日誌

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【子供たちがつくる学校プロジェクト】じゅんとくしょうがっこうへようこそ②

今日は、「1年生と保育園児の交流ウィーク」の2日目。「むこうじま保育園」の年長児たちが2時間目と3時間目に本校にやってきました。

まずは、1年生の授業参観から。

絵の具を使っているところを興味深く見ている年長児たち。

校長「絵の具を使ったこと、ありますか?」

何人かの園児たちが手を挙げていました。

算数の授業で、色板を使って様々な形を作っているところを見ている年長児たち。

校長「1年生になったら、色板でいろいろ遊べますよ。」

1年生A「遊んでるんじゃないの!」

またまた叱られてしまいました。

昨日の2園の子たちは先生方の後ろについて1列に並んで参観していましたが、むこうじま保育園の子たちは、完全にフリーで1-1から1-4までを参観していました。

年長児A「あ、あっちでパソコン使ってるから見に行こう!」

興味のあるところに次々移動していました。

2時間目の後半から3時間目にかけては、1-2の児童と年長児たちが交流をしました。

まずは、ド派手なパフォーマンスで年長児たちを歓迎します。

1-2の子たちは、「潤フェス2」の3日目にダンスパフォーマンスで出演していますので(詳しくは、こちら)、息の合った踊りを披露します。

すると、驚いたことに、年長児の中にも一緒に踊り出す子が何人もいます。

思わず、園の先生方に聞いてみました。

校長「保育園児も知っている踊りなんですか?」

むこうじま保育園の先生「えぇ。そうみたいですね。」

年長児たちを自分たちの座席に座らせます。

自作のコマを持ってきて、一緒に遊んで仲良くなります。

続いて、学校紹介です。

2組の子供たちが事前に取材し、Chromebookで撮っておいた写真を使って説明します。

1年生B「ここは、校長室です。校長先生のいる部屋です。校長先生はとても優しいです。」

誉めてもらったことはうれしいものの、「イク王」バージョンで黄色いヘルメットをかぶったポーズにしたのに・・・。

誰も反応せず、完全に空振りです。(苦笑)

1年生たちは、教室の紹介や、学校のルール、持ち物などについて詳しく説明してました。

次は、体を動かして遊びます。

「ばくだんゲーム」です。

ストップがかかったときに、爆弾の人形を持っていた子は円の中央に出て、自分の名前と好きなことを言います。

年長児たちも上手に自己紹介できていました。

最後は、ビンゴゲームです。

1年生の手描きの絵のマスを使い、1年生と年長児がペアになってビンゴになるまで楽しんでいました。

むこうじま保育園の年長児の数は多く、1-2もぎゅうぎゅうな状態でしたが、2組の子たちは自分たちで話し合ったとおり、上手に年長児たちをもてなしていました。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】じゅんとくしょうがっこうへようこそ①

「潤フェス2」、「潤杯」など、「子供たちがつくる学校プロジェクト」につながる大きなイベントが目白押しの3学期。

高学年を中心とした児童が次々に企画を立て、実施しているところです。

しかし、「子供たちがつくる学校プロジェクト」は、高学年の子供たちだけで行うものではありません。

1年生もしっかりと「子供たちがつくる学校プロジェクト」を意識した活動を行っています。

今週は、「1年生と保育園児の交流ウィーク」です。

本校の近隣にある4つの保育園の年長児が本校に来て、1年生と様々な交流を行います。

これまで1年生は、各学級でおもてなしの準備を進めてきました。

今日は、「たかはた北保育園」と「子どもの森あさかわ保育園」の年長児たちが2時間目と3時間目に本校にやってきました。

まずは、日ごろの授業の様子を参観します。

1-1から1-4まで、全学級公開です。

Chromebookで三角形を作っていく学習に年長児たちは興味津々。

校長「1年生になったら、こうやって、おもちゃで遊ぶことができますよ。」

1年生A「おもちゃじゃない!パソコン!校長先生、いい加減なこと言わないで!」

叱られてしまいました。

算数の文章題を解いているところを見ている年長児たち。

校長「1年生になると、たし算とかひき算とかをやるんですよ。」

年長児たち「知ってる!たし算とか、やってるもん。」

頼もしい年長児たちです。

2時間目の後半から3時間目まで、1-1の児童と「子どもの森あさかわ保育園」の年長児たちが交流をします。

まずは、学校紹介です。

1年生たちがChromebookで撮ってきた校内の様々な場所や教室からの行き方について写真や動画で紹介します。

続いて、学校クイズです。

分からない園児には、ペアの1年生が優しくヒントを出しているのがほほえましいです。

たて割り班のときにもよく遊んでいる「よつかど」で一緒に遊びます。

年長児たちは遊んだことがないので、1年生が手をつないで一緒に行動しています。

続いて「的当て」です。

折り紙で作った球をボードに当てます。

的に当たった得点で、1年生自作のプレゼントがもらえる仕組みです。

同じ時間、1-3の児童と「たかはた北保育園」の年長児たちが交流を行いました。

 

