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今年度最後の校内研究会です
今年度最後の研究全体会がありました。今年の研究テーマは「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~です。
初めに、校長から今年度の研究を振り返っての話がありました。
「校内研究は、いかに学んできたことを日常に生かしていくかが大切です。先日の道徳地区公開講座でも、Chromebookを授業に活用しているクラスが多く見られました。また、本日にいたっては、1年生が保育園との交流でChromebookを大いに活用していて、学校生活の様子を動画で子供たち自身が紹介していました。低学年からICTをこれだけ活用していることから、今年度の研究の成果を感じられました。
来年度は、熊本との交流授業など、より「時空を超えた」ICTの利活用が進むことを願っています」
副校長からは、教員に必要な資質・能力について話がありました。
「これからの時代の教員が身に付けるべき資質・能力に、特別支援教育や、今年度研究をしている『ICTの活用能力』が挙げられます。今後も、より質を高めていく良い研究になっていくことを願っています。」
全体会後は、ICT支援員の方を講師にお招きしてのワンポイントOJTがありました。そのなかで、「潤徳小は、いつ来てもどこでも使っている」そうです。研究推進委員会としてとても誇らしく思いました。
OJTでは、Chromebookの活用事例をたくさん紹介していただきました。Meetでの授業、スプレッドシートを活用した面積の学習、跳び箱で自分の動きをスローで再生する、Scratchを用いたリズム学習など、「こんな使い方もあるのか」とたくさんの学びがありました。
また、成績処理や校務など、仕事をする際の時短技もいくつか紹介していただきました。子供たちと関わる時間、よりよい授業を作っていく時間を捻出していくためにも、ICTは欠かせません。
今年1年間の研究を通して、潤徳小の子供たちがChromebookを学びに活用することがぐっと増えてきたのをひしひしと感じています。はじめのうちは教員も手探りで「とりあえず使ってみよう」という感じでしたが、今では「ここで使うと、より学びが深まる」「ここで使うと、より対話が広がる」「ここで使うと、より効率よくできる」など、質を高めていく段階にまでなってきました。
また、授業の中だけでなく、委員会やクラブ活動など、子供たちが「これ、スライドを使ってみんなに説明したいんですけど見てもらえますか」と提案することも増えてきました。子供たちがChromebookを一つの道具として、主体的に活用している姿を見て、頼もしく感じています。
これからの時代を担っていく子供たちが、生活に不可欠になっていくであろう新しい技術に飲まれることなく、主体的に自分たちの思いを実現していけるよう育っていくことを願いつつ、今年度の研究推進委員会からの報告を終わります。
【研究推進委員会より】
保育園・潤徳小交流会2
昨日に続き、1年生と近隣保育園の年長児との交流が行われました。
今日は、1年4組の児童が交流担当です。
今回は、「あらい保育園」の年長児17人と先生方が来てくれました。
1年生の説明を静かに聞く年長児たち。みんなよい子です。
学校紹介を行うブースに案内します。
同じ教室内ですが、迷子にならないよう、自然に手をつないで誘導です。
持ち時間5分で、テーマごとのブースで説明を行い、ローテーションする方法です。
給食の説明を食い入るように見つめる園児たち。
本校の給食はおいしいですよ。
「先生」を紹介するブースがありました。
タブレットには、私の写真が写っています。
1年生A「こちらは、こうちょう先生です。とてもやさしいです。すきなものは、きゅうしょくです。」
よく分かっています。花マルです。
交流の最後は、感想発表です。
1年生A「年長さんが、しずかにきいてくれたからうれしかったです。」
年長児A「学校が、とても楽しみになりました。」
1年生B「年長さんの しせいがとてもりっぱでした。」
年長児B「お話がとてもわかりやすかったです。」
互いのよいところをたくさん発表し合うことができました。
昇降口で、校長も手を振りながら見送りました。
年長児C「また、入学式でね。」
楽しみにしています。【校長】
クラブ発表会3
今朝は、3回目のクラブ発表会が行われました。
今回も、中継会場は6年4組で、5年生の代表委員が司会をします。
最初は、昔遊びクラブです。
学校にあるけん玉、お手玉などで遊ぶクラブです。
和気あいあいと活動する様子が紹介されました。
続いて、陸上クラブです。
クイズでは、50m走や100m走での世界記録が出題されました。
100m走の世界記録は、ウサイン・ボルト選手の9.58秒。
2009年に出された記録ですが、その後破られていないので、その偉大さが分かります。
最後は、ラケットベースボールクラブです。
20人の部員が、試合を中心に活動しているところが紹介されました。
発表の様子を真剣に見ている5年生たち。
来年度になったら、自分たちが下級生を引っ張っていかないといけません。
クラブ発表会の4回目は、明後日、2/24の予定です。【校長】
校長、ほろ苦YouTuberデビュー!
先週の学校公開でのこと。
保護者等の方に昇降口付近でお礼のあいさつをしていると、多くの方から、「校長先生のブログ、いつも見てますよ!」とか「熊本潤徳との交流、楽しみにしています!」などとお声掛けいただきました。
コロナ禍で、なかなか学校の様子をご覧いただくことができないため、校長自身の目で見た学校の様子をお伝えしたいと思い、できるだけ、記事を書いてまいりましたが、反響の大きさに驚くことがあります。
しかし、なかなか、写真と文字だけでは、子供たちの様子をお伝えすることが難しく、特に私の重視する「笑顔」をお届けすることができません。
そこで、しばらく前から、動画を公開することができないか研究を進めてきました。
昨年は、運動会や展覧会、また、6年生の連合音楽会の壮行会の様子などを動画で公開する新たな取組を始めたものの、技術的にはICTに堪能な教員を中心に行っていました。
校長自身も技術を身に付けたいと一念発起し、今回、音楽クラブの児童が校内演奏発表会を行うことから、これを校長単独で動画配信することを計画しました。
You Tubeで配信すると、誰もが閲覧できてしまいます。
個人情報に厳しくなった時代ですので、限定公開に設定し、それをGoogle サイトに埋め込む形にして、配信することにしました。
C4th Home&Schoolで保護者等の方にお送りしたアドレスを知っている方しか閲覧できないようにしているので、個人情報の面はある程度クリアできているはずです。
肝心なのは、校長自身の技量の問題。
昼休みになり、お客さんの低学年の児童が音楽室に集まり、音楽クラブの児童もスタンバイします。
ライブ動画配信開始!
しかし、ふと、画面を見ると校長の顔や天井が配信されています。
タブレットのフロントカメラとバックカメラの設定がうまくいっていなかったようです。
せっかく三脚で固定したのに、それを急いで外して、手動で撮影・配信することに・・・。
たぶん、手ブレの激しい動画が配信されてしまっていたと思います。
ご覧になった方、すみません。
音楽クラブの演奏曲は、YOSOBIの「三原色」。
難しい曲ですが、しっかりと演奏し、観客の低学年の子たちから大きな拍手を浴びていました。
配信ボタンを押したら、のんびりと子供たちの演奏を鑑賞しているつもりでしたが、結局、バタバタとなり、うまく配信できたかも確認できない状況に。
テレビの生放送をしている方は、すごいことをされているんだなぁと感心します。
明日、今週の金曜日と、音楽クラブの発表会が続くので、校長配信も再チャレンジしたいと思います。
それにしても、今日は、全校朝会→高幡不動尊→起震車体験→年長児との交流→音楽クラブ配信と分刻みの行動となりました。
その結果、過去最高の校長ブログ1日4本と、You Tubeライブ限定公開配信1本。
校長退職後は、ブロガーやYouTuberでやっていけるかなぁと一瞬思いましたが、今日の初配信の閲覧数は「8」でした。
トップYouTuberへの道は厳しいようです(苦笑)【校長】
保育園・潤徳小交流会1
2月の初旬、1年生の担任たちが神妙な面持ちで校長に尋ねてきました。
1年担任「校長先生、今年は、生活科の『もうすぐ2年生』の学習で、保育園児と1年生との交流をしてもよいでしょうか?」
校長「もちろん、いいですよ。」
即答で了承です。
幼児教育と小学校教育との連携の重要性が叫ばれる中、コロナ禍が大きな影を落とし、園児と1年生との交流がここ数年、控えられてきました。
しかし、これから、入学しようとする園児たちに「営業」をするのは当然のこと。
時間があまりないため、校長自身が近隣の保育園4園を直接訪問し、園長先生等に交流の再開をお願いしたところ、4園とも快諾いただきました。
今日は、1回目として、本校の隣にある「たかはた北保育園」の年長児が来校して、主に1年3組の児童と交流しました。
まずは、2時間目、年長児が1年生の授業の様子を参観します。
内容は、国語の「これはなんでしょう」です。
3つのヒントを考え、答えを当てるクイズです。
ヒントの出し方により、クイズの難易度が変わります。
1年生の授業ですが、当然ながら、年長児たちも手を挙げます。
1年生A「1年生じゃなく、年長さんを指して答えてもらって!」
1年生B「年長さんたちは、間違えてもいいから、答えていいんだよ。」
”先輩風”を吹かせる1年生たち。
年長児たちも緊張しながら答えています。
3時間目は、1年生が学校生活に関する様々なブースを設け、年長児に説明します。
例えば、「1にちの せいかつのこと」では、登校から下校までの1日の流れを説明します。
「べんきょうのこと」のブースでは、体育で跳び箱を練習しているところの動画を使って説明していました。
去年の9月から学習者用端末を使い始めた1年生たち。
半年も経たないうちに、写真や動画を使ってプレゼンを行うわけですから舌を巻きます。
ところが、もっとすごいと思うのは、それを見ている年長児たちが全く驚く様子がないこと。
さすがは、デジタル世代の子供たちという感じです。
驚いているのは、校長と園の先生といった大人たちだけです。
来年度からは、1年生は入学当初から学習者用端末を使用できるようになります。
早い話ですが、来年度の交流会は、さらにバージョンアップしそうです。
年長児を前に、校長からもあいさつをしました。
