日誌

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【子供たちがつくる学校プロジェクト】おにいさん、おねえさんデビュー!1

4月からは2年生に進級する1年生たち。

2年生になると新しい1年生の直近の「おにいさん、おねえさん」として、いろいろなお世話をする役割が始まります。

その第1歩として、入学前ですが、本校の近隣の4つの保育園の年長児に来てもらい、「小学校体験」をしてもらうことで、「お世話デビュー」をすることになりました。

今日の2時間目に合わせて、「たかはた北保育園」「子どもの森あさかわ保育園」の年長児たちが来てくれました。

ちょっと声をかけてみます。

校長「私は誰でしょう?」

年長児A「(指さして)だぁれ?」

年長児B「園長先生!」

定番のこのやりとりを聞くと、春になったことを感じさせます(笑)

「たかはた北保育園」の園児たちは、1年3組の児童と交流です。

向かい合って、お互いにあいさつからスタートです。

とてもしっかりした園児たちです。

しっかり手をつないで、園児たちを席まで連れていきます。

「子どもの森あさかわ保育園」の年長児たちは、1年4組の児童と交流です。

学校の施設や1日の生活などについて1年生から紹介します。

園児たちもしっかり聞いています。

1年生A「校庭には大きなけやきの木があります。」

とても立派に発表しているので、近くにいた1年生たちに小声で話しかけます。

校長「けやきの木が『ウリー』のもとなんだよねぇ。」

1年生B「言っちゃダメ!これから、クイズになるんだから!!」

・・・ごめんなさい。

一方の1年3組では、1年生が国語の教科書を持って、「たぬきの糸車」の読み聞かせをしていました。

こちらも、年長児たちがしっかり聞いています。

とても立派です。

1年4組では、学校紹介の最後として、1年生が校歌を歌っていました。

年長児の先生方も目を細めて聞いていらっしゃいます。

校長「1年生の姿を見て、どうですか?」

年長児の先生「(卒園した)○○ちゃんが、こんなに立派になるなんて・・・。」

先生方にとっても、うれしいようです。

1年3組に戻ると、年長児たちがプリントに何か書いています。

「名前」と「線のおけいこ」のようです。

えんぴつの持ち方やひらがなの書き方を優しく教える1年生たち。

ところが、多くの年長児たちは、自分の名前をすらすらと書いています。

1年担任「え~、今年の年長さんたち、すご~い!」

合格のスタンプを押しながら声をかけていきます。

その後は、両学級とも「よつかど」や「進化じゃんけん」のゲームで仲良く1年生と年長児とで遊びました。

3組と4組の交流の内容はかなり違っていますが、これは、1年生たちの意見を反映させたものです。

1年生なりに、何を年長児に伝えたいのかということを考えて準備を進めてきました。

「子供たちがつくる学校プロジェクト」は1年生にも浸透してきています。

最後は名残り惜しいですが、お別れのあいさつです。

ぎりぎりまで手をつないで見送りをするなど、短い間でも仲良くなれたようです。

校長とも元気よく「さようなら」です。

両園とも、先週の土曜日に卒園式が終わったばかりですが、年長児からは早くも1年生になる自覚が感じられました。

頼もしい1年生がたくさん入ってくれるようで、入学式が楽しみです!

残りの2園との交流は、後日実施されます。【校長】

日野市市制60周年 開校150周年記念音楽クラブ発表会

今日の昼休みは、昨日のダンスクラブに続き、4~6年生の音楽クラブの児童による発表会が行われました。

今回も体育館には多くの児童、保護者等の皆様が集まりました。

音楽クラブリーダー「今日は、私たちの演奏を聞きに来てくれてありがとうございます。『マリーゴールド』を楽しみながら聞いてください!」

観客からの大きな拍手を受け、演奏スタートです。

特に4年生は、初めての発表会で緊張していたはずですが、指揮者の音楽専科のことをしっかり見て、集中して演奏していました。

今週の月曜日、今年度の最終回となるクラブ活動が行われた際、校長も少し様子を見ていたのですが、そのときは、音楽専科から「ダメ出し」をされることもあり、発表会まで残りわずかなのに大丈夫なのかと心配しましたが、さすがに本番は心を一つにして、素晴らしい演奏をすることができました。

途中からは、校長も気分がよくなって、マイクを使って「♪麦わらの~帽子の君が・・・」と一緒に歌ってコラボしようかとも一瞬考えましたが、雰囲気をぶち壊しにしそうなので思いとどまりました(苦笑)

演奏後は、たくさんの拍手に包まれ、音楽クラブの子供たちもとてもうれしそうでした。

お集まりいただいた保護者等の皆様、どうもありがとうございました。

ダンスクラブと同様、本校の保護者等の皆様には動画を限定公開していますので、ぜひ、素晴らしい演奏をお聞きください。【校長】

災害体験者から学ぶ教室

本日(3月8日)、6年生を対象として「災害体験者から学ぶ教室」を開催しました。発生からまもなく13年となる東日本大震災。子供たちは、その震災で被災された2人の話を動画で視聴しました。

 当時、福島県富岡町の小学校5年生だった男性は、体育館で卒業式の準備をしているときに、地震にあいました。男性は、先生の指示に従ってパイプ椅子の下に頭をかくしました。しかし、逃げ出してしまう友達や泣き出してしまう子もいたそうです。男性は、避難訓練を通じて、自分の命を守ることが家族や友達を守ることにつながると語っていました。

当時、岩手県釜石市の中学校3年生で卒業式を2日後に控えた女性は、校庭にいました。避難しても津波が迫ってきたので、より安全な高台へと移動を繰り返したそうです。大切な人に生きる力をもって欲しいと願い「語り部」になりました。震災伝承を通して、一日一日を丁寧に、大事に生きることの大切さを伝えています。

東日本大震災は、6年生が生まれる前に発生した震災です。子供たちは、「語り部」の話を真剣なまなざしで聴いていました。動画視聴後、子供たちは災害や避難訓練について考えを深めました。

