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検車区探検!
今日の2~4時間目、2-1と2-4が京王線の高幡不動駅の横にある検車区に見学に行きました(2-2、2-3は、先週実施済み)
最初に電車に関する説明を受けた後、ヘルメットをかぶり、検車区に移動する準備をします。
校長もヘルメットを装着し、やる気満々です。
現場に到着です。間近で見る電車の大きさに圧倒されます。
電車を下から眺める経験、これはなかなかできません。
さらに大サービスで、電車の下側をくぐらせていただきました。
電車の下には、様々な付属物がついていることが分かります。
続いて、実際に電車に乗って、「洗車体験」をします。
電車で様々な体験ができるので興奮気味の校長。
いつも以上に子供たちに絡みます。
校長「切符を持っていない子は電車に乗れませ~ん。」
2年生たち「え~!」
校長「ここは先頭車両で『女性専用車』だから、男の子は乗れませ~ん。」
2年生男子たち「え~!」
校長「九九が言えない子は電車に乗れませ~ん。」
2年生たち「え~!」
言いたい放題です(笑)
車内でもサービスが続きます。
マイクを持って、車内放送体験です。
運転手体験です。
「非常通報ボタン」操作体験です。
普段は絶対に見ることができない、案内表示の電光掲示板の点検用の表示も出していただきました。
この写真、かなりレアだと思います!
そして、電車がゆっくり洗車場に動きはじめます。
校長「わぁ、赤ちゃんがいっぱいだ~!」
とからかわれても、お構いなしに「幼児座り」をする子供たち。
「貸切電車」に子供たちの興奮は抑えられません。
いよいよ洗車場の中を通ります。
車の洗車と基本的には同じです。
回転するブラシの中を通り、同時に猛烈なシャワーが浴びせられます。
まるで、自分が水をかけられているような感じになり、子供たちは大絶叫。
電車は、テーマパークのアトラクションのようになります。
様々な体験で「楽しかった~!」とニコニコな子供たち。
校長「運転手さんと車掌さん、どっちになりたい?」
2年生A「絶対、運転手だよ!」
2年生B「わたしは車掌さん!」
大論争です。
検車区の方「本当に来てくれるといいのですが・・・。」
校長「人手不足、深刻なんですか?」
検車区の方「えぇ、そうなんです。本当に困っていまして・・・。」
今日の営業が、十数年後に花開くでしょうか?(笑)【校長】
8名の皆様に感謝!
本校では、読書週間を11/11~15に設定していましたが、この週は、大きな行事である「心!MJコンサート」の最終盤の練習期間と重なっていました。
特に1時間目の練習が予定されていた学年は、朝のうちから体育館の移動を開始しており、当初の計画どおりに保護者等の方々による読み聞かせが実施できていませんでした。
そこで、読書週間は終了していますが、まだ読み聞かせを実施していない学級を中心に、保護者等の方々による読み聞かせが継続しています。
4-1の様子
4-2の様子
5-1の様子
5-2の様子
5-3の様子
5-4の様子
6-3の様子
6-4の様子
今日は、これまでで最多の8名の保護者等の皆様にご協力いただきました。
特に今回は高学年を中心とした割当だったため、選書等もご苦労されたことと思います。
今朝も寒い中、本校児童のために読み聞かせの取組を進めていただき、心より感謝申し上げます。【校長】
大人が真剣に働く姿から学ぶ パート2
6年生は、総合的な学習の時間に「自分を見つめて」の学習を進めています。
昨日に引き続き、保護者や地域の方をお招きして出前授業を行いました。
潤徳小学校150周年のサイトや、記念品のデザインを考えてくださった、広告クリエイターの方です。
働いていく上でたくさんの人と関わりが必要で、そのためには『信頼を得る』ことが何よりも大切であることお話してくださいました。そのために小学生のうちからしておくといいこととして
★約束は守ろう、やるべきことはやること、好きなことは続けよう★の3つを挙げられていました。
続いては、JR東日本の鉄道運転手の方です。
