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【子供たちがつくる学校プロジェクト】1学期最後の運試し!
今朝は、今学期最後の児童集会が行われました。
内容は、子供たちが大好きな「ビンゴ集会」です。
各学級では、集会が始まるまでに、1~15の任意の数字を9マスの中に書き入れておきます。
個人ビンゴではなく、学級ビンゴなので、全員で相談しながら数字を決めていきます。
集会が始まりました。
ルール説明が行われます。
リモートによる集会等を行う場合は、基本的には担当の教員の学級をキーステーションにして全校に配信されます。
今日は、1年3組からの中継になりました。
1年生の教室が中継場所になるのは初めてなのですが、全く普段どおりの1年生たち。
さすが、オンライン世代です。
画面には、集会委員が回すルーレットが映ります。
ルーレットが止まった数字が「当たり」です。
数字が止まるたびに、当たった学級からの絶叫が聞こえてきます。
画面には、「リーチ!」、「ビンゴ!」などの各学級の経過がチャットで送られてきます。
中には、「6ビンゴ!」などのラッキークラスもあったようです。
朝から運試しで、今日はちょっと興奮状態からのスタートです(苦笑)【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】極秘、絶対ナイショ!!
「極秘なら、ホームページで公開するなよ・・・」
という、潤徳ファンの皆様の総ツッコミが聞こえてきそうですが、あえて、極秘事項を記事にしたいと思います。
放課後になり、校長室から、子供たちの下校の様子を見ていると、代表委員会担当の教員たちが入室してきました。
代表委員会担当教員「校長先生、実は、代表委員会の子たちが、どうしても話したいことがあるということで来ているのですが・・・。」
校長室の扉を開けると、5・6年生の代表委員会の委員長、副委員長、書記などの幹部の子たちが立っています。
代表委員たち「校長先生、ちょっと、お話ししたいことがあるのですが、いいですか?」
もちろん、最優先です。
公式訪問ですので、ちゃんと着座をして話を聞きました。
代表委員A「今日は、『子供たちがつくる学校プロジェクト』を進めるための代表委員会としての取組を提案しに来ました。」
え。。。
校長への直談判タイム・・・
それも、学校運営の根幹となる「子供たちがつくる学校プロジェクト」の提案・・・
思わず、身構える校長。
ちゃんと、校長に説明すべく、プレゼン資料を準備してきた代表委員たち。
代表委員B「私たち、去年を超えるために日々、頑張っているんです!」
胸熱な展開です。
代表委員C「今から、今年行いたいと思っている行事について、提案します。」
ここからが、極秘内容です。
一生懸命、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を成功させようと、独自企画をプレゼンする代表委員たち。
理路整然とした説明内容と、どうしてもやりたいという、ほとばしるやる気に、校長の心も傾きます。
とは言っても、全校を巻き込むイベントを提案され、校長としても思案のしどころです。
校長からも質問します。
校長「特に6年生は、2学期の後半は明星大学とのコラボ音楽会や連合音楽会もあって、かなり忙しいよ。その中でも準備とかできる?」
代表委員D「大丈夫です。ぜひ、やらせてください。」
他にもいくつか質問してみましたが、きっぱりと回答する代表委員たち。
この覚悟なら、きっと、やりきってくれるに違いありません。
先週の記事にも書きましたが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」は、ボトムアップの考えで成り立ちますから、潤徳小がよりよくなるということを子供たちが提案してくれば、だいたい認められるようにする懐の深さが教員側に求められるのです。
校長も腹をくくり、代表委員とハイタッチして、全面協力を約束しました。
大変素晴らしい提案だったので、終業式のときに代表委員コーナーを設けて、直接、全校児童に告知してもらうことにしました。
それまでは、「極秘」です。
意気揚々と退室していく代表委員たちの姿を見て、本当に心強く、頼もしく感じました。
私が本校に着任して3年目。
子供たちの方から、「潤徳小をもっとよくしたい!」という、エネルギッシュな提案を初めて受け、私の学校の理想像が子供たちに伝わっていることが分かり、とても感動しました。
着任以来、最もうれしい日かもしれません。
詳しいことはまだ明かせませんが、2学期以降、本校は、すごい学校になります!
苦労をいとわず、学校を引っ張る素晴らしい子たちがたくさんいて、本当に幸せです。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】あぶないところに、いっちゃ、ダメ!!