校長「4月になったら、潤徳小に入学する子はいるかな?」
年長児から多くの手が挙がります。
とてもお行儀のよかった年長児たち。
入学式で会えるのが楽しみです。
これから、3月にかけて、園児との交流は続きます。【校長】
起震車体験
2つ前の記事にあるとおり、本日の全校朝会では、校長の話の中でトルコ・シリア地震の映像を紹介し、東日本大震災、熊本地震などの大きな地震について触れました。
今日は、東京消防庁日野消防署 高幡出張所の皆様にご協力いただき、6年生を対象とした「起震車体験」を行いました。
高幡出張所長「みんな、今朝は、トルコ・シリアの大きな地震について、校長先生から話を聞いたんでしょ?」
6年生たち「はい」
訓練に臨む場合、「実際に自分がその場にいたら」という、想像力を働かせることが大事です。
トルコ・シリア地震の被災状況を映像で見たばかりの6年生にとっては、現実味があったはずです。
4人ほどのグループごとに体験をします。
最大震度が5強の揺れです。
机の脚をしっかりもち、頭を隠すことを徹底します。
体験の終わった子に聞いてみました。
校長「やってみて、どうだった?」
6年生A「思ったより、怖かった。」
6年生B「縦揺れより、横揺れの方が怖く感じた。」
6年生C「『頭隠して尻隠さず』ということですよね。」
担任が挑戦した回では、サービス?で、「震度6」の体験も。
1月は阪神・淡路大震災、2月はトルコ・シリア地震、3月は東日本大震災、4月は熊本地震と、年の前半は大地震が話題になることが多くあります。
いつ起きるかもしれないという緊張感をもって生活することが大事ですね。【校長】
高幡不動尊見学
高幡山明王院金剛寺は、関東三大不動の一つに挙げられ、高幡不動尊として親しまれている名刹です。
3年生は、社会科で日野市のことを調べ、3学期は特に昔の生活について学んでいます。
開山が今から1,000年以上前という、歴史のある高幡不動尊が本校の学区域にあるのは、大きな特色でもあります。
3年生は「高幡不動尊博士になろう」とめあてを立て、社会科見学に出かけました。
五重塔が子供たちを迎えます。
土方歳三の菩提寺でもある高幡不動尊。立派な銅像の前で説明を聞きます。
奥殿(寺宝殿)の見学です。
中には、重要文化財や土方歳三をはじめ新選組に関する貴重な資料等が展示されています。
大日堂の見学です。
内部には「鳴り龍」があります。
手を叩くと反響した音が聞こえます。
内部は写真撮影できないところも多く、詳しくご紹介できないのですが、子供たちは、目で見て、メモなどをとってきましたので、学校に戻ってしっかりまとめるはずです。
学習を通して、地域を大切にする意識を高めてほしいと思います。
貴重な資料等を公開してくださった関係者の皆様に御礼申し上げます。【校長】
全校朝会 ~ユニセフ募金へのご協力~
本日(2月21日)の朝の時間、オンラインで全校朝会を開催しました。
斉藤校長から、トルコやシリアで発生した地震の被害状況についての話がありました。
現在交流を行っている山都町立潤徳小学校付近で2016年に発生した「熊本地震」や2011年に発生した「東日本大震災」やについての話もありました。
トルコやシリアの地震に関係する動画を、全校児童で視聴しました。
地震、戦争、気候変動など様々な要因で生活に困っている子供たちがおり、支援の必要性について話をすることで、代表委員の話につなげました。
続いて、代表委員会の児童からは、「ユニセフ募金」の開催と協力依頼についての話がありました。
潤徳小での「ユニセフ募金」は、次の要領で実施いたします。
日程:2月27日(月)・28日(火)
場所:西玄関及び東玄関前
時間:8時10分~8時20分
「持久走月間」最終日
本日は、学校公開の2日目。
穏やかで暖かい「学校公開日和」となりました。
多くの保護者等の皆様にご来校いただき、大変うれしく感じております。
どうも、ありがとうございました。
さて、学校公開日であっても、日常的な取組は継続して行われます。
これまで、体力向上の一環として取り組んできた「持久走月間」が今日で最終日となりました。
私自身も強い決意で臨んできた「持久走月間」。(詳しくは、こちら)
最終日も、ジャージに着替え、校庭に向かいます。
2年生と一緒にスタートラインに立ち、子供たちと一緒に意味なく最終日の雄叫びを上げる校長。
毎回のことながら、スタートした瞬間に子供たちに置いていかれるのですが、もう慣れてしまい、マイペースを貫き続けます。
ところが、今日は学校公開。
通常の授業は人数制限ありの公開になっていますが、持久走の練習の様子はフリーでご覧いただけるようにしたため、予想以上に多くの保護者等の方が校庭の周りを囲む状況に。
トロトロ走る校長の様子を見て、複数の保護者等の方から「校長先生、頑張って!」と声をかけられる始末。
恥ずかしいのなんのって・・・。
子供たちは、期間中よく頑張り、「100周を超えたよ!」などと言っている子もたくさんいました。
強化月間としては終了しますが、今後も、外に出て運動することは続けてほしいと思います。
私も、出張等の日を除き、毎回、子供たちと一緒に走ることを続けてきました。
しかし、取組を終え、1つ分かったことがあります。
朝、起きて、今日は頑張ろう→一生懸命走る→おなかが空く→本校の給食はおいしい→おかわりの誘惑に負ける→帰宅後、反省する→朝、起きて、今日は頑張ろう→・・・
この無限ループを繰り返していることに気付きました。
結局、ダイエットの効果は?
ご想像にお任せします。。。【校長】
学校公開2日目・道徳授業地区公開講座
昨日(2月17日)は、平日にも関わらず多くの皆様に学校公開にお越しいただき、誠にありがとうございます。
さて、学校公開2日目を迎えました。
本日(2月18日)の学校公開は、道徳授業地区公開講座を兼ねて実施いたします。
1~3校時に、「自他ともに大切にする児童の育成」をテーマに、各学級で道徳の授業を実施いたします。
4校時(11:15~12:00)は、体育館にて保護者の皆様と意見交換会を行います。4校時に開催する意見交換会は、1~3校時の割り当てに関係なく参加することができますので、体育館にお越しいただければ幸いです。
なお、4校時の各学級の参観はご遠慮いただいています。
ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
バリアフリーについて考えよう
本日は、学校公開1日目。
平日にも関わらず、多くの保護者等の皆様にご来校いただき、感謝申し上げます。
さて、障害や福祉に関することを総合的な学習の時間を中心に学習してきた4年生。
これまでの学習のまとめとして、関心のあるテーマでグループを組み、学年内で発表し合うことになりました。
学年末が近付いてきた4年生。
5年生への進級を見据え、学級の枠を超え、テーマごとにグループを組みます。
テーマは、「盲導犬」、「手話」、「パラリンピック」・・・など、細かく分かれています。
校長「どうやってグループが決まったの?」
4年生A「自分の調べたいテーマを第1〜第3希望まで決めて、それを基に先生たちが学級がバラバラになるようにグループにしています。」
校長「いきなり、他の学級の子と一緒になって、作業が難しくないの?」
4年生B「大丈夫。低学年のときに一緒の子もいるし、だいたい学年のことは分かるから。」
教室だけでなく、廊下まで使って発表準備をする子供たち。
作業の早いグループは、リハーサルを動画にとって、確認をしています。
グループで進行状況を確認しながら、3/7の発表本番まで準備が続きます。
「スーパー5年生」を目指す4年生たち。
学級だけでなく、学年で同じ目標に向かって取り組むことで、高学年としての基礎が培われることでしょう。
ただ、今日は学校公開日。
ご来校いただいた保護者等の方の中には、我が子がどこに行ったか分からず、かなり探されたうえ、ようやく廊下などで作業しているところを見付けた方もいらっしゃったようです。
分かりづらく、ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。【校長】
学校公開
本日(2月17日)と明日の2日間、本校在学児童の保護者を対象とした学校公開を開催いたします。
保護者の皆様には、1月26日付で担任より「学校公開参観に関するお知らせ」を紙で配布させていただきました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じての公開ということで、各家庭1名のみで1日1回、計2回ご参観いただけるように計画をさせていただきました。ご参観できる日程は、各学級で割り振りをさせていただき、1月26日付の文書にてお知らせいたしました。一枠約10名の参観となっています。ご確認いただきますようお願いいたします。
なお、中休みに実施している「体力向上月間(持久走)」は、割り当てに関係なく校庭から参観することができます。本日(2月17日)は1・3・5年生、明日(2月18日)は2・4・6年生が持久走に取り組みます。
ご理解とご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。
マイラケットで腕を磨く
校庭で楽しそうな歓声が聞こえるので行ってみました。
5年生の体育のようです。遠くから見ると、羽子板のようなことをしています。
校長「何しているの?」
5年生たち「『ダンテニ』です。」
よくよく聞いてみると、「段ボールテニス」に取り組んでいるとのこと。
自分たちで、ダンボールを使って手作りラケットを作成し、「テニスもどき」のゲームをするのです。
面白いところは、子供たちがそれぞれがバラバラなラケットをつくること。
ラケットが大きい子も、小さい子も、持ち手(グリップ)がある子もない子も・・・
とにかく、独創的なものばかりです。
腕に「装着」するラケットにしている子も多くいます。
一見するとまるでロボットの腕のようです。
正式なテニスのルールではラケットの大きさは決まっています。
ただし、卓球(テーブルテニス)では、ラケットの大きさは決まっていないので、自由に作ることもありと言えそうです。
いつものとおり、我慢できなくなったので、子供たちに混ぜてもらいました。
先日引退された国枝選手の華麗なプレーをイメージしましたが、雪の影響の残る少し荒れた校庭のコンディションということもあり、1球目は見事空振り。
2球目からは、何回かつなげることができるようになりました。
大きいけど重いラケットでミート率を上げるか、小さく軽いラケットでスピードを重視するか・・・。
子供たちの試行錯誤がしばらく続きそうです。【校長】
謎の泡はどこから?
