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避難訓練(4月)
今日は、今年度最初の避難訓練が行われました。
今回は、学級での説明もありますので、「予告あり」となります。
特に1年生は、基本的な身の守り方や避難の仕方について担任から細かい説明を受けます。
この学級では、「お(おさない)」「か(かけない)」「し(しゃべらない)」「も(もどらない)」の後に「ち(ちかよらない)」と書いていあります。
校長「へぇ、『ち』があるんだね。」
担任「幼稚園や保育園で『おかしもち』で習っているところがあるみたいです。」
校長「潤徳小には『サクラモチ』がいるんだよ。」
笑いをとるつもりが、1年生たちの反応は今一つ。
入学間もない1年生たちには、まだ、本校キャラクターの認知度は高くないようです(苦笑)
そうこうしている間に地震が起きます。
今日は副校長不在の想定です。
担当教員たちだけで避難誘導を行います。
1年生も「練習どおり」机の下にもぐります。
地震が収まったら、防災頭巾をかぶり、廊下に避難します。
まだ、自由に校庭に出たことのない1年生の避難訓練はここまでです。
2年生以上は新しい学級や専科等の教室から校庭に避難します。
昨年度と違う避難経路になっている子も多いはずですから、しっかりと確認しながら「おかしも」で移動します。
各担任は、学級の人数を確認し、報告します。
このことはとても大事で、特に休み時間に子供たちがばらばらになっているときなどに発災した場合、人数確認が正確にできるかによって、その後の対応が大きく変わってきます。
校長からの話です。
・新しい学年、学級になり、避難経路が変わった子も多いと思うが、落ち着いて避難できていた。
・しかし、能登半島地震は元日に、熊本地震は1学期開始後の4/14、16に発生している。いつ地震が起こるか分からないので、今年度もしっかり訓練に取り組んでほしい。
ここで、ガラッと話題が変わります。
校長「ところで、熊本と言えば、3月末に閉校した山都町立潤徳小学校のことですが、子供たちは、そのまま、隣の学校である山都町立矢部小学校に通うことになるということは、前に説明したと思います。」
校長「実は、4月になったら、山都町立潤徳小学校の校長先生だった池部校長先生が、何と、山都町立矢部小学校の校長先生になられたんです。すごいですね。」
子供たちからは、「あはは」という笑い声と、大きな拍手が起きました。
子供たちなりに安心したということなのでしょう。
また、何らかの形で交流できたらよいと思います。
校舎内から避難した児童は、上履きのまま校庭に避難をしたので、校舎内に入る場合には、上履きの底をタオルで拭います。このタオルは、保護者や地域の皆様から寄贈いただいたものです。今年度も活用させていただきます。【校長】
全校朝会(4月15日)
今朝は、今年度最初の全校朝会がありました。
本校では、全校朝会は原則としてリモートで行います。
校長室から、各教室に向け、生配信を行いました。
まずは、昨年12/2の開校150周年記念式典の際に撮影した航空記念写真のパネルが届いたことを紹介しました。
校長室に飾ります。これまでの航空記念写真も飾られていますので、学校の歴史が分かります。
ここからは、スライドを画面共有して話を進めました。
まずは、先週の振り返りから。
始業式で校歌を歌っているところです。あれから、もう1週間が経ちました。
そして、入学式。
1年生も、緊張したあのときを思い出したことでしょう。
入学式終了後、2年生による「歓迎のセレモニー」が行われたことも動画で紹介しました。
6年生が、入学式の準備などを行ったこと、1年生の朝の支度を手伝ったり、休み時間に遊んだあげたりするなど、自分たちで考えてお世話をしていることを紹介しました。
このように、自分たちで考えて、学校をよりよくしていく「子供たちがつくる学校プロジェクト」に取り組んでいることを1年生向けに説明しました。
日野市では、今年度から「第4次日野市学校教育基本構想」による新たな教育が始まっています。本校だけでなく、日野市全体の学校がこうした独自のプロジェクトに取り組んでいることを説明し、本構想の児童向けリーフレットができたので、自分でやってみたいことや頑張りたいことを書き込むように話をしました。
最後は、本校の児童であれば、絶対覚えていなければならない「校長先生との3つの約束」と「笑顔招福~SMILEFUL 潤徳小~」について、あらためて説明しました。
学校生活の基礎ですから、いつも意識して行動してほしいと願っています。【校長】
令和6年度日野市学力調査
日野市では、5年生を対象とした学力調査を行っています。
4/25までの任意の1日を選び、調査を行います。
今日は、本校の実施日となります。
5年生は、本格的な学力調査を行うのは初めてです。
そこで、朝のうちに5年生の各学級を回って、校長自ら「コツ」を伝授です。(企業秘密)
校長の「喝入れ」を聞いて、緊張感の増す5年生たちです。
調査内容は、国語、算数、学習意識調査となります。
1時間目は、国語です。
いつもの(市販の)テストと違い、問題冊子と解答用紙に分かれています。
説明を繰り返し受けたにもかかわらず、答えを問題用紙に書いてしまい、あわてる子も。
国語の調査終了後に、子供たちに感想を聞いてみると、
5年生A「文章がめっちゃ難しかったなぁ。いつもの(市販の)テストより大変だった。」
5年生B「うーん、最後まで終わらなかったよ・・・。」
と、ちょっと表情の浮かない子たちが多いようです。
続いて、2時間目は算数の調査です。
最近の学力調査は、単に答えを書き込むだけでなく、式や言葉を使って、解き方を文章で書かせる問題が多くなっています。
こうした問題に苦労する子供たちが多く見られます。
算数の調査が終了した子供たちに、同様に感想を聞いてみました。
5年生C「簡単だった。完璧!」
という頼もしい感想を言う子がいる一方、
5年生D「最後の2問は、何を聞いているか全然分からなかったな・・・・国語も難しかったし、最悪だ!」