まずは、年長児たちに「プリント体験」をしてもらいました。

自分たちが入学したときに最初に取り組んでいた、「線のおけいこ」の練習です。

プリントは、3組の子供たちの自作です。

鉛筆の持ち方など、年長児に優しく教えてあげていました。

続いて、「Chromebook体験」です。

自分たちも使い始めてから1年も経っていないのに、器用に年長児たちに教えている1年生。

おとなしく操作をしている年長児たちを含め、デジタル世代のすごさを感じます。

次は、「学校ビンゴ」で遊びます。

3組の子供たちが、学校の各所をChromebookで撮影してきているので、その場所が出てくるとビンゴに近付きます。

途中には、自分の黄色い帽子をかぶらせてあげるサービスもありました。

体を動かす遊びもします。

 ♪かもつれっしゃ しゅっ しゅっ しゅ・・・

あれ?今朝の児童集会のときも聞いた曲が・・・。

たまたま遊びが重なりましたが、「じゃんけん列車」で楽しく遊びます。

楽しいことは何回やっても楽しいのです。

1-1と1-3の交流の仕方は全く違います。

これが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の真骨頂。

1年生と言えども、保育園児に喜んでもらうために、また、小学校のことを知ってもらうためにはどうすればいいか、学級内で一生懸命考えて企画したのです。

ですから、おもてなしの仕方が違っているのは当然です。

(もちろん、各担任は他学級の交流内容は知っていますし、保育園側にも事前に情報提供しています。)

一番大事なのは、こうした活動を通して、年長児たちに「潤徳小は『子供たちがつくる学校プロジェクト』を頑張っている学校である」ことを知ってもらうこと。

これについては、十分達成できた交流会だったと思います。

明日からも、続々と保育園児たちがやってくる予定です。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】校内じゃんけんチャンピオン決定!?

今朝は、集会委員会による「クラス対抗じゃんけん列車」集会が行われました。

 

先週の金曜日、放送委員会と集会委員会のコラボによる「ドッキリ集会」が行われたばかりなので、すぐに新たな集会が実施され、子供たちの負担が気になるところですが、集会委員会は、ドッキリ集会担当と通常集会担当に分かれ、応援が必要な場合は、互いに助けるシステムにしているとのことです。

今回は、通常集会担当の子供たちが企画・運営をする集会になります。

じゃんけんに勝ち抜き、チャンピオンになった学級には、集会委員自作のトロフィーが授与されるとのこと。

モチベーションが上がります。

♪かもつれっしゃ しゅっ しゅっ しゅ・・・

音楽に合わせて、全学級が動き出します。

各学級の先頭の児童が代表児童になり、別の学級の先頭の児童とじゃんけんし、負けたらその学級の後ろについていくルールです。

つまり、最後に先頭になっている学級がチャンピオンということになります。

じゃんけんが繰り返され、列がどんどん長くなっていきます。

すると、「先頭」の子が一人になりました。

全校が一列になったのです。

ということで、見事チャンピオンになったのは2年3組。

各学級、先頭の児童を決めるために「学級内予選」を行ってきていますから、2年3組の先頭の児童は、本校で最もじゃんけんの強い児童ということになります。

2年3組の子供たちは、朝礼台の周りに集まり、先頭の児童が集会委員からトロフィーを受け取っていました。

他の学級も2年3組に大きな拍手を送り、心の温まる時間になりました。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】校長、緊急逮捕!またもや、ドッキリ集会!!

本校は、給食後に清掃→昼休み→5時間目という流れで進んでいきます。

今日も、普段どおり、清掃が終わろうとしていましたが・・・

その清掃の時間に、こっそりと放送委員会の子供たちが多目的室に集まっています。

 

そして、反対側には集会委員会の子供たちが・・・。

実は、今日は極秘裏に計画された、放送委員会×集会委員会による、今年度3回目の「ドッキリ集会」の決行日なのです。

(過去のドッキリ集会の様子は、こちらから ドッキリ集会① ドッキリ集会②

突然、集会委員会の児童からの放送が入ります。

集会委員A「今日のドッキリ集会は『学校かくれんぼ』です。」

清掃が終わり、昼休みになるのを教室で待っていた子供たちは、まさにドッキリですが、大好きなかくれんぼと知って、歓声が上がります。

すると、おもむろに各担任が黒板に「手配書」を貼り出します。

実は、今回は、この手配書にある「お尋ね者」を探すことがミッションなのです。

さらに、見付けた人数に応じて「潤杯ポイント」が入ります。

各教室が騒然となります。 

この「お尋ね者」が何と本校の教員に瓜二つ!

校長(さいとう いくお)に似た「お尋ね者」もおり、名前は「イク王」になっています。

懸賞金は、何と「₿7,000,000,000,000,000」!

