日誌

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早くも、小学校生活の正念場!

校長と、とても仲良しの2年生たち。

教室の様子を見に行くと、いつも元気に挨拶をしてくれますし、「今、○○しているの。」などといろいろなことを教えてくれます。

しかし、ここしばらくは、ちょっと様子が違います。

国語の授業で、真剣に漢字の練習をしているところなのですが…。

校長「漢字、一生懸命頑張っているんだねぇ。」

2年生A「漢字テストがあるし…。」

校長「ところで、『三六』?」

2年生たち「18!」

こちらは、生活科で二十日大根の世話をしているところですが…。

校長「二十日大根っていうくらいだから、育つの早いんだよねぇ。」

2年生B「校長先生、見て!根が生えてきたの。」

校長「お、すごいねぇ。・・・ところで、『四七』?」

2年生たち「28!」

2年生C「24…」

校長「違~う!言い直し!」

算数の授業であろうがなかろうが、子供たちに「九九攻撃」を仕掛ける校長。

最近の日常の光景になっています。

小学校の算数の基本は、たし算、ひき算、かけ算九九です。わり算は九九ができていれば何とかなります。

くり上がり、くり下がりのたし算、ひき算は、どうしようもないときは、指を使って答えを出すことができます。

しかし、かけ算九九はそういうわけにいきません。

暗記することが大前提なのです。

九九は81個。

しかし、1の段は、事実上、暗記の必要はありませんし、「二一」、「三一」など、かける数が1の場合も簡単に答えが出ます。

さらに、かけ算は、かける数とかけられる数を逆にしても答えが同じです。

「三四」を忘れたとしても、「四三 12」を覚えていれば、答えが出るわけです。

ですから、実質は30個程度覚えればよいのですが、なかなか定着しません。

高学年の児童でも、言い間違えるのを見かけることがあります。

かけ算九九は3年生以上の算数で必須のもの。

反射的に唱えられるように習熟しなければなりません。

現在、2年生は、かけ算の前半を終えたところ。

今後、難しい6~9の段にも挑戦していきます。

2年生の保護者の皆様、ここが早くも小学校生活の正念場です。

昔からよく「獅子は、我が子を九九の谷に突き落とす」と言われます。(え、ちょっと違う?)

また「かわいい子には、九九をさせよ。」とも言われます。(これも、ちょっと違う?)

一緒に買い物に行ったとき、お風呂に入ったとき、寝る前など、しつこく九九チェックをしてみてください。

もちろん、上手に唱えられたときは、誉めてあげるのをお忘れなく。

 

展覧会直前で、作品の最終仕上げをしている子供たちにも、問答無用で九九攻撃をする校長。

校長「五七?」

2年生たち「35!」

2年生D「忘れても大丈夫。九九の紙が掲示されてるから。」

カンニングは、ダメ!!【校長】

説得力のある意見を伝えよう!【5年生研究授業】

 潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。11月14日に5年生の国語科の授業を行いました。単元名は、「どちらを選びますか」です。

 本単元は、2つの立場を明確にして、説得力のある主張を述べる力を高めることをねらいとしています。情報化が進むとともに、多様な人々と共生していくことが求められる今、自分の立場を明確にしながら意見を述べる力の必要性はますます増すばかりです。次代を担う子供たちに必須の力を育む単元ともいえます。

 

 

音声・動画などのメディアを活用し、子供たちの思考を促すとともに、見通しをもたせる

 始めに、「短い夏休みを楽しむなら、海か山か」を担任が相談しているという設定のもと、2つの立場から意見を出し合う様子を音声で聞きました。話し合いの中で、4つの意見が出たことを確認し、「説得力のある意見はどれか」「なぜ説得力があるのか」を考えました。

 

 

  子供たちからは、「自分の感想は説得力がない」「個人的で、先生が好きなのか分からない」「できることが具体的に書いてあるのは説得力がある。」「海ならではの意見を出すと、説得力がある。」などの理由が挙げられました。実際の話し合いの音声を聞くことで、子供たちが思考している様子が伺えました。

 

 次に、話し合いの様子を動画で視聴しました。動画では、意見に納得できた時にカードを上げている様子や、納得できない時に質問をしたり、答えたりする様子を観ました。

こうして、話し合いのモデルを動画で確認することで、どの児童もゴールを意識して学習に臨むことができます。また、カードを上げる様子を観ることで、説得力のある意見とはどういうことかもう一度確認することができました。

 

オクリンクで考えをまとめ、共有することで、学びを深める

話し合いの仕方が分かったところで、本時の課題です。「家でペットを飼いたい。休日にペットと過ごすなら、犬か猫か。」という校長先生の相談に、犬派と猫派に分かれ、お勧めする理由をノートに書きました。

 

その後、オクリンクに考えを入力しました。

 

  同じグループの人たちとカードを送り合い、説得力のある意見を相手に伝えられるようにするにはどうすればよいか、カードを連結したり並べ替えたりしながら考えを深めることができました。

 

 オクリンクでは、自分が作ったカードを「カードBOX」に保管することができます。他のグループがBOXに保存したカードを見合う中で、どのような考えを出していたのか、またその中で説得力のある意見はどれか、いろいろな考えを知ることができました。

↑カードBOXの中身

 

 最後に、振り返りをしました。始めにもった意見はノートに書き留めておいてあるため、オクリンクに書いたカードを比較しながら、考えの変容を捉えました。多くの児童が、より説得力のある意見に自分の考えをブラッシュアップすることができていました。

 

 

子供たちに今後身に付けさせたい力

 本日は教育委員会の学校課訪問のため、教育長はじめ、市教委の皆様に授業の様子を見ていただきました。子供たちが日常的にchromebookを活用できていることを評価していただきました。

 改善点として、「異なる立場から意見を伝える」という点について、より深い見取り方が必要だということをご指導いただきました。本単元では、「説得力のある意見を伝える」ということを重視しましたが、自分の意見を伝えることは、子供たちが得意とする分野であり、授業でもたびたび鍛えられる部分です。しかし、相手の意見を聞いて「納得できない」と対話を終わらせてよいのでしょうか。よりよい意見を引き出すための質問力を鍛える、という部分も忘れずに育てていきたいと思いました。そのためにも、「どういった視点で子供たちに話し合ってもらうのか」という学び合いをする際の視点をもたせることが大切だということが分かりました。

 chromebookで考えを書いたり、共有したりすることを全校で取り組めるようになり、日常化してきた今、どのようにして意見をまとめ学びを促進していくのか、本校の研究も深まってきたことを感じました。今後もよりよい授業を通して児童の学びを支援していきます。

 

【研究推進委員会】

学校課訪問

今日は、堀川教育長をはじめ、日野市教育委員会教育部学校課等の職員の皆様においでいただき、本校の様子をご覧いただく学校課訪問の日でした。

まず、校長から、本校の教育活動の状況について説明いたしました。

その後、3・4校時の授業の様子をご覧いただきました。

 

本校は、Chromebookの授業での活用に力を入れています。

各学級や専科の授業で、文房具として、日常的に子供たちが端末を使いこなしている様子を、直接ご覧いただくことができました。

授業をご覧いただいた後は、給食もおとりいただきました。

何と言っても、今日のメニューは、「せかいいちのスープ」!(詳しくは、こちら

ご満足いただけたかと思います。

また、昼休みの間には、作品展示途中の展覧会会場もご覧いただきました。

5校時は、5年生の国語の研究授業をご覧いただきました。

授業終了後は、協議会を行い、堀川教育長からご挨拶いただくとともに、教育部参事、統括指導主事、指導主事の皆様から貴重な指導・助言をいただくことができました。(研究授業、協議会の様子はこちら

本校の取組についても、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。

客観的に外部の方から評価をいただくことは、教職員のやる気につながるものです。

評価いただいた点、ご指摘いただいた点を今後の学校運営の改善につなげていきたいと考えています。【校長】

エコについて考えよう

 2学期に入ってから、4年生は総合的な学習の時間「エコについて考えよう」という学習に取り組んできました。

 エコについて、調べ学習を行い、興味のあるテーマごとにグループを作り、学年発表に向けて準備を行ってきました。11月9日(水)の1、2時間目を使って、展覧会準備が進んでいる体育館を特別に使い、発表会を行いました。

 模造紙を使ったり、紙芝居を使ったり、実物を見せたり、劇をしたり…

これまでの学習では行ってこなかったような発表方法に取り組んでいるグループが多く、創意工夫が光りました。また、発表を聞いている人たちの真剣さも素晴らしかったです。それだけ、一人一人が一生懸命取り組んだのだと思いました。

 3学期は、クラスの垣根を越えて、グループを組んで発表会をする予定です。3学期はどんな発表会になるのか今からとても楽しみですね。

1年生の秘められた能力

いきなりですが、クイズです!

Q この写真は、何の車を写したものでしょう?

1年生の授業を見ていたところ、このクイズからスタートしました。

全く分からない校長のそばで、1年生たちが次々手を挙げていきます。

1年生A「レッカー車!」

即答です。他の子も当然といった顔をしています。

驚く校長。第2、第3ヒントの写真を準備していた担任も苦笑いです。

続いて、第2問。

Q この写真は、何の車を写したものでしょう?

同様に、全く分からない校長を置き去りにして、勢いよく手を挙げる1年生たち。

1年生B「キャンピングカー!」

これも即答。

なぜ分かるのか、校長には全く理解できないのですが、1年生独特の観察力で車の種類を当てていきます。

この授業は、お楽しみ会ではありません。

国語の「じどう車くらべ」の学習です。

いわゆる「はたらく自動車」について、どんな仕事をする車なのか、そのためにどんな仕組みがあるのかを文にまとめていきます。

今日の授業で扱う自動車は「はしご車」です。

担任「どうやって、はしご車のことを調べたらいいかな?」

1年生C「Googleで検索すればいい!」

え、1年生で「ググる」…。まだ、端末を使いはじめて2か月くらいなのに…。

担任は笑顔で返しながら、今日の授業は図鑑で調べることを告げます。

図鑑と言っても、1年生の教員の自作の「電子図鑑」です。

はしご車の写真の周りに、特徴を書いた文章をのせたデータを子供たちの端末に配信します。

それを基に、はしご車についてまとめていく学習です。

実は、はしご車の絵は教科書に載っています。

「電子図鑑」にしているポイントは、写真などを拡大・縮小できること。

担任「ピンチイン(縮小すること)、ピンチアウト(拡大すること)を使って、写真を好きな大きさにしていいですよ。」

パソコン関係の「宇宙語」が出てきて、戸惑う校長。まさに、ピンチです。(苦笑)

しかし、子供たちは、自然に親指と人差し指を使って、はしご車の写真を任意の大きさにしています。

中には、操作がうまくいかない子もいます。

1年生D「校長先生、写真が画面から消えちゃった。助けて!」

ヘルプが来ました。

ここは、校長としての腕の見せどころ。

校長「どれどれ、見せてごらん。」

「戻る」アイコンを押して、操作を1つ戻せばいいと考えたところ、該当のアイコンがありません。

10秒ほど固まる校長。

すると、近くの席にいた1年生が校長の耳元でそっとささやきます。

1年生E「校長先生、そういうときは、最初からログインをやり直せばいいんだよ。」

え…まだ、2か月の子供たちに、技能が追い抜かれてる??

