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学校公開・展覧会のご案内
平素より本校の教育活動に格別のご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
この度、下記のとおり学校公開と展覧会を開催いたします。
〇開催日時〇
11月14日(金)
11月15日(土)
★ご注意ください:学校公開と展覧会では、公開時間が異なります。ご来校の際は、時間にご注意いただけますようお願い申し上げます。
〇 展覧会の見どころ〇
本校では、「第4次日野市学校基本構想」を踏まえ、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を推進しており、各行事において実行委員が中心となって活躍しています。
今回の展覧会では、6年生の実行委員会が中心となり、全校生徒によるたて割り班で共同制作に取り組みました。
実行委員会が何度も集まり、熱心に話し合って完成させた「Juntoku the sea」と「光り輝く竜」は、今年の展覧会の目玉の一つです。
展覧会のテーマである「みつけよう自分の色とかたち」のもと、子供たちが表現した豊かな創造性を、ぜひ本校体育館にてご鑑賞ください。
日誌
【子供たちがつくる学校プロジェクト】たてわり班造形活動
明日から開催される展覧会。(明日は児童鑑賞日です。「潤徳ファン」の皆様が観覧できるのは、11/14、15となります。)
今回の大きな目玉の1つは、「子供たちがつくる」展覧会にすべく、たて割り班を生かした、全校児童による共同作品「Juntoku the sea」と「光り輝く竜」です。
これまで、たて割り班リーダー兼展覧会実行委員の6年生たちが、計画を立て、準備を進め、前回のたて割り班活動の時間に1~6年生の班のメンバー全体で共同作品の構想を立ててきました。
そして、今日の3・4時間目、「たてわり班造形活動」として、全たて割り班同時進行で作品の制作を行いました。
まずは、たて割りテーマソング「さんぽ」の流れる中、放送の合図に合わせて5年生が1年生を迎えに行きます。
ここは、鉄板の流れです。
各たて割り班の教室に移動すると、担当の6年生たちが説明を始めます。
本校には、48のたて割り班があります。
そのたて割り班が、「Juntoku the sea」と「光り輝く竜」に分かれます。つまり、24班ずつ担当します。
さらに、その24班が2つの班ごとにパートの作品を作ります。ですから、12のパートができるわけです。
最後、体育館に展示する際に12のパートをつなげると「Juntoku the sea」や「光り輝く竜」の全体作品になるという流れです。
こちらは、「Juntoku the sea」を担当する、たて割り21・22班の台紙です。
ここまでは、21・22班の6年生たちが準備しています。
この台紙の上に、各班のメンバーで作った海の生き物を貼り、パート作品にしていきます。
ちなみに、写真は11・12班の6年生たちがサンプルの生き物を貼って説明したものです。
全体の流れを理解したうえで、各自が「海の生き物」作りを行います。
1年生A「ねぇ、タコでもいいの?」
2年生A「チンアナゴ。かわいいでしょ。」
5年生A「ペンギンは海の生き物にしていいですか?」
6年生は作業を見守り、手伝い、質問に答えていきます。
班によっては、協力して「大物」などを作り始めるところもあります。
こうした自由な発想が生かされるところが「子供たちがつくる学校プロジェクト」の真骨頂です。
できた生き物を貼る場所もみんなで相談しながら決めていきます。
一方、「光り輝く竜」を担当する班の作業も進みます。
こちらも、台紙は6年生たちが事前作業で準備しています。
「Juntoku the sea」はでき上がった作品全体で海の世界を表現しますが、「光り輝く竜」は、12のパートをつなげて、1つの竜にします。
「光り輝く竜」の個人作業は、「竜のうろこ」を作ることです。
サンプルを示しながら6年生たちが説明します。
一人一人がカラフルな思い思いのうろこを作り、それを並べて貼っていきます。
「Juntoku the sea」と違い、うろこを敷き詰めるので、色合いなどのバランスを考えなければなりません。
そのため、貼る作業は下級生に任せず、6年生が相談し合って進めているところもあります。
うろこの形も画一的ではありません。
12のパートをつなげると、どんな竜になるか楽しみです。
最後は、たて割り班リーダー兼展覧会実行委員の代表児童の6年生が全校児童に対し、展覧会の成功に向け、檄を飛ばしました。
個人の力作と、全校で力を合わせた作品が展示される本校の「子供たちがつくる」展覧会。学校公開と併せ、ぜひご覧ください。
ただし、今日から2-1が学級閉鎖になるなど、本校だけでなく、全国的にインフルエンザの流行期に入っています。
十分な感染対策を行ったうえでご来校ください。【校長】
【潤八】【デジこれ】共に高幡のシンボルを学ぶ!
