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【子供たちがつくる学校プロジェクト】第1回運動会実行委員会
1学期末の臨時全校朝会で募集告知のあった(詳しくは、こちら)「運動会実行委員」による初めての会議、「第1回運動会実行委員会」が本日の中休みに開催されました。
本校では、一昨年の「日野市制60周年 開校150周年記念運動会」以来、「子供たちがつくる運動会」にこだわって取組を進めていますが、今回の大きな目玉は、運動会実行委員を1年生から募集したことです。
運動会実行委員会形式は、これまでも取り入れていますが、全学年を構成員とすることは初めてです。
低・中学年の意見も取り入れて、より全校を巻き込んだ「子供たちがつくる学校プロジェクト」にしていこうというねらいです。
5・6年生の実行委員たちは、事前に集まり、委員長、副委員長、書記等の役割を決めています。
そのため、進行は、役員の子たちが行っていきます。
初めて上級生のいる公式会議に参加し、緊張気味の1年生委員たち。
手元には、「マル秘」資料が配られています。
いったい何が書いてあるのか・・・
部外秘なので明かせません。(笑)
今日は1回目ですので、「運動会でやってみたいこと」のアイデアを出します。
いきなりは難しいので、各学年の委員たちでまず相談します。
心配で見に来た各学年の担任たちも話し合いの支援を行います。
出されたアイデアを具現化したり、全校のスローガンを考えたりと、実行委員たちのやるべきことはたくさんあります。
初回から、進行は5・6年生の役員たちが全て行い、教員は一切口を出しませんでした。
「子供たちがつくる」ことにこだわって、また1つ進化した運動会を目指します。【校長】
【潤八】早速、交流開始!
今朝の全校朝会で、「潤八なかよし大作戦」が正式にスタートしましたが、先陣を切って、本校の3-4と八小の3-1の子供たちがオンラインでの交流を行いました。
なぜ、こんなに早く交流が実現できたのか?
それは、八小の3-1担任は、昨年度まで潤徳小の教員であり、現3-4担任と昨年度一緒に学年を組んでいた間柄だからです。
3年生は、社会科で自分の学校の周囲の地理や施設などを学びます。
本校と八小は地域が重なるため、一緒に学習を進めることが可能なのです。
そのことを見越して、「潤八なかよし大作戦」が始まることになったら、合同の取組ができないかと担任同士で相談していたようです。
そして、今朝、両校で「潤八なかよし大作戦」を進めることが明らかになったので、両担任がクラスの子たちに「八小(潤徳小)の子と話してみたい?」と聞いてみたところ、「やってみたい!」ということになったわけです。
八小の3-1の子たちが画面に映って喜ぶ本校の3-4の子供たち。
それぞれの学級の代表児童が交流開始を宣言します。
初めての交流ですから、当然、最初にやることはお互いのことを知ることです。
そこで、授業支援ソフトの「ミライシード」の「オクリンク」の機能を使って、まずは、文字での交流を行います。
最初のお題は、「好きな食べ物」です。
互いに入力した内容が、すぐに画面に反映されていきます。
3年生A「あ、あたしと同じだ!」
などと言いながら「いいね」ボタンで共感を示します。
続いてのお題は「好きなキャラクター」です。
多くのキャラクターに混ざり、「サクラモチ」、「ハッピーはちはち」といった両校のキャラクターも見られます。
キャラクター交流も始まっているようです。
後半は、班ごとにGoogle Meetをつなぎ、顔を合わせての交流をします。
互いに名前などを言って、自己紹介を進めます。
3-4の子供たち「あ~っ、校長先生~!」
呼ばれたかと思って振り向くと、画面に向かって一生懸命手を振っている班の子たちがいます。
画面を見ると八小の船山校長先生が3-1の様子をご覧になっていました。
もう、子供たちにとっては、2人の校長がいる感覚になっているようです。(苦笑)
全部の班が一斉に交流を始めたので、なかなか相手の声が聞こえません。
「音を出して!」などと言い合ったり、画面にできるだけ近付いて声を出したりしています。
最後は、互いの代表児童が感想を述べ合って、ファーストコンタクトを終了しました。(八小の3-1の様子は、こちら)
音量等の課題もありましたが、相手とつながれたことは3年生たちにとって貴重な経験になったようです。
実際に一緒に学習することを目標に、今後も関係づくりを進めていくことになります。【校長】
【潤八】「潤八なかよし大作戦」、両校合意へ!
今朝は、本校の全校朝会の日です。
しかし、これまでとは違う朝会です。
昨日、お伝えしたとおり、今朝の全校朝会で、「潤八なかよし大作戦」を進めるかどうか、八小からの正式な回答があるのです。
全校朝会開始前に校長室に集まってきた「潤八」担当の児童会本部役員たち。
八小が受け入れてくれた場合のリアクション、拒否された場合のリアクションについて相談しています。
結果が分からないので、担当の子供たちもドキドキです。
何と、八小は、この「伝達の儀式」を重要視していて、全校児童が本校の全校朝会にリモートで参加する体制をとってくださいました。
そこで、当然のように「いつもの」挨拶です。
潤徳小校長「潤徳小のみなさん、日野八小のみなさん、こ・ん・に・ち・は~!」
何の根回しもしていませんが、本校の子供たちは、反射的に「こ・ん・に・ち・は~」を返します。
八小の子供たちの様子は分からないのですが、どうだったでしょうか?
本校の子供たちは、昨日の八小の全校朝会で、本校の児童会本部役員たちが何を話したのか知りません。
そこで、昨日の八小の全校朝会の録画の一部を流しました。
両校の子供たちが知っている情報を共有化したうえで、いよいよ八小の代表委員会の役員の子供たちが登場です。
八小代表委員A「 今回、八小と潤徳小のみんなで『潤八なかよし大作戦』が行われることになり、とても楽しみでワクワクしています。」
八小代表委員B「リモートや直接交流などで遊んだり勉強したりする中でいろいろ交流していきたいと思います。」
やりました!「潤八なかよし大作戦」受諾の返答です!