3年生は、総合的な学習の時間に「日野市の博士になろう」、「安全マップづくり」の学習に取り組んできました。
学区域のことについて調べ、さらに、身近に潜む危ない場所などについてまとめていきます。
例年は、そのことを学級内で発表しているのですが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進めている本校。どうせなら、まだ、学区域のことをまだよく知らない1年生に対して発表しようということになりました。
ペア学級(3-1と1-1、3-2と1-2・・・)ごとに、3年生が1年生に危険な場所や対応方法などについて教えていきます。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」ですから、発表形式も学級によって違います。
写真のように、3年生の発表を1年生全員で聞くパターンもあります。
発表を待つ3年生の別のグループは、1年生の後ろに待機です。
このように、小グループごとに発表を行っている学級もあります。
ポスターで注意喚起をしている3年生もいます。
1年生のために、なるべく簡単な言葉で説明するよう頑張っている3年生たちですが、
1年生たち「漢字を習ってないから、読めません!」
などとツッコまれ、タジタジになっているグループもあります。
発表方法もいろいろです。
このグループは、紙芝居で説明していました。
こちらのグループは工夫していて、実際に撮影してきた危険な場所(この場合、大木島自然公園)を端末からモニターに映し、画面上にペープサートの子供たちを動かして、劇仕立てで説明しています。
遠足でよく行く大木島自然公園も、草むらや木の陰などの見えにくいところは危ない場所になります。薄暗くなると、さらに危なくなります。
1年生も、3年生の発表をよく聞いて、質問したり、感想を発表したりしていました。
それにしても、3年生は、つい4か月前までは2年生で、低学年だったわけですが、今回の発表を聞いていると、ずいぶん、お兄さん、お姉さんになり、すっかり中学年らしくなってきました。
成長を感じ、とてもうれしくなりました。【校長】
八ヶ岳を伝える
高学年の移動教室は、行くだけが目的ではありません。
事前学習、現地での体験学習、事後学習が組み合わさって、1つの学習になります。
5年生は、事前学習で八ヶ岳について調べたことに加え、現地で発見したことや感想などを入れ、来年度、八ヶ岳移動教室に行く4年生に対して、発表会を先週からペア学級(5-1と4-1、5-2と4-2・・・)ごとに行っています。
5年生と4年生がそれぞれ半分ずつ、ペア学級に行きます。
4年生は、5年生の学級に行くので、ちょっと緊張気味です。
一方、5年生のうち、一部の子は、去年、4年生で過ごしていた教室に戻ることになり、「懐かしい~!」と声を上げている子もいます。
Google Meetでペア学級同士を結び、5年生の担任が発表の方法について確認をします。
5年生と4年生で少人数のグループを作り、4年生が5年生の発表を聞きます。
「八ヶ岳の鳥」、「八ヶ岳の植物」・・・など、テーマに基づいた発表を行っていきます。
さらに、現地での思い出や感想などを4年生に伝えていました。
いつもはにぎやかな4年生たちも「先輩」の前ですので、神妙に聞き、発表が終わると拍手をしていました。
発表が終わると、八ヶ岳移動教室に関する自由な質問コーナーになります。
4年生A「宿のごはんは、どんな感じですか?」
5年生A「ハンバーグとか唐揚げとか、みんなが好きな物があるよ。」
5年生B「ご飯とスープはお替わり自由だよ!」
校長「最初のご飯やスープがちょっと冷めちゃってるから、お替わりをして、熱々のを食べるのがポイントだね。」
5年生B「そうそう、僕もすぐにお替わりしたよ!」
5年生と校長が盛り上がるのを不思議そうに眺める4年生たち。来年度、実際行けば分かります。
5年生C「あと、夜の枕投げ、楽しいよ!」
5年生D「結構、楽しいよね!」
それを聞きつけた校長。
校長「こら、4年生に余計なこと、教えない!!」
校長が通り過ぎたのを確認した5年生たち。
5年生C「見付からなきゃ、大丈夫だよ!」
こうして、悪しき伝統も引き継がれていきます(苦笑)【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】ダンスクラブ発表会
例年、ダンスクラブは、自分たちの練習の成果を発表する機会をつくっています。
しかし、それは、年度末に1年間の成果を発表するもの。
今年度は、1学期に頑張ったダンスを発表したいと部員たちが考え、急ですが、発表の場を設けることにしました。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」では、潤徳小がよりよくなるということであれば、だいたい認められるのです。
今日の昼休みに公開なのですが、学期末で、1~3年生は午前授業なので、昼休みはありません。
1~3年生で見たい児童は、「さようなら」をした後、会場の体育館に行って参観してよいことにしているのですが、家の都合などで、すぐに帰らなければならない子のため、中休みの最終リハーサルの場に参加してよいことにしました。
部員たちも、「お客さん」がいた方が気合が入りますので、緊張感のある最終リハーサルになりました。
さて、昼休みの本番です。
昨年度もダンスクラブは発表していますし、「潤フェス♪」の経験で、イベントのあるときには、自動的に子供たちが集まってくるようになっていますので、今日も、開演前から多くの観客が詰めかけています。
ダンスで使う曲名はMrs. GREEN APPLEの「青と夏」。
クラブリーダーから、「夏らしい曲に乗せて、一生懸命踊ります!」と紹介があります。
ちなみに、保護者等の皆様向けにYou Tubeの限定公開を行っていますが、実は、「超密」な児童席から映像を送っています。
さぁ、ダンスの始まりです。
元気に手拍子をしながら会場を盛り上げる部員たち。
会場の観客と一つになって踊りきりました。
・・・でも、これで終わりではありません。
本校の「お約束」、アンコールの大合唱が当然のように起こります。
ということで、2回目のダンスです!
