日誌

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37日間を有意義に!

終業式が終わった後は、各学級でのまとめの時間になります。

 

初めて通知表を受け取る1年生。

担任と握手して、1学期頑張ったことをほめてもらいました。

通知表をもらうときにドキドキするのは、6年生も同じです。

6年生A「校長先生、今学期、ひどかったんだよねぇ・・・」

と言いながら中を見せにくる子も。

校長「・・・。2学期、頑張ろうね・・・。」

現実の厳しさを痛感する学年でもあります。

夏休みの課題の説明を受ける3年生たち。

校長「うわぁ、いっぱい宿題があって大変だねぇ。」

3年生A「でも、わたし、読書が大好きだから、いっぱい本を読めて楽しみ!」

前向きで素晴らしいです。

今日は暑くなりましたが、中休みは、暑さ指数(WBGT)の数値がまだ低かったので、最後の外遊びができました。

担任と遊べるのも今日が今学期最後です。

各学級で、最後のお楽しみの時間を過ごしているところも多くあります。

1年生は、お店を出して、夏祭りです。

「射的」、「おもちゃ屋」、「くじ」・・・

など、たくさんの出店があります。

1年生A「校長先生、遊んでいって!」

勧誘も本格的です。

夏といえば、お化け屋敷!なのが5年生。

怖いお面をかぶって、本格的に驚かせています。

3年生のお楽しみ会では、係活動の発表を行っているところがありました。

イラスト係が、自慢の絵をモニターに映して披露です。

梅雨明けした関東地方。

4年生は、水鉄砲の撃ち合いで過ごしています。

傘を持ち込んでブロックするなど、本格的な攻防が繰り広げられていますが、水がかかって、絶叫です。

一応、理科の内容ですが・・・。

6年生は、1学期の思い出に関する、担任力作の「kahoot!」のクイズ大会で盛り上がっています。

担任が夜なべをして作った自作のクイズ、6年生も激動の1学期を振り返っていました。

大掃除に取り組む2年生たち。

1か月以上、教室に子供が入らなくなりますから、すみずみまできれいにします。

楽しい夏休みなのですが、一方で、この期間に自ら命を絶つ青少年が増加するという悲しい事実もあります。

5年生は、「SOSの出し方に関する教育」に関するビデオを視聴しながら、1つしかない命の大切さや、悩んだときのSOSの出し方などについて理解を深めています。

さぁ、37日間の夏休みの始まりです!

ぜひ、たくさんの体験をし、ひと回り大きくなって、学校に戻ってきてほしいと思います。

よい夏休みを!【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和6年度1学期終業式

3か月半にわたった1学期も今日でおしまいです。

長かったような、あっという間だったような・・・

濃密な期間であったことは間違いありません。

終業式は、基本的に教員主導の式なので、普通であれば「子供たちがつくる学校プロジェクト」と関連がない行事なのですが、今回は、代表委員からの緊急告知もあるため、多くの子供たちが終業式に関わります。

ですから、今回は「子供たちがつくる学校プロジェクト終業式」ということになります。

中継会場である校長室で自分たちの順番を待つ子供たちです。

 

リモートでの終業式ですが、司会の教員の号令に合わせ。厳粛な雰囲気の中、終業式が始まります。

最初は、女子野球で頑張った児童を表彰しました。

続いて、校長からの話です。

スライドを使いながら、1学期の振り返りと、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の進行状況を確認しました。

各学年の校外学習を中心に、楽しかった思い出を紹介しました。

子供たちも各教室で校長の話をしっかり聞いています。

続いて、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の実例を振り返りました。

例えば、このスライドは、放送委員会の児童が「潤徳ラジオ」の生放送を行っているところです。お気に入りのラジオネームで「最近の出来事」などのおたよりを出している子も多く、それを読み上げるディスクジョッキーの放送委員会の子たちのコメントも本校の昼の楽しみになっています。

また、他の人の役に立つことが「子供たちがつくる学校プロジェクト」につながるということも話しました。

このスライドは、雨の日の1年生の教室で、6年生が遊んであげているところです。おんぶされて甘える1年生たちにとって、6年生は欠かせない存在です。

4月に1年生と一緒に学校探検をした2年生たち。

1年生にどんなことを教えればよいか一生懸命考えて案内したわけですから、これも「子供たちがつくる学校プロジェクト」です。

地域安全マップを作って、1年生に、学校の周りで危ない場所を教えてあげている3年生たち。1年生にも分かるように、どうやって伝えるか工夫することも「子供たちがつくる学校プロジェクト」です。


