日誌

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【プロローグ 潤八・MJ】これまでの準備について

本校と八小の共同企画の「潤八なかよし大作戦」(略称:潤八)、本校単独企画となる「MJリターンズ!」が今年度後半の「子供たちがつくる学校プロジェクト」の大きな目玉になっていきますが、いきなり2学期に進めることは難しいため、1学期後半から夏季休業期間中にかけて、関係者間で準備を進めてきましたので、ここではそのことについてお伝えします。

まず、「潤八」については、夏季休業期間中のお盆前に八小の船山 徹(ふなやま とおる)校長先生とオンライン会談を行い、実施当初の細かい流れなどについて確認しました。

このことを踏まえ、8/22の午前中、私(潤徳小校長)、潤徳小副校長、特別活動主任の教員、児童会本部役員の有志4名が八小を訪問し、「潤八」の実施について八小の教職員に提案を行ってきました。

まずは、八小の校長室にて児童会本部役員が八小の校長先生、副校長先生に対して、「潤八」を行う意義等について説明を行いました。

船山校長先生からも、説明がしっかりしているとのお褒めの言葉をいただきました。

続いて、八小の職員室に移動し、八小の教職員に対し、児童会本部役員たちが「潤八」の実施について提案を行いました。

八小にはステップ教室で本校にも巡回してくる教員や潤徳小から異動した教員などもいることから、提案を聞き、大きな拍手が送られました。

そして、同日の午後、八小の船山校長先生、副校長先生、特別活動主任の教員が本校にお越しになり、「潤八」を提案されたことについて、八小の子供たちと一緒に実施を検討していくとの力強いお言葉をいただきました。

一方、「MJリターンズ!」については、1学期末に明星大学学友会吹奏楽団の新団長の方とオンラインで協議を行いました。

新団長の方からは、楽団の中でも昨年度の交流は非常によい経験となっており、要望があれば引き続き交流を続けていきたいとの「内諾」を得ることができました。

こうした準備段階を経て、いよいよ、2学期の始業式で企画の全貌を子供たちに明かしていくことになります。【校長】 

【プロローグ】児童会本部役員提案による令和7年度の重点

今日から2学期が始まりました。

しかし、時を遡って、1学期の6/13のこと・・・

児童会本部役員の委員長(6年)、副委員長(6年)、役員(5年)が休み時間に校長室にやってきました。

委員長「私たちは、児童会本部役員会や中央委員会で、今年度、どうやったら潤徳小を盛り上げていけるか、真剣に議論してきたので、今日はその提案をさせてください。」

実際に、児童会本部役員会、中央委員会ではこのことについて、繰り返し議論が行われてきました。

具体的な内容について、副委員長から提案があります。

多くの児童が三沢中に進学する本校にとって、「三沢中学校区」の子供たちの交流を深めていくことは、健全育成の観点からも大きなメリットがあります。「土台」を固めるために「小中コラボ」をすることは大きな意義があるとの提案です。

さらに、5年役員からもう一つの提案があります。

昨年、大きな反響を呼んだ「MJコンサート」。

これを再び、実現したいとの提案です。

この2点の提案は児童会本部役員からの正式なものですので、このことについて、本校の教職員間でも議論を行い、2学期以降に具体化を図ることにしました。(細かい内容は、学校便り 8・9月号.pdf参照) 

本校の新たな特色となり得ると考えましたので、日野市教育委員会にも「特色ある学校づくり推進事業(後期)」の申請を行い、夏季休業中に認可されました。

小中コラボは、日野市立日野第八小学校(以降、本校ホームページでは特別な場合を除き、八小と表記)に特化し、

「潤八(じゅんぱち)なかよし大作戦~半世紀の刻(とき)を超え、今、再び、こころ一つに~」

として、八小との共同企画として取組を進めてまいります。

一方、明星大学コラボは、

「MJリターンズ!」

として、取組を開始いたします。【校長】 

令和7年度夏季学習会②

今日は、夏季学習会の2日目です。

今回は、1~3年生の様子を中心にお伝えします。

1年生です。

夏季学習会に参加するのは初めてですが、昨日も参加している子が多く、落ち着いて学習に取り組んでいます。

中には、Chromebookを使って個人学習に取り組む子も見られます。

校長「また、パソコンのおもちゃで遊んでるの?」

1年生たち「おもちゃじゃない!(怒)」

定番のやり取りが復活しました。

一方、学校まで足を運んだものの、淋しくておうちの方から離れられない子もちらほら・・・。

来週からは頑張れるかな?

2年生です。

今日もたくさんの子たちが参加してくれています。

校長「夏休み、どうだった?」

2年生たち「楽しかった!」

2年生A「僕は、プールでいっぱい泳いだよ。」

2年生B「私は、高知県に行きました。」

2年生C「大阪万博に行ったよ!すごかった!」

充実した夏休みだったようです。

3年生です。

漢字や計算など、かなり難しく、覚える量も多くなっていますが、集中して頑張っています。

校長「夏休み、終わっちゃうねぇ・・・」

3年生たち「うーん、残念!」

校長「でも、しばらくしたら冬休みになるよ。」

3年生A「あ、そうか!それだったら雪合戦やろうかなぁ・・・」

切り替えの早い子供たちです。(笑)

そして、夏季学習会の途中にもかかわらず、校外に出ていこうとしている児童会本部役員の有志の子供たち。

いったい、何をしようとしているのか?