八小代表委員C「八小は、これまで他の学校との交流はあまりしたことがないので、お隣の学校の潤徳小学校のみなさんとこれから楽しいことをいろいろ考えていきたいと思います。」
八小代表委員D「一つ、八小のことを紹介します。八小には、私たち529名の子供たちと先生たちと、もう一人大事な仲間がいます。去年新しく誕生した八小キャラクター『ハッピーはちはち』です。」
ここで、「ハッピーはちはち」のペープサートが振られます。
八小代表委員B「校内の表示や行事などで八小を盛り上げてくれています。」
八小代表委員C「潤徳小のウリーとサクラモチと一緒に『潤八なかよし大作戦』を盛り上げていきたいと思います。」
全員「これから、よろしくお願いします!」
本校のキャラクターも取り上げてくれて、うれしく感じます。
八小の代表委員の子たちによる「受諾」の返答を聞き、狂喜乱舞する本校の児童会本部役員たち。
本校を代表して、児童会本部役員会の委員長からお礼の挨拶です。
委員長「今回コラボを受け入れてくださりありがとうございます。控えめに言ってすごくすごくうれしいです!!私たちは、八小と潤徳小のみんなが楽しめるイベントを企画中です。一緒に協力して、再び心を一つにしましょう!今後もよろしくお願いします!!」
最後に手を振り合う本校の児童会本部役員たちと八小代表委員会の役員の子供たち。
早くも絆が生まれたようです。
これから、両校の子供たちが「潤八なかよし大作戦」をどのように進めていくのか、本当に楽しみです。(八小から見た全校朝会の様子は、こちら)
教室で見ていた本校の子供たちも、八小の代表委員の子たちに手を振って、歓迎の気持ちを表していました。
ここで、全校朝会を終え、いつもと順番が逆になりますが、表彰を受けた子たちを紹介しました。
まずは、4月に実施した「はたらく消防の写生会」(詳しくは、こちら)で優秀賞となった2年生を紹介しました。
2年生は入賞した子もたくさんおり、よく頑張りました。
続いて、姉妹でピアノの表彰を受けた子たちを紹介しました。【校長】
【潤八】「潤八なかよし大作戦」、正式申し入れ
今朝は、八小の全校朝会が行われます。
八小の2学期始業式の際、潤徳小校長から八小とのコラボについて提案しましたが(詳しくは、こちら)、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進める両校ですから、正式には、子供たち同士が相談をして「潤八」を進めるか決定していかなければなりません。
そこで、本校の児童会本部役員の「潤八」担当の子供たちが八小の全校朝会に「出演」して潤徳小の思いを伝え、正式に「潤八」を進めることを申し入れることにしました。
校長室に集まってきた担当の子供たち。
本校の全校朝会などで説明する機会も多く、場慣れしている子供たちですが、さすがに他校の全校朝会に出るのは初めてですので、緊張した表情です。
今朝は、本校では、教育実習生を紹介する臨時全校朝会を8時25分から行い、終了後、すぐに8時30分からの八小の全校朝会に児童会本部役員の代表児童が参加しました。(他の児童は、通常の朝読書の活動に戻りました。)
パソコン2台を切り替え、速やかに対応です。
八小の船山校長先生が本校の児童会本部役員を紹介してくださいます。
まずは、本校の児童会本部役員会の委員長から口火を切ります。
委員長「八小のみなさん、こんにちは!潤徳小学校の児童会本部役員です。みなさん、『潤八なかよし大作戦』はご存知ですか?今日は全校朝会の時間をお借りし、私たち児童会本部役員会が『潤八なかよし大作戦』の内容についてガイドしたいと思います!」
続いて、「潤八」担当の本部役員たちからスライドを使って説明があります。
役員A「私たち、潤徳小学校の児童会本部役員会では、1学期に第八小学校と潤徳小学校でコラボしたいという提案が出ました。題して『潤八なかよし大作戦!!』」
役員B「はじめに、僕たちはなぜ八小とコラボをしたいかを聞いてください。それは、潤徳小と八小は昔同じ学校で、一緒に授業をしたり、遊んだりしていた仲間だからです。昔の仲を取り戻したいと思って、今回の企画を提案しました。」
役員C「例えば、リモートでビンゴ大会をしたりイベントで交流をしたり、潤徳小と八小の距離をいかして直接会ったり、しゃべったり、勉強したり、遊んだりできるといいなと思っています。『潤八なかよし大作戦』で、八小のみなさんと仲良くなりたいと思っています。」
役員D「この交流を通して潤徳小と八小の仲を深めたいと思っています。三沢中に進学して『あっ、前、一緒にコラボしたね!』となったり、近くの公園などで出会って、仲良く遊ぶことができたりするようになったらいいなと思っています。」
役員A「『潤八なかよし大作戦』は潤徳小学校そして第八小学校ともに史上初のイベントです」
全員「みなさん、史上初のコラボお願いします!」
こうして、八小の全校児童、教職員の方々に潤徳小の考えを聞いていただきました。
潤徳小も八小も、今日は委員会活動が行われました。
本校の児童会本部役員会は、委員会活動の時間に「潤八」のさらなる具体化を図るための話し合いを進めています。
そして、八小の代表委員会でも「潤八」を受諾するかどうかの話し合いになっていると思います。(八小側の様子は、こちら)
その結果を踏まえ、明日の潤徳小の全校朝会に八小の代表委員の児童が出演して「答え」を明かしてくれる予定です。
答えはどうなりますか・・・。【校長】
教育実習、スタート!