5年生は4年生に、八ヶ岳の自然や動植物のこと、移動教室に行った感想などを伝えていました。こうした伝統を引き継ぐことも大事な「子供たちがつくる学校プロジェクト」です。

今週の火曜日、2学期の音楽会に向け、楽器決めのオーディションをしていた4年生たち。

2学期は「(仮)潤徳小学校×明星大学 音楽会」が開催されます。

「子供たちがつくる学校プロジェクト」の1つの山場になりますので、しっかり取り組むように話しました。

最後は、一昨日の「校長と代表委員との緊急会談」の様子を伝えつつ、代表委員会として「子供たちがつくる学校プロジェクト」の成功に向けた提案があることを紹介して、校長の話を終え、代表委員とバトンタッチです。

代表委員の子たちの登場です。

代表委員A「代表委員会として、今年度行いたいと思っている行事は4つです。」

と言いながら、明かされたイベントは2つのみ。

極秘主義が貫かれます。

潤杯(じゅんとくカップ=じゅんはい)は、今年度の新企画です。

代表委員会と各委員会をつなぐ、「中央委員会」で各委員会からの「ミッション」を協議し、実施します。

そして、出ました!「潤フェス2」!

今年もやります!あの興奮が戻ってきます!

しかし、やり方は去年とガラッと変わるようです。

乞う、ご期待!

 説明が終わってホッとしている代表委員たちに校長から声が掛かります。

校長「最後、決めポーズで締めくくって!」

とっさに「ギャルピース」のポーズをとる代表委員たち。

こうした臨機応変さが大切です(笑)

続いて、3年生の代表児童から、今学期頑張ったことについて発表がありました。

しっかりと、自分の考えを大きな声で読み上げる3年生たち。

とても立派です。

続いて、校歌斉唱です。

これまで、リモートでの終業式等で校歌を歌うときは、音楽専科が画面の前に立って指揮をし、伴奏をCDで流していたのですが、今回から音楽室で音楽専科が生ピアノ演奏をするところを中継する形式に変えました。

これは、技術的にも難しいことで、テレビで言えば、生放送中に別な場所からの中継を入れるのと同じということになります。

たぶん、日本の学校で、このような形式で校歌を歌っているところはほとんどないのでは?

各教室では、生ピアノ伴奏に合わせてしっかり校歌を歌っていました。

終業式が終わった後は、生活指導部の教員から夏休みの生活について話がありました。

また、情報教育の担当教員から夏休みにChromebookを持ち帰るときの使い方などについて話がありました。

学期のまとめとして、大事な話が多かったので、夏休みから2学期にかけて、しっかりと心にとどめてほしいと思います。【校長】

自らの命は自ら守る!

本校は、今日が水泳指導の最終日です。

最後は6年生の着衣泳の体験で締めることになります。

まずは、通常の水着を着た状態で水慣れをします。

浮く練習もします。この感覚を、後で着衣したときと比較することになります。

持参してきた衣服をプールサイドで着ます。

着替えが終わり、陸上では、おしゃれポーズをする女子たちですが・・・

水中に入ると、「重い!」「気持ち悪い!」など、眉をひそめる表情に変わります。

校長もTシャツを着たまま入りましたが、シャツが体にからむ感覚はあまり気持ちのよいものではありません。

しかし、浮くことは思ったよりしやすいようです。

服の間に空気が入り、浮力が増すのです。

服を着たまま泳ぎます。

やはり、「重い!」「やりにくい!」という声が上がります。

服を着たままだと、体を自由に動かすことができなくなってしまいます。

さらに、用意してきたペットボトルを持って、「ラッコ浮き」をします。

長い時間浮いていることができるので、万が一の際、救助を待つことができます。

校長もやってみました。

ところが、あまり浮きません!

持っていたペットボトルが、2Lではなく、1.5Lだったから?

それとも、昨年度からの体重増・・・?

あまり深く考えるのはやめました(苦笑)

インターンシップに来ている大学生たちも、せっかくなので体験です。

最後は、救助練習で、プールサイドにいる子たちが中にペットボトルを投げ入れ、受け取った子がそれを使って浮く練習をしました。

楽しい夏のシーズンですが、残念ながら、水難事故のニュースも多くなる季節です。

こうした着衣泳の経験が、事故を未然に防ぐことに役立ってほしいものです。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】1学期最後の運試し!