日野市市制60周年 開校150周年記念ダンスクラブ発表会

今日の昼休みには、4~6年生のダンスクラブの児童による発表会が体育館で行われました。

「潤フェス♪」以来、イベントがあると、半自動的に体育館に集まってくることが習慣になりつつある子供たち。

今日も、昼休み開始と同時に、多くの子たちは体育館に来て、場所取りをしています。

「プチ公開」扱いにしたため、保護者等の皆様にも多数お集まりいただきました。

ご多用のところ、ありがとうございました。

ダンスクラブリーダー「これから、ダンスクラブの発表を始めます!私たちは、この日のために、1年間、一生懸命練習してきました。その成果を出せるように頑張ります。それでは、ミュージック、スタート!!」

観客の児童「イェー!」

大きな拍手が沸き起こります。

そして、フロアー、ステージと、所狭しとアップテンポな曲に乗せて、キレッキレのダンスを披露する子供たち。

観客の子供たちの手拍子や歓声も大きくなり、クラブ発表ですが、別な意味での「クラブ」のノリが体育館に漂います。

ステージ脇から撮ってみました。

ステージ上からは、観客がこのように見えています。

たくさんの観客の視線を感じます。

「決めポーズ」でフィニッシュ!

カッコよく締めくくります。

・・・うーん、ダンスをホームページで表現するのは無理がありますねぇ。

本校の保護者等の皆様には動画を限定公開していますので、そちらをご覧ください。

ダンスクラブの子たちは、多くの観客、保護者等の皆様の前で発表できて大満足だったようです。

練習の苦労が報われました!

明日は、音楽クラブの発表が行われます。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】日野市市制60周年 開校150周年記念6年生を送る会

6年生の各教室の「卒業カウントダウンカレンダー」は、「あと11日」となっています。

 「最後の時」が刻々と近付いてくる6年生。

今日の1時間目は、そんな6年生たちにこれまでの感謝を伝えようと、「日野市市制60周年 開校150周年記念6年生を送る会」が行われました。

5年生による花のアーチをくぐり、入場してくる6年生たち。

6年生から代替わりをした、5年生の代表委員たちが6年生に感謝の思いを伝えつつ、大きな拍手で迎えるよう、アナウンスします。

 

校長から、1~5年生には、これまでお世話になってきた6年生に感謝の気持ちをしっかり表すこと、6年生には、プライドをもって、自分たちの姿を下級生の目に焼き付けさせてほしいこと、下級生の出し物を思いっきり楽しんで幸せな1日にしてほしいと話しました。

1年生からは、最新版の「ポケモン言えるかな?」の曲をもじった「6年生の名前言えるかな?」の出し物が披露されました。

アップテンポな曲に合わせ、6年生一人一人の名前が書いてある画用紙が上げられていきます。

1年生は、歌いながら6年生全員の名前を言うことになります。すごい!

最初は何のことか分からず、きょとんとしてた6年生たちも、自分の名前が言われることが分かってびっくり。

でも、とてもうれしそうです。

最後は、6年生全員の名前の画用紙が上げられ、1年生全員で感謝の言葉が伝えられます。

その姿を6年生たちは温かく見守ります。

ずっとお世話をし続けてきた6年生とされ続けてきた1年生。まさに「相思相愛」です。

2年生の出し物は、学芸会の「アイウエオリババ」をもじって、劇仕立てで6年間を振り返るものでした。

2年生の後方には固く閉ざされた扉があります。

6年生の思い出をちゃんと言い当てると、「開け、ゴマ」のときと同じように扉が開く仕掛けです。

懐かしい思い出を2年生に紹介してもらい、感傷に浸る6年生たちです。

3年生の出し物も、学芸会の「夢どろぼうウンパッパ」をもじったものでした。

劇で出てきた「親分」や「子分」たちが夢のことを語り始めると・・・

何と、6年生に「将来の夢」を突撃インタビュー!

戸惑う6年生たちでしたが・・・

6年生A「僕の将来の夢は、サッカー選手です!」

6年生B「将来の夢は、誰にでも優しくできる人になることです。」

堂々と将来の夢を語っていました。

最後は全員で「ウンパッパ」を歌って、6年生をお祝いしました。

4年生の出し物も、まずは、6年生へのインタビュー。

質問は、「今、どんな気持ちですか?」というもの。

指揮台に立って4年生に語りかける、指名された6年生。

6年生C「うーん、卒業するのはちょっとイヤなんですけど・・・まぁ、『頑張ろう!」って感じですね。」

会場は笑いに包まれます。

さらに、6年生への感謝と思い出のメッセージが披露されます。

6年生のカッコよかった潤徳ソーランのポーズをとる場面も。

そして、「茶色の小びん」の合奏で6年生をお祝いしました。

これまで、1つ下の学年として、委員会やクラブで一緒に協力してきた5年生。

学芸会の「ライオンキング」で演じた動物になりきって、6年生をお祝いです。

内容は、「6年生の楽しい学校生活を振り返ろうランキング」

事前に6年生や担任の協力を得て、アンケートを実施していたようです。

そのアンケート結果を大々的に発表しました。

5年生A「学校で一番思い出のある場所は?」

5年生B「第3位 音楽室です。」

5年生C「第2位 校庭です。」

5年生D「第1位 教室です。」

5年生E「日光移動教室で楽しかったこと、思い出に残ったことは?」

5年生F「第3位 華厳の滝です。」

5年生G「第2位 中禅寺湖の遊覧船です。」

5年生H「第1位 宿で過ごしたことです。」

聞いている6年生たちは納得顔ですが、引率していた教員からすると、自然や名所が1位であってほしかったかもしれません。

友達と過ごした夜が何よりの思い出なのでしょうね。

すると、突然、アフリカの大草原からヌーの大群が!

その中に、変わったヌーが3匹。

よく見ると、6年生の担任3人の顔をしたヌーたちです。

5年生I「ヌーから逃げるためには、『先生クイズ』に正解しなければなりません!」

会場は大爆笑!!