本校では、今日から3週間、明星大学教育学部の4年生の大学生を教育実習生として受け入れます。
始業前に、本校の教職員に挨拶です。
今回の教育実習生は、2年前の学校インターンシップのときから本校に関わり続けています。(詳しくは、こちら)
ですから、本校の教職員とは顔見知りですので、笑顔あふれる中での自己紹介となりました。
もちろん、これまでに本校の多くの子供たちとも関わりがあります。
しかし、教育実習生としては初日ですので、けじめをつける意味で、臨時の全校朝会を開催し、リモートで全校児童への挨拶と自己紹介を行いました。
ゼスチャーで自分の趣味をクイズに出すという斬新な自己紹介です。
実習生「クイズの答えが分かった人は、話しかけに来てください。」
これは、休み時間などに殺到しそうです。
子供たちも「新しい先生」をすんなり受け入れています。
実習生は、期間中は基本的には「5年生付」となります。
早速、休み時間には 5年生たちに囲まれます。
5年生たちにとっても、八ヶ岳移動教室などでお世話になっている学生ですので、違和感なく話しかけています。(詳しくは、こちら)
教育実習ですから、自分だけで教室の前に立って話すことも増えます。
子供たちの実態を早くつかんで、授業に生かす準備を進めます。
今日は、他の教員の授業を見ながら学びます。
メモをとりながら、指導のポイントなどをつかんでいきます。
実習期間に多くのことを経験し、将来に向けた基礎を培ってほしいと思います。【校長】
戦後80年に想う・・・
今日の2時間目、6年生を対象とした「平和講演会」が開催されました。
今年は戦後80年ということもあり、8/15の終戦記念日の前後に新聞やテレビで多くの特集記事、番組などが見られ、子供たちの意識も例年より高いように感じます。
お話しいただくのは、「くにたち東京大空襲体験伝承者」の講師の方です。
「平和のバトンをつなぐ」とのタイトルで、実際に東京大空襲で被災された方の体験に基づいてお話しいただきました。
写真は、当時の教科書ですが、戦争のことだけでなく、当時の子供たちの生活にも触れていただきました。
教科書はあるものの、戦争が激しくなると、事実上休校状態だったので、勉強したいとの思いが強かったとのことです。
東京大空襲のあった昭和20年3月9日から10日、当時は、木造家屋がほとんどだったため、防空壕に隠れていても、あっという間に焼夷弾の火が燃え広がったそうです。
そのため、防空壕から出て、外に出て避難したそうです。
両親とも離れ、兄妹で逃げなければならなくなりました。
全身が炎に包まれながら逃げる人ともすれ違いました。
お父さんと再会し、お父さんに抱きかかえられながら一晩を明かしたそうです。
朝になると、お父さんの上に折り重なっていた人々はみんな炭になっていたとのことです。
周りは、全ても燃え尽くされ、煙で、白いもやがかかっていたように見えたとのことです。
1931年の満州事変に始まり、15年にわたる戦争を続けていた日本。
当時の子供たちは、戦争をしていることは当たり前という感覚だったとのことです。
平和な環境下で暮らしてる6年生たちにとっては、想像もできないことだと思います。
後半は、クイズなども交えながら、東京大空襲の実像に迫りました。
講師の先生「どうして、これだけ大きな被害が出たんだと思う?」
6年生A「木の家が多かったから。」
6年生B「たくさんの人が集まり過ぎていたから。」
それに加えて、空襲警報のサイレンが鳴ることが遅れたことや、初期消火を必ず行わなければならなかったため、逃げ遅れた人が多かったことなどもあったと解説がありました。
1発で周囲を800℃以上の高温にしてしまう焼夷弾が一晩で32万発以上投下されたと伺い、あまりの悲惨さに胸が苦しくなる思いがしました。
戦争の被害に遭われた方々の高齢化が進み、こうして、伝承者の方々が戦争を語り継ぐ時代となりました。
6年生たちが次の伝承者になり、「平和のバトン」をつないでいくことが大事です。
現在もウクライナやパレスチナで戦争により命を落とす人々のことが連日報道されており、80年経っても世界平和は実現できていないのが実態です。
6年生たちは、2学期に社会科で戦時下の状況を詳しく学んでいくことになります。
受け身ではなく、積極的に平和を守る大人に成長してほしいものです。【校長】
束の間の曇天の間に・・・
今朝は、久し振りに雲が空一面を覆い、強烈な日差しが遮られています。
朝9時の時点での暑さ指数(WBGT)の数値は「厳重警戒」レベルの28.4。
適宜な休憩を取り、十分な水分補給を行えば、校庭での活動は行えそうです。
ということで、早速2年生たちが体育の授業で校庭に出てきました。
1学期の後半は水泳指導でしたから、こうして、通常の体育で校庭を使用することは久し振りということになります。
鉄棒の技を一生懸命練習しています。
学校の畑には、1年生たちが集まっていました。
生活科で育てているさつもいもの様子を見に来たようです。
でも、いろいろなところに注意の向く1年生たち。
1年生A「校長先生、見て!セミの抜け殻があるよ!」
確かの畑の周りの木に抜け殻がありました。
暑すぎてセミが激減したと言われる今年の夏。
せっかく羽化しても、セミにとっては受難な夏だったかもしれません。
1年生の次には、3年生たちが畑に集まってきました。
ヒマワリ、ホウセンカの観察のようです。
校長「ヒマワリ、ずいぶん小さくない?」
3年生たち「そうだね。栄養を取られちゃったのかなぁ?」
子供たちの背丈より低いヒマワリの花。
これも暑すぎる夏の影響なのかもしれません。
昨日のホームページの記事でも予想したとおり、5年生たちが80m走のタイム測定のために校庭に集まってきました。
このタイムを参考にして、赤白の組み分けやリレー選手の選出を行っていくようです。
今日の休み時間は、始業式の日以来の外遊びをすることができました。
曇って涼しいように感じますが、この記事の一番上の写真にあるように、校庭の気温は33℃以上あります。
ちなみに、8/28の東京の平均最高気温は29℃だそうです。
33℃でも涼しく感じてしまうこの感覚・・・まさに異常としか言いようがありません。
ちなみに、今週末からは猛暑復活の予報も出ています。
夏の終わりはまだまだ見えません。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】運動会に向けて、少しずつ・・・
従来、本校の運動会は9月下旬から10月上旬を目安に実施されていました。
しかし、昨今の急激な夏季の気温上昇傾向を踏まえ、10月中旬から下旬を目安に実施するよう計画を見直しています。
今年の実施日は10/18(土)です。
まだ、当日までには2か月近くあるのですが、「2学期になると運動会の準備!」と刷り込まれている傾向があるのが本校の教員です。
校内を回っていると、運動会に向けた取組が早くも始まりつつあります。
1学期末の臨時児童集会で、児童会本部役員から、今年度は全学年から「運動会実行委員」を募集するとの告知がありました。(詳しくは、こちら)
このことを踏まえ、2学期になり、各学級では、運動会実行委員の選出が進んでいます。
朝、学校を回ってみると、3年生の教室で「運動会実行委員」の相談が行われていました。
担任「『運動会実行委員』って、どんな人がなったらいいと思う?」
3年生A「話がしっかり聞ける人」
3年生B「素早く行動できる人」
担任「そうだね。それに、みんなでつくる運動会なんだから、『アイデアがいっぱいあって、積極的に意見が言える人』もいいかもね。」
校長のそばにいた子が小声で話しかけてきます。
3年生C「だったら、校長先生がやったらいいんじゃない?」
校長「校長先生は3年生じゃないし・・・(苦笑)」
この学級で立候補した子は5人。
互いにどうやって決めたらよいか相談し、じゃんけんで1名を決めることになりました。
3年生では、学年内の運動会実行委員も活躍しています。
この学級では、今回の運動会の演技で使う曲の発表を実行委員たちが行っていました。
他の学年も3年生同様、学年内での実行委員形式を取り入れて練習等に臨む場合もあります。
子供たちは、このように運動会に向けて、様々な役割をこなしていきます。
3年生の別の学級では、朝からラジオ体操の練習です。
校長「天井に指がつくまで伸ばして~!」
3年生たち「無理・・・」
昔は、夏休みの間、早朝から子供たちが集まって、地域でラジオ体操の練習をしていたものですが・・・
ずいぶん、時代が変わりました。
始業式の日の放課後、教員が暑い中作業して、徒競走用のラインを引きました。
しかし、無情にも暑さ指数(WBGT)は朝から「危険」の数値を越えており、2学期が始まっても全く校庭での活動はできません。
各担任たちは、50mのタイム測定を行い、リレー選手を選びたいようですが・・・。
まずは、暑さが収まるのをじっと待つしかありません。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】学級内の組織を固める
昨日から始まった2学期。残暑厳しい中ですが、子供たちは元気に登校しています。
(今日の休み時間は、暑さ指数(WBGT)が「危険」の数値を越えたため、室内遊びでした。昨日は遊べましたが・・・残念!)