「電子図鑑」を操作して、プリントにはしご車の特徴をまとめていく1年生を見ながら、新しいものにすぐ順応していく1年生の能力の高さに驚くとともに、校長職を1年生に譲った方がいいのではないかと考え込んでしまいました…。【校長】

たて割り集会の進化

これまで、本校では異年齢の交流を重視しているという記事をたびたびお伝えしてきました。

今朝は、たて割り集会で、異年齢の子供たち同士で遊びます。

よい天気でしたので、外遊びグループと内遊びグループに分かれて活動しました。

外遊びでは、各班ごとに集まって、遊びのルールを確認してから、校庭に散らばります。

鬼ごっこ、だるまさんが転んだなど、昭和の頃から変わらない遊びが受け継がれています。

校庭の全面を使って、各班、思い思いの遊びで楽しみました。

一方の内遊びはどうでしょう。

こちらは何でもバスケット。定番です。

こちらは「ハイ、ポーズ」。

指定されたお題のポーズをとり、見ている子が当てます。

こちらは、「並び替えゲーム」。

画面に表示されたひらがなを並び替えて単語にします。

写真の場合、「きにっ」→「にっき」になるわけです。

6年生たちが、端末を使って自作の問題を出すという新たなパターンです。

こちらは、「スライドゲーム」です。

画面上の箱のようなものの後ろからカエルが出てきて、画面の外に逃げていきます。

逃げたカエルの数を数えるゲームなのですが、レベルが上がると、逃げる速さが猛スピードになります。

おまけに、関係のないモグラなども出てきて、難しくなります。

これも、6年生たちが、端末を使い、アニメーションの機能を生かしたゲームを作っています。

このように、リーダーである6年生たちは、下級生に喜んでもらおうと一生懸命準備します。

下級生たちは、そんな6年生を見て憧れを抱きます。

異年齢の関わりは、こうしたよいサイクルをつくり、人間関係を深めることにつながります。

こうした取組を今後も発展させていきたいと考えています。【校長】

多摩動物公園で校外学習をしてきました

4年生は理科「わたしたちの体と運動」の学習の一環でとして、多摩動物公園で校外学習をしてきました。

1、2組は7日(月)に、3、4組は8日(火)に行ってきました。

「いってきます!」元気な挨拶をしていました。

正門で校長先生に見送られて、出発しました。

35分ほど歩いて、多摩動物公園に到着しました。

動物の観察に行く前に動物ホールで、挨拶をしてから、説明を受けました。

プリントの書き方を真剣に聞いていました。

1種類目はキリンの観察をしました。

「どこが、肩かな?手首かな?」

餌を食べている様子や歩いている様子を一生懸命観察していました。

こんなに間近で観察できる場面も!

2種類目はライオンの観察をしました。

キリンよりも遠くからの観察になりましたが、双眼鏡を使って観察することができました。

観察が終わり、動物ホール戻ったら、特別授業のスタートです!

プリントに書いた内容の確認をしました。

本物のシカの骨を使って、脚の曲がる仕組みを学習しました。

 

 特別授業の後半は、本物の骨を触ったり、持ち上げたりしました。

キリンの頭から首にかけての骨は想像以上の大きさでした。

 ライオンの骨は大きくてホールの中にはなかったのですが、骨格が似ているユキヒョウの骨を観察しました。

「骨の触り心地はどう?」

「ツルツルしてる!」

「え、ザラザラしているところもあったよ!」

「どうして同じ骨なのに、触った感じが違うんだろう?」

いろいろな会話が聞こえてきました。

最後に、質問の時間がありました。

「骨にはツルツルしたところとザラザラしているところがありました。」

「それは筋肉のつき方が関係しています。ザラザラしているところは筋肉がしっかりとくっついていた部分です。」

「なるほど。」

思わず声が漏れていました。

 

教室だけでは体験できない、貴重な体験をすることができました。

どんぐりころころ…

今日は、「まさに秋!」という感じの心地よい日です。今夜の皆既月食もバッチリ見られそうです。

そんな好天の中、1年生は生活科で万願寺中央公園へ出かけました。

これまで遠足等で行っていた大木島自然公園から少し足を伸ばして冒険です。

目的は2学期のテーマである「秋みつけ」。

紅葉や木の実など、秋に関するものを採集します。

公園内の木々は色付いており、足元にも落ち葉やどんぐりがたくさん落ちています。

9月の「虫とり」では、若干苦戦した子供たちも、今回は大収穫。

まさに取り放題です。

自分好みの落ち葉を探すことにも夢中です。

風が吹いてひらひら落ちてくる落ち葉をキャッチしようと駆け回る子供たち。

透き通るような青空と子供たちの黄色い帽子、茶色の木の葉のコントラストが素晴らしく、まさしく「映え」状態です。

教室に戻ってからは、採集してきたものを使っておもちゃ作りです。

やじろべえ、マラカス、落ち葉のカードなど、様々なものに大変身です。【校長】

オンライン社会科見学

5年生は社会科で「自動車の生産にはげむ人々」を学習してきました。

我が国の基幹産業である自動車製造業について学ぶことは、工業についての理解を深めることになります。

しかし、5年生にとっては、用語も含めて、とても難しいところ。

机上の学習だけでは、なかなか興味・関心を持続することが厳しい面があります。

コロナ禍以前は、実際に工場にお伺いし、社会科見学として体験的に学習を進めることができました。

ところが、工場見学には、今でも制限がかかっているのが現状です。

本市には日野自動車の工場があります。

実際に見学できるとよいのですが、まだ、実施できる状況ではありません。

そこで、今日は、オンラインでの出前授業を行っていただけることになりました。

日野自動車のお二人の社員の方にご協力いただき、工場の様子などについてご説明いただきました。

日野自動車の生産の中心はトラックやバスなどの大型の自動車。

最大100トンもあるトラックも生産しているとのことです。

また、ディズニーランドで使われているかわいいバスも生産しているとの話があり、子供たちから「乗りた~い」と声が上がっていました。

 日野自動車のトラックは、「Dakar Rally」にも参戦しているとのことで、砂漠の中を疾走するトラックの動画も紹介していただきました。中には、転倒してトラックが何回転もしている映像などもあり、迫力がありました。

自動車を生産するには、企画の段階から、様々な工程があることを丁寧に説明していただきました。

工場内のロボットの様子なども見せていただき、機械化が進んでいることもよく分かりました。

最後には、子供たちからの質問も受けてくださいました。

子供たちは、各学級から視聴していたのですが、質問は、どの学級からも受け付けることができます。

これが、オンラインの長所です。

私も、以前、社会科見学の引率で日野自動車の工場に伺ったことがありますが、車体の大きさ、プレスする機械の大きな音、オイルの臭いなど、五感に訴えるものが多かった記憶があります。

オンラインでは、そこに限界があるのですが、現状では、致し方ない面があります。

ご説明いただいた社員の方々には、事前に本校のホームページをご覧いただいていたようで、5年生が「ティーボール」を頑張っていることなどを話の中に入れてくださっていました。

本校の5年生のために、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。【校長】

【重要】保護者の皆様のお考えをお聞かせください!!

11/2にC4th Home&Schoolにて、「 潤徳小学校の教育活動についてのアンケートのお願い」を配信いたしました。

今年度、私が校長として本校に着任して、7か月が過ぎました。

本校の教職員は、社会情勢、学校の実態、 地域の状況などを踏まえ、例えば、 次のようなことに力を入れてまいりました。

・「笑顔招福」を学校キャッチフレーズとし、子供たちの笑顔あふれる学校づくりを進めることで、家庭や地域にも幸せをお届けすること

・1年生からの Chromebook 配備を踏まえ、個人の端末を積極的に活用する授業を推進すること

・コロナ禍であっても、感染予防対策を徹底しながら、オンラインを併用しつつ、できるだけ多くの保護者等の皆様に学校行事などをご覧いただく機会を設けること

・学校公開等の機会が限られる中、日常の教育活動の様子をお伝えするために、各種のおたよりや学校ホームぺージの充実を図ること

これら以外の内容を含め、学校として、保護者の皆様に評価いただきたいことについて「潤徳小学校の教育活動についてのアンケート」では、12の設問を設けています。

私たち教職員が力を入れてきた取組が保護者の方にご理解いただいているのか、ぜひ、教えていただきたいのです。

本アンケートは、潤徳小学校の、いわゆる「支持率調査」とも言える重要なものです。

学校を取り巻く状況が厳しさを増す中、本校の進んでいる方向が保護者の皆様の思いと一致しているか確認させていただくことは、来年度以降の学校運営に大きな影響を与えるものです。

ですから、できるだけ、多くの保護者の皆様にご回答いただきたいと考えています。

「サイレント・マジョリティ(物言わぬ多数派)」 という言葉があります。

アンケートにご回答いただく方が限られてしまうと、一部の方の意見のみが反映されることになります。

学校教育は、公平の観点からも、多くの意見をいただく中で、 進むべき方向性を定めていくことがとても重要です。

それぞれのご家庭のお考え一つ一つが明日の潤徳小をつくるとお考えいただき、アンケートへのご協力をお願い申し上げます。

私たち教職員も人間ですから、 保護者の皆様に学校の方向性を認めていただき、 お褒めや励ましのお言葉をいただければ、より「頑張ろう!」 という気になるものです。

「教職員も、おだてりゃ木に登る」といったところでしょうか。

一方、具体的なご意見やご要望をいただくことにより、 全てを実現することは難しいかもしれませんが、 来年度以降の改善策を検討することができます。

今回のアンケートはGoogle  Formsを活用したオンライン回答を原則としております。( オンラインでの回答が難しい場合は担任にご相談ください。)

できるだけ、回答に時間がかからないよう工夫したつもりです。

回答期限が11/10(木)までとなっております。

すでにご回答いただきました保護者の皆様には、お礼申し上げますとともに、まだご回答いただいていない皆様のアンケートへのご協力を重ねてお願い申し上げます。【校長】

潤徳小のアイドルを記録しましょう

この記事をご覧の皆様で、子供の頃、飼育委員をされた方はいらっしゃるでしょうか。

昔は多くの学校に飼育小屋があり、たくさんの動物を飼っていたものです。

私も飼育委員会の担当の教員だったときは、休みの日に餌やりに来たり、逃げ出したウサギを追いかけたりしたものでした。

最近はアレルギーの関係などもあり、動物の飼育に力を入れている学校は少なくなってきていますが、本校では烏骨鶏の雌鳥、美白の「大福」ちゃんが癒し系アイドルの役を担っています。

1年生は、国語の「しらせたいな、見せたいな」の単元で、学校にいる生き物などの様子を詳しく書く学習に取り組んでいます。

まずは、「大福」と仲良くなるところからスタートです。

おっかなびっくり触る1年生たち。

でも、「あったかい」などの感想が思わず漏れます。

「大福」は、1羽だけで生活しています。

本校でソロのアイドルとしての役割を何年間も続けていますから、1年生に囲まれても動じることはありません。

されるがままです。

「大福」からすると、握手会のような心境なのでしょう。

大事なのはここから。

国語の学習ですから、様子について詳しくまとめていきます。

昨年度までなら、紙だけにまとめていくのですが、今年度から端末が使えるようになりましたので、Chromebookでまとめることに挑戦しました。

「大福」の写真の周りに、感じたことを書き込んでいきます。

まだ、キーボードは使えませんから、タッチパネルに手書き入力を行い、文字に変換していく方法です。

 「大福」で気付いたことがたくさんまとめられました。

1年生は、鉛筆も上手に使えることが必要ですので、紙と端末を併用しながら、新しい時代の教育を進めていきます。【校長】

潤徳小の給食は、どうしておいしいのでしょう?