理科室に行くと、4年生が実験の準備をしていました。
黒板には、「すがたを変える水」と書いてあります。
氷・水・水蒸気の「三態」を学習しているようです。
ビーカーに水を入れ、ガスコンロで温めます。
温度が高くなってくると、泡が出てくるので、その泡を袋に集めて、正体を探るという実験です。
温まる様子をじっと観察している子供たち。
4年生A「あ、泡が出てきた!」
ビーカーの底の方に小さい泡が出はじめます。
ここは、子供たちに考えさせるチャンスです。
校長「何で、水の中から泡が出てくるの?ビーカーの外から空気がガラスを通り抜けて、泡になるのかなぁ?」
4年生B「さすがに、ガラスは通り抜けないんじゃないかな。水の中の空気が泡になるのかも。」
校長「じゃあ、プールに入ったときは、泡を吸えば、息継ぎしなくてもいいね。」
4年生C「水の中に『あわあわ星人』がいて、熱くなって出てくるのかも。」
校長「きっと、そうだよ!地球を侵略しようとしているのかもしれない!」
4年生D「そうだ、そうだ!」
校長「ただし、理科のテストで『あわあわ星人』って答えを書いても、どうなるかは知らないよ(笑)」
他愛もない会話を楽しんでいる間に、泡はどんどん大きく、激しく出てくるようになり、かぶせていた袋が膨らみはじめます。
しかし、膨らんだ袋の内側には、水滴もつきはじめます。気体となった水蒸気が冷やされ、水の形態に戻るのです。
校長「誰?袋の中を濡らしたのは?ちゃんと乾いた袋を使わないと!」
4年生E「私じゃありません!でも、どうして濡れてるんだろう・・・?」
謎を解くことが理科の楽しさにつながります。【校長】
初めての研究授業
昨年の11月から本校で1年間の特別教育実習を行っている大学3年生の「東京教師養成塾生」が、本日の2校時、2年1組にて、初めての研究授業を行いました。
内容は、これまで、2年2組、3組でも事前授業を行ってきた、算数の「図を使って考えよう」です。
多くの子が苦手意識をもっている文章問題。
2年生では、具体物から、だんだんと抽象的に考えられるように「テープ図」を扱います。
数量の関係を図に表すことにより、2年生の段階では、「たし算なのか、ひき算なのか」を考えやすくします。
塾生の授業であっても、本校の授業の基本は学習者用端末の効果的な活用です。
2年生は、この1年間で日常的に使えるようになってきているので、端末で「テープ図」を基に考え、自分の考え方を書き入れていきます。
互いの考えを交流しながら、「テープ図」を使って考えるよさについて学んでいきました。
授業終了後は、塾生の大学の教授の先生、東京都教職員研修センターの教授や指導主事の先生方と一緒に協議会を行い、様々な角度からご指導をいただきました。
実習は、これからも続き、何回も研究授業を行っていくことになります。
一つ一つ吸収しながら成長していってほしいと思います。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜専科等教員交流編〜
山都町立潤徳小学校との児童同士の交流が進みつつありますが、本校の専科等の教員は、担任ではないため、直接、山都・潤徳小の児童とかかわることが少なくなりがちです。
そこで、今朝は、交流の特別版として、本校の専科等の教員と山都・潤徳小の全校児童との交流会を行いました。
参加した教員は、音楽、家庭科、図工、算数少人数担当、養護教諭です。
都合で参加できなかった外国語専科は録画したビデオで参加。
先日降った、雪の様子を英語でリポートです。
今回の交流のメインは、「ダウトゲーム」。
それぞれの専科が、自分の得意分野をアピールしますが、そのうちの2人が自分の専門外を紹介するので、それを見破るというものです。
本校の児童や保護者の方はお分かりかと思いますが、音楽と家庭科の専科教員が専門外の紹介をしています。
特に家庭科の教員は「ねこふんじゃった」のピアノ生演奏を披露しましたが、めったに見ることのない、貴重なワンショットになりました。
正解発表です。たぶん、山都・潤徳小の子は、家庭科の作品も「ねこふんじゃった」も上手だと思っていて、見分けがつかなかったのでは・・・?
音楽専科は、あらためて、ピアノで、本校の校歌の一部を演奏です。
家庭科専科も作品紹介です。
このあとは、山都・潤徳小の子供たちからの質問タイムです。
その様子は、山都・潤徳小のホームページに詳しく紹介されているので、「働き方改革モード」で、そちらをご覧ください。(その①、その②)
質問タイムで回答している本校の教員を見ながら、熊本と東京の教員配置の違いに気付かされます。
山都・潤徳小が小規模校なことはありますが、そもそも、他県では、専科教員の配置がないか、あっても、少ないことがほとんどです。
東京の子供たちが、専科教員から専門的な授業を受けることができるのは、大きなメリットです。
特に、規模の大きい本校には、東京でもそれほど多くない、「外国語専科」の配置があります。
山都・潤徳小の子供たちもイメージできていなかったと思いますが、外国語専科に加えて、ALTも配置され、英語の学習がとても手厚いことが本校の特色でもあります。
それにしても、いつもながら最初から最後まで体育座りでお行儀よく話を聞き続ける山都・潤徳小の子供たちの態度には感心させられます。
とてもよい子たちと交流できて、うれしい限りです。【校長】
のぞいてみよう、ミクロの世界
今日は、6年生を対象とした理科の出前授業が行われました。
講師は、日本電子株式会社の皆様です。
1校時は、全員が体育館に集まって、「ミクロ」についてのお話を伺いました。
先日まで、算数で「メートル法」の学習をしていた6年生。
1mmの1/1000000を表す単位に1nm(ナノメートル)があることなどを教えていただきます。
また、光学顕微鏡と電子顕微鏡の違いなども説明していただきました。
2校時から5校時までは、多目的室にて、学級ごとに観察等を行いました。
電子顕微鏡は、光学顕微鏡のようにレンズをのぞき込むことがありません。
投影された画像をアイコンを操作することにより、倍率を変えたり、見る場所を変えたりします。
操作自体も、スマホやタブレットのように、指を動かすことで拡大や縮小ができます。
今回、持ってきていただいた電子顕微鏡は、10万倍まで拡大できるとのことです。
子供たちは、犬の毛や植物の花粉などを任意の倍率に拡大し、講師の方に画像を写真にプリントアウトしていただいていました。
ホワイトボードには、電子顕微鏡で拡大した様々なものが貼ってありました。
写真に画像処理をしてあり、左が赤、右が緑のセロファンでできた2色メガネで見ると3Dで浮き上がったように見えます。
おいしいホタルイカも、電子顕微鏡で吸盤を拡大すると怪獣のようです。
(2色メガネで見ると、浮き上がって、大迫力です。)
様々な標本も置いてあって、子供たちも興味津々です。
ミニスケッチブックもプレゼントしていただいたので、標本を熱心に絵に描く子供たちです。
日頃見ることのできない「ミクロの世界」に触れ、子供たちの知的好奇心がかき立てられる時間になりました。
講師の皆様、ありがとうございました。【校長】
雪やこんこん・・・
本日、10時38分、日野市に大雪警報が発令されました。
こちらは、午前8時半頃の校庭の様子です。
それが、午後1時半頃には、このような状況になりました。
今シーズン初の積雪。生活科で「ふゆをたのしもう」に取り組んでいる1年生にとっては、ドキドキ体験ですが・・・
警報も出たので、学年主任の教員を緊急招集し、警報発令の現状を伝えます。
さらに、校長室で具体的な対応について検討します。
実際に外に出て、降雪の状況を確認し、児童の下校時の指導内容を確認しました。
保護者の方にも、C4th Home&Schoolにて、児童への指導内容等について配信いたしました。
下校を開始した低学年の子供たちです。雪遊びせず、まっすぐ下校するように伝えているので、きちんと守って帰宅するはずです。
帰宅後についてもご家庭で相談し、怪我のないようにお過ごしください。【校長】
人びとのくらしの移り変わり
本日(2月10日)、日野市郷土資料館の皆様を講師としてお迎えして、3年生の社会「くらしのうつりかわり」の学習を多目的ルームで行いました。
日野市ができたころに住んでいた人たちが、どのような道具を使い、どのような生活をしていたのかについて、講師の皆様にご説明いただきました。
この授業のために、講師の皆様は、日野市郷土資料館からたくさんの道具を持ってきてくださいました。
講師の皆様のご厚意で、本校の多目的ルームが、「潤徳郷土資料館」となりました。
実物を前にした子供たちは、講師の話を熱心に聞き、ノートにメモをとっていました。
一人1台学習者用端末(クロームブック)で、画像や映像を容易に見ることができるようになりましたが、本物を見て、触れることで得られるものも多くあります。
講師の皆様には、雪が降る中ご来校いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
丁寧なご指導、ありがとうございました。
クラブ発表会2
今朝は、2回目のクラブ発表会が行われました。
発表会場は、前回と同じ6年4組で、オンラインでの発表となります。
発表会前に、機器の操作方法等について確認するクラブリーダーたちです。
司会進行は、前回同様、代替わりした5年生の代表委員が務めます。
まずは、家庭科クラブからです。作ったマスコットの紹介や調理の様子などの紹介がありました。
おいしそうなお菓子のスライドに釘付けになる子もいました。
2番目はクラフトクラブです。
工作が好きな子が集まったクラブ、完成度の高い作品が紹介されます。
このクラブ発表を特に真剣に見る3年生たちです。
4年生になると、クラブ活動が始まりますから、興味津々です。
3番目はイラストクラブです。
自分たちが描いたイラストの一部を見せ、何のキャラクターか当てるクイズなどを行っていました。
最後はミニチュアクラブです。
自分たちの作った作品の写真と、本物の写真を並べて表示して、どちらがミニチュアの作品か当てる◯✕クイズを行いました。
画面で見ると、どちらが本物か迷うほど、精巧にできていました。
3回目のクラブ発表会は、少し間を置いて、2/22の予定です。【校長】
跳んで、回って・・・
6年生の体育の授業を参観しました。
内容は、跳び箱運動です。
実は、6年生は、跳び箱運動がコロナの影響を大きく受けているのです。
不特定多数の児童が、同じ跳び箱で跳んでいくため、感染予防対策の観点から、6年生は3〜5年生にかけ、跳び箱運動をほとんど行っていません。
卒業前ですが、基本的な技をマスターしていこうという授業です。
まず、全体で今日の流れを確認します。
マスターを目指す技は、開脚跳び、かかえ込み跳び、台上前転になります。
グループごとに学習課題に応じた場を作り、練習を行います。
踏み切りや踏み越し方を練習する場も設けられています。
台上前転では、横にもマットを厚く敷き、恐怖感を軽減するとともに、安全への配慮を行っています。
学習者用端末の活用は日常化されている6年生。互いに撮影し、助走やフォームをグループで確認して修正していきます。
最後の学習のまとめも、熱心に端末に書き込んでいました。
跳び箱運動は、まだ体が小さいうちからの積み上げが大切で、コロナによるハンデがある6年生にとっては、習得することが難しいところもありますが、グループで協力し、少しでも技の完成度を上げようと頑張っていました。【校長】
新生たて割り班スタート!