担任たちの名誉のため、詳細は控えますが、クイズの内容は、「子供のときに好きだった教科」、「バレンタインでもらったチョコの最高記録」、「最近始めたスポーツ」でした。

続いて、下級生から6年生へのプレゼントを渡しました。

内容は、たて割り班でお世話になった6年生へのお手紙です。

後で、6年生たちは、ゆっくりと手紙に目を通すことでしょう。

そして、6年生からお礼の言葉が返されます。

6年生D「・・・来年度は、『151』という新たな一歩を踏み出すことになります。クラス替えなどもあると思いますが、新たな仲間と協力して頑張ってください。・・・」

6年生E「・・・今年度は150周年という記念すべき年です。代表委員会を中心に「潤フェス♪」、「潤祭」、「潤屋敷」などたくさんのイベントを企画してきました。みなさんのたくさんの笑顔を見ることができて、とてもうれしかったです。・・・」

自分の言葉で、メモも見ず、きちんと下級生にメッセージを伝える6年生たち。

大変頼もしいです。

そして、ここで、サプライズ企画として、「校歌ミュージックビデオVOL.2」の発表がありました。

12/2の開校150周年記念式典で披露されたバージョン(詳しくは、こちら)とは別に、各学級の子供たちやこの1年間の思い出などが校歌と共に映像化されたものです。

撮影、編集などは6年生が行ったもの。

新たな形の卒業制作と言えるでしょう。

そして、6年生からのプレゼントです。

すると、学芸会で会場を沸かせた”あの”魔女たちが出てきました。

魔女たちからは、「寸劇」の後、「6年生のみなさんから伝えたいことがあるみたいですよ。」と前フリがあります。

 

6年生F「1年生のみなさんは、自分ではできないことが多かったけど、今はできることが増えて、6年生はびっくりしています。2年生になったら新しい1年生も入ってきます。お兄さん、お姉さんとして頑張ってください。」

などのように、各学年に対し、呼びかけ形式で思いのこもったメッセージが伝えられました。

そして、学芸会の6年生の劇の主題歌を全員で合唱しました。

全校の心が1つになったように感じます。

最後は、全員で校歌を歌いました。

6年生は、卒業式で、どのような思いで校歌を歌うことになるでしょうか。

5年生の花のアーチの中を6年生が退場し、「日野市市制60周年 開校150周年記念6年生を送る会」が終了しました。

しかし、退場後も大事な時間がありました。

代表委員会担当教員「今日の送る会が楽しかったのは、誰のおかげだと思いますか?」

1~5年生の子供たち「5年生の代表委員!」

ちゃんと、子供たちは分かっています。

代替わりをした5年生の代表委員たちは、「潤屋敷」などのイベントと並行して、この会の準備を進めてきました。

偉大な6年生の姿を見てきた5年生たち。

151年目を迎える体制は盤石です。

代表委員たちは、6年生のいなくなった会場で、1~5年生全員から大きなねぎらいの拍手を受けていました。

 

 会の終了後、「校歌ミュージックビデオVOL.2」を東昇降口の「潤徳小デジタルサイネード」で流してみました。

実は、このMVには、「生ウリー」と「生サクラモチ」が出演しています。

6年生、すてきなMV、ありがとう!

 

年のせいか、涙腺崩壊が多くなってきましたが、今日も何回もそのような場面がありました。

開校150周年という大きな節目がある中、その機会を生かし、学校を盛り上げようと頑張ってきてくれた6年生たち。そして、その大好きな6年生の姿を見て一生懸命ついていく下級生たち。

今年度は、そのサイクルができ上がり、結果として、「潤徳小が大好き!」と考える子がたくさん見られるようになりました。

来年度に向け、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進める方針を示していますが、その道筋ははっきり見えているように感じます。

6年生の残した功績は偉大です。【校長】

昔遊び(1年)

本日(3月6日)、1年生のある学級では、昔遊びに取り組んでいました。

<こま>

ひもの巻き方や投げ方を工夫して、こままわしを楽しんでいました。上手に回すことができる友達に、そのコツを聞きながら取り組みました。

 

<けん玉>

けん玉の持ち方や構え方を確かめながら、けん玉の技に挑戦していました。多くの子供たちは、大皿や小皿に乗せる技に取り組んでいました。1年生の子供たちには難易度が高いようで、何度も繰り返し練習をしていました。

 

<あやとり>

川、ほうき、はしご等の技に挑戦していました。技の指の動かし方やコツについて、友達と交流ながら取り組んでいました。

 

合奏練習、頑張ってます!

規模の大きい学校である本校では、音楽の授業を4~6年生は音楽室で音楽専科の指導を受け、1~3年生は第2音楽室で音楽講師の指導を受けています。

今日も校内を回っていると、第2音楽室から鍵盤ハーモニカの音が聞こえてきたので、入ってみました。

すると、2年生が一生懸命練習をしています。

曲は、「小さなせかい」です。

楽譜を見ると、「ミ」から高い「ソ」まであります。

1オクターブ以上の違いがあるので、指使いも大変です。

大変そうなので、そっと聞いてみます。

校長「鍵盤ハーモニカ、好き?」

2年生A「大好き!」

難しい曲が弾けるようになることがとてもうれしいようです。

途中からは、パートごとに分かれます。

指も耳もしっかり使わなければなりませんが、集中して練習に取り組んでいました。

次の時間も2年生が第2音楽室で音楽の授業を受けていました。

先ほどの学級と違い、「こぐまの二月」の曲の練習をしています。

この曲では、合奏する際「低音楽器」のパートがあり、通常より1オクターブ低い、「ド」から「ソ」までを弾く構成になっています。

ですから、鍵盤ハーモニカの左端までの鍵盤をいっぱいに使って弾かなければなりません。

子供たちは、メロディ、低音部分、木琴、歌の役割に分かれて合奏練習に取り組んでいました。

もう、3年生も近付いてきた子供たち。

ずいぶんしっかりしてきました。

 

校長室に戻るついでに1年生の教室に寄り道してみました。

給食の準備に入り始めた子供たちに聞いてみました。

校長「ねぇ、鍵盤ハーモニカで、最初のころに弾いた曲って覚えてる?」

1年生A「ひよこ!」

1年生B「きらきらぼし!」

「ド」から「ソ」くらいまでの簡単な曲からスタートした子供たちが2年生が終わるころには、合奏までできるようになるのですから、成長のスピードには感心するばかりです。【校長】