多くの人たちの役に立ちたいという想いで鉄道運転手になったそうです。
「お客さんが電車で寝ていたり、スマホをいじっていたりすることが運転手として一番嬉しいです。なぜなら、私の運転に安心してくれているからです。」と普段なかなか聞くことができない運転手さんの気持ちを知ることができ、子供たちも思わず「なるほど」と声を漏らしていました。
運転手になってばかりの頃は初めての仕事ばかりだったそうです。「最初は「できない」と思っていた仕事も、頭で考えずに取り組んでみたら「できた」ことが多い。
だから、考えすぎずに挑戦してほしい」というお話をされていました。最初から決めつけずに、挑戦してみることの大切さを教えていただきました。
続いては、日野自動車にお勤めで元ラグビー選手であり、現在は選手のサポートもしている方です。
仕事とラグビー選手の2足のわらじを巧みに履いていることに感嘆です。
フィジカルと相手を思いやる心をもつ。そして、笑顔で相手の目を見て話すことの大切さを教えていただきました。
最後に看護師の方です。
「地域を周り、ちょっとした悩みを聞くことができるのがこの仕事のいいところです。」と、教えてくださいました。
また、たくさんの経験や体験が必ず将来につながる。夢を見付けられなくても好きなこと、自分の苦手なことが分かれば必ず夢は見付かるとも教えてくださいました。
今回のお話の中で
〇ルールを守ること
〇コミュニケーションが、とても大事で、お互いに支え合うことの大切さを知ること
は、共通して教えてくださっていることだと感じました。
あと数か月で、中学生になる6年生にとって今から取り組めることをたくさん教えてくださった2日間だったと感じます。
ご協力いただいた地域、保護者の皆様、そして日野市社会福祉協議会の皆様にも御礼申し上げます。
社会科見学(4年)
今日は4年生が臨海副都心方面を中心とした社会科見学に出かけます。
出発式です。
校長からは、今日はグループ行動が多いことから、社会科見学であるとともに、来年、5年生になったときの八ヶ岳移動教室の練習であることを話しました。
車窓からの眺めも大事な学習です。
4年生A「あ、府中競馬場だ!」
4年生B「よみうりランドの観覧車だ!」
次々と声を上げる子供たちです。
最初の見学場所、日本科学未来館に到着です。
最初に昼食場所となる7階の展望デッキを確認します。
レインボーブリッジ、東京タワー、フジテレビ社屋など、有名な建造物も多数見ることができて、キョロキョロする子供たちです。
空には羽田空港を離発着する飛行機が大きく見えます。
館内は館名のとおり、日本の科学技術の最先端に関する展示等が多くあります。
4年生には難しい内容も多いのですが、体験型の展示がたくさんあるため、テーマパークを巡っているように子供たちは動き回っています。
人気施設のため、他の学校、修学旅行生、一般客の方々で館内は大混雑です。
迷子防止のためのスカーフを首に巻かせていますが、正直、子供たちがどこに行ったか分からなくなります。(苦笑)
班行動が大事な時間です。
見学後は、7階展望デッキ前の席で昼食をとります。
お台場の風景を眺めながらのランチ。
贅沢な時間です。
日本科学未来館からバスで5分ほど離れたところにある、東京都水の科学館が2か所目の見学場所です。
もちろん、展示は水に関する内容で、実験や体験もできるのですが…
一番人気は入り口付近の「アクア・パーク」という人工の滝やプールのあるところで、4年生というより、低学年の感じに戻って、水遊びに興じていました。
今日は1日中快晴、そしてぽかぽか陽気と、絶好の社会科見学日和。
帰りのバスの車窓からもレインボーブリッジの上から東京スカイツリーなどがきれいに見えました。
また、芝公園ICのそばからは東京タワーの全景が大きく見えて、子供たちは歓声を上げていました。
ほぼ1日、グループ行動が中心でしたが、大きなトラブルもなく、班で協力して過ごすことができました。
高学年の準備はだんだん整ってきたようです。
保護者の皆様、お弁当、水筒等の準備、ありがとうございました。【校長】