とこぼす子も。
3時間目以降に各学級で意識調査に取り組みます。
子供たちの様子を見ていたら、回答用紙に記入する欄が136個もあります。
学習習慣、生活習慣が学力と相関関係があることは分かっていますが・・・
細かいことを質問されて、子供たちも少し困惑気味です。
校長室にずらりと並べられた、調査終了後の問題用紙や解答用紙。
厳重に保管のうえ、後日、回収業者に引き渡します。
さて、結果は、どうなりますか・・・【校長】
言葉の準備運動
小学校の教科書は原則として4年に1度、改訂があります。
今年度からは、新たな教科書が使われています。
4年生の教室に行ってみると、国語の「力を合わせてばらばらに」という学習に取り組んでいました。
ある「お題」に対して、頭に浮かんだものを書き、グループでそれぞれ発表したときに、全部ばらばらなものであれば成功という学習です。
例えば、あるグループは、「動物と言えば?」というお題で考えました。
4年生A「サル!」
4年生B「オオカミ!」
4年生C「トラ!」
4年生D「ゾウ!」
校長「おぉ、ばらばらなので成功だね!」
といった具合です。
別のグループは、「甘いものと言えば?」というお題で考えています。
4年生E「いちご!」
4年生F「いちご!」
4年生G「いちご!」
4年生H「いもようかん!」
うーん、失敗です。他の子がどんなことを言うか予想し、別なものを考えて書く、高度なテクニックが必要なようです。
4年生E「だって、いちごしか思いつかなかったんだもん・・・。」
旬ですからね。気持ちは分かります。
5年生の教室に行くと、国語の「名前を使って自己しょうかい」の学習が行われていました。
自分の名前の最初の一文字を使って、自己紹介になるような文作りをする学習です。
文作りができたら、互いに発表して、仲良くなろうというわけです。
クラス替えのあった5年生にはぴったりの学習と言えそうです。
学習を終えた、別の5年生の学級では、教室の後方に作品が掲示されています。
と・・・とんでもなく、犬が好きで
よ・・・ヨークシャーテリアも大好きで
ず・・・図鑑ももちろん持ってます
み・・・みんなが知らない犬種も知ってます
(以下、略)
といった感じです。(本人の許諾を得て掲載しています。)
5年生A「校長先生も考えてみれば?」
確かに。年度初めですから、ちょっと頭をひねってみてもよいかもしれません。
<公式>
さ・・・最高の学校を目指す
い・・・意気込みをもち
と・・・特別な1年になるよう
う・・・うーんと頑張って
い・・・いっぱいの笑顔で
く・・・苦しいことにもめげずに
お・・・「推し」の学校をつくります!
<非公式>
さ・・・酒と肴は控えめに
い・・・意欲も高くダイエット
と・・・糖質にも気を付けなきゃ
う・・・運動もしないとね
い・・・いっぱい食べたい気持ちを抑え
く・・・食いしん坊にならないよう
お・・・おいしいものの誘惑に負けず、頑張ります!
うーん、校長室にこもって、30分も考えてしまいました。
なかなか難しい学習です(苦笑)【校長】
晴れの3日目
昨日とはうってかわって、今日は雲一つない晴天に恵まれました。
朝からうきうきした気分になります。
4/15までは春の交通安全期間中です。
子供たちの登校の様子も気になりましたので、学区域のパトロールに出かけました。
写真は、高幡の交差点を渡る子供たちです。
交通安全協会の方々に見守られながら、横断歩道をきちんと渡っています。
ふれあい橋のところは、子供たちの待ち合わせ場所になっています。
「おはよう~!」などと互いにあいさつをしています。
1年生は、登校するのが3日目。
多くの保護者の方が一緒に登校されているところに出会いました。
朝からありがとうございます。
今朝は、いつにも増して富士山がきれいに見えました。
思わず、富士山に向かって、この1年の子供たちの安全を祈願しました。
登校した1年生たち。
今日も、「校長先生との3つの約束」のうちの「他の人の話を真剣に聞くこと」を守り、担任の話をしっかり聞いています。
2年生以上は、もう本格的な学習に入ります。
真新しいノートに問題を書き写していきます。
初心を忘れず、しっかりと学習に励んでほしいものです。
身体計測も行われます。
新1年生が入ってくると、やっぱり、2年生以上の子たちの体は大きいことに気付かされます。
子供たちの成長のスピードには驚かされます。
そして、子供たちのお楽しみは、何と言っても休み時間。
クラス替えしたところも多いので、新しい友達と一緒に校庭を駆け回っています。
中には、新担任と鬼ごっこをして遊ぶ学級も。
こんなよい天気でも、校庭での遊び方の約束を学んでいない1年生たちは外で遊べません。
でも、大丈夫です。
優しい6年生たちが1年生の教室にやってきて、一緒に遊んでくれます。
今日は、クイズを出したり、昔遊びをしたり、一緒に絵を描いたりと、6年生なりに工夫をした遊びをして休み時間を過ごしました。
早速、だっこして6年生に甘える1年生も見られます。
1年生は、今日もお昼前にコース別に下校です。
校長とハイタッチしながら「さようなら!」と元気に帰っていきました。
2年生以上は、久し振りの給食開始です。
「シャークバーガー」にかぶりつき、大満足の子供たちです。
しばらく午前授業で「慣らし運転」の学校生活になりますが、早く新しい学年、学級に慣れ、楽しく過ごしてほしいと思います。【校長】
嵐の2日目
天気予報が当たってほしくなかったのですが、今日の午前中は、あいにくの強雨、強風の天候となりました。
せっかく、昨日は晴れやかな入学式を終えたばかりの1年生たちですが、早くも厳しい状況となってしまいました。
しかし、もう、幼稚園児、保育園児ではありません。
登下校も含めて、自分のことは自分でできなければならないのが1年生です。
というわけで、何とか校舎にたどり着いた1年生たち。
ちゃんと、昨日の入学式で校長が話していたことを覚えていて、「おはようございます」とあいさつしてくれました。
でも、雨の日は、やらなければならないことがたくさん!