今朝は、たて割り遊びが行われました。
これまでのたて割り班のメンバーで、校舎内と校庭に分かれて遊びます。
今までのやり方と変わりません。
タイトルの「新生」が何かというと、たて割り班のリーダーが6年生から5年生に「代替わり」したのです。
これまで、当たり前のように6年生が司会進行をしていましたが、これからは5年生が行わなければなりません。
遊びの内容を考えたり、説明原稿を作ったりして準備してきたものの、初めてですから緊張します。
早めに活動場所に行って、他の学年のメンバーが来るのを待ちますが、不安顔の5年生たちです。
いざ、活動が始まると、6年生の旧リーダーたちも前に出て、手伝っている班もありました。
6年生たちも心配で、フォローしているのです。麗しき先輩、後輩の絆です。
今まで何回も行っているゲームも、全体に分かるように説明するのは大変なものです。
他の学年のメンバーも、5年生のリーダーの説明を静かに聞いています。
そのような中でも、新たな遊びにチャレンジする班もあります。
上の写真は、「サイレントバースデーゲーム」に取り組んでいるところです。
校庭でも、5年生が中心になって、遊びが進行します。
上の写真は、「オオカミさん、今何時?」で遊んでいるところです。
たて割り班で大事なのは、最後の振り返りです。
全員で集まって、今回の反省をします。
頑張った5年生に拍手をしている班もありました。
最高学年間近の5年生と、それを温かく見守る6年生。
学校の時計の針が大きく動こうとしています。【校長】
第3回学校運営連絡協議会
本日、学校評議員の皆様に本校にお集まりいただき、第3回学校運営連絡協議会を開催いたしました。
斉藤校長から、今年度の経営重点計画についての結果とその分析について説明がありました。
また、本校は来年度、開校150周年を迎えます。学校評議員の皆様に、開校150周年に関わる様々なお話をさせていただきました。
意見交換を行った後、給食試食会を行い、学校評議員の皆様に本校の給食を堪能いただきました。
本日、ご参会いただきました学校評議員の皆様に感謝申し上げます。
今後とも、本校の教育活動にご支援とご協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
クラブ発表会1
今朝は、オンライン形式によるクラブ発表会が行われました。
コロナ禍以前は、全校児童が体育館に集まって発表を行っていたのですが、このご時勢、「密」の状況をつくれないことと、一人一台端末を活用する時代になっていることから、このような形式にしています。
クラブリーダーたちは、6年4組を発表場所として、自分たちでパソコン操作や説明を行います。
司会は、代替わりをした、5年生の代表委員です。
各学級では、画面を見ながら発表を聞くことになります。
トップバッターは、生き物クラブです。
活動内容を紹介し、生き物に関するクイズなどを盛り込んで発表しました。
2番目はパソコンクラブです。
プログラミングのテクニックなどを説明していました。
発表に関係するクラブリーダーたちは、発表以外のときは、6年4組前の廊下に待機して、様子を見ています。
3番目は音楽クラブです。
発表スライドの中に動画を埋め込んで発表していました。
やはり、音楽クラブですから、実際に演奏している音が入ると、臨場感が違います。
最後は科学クラブです。
実験に関するクイズを織り交ぜながら、活動の様子を紹介していました。
本校は、クラブ数が多いですから、4回に分けて発表を行います。
1年間頑張った様子を下級生に分かるようにプレゼンしてほしいと思います。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜2年生交流編〜
今朝は、本校の2年生と山都町立潤徳小学校の全校児童とで交流を行いました。
今回は、山都・潤徳小の池部校長先生による「こ・ん・に・ち・は〜」からスタートです。
このあいさつが「マイブーム」になっている子が多い2年生。
全身で画面の向こうの池部校長先生にあいさつ返しです。
2年生の交流のテーマは、「互いのまちの”すてき”を紹介しよう」ということです。
本校の2年生は、以下のスライドを使って、各学級の代表児童が発表しました。
2年生は、2学期に生活科で「まちたんけん」を行い、そのことを各自の端末にまとめて発表しています。
その学習を生かして山都・潤徳小に紹介したわけです。
とは言っても、遠く1,000km近く離れた学校に紹介するのですから、カメラ越しと言えども相当緊張したようです。
続いて、山都・潤徳小の2年生から「まちのすてき」の発表です。
通潤橋、八朔祭り、来年度開通予定の九州中央自動車道のインターチェンジの紹介がありました。
以前にもご紹介したように、八朔祭りは「大造り物」の引き廻しが有名です。
「チョッパー」の大造り物が紹介され、昨年の映画のヒットもあって、本校の子供たちも歓声をあげていました。
互いの発表の後は「質問タイム」です。
山都・潤徳小の子は少し恥ずかしかったのか、本校からの一方的な質問攻めになりました。
日野・潤徳小2年生A「熊本の名物は何ですか?」
山都・潤徳小の子は、相談の上、2年生以外の児童も答えます。
山都・潤徳小児童A「馬刺しとからし蓮根です。」
日野・潤徳小2年生B「熊本にはどんな昆虫がいますか?」
山都・潤徳小児童B「学校に、カブトムシやクワガタがやってきます。」
学校でカブトムシやクワガタがとれることに、本校の子供たちはびっくりです。
日野・潤徳小2年生C「熊本では、今、どんな勉強をしていますか?」
山都・潤徳小児童C「長さの勉強です。」
まさに、本校の2年生も算数で長さの勉強をしているところ。
子供たちからも、「おぉ〜」という声があがります。
最後は、互いにじゃんけんで遊んで終了です。
今回の交流は、画面共有で、本校のスライドを山都・潤徳小に直接送りながら、まちの紹介を行いました。
交流を行うごとに、レベルが上がり、子供たちの仲も深まっていきます。
次回は2/14、専科等の教職員が交流を行うことを計画中です。【校長】
(山都・潤徳小側から見た今回の交流の様子は、こちらから)
予告なしの避難訓練
本日(2月6日)の昼休み、「予告なし」での避難訓練が行われました。
担任の先生を通して、事前に訓練が行われることを聞いていない子供たち。
しかも、それぞれが過ごしている場所が異なる、昼休み中の訓練となります。
この難易度の高い訓練ですが、校内放送を聞いて適切な対処ができるか、4月から毎月実施している避難訓練で身に付けてきたことが試されます。
地震発生時には、物が「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」空間に身を寄せることが鉄則です。
子供たちは、地震発生を知らせる校内放送をよく聞き、それぞれの場にふさわしい安全な場所で、身を守る姿勢をとることができました。
避難訓練の後には、校舎内に校庭の砂を持ち込まないように、保護者や地域の皆様から寄贈された布を用いて、上履きの底をきれいにします。
布を寄贈いただいた保護者や地域の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。
いつも潤徳小学校を支えていただき、心より感謝申し上げます。
より高く、ジャンプ!
4年生が体育の授業で走り高跳びに取り組んでいます。
小学校の場合、いわゆる「はさみ跳び」でバーを越える練習をします。
これまでの練習で、助走が正面からだと跳びにくいことを体感した子供たち。
踏み切りする足に合わせて、左右に分かれて助走し、バーを「はさむ」ように跳んでいきます。
バーは竹製で、当たっても痛くはないのですが、恐怖心のある子もおり、バーの手前で助走のスピードが落ちてしまい、跳ぶのをあきらめてしまうケースも見られます。
4年生の状況を見ていると、バーの高さが1mを超えるとかなり難しくなるようです。
走り高跳びの世界記録は男子が2.45m、女子が2.09mだそうです。
少しでも近付けるように頑張ってほしいものです。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜3年生交流編〜
今朝は、本校の3年生と山都・潤徳小の3年生が交流を行いました。
今回は、校長の私がナビゲーターとなり、カメラを持ちながら各学級を回っていく方式です。
朝一番なのに、鉄板の「こ・ん・に・ち・は〜」の「錦鯉」ネタでスタートです。
まずは、3年1組から回ります。
交流内容は、2月3日にちなみ、「東西潤徳小学校 お楽しみスペシャル節分ビンゴ」です。
節分にちなんだ、「らっかせい・だいず・えほうまき・おにはそと・ふくはうち・2・3・えほうまき・おに・南南東・まめまき・いわし・ひいらぎ」のキーワードから、日野・潤徳小と山都・潤徳小の教員が交互に抽選をしていきます。
3年1組の最初のキーワードは「おに」でした。
山都・潤徳小からもキーワードが発表されます。
続けて、3年2組に突撃です。
画面を見て、「次に自分の教室に来る」と分かっているので、子供たちも入室の瞬間から大歓迎です。
同じようにキーワードを発表し合って、だんだんとビンゴに近付いていきます。
続いて、3年3組です。
教室は大フィーバー状態です。
大きく手を振る子供たちです。
最後は、3年4組です。
キーワードは、両校合わせて全部で8つ出されます。
多くの子がビンゴとなり、とても喜んでいました。
この企画を考えた3年生の担任たちは、最初は、東京と熊本では節分の迎え方に違いがあるのではないかと考えてスタートしたようですが、調べてみると、大きな違いがないことから、このようなビンゴ大会になったようです。
日本全国、同じコンビニがある時代ですから、こうした文化的な行事も地域差がなくなっているのかもしれませんね。
来週の2/7は、2年生が交流予定です。【校長】
(山都・潤徳小側から見た今回の交流の様子は、こちらから)
BINGOで運試し!