大きな拍手を受けた部員たちの表情は大満足のようでした。
2学期以降も発表会がある・・・かな?
「子供たちがつくる学校プロジェクト」ですから、それを決めるのも子供たちです。
こうした「ゲリライベント」は、本校の新たな特色になりつつありますが、急であっても、子供たちは、問題なく対応しています。
昨年度の150周年のレガシーは大きいものがあります。
1年生にとっては、初めてのフェス系イベントで、最初はかなり戸惑っていましたが、会場の雰囲気に合わせて、楽しそうに体を揺らしていました。
1年生A「わたしも、大きくなったら、ダンスクラブに入ろうかな。」
部員獲得にも大きな効果があるようです(笑)
ご来場いただきました保護者等の皆様、ありがとうございました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】委員会発表集会4
本日は、4回目の委員会発表集会が行われました。
集会の進行について担当の教員と打ち合わせをします。
本日司会は、代表委員の2名です。進行について、確認しています。
図書委員の代表児童です。「緊張するぅ。」と、話していたので…その面持ちを撮ろうとカメラを向けると…
この笑顔。全く緊張を感じさせません。
集会委員会が発表中です。
内容が工夫されていて、聞いている人が興味をもてるようにクイズが出されます。
1年生は、興味津々で参加していました。
本日、委員会発表をした集会委員、図書委員
そして、司会進行をした代表委員のみなさん、お疲れ様でした。
「子供たちがつくる授業」(研究授業編)第一弾!【研究推進委員会より】
潤徳小学校では第4次日野市学校教育基本構想を受け、「子供たちがつくる」教育活動の具現化を図っています。日々の授業の中でも「子供たちが当事者として参画し、意見し、対話する」場面をつくり出すことができるよう、今年度は以下の研究テーマのもと、授業改善を推進していきます。
「子供たちがつくる学校(学習)」プロジェクトの推進
~学び合いを通して探究する児童の育成(複線型)~
複線型の授業とは、子供たち一人一人の興味関心に応じて、クラウドを活用しながら、それぞれのペースで、それぞれが好きなタイミングで他者の考えを参照しながら行う授業のことです。従来の教師の一斉指導による一斉の学習では、35人いれば35通りある子供たちの学び方や興味関心に応じた学びを進めることができません。子供たちの主体性を重視する「子供たちがつくる」授業は、複線型の授業をイメージして行います。
(図2)一人一台端末活用新旧イメージ 従来授業+端末活用(2022 高橋純)
(図3)一人一台端末活用新旧イメージ クラウド活用授業(2022 高橋純)
https://www.mext.go.jp/studxstyle/special/49.htmlより抜粋
昨年度までの研究で積み重ねてきたChromebookの有効的な活用法を生かしながら、さらなる授業改善を目指していきます。
第4学年社会科「ごみの処理と再利用」における
複線型授業の実践
第4学年の社会科では「ごみの処理と再利用」における複線型授業を行いました。
はじめに、既習事項である「資源ごみ」の意味を復習します。「新しく生まれ変わることができるごみ」が「資源ごみ」です。では、「資源ごみは何に生まれ変わるのか」と本時の学習課題を確認します。
その後、学習の仕方を確かめます。資源ごみが何になるのか、そして再利用される仕組みについて各自ノートやスライド等好きな方法でまとめます。「誰と」「どこで」「どのように」学ぶのか、子供たち自身が選びます。しかしそれは「学習のためであること」を確認します。
学習の時間が始まると、それぞれ学びやすい形を選んでいきます。
「一緒にやろうよ」
と早速机を動かす子もいれば、素早くChromebookを開き1人で調べ始める子もいます。
顔を見合える形にしたり、横に並んで調べたり、途中から
「一緒に混ざってもいい?」
と加わる児童もいました。
また、活用する資料も子供たちが選びます。
本で調べる子もいれば、
パンフレットを使う子、
インターネットで調べる子もいます。
まとめ方も子供たちが選びます。
本で調べたことを直接オクリンクのスライドに書く子もいれば、
ノートにまとめている子もいます。
最終的には、ノートも撮影して、オクリンクにアップロードすることで、誰でもいつでも見られるようにしていきます。
教師はその間子供たちの学びの様子を見守り、助言を行います。
調べている間にも、オクリンクの共有画面を開き、友達がどのようなまとめ方をしているのか確かめている児童もいました。