下駄箱も傘立ても場所がよく分かっていない1年生たちにとっては、とてもハードルが高くなっています。
すると、見るに見かねた6年生たちが自発的に声をかけていきます。
6年生A「何組か覚えてる?」
6年生B「傘、貸して。巻いてあげるから。」
6年生C「長靴、どこに入れればいいか知ってる?」
6年生D「自分の教室にどうやって行けばいいか分かる?」
多くの6年生、教員が総出で1年生の世話を行います。
早く登校した上級生の子たちも、1年生優先でじっと待っています。
予定では、6年生は、今日、1年生のお世話の仕方や役割分担を決めて、明日から組織的なお世話を行うことになっていましたが、この状況ですので、次々にお世話を手伝ってくれました。
ふと気付くと、6年生がびしょ濡れになりながら1年生のお迎えをしています。
何と奉仕精神にあふれた6年生たち!
感動ものです。
校門の方には、心配そうに見つめる保護者の方々がたくさんいらっしゃいました。
1年生のわが子を学校まで送ってくださったのでしょう。
ありがたい限りです。
1年生は、教室に行っても、ランドセル等から荷物を出し、ロッカーにしまったりする作業を行わなければなりません。
1つ1つの作業を、説明を聞いて覚えていきます。
教室に全員揃ったところで、学校生活の約束を聞いたり、道具箱などの身の回りの物の使い方の説明を受けたりします。
覚えることがたくさんです。
6年生は、昨日の入学式の片付け作業も行います。
あっという間に最高学年の顔つきになってきました。
1年生だけでなく、他の学年も6年生以外はクラス替えがあったため、新たな担任、新たな友達との生活が始まります。
どの学級もちょっと緊張気味です。
新たな教科書も配布します。
たくさんの教科等がありますから、分担して教室に運んでいきます。
今日は事実上の学校生活の初日ですから、細かく学級の様子を見たかったのですが、中学校の入学式の日なので、校長は三沢中、副校長は日野三中に出かけました。
三沢中の新入生は200名を超えます。
本校の卒業生の顔もたくさん見えました。
来賓紹介の際、新入生に「笑顔で頑張ってください!」と一言、声をかけました。
本校に在籍していた際、「笑顔招福」と繰り返し話をしていましたので、その意図が分かったのでしょう。多くの本校の卒業生が私を見て、ニコッとしてくれました。
充実した中学校生活を送ってほしいものです。
もう、三沢中の生徒になったので、式中の写真を撮ることができず、ちょっと残念。文字だけの紹介ですみません。
中学校の入学式から戻ると、1年生は帰り支度を始めていました。
今日からしばらくの間、コース別下校をすることになります。
雨が降っているので、廊下でコースごとに分かれます。
1年生A「校長先生、さようなら」
1年生B「校長先生、また明日ね!」
つぶらな瞳で、校長に別れのあいさつをしていく1年生たち。
かわいい!早くも目の中に入れても痛くなさそうです。
コース別下校の解散場所まで送っていった担任や専科の教員が学校に戻ってきて、「たくさんの保護者の方が解散場所まで迎えに来てくださっていました。」と私に報告していました。
この激しい雨の中・・・申し訳ございません。
明日からは、しばらく晴れの日が続く予報ですので、通常の登下校ができるようになりそうです。【校長】
令和6年度入学式
始業式が終わった後、すぐに入学式の準備に入ります。
ずいぶん昔のように感じてしまいますが、昨年度の入学式は「コロナモード」で実施されていました。
しかし、今年度は、ようやくほぼ以前の形式で行うことができるようになりました。
そこで、6年生が入学式の受付補助を行います。
名札をつけてあげるのも6年生の仕事。
身を委ねる新1年生たちです。
そして、手をつないで、1年生の教室まで連れていきます。
保護者の方と離れ、不安そうな1年生も手をつながれ、おとなしくついていきます。
一方、2年生も始業式終了後、下校せずに音楽室に集まりました。
入学式終了後の「歓迎のセレモニー」を担当しているのです。
セレモニー内で歌う、校歌などの練習を大きな声で頑張っていました。
入学式が始まりました。
「さんぽ」のピアノ伴奏で、緊張しながら入場してきた1年生たち。
ちゃんと自分の椅子に座って、式に臨むことができています。
校長の話です。
始業式に続き、「校長先生との3つの約束」をする大事な場です。
校長「潤徳小学校の子供は、この3つの約束を必ず守るのです。みなさん、約束できますか?」
1年生たち「はい!」
1年生たちもちゃんと約束を守ってくれそうです。
担任紹介です。
1年間、一緒に生活する担任と初顔合わせです。
入学式終了後、2年生による「歓迎のセレモニー」を行いました。
「やあ!」の歌を元気に歌い、簡単な学校紹介の呼びかけをしました。