今朝は、今年度最後の児童集会が行われました。
内容は、「全校BINGO大会」です。
各学級では、前日までに配布された画用紙のBINGOカードに、あらかじめ、1~30の数字を書き入れておきます。
集会委員がルーレットを回し、出た数字によって、BINGOになる仕組みです。
リモートでの集会でしたが、出た数字によって、子供たちは一喜一憂。
校内のあちらこちらから大歓声が上がります。
簡単そうに書いていますが、実は、舞台裏は大変です。
集会委員の子供たちは、多目的室に集まって、各教室にGoogle Meetで配信を行います。
集会委員がフリーソフトで見付けてきたというルーレットのソフトを使って、数を抽選します。
1度選んだ数にはルーレットが止まらないようにプログラムされているようです。
司会役の子供たちも、抽選のたびに盛り上げます。
また、ビンゴになった学級を発表していきます。
リモートなのにどうして、ビンゴになった学級が分かるのか・・・ということですが、ビンゴになった学級は「挙手ボタン」を押すことで、集会委員に知らせるのです。
実際に、ビンゴになった学級は、立ち上がって大喜びです。
何気ない、朝の集会の一コマですが、実は、とてもレベルの高い内容だと感じています。
集会委員の役割は、まさに、テレビ局から生放送しているのと同じで、各学級は視聴者参加型の番組に参加しているということになります。
オンラインを駆使した集会、それも、子供たちが自発的に運営していることに、大きな価値を感じます。【校長】
たのしくうつして
2年生の教室に入ると、子供たちが、図工の「たのしくうつして」に取り組んでいました。
これは、版画の学習です。
「型紙」や「版」を使って、様々な模様を作り、1つの作品にしていく学習です。
まず、画用紙を切り取って、「型紙」と「版」を作ります。
細かい模様を描いている子もいましたが、後でインクをつけていくので、そこまで細かいことは必要ありません。
教室の前方に刷る場所が色別に4か所設けられました。
子供たちは、「型紙」や「版」を使ってローラーで刷っていきます。
今年の干支の影響か、うさぎを版にしている子も目立ちます。
中には、「ローラー」を版にしている子もいました。
2年生A「右と左が反対になるから、気を付けなきゃ!」
2年生B「『版』がローラーで動いちゃうから、裏側をテープでとめておこう。」
作業しながら、版画制作のポイントを学んでいきます。
今日は、「型紙」や「版」で模様を作り、次回は、クレパスなどで、飾りの絵を加えていきます。
どんな世界が描かれるか楽しみです。【校長】
6年生へのお手紙
たて割り班の企画・運営を6年生から5年生にバトンタッチする準備を進める中、これまでお世話になった6年生に下級生から感謝の手紙を書く取組が進められています。
校長が様子を見ていた2年生の学級では、6年生にどんなお手紙を書くか、話し合いが行われていました。
2年生A「たて割り班の遊びで、工夫してくれたことを書いたらいいと思います。」
2年生B「中学校に向けてのメッセージを書いたらいいと思います。」
2年生C「1年生のときに、今の6年生が教室に迎えに来てくれたから、そのことを書きたいです。」
今の6年生は、5年生だったときに、当時1年生だった今の2年生が迷子にならないように教室に迎えに行っていたので、そのことが思い出に残っているようです。
各たて割り班の6年生の名前と顔写真を5年生がデータ化しているので、それを見ながら、思い出を振り返ります。
感謝の気持ちを込めながら、ていねいに6年生への手紙を書いていました。
中には、写真を見ながら、似顔絵を書いている子もいました。
各たて割り班の下級生が書いた手紙がまとめられて、今後、6年生に渡されていきます。
6年生は、どんな気持ちで受け取るでしょうか。【校長】
全校朝会
本日(1月31日)の朝、オンラインで全校朝会が行われました。
本日の全校朝会では、多くの児童が、表彰されました。
<表彰式の様子>
<校長先生のお話>
斉藤校長からは、学年ごとに行っている山都町立潤徳小学校と日野市立潤徳小学校との交流の様子についてお話がありました。
既に交流を行っている学年は、4から6年生です。交流は、オンラインで行っています。距離にして約1000キロメートル離れている両校の児童が、オンラインでクイズをしたりゲームをしたりして、リアルタイムでつながりをもつことができることは、素晴らしいことだと感じます。
交流は今後も続きます。
これから交流する学年のみなさん、楽しみにしていてくださいね!
箏を楽しもう!
小学校で楽器を演奏する場合、多くは、リコーダーや鍵盤ハーモニカになります。
外国から入ってきた楽器、そして「ドレミ・・・」の音階で演奏します。
しかし、日本にも伝統的楽器である和楽器があり古くから親しまれてきました。
4年生は、代表的な和楽器である「箏」の練習に取り組んでいます。
箏は、爪で絃を弾くことで音が出ます。
子供たちは、自分の親指のサイズに合わせた爪をつけ、練習に取り組んでいます。
箏を演奏するときは、「ドレミ・・・」の階名を覚えるのではなく、数字譜を覚えなければなりません。
子供たちの練習曲は、「さくらさくら」です。
「♪さくら〜(七七八) さくら〜(七七八)」と覚えるわけです。
箏には、通常13本の絃があり、「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、斗、為、巾」と表されています。
子供たちは、数字譜を頭に入れながら、該当する絃を弾いていきます。
音楽専科の範奏を聞き、イメージを高めます。
1つの箏に対し、3〜4名でグループを組み、2分間ずつ練習して交代していきます。
演奏の最後は、半円を描くように全ての絃で「ポロロン」と音を出します。(うまく表現できず、すみません。)
校長「全部数字で覚えるなんて、難しくないの?」
4年生A「もう、全部覚えちゃった。」
4年生B「慣れるとそんなに難しくないよ。」
子供たちによると、リコーダーより箏の方が簡単だとか。
そろそろ1月も終わり、年始めという感じではなくなりますが、音楽室では、まだ雅な雰囲気が続きそうです。【校長】
体力向上月間の取組
本校では、子供たちの体力向上を目指し、年間3回、「体力向上月間」を設定しています。
1回目は6月。体力テストに向けて、反復横跳びの練習に取り組みました。
2回目は12月。縄跳びに取り組みました。
3回目となる1・2月は、持久走です。
この期間中、全校児童が、中休みに校庭で持久走に取り組んでいます。
本校は700名を超える児童数ですので、1・3・5年と2・4・6年の2つのグループに分けて持久走に取り組んでいます。
本日は、2・4・6年が持久走に取り組む日です。
校庭に2つのトラックを作り、密を防ぐ工夫をしています。
斉藤校長先生も、子供たちとともに持久走に取り組んでいました。
取り組んだ後は、「持久走記録カード」に走った回数分、色を塗って記録に残します。
この取組を通して、「自分の体力や体調に合わせてペースを変えずに一定時間を走り抜く持久力」と「めあてをもって粘り強くやり抜く態度」を育んでほしいと願っています。
しつこく、ダイエット、しなきゃ・・・
山都町立潤徳小学校の学校だより「狭霧の朝」、とにかく面白いのです。
特に、コラム「潤徳抄」は、池部校長先生のプライベート満載の「攻めた記事」になっています。
今年の1月16日に発行された「狭霧の朝」52号の「潤徳抄」では、池部校長先生ご自身が「特定保健指導」に臨まれている記事が赤裸々に書かれています。(詳しくは、こちら)
この52号を拝読して、考え込んでしまった私。
実は、恥ずかしながら、私も現在、「特定保健指導」の取組をせざるを得ない状況となっているのです。
「特定保健指導」とは、「生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをするもの」(厚生労働省HPより)です。
私も、毎年の「常連」となっており、そのたびに「食事をコントロールしなさい、運動しなさい、お酒を控えなさい」などとご指導を受け続けてきました。
今年も、私の担当となった管理栄養士の方から、こんなお話をいただきました。
管理栄養士の方「定期的に運動されていますか?」
校長「コロナ禍で、なかなか運動は…。(ホームページのネタを探しに)校内を歩くようにしていますが・・・。」
管理栄養士の方「毎日、続けることが大事ですよ。ぜひ、取り組んでみてください。」
そう言われても・・・と「一人ツッコミ」するのが毎年のことなのですが、そんな折に「狭霧の朝」52号が目に留まったわけです。
そもそも、池部校長先生は、休み時間などに子供たちとウォーキングをされることが日課になっているようです。(詳しくは、こちら)
3学期になり、「やっぱり、ダイエット、しなきゃ・・・」と考えさせられる出来事が連発しています。
「定期的な運動かぁ・・・。」と考えていたところに、始まりました、「持久走月間」!
これを生かさない手はありません。
今日は、1・3・5年生の日。
複数のコースがあるうち、1年生のコースに混ぜてもらいます。
1年生A「校長先生も走るの?」
1年生B「校長先生って、1年生なの?」
校長「みんなと走るよ。校長先生は、今年から潤徳小に来たから、1年生と同じなの。」
理由を聞き、にこにこする1年生たち。
「高学年と一緒に走ったら、置いていかれちゃうからなぁ・・・。」との本音は、とても明かせません(苦笑)
準備体操をし、マスクを取って、スタートです!