今年度最後の避難訓練

本日(3月5日)の掃除の時間、3月の避難訓練を実施しました。今回は地震を想定した訓練で、子供たちへ事前に予告を行いませんでした。給食終了後、子供たちはいつものように清掃を行います。

 

地震発生を知らせる放送を聞いた子供たちは、それぞれの場所で身を守る安全な姿勢をとります。予告なしの避難訓練ですので、子供たちは突然の放送に驚いた様子でした。

教室で清掃をしていた子供たちは、上から物が落ちてこないところや机の下など、安全な場所に避難をしました。

 

廊下で清掃をしていた子供たちは、上から物が落ちてこないことを確認し、安全な場所で身を守る姿勢をとりました。

本日は、雨のために校庭ではなく、体育館に避難を行いました。

 

混み合う階段の踊り場では、低学年の子供たちを優先して避難させました。

予告なしの避難訓練ではありましたが、避難開始の合図からおよそ10分で、全員が避難することができました。

校長先生から、「命を守る行動を迅速にとることの大切さ」についてお話いただきました。

子供たちは、地震が発生した際の基本的な避難行動や避難経路を理解して、落ち着いて行動することができました。

 

 

【子供たちがつくる学校プロジェクト】「潤徳小学校ミニチュア」展示中!

昨日は、今年度のクラブ活動の最終回でした。

クラブ活動の時間が終わるころ、ミニチュアクラブの担当教員と児童が校長室を訪ねてきました。

 ミニチュアクラブ部員「学校のミニチュアを作ったので、展示してもいいですか?」

校長は、ミニチュアクラブの子供たちが、地道に作業をしていたのを知っていたので、二つ返事でOKです。

ご覧ください!この力作!!

潤徳小学校を完全再現です。

「ほほえみの丘」です。トンネルの感じ、周りに配置されたタイヤの様子などが細かく表現されています。

プールです。水を張った感じがよく表現されています。

プール横の畑に花が咲いているのも芸が細かいという感じです。

本校のシンボル、けやきの木と飼育小屋です。

本校のアイドルである、烏骨鶏の「大福」も散歩をしています。

砂場とその周りの遊具です。

砂の細かい感じがよくできています。また、「逆上がり補助板」まであって、とてもリアルです。

校舎です。ウリーとサクラモチが学校を見守ってくれています。

ウリーとサクラモチのミニチュアもたくさん作られました。

昨日の下校時、今朝の登校時と、展示に気付いた子たちが足を止めて見ています。

このミニチュアは、6年生の部員を中心に、本校の150周年をお祝いできないかとアイデアを出して作られたものです。

2学期から取り組んでいますので、制作期間は半年ほどという大作です。

職員室前にしばらく展示してあるので、学校にお立ち寄りの際などにご覧ください。

今年度は、様々な委員会やクラブが独自に150周年をお祝いしようと取り組んできました。

3/7にはダンスクラブ、3/8には音楽クラブの校内発表会もあります。

これからも、子供たち自身が考えた「盛り上げ企画」をどんどん実現させていきたいと思います。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】恐怖の館・・・「潤屋敷」

代表委員会の学年末の「3大プロジェクト」の1つとして、2/26から行われてきた潤徳お化け屋敷、略して「潤屋敷」が明日で終了します。

明日は、1クラスを残すのみ。

・・・もう、我慢できません。ずっと、「ネタバレ」防止のため極秘扱いしてきましたが、今日は、いよいよ、「潤屋敷」のほぼ全てを公開します!(閲覧注意!!)

2/26の初日は、1年生の体験日。

代表委員からの説明を受けたうえ、3〜4人グループを組み、会場である体育館の「奈落」に入ります。

すると、いきなり現れる人体模型!!

(実際には、暗い中に人体模型が立っています。「潤屋敷」のコンセプトは、廃墟となった病院です・・・。)

人体模型を通り過ぎたところにある「奈落」の中は、真っ暗・・・

相当の勇気がないと中に入ることがためらわれます。

駆け足で出口から出てくる子供たち。

笑顔の子もいれば、恐怖に引きつった表情の子もいます。

しかし、1年生で泣いてしまった子は1人。

もっと、大泣きの子が続出すると考えていた代表委員たち。

このことが彼らの心に火を点けました。

翌日以降、更に暗くなる会場。

暗黒の闇が子供たちに忍び寄ります。

1年生の翌日が体験日だった2年生の子たちの中には、全身震えて「奈落」に入れない子、担任と手をつながないと入れない子などが続出。

泣きながら体育館から出ていく子もいます。日に日に、仕掛けなどが強化されていきます。

低学年の子たちは、担任に連れられて会場にやってきましたが、4年生ともなると、自分たちで集まってきます。

何の放送も入れていないのに、続々と集まってくる子供たち。よほど楽しみにしているようです。

校長も体験してみました。

とにかく暗い!何も見えない!

そんな中を歩くと、「ドンドンドンドン!」と物音がしたり、顔を何かがすうっと触ったり、足をつかまれたりします。

そして、急に明かりがついたと思うと、そこには骸骨が!!

そして、次から次と、患者?お化け?ゾンビ?などが奇声を上げて登場します!

わずか10mほどの長さですが、恐怖の仕掛けが満載です。

今日は、いよいよ6年生の体験日。

いつの間にか、受付が初日よりも大幅にバージョンアップされています。

開場を待つ6年生たち。この光景は、1年生も6年生もあまり変わりません。いつもよりハイテンションになっています。

というわけで、いよいよ、ネタバレになりそうですが、「奈落」の中を大公開!

当然ながら、実際は、真っ暗な中、次々と恐怖の仕掛けが襲ってきます。

物陰に潜む患者?お化け?ゾンビ?役の子供たち。

高学年は忙しいので、日によっては、担当の児童が集まれないときもあります。

そんなときには、代表委員会担当の教員がお助けに入ります。

(明らかに楽しんでいるようですが・・・)

出口で、急に起き上がって驚かす、患者?お化け?ゾンビ?役の児童。学芸会で磨かれた演技力を発揮します。最後まで気が抜けません。

実際には、このように暗い中で、恐怖体験が続きます・・・。

出口から出てきた子に聞いてみます。

校長「どう、怖かった?」

子供たち「全然怖くなかった!へっちゃらだよ!」

などと答える子が多いのですが、一緒に「奈落」に入った子の手をぎゅっと握りながら話している子もたくさんいます。

その姿を見ていると思わず笑ってしまいます。

 

「日野市市制60周年 開校150周年」を盛り上げるべく、本校独自の取組をできる限り取り入れてきましたが、最後はお化け屋敷とは・・・

日本全国で約2万校の小学校がありますが、こんな年度末にお化け屋敷で盛り上がっているのは本校だけでしょう…

代表委員のみなさん、お疲れ様でした。明日の最終日もよろしくお願いします!