それまで、大人の話が続き、ちょっと疲れ気味だった1年生たちも目を輝かせて2年生たちの出し物を見ています。
最後は、2年生が本校の校歌を歌って、お手本を示しました。
1年生の3学期から、秘密練習を繰り返してきた新2年生たち。(詳しくは、こちら)
春休みをはさんでも、ちゃんと忘れていませんでした。
「先輩」として、とても立派な発表でした。
退場するまで、きちんと式に参加することができた1年生たち。
とても立派な態度で、明日からが楽しみになりました。
しかし、どうやら、明日は、強い雨の中でのスタートになりそうです。
さらに、今週は、5日間連続の登校になります。
1年生にとっては、ちょっと厳しい船出になりそうですが、きっと、「雨降って地固まる」ということになるでしょう。
潤徳小の2年生以上の子供たち、教職員全員が新たな仲間たちを歓迎しています!【校長】
令和6年度第1学期始業式
今年度のスタートは、春らしいおだやかな天候の中で迎えることができました。
そして、いつ以来でしょう。桜も満開です!
最近は、「卒業式に満開」ということが続いてきていましたので、久し振りに、いつもの「学校の春」が戻ってきた感じです。
しかし、子供たちには、あまり、桜の花は目に入らないようです。
旧担任等から受け取るクラス分けの紙を見て、大興奮です。
新しい学年、学級のところに整列して、1学期の始業式を開始しました。
最初は、校長からの話です。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」を学校の柱にすること、「校長先生との3つの約束」を今年も守ってほしいことなどを話しました。
続いて、異動者、初任者等の本校に着任した教職員の紹介をしました。
紹介するたびに、自然に拍手が起こったり、「よろしくお願いします」などの声が上がったりします。
春休みをはさみましたが、やっぱり、本校の子供たちは素直でかわいい!
続いて、緊張の担任発表!
発表するたびに該当の学級から大きな歓声が上がります。
代表児童の6年生たちが「今年度の抱負」を発表します。
笑顔で挨拶すること、1年生のお世話を頑張りたいこと、歴史の勉強を頑張ること、たて割り班のリーダーとして下級生を引っ張ることなど、6年生らしい決意が語られました。
校歌を歌い、始業式を終えた後、転入生の紹介を行いました。
4人の新しい仲間を迎え、今年度は全校児童710名でのスタートになります。
最後は、新しい学級ごとに分かれ、担任から明日以降の指示を受けます。
新しい1年の始まり、ワクワクする気持ちでいっぱいになりました。【校長】
教職員は研修漬け!
現在、春季休業期間中です。
本日、新年度準備のため登校した新6年生以外は、まだ春休みを満喫していることでしょう。
しかし、教職員は違います。
1学期、そして、今年度全体の準備をこの期間に行わなければなりません。
分刻みのスケジュールで様々な会議や研修が実施されます。
今日の午後は、まず、アレルギー研修が行われました。
1学期がスタートしたら、すぐに給食が始まります。
研修開始にあたり、校長から、アレルギー反応による事故を防ぐ、また、発生した場合、速やかにかつ適切に対応し、子供たちの生命を守れるよう、真剣に研修を受講するように教職員に話をしました。
まずは、本校の栄養士から、本校児童のアレルギーの実態等について話がありました。
本校では、給食で、アレルギーの対応が必要な児童が年々増加する傾向にあります。
写真のように、除去食品目も多数にわたっています。
献立を作成する際も、こうしたことを考慮していかなければならないので、大変な作業になります。
続いて、養護教諭から、アレルギー反応があった場合の対応について説明があります。
エピペン(医師の治療を受けるまでの間、アナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(アドレナリン自己注射薬))を打つ練習もします。
児童の生命がかかりますから、複数体制で、マニュアルに基づいて慎重に処置を行います。
さらに、管理職が不在の場合を想定し、実際にアレルギー反応の中でも特に重篤な状態であるアナフィラキシーになり、エピペンを打つまでのロールプレイをグループごとに行いました。
校長も児童役になりました。
迫真の苦悶の表情の中、無事、エピペンの処置を受けることができました。
新学期が始まりましたら、アレルギーでの配慮が必要な児童の保護者の方との面談を実施しますので、ご協力をお願いいたします。
最後に、嘔吐物があった場合の処理の方法を養護教諭から学びました。
続いて、ICT研修を行いました。
児童が、1台ずつ端末を持つ時代。
指導する教員がICTの知識をもっていないと、活用を図ることができません。