1年生と一緒にのんびりジョギングすることを想像していたら、一瞬でダッシュしていく1年生たち。
すぐに「周回遅れ」となり、
1年生C「校長先生、遅いなぁ。」
と、抜きながら言われる始末。
5分間走ですが、屈辱の時間となりました。
1年生D「校長先生は、何周走った?ぼくは、19周走ったよ。」
校長「すごいねぇ。校長先生は、走っている間に何周走ったか忘れちゃった。」
苦しい言い訳になってしまいます。
「明日、明後日は週末だし、来週の午前中は出張の日もあるし・・・。」
三日坊主の誘惑がいろいろありそうですが、とりあえず、頑張ってみようかな…と思います。
子供たちの「持久走記録カード」の目標は「新宿駅」ですが、私は「百草園駅」を目標にしようかなぁ、と最初から、かなり弱気になっています。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜4年生交流編〜
先週の5年生に続き、今朝は、4年生が山都・潤徳小との交流を行いました。
交流を行う上で、一番ハードルが高いのが4年生。
山都・潤徳小は小規模校で、4年生の児童数が0名なのです。
ですから、学年同士の交流ということができません。
そこで、今回は、日野・潤徳小4年生と山都・潤徳小全校児童とのゲーム大会を行いました。
4年生は、全員、多目的室に集合です。
山都・潤徳小の全校児童のみなさんも1つの教室に集まってくれました。
今回、司会・進行は、日野・潤徳小側で行います。
はじめの言葉担当児童「盛り上がっていきましょう〜!」
軽いシャウトで、朝からハイテンションになる子供たち。
交流は、クラスごとに考えたゲームを代表児童4名ずつで行います。
4年1組のゲームは「30秒当てゲーム」。
心の中で30秒を数え、「ここだ!」と思ったところで手を挙げます。
ストップウォッチで計時した正確な30秒との違いを比べるゲームです。
結果は、山都・潤徳小に29秒で手を挙げた子がいて、日野・潤徳小に31秒で手を挙げた子がいました。
熊本と東京に時差はありません。当然、30秒の感覚も同じですね(笑)
4年2組のゲームは「心を合わせようゲーム」。
2組の担任が出す「お題」で思いつくものを書き、どれだけ一致するかというものです。
お題は「節分といえば?」。
2組の代表児童の4名のうち、3名は「豆まき」で、かなり心が合ったようです。
山都・潤徳小の代表児童にも「豆まき」がありました。
「おに」なども出て、イメージは共通しているようでした。
4年3組のゲームは「フラフープリレーゲーム」。
縄跳びのようにフラフープを5回跳んで、隣の子に渡し、4人全員跳んだ時間を測ります。
3組の代表児童は、1回もミスすることなく、「21秒」という驚異的なタイムを叩き出しました。
山都・潤徳小の代表児童には低学年の子もいて、ちょっと苦戦。
4年生は、画面越しに「頑張れ〜!」と大きな声援を送っていました。
4年4組のゲームは「片足バランスゲーム」。
アイマスクで目隠しをし、30秒数える間、片足でバランスをとるというものです。
両足をついてしまったら座ります。
先日の福祉体験でアイマスクをすることに慣れた本校の4年生には少しアドバンテージがあるようです。代表の4人とも、30秒間、片足で立つことができました。
一方の山都・潤徳小は、3人が座ってしまうなど、ちょっと苦戦。
しかし、残った1名の児童が30秒間、ずっとピョンピョンとジャンプしっぱなしで、ユーモラスな動きに両会場とも爆笑となりました。
終わりの言葉担当児童「これからも仲良くしましょう!」
子供たちも画面を通じて、大きく手を振り合って、心の距離が縮まったように感じました。
今回は、ゲームを日野・潤徳小側で決めた上に、山都・潤徳小は学年がバラバラの代表児童選定となったため、明らかに、日野・潤徳小側が有利な状況となりましたが(フラフープリレーは、事前に「闇練習」もあったとか・・・)、勝ち負けにこだわらず、遠くの学校同士で一緒にゲームを楽しめたことは大きな意義があったと思います。
一昨日は、山都・潤徳小が最強寒波の影響で、臨時休校となったこともあり、事前打合せが十分できず、ぶっつけ本番になったところもありましたが、子供たちからは「仲良くなりたい」という意識を感じとることができ、ほのぼのとした時間になりました。
来週、2月3日(金)は、3年生が交流予定です。【校長】
(山都・潤徳小側から見た交流の様子は、こちらから)
体力向上月間~持久走~
今朝(7時半頃)の校庭の気温は-5℃。
昨日よりもさらに気温が下がり、風が弱かったこともあり、プールも全面凍った状態になっています。
昨日は、強風で吹き飛ばされたカップが多かった1年生の「氷作り実験」。
リベンジで、1年生がほほえみの丘の「頂上」に一晩カップを置いておいたところ、今回は見事全面凍結しました。
やはり、山頂は凍える寒さなのですね・・・。
子供たちの登校の様子も気になり、学区域を回ってみましたが、しもばしらを踏みながら登校する子もいるなど、冬を楽しんでいるようでした。
私も、あまりにもきれいな富士山をふれあい橋からパチリです。(フルサイズにしてみました。)
さて、こんな寒い時期ですが、いえ、こんな寒い時期だからこそ、外に出て運動し、病気に負けない体力をつけることが大事です。
12月の縄跳び月間に続き、これから2月18日(土)までを持久走月間として体力向上に取り組みます。
今朝は、「持久走集会」として、体育委員会の児童がリモートで持久走月間の取組について説明しました。
明日から、奇数学年、偶数学年が日替わりで中休みに校庭を走ります。
走る前、走るときに気を付けることなどの話がありました。
「持久走記録カード」に日々の頑張りを記録していきます。
体育委員会児童「ゴールの新宿駅まで色が塗れるように頑張りましょう!」
新宿を目指すのはもちろんのこと、どうせなら熊本・山都町に行けるくらい頑張ってほしいものです。
子供たちは、明日から本格的に走り始めますので、保護者の皆様は、いつも以上に朝の健康観察をていねいに行っていただきますよう、ご協力をお願いいたします。【校長】
【速報】最強寒波の影響は・・・?
今朝は、全国的に「最強寒波」の襲来で交通機関に乱れが出るなど、大きな影響が出ています。
山都町立潤徳小学校も臨時休校になってしまったようです。
今朝の本校の様子をお伝えします。
午前7時半過ぎの百葉箱の中の温度計は、およそ-4℃を指していました。
こんなに寒いので、プールが全面凍結しているかと予想していましたが、校舎側の一部に薄い氷が張っているだけでした。風の影響のようです。
昨日から一晩置いた、1年生の氷作りの実験ですが・・・。
見事、全面凍結です!
しかし、風の影響で、多くのカッブの中は、砂や落ち葉入りの氷になっています。。。
さて、昨日の記事でお知らせした、「標高約3mのほほえみの丘のふもとと頂上で氷のでき方は違うのか?」という壮大な実験ですが・・・
朝、行ってみると、頂上やふもとのカップがありません。
担任に聞いてみました。
担任「全部、風で吹き飛ばされてしまいました。飛ばないように、カップの裏をテープでとめていたんですけどねぇ…」
今回の実験から、1つの結果が得られました。
「山の山頂の風は強い」(笑)
1時間目になり、1年生たちが自分のカップを置いた場所にやってきました。
1年生A「やった〜!氷ができてる!」
と、喜ぶ子がいる一方、強風で吹き飛ばされたのか、
1年生B「校長先生、私のカップがない・・・」
と悲しそうに訴えてくる子も多くいます。
校長「のどが乾いて、鳥さんが飲んじゃったのかもしれないね。」
などど、フォローするしかありません。
1年生は、Chromebookで写真を撮って、記録などをしていました。【校長】
最強寒波VS1年生
10年に1度の最強寒波がやってくるとのニュースが連日報道されています。
特に明日は、日野市で最低-5℃、最高4℃といった予報も出されるなど、厳しい寒さになりそうです。
このような気象状況の中、1年生は、生活科の「ふゆをたのしもう」の学習で氷作りを行います。
校内の様々な場所に水を入れたカップを置き、次の日になったらどのように氷になるか確かめるようです。
どこにカップを置いたら氷ができやすいか考え、Chromebookに入力して、意見交換をします。
1年生A「とんぼ池の近くがいいと思います。」
納得顔の1年生たち。水場が近いと氷ができやすいと考えているようです。
1年生B「ほほえみの丘の上がいいと思います。」
担任「どうして、そう思うの?」
1年生B「だって、高いところは涼しいからです。」
これに対して反対意見も出されます。
1年生C「だって、ほほえみの丘の上は、お日さまに近いから、すぐ溶けちゃうかもしれない。」
迷う1年生たち。
実験をして、証明するしかありません。
実際にカップを置く場所をChromebookで写真にとり、記録に残しておく学級もあります。
考え抜いた場所にカップを置く1年生たち。
今日の放課後から明朝までは、学校は1年生優先。絶対にカップをいじらないように他の学年に「お触れ」が出ます。
下校時にほほえみの丘の「頂上」にカップを置く1年生。
「ふもと」にカップを置いている子もいます。
今は、まだ暖かいですが、この後、急速に冷えてくるようです。
「最強寒波」の影響はどうなるのか?
そして、標高約3mのほほえみの丘のふもとと頂上で氷のでき方に差はあるのか?
校長とすれば、校内の水道管の凍結が心配ですが、1年生の実験結果も気になるところです。【校長】
本校の「ひのっ子エコアクション」の取り組みについて②
本校の「ひのっ子エコアクション」担当からご報告です!