3年生は、社会科で「野菜博士になろう」の学習を行っています。

野菜といえば、毎回の給食で必ず出てくる大事な食材です。

この学習を進めるにあたり、本校の栄養士が3年生の各学級を回り、給食で使用する野菜や果物などについての授業を行いました。

 本校の給食は今年度、25種類の曰野産の野菜を使用しているとのことです。農家の方々が旬に合わせて届けてくださっています。

特に、にんじん、長ねぎ、小松菜の使用頻度は高く、にんじんは、ほぼ毎日、提供されるとのことです。

果物は4種類、卵は全て日野産とのことで、多くの食材が自分たちの近くで生産されていることを知って、子供たちもうれしそうにしていました。「地産地消」という言葉も覚えます。

今日の給食にも、にんじん、生姜、卵の日野産の食材が使用されています。(詳しくは、こちら。日々の食材の提供元も記載されています。)

毎日、地元の新鮮な食材を食することができるのは大変幸せなことです。

私も、本校に着任するまでに、何校も勤務経験がありますが、潤徳小の給食は一番おいしく感じています。

その秘訣は、地元の農家の皆様が安全でおいしい旬の食材を届けてくださることに加え、本校の栄養士と調理員がプロの技術と愛情で調理していることだということを授業を聞きながら改めて認識しました。

栄養士も調理員も口を揃えて「子供たちがおいしいと言って、いっぱい食べてくれるとうれしい。」と話しています。

おいしい給食を作るためには、たくさんの方々が努力していることを忘れずに、感謝の気持ちをもって残さず食べてほしいと思います。【校長】

子供たちの命を守るために

平成13年6月8日、大阪教育大学教育学部附属池田小学校に出刃包丁を持った男1名が、校内に侵入し、児童や教員23名を殺傷(うち、児童8名が死亡)するという大変痛ましい事件が発生しました。

事件から20年以上が経ちましたが、教育関係者にとっては忘れることのできない出来事であり、学校の安全管理に大きな影響を与えました。

例えば、先日の運動会においても、保護者等の皆様にはご来校いただく際、見える場所にシールを着けていただきましたし、JSPの有志の方々の協力を得て、受付で確認もさせていただきました。

不審な人物から子供たちを守るということは、日々、取り組んでいかなければならないことなのです。

学校の敷地は広いですから、不審な人物を校内に入れないことは限界があります。

そこで、教職員や子供たち自身も万が一に備えた対応を理解しておく必要があります。

今朝は、校内に不審者が侵入した際を想定した避難訓練を行いました。

午前8時45分、1校時が始まろうとする頃、校舎内に不審な男が現れました。(注:本校教員が演じています。)

男は、「俺の家に石を投げたのは誰だ!」などと叫びながら教室に入ろうとします。

教室に入れまいと、男と押し問答をする担任。

危険を感じた子供たちは、窓の方に逃げます。

異変を感じた隣の学級の担任は職員室の副校長に連絡するとともに、不審者の侵入した学級の子供たちを後ろのドアから隣の学級に避難させます。

副校長は校内に「暗号」の放送を流します。

放送を聞いた教職員は不審者が侵入したことを把握し、ドアと内窓を閉め、各学級にいる児童を窓側に誘導します。

(この写真は、内窓の外から撮影しています。この後、カーテンを閉め、外から教室内が見えないようにします。)

校内は誰もいないようなシーンとした感じになりました。

一方、不審者との押し問答が続いていた教室には、さすまたを持った職員が応援で駆けつけ、不審者を確保しました。

こうして、本校の児童の安全は守られました。

校長が放送で講評を行いました。

 「地震や火事がいつ起きるか分からないように、不審者がいつ学校に入ってくるかは分からないので、あわてずに行動できるようにしましょう。」と話したものの…。

149年前のことは分かりませんが、本校が開校した当時、このような不審者対応訓練は行われていなかったはずですし、「いつでも、誰でも、どこにでも」来てよい、おおらかな雰囲気だっただろうと想像できます。

私も本来、そのような学校にしたいのですが、今の世相ではそれは難しくなっており、訓練しながら、残念な気持ちにもなっています。

と、そんなことを考えながらこの記事を書いていると、校長室前の廊下を通っている児童の声が聞こえてきます。

児童A「ねぇ、今朝の不審者、誰だったと思う?」

児童B「きっと、校長先生なんじゃない?」

ちょっと、ショック…。【校長】

5年生 総合 米作り~脱穀~

10月13日に刈り取った稲も乾燥期間を終え、脱穀の作業を行いました。

稲を運んで脱穀機にかけてもらいます。

脱穀機にかけた稲を受け取り、再び運びます。

水辺の楽校の方々が「稲叢」を作ってくださいました。


立派な籾がたくさんできていました。

今回も「水辺の楽校」の方々、市役所の職員の方々に支えられての作業でした。

少しずつ籾もくばってくださり、子供たちも大喜びでした。

今回の作業も本当にありがとうございました。

籾すりの作業は「水辺の楽校」の方々がやってくださるということで、次は精米です。

向島用水にある水車を使っての精米作業、楽しみです。

潤徳式ID野球

毎試合、接戦続きだったプロ野球の東京ヤクルトスワローズVSオリックス・バッファローズの日本シリーズはオリックスの日本一で幕を閉じました。

しかし、本校の5年生が行っている「潤徳シリーズ」は、今が佳境。

体育の時間のたびに熱戦が繰り広げられています。

とは言っても、競技は野球ではなく、「ティーボール」です。

最近は、公園などで野球をする子はめっきり減りました。

投げた球を打ち、グローブで捕るということは「高等技術」になってきています。

「ティーボール」は、止まっている球を打ち、素手で捕る「ベースボール型ゲーム」です。

今の時代に即した形に変化してきているのです。

まずは基本練習。

チーム内でキャッチボールをするのですが、柔らかいスポンジボールでも及び腰の子が多く見られます。

バッティング練習もあります。

5年生から「校長先生もやってみますか?」と声がかかります。

「潤徳の村神様」と呼ばれる校長(自称)、ネクタイ姿ですが、バットを持って挑戦です。

 どうです?サマになっているでしょうか?

思わず、子供たちに

「代打、オレ」

と告げそうになりましたが、はしたないのでやめました。(苦笑)

止まっているボールを打つので、簡単そうに感じますが、何回も空振りして、ようやく当たる子もいます。

一方、芯に当たり、ホームランになる子もいて大盛り上がりです。

よく見ると、Chromebookを持っている子たちがいます。

何をしているのか聞いてみると、各打者の動画を撮り、後で振り返りができるようにしているとのこと。

昔、当時のヤクルトの野村監督はデータを重視した「ID野球」でチームの強化を図りました。

5年生たちもチームで反省し、次回につなげることをChromebookでまとめています。

こうした積み重ねをしていれば、来年、6年生になった時には、オリックスを破って、日本一になれる…かな?【校長】

全校朝会

本日(11月1日)の朝の時間、オンラインで全校朝会を行いました。

 

校長先生からは、潤徳小学校のみんなが「笑顔招福」で過ごすためにどのようにすればよいのか、具体的にお話いただだきました。

 

東京都教育委員会の児童等向けリーフレットをモニターに映し出して、説明をしていきました。

このリーフレットは、本日、保護者の皆様にC4th Home&Schoolで配信いたしました。

11月は、東京都教育委員会が定めた「ふれあい月間」です。

校長先生との「3つの約束(①何でも一生懸命頑張ること ②自分も周りの人も大切にすること ③他の人の話を真剣に聞くこと)」のうち、2番目の「自分も周りの人も大切にすること」を意識して生活していければ、「笑顔招福」な毎日を送ることができることと思います。

もし、笑顔招福な毎日を送ることができずに困ったことがありましたら、学校の教員やスクールカウンセラーに遠慮なくご相談くださいませ。

また、ふれあい月間に合わせて「学校生活アンケート」を実施いたします。直接相談することがためらわれる場合には、アンケートをご活用いただければと思います。

 

生活指導主任の先生からは、11月の目標についてお話いただきました。

今月の生活目標は、「正しい言葉づかいをしよう」です。

また、人権目標は、「相手を思いやる言葉づかいをしよう」となっています。

これらの月目標は、「ふれあい月間」に合わせた内容としています。

 

笑顔招福な毎日となるように、校長先生との3つの約束や月目標を意識して生活する1か月としましょう。

満天の星空を眺めて

理科や社会科では、内容によって、地域差などがあって、取り扱いにくいものがあります。

例えば、本校の5年生が社会科で漁業の学習をする際は、体験的に学びにくい面があります。

4年生の理科の「月や星」の学習もそうです。

授業中に夜空を観察することはできませんから、どうしても、視聴覚教材で補ったり、家庭での観察を推奨したりする必要があります。

しかし、今年度の4年生は、体育館に移動プラネタリウムを呼ぶことで、月や星の学習を授業中、体験的に学ぶことができるようにしました。

体育館に宇宙を模したドームが出現して、子供たちもびっくりです。

 

空気圧の関係で、ドームに入るときは、吸い込まれる感じになります。

子供たちも、おそるおそる入っていきます。

中は、こんな感じです。

投影が始まると、ほぼ真っ暗になります。この写真は、星座を示しているのですが…。

星の動きも解説があります。北極星を中心に星が回っていることがよく分かります。

月の満ち欠けも解説がありました。直近の満月は11/8で、天気がよければ皆既月食が見られるとのことです。

見逃せません!

 

こちらは、今日の夜空です。

え…見えない?

校長のカメラの限界です。ドーム内では、素晴らしい星空が映っていたのですが…。

今日は、天気がよく、星空が期待できそうです。

実際にご覧になってはいかがでしょうか。【校長】

潤徳日時計

10月は不順な天候が続きましたが、ようやく秋らしい晴天が続くようになりました。

今日もとてもよいお天気。気温もちょうどよく、外にいるだけで気持ちよくなります。

校内を回っていると3年生が階段を上がっているところに会いました。

聞いてみると、これから屋上に行くとのこと。

何だか気になります。

一緒についていってみました。

すると、屋上には長い棒が1本立っています。

子供たちはその周りを囲んで、ノートに一生懸命記録をしています。

理科の「地面の様子と太陽」の学習で、1時間ごとの棒の影の位置を調べているのです。

校長が一緒に行った時刻は午前11時。

次は、正午に記録をとりに来るとのことです。

「3年生も大変だなぁ。」などと考えながら校庭に出てみると、3年生の別の学級が作業をしています。

何をしているのか聞いてみると、影の位置を調べているとのこと。

屋上で調べていた学級とは違う方法で記録しているようです。

自分のノートに鉛筆を立て、影の動きを記録しています。

ノートそのものが時計の文字盤のようになるわけです。

日時計は、紀元前4000年頃にエジプトで誕生したとのことです。

およそ6000年の時を超え、「潤徳日時計」が本日完成しようとしているわけです。

正午が近付き、再度、屋上に行ってみると、3年生たちが記録をとっていました。

3年生A「校長先生、記録するたびに影が動いているんだよ。知ってた?」

きっと、古代エジプト人も同じように驚いていたことでしょう。【校長】

6年生 調理実習

本日、6年生の調理実習があり、野菜炒めを作りました。

今年の調理実習では、児童が時間を有効的に使いながら、主体的に調理実習を行えるように、様々な場面でICT機器を効果的に取り入れました。

 

①前回の授業で調理実習の班目標と、個人目標をミライシードのムーブノートに記入しました。

 具体的に目標を立てるために、「なぜなら」「そのために」とキーワードになる言葉を提示しました。

 

② 調理実習のタイムスケジュールをテレビに映しました。

  また、黒板にもタイムスケジュールを提示し、児童が視覚的に見通しがもてるようにしました。

 ③ 調理実習中は、各班の机上に2台のchromebookを用意させました。

  1台は、調理の手順と班で話し合って決めた役割分担が表示されているスライドを確認するため。

  もう1台は、記録係りが調理の様子をムーブノートに記録するためです。

 【   】に中に名前を入れて、役割分担を表示しています。

 

 おいしい野菜炒めが完成しました!!