GoogleのClassroom、Meet、Formsなどのよく使う機能や授業支援の「ミライシード」などについて説明を受けます。
本校に異動してきた教員、初任者等は、初めて聞く内容も多いですから、一つ一つ確認しながら話を聞いています。
1回の研修だけでは、全部を理解することは難しいものです。
学年等で協力しながら、日々、研修を積んでいきます。
・・・というわけで、教職員は準備と研修に追われます。
一方で、「働き方改革」も求められる時代ですから、管理職としては、非常に頭の痛いところです。
しかし、万全の準備をして、子供たちを迎えたいと思います。【校長】
令和6年度スタート!・・・の準備
4/8(月)、いよいよ、令和6年度第1学期始業式、入学式が行われ、今年度の教育活動が本格的に始まります。
今日は、新6年生がひと足早く登校し、新年度の準備を教職員と一緒に行いました。
まず、校長の私から、最高学年としての心構えについて話しました。
校長「『子供たちがつくる学校プロジェクト』の中心はみなさんです。6年生は『人の役に立つ喜び』を感じる学年です。1年生から5年生のリーダーとしてしっかり取り組んでください。最高の6年生を目指して頑張りましょう!」
大きくうなずく6年生たちです。
6年生は、仕事分担に基づき、机・いすの調整、新1年生の教室準備、下駄箱や入学式会場の清掃、配布物の準備など、てきぱきと仕事をこなしていました。
一生懸命働く6年生の姿を見て、開校151年目を迎える本校は、今年も「笑顔招福」の年になること間違いなし!と強く感じました。
6年生のみなさん、ありがとう!
新しい1年生、そして、進級してたくましくなった2年生以上の子たちに会えるのが楽しみです。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜グランドフィナーレ 教職員お別れ会編〜
今日は、教職員の今年度最後の出勤日です。
閉校ギリギリまで片付けなどの作業に追われている山都町立潤徳小学校ですが(詳しくは、こちら)、作業等の合間に少し時間をつくっていただいて、両校の教職員同士による最後の「東西コラボ」を実施しました。
校長の私も、「山都潤徳Tシャツ」を着て、正装で臨みます。
片付け等でお忙しい中、山都・潤徳小の多くの教職員の皆様にもお集まりいただきました。
本校教職員から、東西コラボの思い出などを一人ずつ伝えました。
山都・潤徳小の教職員の皆様からも一人ずつお別れのあいさつをいただきました。
両校の教職員が本当に仲良くなったことを実感します。
同時に、淋しさもこみ上げます。
最後は、池部校長先生から、恒例の「こ・ん・に・ち・は~」をいただきました。
両校の教職員も元気に応えます。
山都・潤徳小からいただいた、閉校ののぼりや「友情の旗」などをこれからも大切にし、両校の絆を歴史に残していきます。
山都町立潤徳小学校の関係者の皆様のこれからのご活躍を祈念するとともに、「潤徳小」の名を引き継ぐ本校の教育活動の一層の充実を誓っていまいります。
本日をもちまして、一昨年11月から行ってきました「東西潤徳小学校コラボレーション」(詳しくは、こちら)を終了いたします。
また、開校150周年という記念すべき年度を無事に終えることができました。
皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
校庭の桜もようやく咲きはじめ、4/8の令和6年度始業式・入学式は、満開の桜の下で迎えることができそうです!【校長】
(山都側の「教職員お別れ会」の様子は、こちら)
日野市市制60周年 開校150周年記念卒業式挙行
本日(3月25日)の9時から、本校の体育館で「日野市市制60周年 開校150周年記念卒業式」を執り行いました。
緊張しながら入場してくる卒業生。
卒業への決意が伝わってきます。
卒業証書授与の様子です。
卒業生は、きちんとした態度で証書を受け取っていました。
校長式辞では、日々の「小さな幸せ」を感じることが「宇宙一の幸せ」に結び付くとの趣旨の話がありました。
卒業生による門出の歌は、6年生の年間を通じたテーマである「宇宙一」という言葉に相応しいものでした。
退場していく卒業生。
あふれる涙をこらえきれない姿も見られます。
今日は、あいにくの雨。
門送りは校庭で行えず、体育館内となりましたが、いつもまでも会場内で写真を撮り合うなど名残り惜しそうな卒業生たちでした。
卒業式後、6年生の教室を見回ると、担任による温かいメッセージが教室の黒板に残されていました。
卒業生の皆さん。潤徳小学校で学んだ誇りを胸に、それぞれの新しい生活に進んでほしいと思います。卒業生の活躍を心より祈念いたします。
あとは、卒業式を残すのみ!