「ひのっ子エコアクション」とは、「児童生徒及び教職員等が学校生活において、環境問題に触れ、考え、実践することにより、環境意識を高め、環境にやさしい学校づくりを行うこと」を目的として行われている、日野市独自の環境保全・改善に関する取組です。(前回紹介した「ひのっ子エコアクション」はこちら)
本日は、本校の「ひのっ子エコアクション」を3つ紹介します。
1、捨てればごみ 分ければ資源
潤徳小学校では、各教室に燃えるゴミの掲示をしています。
また、校内のゴミ捨て場には、ペットボトル、プラスチック、燃えないゴミ、缶、瓶…など細かく分別されています。
ごみと資源を分別することで、資源は再利用され、限られた資源が有効的に活用されます。
その結果、ごみの量が減り処分のためのエネルギーや燃料消費量を減らし、温室効果ガスや有毒物質の発生量を削減することにつながります。
分別を正しく行い、資源として再利用することは環境を守ることにつながるのです。
2、HTT <電力をH減らす・T創る・T蓄める>
東京都では、「電力をH減らす・T創る・T蓄める」を合言葉に、HTTの取組を行っています。
その第一弾となるイベントが4月29日、東京・新宿の都庁舎で開催され、小池百合子知事とタレントのフワちゃんの対談が話題になりました。
潤徳小学校でも、HTTを呼びかけるポスターを掲示して、節電を呼びかけています。
現在、日本のエネルギーは、石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料を元にした化石エネルギーが中心です。
しかし、このまま化石エネルギーの消費量が増え続けると、地球温暖化や気候変動がますます深刻になるといわれています。
3、生きるために欠かせない水
水は、飲み水として利用される以外にも、お風呂やトイレなど普段の生活でも使われます。また、農業や畜産業、工場でもたくさんの水を使います。
ですが、地球温暖化かや人口の増加、経済の発展などの影響で、これからますます水が不足することが予想されています。
潤徳小学校では、エコ委員会が節水を呼びかけるポスターを作成し、掲示しています。
お風呂の残り湯を洗に使う、シャワーの時間を減へらす、トイレの水を流すときに大小のレバーを使い分けるなど、日頃ごろから節水を心掛けることも、私たちにできる大切な行動の一つです。
私たちの当たり前の生活が、この先50年後、100年後…と続くとは限りません。
日々の生活を振り返り、環境について考える機会になってくれたら嬉しいです。
今後も潤徳小学校では、環境に配慮した取組を実践していきます。
やっぱり、ダイエット、しなきゃ・・・
今月、特に障害のある方との交流やバリアフリーの考えについて学んでいる4年生。
今日は、福祉体験として、日野市社会福祉協議会 日野ボランティア・センター、手話サークルの皆様にご協力いただき、車椅子や白杖体験、手話の学習を行いました。
白杖体験の前に、アイマスクを着けて、「目が見えない感覚」を体験します。身近の物を触ってみて、区別することの難しさを感じます。
実際に2人1組になって、1人が案内役、もう1人がアイマスクをして白杖を持ち、教室から校庭まで出る体験をします。
互いに声をかけながら慎重に歩きますが、特に段差のあるところの難しさを感じていました。
手話の学習では、音が聞こえないときの生活の困り感について学び、そのうえで、コミュニケーションをとる方法を考えます。「手話」が注目されがちですが、身振り、筆談、口話、空書、指文字など様々な方法があり、複数の方法をとりながらコミュニケーションを図っていることを教えていただきました。
手話サークルの皆様は、口元が見えるマスクを着けていらっしゃいましたが、口の動きも重要であることを説明していただきました。
その後は、簡単なあいさつや文を手話で伝える方法を学びました。手話は、身近なゼスチャーにつながる動きも多く、子供たちも楽しみながら手話を学んでいました。
車いす体験は、体育館を使って行いました。
車いすの構造、動かすときに気を付けるポイントなどを学びます。
例えば、下り坂のときは、安全上、後ろ向きになって動かすことなどを教えていただきました。
その後は、2人組になって車いすに乗る人と押す人の役割を体験します。
たまたま参観していた学級の児童数が奇数だったので、「校長先生もやってみますか?」と声がかかりました。
「4年生で押すことができるかな・・・。」と一抹の不安がありましたが、せっかくなので、チャレンジです。
校長の心配をよそに、滑らかに車いすが動き出します。
校長「重くない?」
4年生の押し手の児童「はい。大丈夫です。」
車いすの性能に感心していたのですが・・・。
コースの途中にマットを置き、段差に乗る障害が設置されていました。
車いすを後ろに倒して、段差を乗り越えるのですが、押し手の4年生が倒そうとしても、なかなか後方に倒れません。
結局、周りの大人が助けることに・・・。
段差が何か所かあったのですが、全て手助けが必要な状況になってしまいました(涙)
3学期早々に「今年こそ、ダイエット宣言」したものの、例年どおり三日坊主になっているわけですが、あっという間に、「ダイエット宣言」を思い返すことになってしまいました。
老後に車いす生活になったときに、誰も私のことを押してくれないかもしれない・・・という暗い未来が頭をよぎります。
4年生は、多様な人が社会に参加する上での障壁をなくすことで、誰もが生活しやすい社会をつくることを意識して、これからも行動してほしいと思います。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜5年生交流編〜
1/18の記事で、山都・潤徳小と簡単に交流できる仕組みを構築したと記載しました。
この専用交流サイトを使い、本格的に交流を開始します。
今朝は、両校の5年生同士で交流を行いました。
昨年、連合音楽会の前に両校の6年生同士が交流した時は、校長の端末を介してオンラインで結ぶことしかできなかったため、私が端末を持ちながら各学級を回るという、アナログ的な手法を行っていましたが、今回は、専用交流サイトを使い、山都・潤徳小の高学年の教室と本校の5年生の各学級を円滑につなげることができました。
児童が登校した時からモニターに映像を流しておいたところ、子供たちが映像を送っている端末のところに集まってきます。
正式交流の前に自然交流が始まっている感じです。
チャイムが鳴った後、正式交流開始です。
今回は、山都・潤徳小の5年生の子たちが、スライドを使って、山都町と、山都・潤徳小の紹介をしてくれました。
山都町の概要や名所である通潤橋や円形分水、イベントの八朔祭、伝統芸能の清和文楽などの説明がありました。一昨日の教職員交流の際に「お勧めスポット」として挙げられた「幣立神宮」の紹介もありました。(山都町に関心のある方は、こちらをどうぞ)
続いて、山都・潤徳小の紹介がありました。
全校児童数は26名で複式学級、標高が500m近いところにあることを聞いて、本校の子供たちも、あらためて驚いていました。
また、東京の小学校では行くことのできない、長崎修学旅行の話など、行事の違いにとても興味をもっていたようでした。
発表を受け、質問タイムです。
日野・潤徳小5-1代表児童「山都・潤徳小の先生の人数は何人ですか?」
山都・潤徳小5年生代表児童A「12人です。」
日野・潤徳小5年生たち「おぉ~」(「少ないなぁ・・・」というリアクションです。)
すると、山都・潤徳小側から「日野・潤徳小の先生は何人ですか?」と逆質問が来て子供たちは大慌て。協議のうえ・・・
日野・潤徳小5-1代表児童「30人くらいです。」
すると、「もっと多いよ~!」と多くの子からツッコミが入ります。
本校は、正規教員以外にもたくさんの教職員がいるので、5年生からすると、どこまでが先生の範囲なのかバラバラな認識なのです。規模の大きな本校らしいリアクションです。
日野・潤徳小5-2代表児童「山都・潤徳小で一番おいしい給食は何ですか?」
山都・潤徳小5年生代表児童B「カレーです。」
日本全国、カレーのおいしさは共通のようです。
日野・潤徳小5-3代表児童「児童数が少ないようですが、運動会とか学習発表会とかはどうやっているんですか?」
この質問には、山都・潤徳小の5年生もちょっと戸惑ったようです。
山都・潤徳小5年生代表児童C「運動会のかけっこは、すぐに終わってしまいます。学習発表会も午前中に終わります。」
確かに、山都・潤徳小は5人以下の学年もあるので、かけっこはすぐに終わりそうです。
山都・潤徳小からも質問があります。
山都・潤徳小5年生代表児童D「芸能人に会ったことはありますか?」
笑いが起きます。
本校児童も何人か手を挙げ、代表1名が回答したのですが、ちょっとマイナーな感じで・・・。
東京の小学校というと、芸能人がうろうろしているイメージなのでしょうか?
最後は、全員で手を振り合ってお別れです。
15分ほどの交流でしたが、山都・潤徳小の5年生がしっかりと発表を行ってくれて、大変意義のある交流になりました。
来週以降も、学年ごとの交流が続きます。
両校の児童、教職員の輪が広がればうれしく思います。【校長】
(山都・潤徳小側から見た交流の様子は、こちらから)
6年生家庭科 冬休みの課題
6年生の家庭科では、2学期に「まかせてね 今日の食事」の学習で献立を立てました。
献立を立てるためには、栄養バランスや好み、予算…などを考えなければいけません。
そこで、2学期に立てた献立を、実際に調理する課題を冬休みに出しました。(2学期の授業の様子はこちら)
自分で工夫して、調理の経過をスライドにまとめている子どもたちもいました。
意欲的に取り組んでいた様子をみると、とても嬉しい気持ちになります。
完成写真を見ると、栄養バランスや彩り、盛り付け方が一目瞭然です。
子どもたちのがんばりが伝わります。
振り返りでは、
「思ったより時間がかかってしまった」
「お母さんの大変さがわかった」
「楽しかった」「つかれた」
など様々でしたが、実際に調理したからこその微笑ましいエピソードばかりでした。
保護者の皆様のお力添えがなければ、
このような、学びの深い課題に取り組むことはできませんでした。
この場をお借りして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
第7回たて割り班活動
今朝は、たて割り班で遊ぶ日です。
室内遊びの班と、校庭遊びの班が半分ずつに分かれ、活動を行いました。
室内では、新たな「スピードじゃんけん」に取り組んでいる班がありました。
誰かとじゃんけんをして、5回勝ったら座ります。
教室中、じゃんけんの声でにぎやかになりました。
こちらも新しい遊び、「紙タワーゲーム」です。
班を3つのグループに分け、配られた紙を使って、一番高い作品を作ったところが勝ちです。
グループのチームワークが問われます。
寒い中ですが、外遊びの班もいっぱい体を動かして、楽しく遊びました。
異年齢での活動では、振り返りが大事です。
今回のたて割り班活動で、6年生が中心となって計画を立てるのは最後になります。
6年生への感謝の気持ちを発表したり、6年生から一言ずつメッセージを送ったりする班もありました。
次回から、5年生が計画を立て、運営していくことになります。
最高学年の引継ぎが進みつつあります。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜教職員交流編2〜
日進月歩で進歩する学校でのICT環境。
教員もその流れに乗り遅れないよう、本校では、月1回程度、ICTに関するOJT研修を実施しています。
毎回、本校の教員が講師になり、日頃の実践やワンポイントテクニックの紹介を行っているのですが、今日は、校長の私が立候補して、OJT研修の講師を行いました。
今回の研修の内容は、昨年から始まっている、山都町立潤徳小学校との交流を簡単に行う方法の紹介です。