さて、学期始めに各学級で取り組むことは、まず、安定した学校生活を送るための学級内の組織、具体的には、係活動、当番活動について決定することです。
特に2学期は、1年間で最も長い学期ですから、学級内の組織をきちんとしておくことが過ごしやすい日々を送るための基礎となります。
4年生は、当番活動決めに取り組んでいます。
給食当番、掃除当番など輪番制で全員が取り組む当番活動に加え、学級内でどうしても必要な仕事を個別、もしくは少人数で分担して「一人一役」的に割り振ります。
例えば、電気、配り、黒板消し、日付・・・などのような当番です。
自分でどの仕事なら責任をもって取り組めるかを決めて、立候補しています。
同じ時間、5年生の教室では、係活動決めが行われていました。
当番活動は、学級の生活が円滑に運営されていくために学級内の仕事を分担するものなのに対して、係活動は、学級の生活をより主体的、自主的で豊かなものにするために創意工夫していく活動です。
5年生の学級では、歌、新聞、マジック、ダンス、ゲーム・・・といった係が提案されていました。
こうしたことは、1年生でも同じです。
音楽、体育、手紙、配膳台、時間割・・・といった当番活動
工作、読み聞かせ、ポスター・・・といった係活動
1年生なりに、1学期の生活を振り返って、当番や係についての意見を出しています。
2年生も当番活動決めを行っています。
どうしても日々のルーチンになりがちで、創意工夫がしにくい当番活動の仕事ですが、ネーミングを整列(ならびーな)、配り(くばりんりん)、ポスト(ポッポ)などと工夫し、親しみがもてるようにしている学級もあります。
当番活動は5年生以上の委員会活動、係活動は4年生以上のクラブ活動に発展していくものです。
低学年のうちから当番活動、係活動の意義を理解し、実践を繰り返すことで、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の質が向上していきます。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度日野市立潤徳小学校第2学期始業式②+α
続いて、児童会本部役員から「MJリターンズ!」についての説明です。
とは言っても、1年生は「MJコンサート」を知りません。
そこで、去年の「心!MJコンサート」で、4年生が明星大学学友会吹奏楽団の方々の生演奏で、「マツケンサンバ」を楽しく踊っているところの一部を流しました。
これを見ていた5年生たちは、去年のことを思い出し、当然踊り出します!
(校長は、それをねらって動画を流していますが・・・)
全員で「オーレ!」です。
2学期以降は、「潤八」と「MJリターンズ!」などが「子供たちがつくる学校プロジェクト」の大きな柱となることを確認し、さらに運動会や展覧会といった大きな行事も控えていることにも触れて校長の話を終えました。(実は、他にも大きな柱があるのですが・・・。今はまだ非公開です。)
続いて、5年生代表児童による「2学期の抱負」の発表です。
5年生A「私は、2学期、校長先生との約束の『何でも一生懸命頑張ること』を意識して・・・」
「校長先生との3つの約束」が子供たちに浸透してきているのをうれしく感じます。
5年生たちは、1学期の八ヶ岳移動教室を実行委員会を中心にやり遂げた成功体験を踏まえ、運動会や展覧会といった大きな行事に主体的に取り組んでいきたいと口々に話していました。
その後は、校歌斉唱を行い、始業式終了後は、2年生の2名の転入児童の紹介を行いました。
(写真がうまく撮影できていませんでした。すみません。)
異例の「2時間目始業式」だったので、終了後は休み時間です。
朝方は雲が多く、ギリギリ暑さ指数(WBGT)が「危険」の数値を下回っていました。
放送で外遊びができることが流れると校内から大歓声が上がりました。
本当に久し振りの外遊びです。
また、昇降口の「潤徳小デジタルサイネード」では、夏休みの間に自主的に大福のお世話や花壇も水やりをしたり、図書室で本の修理を手伝ったりした子たちの作業の様子を流しました。
さらに、今日は、初日ですが、風雨がやや収まったが、この後再び風雨が強まると予想される場合などを想定した集団下校訓練を行いました。
校長からは、この夏にも九州や、東北、北海道などで集中豪雨があり、多くの被害が出ていること、この影響で、山都・潤徳小の校庭の一部が土砂で埋まってしまったことを池部元校長先生から伺っていること等に触れ(詳しくは、こちら ただし、現在はかなり復旧が進んでいるようです。)、晴れているが、風雨が強くなっていることをイメージしながら真剣に訓練に臨むよう話しました。
下校時には、6年生が1年生のことを気遣いながら一緒に下校していく姿も見られました。
大きなイベントが盛りだくさんの2学期になりますが、まずは、子供たちの毎日の安全をしっかり守っていきたいと思います。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度日野市立潤徳小学校第2学期始業式①
八小の始業式で話をした後、とんぼ帰りで潤徳小に戻ります。
帰校してから10分ほどで「本業」の本校のオンライン始業式です。
まずは、この夏の振り返りから。
8/5、この日は群馬県の伊勢崎市で41.8℃という日本の最高気温を記録しました。
同日、本校の百葉箱の中の気温計も41℃を超えていました。
本校152年の歴史の中でも一番暑い日だったかもしれません。
それだけ、今も含めて、暑い日が続いているという話をしました。
そんな中でも、飼育委員の子たちは交代で大福の世話をまじめに行ってきました。
また、飼育委員が来れない日には、自主的に大福の世話や花壇の水やりをしてくれたり、図書室の本の修理を手伝ったりしてくれた子たちもいたので、感謝の気持ちを伝えました。
ここで、6/13に校長室で今年度の重点を提案した児童会本部役員の子供たちが登場し、全校児童に説明します。
まずは、「潤八」についての提案です。
校長からも、8/22に児童会本部役員の有志が八小の教職員の方々に「潤八」の実施についてのお願いをしてきたことや、今朝、校長自身が八小の始業式に参加し、これから仲良くしてほしいと伝えたことについて補足しました。
これを聞いていた本校の2年生たちからは「やったぁ!」という声が上がっていたとのことです。
さすが、本校の子供たちらしい・・・(笑)
6年生からは具体的に「○○と遊べるのかな?」などの囁きも聞こえていたとのことです。
習い事などで、八小の知り合いは結構多いようです。
ここまでの前フリを踏まえ、満を持して、今回のスペシャルゲスト、八小の船山校長先生の登場です。
船山校長先生からは、8/22に児童会本部役員の子供たちが一生懸命に八小の教職員に説明していたことや、今朝の始業式で、潤徳小の校長から両校が仲良くできないかという提案を受けたことに触れ、真剣に検討していきたいとのお話をいただきました。