今日は、1年生から6年生が登校する最後の日です。
修了式が終わった後の様子を少しお伝えします。
色画用紙を一生懸命切っている1年生たち。
校長「何してるの?」
1年生A「来年の1年生のために、教室の飾りを作ってるの。」
校長「そうだよね~、1年前、教室が飾られていたこと、覚えてる?」
1年生B「うーん、忘れちゃったなぁ。」
でも、一生懸命、準備を進めている1年生たちです。
国語で「お話のさくしゃになろう」の学習を進めてきた2年生。
端末を使って「デジタル絵本」を作った子も多く、最後にデータを共有して、読み合っていました。
2年生の技能も飛躍的に向上しました。
総合的な学習の時間に「バリアフリーについて考えよう」の学習を進めてきた4年生。
今日は、隣の学級に行って、調べたことを発表していました。
ちょっと緊張する中で発表することにより、プレゼンテーション力も向上します。
通知表を担任から受け取る5年生。
いよいよ小学校生活もあと1年。
今年度よかったところを伸ばすのも、課題を改善するのも、残された期間は1年間しかありません。
担任からの評価をしっかりと聞いています。
6年生は、ギリギリまで卒業式練習です。
よりレベルの高い卒業式を目指し、妥協のない練習を行います。
3/25は、最高の門出の日になることでしょう。
3年生では、3学期の後半から、担任が産休に入った学級があります。
他の学級は、最後の日を担任と迎えていますが、この学級はちょっと寂しい思いをしていると考えた校長、超サプライズで、「さようなら」をする直前に、産休中の担任とオンラインで結んでみました。
突然、モニターに担任が映り、びっくりした子供たち。
思わず、モニターの前に駆け寄っていきます。
「東西潤徳小学校コラボレーション」で蓄積してきたオンラインのノウハウがこうした場面でも生かされます。
うれしそうな子供たちの様子を見て、技術の進歩は「笑顔招福」にも結び付くと感じました。
「校長先生、またね~!」
と手を振って帰っていく1年生たち。
次に登校するときは2年生。
黄色い帽子の姿を見るのも見納めになりそうです。
1年生から5年生の保護者等の皆様、今年度も大変お世話になりました。
そして、6年生の保護者等の皆様、一緒に「宇宙一」の卒業式を見届けましょう。【校長】
日野市市制60周年 開校150周年記念修了式
本日(3月22日)の朝、オンラインで「日野市市制60周年 開校150周年記念修了式」を開催しました。
まず、学年の代表児童に修了証を授与しました。
次に、校長先生のお話です。日野市市制60周年、そして開校150周年の記念すべき1年の本校のあゆみを画像と動画で振り返りました。
そして、1年生の学級代表児童によるスピーチです。1年間取り組んだことや成長したことなどを堂々と話しました。
最後は、校歌斉唱です。
修了式の後、生活指導部の先生から「春休みの過ごし方」について、情報主任の先生から「Chromebookの使い方」についてお話がありました。
また、19日の朝実施した「お別れの会」に参加できなかった今年度で学校を去られる先生方から、児童に挨拶をいただきました。
皆さんにとって、笑顔招福な春休みとなりますよう祈念しています。
1年間、本校の教育活動に温かいご支援とご協力を賜りました全ての皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
本当に、ありがとうございました。
東西潤徳小学校コラボレーション〜「お別れの会」編〜
今日は、本校も山都町立潤徳小学校も修了式の日です。
両校の子供たち同士が交流できるのも最後の日になります。
そこで、修了式の前にオンラインによる「お別れの会」を開きました。
昨日、6年生が卒業した、山都・潤徳小。在校生は1年生から4年生だけとなりました。
そこで、「お別れの会」は、本校の6年生の代表委員が最後の仕事として、自らすすんで司会をしてくれました。
代表委員A「これから、日野市立潤徳小学校と山都町立潤徳小学校の『お別れの会』を始めます。」
代表委員B「まず、日野市立潤徳小学校の代表児童のあいさつをお願いします。」
本校代表は、集会委員会の委員長、副委員長の6年生の2名です。
集会委員たちは、両校合同の全校児童集会を開催するため、何回もオンライン会議を重ねてきました。(詳しくは、こちら①、こちら②、こちら③、こちら④、こちら⑤)
間違いなく、一番、山都・潤徳小と交流した子たちですので、代表児童として話をすることを依頼したところ、二つ返事で引き受けてくれました。
山都側からは、「友情の旗」が映ったことで、子供たちや教職員の方々から「あ、旗だ!」とか、「おぉ~!」といったどよめきが上がっているのが聞こえます。
スピーチ内容は、集会委員が自分たちだけで考えたものです。大変素晴らしいので、全文ご紹介します。
集会委員A「おはようございます。集会委員会委員長の○○です。私が印象に残っているのは、東西潤徳小コラボの集会です。特に忘れられないのは、ビンゴ大会です。同点になったことは運命だなと感じました。それと、校長室でリモートの打合せをしたことです。この1年間、たくさんの交流ができて、とても楽しかったです。山都町立潤徳小学校のみなさん、本当にありがとうございました。」
集会委員B「そして、潤徳の名は永遠に不滅です!山都・潤徳小のみなさんの思いは、私たちが永遠に引き継いでいきます!」(「友情の旗」を大きく振る)