そして、「奈落」にいたお化けたち、これからは、体育館は卒業式、入学式などで使いますから、明日が終わったら、成仏してください。。。(苦笑)【校長】

(なお、今日から、ホームページタイトルのウリーとサクラモチが卒業式バージョンに変わりました!)

中学校進学を見据えて

今日から3月。

ということは、6年生の「小学校時代」もあと1か月ということになります。

いよいよ中学校生活が近付いてきました。

今日の6時間目、三沢中学校の先生方が本校に訪問され、6年生の授業の様子を参観しました。

6年1組は、家庭科で、これまで学んだ技能を生かした作品作りを行っていました。

ちょうど、三沢中の家庭科の先生も参観されており、子供たちの様子を真剣にご覧になっていました。

6年3組は、理科室で手回し発電機を使って、豆電球と発光ダイオード(LED)の点灯する時間を比較する実験を行っていました。

中学校の先生方も興味深げに実験をのぞき込んでいました。

6年2組は、教室で国語の授業を受けていました。

物語文「海の命」の初発の感想を考えています。

6年生らしく、集中して授業に臨んでいるところをご覧いただきました。

児童下校後は、三沢中の先生方と本校の6年担任とで、情報交換を行いました。

中学校でも円滑な学校生活が送れるよう、小学校からの引継ぎをしっかり行ってまいります。【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション〜あいさつ運動編〜

2/24に閉校記念式典を終えた山都町立潤徳小学校。

しかし、完全に閉校となるのは、年度末ですから、まだ1か月あります。

山都・潤徳小の池部校長先生とは、「これまでと変わらず、残りの期間もできる限り交流を深めていこう」ということで一致しています。

現在、本校では、代表委員による「あいさつ運動」の取組を進めているところです。

ここに、東西コラボをタイアップすることにしました。

この「東西潤徳小学校コラボレーション」の取組は、日野市教育委員会から「令和5年度特色ある学校づくり支援事業」の対象として認められています。

市からは、この取組に対する補助をいただいていますので、モニターを購入し、「潤徳小学校デジタルサイネージ」として日常的に活用を図っています。

校内の連絡事項や山都・潤徳小の交流にちなむ写真や動画などを投影してきましたが、今日は、オンラインで終日、両校をつなぎ、自然に交流ができるようにしてみました。

午前8時前から、つないだ状態にしています。

出勤してきた本校の教職員も、山都・潤徳小の先生方にあいさつをしています。

登校してきた子供たち。

モニターの前は、ちょうど1年生の下駄箱になっているので、いつもと違うモニターの映像に早くも反応しています。

校長「今は、『あいさつ運動』をしているんだから、ちゃんと熊本の子たちにもあいさつしようね。」

1年生たち「おはようございま~す!」

画面に映っている、山都・潤徳小の子たちに次々声をかけていきます。

中には、教員と一緒に「こ・ん・に・ち・は~!」とあいさつしている子供たちもいます。

朝ですが。(苦笑)

「すすんであいさつする」ということは、いつも会っている身内だけでなく、立場の違う人や久し振りに会う人などに対しても自分からできるということだと思います。

山都・潤徳小とは、生活時程がかなり違うので、本校の休み時間などに山都・潤徳小の子供たちや先生方がいつも映っているわけではないのですが、画面に見えたときなど、すすんで画面越しにあいさつできるような子になってほしいと思います。【校長】

(山都側から見た交流の様子は、こちら

日野市の昔にタイムスリップ

社会科で「日野市のようすとくらしのうつりかわり」の学習を進めている3年生。

今日は、日野市郷土資料館の2名の方に講師としておいでいただき、日野市の昔の様子や昔の道具などについてお話をいただきました。

昭和40年頃の家屋の写真を見せていただきました。

白黒の写真には、土間があり、七輪やガス炊きの炊飯器などがあるのが見えます。

 

説明の後には、自由に昔の道具を見せていただきました。

嫁入り道具だった、立派な高下駄を見つめる女子たち。

昨年の婚姻数は戦後初めて50万組を下回ったとニュースになっていましたが、「嫁入り道具」自体も昔の慣習になってしまうのでしょうか。

 

かまどを模して、周りに座布団を敷き、囲炉裏端のイメージを作ります。

「座布団が昔の道具か・・・。」

「昔の人間」の校長にとっては、若干、違和感を感じます。

校長「座布団に座ったこと、ある?」

3年生たち「な~い!」

ちょっとショック。

まぁ、最近は、ソファーやクッションなのでしょうが・・・。

座ったことがあるという子も、御祖父母様のお宅に帰省したときなどの経験のようです。

 

黒電話・・・

え?昔の道具?校長の実家には普通にありましたが・・・

3年生A「ばぁばのところにあるよ!」

校長「ちびまる子ちゃんの家にもあるよ!」

3年生たち「あはは」

やはり、子供たちにとっては、はるか昔の道具のようです。

アイロンも、こて、炭を入れて使った「ひのし」、初期の電気アイロンなどたくさんの種類があることが分かりました。

校長「日野市だから『ひのし』があるのかなぁ」

3年生たち「・・・」

渾身のギャグも空振りです。これも、昔のギャグなのかもしれません(苦笑)

たらいに水を入れ、洗濯板で洗う様子を実演で教えていただきます。

担任「あかぎれが痛いっていう子がいるけど、昔は、それでも冷たい水で洗っていたんだよ。」

3年生たち「わぁ、大変だ!」

現代の洗濯機のありがたみが分かります。

 

最後には、感想を言ったり、質問したりします。

3年生B「昔の道具って、いくらくらいだったんですか?」

講師の方「例えば、『唐傘』は24銭といって、1円より下の単位で買うことができたという記録が残っています。昔の1円は、今よりも、価値が高かったのです。」

校長「だったら、来年のお年玉は、1円ね!」

3年生たち「え~!」

大ブーイングです。

 

授業が終わっても、講師の方々に質問する子がたくさんいるなど、子供たちにとって、とても興味深い時間になったようです。【校長】 

【子供たちがつくる学校プロジェクト】代表委員会プロジェクト、進行中!