本校の学区域内で最も有名な施設は高幡不動尊であろうと思います。
駅名でもあり、全国に名の知れた高幡不動尊は、本校の児童にとっても格好の学習材です。
特に社会科、総合的な学習の時間で地域のことを学び、調べる3年生にとっては、地域への誇りや愛情を高めるためにも高幡不動尊への理解を深めることはとても大切です。
このことから、これまでも本校は、特別に内部や貴重な文化財をを見学させていただくなど、特別なご配慮をいただきながら、学習を進めてまいりました。(昨年度の様子は、こちら)
さて、日野市教育委員会には、地域を大事にする子供たちを育てることをねらいとした「郷土教育推進委員会」という組織があり、市内各校の代表の教員が委員として参加しています。
今日の5時間目、本校の3-4にて、高幡不動尊をテーマにした「郷土教育推進委員会」の研究授業が行われました。
他校を含めた数十人の教員等の参観を受け、緊張する3-4の子供たち。
3年生は、今後、総合的な学習の時間に「高幡不動尊博士になろう」の学習を進めていきます。
実は、八小の3年生は10月に日野市内の社会科見学を行い、高幡不動尊を訪れています。(詳しくは、こちら)
本校の3-4の子供たちは、これまでも八小の3-1の子供たちとの交流を行っていますので(これまでの交流は、①、②、③)、社会科見学で高幡不動尊で学んできたことなどを教えてもらい、これから特に調べていきたい内容について考えるきっかけにすることが今日の授業のねらいです。
完全に「知った仲」として最初の挨拶をする両校の子供たち。
早速、6つのブースに分かれて交流を開始します。
基本的な接続や画面共有などは子供たち自身で行います。
デジタルメモを画面共有しながら説明を受けます。
八小の3年生たちは、絵や写真を入れるなど、分かりやすいデジタルメモを作成していました。
本校の子供たちも、デジタルメモを見て、説明を聞いて、分かったことなどを高幡不動尊の境内マップに書き込んでいました。
本校からの質問にも答えてもらうなど、互いに積極的な交流が行われました。(八小から見た交流の様子は、こちら)
オンライン交流を終えた後は、各班で、八小の3-1の子から教えてもらった「場所」、「新しく分かった点」、「もっと知りたい点」などについて付箋を使ってまとめました。
「五重塔博士になりたい!」、「弁天池博士になりたい!」、「お鼻井戸博士になりたい!」など、各自が調べたい場所や内容を絞り込み始めた子供たち。
マニアックな高幡不動尊博士たちがたくさん誕生しそうです。(笑)
授業終了後は、図書室で研究協議会が行われました。
「潤八なかよし大作戦」と「デジタルを活用したこれからの学び(デジこれ)推進地区実践校」という本校の特色を生かした授業でしたが、委員の先生方からは先進的な取組とのお褒めの言葉をたくさんいただきました。
これまで、郷土教育におけるICTの積極的活用という観点はあまりなかったようなので、本校の取組が、本市の教育の一層の充実に寄与することにつながればよいと考えています。【校長】
水車を利用した精米体験
社会科で日本の農業を学習した5年生。
日本の主食である米作りについて理解を深めることはとても重要です。
本校の裏手には、向島用水路が流れており、その流れを利用するための水車小屋が設置されています。
今日は、「日野の水車活用プロジェクト」等の皆様にご協力いただき、5年生を対象とした精米体験が行われました。
水車小屋の前で基本的な説明を伺います。
日野は「緑と清流のまち」です。
その象徴でもある用水路について冊子を使いながら説明していただきます。
さらに、紙芝居を使い、水車を使った精米の方法について説明をいただきます。
その後、4つのコーナーに分かれて体験をします。
こちらは、水車観察のコーナーです。
水流の力だけで、杵が打ち下ろされ、石臼の中で米同士がこすり合わされます。
これを人力だけでやろうとすると大変な労力が必要です。
石臼での粉ひき体験です。
子供たちの手も自然に力が入ります。
一升瓶で米を突き、ふるいにかけて精米する体験です。
一生懸命ふるいを回すと米ぬかがたまってきます。
米作りではありませんが、水車発電について学ぶコーナーもあります。
様々なことに水車の力が生かされることが分かります。
水車が残っていることもそうですが、その便利さを伝えていこうと活動されている方がたくさんいらっしゃることが日野の地域性だと感じます。
ご協力いただきました、「日野の水車活用プロジェクト」の関係者の皆様、市の緑と清流課の皆様に感謝申し上げます。【校長】
「昆虫のふしぎ」を知ろう!
1学期に理科で「こん虫の育ち方」について学習した3年生。
本校の学区域に近接した施設として「多摩動物公園」があります。
園内には本格的な昆虫館がありますので、学習内容を深めるには最適な場所です。
今回、飼育員の方々からの本格的な昆虫のお話を伺える機会をいただきましたので、現地まで出かけました。
今日は電車での移動です。
週明けから動物園訪問でテンションの高い子供たち。
ちなみに、先週から、「MJリターンズ!」の取組として、明星大学学友会吹奏楽団の団員の方々に音楽等の授業支援に入っていただいていますが、多摩動物公園駅は明星大学から近いということもあり、今日は特別に副団長をはじめとした楽団の方々に講義の合間を縫って、「現地集合・現地解散」で引率補助を手伝っていただきました。
なお、学校に来てくださった団員の方々は、「本来支援」の音楽の授業補助を行ってくださっています。
団員の皆様、ありがとうございます!