時間で区切り、それぞれが学んだことをまとめていきます。1つ1つの資源が何に生まれ変わるのか、分かったことを全体で確認します。
児童A「缶は鉄資源になることが分かりました。」
教師「鉄資源は、何になるの?」
児童B「それ私見たよ!たしか、自動車の何かになるって書いてあった!」
教師「ペットボトルはどうですか?」
児童C「服になる」
教師「えー!ペットボトルが服になるの?」
「うん、そうだよ!」とたくさんの子から声が挙がりました。
教師「どうやって服になるのか、調べられた人?」
児童D「細かく砕いて…えーと…」
すると、児童Eが調べるときに使用していた本を取り出しました。
児童E「細かく砕いて、ペレットになって、ペレットから切れない糸になって、それが服になるんだって。」
児童ら「へぇ~。」
最後に、資源ごみとして再利用されるために自分たちができることを考えました。
児童F「分別」
教師「なぜ分別が大事なの。」
児童G「別のものに生まれ変わることができないから。」
児童H「燃えるゴミだと燃やされちゃう!」
また、調べたことを生かしながら、できることを答えている児童もいました。
児童I「びんは、色別に分別して、割ってから生まれ変わるから、割れないようにそのままの形で捨てることが大事。」
研究協議会の様子
授業後は、帝京大学 教授福島 健介様を講師としてお招きし、研究協議会が行われました。協議会では、以下のような成果と課題が出ました。
成果
- 調べることが多様で、主体的な学びを促す課題設定ができでいた。
- まとめ方について教え合いがあった。
- 何を使って調べるか(本7人、資料1人、他インターネット)、どうまとめるか(ノート9人、オクリンク18人)が多様で、一人一人が主体的に学んでいた。
課題
- 途中参照を行う児童が少なく、友達の意見を参考にしているかが分からなかった。個々の調べ学習にとどまっていたように感じた。
- 資料が少なく感じた。クロームブックでまとめる場合に、コピー&ペーストばかりになっている。
また、福島先生からは、このような評価・指導をいただきました。
- 複線型の基本スタイルを抑えた授業である。
- 複線型を追求することはゴールではない。ゴールは、「学び合いを通して探究する児童の育成」である。
- 社会科とは、「よりよい社会について考える教科」
- 今回の授業で言えば、「リサイクル」について多面的・多角的な視野をもって考え、課題を追求・解決することである。
- 教師はどの段階で何を評価するのか。指導案には「理解している」ことを評価するとあるが、それぞれが学習している過程は評価しなくてよいのか。
- 何のために話し合うのかを考えよう。従来型の授業では、「〇〇が分かりました。」「いいですね。」と発表のための話し合いになっていた。しかし、本来は「もっと知りたいから」「分からないから」「考えを取り入れて活動したいから」話し合うのである。よりよくなるために「他者参照」をし、その中で必然的に「話し合い」が生まれる。それをサポートするのが教師の役割なのである。従来型の授業で行っていた最終的な「発表」は、学習の過程ですでに話し合いが行われているのだから、必要ない。
- まとめたことをオクリンクに挙げて考えを共有し合うのはゴールの活動ではない。
- 途中でオクリンクを読み合う活動が欲しかった。
- 「複線型」は授業形態の1つに過ぎない。複線型の授業をすることをねらいとしなくてよい。「学び合いを通して探究する児童の育成」を目指すこと。
- 今後のポイントは振り返りである。自分の活動全体を統括的に見ることで、メタ認知をする。また、「他者参照」「話し合い」をする中で、自己調整学習をしていく。
- 研究主題である「主体的に学習を続け、探究する学び合いを通して探究する児童」をどのように評価するのか。ルーブリック評価も今後取り入れていくのはどうか。
- 複線型を重視するのではなく、どのように学び合いをさせるのかを重視する。
「子供たちがつくる学習」をテーマに複線型の授業実践をしていこうと研究推進委員会で出発したところですが、あくまで「学び合いを通して探究する児童の育成」を目指していることを忘れてはならないことをご指導いただきました。今後は、評価の仕方や振り返りの仕方、どのような学び合いを目指すのかを考えながら授業改善を図ってまいります。
全校朝会(7月9日)
今朝は、リモートで、今学期最後の全校朝会を行いました。
校長からは、スライドを使って話をしました。
まずは、6/20~22の日光移動教室の振り返りです。
華厳の滝の水量が極端に少なかったことを含め、6年生の思い出をスライドで紹介しました。