国家予算を大きく超える懸賞金・・・

どれだけ凶悪かつ危険人物なのか・・・

おまけに単位はビットコインだし・・・(苦笑)

他の「お尋ね者」たちも、本校の教員をもじったような、怪しい名前がついています。

多額の懸賞金がかけられるほど悪いことはしていないつもりですが、身の危険を感じ、暗幕をかぶって、2階の廊下の前に隠れます(「潤杯ポイント」のたまっていない学級の前)。

しかし、開始の合図とともに、一瞬で子供たちが殺到し、暗幕をはがされ、確保される羽目に。

数十人の子供たちに連行され、チェック役の集会委員に引き渡されます。

すると、放送で「たった今、『イク王』が捕まりました!」との放送が流れます。

今回、「お尋ね者」が潜んでいるのは学校内全域です。

そのため、校庭、校舎内、血まなこになって子供たちは捜しています。

 体育館に行くと、跳び箱の中に隠れていた「お尋ね者」が確保されていました。

それにしても、「お尋ね者」が捕まるたびに、すぐに放送が入るので不思議に思い、放送室に行ってみると、放送委員たちが、端末を確認しながらマイクに向かっていました。

実は、「お尋ね者」が集会委員に引き渡されると、すぐに集会委員が入力するのです。

その結果を見て、すぐに放送を入れるわけです。

まさに、リアルタイムかくれんぼ。

非常に高度なことが裏側では行われているわけです。

こうした最先端の「防衛システム」により、全ての「お尋ね者」が確保され、潤徳小の安全が守られました。

「お尋ね者」が確保されても、子供たちは手配書を見て、盛り上がっていました。

この「ドッキリ集会」は、集会委員会と放送委員会がコラボして企画されたものです。

各委員会の委員長が構成員となっている、新設の「中央委員会」での議論を経て実現しています。

たぶん、年度末の押し詰まっている時期にもかかわらず、「潤杯」や「潤フェス2」などパーティーモードになっているのは、日本全国で本校だけなのでは?

「子供たちがつくる学校プロジェクト」の大きな成果と言えそうです。

 

それにしても、集会終了後の子供たちの反応が違います。

1年生A「あ、『イク王』見付けた!」

3年生A「『イク王』、さようなら!」

困ったものです…(苦笑)【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】最終日!潤徳フェスティバル2⑤

1週間連続で開催してきた「潤フェス2」もいよいよ最終日です。

トップバッターは、寸劇「6年1組の日常」です。

お笑い要素満載のシナリオとオーバーリアクションで会場は大爆笑。

担任との息もピッタリでした。

次は、ルービックキューブです。

数百人が見守る中、6面を揃えることに集中します。

隣では、けん玉披露の応援も加わります。

生の一発勝負なので、なかなか思うように揃いません。

そこで、次のピアノ発表と並行して作業を続けます。

努力の甲斐あって大成功!

大きな拍手が送られました。

そして、ピアノの演奏曲は、子供たちにも大人気の「Bling-Bang-Bang-Born」。

観客も大合唱です。

速いテンポなのに素晴らしいテクニックで弾いていました。

次は、5年生による複合技の発表です。

歌、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、旗のコラボレーションがバッチリ決まっていました。

 次は、歌と「6年4組の楽しい仲間たち」の発表です。

あいみょんの歌を真剣に歌う傍らで、楽しい仲間たちのドタバタダンスが披露され、笑いが起きていました。

そして、潤フェスの発表の中心となったダンスの発表です。

どのグループも、キレキレのダンスを披露しています。

本当に若者や子供たちにはダンスが流行っていることが分かります。

そして、「潤フェス2」の最後を飾るのは、4年1組の発表です。

驚いたのは、学級にふさわしい歌をAIで作ったということ。

その歌に合わせて全員でダンスを踊ります。

ハイライトは担任のバク転!

会場はサプライズの連続で、大いに盛り上がりました。

4年1組の子供たちは、出演3日前には「決意発表会」を開催するなど、並々ならぬ覚悟で本番に臨んでいました。

大トリを飾るにふさわしいパフォーマンスを披露することができました。

代表委員「これで、今年度の潤フェスを終わりま⋯」

担当教員「ちょっと待った〜!」

代表委員は夏休みの前から準備を始め、延期があってもモチベーションを保って、「潤フェス2」の成功を目指して頑張ってきました。

その努力について担当教員から紹介があり、会場から代表委員に対してねぎらいの大きな拍手が送られました。

今回、「潤フェス2」となり、大きく変わったことは、出場者数の急増です。全校の半数近い児童が出場者となるなど、裾野が大きく広がりました。

一大イベントとなった「潤フェス2」。

1週間だけの開催期間だけでは、全てを同列に扱うことが難しくなったので、「ステージ枠」と「映像枠」に分けた構成にしました。例えば、短時間ではできないものや、サッカーのシュートなど体育館では発表できない出し物は「映像枠」とし、各教室や「潤徳小デジタルサイネード」で紹介しました。

多くの子が、教室移動のときなどに足を止め、パフォーマンスに見入っていました。

「潤フェス2」は、全て休み時間に行われ、教育課程に位置付かないものです。

それにも関わらず、教員も子供たちも全力投球するところに本校の強みがあると感じます。【校長】