船山校長先生が登場して、本校の子供たちも、実際に交流していくという実感がもてたようです。
話が終わると、船山校長先生に元気よく手を振る子供たち。
これも本校の子供たちらしい反応です。(笑)
まずは、今学期以降の目玉となる「潤八」の概要について、全校で理解を深めることができました。【校長】
【潤八】令和7年度日野市立日野第八小学校第2学期始業式
え?本校ではなく、八小の始業式?と思われた方もいらっしゃるかと思います。
しかし、「潤八」の実施に向けて、重要なポイントになるのです。
というのも、「潤八」については、本校の児童会本部役員会・中央委員会からの提案なので、本校の一部の児童は知っていますし、そもそもドッキリ企画が大好きな本校の子供たちは、このような企画にノリノリになることは目に見えています。(笑)
ところが、八小は教職員は知っていても、子供たちは全く知りません。
そのため、潤徳小から「潤八」について、八小の子供たちにも説明をしていく必要があります。
そこで、船山校長先生とも相談し、本校の始業式を2時間目にずらし、私(潤徳小校長)が八小の始業式におじゃまし、直接「潤八」の提案を行うこととしました。
まずは、八小の校長室に伺い、船山校長先生と「潤八」の成功を誓い合います。
その後、始業式の会場となる体育館に移動します。
八小の子供たちはもうすでに集まっています。
それなりに、人前で話す経験は多い私ですが、さすがに他校の始業式で話したことはありません。
ちょっと緊張してきます。
極秘のスペシャルゲスト扱いですから、始業式の進む間、舞台の下手側に潜んで待ちます。(自撮りですみません。)
2学期の抱負を述べる代表児童の話はとても立派でしたし、校歌も一生懸命歌っていました。
八小の子供たちに一気に親しみが湧いてきます。
始業式終了後、再び、船山校長先生が壇上に上がりました。
八小校長「今日は、みなさんに特別なゲストが来てくれています。ゲストの方のお話をよく聞いてみましょう。」
潤徳小校長「日野市立日野第八小学校のみなさん、こ・ん・に・ち・は~!」
「東西潤徳小学校コラボレーション」として、熊本県の山都町立潤徳小学校と交流していた際、定番だった挨拶、復活です!
朝から「こ・ん・に・ち・は~」なので、戸惑う八小の子たちがあまり返してくれないかと思ったら、元気に「こ・ん・に・ち・は~」と返してくれました。
日本全国、共通の挨拶です。(笑)
続いて、八小の子供たちに語りかけます。
・今日は、潤徳小も始業式だが、どうしても八小のみなさんに話したいことがあって、八小の始業式に参加させていただいた。
・それは、「潤徳小学校と八小とで仲良くしませんか。」ということである。
・昔々の話だが、潤徳小ができたのは明治6年、今から152年前のことである。その後、昭和になって、日野に住む人の数が多くなって、潤徳小も1200人以上の子が通うようになった。
・校庭に仮の校舎を作ることになり、体育の授業などもやりにくくなった。
・そこで、新しい学校をつくるということになり、昭和44年、潤徳小と分かれる形でできたのが八小である。つまり、潤徳小と八小は兄弟の学校ということになる。
・潤徳小では、久し振りに八小と仲良くなりたいという話が出ている。
・仲良くなれば、三沢たちばな公園や三沢児童館で一緒に遊ぶことができるかもしれない。
・これから一緒に勉強したり、一緒のイベントを行ったりして仲良くなりたいと考えて、今日はお願いに来た。
・ぜひ、各クラスや代表委員会などで、潤徳小と仲良くできるか相談してほしい。
「八小と仲良くしたい」と話すと、
八小児童A「いいよ!」
八小児童B「もう、仲良しの子、いるよ!」
などという反応があちこちから返ってきました。
また、本校が開校して152年経っていることを伝えると、大きな驚きの声が上がっていました。
両校が兄弟校ということについては十分理解してくれたようです。
始業式後、体育館から出てくる八小の子たちが次々、会釈をしてくれたり、「よろしくお願いします」などと声を掛けてくれたりしました。
八小の子たちからの正式な回答はまだですが、「つかみはOK」といったところです。
(八小の始業式の様子は、こちら)【校長】
【プロローグ 潤八・MJ】これまでの準備について
本校と八小の共同企画の「潤八なかよし大作戦」(略称:潤八)、本校単独企画となる「MJリターンズ!」が今年度後半の「子供たちがつくる学校プロジェクト」の大きな目玉になっていきますが、いきなり2学期に進めることは難しいため、1学期後半から夏季休業期間中にかけて、関係者間で準備を進めてきましたので、ここではそのことについてお伝えします。
まず、「潤八」については、夏季休業期間中のお盆前に八小の船山 徹(ふなやま とおる)校長先生とオンライン会談を行い、実施当初の細かい流れなどについて確認しました。
このことを踏まえ、8/22の午前中、私(潤徳小校長)、潤徳小副校長、特別活動主任の教員、児童会本部役員の有志4名が八小を訪問し、「潤八」の実施について八小の教職員に提案を行ってきました。
まずは、八小の校長室にて児童会本部役員が八小の校長先生、副校長先生に対して、「潤八」を行う意義等について説明を行いました。
船山校長先生からも、説明がしっかりしているとのお褒めの言葉をいただきました。
続いて、八小の職員室に移動し、八小の教職員に対し、児童会本部役員たちが「潤八」の実施について提案を行いました。
八小にはステップ教室で本校にも巡回してくる教員や潤徳小から異動した教員などもいることから、提案を聞き、大きな拍手が送られました。
そして、同日の午後、八小の船山校長先生、副校長先生、特別活動主任の教員が本校にお越しになり、「潤八」を提案されたことについて、八小の子供たちと一緒に実施を検討していくとの力強いお言葉をいただきました。
一方、「MJリターンズ!」については、1学期末に明星大学学友会吹奏楽団の新団長の方とオンラインで協議を行いました。
新団長の方からは、楽団の中でも昨年度の交流は非常によい経験となっており、要望があれば引き続き交流を続けていきたいとの「内諾」を得ることができました。
こうした準備段階を経て、いよいよ、2学期の始業式で企画の全貌を子供たちに明かしていくことになります。【校長】
【プロローグ】児童会本部役員提案による令和7年度の重点
今日から2学期が始まりました。
しかし、時を遡って、1学期の6/13のこと・・・
児童会本部役員の委員長(6年)、副委員長(5年)、役員(5年)が休み時間に校長室にやってきました。
委員長「私たちは、児童会本部役員会や中央委員会で、今年度、どうやったら潤徳小を盛り上げていけるか、真剣に議論してきたので、今日はその提案をさせてください。」
実際に、児童会本部役員会、中央委員会ではこのことについて、繰り返し議論が行われてきました。