日光移動教室に続いて、子供たちに示したのはこの写真です。
これは、6/10の夕方に、校長、副校長が明星大学に伺い、そこで練習に励んでいた「明星大学学友会吹奏楽団」の大学生の方々に話をさせていただいているところの写真です。
子供たちには、もう少し簡単に話をしていますが、校長は、「明星大学学友会吹奏楽団」の方々に以下のお願いをさせていただいています。
・本校は、今年度、東京都教育委員会から、都の公立学校で12校しかない「令和6年度『笑顔と学びの体験活動プロジェクト』 における『学校企画・提案型 』実施校」の指定を受けていること。
・この事業は、児童のアイデアを生かした体験活動を専門家等の協力を得て、年間を通して計画的・継続的に実施するものであること。
・本校は、今年度、音楽会を実施することになっており、「令和5年度東京都大学吹奏楽コンクール」で金賞を受賞するなど素晴らしい活躍をしている「明星大学学友会吹奏楽団」のみなさんの力をお借りしたいこと。
・明星大学には教育学部があり、楽団で将来教職を志している方もたくさんいらっしゃるかと思うので、Win-Winの取組になるようにしたいこと。
楽団のみなさんは、校長の話を真剣に聞いてくださり、今後のコラボレーションについて了承していただきました。
(「つかみはOK」にしようと、「こ・ん・に・ち・は~!」から始めたのですが、楽団のみなさんは、失笑気味の「ややウケ」で・・・。大学生は、ムズカしい!)
あいさつに行った日に楽団のみなさんが練習していた「オー・シャンゼリゼ」の動画を子供たちに見せました。
教室で楽団の方の演奏を聴いていた子供たちは「うわぁ、すごい!」と感嘆の声を上げていました。
今後、楽団のみなさんと、3回+αのコラボレーションを考えていることを説明しました。
9月27日(金)・・・「(仮)なかよしコンサート」として、楽団の方の演奏を聴いたり一緒に歌ったりして活動を始める。
その後、楽団の方の都合のつくときに音楽の授業に参加していただき、子供たちへの指導補助を行っていただく。
11月16日(土)・・・「(仮)音楽会」に楽団の方にも参加していただき、大学生と小学生で1つの音楽会を創り上げる。
2月8日(土)・・・お世話になった感謝の気持ちを込めて、楽団の方と一緒に最後の「(仮)おわかれコンサート」を開く。
本校は、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進めていますので、子供たちに、以下の「課題」を出しました。
・「(仮)なかよしコンサート」で楽団の方に演奏してほしい曲、歌いたい歌などを学級、学年でアンケートをとり、まとめること。(結果は、楽団の方にお送りし、今後、曲目などを協議します。)
・高学年を中心に「(仮)なかよしコンサート」、「(仮)音楽会」、「(仮)おわかれコンサート」の名称、具体的なコラボレーションの方法などについて考えて、提案すること。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」の一環として、7/12(金)の昼休みに体育館で発表会を行う「ダンスクラブ」の練習の様子を動画で流し、多くの子が参観するよう呼びかけました。
最後に、夏休みも近付いてきましたので、教職員を含め、大人から嫌なことをされた際の相談窓口について周知を図りました。
今回、今年度の「子供たちがつくる学校プロジェクト」の最大の目玉である「明星大学×潤徳小学校」のコラボについて発表しましたが、今日がスタートで、子供たちがこのチャンスをどう膨らませていくかが大きなカギとなります。
昨年度の「潤徳フェスティバル♪」を超える盛り上がりを子供たち自身で企画することができるか・・・。
新たな挑戦が始まりました。【校長】
インドのサンギータさんとお話しよう!【Mimmyアドベンチャー】
6年生の外国語の授業では、株式会社Mimmyのご協力をいただき、インドとの方とのオンライン授業を行いました。
インドで数学の教師をしているサンギータさんとの交流です。
まずは、インドのあいさつの仕方を教えていただきました。
手を合わせて、「ナマステ!」
この美しい幾何学模様は、Rangoli(ランゴリ)というもので、神様やお客様をお出迎えするため毎日描いているものだそうです。お祝いの日には、色のついたランゴリを描くそうです。
部屋に飾っている工芸品をいくつか見せていただきました。
インドの踊り子の工芸品は、ゆらゆらと揺れます。
同じように踊ってみよう、ということでインドの踊りにチャレンジしてみました。首と肩、腰を同時に振ります。難しい!