2/21の臨時全校朝会における、代表委員会からの緊急告知で明らかになった「3大プロジェクト」。(詳しくは、こちら

昨日から、各プロジェクトが開始されています。

1 あいさつ運動

本校の東門、正門、西門に代表委員が立ち、登校してくる児童に「おはようございます!」と声をかけます。

こちらは正門です。

西門の様子です。

登校してくる児童に、次から次へと声をかける代表委員たちですが・・・。

とにかく、今朝は、風が強く寒い!

ちょっと、「がまん運動」になってしまった・・・かな?(苦笑)

今週の金曜日(3/1)まで取組が続きます。

代表委員のみなさん、寒さに負けず、頑張れ!!

 

2 能登半島地震募金

例年行っているユニセフ募金を、今年度は「令和6年能登半島地震」に特化した募金として、今日から3日間、全校に呼びかけます。

東昇降口と西昇降口に代表委員が募金箱を持って立ち、協力を呼びかけます。

早速、募金箱を見付け、駆け寄って募金している子たちが見られます。

私も、1日も早い復興を祈念しながら、協力させていただきました。

募金活動は、明後日(2/29)まで行われます。

 

3 潤屋敷

潤徳小学校お化け屋敷、略して「潤屋敷」が昨日から始まっています。

校内は、この話題でもちきりなのですが、ホームページでは、明かせません。

なぜなら、「ネタバレ」になるからです!(会場が暗くて、写真が撮れないこともありますが・・・)

昨日は、1年生の体験日。

4人1組で、会場の「奈落」に入っていくので順番待ちをしています。

 校長「泣いちゃっても知らないよ。」

1年生たち「泣かないもん!」

校長「おむつ、してきた?」

1年生たち「してないもん!」

・・・しかし、「奈落」からは、絶叫する声が聞こえてきます…。

 

詳しくは、最終日(3/5)以降に「恐怖のリポート」をする予定です。。。【校長】

児童朝会

本日(2月26日)の朝、オンラインで児童朝会が行われました。

 

校長先生から、熊本の山都町立潤徳小学校で挙行された「潤徳小学校閉校記念式典」の様子について、本校の子供たちに報告がありました。

山都町立潤徳小学校の皆様から頂いた、「友情の旗」の披露もありました。両校の校章とキャラクターが描かれた、立派な旗です。

 

 今後、本校の玄関にこの「友情の旗」を掲示する予定で準備を進めています。山都町立潤徳小学校の名前と皆様の思いを引き継いでいきたいと思います。

当面、子供たちに見やすいように、校長室の前に「友情の旗」を掲示しました。

「潤屋敷」の初回の運営を終えた代表委員たちも「友情の旗」を見つめています。

玄関の「潤徳小デジタルサイネード」で閉校式典等の様子を流したところ、生くまモンによる「くまモン体操」に合わせて、子供たちが踊っていました。

東西潤徳小学校「裏」コラボレーション〜「火の国熊本」訪問編〜

今回の山都町立潤徳小学校閉校記念式典には、「私事旅行」の行程の中で参列をしました。

私にとって、人生初の熊本訪問。

少し、その様子もお伝えします。

路面電車も街中を走る、魅力いっぱいの熊本市内。

熊本市のシンボルと言えば、築400年の歴史を誇り、日本三名城の1つにも数えられる熊本城。

ちょっと、築城した加藤清正公になりきってみました。

しかし、今にも崩れそうな「数寄屋丸二階御広間」など、熊本地震の被災箇所が残っているところもたくさんありました。

熊本市街を離れると、道路や歩道の凹凸を感じるところも多くあり、まだまだ、復興途上であることを強く感じました。

 

熊本入りしたのは、閉校記念式典の前日。

そんなご多用のところにもかかわらず、池部校長先生をはじめ、山都・潤徳小の有志の先生方に駆けつけていただき、一緒に夕飯をとって、「裏」コラボを行いました。

給食コラボ(詳しくは、こちら)を行った際のメニューの1つである、「太平燕」もいただきました。本場の味を堪能です。

閉校記念式典終了後は、「国宝」通潤橋にも行ってみました。

橋の大きさと、川に映る「逆さ通潤橋」の美しさに魅了されました。

通潤橋のそばには、山都町の「八朔祭」で使用されたくまモンの大造り物が展示されていました。

2日間の滞在でしたが、熊本の自然、文化、人情に触れ、素晴らしい体験をすることができました。

山都・潤徳小のすてきな子供たち、先生方に出会い、素晴らしい土地には素晴らしい人が育つことを実感してきました。

熊本、よかばい!【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション〜山都町立潤徳小学校閉校記念式典編〜

令和6年2月24日(土)、この日は、山都町立潤徳小学校閉校記念式典の日です。

これまで、数多くの交流を行ってきた本校を代表して、校長と有志の教員3名が式典に参加しましたので、その様子をお伝えします。

朝、学校に到着すると、これまでオンラインなどで何十回も見てきた正門が目の前にあります。

 

池部校長先生自ら出迎えてくださいました。感激です!

その後、職員室に通され、教職員の皆様からの温かい歓迎を受けました。私たちからも一言ずつあいさつを行いました。

 

続いて、「就任式」を行うとのことで、体育館に誘導していただきました。

「就任式」?