 

④ 振り返りをムーブノートに記入しました。

 ICT機器を取り入れることにより、児童が時間を意識しながら調理実習に取り組む様子や、自分の役割を自覚し、新たに自分のやることを探す様子が見られました。

まだまだ他のクラスの調理実習は続きますが、怪我のないよう安全第一の調理実習に努めながら、今後もICT機器を効果的に取り入れていきたいと思います。

マットで遊ぼう!

1年生が体育館で体育の授業をしていました。

担任に聞いてみると、小学校で初めてのマット運動とのことです。

まずは、準備が大事。

4人でマットを歩いて運ぶこと、持ち手の部分(通称「耳」)のところをマットの下に入れることなどを徹底します。

みんなで協力して、マットの準備ができました。

まずは、「丸太」になって転がるところからスタート。

中には、マットからはみ出して転がってしまう子もいます。

「ゆりかご」です。背中を丸め、反動をつけて、揺れて戻る練習です。「後転」の基礎となります。

「まえころがり(前転)」です。

体がまだ大きくない1年生。多くの子が「くるりん」と上手に回っています。

おなか周りの気になる校長にとっては、そろそろ難易度の高い技になってきました。(苦笑)

最後は、マットを2枚並べ、二人で「丸太」に挑戦しました。

息を合わせないと上手に回れず、キャーキャーと声を上げて楽しそうに回っていました。

マット運動は、日頃の外遊びなどでは行わない動きが多くあります。多様な動きを経験する中で運動能力の向上につなげてほしいと思います。【校長】

150周年前年祭 「ほほえみ集会」

本日5校時に「ほほえみ集会」を行いました。

この2年間、新型コロナウイルスの影響により実施できておりませんでしたが、今年度は対策を行い、2年ぶりの開催となりました。

 まずは、前半のグループ(1班~33班)が校庭に集まりました。開会式では、代表委員の児童が司会をしました。久しぶりに行われる「ほほえみ集会」に児童は、ワクワクしている様子でした。

 

その後、たて割り班対抗「〇×列車ゲーム」を行いました。1年生から6年生で列車を作り、みんなで相談して〇×クイズをしました。「きっとまるだよ。」「いやいや、ばつだよ。」と異学年が交わり大盛り上がりでした。

 

校庭に集まっていない班(33班~63班)は、それぞれのクラスでたて割り班遊びを楽しみました。「伝言ゲームや」「ビンゴ」など、たて割り班の6年生が考えた遊びを、みんなで楽しんでいました。

 

後半には、活動場所を交換し、またそれぞれの場所でたて割り班遊びを楽しみました。どちらのグループも大盛り上がりで、楽しむ子供たちの様子が見られました。

 

新型コロナウイルス感染症の影響により、異学年で関わり合うことが減ってしまいましたが、異学年で交流し合うことは学校教育にとって大きな役割をもっています。高学年は、年上として下学年をまとめ、下学年はそのような姿を見て憧れをもつ。そういった中で、異学年で生活する学校教育の意義を子供たちに実感させていきたいと思います。

これからも、異学年の関わりを意識した活動を行っていきたいと思います。

「水の郷 日野市」について考えよう!

担任「『日野市と言えば・・・』何でしょう?」

こんな問いかけから5年生の道徳の授業が始まりました。

5年生A「緑がいっぱい!」

5年生B「水がきれい!」

5年生C「高幡不動尊!」

5年生D「京王ライナーの停車駅がある!」

日野市のよいところや特色が次々に発表されます。

今日の授業では、そのうち、「水」について考えます。

日野市は、平成7年度に国土交通省から「水の郷百選」のうちの1つの地域に選ばれています。

「水の郷百選」には、水環境保全の重要性について広く国民にPRし、水を守り、水を活かした地域づくりを推進するため、地域固有の水をめぐる歴史・文化や優れた水環境の保持・保全に努め、水と人との密接なつながりを形成し、水を活かしたまちづくりに優れた成果を上げている全国の107地域が認定されています。

東京都では、墨田区と日野市の2つの地域のみが認定されているとのことです。

さらに、授業では、こうした美しい水環境を守るために、行政、ボランティア、日野市民自身が取り組んできたことについて考えます。

5年生E「『水辺の楽校』のみなさんにもお世話になっています。」

5年生F「私も、川をきれいにするクリーンデーに参加したことがあります。」

5年生にとっても、自らが関わる活動であることを意識させます。

昔は、川の環境を悪化させる行為は、子供であっても厳しく罰せられたほど厳しいきまりがあったとのことで、今、こうした厳しいきまりが必要かどうかについて、互いに意見交換しました。

授業の振り返りをChromebookで共有しましたが、次のような感想が書かれていました。

5年生G「今日の授業を通して、『水の郷』に選ばれたことにこれからも誇りをもって、河川や用水の自然を守っていきたいと思った。」

5年生H「日野市が『水の郷』に選ばれたことは初めて知ったので、浅川やその他の自然環境をより大切にしようと思った。そのために、自分もゴミ拾いやボランティア活動をしなければならない。」

子供たちの感想を見ながら、この美しい郷土の環境を将来にわたって守ってほしいと強く感じました。【校長】

我が家は沈んでしまうのか?

4年生の教室に入ると、子供たちが神妙な面持ちで地図を見ています。

何かと思って、よく見てみると、色分けした日野市の地図のようです。

社会科の「水害からくらしを守る」の学習で、子供たちは、Chromebookを使って「日野市洪水ハザードマップ」を見ているのです。

紙と違って、Chromebookのよいところは、任意の倍率に拡大できるところ。

子供たちは、潤徳小や自宅のところを拡大して、洪水の被害を受ける場所か確認しています。

塗られた色が濃いほど、浸水の影響が大きい場所になります。

4年生A「やった〜、うちは白色のところだから助かった!」

4年生B「終わった〜、うちは水没だよ・・・。」

多摩川と浅川にはさまれた万願寺駅周辺は色の濃いところが多く、高幡不動駅より南側は白色になっており、学校近辺でもずいぶん状況が違っていることが分かります。

本校の敷地は、浅川が氾濫すると、0.7m浸水する可能性があることから、洪水の危険に備えた避難訓練も行ったところです。(詳しくは、こちら

ご家庭でも、ぜひ、「日野市洪水ハザードマップ」をご確認いただき、万が一の対応を家族で相談されておくことをお勧めします。【校長】

生活科見学(2年生)

絶好の秋晴れの下、2年生が生活科見学で多摩動物公園に行ってきました。

今日は、多数の学校や保育園・幼稚園の来園が予想されるため、迷子にならないよう、出発式では、グループでしっかり行動するよう確認をしました。

駅での公共マナーも意識して行動します。

電車に乗ると、「うわあ、トラだ!」と大喜び。

先週の1年生の見学の時と同じ反応です(苦笑)

園内に入り、アフリカ園の前で全体説明です。

この後は、グループ行動で、自分たちだけで動きますから、細かいことも確認します。

 引率教員は、アフリカ園の各所でチェックポイントを設け、子供たちの行動をコントロールします。

ちなみに写真の問題は、「フラミンゴのくちばしはどちら?」というもの。

各チェックポイントで、動物をよく観察しないと解けない問題を出し、子供たちにしっかり動物を見るように促します。

キリンチェックポイント

ゾウチェックポイント

フラミンゴチェックポイント

ライオンチェックポイント

予想より早く各グループがチェックポイントをクリアしたため、11時頃から昼食になりました。

ライオン並みの食欲でお弁当をペロリです。

昼食後は、学級でまとまって園内を見学しました。

無事に帰校することができました。

多くの子が、今回の見学を通して、他の学級の子とも仲良くなれたようです。

ただ、相当歩いて、疲れている子もいるようですので、週末はゆっくり休んでほしいと思います。【校長】

6年生調理実習 野菜いため 

本日、6年生の調理実習があり、野菜いためを作りました。

子供たちは、班で目標を立てたり、役割分担を決めたりと準備を重ねてきました。

 

「ぼく、あまり包丁を使ったことないんだよ〜」

と不安そうにつぶやく子供も…

「大丈夫だよ!」「上手になってきたね!」

と、班の子供たちが優しい声かけをしていました。

 

 

Chromebookで、役割分担や調理の手順を確認しながら取り組んでいます。

 

 

味付けで失敗したら、ここまでの努力が水の泡です…。

「このくらいかな?」と確認しながら、担当の子供が味付けをしていました。

 

 

今年も、新型コロナウイルス感染症対策をしながらの調理実習になりました。

ビニール手袋を着用して調理をすることや、試食するときは黙食することなど、様々な感染症対策を行いました。

 

様々な制限がありながらも、調理実習を実施することができたこと。

また、意欲的に取り組む子どもたちの輝く笑顔を見られたことを、嬉しく思います。

 

まだまだ他のクラスの調理実習は続きますが、引き続き感染症対策に取り組みながら、安全第一で取り組んでいきます。

 

うんとこしょ、どっこいしょ

最近、1年生が学校の畑にいるところをよく見かけます。

学級ごとに、これまで育ててきたさつまいも掘りをするようです。

軍手をして、やる気まんまんの1年生たち。

つるを思いっきり引っ張ります。

校長も声をかけます。

校長「うんとこしょ、どっこいしょ!」

1年生たち「それは、『大きなかぶ』でしょ!」

予想どおりの1年生たちからの総ツッコミを受けましたが、楽しそうにつるを引っ張っています。

宝探しのように一心不乱に土を掘り返す1年生たち。思わず「ここほれワンワン」と声をかけたくなってしまいます。

奮闘の甲斐あって、たくさんさつまいもが収穫できました。

何でも遊びに変えてしまう1年生。さつまいものつるを大縄の代わりにしていました。

収穫したさつまいも、今後、給食の食材になるようですが・・・。

おいしくなっているでしょうか。【校長】

スイーツの誘惑・・・

今日と来月、2回に分けて、4年生を対象とした歯磨き指導が行われます。

学校歯科医の武内先生をお迎えし、本校の養護教諭とともに、日頃の食生活で気を付けることやよい歯磨きの仕方について学びます。

子供たちにとって身近なおやつや飲み物にどれだけ砂糖が含まれているか考えます。

スナック菓子、おせんべい、クッキー、あめ・・・

魅力的なおやつや飲み物の中に、スティックシュガー何本分が含まれているか予想します。

結果は、キャラメル1箱でスティックシュガー12本分、ショートケーキ1つで10本分、板チョコ1枚で7本分など。

さらに、飲み物になると、500mLのコーラで19本分、スポーツドリンクで10本分だそうです。

考えただけで口の中が甘くなってきそうです。

一方、自然由来のふかしいもや果物などは0本、麦茶や牛乳なども0本です。

摂取する量や組み合わせが大事なわけです。

さらに、歯磨きの仕方も細かく教えていただきました。

授業のまとめとして、今後気を付けたいことをまとめて、発表していました。

4年生A「歯の生え変わる時期だから、鏡を見て、裏側までしっかりと磨きたいです。」

4年生B「友達とお菓子交換するときには、スティックシュガー何本分か考えて、友達の歯も守るようにしたいです。」

4年生C「飲み物は、麦茶や牛乳、水などを基本として、お菓子もキシリトール入りのものにしたいです。」

校長のそばにいた女子がこっそり話しかけてきました。

4年生D「校長先生、わたし、いつもはグミを5つ食べてるんだけど、これからは3つにしようかなぁ。」

校長「思い切って、おやつなしにしたらどう?」

4年生D「それはちょっと・・・。」

悩める乙女心です。

さて、本日、歯磨き指導を行った4年2組、4組の保護者の皆様向けにC4th Home&Schoolにて「歯垢染め出しのお願いについて」を配信しております。

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、ご家庭で、磨き残しのチェックを行っていただくことになります。