今朝は、今学期最後の児童集会が行われました。

内容は、子供たちが大好きな「ビンゴ集会」です。

各学級では、集会が始まるまでに、1~15の任意の数字を9マスの中に書き入れておきます。

個人ビンゴではなく、学級ビンゴなので、全員で相談しながら数字を決めていきます。

集会が始まりました。

ルール説明が行われます。

リモートによる集会等を行う場合は、基本的には担当の教員の学級をキーステーションにして全校に配信されます。

今日は、1年3組からの中継になりました。

1年生の教室が中継場所になるのは初めてなのですが、全く普段どおりの1年生たち。

さすが、オンライン世代です。

画面には、集会委員が回すルーレットが映ります。

ルーレットが止まった数字が「当たり」です。

数字が止まるたびに、当たった学級からの絶叫が聞こえてきます。

画面には、「リーチ!」、「ビンゴ!」などの各学級の経過がチャットで送られてきます。

中には、「6ビンゴ!」などのラッキークラスもあったようです。

朝から運試しで、今日はちょっと興奮状態からのスタートです(苦笑)【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】極秘、絶対ナイショ!!

「極秘なら、ホームページで公開するなよ・・・」

という、潤徳ファンの皆様の総ツッコミが聞こえてきそうですが、あえて、極秘事項を記事にしたいと思います。

放課後になり、校長室から、子供たちの下校の様子を見ていると、代表委員会担当の教員たちが入室してきました。

代表委員会担当教員「校長先生、実は、代表委員会の子たちが、どうしても話したいことがあるということで来ているのですが・・・。」

校長室の扉を開けると、5・6年生の代表委員会の委員長、副委員長、書記などの幹部の子たちが立っています。

代表委員たち「校長先生、ちょっと、お話ししたいことがあるのですが、いいですか?」

もちろん、最優先です。

公式訪問ですので、ちゃんと着座をして話を聞きました。

代表委員A「今日は、『子供たちがつくる学校プロジェクト』を進めるための代表委員会としての取組を提案しに来ました。」

え。。。

校長への直談判タイム・・・

それも、学校運営の根幹となる「子供たちがつくる学校プロジェクト」の提案・・・

思わず、身構える校長。

ちゃんと、校長に説明すべく、プレゼン資料を準備してきた代表委員たち。

代表委員B「私たち、去年を超えるために日々、頑張っているんです!」

胸熱な展開です。

代表委員C「今から、今年行いたいと思っている行事について、提案します。」

ここからが、極秘内容です。

一生懸命、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を成功させようと、独自企画をプレゼンする代表委員たち。

理路整然とした説明内容と、どうしてもやりたいという、ほとばしるやる気に、校長の心も傾きます。

とは言っても、全校を巻き込むイベントを提案され、校長としても思案のしどころです。

校長からも質問します。

校長「特に6年生は、2学期の後半は明星大学とのコラボ音楽会や連合音楽会もあって、かなり忙しいよ。その中でも準備とかできる?」

代表委員D「大丈夫です。ぜひ、やらせてください。」

他にもいくつか質問してみましたが、きっぱりと回答する代表委員たち。

この覚悟なら、きっと、やりきってくれるに違いありません。

先週の記事にも書きましたが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」は、ボトムアップの考えで成り立ちますから、潤徳小がよりよくなるということを子供たちが提案してくれば、だいたい認められるようにする懐の深さが教員側に求められるのです。

校長も腹をくくり、代表委員とハイタッチして、全面協力を約束しました。

大変素晴らしい提案だったので、終業式のときに代表委員コーナーを設けて、直接、全校児童に告知してもらうことにしました。

それまでは、「極秘」です。

意気揚々と退室していく代表委員たちの姿を見て、本当に心強く、頼もしく感じました。

私が本校に着任して3年目。

子供たちの方から、「潤徳小をもっとよくしたい!」という、エネルギッシュな提案を初めて受け、私の学校の理想像が子供たちに伝わっていることが分かり、とても感動しました。

着任以来、最もうれしい日かもしれません。

詳しいことはまだ明かせませんが、2学期以降、本校は、すごい学校になります!

苦労をいとわず、学校を引っ張る素晴らしい子たちがたくさんいて、本当に幸せです。【校長】