集会委員A「山都町立潤徳小学校で過ごした日々を忘れずに、矢部小学校でも頑張ってください!」
山都側から拍手が聞こえます。
続いて、山都・潤徳小からの代表児童のあいさつがありました。
本校4年生の児童と一緒に算数の授業をしたこと(詳しくは、こちら)、私と本校教員3名が山都・潤徳小の閉校記念式典に参加し、一緒に給食を食べて交流したこと(詳しくは、こちら)などの思い出が語られました。やはり、直接交流の印象が強いようです。
ここで、再び、代表委員が登場。
代表委員A「ここで、『お別れの会』は終わり・・・ですが、最後と言えば、やっぱり『アレ』ですよねぇ!」
代表委員AB「池部校長先生、お願いしま~す!」
百戦錬磨の代表委員たち、最後まで、アドリブの進行が冴えわたります。
この1年半弱の間に、池部校長先生と何百回も繰り返されてきた「こ・ん・に・ち・は~!」のあいさつ。
「さようなら」ではなく、やはり、「こ・ん・に・ち・は~!」が両校の締めにはふさわしいのです。
本校の全学級、そして、山都・潤徳小から、池部校長先生の発声に合わせ、渾身の「こ・ん・に・ち・は~!」が聞こえてきます。
そして、山都・潤徳小が退室するまで、大きく手を振り続けました。
日本全国、修了式を迎えている学校は多くあると思いますが、こうした「お別れの会」をしているのは、両潤徳小だけでしょう。
最初は、「日本唯一、最先端の取組」を目指し、意気込んで取り組みました。
確かにそのとおりなのですが、こうして、最後を迎えると、残った印象は「日常化」ということでした。
子供たちにとって、両校がつながることは当たり前で、もう、普段の出来事になりました。
「日本唯一、最先端の取組」なのですが、いつもどおりの取組。
このコラボの最大の成果は、こういうことなのでしょう。
潤徳の名を引き継ぐことも、日野・潤徳小の子供たちにとっては当然のこと。
両校の絆は、ずっと子供たちの心に残り続けることでしょう。
山都・潤徳小の皆様、今まで、本当にありがとうございました。【校長】
(山都側から見た、最後のお別れの様子は、こちら)
【子供たちがつくる学校プロジェクト】年度末お楽しみ会
1~5年生は、明日の修了式が、6年生は25日の卒業式が最終登校日になります。
クラス替えや卒業が目前に迫り、最後のお楽しみ会が行われる学級・学年が多くありました。
「ばくだんゲーム」で盛り上がる1年生たち。
この1年間で、たくさんの楽しい遊びを覚えました。
2年生も、校庭でドッジボールをする学級あり、各自の端末で「kahoot!」を使って友達クイズをしている学級ありと様々な楽しみ方をしていました。
4年生は校庭で「こおり鬼」をしている学級がありましたが・・・
今日は、強風が吹いていて寒い!
文字どおり、「氷」になってしまいそうな寒さでしたが、4年生たちは元気に校庭を駆け回っていました。
そして、6年生。
本校で過ごす時間もあとわずかになったことから、各学級で最後のお楽しみ会を計画しています。
最後は、学年合同のお楽しみ会も行われ、1年生のときを思い出し、「玉入れ」などに興じていました。
「お楽しみ会」を成功させるには、学級・学年の仲がよいことはもちろんのこと、企画・進行がしっかりしていることが大事です。
どの学級・学年も楽しそうに過ごしていました。
これは、事前の準備がしっかりしている証拠です。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」の基本とも言えるのがお楽しみ会です。
こうした活動を通しながら、自主的に取り組む意欲を高めてほしいと思います。【校長】
卒業式予行
今日は、1~4年生は給食なしの午前授業で下校しましたが、5・6年生は給食をとった後、体育館で卒業式の予行を行いました。
5年生が「威風堂々」を生演奏する中、おごそかに6年生が入場してきます。
式の最初に国歌を斉唱します。
5年生と6年生が一緒に歌うのは今日だけです。
当日は、保護者や来賓の皆様にも歌っていただくことになります。
この後は、証書授与となりますが、校長自身が壇上で証書を渡しているため、写真が撮れませんでした。
当日をお楽しみに。
呼びかけ、歌の場面です。
視線の先には5年生たちがいます。
在校生に卒業生の偉大さを伝える大事な機会です。
5年生には、1年後の自分の姿を想像して式に参加するように話をしていますので、集中して予行に臨んでいました。
5年生の「カノン」の生演奏の中を退場していく6年生たち。
いよいよ、本番は3/25に迫ってきました。
ここからは、気持ちを高め、「宇宙一」の卒業式を目指して頑張ってほしいものです。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】おにいさん、おねえさんデビュー!3
今日は、保育園の年長児が本校に来て「小学校体験」をする3回目、最終日です。
2時間目に「むこうじま保育園」の年長の子たちが来てくれました。
お世話担当は1年2組の子供たちです。
1年生A「あぁ、ドキドキする!」
などと言いながら、お迎えです。
まずは、迷子にならないよう、手をつないで、座席まで誘導です。
最初は、一緒に「にじ」の歌を歌います。
年長の子たちも、大きな声で歌っていました。
続いては、何とびっくり、「ランドセル体験」です!