 

すると、体育館には、すでに、全校児童が集まってくれていました。

私たちを見付けると、子どもたちから大きな歓声が上がり、拍手で迎えられました。

実は、山都・潤徳小は、私たちを「2/24限定教職員」として正式に迎え入れてくださったのです。

ですから「就任式」というわけです。

先日、本校の児童が山都・潤徳小に訪問したときも「1日転入生」の扱いをしてくださいました。

本当に温かい対応です。(ちなみに、訪問した児童のお祖母様が閉校式に参加され、ごあいさつすることができました。)

 

6年生の司会による本格的な進行の下、池部校長先生から辞令をいただきました。

 

辞令書も本格的なものです。

東京都教育委員会及び日野市教育委員会の皆様、事後承諾になりますが、1日、熊本県の教職員になりましたことをお許しください(苦笑)

私たちも児童に一言、あいさつをしました。

日野・潤徳小校長「こ・ん・に・ち・は〜」

山都潤徳児童全員「こ・ん・に・ち・は〜」

全力であいさつを返してくれる山都・潤徳小の子供たち。本当にかわいらしいです!

6年生からも歓迎のあいさつをいただきました。とても立派なあいさつでした。(山都側の様子は、こちら

 

閉校記念式典が始まるまでの間、1日教職員として、校内の安全点検を行いました・・・本当は、「学校探検」です。

 「校長室の椅子」に座ってみました。池部校長先生がオンラインで見ていた景色が初めて分かりました。

1・2年生の教室です。閉校式典の細かい段取りが子供たちにも分かるように書かれていました。 

給食室です。給食コラボのときにもお世話になった、2名の調理員の方々に直接お礼を伝えることができました。 

これもオンラインで何度も見てきた、校舎裏の田園風景です。閉校記念ののぼりが道に並んでいるのが見えます。

 大谷選手のグローブも発見!日本全国同じだということが分かりました。

そして、記念式典が始まりました。

私たちは、「来賓席」ではなく、「教職員席」に座席が用意してありました。

こうしたご配慮が胸に沁みました。

山都・潤徳小池部校長「・・・日野市立潤徳小学校との深く熱い絆と友情に心から感謝します。この大好きな『潤徳小』の名前を日野・潤徳小学校に託したいと思います。よろしくお願いいたします。・・・」

そして、続いてご来賓としてご挨拶された山都町長職務代理者 楢林山都町副町長、山都町議会 藤澤議長からも「潤徳の名が日野に残ることは大変うれしいことです」などのお言葉がありました。

私の涙腺は崩壊状態となりましたが、潤徳の名を受け継ぐ覚悟と責任も一層強く感じました。

閉校記念式典だからといって、ずっと、しんみりした雰囲気ばかりではありませんでした。

なんと、途中で「生くまモン」登場!まさに、くまもとサプライズ!

閉校という山都町内の大ニュースにくまモンが駆けつけてくれたのです。

これには、子供たちをはじめ、会場が騒然。

そして、くまモンと子供たちが一緒に「くまモン体操」を踊り始めました。

会場は手拍子で大盛り上がり!まさに「(山都)潤フェス♪」です!

 あまりの盛り上がりぶりに、本校の教員たちも思わず立ち上がって、一緒にくまモン体操を踊ります!

式内では、子供たちが「八朔祭」などでも披露してきた竹ドラムの演奏もありました。

思っていた以上に大音量で、迫力に驚きました。

そして、いよいよ「潤徳の名を託すイベント」が始まりました。

はじめに、日野・潤徳小全校児童と教職員によるビデオメッセージが流されました。

山都・潤徳小で、本校の子供たちの姿を見るのは、とても不思議な感じがしましたが、会場の全ての方々が集中して見てくださり、投影後は大きな拍手を送ってくださいました。

そして、壇上で、両校の「友情の旗」を渡していただきました。(詳しくは、こちら

日野・潤徳小校長「今、友情の旗を託されました。日野市立潤徳小学校の玄関にこの友情旗を掲示し、山都町立潤徳小学校の名前とみなさんの思いを引き継ぎ、永遠に残していくことを誓います!」

会場からは、大きな拍手をいただくことができました。

そして、日野潤徳側からは、「ひの新選組まつり」等に関するTシャツ、タオル、マスク、クリアファイルなどの「日野グッズ」、土方歳三資料館からの「熊本県立美術館招待券」(現在、「土方歳三資料館×肥後熊本藩」という特別展示が行われているのです。)、本校150周年関わり隊の保護者の方々が作成された「ウリー&サクラモチシール」をプレゼントとして渡しました。このプレゼントについてご協力いただいた、日野市産業スポーツ部の皆様、土方歳三資料館の土方 愛館長様、本校150周年関わり隊の皆様、本当にありがとうございました。

プレゼントを渡すと、会場にいる児童から、自然発生的に「ありがとうございます」という声が聞こえてきます。

壇上にいても、ちゃんと声は届いていますよ!

そして、くまモンも、この引継ぎを見てくれていました。

退場するくまモンに思わずハイタッチをせがむ、本校の教員たち。

本校教員A「今日は、この後、トイレに入っても手を洗えないかも・・・」

超感動だったようです。

閉校記念式典が終わり、子供たちや先生方が、私たちを「給食交流会」に誘ってくれました。

ちゃんと座席も用意してくれています。うれしかったです。(当日の給食は、こちら

何と、この日の朝からの様子をスライドショーで見せてくださいました。びっくり! 

そして、給食も本当においしかったです。さすが、潤徳小!!

おしゃべりしたり、質問し合ったり、なぞなぞを出したり・・・なごやかな時間が流れました。

実は、山都・潤徳小でも全員で一緒に給食を食べることはめったにないのだそうです。

お互いに貴重な機会となりました。

そして、いよいよ、お別れのときが近付いてきました。

見送りすると言って、全員集まってくる子供たち。

また、「涙腺崩壊タイム」となります。

山都・潤徳小1年生A「もう行っちゃうの?また来てくれるの?」

涙があふれ、答えようがありません。

私たちが完全に見えなくなるまで、いつまでも手を振り続ける子供たちと教職員の方々。

この姿は、私たちの心の中にいつまでも残り続けることでしょう。

そして、いつまでも潤徳の名を残すことを固く心に誓い、素晴らしき「仲間たち」に別れを告げました。【校長】

(山都側から見た式典の様子は、その①その②その③その④

【子供たちがつくる学校プロジェクト】Making of 「潤屋敷」

昨日の臨時の代表委員会からの告知で明らかになった、恐怖の館「潤屋敷」。

イベントが始まるのが2/26からとの告知でしたが、よく考えてみると、明日から3連休ですので、準備期間が今日しかありません!