実は、両校は、児童の使う端末も違えば、インストールされている授業支援ソフトなども違います。交流しようとしても、前提となる環境の違いが障害となっているのです。
そこで、ここ数か月をかけて、その障害をできるだけ少なくし、簡単に交流できるプラットフォーム作りを進めてきました。
そこで、今日の研修で、両校が簡単に交流できる方法について説明をしました。
まずは、短時間でオンラインでつながる手順を説明しました。
これまでは、接続するまでに何分もかかっていましたが、プラットフォーム内のアイコンをクリックするだけでつながれるようにしました。
すぐに、山都・潤徳小の職員室が映ります。
本校の教員も興味を示します。
私から、定番の錦鯉ネタ、「山都町立潤徳小学校の先生方、こ・ん・に・ち・は〜!」と呼びかけます。
「こ・ん・に・ち・は〜!」とアクション付きで返してくれる、素直な山都・潤徳小の先生方。
こうして、久々に教職員同士でつながることができたので、前回(R4.12.14)、不完全燃焼だった交流の続きを行いました。(前回の交流の様子はこちら)
前回、謎のままだった、「熊本お勧めグルメ」の紹介をしていただきました。
何と、手描きのイラスト付きでグルメ紹介をしていただきました。
紹介していただいたグルメは4つ。
「馬刺し」、「からし蓮根」、「太平燕(タイピーエン)→詳しくはこちら」、「だご汁→詳しくはこちら」です。
特に、「太平燕」と「だご汁」は、あまりなじみがなかったのですが、「給食で出たことあるよね・・・。」などとひそひそ話をする教員もいました。(実際に出ています!詳しくはこちら)
せっかくなので、「熊本お勧めのスポット」も質問しました。
回答は、知る人ぞ知る、日本最古の神社とも言われる、山都町のパワースポット、「幣立神宮→詳しくはこちら」でした。
意外な回答に、思わずググる、本校の教員も(笑)
最後は、山都・潤徳小の池部校長先生から、両校の交流に対する熱い思いを語っていただいて、2回目の教職員交流は終了しました。
1000km近く離れている両校ですが、交流を行うたびに心理的距離は近付いていきます。
Google Meetを使って簡単に交流でき、データのやりとりも簡易にできるプラットフォームを開発したことで、両校の交流は、今後、一層加速しそうです。
これからの展開にご注目ください。【校長】
(山都・潤徳小側から見た、今回の交流の様子は、山都・潤徳小HPから)
【研究授業】ムーブノートのよさを生かしたかけ算の授業
潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。1月18日に2年生の算数科の授業を行いました。単元名は、「かけ算(2)九九をつくろう」です。
本時の授業は、上の図で表されたチョコレートの数を、乗法九九を総合的に活用し求め方を説明することを通して、九九の理解をさらに深めるようにすることを目標にしています。
デジタルとアナログの使い分け(1)
始めに、本時の課題を把握します。チョコレートの図を児童に見せます。右端から少しずつ見せていくと、途中欠けている部分があることに気付きます。欠けた部分にも着目しながら、今まで学習したことを使って、工夫してチョコレートの数を求めるという課題を掴みます。課題掲示は具体物にしたことで、児童の関心が高まりました。
ムーブノートのよさ
ムーブノートに送られた図を囲み、どのようにして求めたのか式を書き込みました。図を囲みながら立式するという学びは、「同じ数ずつ」のものが「いくつ分」あるのかというかけ算の意味理解を確実にするため、単元の始めからムーブノートを使って継続して行ってきました。本時でも、スムーズに同じ数ずつ図を囲み、立式をすることができていました。Chromebookの継続的な学習への活用が、学習理解に役立っていたことが感じられました。
ムーブノートを使うと、書き直しが容易です。また、いくつもカードのコピーを作ることができるので、複数の考えを思いついた児童の「もっとやってみたい」という意慾喚起にも繋がります。本時のように、図を活用する、何度も修正しながら吟味する、多様な考えを出してみる等の課題には、ムーブノートの活用が有効的であることが分かりました。
デジタルとアナログの使い分け(2)
本校での研究の課題として、どのような場面でChromebookを使い、どのような場面でアナログな教材を使うのか、再考する必要がありました。そこで、本校の今年度最後の研究授業である本時の学習では、多様な考えをすぐに見るためにはムーブノートを使う(デジタル)、応用問題で児童が参照したいような考えは板書に残す(アナログ)という形での授業をしました。
児童が考えを発表する際は、ムーブノートの広場に投稿されたカードをモニターにうつします。
児童も、手元のChromebookで考えを見ることができます。
黒板には、発表の中で出てきた考えを掲示しました。子供たちが付けたそれぞれの考えの「作戦名」も書いてあります。
自分はこの考えでやってみようかな、と黒板の図を見ながら、応用問題に取り組むことができました。
おわりに
今日の授業で今年度の研究授業は最後です。本校では、2年間にわたり、Chromebookの効果的な活用法の研究をしてまいりました。授業でのChromebook活用が進み、どういった場面で、どのような教材で活用すると効果的なのか、教員として学びを深めることができました。子供たちのICTスキルも、ぐんと上がったことを感じています。今後も、子供たちの豊かな学びの実現のために、研究を深めてまいります。
心と体はつながっている?
先週から今週にかけて、今年度最後の身体計測が行われています。
今日は、3年生の計測の日です。
計測の前に養護教諭から保健指導がありました。
今日のテーマは、「心を落ち着けるにはどうすればいいか」ということです。
養護教諭「心と体ってつながってると思う?」
首をひねる子供たち。
でも、緊張した時におなかが痛くなったり、悲しい時に涙が出てきたりするという説明を受け、納得の表情です。
「カッとした時に思わず手が出てしまう」という体の反応が出てしまうこともあります。
このような反応は、相手に迷惑をかけてしまいます。
そのため、自分の気持ちをコントロールしていくことが大事です。
いわゆる「アンガーマネジメント」について学びます。
自分のことを振り返って、カッとなったときにはどうしていたか考える子供たちです。
そういう時の対処方法の説明を受けます。
「深呼吸する」
「その場から離れる」
「自分で励ます」
実際に、保健室で起きた実例などを紹介しながら、具体的に気持ちを落ち着ける方法を学びました。
そして、今年度最後の測定です。
心身とも著しく成長する3年生。1年間で、どのくらい成長したでしょうか。
3年生は「ギャングエイジ」で、友達と一緒に活動することが多くなる時期です。関わる機会が多くなるということは、トラブルになる可能性も増えるということになります。
今日、学んだことを生かし、自分の心をコントロールして、上手に友達関係を築いてほしいと思います。【校長】
点字でコミュニケーション!
今日は、市の中央図書館の2名の職員の方においでいただき、4年生を対象とした「点字学習」が行われました。
2名のうち、1名の方は全盲でお仕事をされているとのことで、白杖の使い方や点字ブロックで歩く時の様子など、分かりやすく説明していただきました。
最近は、「音がなくなっている」ことで、やりにくさを感じるとのお話がありました。
例えば、今は、お店で並んでいても、電子決済等により店員さんと一言も話さずに買い物ができてしまうことがあります。目の不自由な方からすると、声のコミュニケーションがなくなっていることで、前に並んでいる方が買い物が終わっているのか分からなくなることがあるとのことです。
確かに、便利さの裏側で、「声を出す」ことが少なくなり、このことで不便を感じられる方がいらっしゃることに気付きました。
続いて、点字について説明をいただきました。
紙、点字用の定規、点筆を使って、素早く点字を打っていく様子を見せていただきました。
写真ではちょっと分かりにくいですが、「じゅんとくしょうがっこう4ねん4くみ」と書いてくださっています。
点字には細かい約束が決まっています。その約束を守っていけば、4年生でも点字を打つことができます。
4年生も定規と点筆を貸していただいて、自分の名前や簡単な自己紹介、質問などを点字で打っていきます。
でき上がると、前に持っていって、実際に点字でコミュニケーションです。
「好きな食べ物は何ですか?」
「私はアーティストになりたいです。」
など、点字を使ってたくさんの交流ができました。
子供たちから、「一番困っていることは何ですか?」との質問が出ました。
「目が見えないから何もできないと思われるのが一番困ります。」との答えでした。
今日、点字を使って、意思の疎通が図れたことは、子供たちにとって、学びの大きい時間になったことと思います。
4年生は、昨日は、「あすチャレ!ジュニアアカデミー」で、パラアスリートの方にお話を伺いました。
今後、車いす体験を行う予定もあります。
共生社会ということに視野を広げてほしいと思います。【校長】
P.S. 今日の午前中、市役所に出張に出かけたのですが、その際に、ある出来事が・・・。(詳しくは、山都・潤徳小ホームページにて)
全校朝会
本日(1月17日)の朝、オンラインで全校朝会を開催いたしました。
まずは、皆で朝のご挨拶をいたしました。
次に、校長先生からのお話です。
冒頭、童謡「一年生になったら」の動画を視聴しました。
来年度より学級編成の基本方針を変更することについて、子供たちに資料等を用いて説明しました。
この件の詳細は、本日の9時にC4th Home&Schoolで保護者の皆様にお便りを配信いたしました。
最後は、生活指導主任の先生からの1月の生活目標についてのお話です。
1月の生活目標は、「自分から元気に挨拶をしよう」と「持ち物に、名前が書いてあるか確かめよう。」の2つとなります。
今月も、「笑顔招福」な毎日を過ごすことができるように、校長先生との3つの約束(何でも一生懸命頑張ること、自分も周りの人も大切にすること、他の人の話を真剣に聞くこと)を守って生活しましょう。
人生初授業!
昨年の11/28から、本校で1年間にわたる特別教育実習をスタートした東京教師養成塾生。(詳しくは、こちら)
年が明けて、今日は、現在担当している2年生の学級で国語の授業を行いました。
人生で初めての授業です。
内容は「カンジーはかせの大はつめい」です。
漢字を部分に分け、漢字クイズを解いたり、作ったりする授業です。
自作の「2つの漢字を合体させる機械」の上から「門」と「日」を入れると・・・
「間」になって下から出てくるというものです。
ルールが分かったところで、実際に2つの漢字を1つにしてみます。
「田」と「力」で「男」、「石」と「山」で「岩」となります。
今度は、自分で問題を作ってみます。
本校でも端末の利用を積極的に進めている2年生。
まだ、端末を使い始めてから1年も経っていないのですが、空欄には「テキストボックス」を使って、手書きではなく、ワープロで文字変換して入力している子も何人かいました。
特に指示しているわけではないのですが、自在に使いこなしている子供たちの技量にびっくりです。
互いに作った問題を閲覧し、コメントを送付して、交流をしていました。
自分自身の教育実習の時は、まずは、チョークを使って板書し、自作の教材で子供たちの興味をひくということを考えていましたが、今日の授業では一切チョークを使わないなど、昔とは状況が一変しています。
特に本校では、児童の端末を積極的に活用することをスタンダードにしていますので、人生初の授業からICT機器を活用するように指導しています。
とは言っても、緊張するのは誰でも同じ。
授業が終わってホッとする塾生の姿が印象的でした。
これから、授業する教科、回数が増えていきます。
しっかりと基礎・基本を学んでほしいと思います。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)