写真でランドセルを背負っているのは、1年生ではありません。
年長の子たちです。
このコーナーの発案者は1年生です。
1年生B「入学する前にランドセルのことを知ってもらいたかったから。」
とのこと。
年長の子たちもまさかの展開にびっくりしながらも、とてもうれしそうです。
マスク袋やコース別リボンなど、1年生グッズの説明付きです。
年長児たちも「先輩」の言うことをしっかり聞いています。
続いて、「絵しりとり」です。
しりとりになるように、絵を交互に描いていきます。絵が難しい場合は、言葉を書いてしりとりを続けていきます。
次は、本の紹介です。
1年生は自分の好きな本を持ってきて、ペアの年長の子に読み聞かせをしていました。
本の紹介が終わると、昔遊びです。
けん玉、こま、折り紙、あやとりなど、ペアで相談しながら遊びを選びます。
年長の子たちは、とても手先が器用で、1年生と一緒に仲良く遊ぶことができました。
最後は、いつものとおり、校長の私が割って入ります。
校長「潤徳小に来る子もたくさんいるようなので、入学式で待っていますね!ところで、私は誰でしょう?」
定番の反応が来ると思いきや、
年長児たち「校長先生!」
と一発回答。
ちょっと、校長の楽しみが奪われてしまいましたが、賢い年長さんたちで、入学式がとても楽しみになりました。
校庭に出ると、「たんけん」と言って、手をつなぎながら学校を案内し、お別れをしました。
4つの保育園との交流が終わりましたが、迎える学級の個性が出ていて、とても内容の濃いものになりました。
自分たちで、どうすれば年長の子たちが喜ぶか考えてプログラムを決めてきた1年生たち。
4月になったら、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を新しい1年生にも教えてあげてほしいと思います。【校長】
今までありがとうございました
今朝、新聞、都教委のホームページ等で、東京都公立学校教員の異動に関する発表がありました。
これを受け、本校では、臨時の全校朝会をリモートで行い、今年度で本校を去られる教職員に対する「お別れの会」を開催しました。
まずは、校長から、教職員の退職、異動等の状況について発表します。
昨年度もそうでしたが、校長として、とてもイヤな時間になります。
リモートなので、直接の反応は分かりませんが、画面越しに動揺している学級があることが伝わってきます。
中には、都合により「お別れの会」に参加できない教職員もいます。
そこで、これまで、「東西潤徳小学校コラボレーション」で培ってきたノウハウを生かし、オンラインの生中継でお別れのあいさつをいただきました。
画面越しでも、教室から手を振っている様子が伝わったようで、手を振り返していただきました。
お別れのあいさつをいただいている間に、ちょっと教室の様子をのぞいてみました。
担任が異動することが発表された学級では、画面に担任が映ると悲鳴が上がっていました。
異動は教職員の宿命なのですが、胸が詰まる思いがします。
ご都合で、全員からお別れのあいさつをいただくことはできませんでしたが、今日、あいさつをいただいた教職員からは、画面越しに子供たちと手を振り合ってお別れをしました。
本校の学校キャッチフレーズである「笑顔招福」らしく、最高のスマイルでのお別れとなりました。
とは言っても、年度末までは、あと数日あります。
子供たちへの別れを惜しみつつ、最後まで、本校の子供たちへの愛情を注いでほしいと思います。
これまでお世話になった教職員の皆様の次のステージでの活躍を祈念しております。
今まで、本当にありがとうございました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】おにいさん、おねえさんデビュー!2
今日は、保育園の年長児が本校に来て「小学校体験」をする2回目の日です。
2時間目に「あらい保育園」の年長の子たちが来てくれました。
お世話担当は1年1組の子供たちです。
まずは、顔合わせ。
「あらい保育園」の子たちもしっかりしています。
迎える1年生たちもちょっと緊張気味です。
1年生も、ちゃんと司会を立てて、計画に沿った進行をします。
年長児たちを座席に誘導したら、交流開始です。
まずは、「がっこうビンゴ」です。
1年1組の中にある様々な物を見付け、見付かったら丸を付けます。
丸が揃ったらビンゴになる遊びです。
「上履き」、「時計」、「黒板」など、見付けやすいものがある一方、「フック」、「Chromebook」など、見付けにくい物もあります。特に「Chromebook」は、充電保管庫の中にしまってありますから、ちょっと難しいような・・・。
続いて、「はるかぜのたいこ」の絵本の読み聞かせをしました。
この「はるかぜのたいこ」を選んだのは、1組の図書係の子供たち。長すぎず、難しすぎず、春らしい絵本を図書室で探して選んできたとのことです。
1年生ですが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の趣旨をちゃんと分かっています。
その後は、「よつかど」で遊びます。
年長児とペアになって遊んでいますが、とても楽しそうです。
勝ち残ったペアは、互いに手をぎゅっと握って、真剣そのものです。
最後まで、自分たちで進行して、ちゃんと年長児たちのお世話ができた1年生たち。
担任によると、司会の原稿や遊びの説明など、ほとんど担任が介入することなく、1年生自身で考えたとのことです。
この1年間の成長を感じることができました。
最後は、校長の話です。
校長「4月から、潤徳小に来てくれるのを待っていますよ!ところで、私は誰でしょう?」
年長児A「知らない!」
年長児B「園長先生!」
今日も定番の反応を聞けて、元気が出ます(笑)
校長「じゃあ、1年生のみんな、誰だか教えてあげて。」
1年生たち「校長先生!」
ここでも、1年間の成長を感じます。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)