このことが、本校の2学期以降の活動に大きな影響を及ぼします。

詳しくは来週の始業式以降に!

乞う、ご期待!!【校長】

令和7年度夏季学習会①

日野市では、8/25(月)から2学期が始まります。

そこで、本校では、2学期が始まる前に生活リズムを整え、学習に円滑に向かえるようにすることを目的として、今日と明日の2日間、自主的な参加による夏季学習会を開催します。

全学年が対象ですが、今日は、特に4~6年生の様子をお伝えします。

4年生です。

夏季学習会も4回目ですから、もう慣れたもの。

夏休みの課題等の提出物を速やかに出しています。

中には、ギリギリまでプリント学習を行ってようやく提出している子も。

4年生A「最後の追い込みです!」

この光景は、昔も今もあまり変わりありません。(笑)

5年生です。

夏休みを経て、ぐーんと体が大きくなった子もいます。

さらに高学年らしくなってきた感じです。

5年生A「いや~、暇を持て余していたから、学校が始まってくれてうれしいっすよ。」

校長「暑かったから、あまり出かけられなかったしね。」

5年生B「やっと給食も始まるでしょ?それも楽しみ!」

気候の厳しかった今年の夏休み。

我慢もずいぶん多かったようです。

6年生です。

校長「小学校最後の夏休み、どうだった?」

6年生A「短すぎ!」

6年生B「あと、2か月くらいはほしいよ・・・」

校長「それじゃあ、卒業までの時間がどんどん少なくなっちゃうでしょ?」

グループになって、何かに取り組んでいる学級もあります。

「夏休みすごろく」のようです。

ゴールを目指しながら、自然に互いの夏休みの様子が分かるという感じになっているようです。

全員で「クラスの『あるある』」をカルタにして遊んでいる学級もあります。

1学期の思い出や友達の様子を思い返しながら2学期への雰囲気を高めていました。

 

この夏季学習会の楽しみは、久し振りに会った友達と休み時間に校庭で思いっきり遊ぶこと。

しかし、午前10時の段階で、暑さ指数(WBGT)の数値は、「危険」の31を大きく超えた33.6。直射日光の当たる校庭の気温は45℃に迫る勢いです。

2学期が始まっても、当分の間、校庭での活動はできないかもしれません。

そんなわけで、休み時間は担任に甘えることくらいしかできない子供たち。

この暑さ、本当に何とかならないものでしょうか・・・。

明日の夏季学習会も同様の暑さが予想されます。

参加されるご家庭は、登下校時の熱中症対策を十分行ってくださいますようお願いいたします。【校長】

子供たちの命を守り、自分の命も守る

児童下校後、日野警察署のご協力をいただき、教職員による不審者対応訓練を行いました。

最初に校長挨拶ですが、いったん教室外に出て、ドアをガラッと開け、「うちの子をいじめているのはお前か!」などと大声で騒ぎながら、棒で床を叩いたり、振り回したりしたうえ、入室しました。

ギョッとする教職員たち。

校長「このようなことが、近隣市の小学校で発生しています。昨日は、この事件の初公判が開かれました。以前は、不審者対応訓練は『児童を守る』ことが主眼でしたが、この事件を受け、自らの身を守るという視点も重要になってきています。『自分事』として真剣に受講してください。」

去年の訓練は体育館で行いましたが、先述の事件を受け、リアル感を出すべく、研修は1年生の教室で行いました。

実際に刃物(偽物)を出し、緊張感あふれる話が続きます。

警察官の方「私がこの教室に来るまでに、防犯カメラのモニターで確認した人はいましたか?」

シーンとする教室

警察官の方「だったら、私が不審者だったら、簡単に校内に入れるということですよね?」

警察官の方「防犯カメラのモニターを見ることを習慣にしている人はいますか?」

耳の痛い言葉が続きます。

警察官の方「お遊戯のような訓練だけをやっていては、実際の場面で対応することはできません。」

児童が下校し、安堵していた教職員たちの顔の表情がどんどん引き締まっていきます。

実技編の研修は、場所を変えて、多目的室に移動します。

さすまたの使い方を学びます。

さすまたは、相手を倒すことではなく、行動を抑えることが目的の道具であることをあらためて教えていただきます。

ちょっとした持ち方、体重のかけ方などにより、相手を制圧する力が大きく変わります。

基本姿勢なども丁寧に説明していただきました。

研修の最後、質問を受けていただきました。

校長「校内にいらっしゃる方は、地域の方や業者の方などが多く、最初からそれらの方を不審者として扱うことは難しい面があるのですが・・・。」

警察官の方「実際に校内に不審者の侵入を許す事件が発生しているわけであり、今までの見方をしていては対応できません。」

校長として、いろいろ考えさせられる研修になりました。

2学期には、児童を交えての不審者対応訓練を行う予定です。

警察官の方「先生方が負傷して倒れてしまったら、誰が子供たちを守るのですか?」

自分の身を守ることも真剣に考えていかなければなりません。

校長としては、誰でも気軽においでいただける学校が理想なのですが。【校長】