が1年生と一緒に遊べる内容を考え、共に遊ぶことで感謝を表す会ということです。

当然、司会進行は実行委員会の児童です。

予定にはなかった、校長の話を入れてくれました。

校長からは、移動教室の成功のためにプレゼントをしていた1年生にお礼を伝えるとともに、「151プロジェクト」を進める新たなイベントを創り出した6年生の企画力を大いに誉めました。

まずは、じゃんけん列車です。

ただし、同じ学年とじゃんけんできません。

必ず、1年生と6年生がじゃんけんをするということです。

当たり前ですが、6年生の多くが1年生とのじゃんけんに負けます。

1年生の肩につかまって、6年生が移動していく光景は何ともほほえましいものです。

でこぼこの長い列になって、一緒にゲームを楽しむことができました。

続いての遊びは「だるまさんが隠れた」です。

実行委員が遊び方の説明をします。

この遊びは「だるまさんが転んだ」の応用編です。

1年生と6年生がペアになり、1年生が鬼に見付からないように6年生の背中側に隠れながら「だるまさんが転んだ」をします。

ピタ~っと6年生の背中に密着して、鬼に見付からないように必死に隠れる1年生たち。

この姿が何ともかわいらしいです。

6年生が夢中になりすぎて、1年生を置いていってしまうことも・・・(苦笑)

予想はしていましたが、ちゃっかりとおんぶしてもらっている子もいます。。。

1年生は6年生が大好きなので、くっついて離れないという感じです。

最後は、全員で感想を伝え合いました。

1年生がみんな「楽しかった!」と感想を言っているのを聞いて、目を細めている6年生たちです。

6年生の日光移動教室実行委員の子たちは、1年生のことを考えたルールを一生懸命考えて準備をしました。

これまでの潤徳小にはなかった新たなイベントを考えた6年生たち。

さすが「子供たちがつくる学校プロジェクト」の中心を担う存在です。

 

今回は、1年生と6年生のほのぼのとした交流が多く見られると考え、直前でしたが1年生と6年生の保護者の皆様に「プチ公開」のお声をかけさせていただいたところ、多くの保護者等の皆様においでいただきました。

ご協力いただき、ありがとうございました。【校長】