大人が真剣に働く姿から学ぶ
6年生は卒業まで、あと4か月あまりとなりました。
この6年間で学んだことを自分の将来のどのようにつなげていくか、中学生になる前にしっかりと考えておくことが大事です。
6年生は、総合的な学習に時間に「自分を見つめて」として、自分の目標となる職業調べなどを進めています。
そこで、今日の1時間目は、保護者の方や地域で働いていらっしゃる方々4名をお招きして、「働く」ということについて語っていただく時間を設けました。
地域の弁護士の方です。
日常の様々な出来事に法律が関わっており、法的な面から困っている方々を支援する仕事であるとの説明がありました。
弁護士の方「罪を犯した人、人生のピンチを迎えた人など、重い荷物を背負った方の荷物を少し持ち、負担を軽くしたいと考えています。私が何らかの手助けをして、その方が再度、自分で人生を踏み出せるようになったとき、やりがいを感じます。」
大変、深いお話です。
赤ちゃんや身寄りのない方など、法的な弱者の方を法律面から救うことができるのが弁護士の仕事であると力説されていました。
どんな悪いことをした人でも、赤ちゃんの時から悪い人だったわけではなく、様々な背景からそうなっているのであり、今後の人生のことも考えながら弁護しているのだという思いも語っていただきました。
地域で鰻店を経営されている方です。
今日の講話のためにスライドを準備していただき、分かりやすくお話しいただきました。
柔らかそうに見える鰻も、串にさすときは相当な力が必要なのだそうです。
1つ1つの作業に何年も修行が必要であり、焼き入れは一生かかって追求する技術とのことでした。
仕事内容は、「お客様のおなかと心を満たすこと。お金を稼ぎ、働いている人の心を満たすこと」とのことです。
経営者としての深い思いが伝わります。
鰻の血には毒があり、手に小さなケガがあると、そこから血が入り、手が腫れ上がってしまうこともあるのだそうです。
6年生には、何事にも全力で取り組むことを力説されていました。
保護者である学校支援ボランティアコーディネーターの方です。
幼稚園、保育園で勤務された経験から、幼稚園の先生、保育士の仕事についてお話いただきました。
幼稚園、保育園、認定こども園の違いなどについても丁寧に説明していただきました。
自作のペープサートを持って来ていただいたり、パネルシアターの披露もしていただいたりしました。
こうした手作りの物を器用に作成することはなかなか小学校の教員ではできないことです。
将来、幼稚園の先生、保育士の仕事に就きたいと考えている子もおり、真剣に説明を聞き、メモをとっていました。
学校近隣の保育園の園長先生です。
0歳から小学校入学前の乳児、幼児を預かっているということで、それぞれの年齢での保育の具体例をいろいろ紹介していただきました。
6年生の中には、当該保育園を卒園した子もいます。
園長先生「赤ちゃんのときには、なかなか寝てくれなくて・・・」
当時のエピソードが語られ、本人は赤くなり、周りの子は笑顔に包まれました。
もう10年以上前のことですが、園長先生は、昨日のことのように話してくださいます。
園児への愛情を感じます。
名指しされた本人も、今でも、当該保育園で小さい子の面倒を見るボランティアをしているのだとか。
すてきなお話です。
園長先生は、講話終了後、1年生の教室に立ち寄り、卒園児の近況について担任と情報交換をされていました。
思わぬ形での保小連携になっています。
6年生にとって、自分の親以外の方の仕事の話を伺うことは大変貴重な機会になったと思います。
校長や担任にとっても、他業種の方の話を伺うことにより、自分の仕事の向き合い方について考えることのできる有意義な時間になりました。
本校の6年生のために素晴らしいお話をいただき、ありがとうございました。
明日も別の方々においでいただき、お話をいただく予定です。
また、今回の講話の橋渡しをしていただいた日野市社会福祉協議会の皆様にも御礼申し上げます。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)