今回はライオンなどの動物は見に行きません。
昆虫館のみで深く学習します。
人数が多いので、本館で飼育員の方のお話を伺うグループと生態園を見学するグループに分かれ、お話が終わると交代します。
飼育員の方のお話が始まりました。
まずは、木の枝の擬態をしているナナフシの観察です。
飼育員の方「ナナフシは葉っぱを食べるので木の枝にいます。おなかが空いていたら葉っぱを食べ、休みたくなったら、そのまま枝で休みます。」
衣食住の揃った究極の生活かとうらやましく思っていると、お話が続きます。
飼育員の方「でも、風が吹くと木が揺れます。落ちないようにするのも大変です。」
毎日大地震が起きているような感じなのかもしれません。
どの生物も生きるのは大変なのです。
ちなみに、こちらの枝には、たくさんのナナフシがいます。
どこにいるか、分かりますか?
昆虫の持ち方、動かし方のお話も伺います。
よく、バッタなどの背中を持つことがありますが、それは昆虫にとっては大変苦しいことです。
そのため、昆虫のおしりを優しく触り、動く方向に手を差し出すと簡単に「手乗り」ができます。
説明を伺った後は、6種類の昆虫に触れ合う体験をします。
人気のナナフシ。
手乗りに慣れた子は、ナナフシに歩かせ放題です。
赤ちゃんナナフシとも触れ合うことができます。
ナナフシは、校長にも仲良くしてくれました。
カマキリも同様の方法で触れ合うことができます。
慣れてくると、カマキリに「バンザイ芸」をさせることも!
バッタを別の虫かごに入れ替える「引っ越し体験」です。
コオロギは、動きが速いので慎重に・・・
カブトムシの幼虫は、口が横に開き、呼吸をする「鼻の穴」が体の横にたくさんついています。
人間とは全く違う体のつくりです。
森のゴキブリとも触れ合えます。
イエゴキブリと違い、木くずを食べ、栄養のある土にする益虫です。
帰宅して、「今日、ゴキブリ触ったよ!」と報告があったら、笑顔で誉めてあげてください。(笑)
生態園でも、昆虫の展示を見たり、温室内を優雅に飛ぶチョウの観察などを行いました。
特別プログラムを準備していただいた多摩動物公園の関係者の皆様、どうもありがとうございました。【校長】
【MJ】大学吹奏楽界のスターが直接指導!
展覧会モードになっている本校ですが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の3本柱のイベントの準備も着々と進んでいます。
その3本柱の1つ、「MJリターンズ!」による「(仮)MJコンサート」が12/2(火)に開催されます。
「MJリターンズ!」は、単発のコンサートの開催だけではありません。
コラボしている明星大学学友会吹奏楽団の方々に大学の授業の合間を縫って本校においでいただき、音楽の授業支援を行っていただくことも重要な取組です。
こうして、子供たちの音楽への興味を高めるとともに、楽団の方々との人間関係を深めたうえでコンサートに臨んでいくことになります。
今日は、音楽の授業支援の初日ということで、楽団の団長の方が自ら先陣を切って来校していただきました。
ただの団長さんではありません。「第73回全日本吹奏楽コンクール大学の部の銀賞獲得」の実績を引っ下げた楽団の団長の方です。
今回の全国大会出場を受け、大学内の単独インタビューを受けるなど、学内での有名人でもある団長さん。(インタビューの詳細は、前編、後編で。特に後編では、本校に関する記載もあります。必読です。)
こうしたコンクールの上位校は「常連」が多いのですが、初出場の学校が銀賞を取るのはまさに快挙。
例えるならば、高校野球で甲子園に初出場した学校が準優勝するようなものでしょうか。
まさに、全国から注目される団長の方に来ていただいたわけです。
連合音楽会が近付いてきた6年生たち一人一人の演奏に耳を傾けます。
授業終了後は、「MJリターンズ!」のコラボを明星大学まで行って直接お願いしてきた、児童会本部役員の「MJリターンズ!」担当の5年生リーダーたちと久々の再会です。(詳しくは、こちら)
「(仮)MJコンサート」の成功を固い握手で誓い合います。
せっかくなので、一緒に給食を食べていただいた6-1から緊急のリモート中継を行い、全校向けに団長の方からご挨拶をいただきました。
団長の方「これから、楽団のメンバーが潤徳小に伺うことになるので、一緒に音楽を楽しみましょう!」
ちょっとPRも。
団長の方「この間、全国の吹奏楽コンクールに出場して、銀賞をいただくことができました。」
6-1全員「イェーッ!!」
全校で祝福です。(黙食じゃなくてすみません・・・)
展覧会、そして「MJリターンズ!」。潤徳小の「芸術の秋」は真っ盛りです!【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)