本当にできるのか?

心配になって、休み時間に体育館に行ってみると・・・

いました!代表委員たちが群れています。準備する物や台本などの確認を行っているようです。

並行して、「6年生を送る会」の準備も進めるようです。

そして、肝心の会場、「奈落」でも準備が始まっています。

代表委員A「リーダー、もう道具とか、運んでいいですか?」

代表委員「潤屋敷」リーダー「ちょっと待って、まずは椅子を運んでからかな。」

リーダーの指示の下、一糸乱れぬ動きをする代表委員たち。

この一体感があるため、タイトなスケジュールでも乗り越えられるようです。

何か、文化祭の準備を見ているようです。

掲示を作っている代表委員。

端末の「潤屋敷」の文字が妖しく浮かび上がっています。

ふと、代表委員の端末をのぞいてみると・・・

え?ベッド?人体模型??

怪しすぎます・・・

せっかく、学芸会で、校内はほんわかしたムードだったのに、校内には怪しい「潤屋敷」の掲示が各所に貼られ、背筋の凍る雰囲気となりつつあります。

感染症の流行で、欠席する子も多く、ただでさえ神経をとがらせているのに、「潤屋敷」で、

「怖いから、学校に行きたくな~い!」

なんていう子が出てしまったら、どうしよう・・・と気になってしまいます。【校長】

校長、プチ感激!本校の自慢できるところは?

いつものように校内を回りながら、3年生の教室に入りました。

どうやら国語の授業のようで、黒板には、「わたしたちの学校じまん」と書いてあります。

子供たちは、本校の自慢できるところを考え、理由を挙げてグループ発表を行うようです。

まずは、個人発表をしていたので、聞いてみました。

3年生A「潤徳小のキャラクター、ウリーとサクラモチがいるところ」

多くの子供たちが、自分のワークシートにキャラクターのことを書き入れています。

この1年間で、完全に自分たちのキャラクターとして定着したようです。

3年生B「150周年を迎えたところ」

150年の伝統の重みは、ちゃんと在校生に引き継がれています。

3年生C「給食がおいしいところ」

このことについて書いている子も多いようです。毎日の給食がおいしいことは幸せなことです。3月には、アンケートで人気の高かった献立もあるようですから、期待したいものです。

3年生D「雨が降ると、校庭が『潤徳池』になっちゃうこと」

確かにそうなのですが・・・。

自慢できるところというより、困っているところのような気がします(苦笑)

3年生E「同じ名前の山都町立潤徳小学校と交流しているところ」

池部校長先生をはじめ、山都・潤徳小の関係者の皆様、ご覧になっていらっしゃいますか?

「東西潤徳小学校コラボレーション」は、ちゃんと本校の「自慢」になっています!

校長もうれしくなって、発表を聞きながら、子供たちのワークシートをのぞいていると、こんなことを書いている子がいるのに気付きました。

3年生F「みんながえ顔のところ」

思わず、話しかけてしまいました。

校長「いつも、校長先生の話をしっかり聞いてくれてるんだね。」

3年生F「うん。」

「笑顔招福」と言い続けて約2年。

子供たちが、そのことを「学校の自慢」と考えてくれるなら、校長として、これほどうれしいことはありません。

授業の後半は、個人発表をもとに、グループでどの「自慢」を理由をつけて発表するか相談しています。

相談している子供たち自身が笑顔いっぱいな様子を見て、本校のことを大好きでいてくれることに安心するとともに、「笑顔招福」の授業になっていることをとてもうれしく感じました。【校長】

【2年】ようこそ、おもちゃランドへ!

2年生は生活科で「うごくおもちゃ」の学習をします。

「ゴムの力」「空気の力」「転がる力」「磁石の力」などを利用して、動くおもちゃを工作します。3年生の理科にもつながる大事な学習です。

 

今日は、2年生がずっと準備してきた「おもちゃランド」の日です。1年生を教室に招待し、作ったおもちゃで一緒に遊びます。

 

【ゴムの力を使ったおもちゃ屋さん】

おもちゃが1メートルまで飛んだら、表彰状がもらえるそうです。

まとが積み重なっていて、おもしろいですね。どこをねらうと、たくさん倒せるかな?

パッチンガエルをどこまで飛ばせるかな。点数が書いてあって、面白いですね。

こちらは、同じおもちゃですが高さで記録を出しています。

こちらは、ねじったゴムが元に戻る時に、下の車輪が動いてとことこ進むおもちゃです。優しく説明をする2年生と、一生懸命話を聞く1年生。

 

【転がる力を使ったおもちゃ屋さん】

ビー玉迷路です。大きく傾けると早く進みます。

コロコロコロンというおもちゃです。ちょうど、まとの牛乳パックに入ったところです。

 

【空気の力を使ったおもちゃ屋さん】

筒を押した時に、空気が押し出されて、前の容器が飛び出します。「ロケットポン」というおもちゃの名前にちなんで、絵に描いた惑星に向かって飛ばす工夫をしていました!わくわくしますね。

廊下を使って長い距離を走らせます。距離に応じてポイントのカードを置いていて、楽しく遊べるよう工夫していました。

2人で競争!

 

【磁石の力を使ったおもちゃ屋さん】

潤徳小のとんぼ池のような、大きな池を作って、迫力満点のおもちゃ屋さんです。磁石の力が強いつりざおを選んだので、たくさん魚が釣れました。

 

【おまけ】

今回驚いたのが、遊び方の説明をする時に、クロームブックを使う児童が多くいたことです。担任が指示したわけでなく、児童自ら「説明にオクリンクを使いたいんですけど、いいですか」と提案していました。中には、動画をスライドに貼り付けて、「このように遊ぶのは危険だからやめてね」という子も…。2年生、すっかり使いこなしています。

  

今日は、1・2年生で充実した時間を過ごすことができました。2年生は、きっとこの日の学習を今後に活かしてくれることと思います。

1年生は来年2年生…まだ見ぬ新しい1年生のために、きっと今日のことを思い出して、楽しいおもちゃランドを開いてくれることでしょう。楽しみですね。