ご協力をよろしくお願いいたします。

4年1組、3組は11/10に実施予定です。同様のお願いをさせていただくことになりますので、よろしくお願いいたします。【校長】

研究授業【目指せスーパー5年生!ICTで縦と横のつながりを生み、成長していく!】

 潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。10月19日に3年生の特別活動の研究授業を行いました。題材名は、「目指せスーパー5年生!高学年への第一歩!」です。

①つかむ【理想的な5年生の姿って?】


はじめに、前時までにみんなで考えた理想的な5年生の姿を振り返りました。4年生は、運動会や縦割りでの5年生の姿だけでなく、実際に5年生の授業を直接見に行くなどして、かっこいいと思ったことなどを学級活動で考えてきました。全部で4つの意見が出ていました。①下学年に優しい②下学年の見本③前向きに学習する④みんなで協力できる。この4つが全て揃って、スーパー5年生になれる、とこのクラスでは考えました。

②探る【現5年生にアンケートを取ってみた!】

 教師がスライドを使いながら、現5年生にとったアンケート結果を確認しました。5年生の子からの生の声ということで、「えー!なんだろう?」と子供たちの関心がぐっと高まるのを感じました。楽しかったことは、八ヶ岳、クラス替え、委員会、新しい友達など。次に、大変だったことを確認しました。委員会、縦割り班遊び、勉強など。委員会が楽しいことのランキングにも、大変なことのランキングにも入っていることに気付き「なんで?」と驚いた4年生。初めてのことだし、休み時間も使うから、という理由を知り「なるほど。」と頷いていました。また、縦割り班遊びでは、いつも一年生のお迎えをしていたことを知り、「そうだったんだ!」と驚いていました。

 かっこいい、と思っていた5年生も、大変だと思うことをたくさん乗り越えながら、「スーパー5年生」になったのだなあ、ということを感じたところで、本時の課題に入ります。

 

③見つける【アナログとデジタルを使い分けて、自分のめあてを見つけていく】


スーパー5年生になるために、今からできることを考えます。まずは、付箋に自分の考えためあてを書く時間です。学級で見つけた「スーパー5年生」の4つの要素を意識しながら、書いていきます。

 

 

その後、一人一人の意見を班で話し合いました。班での意見共有は、デジタルツールは使いません。身近な人には直接、目を見て話すこと、やり取りをしながら学び合うことを大切にしてほしいからです。

付箋を見ながら、Xチャートにめあてを張り付けていきます。Xチャートに貼ることで、「下学年の見本のところが、少ないね。何か考えてみよう。」と、考えを広げることができました。

その後、班でまとめたXチャートをchromebookで写真に撮り、ムーブノートで共有をしました。

ムーブノートでは、このクラスだけでなく、4年生のすべてのクラスの考えが見られるようになっています。

班よりも大きい単位で考えを共有し合う際には、ムーブノートなどのICTツールの活用が効果的です。

 

④決める【ICTで、めあての視覚化。縦・横のつながりを通して、成長していく】


ムーブノートで色々な考えを知った後は、自分のめあてを一つ決めました。スマイルカードに、名前ペンでめあてを記入します。このカードは、廊下に掲示し、どのクラスの子もいつでも見られるようにしていきます。

また、スプレッドシートに、カードに書いためあてを記入しました。このスプレッドシートは、昨年度から引き続き活用しているもので、めあてを立てるだけでなく、毎日の振り返りをすることで、決めたことを実行できるようにしています。このファイルも、クラス全体で共有しているので、友達がどんなことを頑張っているのか、見ることができます。

 

↑スプレッドシート。青丸には児童の名前。シートを変えることで、他の子の頑張りが見えます。

 

 

最後に、「実は…5年生からのメッセージが届いています。」との担任の言葉に、わーっと湧き上がる子供たち。「委員会やクラブなどの高学年の仲間として頑張りましょう。」「大変なこともあるけど、気軽に相談してね。」などのメッセージを読みました。また、動画でのメッセージを見た後には、自然と拍手を送る4年生でした。こうして、縦の学年とのつながりを生むことができるのも、「時間と空間を越えてつながれる」ICTを活用する利点です。

 

 

授業後の研究協議会では、帝京大学教授の福島健介先生に講義をしていただきました。講義の中では、特別活動の授業として完成度の高いものであったこと、「時間・空間を越えた人とのつながり」という点で提案性の高い授業であったことを評価していただきました。

どういう意図をもってICTを使っているのか、常に考えること。「インプットし、人とつながるための道具としてのI CT」なのか「アウトプットし、人とつながるための道具としてのICT」なのかを見極めること。ICTを使う必然性は何なのか、何が良さだったのかをメタ化し、全職員で共有するやったことの意義が共有されることで、研究が深まっていくことを指導していただきました。

また、チャートの使い方、話し合いのゴールを明確にすることの大切さを教えていただきました。Xチャートは分類して、「ここは少ない」「ここは多い」なと気付くツールであることなど、どういう意図をもって使うのか、話し合いの時にどのように活用してほしいのかを明確にする必要性を感じました。また、授業者自評にもありましたが、学び合った内容を自分事とする時間、メッセージを読んでから考える時間など、時間をもう少し捻出した方がいいことを指導していただきました。

ICTツールを使って、先生が話している時間、子供が自分で考えている時間、子供たちが話し合っている時間をグラフ化していただきました。先生が話す時間を減らせそうだ、ということが視覚化できました。授業のあり方を教師がメタ化するためにも、ICTによる分析を活用できることを教えていただきました。

また、次回に向けての課題もいただきました。「主体的」というのは、「自己調整能力(メタ認知)」「情意的な能力(できるかな、やってみようかなという気持ち)」を高めることであり、その視点をもつことが今後の研究に必要なことと感じました。

評価していただいた点、指導していただいた点を学校として振り返りながら、今後ICT活用の意義をメタ化し、共有し、研究を深めていきます。

 【研究推進委員会】

まかせてね 今日の食事

9月のある日、家庭科専科の教員が校長室にやってきました。

家庭科専科「校長先生、今年度の調理実習はどうすればよいでしょうか?」

振り返ると、特に緊急事態宣言が出されていた頃は、会食の感染リスクがクローズアップされ、飲食業に対する制限が厳しく行われていました。

コロナ禍3年目となり、社会の状況も大きく変化してきたように感じます。

家庭科の調理は、学習指導要領にも位置付けられた、取り扱うべき内容です。

調理実習が「できない」とするのではなく、「できるためにどうするか」ということを検討すべきだと考えました。

考えてみると、5年生は、5月の八ヶ岳移動教室で「ほうとう作り」を行っています。

移動教室で調理を行っているのに、授業では調理実習ができないというのも整合性がとれません。

そこで、市教委からの助言をいただきながら、できる限りの感染予防対策をとりつつ、調理実習にチャレンジすることを決め、家庭科専科にGOサインを出しました。

6年生は、「まかせてね 今日の食事」として、野菜炒めの調理に取り組みます。

今日は、まず、献立の基本について考えます。

教科書に出ている、洋食と和食の2枚の食事の写真を見て、共通点を探し、出された意見をChromebookで共有します。

6年生A「ちゃんと、主食、おかず、汁物がそろっている。」

6年生B「5大栄養素のことを考えた献立になっている。」

6年生C「サラダや飲み物なども添えられている。」

よく見比べて、意見を出しています。

家庭科専科「赤・黄・緑をそろえたバランスのよい食事にすることが大事です。」

赤・・・体をつくるもとになる食品(肉、魚、卵など)

黄・・・エネルギーのもとになる食品(ごはん、パン、麺など)

緑・・・体の調子を整える食品(野菜、果物、きのこなど)

家庭科専科が、今日の授業を次のようにまとめていました。

①「主食+主菜」、「副菜+汁物」を意識して献立を立てる。

②栄養バランス以外にも、いろどり、家族の好み、季節感、予算などを考える。

校長の隣で神妙な面持ちで授業を見ていた教員とひそひそ話です。

校長「ねぇ、毎日の献立、こんなにたくさんのことを考えてる?」

教員A「いや・・・無理です。。。」

校長「そうだよねぇ、夕飯、スーパーの半額シールで決めてるもんなぁ・・・」

校長のような考えにならないよう、6年生にはしっかりと学んでほしいものです…。【校長】

全校朝会(運動会の振り返り)

本日(10月18日)、リモートで全校朝会を行いました。

 

まず、子供たちは、校長先生と朝の挨拶をしました。

 

次に、表彰です。剣道の試合で優秀な成績を収めた児童を顕彰しました。

 

校長先生のお話です。今日は、先日開催された運動会の振り返りを行いました。

「皆さんは、運動会に向けて、校長先生との3つの約束のうちの1つ、『何でも一生懸命頑張ること』を守り、練習はもちろんのこと、本番でも力いっぱい取り組みました。」

「運動会前日は雨が降っていたので、校庭で事前の準備ができませんでした。運動会当日には、JSPや地域の皆様、学校の教職員が力を合わせて会場設営に取り組みました。」

保護者の皆様からいただいたアンケートの内容を交えて、各学年の競技や演技について振り返りました。

「今回の運動会で、皆さんの笑顔をたくさん見ることができました。おうちの方のアンケートでも、皆さんの笑顔をみてうれしかったという意見をたくさんいただきました。皆さんの笑顔は、周りの人のことを幸せにします。」

 

最後に、生活指導主任の先生から、校内での生活についてのお話がありました。

 

「運動会は終わりましたが、笑顔を大切にすることは変わりません。今後の大きな行事は、展覧会になります。笑顔いっぱいの展覧会になるように、作品づくりを一生懸命頑張りましょう。」

 

生活科見学(2年生)に向けて・・・

先週の金曜日、10/14に1年生が生活科見学で多摩動物公園に行ってきました。

学校に戻ってきた子供たちは興奮気味に、

「校長先生、コアラがかわいかった!」

「キリンがすぐそばまで来てくれたの。」

などと、留守番役だった校長にたくさん報告をしていました。

そして、今週の10/21には、2年生が同じく生活科見学で多摩動物公園に出かけます。

1年生の見学と、2年生の見学、何が違うのか・・・?