インドのお菓子、Rose Cake(ローズケーキ)を見せていただきました。カリっとしていておいしそうです。
代表の児童何人かがオールイングリッシュの質問にチャレンジしました!
What is the popular place in India?(インドで人気の場所はどこですか?)
Taj Mahal is the most popular place in India.(タージマハルが一番人気です)
Do you know Japanese events?(日本の行事は知っていますか?)
I know sumo wrestling. Also, I know Japanese dance using a fan.(相撲を知ってますよ。また、扇を使う日本の踊りも知っています。)
今まで習ってきた英語がしっかり伝わって、嬉しそうでした。
この学びを機に、インドや海外の文化に関心をもったり、海外の人とのコミュニケーションに積極的にチャレンジしていけることを願っています。
「酷暑」対策を進めています
今日も日野市の最高気温の予想は37℃。
夏休み前だというのに、大変厳しい環境の中で教育活動を行わなければなりません。
朝イチは、まだ暑さ指数(WBGT)の数値が低いため、プールの実施が可能なことが多いです。
今日の1時間目は、2年生の割当です。
しかし、いつもと違う光景が・・・
いつもなら、冷水の「絶叫シャワー」ですが、今日は、「キャー!」という悲鳴がほとんどありません。
事実上の温水シャワーになっているようです。(苦笑)
校長もプールに入ってみました。
子供目線で見るとこんな感じです。
なぜ、校長がプールに入っているのか・・・?
校長自身の「酷暑」対策です(笑)
子供たちも、潜って→バンザイを繰り返しています。
とても楽しそうです。
しかし、一部の子は、まだ水を怖がって顔をつけることができないでいるので、校長も、担任と協力しながら声掛けをしていきます。
2年生ですから、技能の向上も図ります。
けのびの練習を繰り返したり、グループで一緒に浮いて「花」を作ったりしています。
どうでしょう、きれいな花に見えませんか?
本校の「酷暑」対策としては、あまりにもプールサイドが暑いときは、見学者を1つの教室に集め、冷房の効く中で課題に取り組ませています。
しかし、この場合、監督用の教職員を割かなければなりません。
これが、学校の大きな負担にもなっています。。。
1年生は、校舎横で、あさがおの花をChromebookで撮影しています。
さらに、この週末のあまりの暑さで、しおれてしまったあさがおの鉢が多かったため、飼育小屋横の日陰に鉢を移動させている学級もあります。
実は、あさがおの花を撮ることが「酷暑」対策につながっています。
通常、「観察カード」を描くときは、筆記用具を持っていって、鉢のそばで作業をしますが、長い時間、外にいると、熱中症の危険が増してしまいます。
そこで、描きたいものを短時間で写真に撮って、細かい作業は教室で行うわけです。
さらに、指を2本使って、表示の縮小(ピンチイン)、拡大(ピンチアウト)を教えることで、実際に見るより細かいところも観察できるようになります。
中には、撮影に失敗してしまう子もいるので、念のため、実物の鉢も教室内に持ってきておいたり、写真をモニターに写しておいたりします。
こうして、「観察カード」の作業を進めていきます。
ちなみに、3・4時間目がプールの割当になっていた1年生は、暑さ指数(WBGT)の数値が規定値を超えてしまったため、入れませんでしたし、校庭でも遊べませんでした。
暑すぎてプールに入れない・・・これも、あまりうれしくない「酷暑」対策ということになります。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)