具体的な内容について、副委員長から提案があります。
多くの児童が三沢中に進学する本校にとって、「三沢中学校区」の子供たちの交流を深めていくことは、健全育成の観点からも大きなメリットがあります。「土台」を固めるために「小中コラボ」をすることは大きな意義があるとの提案です。
さらに、5年役員からもう一つの提案があります。
昨年、大きな反響を呼んだ「MJコンサート」。
これを再び、実現したいとの提案です。
この2点の提案は児童会本部役員からの正式なものですので、このことについて、本校の教職員間でも議論を行い、2学期以降に具体化を図ることにしました。(細かい内容は、学校便り 8・9月号.pdf参照)
本校の新たな特色となり得ると考えましたので、日野市教育委員会にも「特色ある学校づくり推進事業(後期)」の申請を行い、夏季休業中に認可されました。
小中コラボは、日野市立第八小学校(以降、本校ホームページでは特別な場合を除き、八小と表記)に特化し、
「潤八(じゅんぱち)なかよし大作戦~半世紀の刻(とき)を超え、今、再び、こころ一つに~」
として、八小との共同企画として取組を進めてまいります。
一方、明星大学コラボは、
「MJリターンズ!」
として、取組を開始いたします。【校長】
令和7年度夏季学習会②
今日は、夏季学習会の2日目です。
今回は、1~3年生の様子を中心にお伝えします。
1年生です。
夏季学習会に参加するのは初めてですが、昨日も参加している子が多く、落ち着いて学習に取り組んでいます。
中には、Chromebookを使って個人学習に取り組む子も見られます。
校長「また、パソコンのおもちゃで遊んでるの?」
1年生たち「おもちゃじゃない!(怒)」
定番のやり取りが復活しました。
一方、学校まで足を運んだものの、淋しくておうちの方から離れられない子もちらほら・・・。
来週からは頑張れるかな?
2年生です。
今日もたくさんの子たちが参加してくれています。
校長「夏休み、どうだった?」
2年生たち「楽しかった!」
2年生A「僕は、プールでいっぱい泳いだよ。」
2年生B「私は、高知県に行きました。」
2年生C「大阪万博に行ったよ!すごかった!」
充実した夏休みだったようです。
3年生です。
漢字や計算など、かなり難しく、覚える量も多くなっていますが、集中して頑張っています。
校長「夏休み、終わっちゃうねぇ・・・」
3年生たち「うーん、残念!」
校長「でも、しばらくしたら冬休みになるよ。」
3年生A「あ、そうか!それだったら雪合戦やろうかなぁ・・・」
切り替えの早い子供たちです。(笑)
そして、夏季学習会の途中にもかかわらず、校外に出ていこうとしている児童会本部役員の有志の子供たち。
いったい、何をしようとしているのか?
このことが、本校の2学期以降の活動に大きな影響を及ぼします。
詳しくは来週の始業式以降に!
乞う、ご期待!!【校長】
令和7年度夏季学習会①
日野市では、8/25(月)から2学期が始まります。
そこで、本校では、2学期が始まる前に生活リズムを整え、学習に円滑に向かえるようにすることを目的として、今日と明日の2日間、自主的な参加による夏季学習会を開催します。
全学年が対象ですが、今日は、特に4~6年生の様子をお伝えします。
4年生です。
夏季学習会も4回目ですから、もう慣れたもの。
夏休みの課題等の提出物を速やかに出しています。
中には、ギリギリまでプリント学習を行ってようやく提出している子も。
4年生A「最後の追い込みです!」
この光景は、昔も今もあまり変わりありません。(笑)
5年生です。
夏休みを経て、ぐーんと体が大きくなった子もいます。
さらに高学年らしくなってきた感じです。
5年生A「いや~、暇を持て余していたから、学校が始まってくれてうれしいっすよ。」
校長「暑かったから、あまり出かけられなかったしね。」
5年生B「やっと給食も始まるでしょ?それも楽しみ!」
気候の厳しかった今年の夏休み。
我慢もずいぶん多かったようです。
6年生です。
校長「小学校最後の夏休み、どうだった?」
6年生A「短すぎ!」
6年生B「あと、2か月くらいはほしいよ・・・」
校長「それじゃあ、卒業までの時間がどんどん少なくなっちゃうでしょ?」
グループになって、何かに取り組んでいる学級もあります。
「夏休みすごろく」のようです。
ゴールを目指しながら、自然に互いの夏休みの様子が分かるという感じになっているようです。
全員で「クラスの『あるある』」をカルタにして遊んでいる学級もあります。
1学期の思い出や友達の様子を思い返しながら2学期への雰囲気を高めていました。
この夏季学習会の楽しみは、久し振りに会った友達と休み時間に校庭で思いっきり遊ぶこと。
しかし、午前10時の段階で、暑さ指数(WBGT)の数値は、「危険」の31を大きく超えた33.6。直射日光の当たる校庭の気温は45℃に迫る勢いです。
2学期が始まっても、当分の間、校庭での活動はできないかもしれません。
そんなわけで、休み時間は担任に甘えることくらいしかできない子供たち。
この暑さ、本当に何とかならないものでしょうか・・・。
明日の夏季学習会も同様の暑さが予想されます。
参加されるご家庭は、登下校時の熱中症対策を十分行ってくださいますようお願いいたします。【校長】
子供たちの命を守り、自分の命も守る
児童下校後、日野警察署のご協力をいただき、教職員による不審者対応訓練を行いました。
最初に校長挨拶ですが、いったん教室外に出て、ドアをガラッと開け、「うちの子をいじめているのはお前か!」などと大声で騒ぎながら、棒で床を叩いたり、振り回したりしたうえ、入室しました。
ギョッとする教職員たち。
校長「このようなことが、近隣市の小学校で発生しています。昨日は、この事件の初公判が開かれました。以前は、不審者対応訓練は『児童を守る』ことが主眼でしたが、この事件を受け、自らの身を守るという視点も重要になってきています。『自分事』として真剣に受講してください。」
去年の訓練は体育館で行いましたが、先述の事件を受け、リアル感を出すべく、研修は1年生の教室で行いました。
実際に刃物(偽物)を出し、緊張感あふれる話が続きます。
警察官の方「私がこの教室に来るまでに、防犯カメラのモニターで確認した人はいましたか?」
シーンとする教室
警察官の方「だったら、私が不審者だったら、簡単に校内に入れるということですよね?」
警察官の方「防犯カメラのモニターを見ることを習慣にしている人はいますか?」
耳の痛い言葉が続きます。
警察官の方「お遊戯のような訓練だけをやっていては、実際の場面で対応することはできません。」
児童が下校し、安堵していた教職員たちの顔の表情がどんどん引き締まっていきます。
実技編の研修は、場所を変えて、多目的室に移動します。
さすまたの使い方を学びます。
さすまたは、相手を倒すことではなく、行動を抑えることが目的の道具であることをあらためて教えていただきます。