4校時、2年生が体育館に集まっていました。

子供たちを見ると、いつもと違います。

1・2・3組が混ざって話を聞いているのです。

そうです。今回は、動物の観察に加え、学級を解体したグループ行動を行うこと見学のポイントなのです。

学級をバラバラにしてグループ行動を行うことが初めての2年生。

互いに自己紹介をし、リーダー、サブリーダーなどを決め、当日の行動を確認します。

今回の見学では、2年生の定番、「先生、どうすればいいの〜?」が使えません。

自分たちで行動を決め、基本的には自分たちで判断します。

こうしたインポッシブルなミッションを2年生たちは乗り越えることができるでしょうか?【校長】

生活科見学(1年生)

1年生が、生活科見学で多摩動物公園へ行ってきました。子供たちの様子を振り返ってみたいと思います。

 

学校を出発した子供たち。担任の先生の指示に従って、2列に整列して高幡不動駅に向かいます。団体行動が立派です。

高幡不動駅では、京王動物園線のホームに移動し、側面に動物のイラストが描かれた専用車に乗り込みます。

車体側面だけでなく、車内の装飾も動物園仕様となっていました。「うわあ、ぞうさんだ!」と大喜びです。

乗り込んだ後には、公共交通機関のマナーをしっかり守ることができました。

電車に乗っている時間は、わずか3分程。多摩動物公園駅に到着です。既に、多くの園や学校が来園されていました。

多摩動物公園では、たくさんの種類の動物を見学することができました。

子供たちが大興奮したのは、オランウータンのスカイウォークです。オランウータンが糞をする貴重なシーンを見ることができました。

子供たちは、「わたし、トラがすきなんだ。かっこいいよね。」「うわあ、トラと目があったよ!」などと、話をし合っていました。

コアラ館での様子です。

「やったあ!コアラが動いている!」「コアラは、ユーカリを食べるんだよ。」「かわいいなあ。」などと話しながら、子供たちはコアラの様子を食い入るように見ていました。

10時を過ぎたあたりから、子供たちから「今は、何時間目なの?」という質問を受けることが多くなりました。どうやら、お腹がすいてきたようです。いつもの給食の時間より、ちょっと早目の食事をとりました。

昼食は、屋根がある広い場所を確保することができました。

お家の方が朝早くから準備してくださったお弁当をおいしくいただきました。

昼食後には、完全に雨がやみました。雨具を片付けて見学を続けます。

各種動物の手や足と、自分のものとを比較しています。実際に手や足を合わせることで、大きさを実感していました。

キリンが餌を食べる様子を見学しました。間近で見ることができるような工夫をしていただいているので、迫力がありました。

ゾウの見学の様子です。

多くの動物を見学することができ、大満足の子供たち。無事に高幡不動駅まで戻ってきました。学校は、すぐそこです。

「ただいま!」

窓から多くの児童が手を振って出迎えてくれました。

1年生の保護者の皆様には、お弁当や水筒などの諸準備のご協力、心より感謝申し上げます。

実験は、やってみなけりゃ分からない

校内を回っていると、理科室に6年生がいるのが見えました。

中に入ってみると、実験を行う準備をしているようです。

黒板を見ると、「酸性、中性、アルカリ性の水溶液」と書いてあります。

どうやら、水溶液の性質を実験で調べるようです。

食塩水、石灰水、アンモニア水、塩酸、炭酸水の入ったビーカーにそれぞれガラス棒を入れ、青と赤のリトマス試験紙にガラス棒をつけることで反応を観察します。

塩酸は「青→赤」で酸性、アンモニア水は「赤→青」でアルカリ性など、色の変化で性質をまとめます。

ガラス棒をつけた瞬間に色が変わるので、子供たちも驚いた表情です。

赤いリトマス試験紙に食塩水をつけます。

本来、中性のはずなので、色の変化はないはずなのですが、多くの班で、じんわりと「赤→青」の反応が出ています。

これは、からかうチャンス。

校長「お、赤から青に変わったから、食塩水はアルカリ性ってことだねぇ。」

6年生A「え〜、絶対違うよ!中性なはずだもん。」

校長「だって、赤から青になってるじゃない。」

6年生B「塾で、中性だって習ったもん!」

校長「いや、これは潤徳小特製食塩水で、他とは違うんじゃないの?」

6年生C「うん、やっぱり、アルカリ性なのかも・・・。」

校長「ガラス棒に、他の水溶液がついちゃったのかなぁ。」

6年生D「それは、絶対にないです!1回1回、水でしっかり洗ってます!」

科学は実験の積み重ねで実証することにより発展してきました。

ひょっとすると、潤徳小の実験が「食塩水は中性」という定説を覆すことになるかもしれないのです。

しかし、授業を行っている理科の講師の表情はさえません。実は、正確に中性にするのは難しいのです。

テストで「食塩水はアルカリ性」と答えられても◯にすることはできませんし・・・。

(校長が退室した後、別の袋の食塩を使って再実験したところ、ちゃんと中性の反応が出たとのことです。よかった・・・。)

 

理科室を後にし、4年生の教室に行ってみると、ここでも理科の実験の準備が行われていました。

2つの同じ透明なカップに同じ量の水を入れ、1つはラップやふたをし、もう1つはそのままにします。

数日間、置いてみて、水の量がどうなるかを実験するようです。

目に見えない蒸発を学ぶわけです。

 

子供たちが、日なたや日かげのある、教室や廊下のいろいろな場所にカップを置きはじめました。

これも面白そうです。

窓際にカップを置いているグループに声をかけます。

校長「窓のそばに置いておくと、鳥さんがやってきて、水を飲んじゃうかもしれないんじゃない?」

4年生A「そんなはずないよ〜!」

4年生B「そうかも・・・鳥が飲んじゃったら、実験結果が変わっちゃう。場所を変えたほうがいいかなぁ。」

校長「校長室に置いておいたらどうかなぁ。」

4年生C「え、本当にいいの?」

校長「うん。その代わり、のどが渇いたら、校長先生が水を飲んじゃうかも。」

4年生たち「え〜!ダメ〜!!」

実験の結果は、数日後にどうなっているでしょうか。やってみなければ分かりません。【校長】

5年生 総合 米作り~稲刈り~

早いもので6月に植えた稲も収穫の時期を迎え、稲刈りを行いました。
今回は「水辺の楽校」の方々、市役所の職員の方々に加え、保護者の方々、本校で活動しているインターンシップ生の方々にも力をお借りして作業に取り組みました。
鎌を持つ子供たちの姿に若干の不安を覚える担任陣。
しかし、不安とは裏腹に子供たちは上手に鎌を扱い、どんどん稲を刈り取っていきました。
子供たちが刈り取った稲を大人が結い、刈り取り作業を終えた子供たちがそれを運ぶ…。
休みなくてきぱきと働き、無事に稲刈りを終えることができました。
お力添えいただいた皆様、本当にありがとうございました。

次は11月初旬に脱穀の作業を予定しています。

6年生は、540万円!?

本日、6年生を対象とした、日野市の租税教育推進協議会のご協力による租税教室が開催され、4名の税理士の方々に講師として授業を行っていただきました。

社会科の公民分野にあたる内容は1学期に学習済みの6年生。

しかし、用語も含めて、とても理解することが難しかったところですので、国民の義務である「納税」について、しっかり学ぶよい機会です。

身の回りには、税金でつくられたり、運営されたりする公共施設があります。

公共施設にあたるものは何か、クイズ形式で◯✕で答えます。

学校・・・◯ 道路・・・◯ デパート・・・✕ 遊園地・・・✕

順調に答えていきますが、だんだん、判断に迷うものも出てきます。

公衆電話・・・?? 電柱・・・?? など。

ちなみに、公衆電話も電柱も公共施設ではありません。

以前は公共施設だったものが、民営化され、民間の会社の管理下になっているものもあるわけです。

公共施設である学校の校舎の建設には約10億円、体育館には約2億円がかかるとの説明を受け、子供たちも驚いていました。

税の種類も学びます。

小学生のうちは、消費税くらいしか意識がありませんが、働くようになれば所得税、20歳を過ぎるとたばこ税や酒税、会社を立ち上げれば法人税、自分が亡くなった後には相続税など、人生の様々な場面で税金が関わること、税の種類は約50種類あることなどを教えていただきました。

超一流のスポーツ選手になれば、何十億円もの所得税がかかる場合があることを聞き、子供たちもびっくりです。

税金を集めるときに大事なことは、「平等」ではなく、「公平」なこと。

一見、「平等」がよいように思えますが、収入によって税の負担感が大きく変わってしまうので、「公平」であることが求められるのです。

実際にシミュレーションを行い、グループで相談して、「公平」な税の在り方について考えました。

最後は、「1億円」を持たせていただきました。

重さは約10kg。

実際の重さだけでなく、価値の重さについても考えてほしいものです。

授業の中で、小学生1名にかかる1年間の税金は約90万円との話がありました。

ということは、6年間で約540万円、本校の6年生全体では約7億円もかかっていることになります。

将来の納税者として、この租税教室を通して税の重要性をしっかり認識してほしいと感じました。

・・・と、約10億円の校舎でこの記事を書いている私の責任も痛感しているところです。【校長】

児童集会

本日(10月13日)の朝の時間、オンラインで児童集会が開催されました。

 

コロナ禍前には、児童集会といえば、校庭や体育館に全校児童が一堂に会して、体を動かずゲームを行うことが一般的でした。しかし、現在は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、接近や密集、近距離での活動は、可能な限り避けるようにしています。しかも、本校の児童数は、700名を超えます。

したがって、集会委員会の子供たちは、各教室で全校児童が安全に楽しめる集会の内容を企画しなければなりません。なかなか難しいミッションです。

今日の児童集会は、集会委員会の子供たちが知恵を絞って考えた、オンラインで楽しめる「物探しゲーム」です。

 

全校児童が各教室の大型モニターで探す物は、この「ハロウィングッズ」3点です。

集会委員の子供たちは、この時期にちなんだ「物」をセレクトしています。

 

 

教室でモニターを視聴しながら、ハロウィングッズを探す子供たちの様子です。

書籍「ウォーリーをさがせ!」のような要領で楽しむゲームだと考えていただければ分かりやすいと思います。

 

集会委員会の子供たちは、体育館に集結して、ライブ配信をしています。体育館の中には、3点のハロウィングッズが隠されています。体育館内部の様子を出すとともに、適宜「ここにあるかな?」「どこかな?」などと集会委員会の子供たちのナレーションが入り、ゲームを盛り上げます。

 

教室からは、「あ!あった!!!」というような歓声が聞こえてきました。「3つクリアした!」「わたしも3つ見付けられたよ」とうれしそうに報告してくれる子供たち。

 

教室で視聴していた子供たちは、大満足のご様子。拍手も聞こえてきました。

まさに、本校のキャッチフレーズ「笑顔招福」そのものの児童集会となりました。

 

対する、集会委員の子供たちや担当の教員は「教室の児童のリアクションが分からなくて・・・」と少し心配そう。

しっかり盛り上がっていた様子を伝えると安堵の表情を見せました。

このホームページを見て、さらに安心をしてくれるとうれしいなと願っています。

次も期待していますよ!

【研究推進委員会より】研究全体会がありました

 今日の放課後は、研究全体会がありました。

 今年度、潤徳小学校は「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに、授業改善を勧めています。

 校長からは、前回の英語専科の授業をふまえて、話がありました。


「市内の校長会での集まりでも、本校の取り組みについてお話をする機会があります。前回の授業でもそうでしたが、校内以外の来校者から授業を参観したいとのお話をいただくことがあり、本校の校内研究に対する関心の高さが伺えます。今後も、子供たちの主体的に学びにつなげていくために一人一台端末がどう活用できるのか、研究を深めていっていただきたいと思います。」

 

 専科グループは授業の振り返りを、低中高学年グループは次回行う研究授業についての協議を行いました。

 


 10月26日は、4年生の特別活動の研究授業があります。中学年グループの話し合いにお邪魔してみると、掲示物と指導案を見ながら、どうすれば子供たちの学びが深まるのか、熱い話し合いが繰り広げられていました。

 

 運動会も終わり、授業作りに一段と熱が入る教職員一同でした。

 

(研究推進委員会より)

運動会の余韻

運動会という大きな行事を終え、日常の学校生活が戻ってきました。

とは言っても、学校生活では「振り返り」が大事。

学校の様子を見ていると、運動会で印象に残ったことをまとめている学級があります。

1年生が運動会で思い出に残ったことを書いていました。

「いっぱい たまがはいって うれしかったです。」

「おどりを いっしょうけんめい がんばりました。」

など、文にまとめています。

校長としては、内容もそうなのですが、入学したばかりのときは、ひらがなもたどたどしかった子供たちが、文でまとめることができるようになった成長ぶりがうれしく感じます。

3年生も振り返りのメモを作っていました。

「潤徳ハリケーン」、楽しかったという感想が多く見られました。

4年生になると、作文用紙にまとめていました。

ふと、見ると、

「おじいちゃん、おばあちゃんが、エイサーでおどっているところをがんばったねとほめてくれました。みんなで、録画を見ました。」

などと書かれています。

10月の学校だよりで、私は、「おじいちゃん、おばあちゃん、お孫さんの活躍をご覧ください!」とのタイトルで、今回の運動会では、入場制限を行わないので、祖父母の皆様にもご来校いただけることをお伝えしました。

多くの祖父母の皆様にも、子供たちの元気の様子をご覧いただけたようで、よかったと思います。

4年生の別の学級では、全体で振り返りを行っていました。

特に、5・6年生を見てどう思ったかということを話し合っていました。

4年生A「5年生は、50m走で自分の順番が来るまで、背筋の伸びた体育座りで待っていて、すごいと思いました。」

4年生B「6年生は、係の仕事をして、下級生の面倒とかを見てくれているのに、自分たちの潤徳ソーランもかっこよく踊っていて、さすがだなと思いました。」

4年生は、あと半年で高学年の仲間入りです。上級生の様子をよく見て学ぶことも大事です。

2年生は、思い出深い「マイ花笠」を前にして、振り返りを行っていました。

2年生A「おばあちゃんが、花笠音頭が上手だったってほめてくれて、シャインマスカットを食べさせてくれました。」

「笑顔招福」だったようですね。【校長】

笑顔あふれる運動会

予定どおり運動会を開催でき、大きな怪我や事故もなく、無事に終了できました。

今日のプレイバックです!

開会式です。

校長からは、予告どおり「脱マスク宣言」をし、たくさんの笑顔を観客の皆様に届けましょうと訴えました。

1年生の「児童代表の言葉」です。

初めての運動会で頑張りたいことを大きな声で伝えることができました。

3年生の50m走、2年生、1年生の40m走です。

自分のコースを力いっぱい走ることができました。

3年生の「潤徳ハリケーン」です。

3人で協力して、長い棒をコントロールして走り切りました。

最後に「ス・マ・イ・ル」と垂れ幕で表示され、子供たちも観客の皆様も思わず笑顔です。

2年生の「−笑顔の花咲く−潤徳花笠音頭」です。

さすが本番、隊形移動もばっちり。大きな掛け声で元気いっぱい踊ることができました。

1年生の「玉入れ王に おれはなる!!!!」です。

たくさんの観客の皆様に見ていただいてうれしかったのか、キレッキレのダンスを披露することができました。

肝心の玉入れは・・・何と、同点の引き分け。こんなこともあるのですね。

4・5・6年生の50m走です。

さすがに上の学年になると、力強さが違います。

4年生の「琉球の風〜エイサー 島唄〜」です。

演技が始まると、観客の皆様がシーンとなりました。子供たちの真剣さと集中力が伝わったのでしょう。

最後のポーズを決め、たくさんの拍手をいただいたときの子供たちの誇らしげな笑顔がとても印象的でした。

5年生の「私は最強!!〜迷わず引けよ 引けば分かるさ 2022〜」です。

通常の綱引きに加え、担任とのじゃんけんに勝てば加勢できる応援綱引きを組み合わせた競技になりました。

白が4連勝と一方的になってしまいましたが、進行役の児童のDJのような演出もあり、盛り上がりました。

そして、6年生の「潤徳ソーラン〜The Big Swell〜」です。

最後の運動会との気迫が伝わり、圧巻の演技でした。

運動会は、6年生が下級生に圧倒的な力の差を見せつけることが大事です。

まさに、「潤徳の6年生、ここにあり!」といった素晴らしい演技だったと思います。

閉会式では6年生の代表児童が運動会を総括しました。

聞いている子供たちは、どの子も満足そうでした。

全力を出し切ったのでしょう。

 

コロナ禍で、何がベストの運動会なのか、迷いながら試行錯誤を続け、今回のような形式に至りました。

初のオンライン配信、密を避けるための二部制、演技をご覧いただく場所を増やすためのテントの撤去など、新たな挑戦を取り入れた運動会でしたが、いかがだったでしょうか。

C4th Home&Schoolでアンケートを配信しましたので、ぜひ、ご意見をお寄せください。

よろしくお願いいたします。

 

閉会式で、保護者の皆様へのお願いとして、「帰宅したら子供たちの頑張りをぜひほめてください、そこで、親子一緒に笑顔になれたら『笑顔招福』の運動会が完結です。」とお話ししました。

この運動会がきっかけとなり、それぞれのご家庭で笑顔があふれ、幸せにつながってくれたら、校長として、これほどうれしいことはありません。

秋らしいよい天候に恵まれ、気持ちのよい運動会になりました。

今日の運動会の実施に向け、「高幡イーグルス」やJSPの有志の皆様には大変お世話になりました。

また、立ち見でご不便をおかけしたにもかかわらず、おいでいただいた皆様の参観のマナーが大変素晴らしかったこともとてもありがたく感じました。

本校の運動会に関わられた全ての皆様に御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。【校長】

メイキング オブ 運動会2

早朝からの準備で、会場がほぼ整いました。

JSP(旧PTA)のボランティアの皆様にも表示等を手伝っていただきました。

ありがとうございます!

運動会のスローガンの下、素晴らしい運動会にしたいと思います。

初の「運動会オンライン中継」。

昨日までの雨で、当日の場所でのテストができず、ぶっつけ本番の中継になります。

実は、仕組みは学年ごとの中継機を並べたアナログなものです。

繰り返しになりますが、定点撮影で、あくまで進行状況をお伝えするのが目的です。

生の迫力は、どうぞ、会場でご覧ください。

担任たちも心を込めて子供たちを迎えます。

さぁ、最高の1日を!【校長】

メイキング オブ 運動会

実施は決めたものの、校庭のコンディションはまだ良好とはいえない状況です。

本校の校庭を使用している少年野球チーム「高幡イーグルス」の有志の皆様が早朝にもかかわらずお越しくださり、校庭整備を手伝ってくださっています。

本当に感謝、感謝です。

日頃から、本校を使用してくださっているだけあって、「プロ」の整備で水たまりもなくなりました。

現在、急ピッチで準備中です。

予定どおり開会式を迎えられるよう、全力で準備を進めます!

なお、今日は、それほど気温が上がらず、熱中症のおそれも少ないと考えています。

少しでもご来校いただいた皆様が参観しやすいよう、「ノーテント」に会場をしてみようと思います。

少し、シャッターチャンスをねらえる場所が増えるものと考えました。

無粋なテントを撤去し、皆様と一緒に秋の1日を楽しめるようにします!

新たな取組に挑戦です。【校長】

運動会、実施します!

おはようございます。

薄曇りの運動会日和です!

校庭は、少し水たまりが残っていますが、実施に支障はなさそうです。

本校の女神、晴れ女の体育主任が秋雨前線を宣言どおり吹き飛ばしてくれました。

運動会前哨戦は本校の圧勝です!

この勢いで、運動会の成功につなげたいと思います。

多くの保護者等の皆様のご来校をお待ちしております!【校長】

あ〜した てんきになぁ〜れ!

運動会前日。

にもかかわらず、朝から無情の雨が降り続きます。

「人事を尽くして天命を待つ」という思いで、雨の降りしきる中ですが、教職員と6年生とで力を合わせて前日準備を行いました。

はじめに体育館に全員集合して、今日の時点でできる準備内容を確認します。

その後は、それぞれの分担に従い、準備を進めます。

トイレは、1階トイレを使用するので、シートを敷いて、靴のままで利用できるようにします。

一生懸命書いた、大プログラムを3階の窓に貼り出します。

当日用のタスキを身に着けた応援団。気合を入れて、本番の流れの確認です。

救護係の子たちは、当日、熱中症予防のための水分補給を促すミニ看板をつけて、会場を練り歩きます。

当日使用する用具も最終確認です。

プログラムに沿って、当日の放送原稿を読み上げ、練習を繰り返します。

このように、できるだけの準備を行いましたが、校庭で準備すべきものも多く、明日の朝に繰り越すものもかなりあります。

また、雨が止んだとしても、水たまりやぬかるみが残っている可能性があり、明日の朝、校庭整備が必要になるかもしれません。

児童の演技場所を優先して準備を進めるため、校庭周辺など、準備が行き届かない箇所が出る可能性がありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

今日の14時時点では、校庭は水浸し状態。

明朝、どうなっているでしょうか・・・。

 

先週末、週間天気予報を見ていたところ、降水確率が「10/7・100% 10/8・90%」となっていました。

このことを踏まえ、体育主任の教員とこんな話をしました。

校長「10/8の当日の天気、心配だよねぇ・・・」

体育主任「いえ、そんなことありません!絶対やります!!私、晴れ女ですから!」

いくらなんでも、天気を変えることは難しいのでは・・・と考えていたところ、本日11時発表の気象庁の日野市の天気予報は、次のようになっていました。

秋雨前線と、本校の晴れ女とどちらが勝つのか・・・

運動会の「前哨戦」も見逃せません。【校長】

雨天決行!運動会リハーサル

明後日に迫った運動会。

今日は、各学年の総仕上げ、運動会リハーサル日です。

あいにくの雨天で、校庭でのリハーサルは行えませんでしたが、体育館でリハーサルを決行です。

まずは、3年生。

50m走の走順の確認です。

写真では分かりませんが、体育館には「天国と地獄」などの定番の「かけっこBGM」が流れています。

実は、リハーサルは、各学年の仕上げの練習であるのと同時に、放送機器の確認をしたり、演技時間を確認して、当日の進行の予想を立てたりする大事な場でもあるのです。

当日をイメージして、演技紹介の台本をインターンシップの学生に読んでもらいました。

音楽や放送が入ると、雰囲気が本番のようになってきます。

続いて、2年生。

「−笑顔の花咲く−潤徳花笠音頭」の練習です。

本番用の花笠で踊ります。

キレのある踊りに加え、掛け声も揃って、仕上がりは万全といったところ。

あとは、当日、隊形移動が上手にできるか・・・。

今度は、1年生。

「玉入れ王に おれはなる!!!!」の練習です。

体育館ですから、実際の玉入れはできません。

「エア玉入れ」になるのですが、これまで繰り返し練習しているので、子供たちは「投げたふり」を上手にしています。

今年、評判となった「ONE PIECE FILM RED」の主題歌「新時代」に合わせてかっこよく踊り、玉入れもする1年生。

必見です。

今度は、4年生。

夏休み明け以来、教室でも繰り返し練習してきた「琉球の風〜エイサー 島唄〜」です。

本番用のサージを頭に巻いて、一糸乱れぬ見事な踊りを披露する4年生。

公開するか、大いに迷いましたが、最後の決めポーズです!