ちょっとした持ち方、体重のかけ方などにより、相手を制圧する力が大きく変わります。
基本姿勢なども丁寧に説明していただきました。
研修の最後、質問を受けていただきました。
校長「校内にいらっしゃる方は、地域の方や業者の方などが多く、最初からそれらの方を不審者として扱うことは難しい面があるのですが・・・。」
警察官の方「実際に校内に不審者の侵入を許す事件が発生しているわけであり、今までの見方をしていては対応できません。」
校長として、いろいろ考えさせられる研修になりました。
2学期には、児童を交えての不審者対応訓練を行う予定です。
警察官の方「先生方が負傷して倒れてしまったら、誰が子供たちを守るのですか?」
自分の身を守ることも真剣に考えていかなければなりません。
校長としては、誰でも気軽においでいただける学校が理想なのですが。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度第1学期終業式+α
今日は、1学期最後の日です。
リモートによる終業式が行われました。
式に先立ち、剣道で全国大会に出場する児童を紹介しました。
続いて、校長からの話です。
スライドを使いながら説明しました。
まずは、7/11に5年生が世界陸上の会場となる国立競技場の見学ツアーに参加したことを紹介しました。
東京オリンピックで使われた表彰台・・・うらやましい!
5年生たちも、あらためて貴重な経験だったことを振り返っています。
続けて、1学期のまとめの話です。
始業式・入学式からスタートしましたが、6年生や2年生が1年生を迎えるためにずっと努力し続けてきたことを伝えました。
また、各学年の校外学習の様子を紹介しました。
特に5・6年生の移動教室は、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を踏まえた独自企画がたくさんあったことが成功につながったと紹介しました。
さらに、移動教室終了後も、6年生は日光移動教室PR動画の作成、5年生は4年生に対する八ヶ岳移動教室報告会の開催など、下学年に向けた取組を進めたことも立派なことであると話しました。
日常の学校生活の中でも、たくさんの「子供たちがつくる学校プロジェクト」が実行されてきたことを紹介しました。(スライドは、集会委員会の「ドッキリ集会」)
また、「子供たちがつくる学校プロジェクト」は高学年だけが行うものだけでなく、例えば、2年生が外遊びの仕方を1年生に教えたり、各学級でお楽しみ会や夏祭りなどに取り組んでいたりすることも、自分たちの生活を自分たちでよくしようとしていることなので、「子供たちがつくる学校プロジェクト」になることを説明しました。
学校全体に関わるイベントを企画・運営するのは「児童会本部役員会」や各委員会の委員長を加えた「中央委員会」です。密かに潤徳小152年の歴史で今までないほどの大イベントが進行し始めていることを2学期の予告とし、校長の話を終えました。
次に、3年生の代表児童からの今学期の振り返りと2学期の抱負の発表です。
3年生A「私は、校長先生との約束のとおり、先生の話を真剣に聞くようにしたら、勉強が分かるようになってきて・・・。」
えらい!
友達の発表をしっかり聞いている3年生たち。
代表児童の2学期の抱負は、運動会で頑張りたいことを挙げていることが多かったようです。
2学期は大きな行事が目白押しです。
続いて、本校名物のオンライン生伴奏による校歌斉唱です。
卒業まで、公的な場では、校歌斉唱をするのが残り少なくなってきた6年生。
一方、ようやく校歌を覚えた1年生。
どの学年も、自分の学校にしかない校歌を大切にしてほしいものです。
終業式が終わると、生活指導部の担当教員から夏休みの生活についての指導があります。
担当教員「今年の夏休みは、7/19~8/24の37日間です。」
これを聞き、歓声を上げる子供たち。
楽しい夏休みですが、自分の命を守る安全な夏休みにもしてほしいと思います。
続いて、情報担当の教員から、夏休みに持ち帰るChromebookの使い方についての指導です。
何と、今回は、「Chromebookのよくない使い方」の5年生児童による動画付き!
「子供たち?先生?がつくる学校プロジェクト」です。(笑)
盛りだくさんの終業式の内容でしたが、どれも大切なこと。
しっかり意識して夏休みを過ごしてほしいものです。
終業式が終わった後は、学級指導になります。
最終日のメインは何と言っても通知表の配布です。
1年生にとっては、人生初の通知表です。
担任から一人一人に愛情のこもった言葉がかけられ、通知表が渡されていました。
このことは、1年生だけではなく、どの学年でも同じです。
ただし、今年度、6年生はちょっと違います。
4月に実施した「全国学力・学習状況調査」の結果が例年より早く発表されたため、通知表と一緒に調査結果の個人票も渡しました。
自分の足りなかったところはどこなのか把握し、夏休みの間にそこを補うような学習を進めてほしいと思います。
夏休みは、遊んでばかりだけではいけません。
学校からは「夏休みの課題」が示されます。
1年生のときより課題の増えた2年生。
計画的に取り組むか、最後にまとめて取り組むか・・・
「アリとキリギリス」の絵本を読んで考えましょう。(苦笑)
最終日は身の回りの整理、大掃除も大事です。
持ち帰るものを整理する4年生たちです。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」、続行中の3年生たち。
教室に大迷路を作って遊びます。
途中に様々なチェックポイントを作って、簡単にはゴールできないようになっているようです。
5年生は、「SOSの出し方に関する教育」に関するビデオを視聴しています。
「SOSの出し方に関する教育」とは、「子供が、現在起きている危機的状況、又は今後起こり得る危機的状況に対応するために、適切な援助希求行動(身近にいる信頼できる大人にSOSを出す)ができるようにすること」、「身近にいる大人がそれを受け止め、支援ができるようにすること」を目的とした教育です。
端的に言うと、増加傾向にある若年層の自殺未然防止につなげる取組です。
そういうことの絶対ない夏にしてほしいと強く願っています。
校長に元気よく「さようなら!」と言って下校していく1年生たち。
今日は関東地方が梅雨明けしたということで、これから「酷暑」が続く予想となっています。
(子供たちの命を預かる立場としては、今日が終業式でちょっとホッとしていますが・・・。)
暑さから自分の身を守るということもキーワードになるような夏になりそうです。
楽しく、安全な夏休みをお過ごしください!【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】あと、1日!