きっと、本番では、大きな拍手に包まれることでしょう。

次は、5年生。

「私は最強!!〜迷わず引けよ 引けば分かるさ 2022〜」の確認です。

最終練習で「エア綱引き」をするのは、苦しいところですが、入場から退場までの流れをもう1回確認します。

なお、ここまで秘密にしていますが、5年生は、単なる綱引きではありません。

どんな工夫があるかは、当日のお・た・の・し・み。

そして、最後は6年生。

「潤徳ソーラン〜The Big Swell〜」の練習です。

これも、公開するか大いに迷いましたが・・・大サービスで、演技最後の決めポーズの公開です。

当日の衣装を着て踊る6年生の姿は迫力満点。

当日、圧倒されること間違いなしです!!

・・・というわけで、リハーサルの様子をお伝えしました。

ちょっとサービスしすぎで、秘密を守っていた担任たちからは怒られてしまうかもしれませんが、生で見る子供たちの輝きは写真ではお伝えできません。

きっと、「笑顔招福」の運動会になるものと確信しています。

あとは、当日の天気ですね。。。【校長】

怪我や病気をしないように・・・

運動会本番まであと少し。

最後の追い込み練習に各学年とも熱を上げているところですが、ちょっと気になるのが、怪我や病気が増えていること。

また、寝不足だったり、朝ごはんを抜いてきたりして、朝から保健室に体の不調を訴える子も見られます。

運動会練習や休み時間の外遊びで転んで、「痛いよ〜!」と保健室に駆け込む子もいます。

状況によっては、保健室が「野戦病院」のようになることもあります。

特に怪我については、骨折などの大きな怪我も発生しています。

発生原因が、「走っていて転んだ」といったものが多く、ちょっとしたことでも大きな怪我に結び付いているのが現状です。

コロナなどの影響で、体を鍛えることが少なくなっていることで、大きな怪我につながっているのかもしれません。

また、転び方も、手をつかずに、顔に怪我をしてしまうなど、うまくできていないと感じることもあります。

保健室前には、養護教諭からの手作り応援メッセージが掲示されています。

体調万全で運動会本番に臨めるよう、怪我や病気に気を付ける生活を送ってほしいと思います。【校長】

くだもの、だ〜いすき!!

今日、給食時に3年生の教室で準備の様子を見ていたところ、こんな会話になりました。

校長「シャインマスカットって、おいしいよね。」

3年生A「うん、僕も大好き。」

すると、毎日、栄養士が発行している「本日の給食ニュース」が読み上げられました。

3年生B「今日は、日野市の『阿川園』というところでとれた、シャインマスカットです。潤徳小では、梨も『阿川園』からいただいています。・・・」(詳しくは、こちら

3年生たち「え〜!!」

3年生たちが驚くのも無理はありません。

給食を食べた後の5・6校時に社会科見学として訪問するのが「阿川園」だからです。

「阿川園」は、学校から歩いて20分ほどのところにある果樹園です。

「阿川園」の阿川様から栽培の様子を伺います。

「阿川園」では、梨を19種類、柿を2種類、ぶどうを4種類、50mプール9つ分の広い敷地で栽培しているそうです。

特に、梨の木は120本。手間をかけて1本1本育てているとのことです。

ただし、梨は、支えている軸の部分が弱く、風ですぐ落ちてしまうそうです。

先日の台風でも、150個ほど落ちてしまったとのことでした。

年間で3万個ほど収穫がありますが、落ちたり、虫に食べられたりして、出荷できるのは8割ほどとのことで、繊細で栽培には神経を使うことが分かりました。

そのため、収穫期の3か月ほどは、朝5時から夜6時頃まで、1日の休みもなく作業をされるとのことです。

今年の夏の暑さを考えると、大変な重労働であることが想像されます。

収穫された新高(にいたか)などを見せていただきましたが、とても大きく立派な梨です。

子供たちも「おっきい〜!」などと歓声を上げていました。

今日は、とても暑くなりましたが、梨の木でちょうど日差しが遮られ、木漏れ日で気持ちのよい感じでした。

子供たちも静かに話を聞き、メモを一生懸命とっていました。

こんな質問をする子がいました。

3年生C「どうして、このあたりで梨がとれるんですか。」

阿川様「浅川もあるし、水がとてもよいからです。梨は80%以上が水分なんですよ。」

さすが、緑と清流のまち、日野市。おいしい果物が育つわけです。

実際に梨がいっぱいなっている木の下を通って、子供たちも大喜び。

3年生D「今度、お母さんと『阿川園』に行って、梨を買ってもらおうかなぁ・・・。」

気持ちは、とてもよく分かります。

「今日のシャインマスカット、とてもおいしかったです!」

などと、阿川様にお礼を伝える子供たちもたくさんいて、とてもよい見学になりました。【校長】

縁の下の力持ち

運動会は、全校を挙げての行事ですので、教職員だけでは運営することが難しい面があります。

そこで、6年生が運動会の係活動として、進行の手伝いを行います。

今日は、2回目の係活動日でしたので、一部の係の様子をお知らせします。

こちらは用具係です。プログラムに沿いながら、校庭のどこに、どの用具を置くか確認します。

こちらは、児童・表示係です。徒競走の何レース目かを表示する練習です。

こちらは、誘導係です。「40m走」、「50m走」の順位をつけ、素早く所定の場所まで誘導する練習です。

こちらは、装飾・会場係です。当日の飾り付けの準備を一生懸命頑張っています。

こちらは、救護・大プログラム係です。当日は、校舎の窓に大プログラムを貼り出します。その準備です。

こちらは、計時係です。当日の競技の計時を行い、進行の調整を行うことが主な仕事なのですが、今年度はオンライン配信を取り入れることになったので、保護者等の皆様から「申請」が殺到した場合、人海戦術で「承認」する手順を確認しています。初のオンライン配信。うまくいくかは、この係がカギを握りそうです。

こちらは、準備体操・整理体操係です。今日の全校練習でも前に立って見本演技を行いましたので、当日に向けて、細かい点を確認です。

こちらは、応援係です。コロナ禍前は花形だった応援。今年度、復活です。

しかし、大声は出せません。手拍子だったり、ウエーブを使ったり・・・試行錯誤して、新たな応援方法を考えています。

当日は、こうした6年生の縁の下の力持ちの活躍も期待しています!【校長】

脱マスク宣言!

いよいよ今週の土曜日、10/8は、運動会本番です。

週間天気予報では、今一つの天候のようですが、よい方に予報が変わるよう、祈る日々です。

さて、今日の2校時は、運動会の全校練習が行われました。

その際の様子は、1つ前の記事に掲載されていますので、そちらをご覧ください。

私からは、全校練習内で、校長から子供たちに話した内容のうち、「マスク」に関することをお伝えします。

・コロナが流行する前、マスクは「具合の悪い人」がつけるもので、「風邪をひいているよ」とか、「花粉症で苦しいよ」などといったサインとも言えるものだった。

・今は、毎日、マスクをつけることが当たり前のようになっているが、運動会は「具合が悪い」ところではなく、元気いっぱい演技をしているところを発表する場であり、昔なら、マスクをつけて演技をしていたら、「潤徳小の子は、みんな具合が悪いのかな。」と見られていたはずである。

・1年生は「玉入れ」で思いっきり玉を投げる。3年生は、「台風の目」で思いっきり棒を持って走る。5年生は「綱引き」で思いっきり綱を引っ張る。マスクをしていて、「思いっきり」競技ができるだろうか。

・2年生は「花笠音頭」で「ヤッショ、マカショ」、4年生は「エイサー」で「イーヤーサーサー」、6年生は「潤徳ソーラン」で「ドッコイショ~ドッコイショ!」などと踊りながら掛け声をかけるが、マスクをしたままで、最高の掛け声が観客のみなさんに届くだろうか。

・さらに、6年生は小学校最後の運動会である。卒業アルバムに載せるための写真も撮影される。マスク姿で「具合が悪い」ような写真が記念に残ってもよいだろうか。

・座席で応援しているときは、思わず友達と話したりすることもあると思うので、マスクをつけるが、開会式や閉会式、自分の演技のときはマスクを外して最高の姿をお見せできるようにしよう。

実は、校長からは、1学期から熱中症対策として、外遊びのときや登下校のときなど、屋外で他人との距離がとれるときはマスクを外すことを強く推奨してきました。

しかし、感染予防対策というより、「習慣やマナー」といった側面が強くなる中、マスクが「顔パンツ」状態になっていて、外すことにかなり強い抵抗感を示す子供たちが一部いるのが実態です。(大人もそうかもしれません)

本校の学校キャッチコピーは「笑顔招福」。

年間の最大の行事とも言える運動会で、子供たちの笑顔をできるだけお見せしたい、その姿を見ることで、保護者等の皆様にも幸せな気持ちになっていただきたい・・・と校長として強く願っており、今回、マスクについては、かなり踏み込んで子供たちに話をしました。

ただし、運動会当日までは、練習時を含め、感染予防対策を徹底して行ってまいります。

本番までに体調を崩したり、怪我をしてしまったりしては、最高の笑顔を披露できなくなってしまいます。

ご家庭での体調管理にもご留意くださいますよう、お願いいたします。【校長】

運動会全校練習

本日(10月3日)の2校時、校庭で、運動会全校練習を行いました。

全校児童が一堂に会して実施する練習は、この1時間のみとなります。

この1時間で、「開会式」や「閉会式」、「準備運動」、「応援」、「隊形移動」などの練習などが、効率的かつ効果的に行えるように、本校の体育的行事員会の教員が知恵を出し合って計画を立てました。

 

1校時が終了すると、全校児童が速やかに校庭に集合し、整列をしていました。

 

 

開会式と閉会式の練習の様子になります。

式の進行は、代表委員会の児童が担当をします。

校長先生から運動会に向けてお話をいただきました。

開会式では、1年生による児童代表の言葉があります。

閉会式では、6年生による児童代表の言葉があります。

 

隊形をかえて、応援の練習です。

ウェーブや手拍子など、楽しみながら行いました。

児童はもちろん、ご覧いただく保護者の皆様に「笑顔招福」になっていただくことができるような運動会になるように、残りわずかではありますが教職員一同、努力していきます。

ありがとう、さようなら

今日は、教育実習生の実習最終日でした。

最終日は、「1日担任」の日となります。

運動会練習では、子供たちに細かい指示を出します。

給食でおかわりをする子にも対応です。

担任の業務の多さを感じていたことと思います。

実習最後の時間、5校時は、お別れ会が開催されました。

一緒にゲームなどをしているときは楽しそうでしたが・・・。

 

最後の「別れの言葉」になると、ちょっとしんみりモード。

実習生からも、一人一人に手紙を渡すなど、心温まるシーンもありました。

実習生にとっては、子供たちの成長を間近で見ることができた貴重な機会だったと思いますが、実は、実習生自身が大きく成長した4週間だったと感じます。

将来、教師になったときに、本校での経験を役立ててほしいと期待しています。【校長】