明日はいよいよ1学期の終業式です。
その前日である今日は、学校はいつもと違う雰囲気です。
学習の最後のまとめを行う日でもあります。
3年生は社会科や総合的な学習の時間に調べたことについて「日野市新聞」にしたり、「高幡不動博士」として学級内で発表し合ったりしていました。
1年生もいつの間にか「Chromebookの達人」になっています。
夏休みには初めて家庭に持ち帰りますので、自学の習慣がつくとよいと思います。
2時間目に5年生が着衣泳の練習をするというので、プールに行ってみました。
すると、
5年担任「わざわざ、校長先生が来てくださいました。ということで、校長先生が浮く見本を見せてくださいます。」
え・・・?
聞いてないし。単に、ホームページのネタ探しに来ただけなのに。
無茶振りだと思いつつも、なぜか、小芝居を入れてしまう校長。
火の神「我は、八ヶ岳の火の神であ~る!」(なぜ、火の神なのかは、こちら)
火の神「でも、今日は、ちょっと暑いから、プールに遊びに来たぞよ!」
火の神「あ、でも火の神だから、水が苦手だった!溺れる~!!」
5年生たち「あはは・・・」
そこに、サッとペットボトルが投げ込まれます。
校長にとって、この着衣泳は毎年の体重増のバロメーターになるもの。
何とか今年もギリギリ浮くことができました。
また、来年に向けて体重減を誓う日となります。
5年生から拍手をもらって、ちょっと照れる校長です。
その後は、5年生も実演です。
高学年の着衣泳の練習で、今年度の水泳指導も無事終了です。(6年生は、7/15に実施済み)
学期末に多くのテストに取り組んできた子供たち。(詳しくは、こちら)
1年生のときは、テスト返却時にニコニコしていた子供たちも、2年生になり、計算が難しくなったり、習う漢字が多くなったりして、テストが返却されて渋い表情の子も増えてきています。
しかし、テストは点数で一喜一憂するものではありません。
むしろ、どこができなかったか自分で把握し、きちんと直すことが大事です。
ですから、返却されたときのテスト直しが大切なわけです。
と、神妙な顔つきだった子供たちも3時間目になると表情が一変。
黒板を見ると、「2年2組の子どもがつくる学校プロジェクト 2年2組夏まつり」
と書いてあります。
「お笑い」の有志が、「おおきなかぶ」のパロディーを演じて、教室中、爆笑です。
確かに、こうしたお楽しみ会系のイベントは、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の原点でもあります。
2年生の別の学級も夏祭り真っ最中!
通りかかりの1年生の学級でもお楽しみ会の遊びに取り組んでいました。
さらに、3階の4~6年生の教室に行くと、一層パワーアップ!
4年生の夏祭りは本格的。各種の遊びコーナーに相当気合が入っています。
黒板の「祭」の字もひときわ目立ちます。
6年4組の七夕祭り会場にはたくさんの子供たちがいます。
1クラスの人数より多くなっているので不思議です。
6年生A「隣の5-1で、お楽しみ会の準備を廊下で待っていた子たちを誘いました!」
思わぬ即席異学年交流です。
一方、その裏では、2学期末の連合音楽会の楽器オーディションが音楽室で行われています。
6年生は気を抜いてばかりはいられません。
で、5年生たちが何の準備を廊下で待っていたかというと・・・
身の毛もよだつ、お化け屋敷の準備です。
中をのぞいてみると、手を真っ赤にぬった血だらけの子供たち・・・
「貞子」バージョンの女子・・・【閲覧注意】
この後、凄まじい悲鳴が教室にこだましていました。
今日は給食の最終日でもあります。
カレーに始まり(詳しくは、こちら)、カレーで終わる1年生たち。
ナスがたくさん入った夏野菜カレーを満喫です!
お替わりに並び、もりもり食べるように成長しました。
それにしても、普通は「楽しい夏休みを!」というのが定番なのですが、夏休みに入る前に学校で思いっきり楽しんでしまう本校の子供たち。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」が定着しているのを感じます。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「第1回ウリサク祭り」結果発表!+α
今朝は、児童会本部役員による臨時児童集会がオンラインで行われました。
まずは、「第1回ウリサク祭り」のキャラクター総選挙(詳しくは、こちら)の結果発表です。
いきなり、投票率が示されました。
先日の都議選の投票率が44.98%、それに比べ、キャラクター総選挙の投票率は72.0%なので、潤徳小はすごい!というロジックなのですが・・・
ちょっと、選挙権をもつ大人とすると、モヤモヤする比較で・・・。
潤徳ファンの皆様、7/20の参院選にはぜひ投票に行って、子供たちを見返しましょう!
結果は、1位 保健委員会「あわわくん」(113票)、2位 体育委員会「たまお」(81票)、3位 放送委員会「マイク三兄弟」(58票)となりました。
特に高学年にとっては、自分たちの委員会のキャラクターの人気度は気になるところ。
結果発表があるたびに拍手が起きていました。
それに続き、2学期に向け「運動会実行委員」の募集の告知がありました。
「中央委員会」で今年度の運動会の取組を議論する中で、低・中学年の意見も取り入れていこうということにまとまり、全校に周知したものです。
今年度の運動会、新たな展開がありそうです!
本部役員からは、どの子も幸せな夏休みが送れるよう、「フードリボン」の取組などの紹介もありました。
今朝の集会を担当したのは、発表担当の児童会本部役員会の子供たちでしたが、2学期に向け、様々な企画を準備しているので、「子供たちがつくる学校プロジェクト」、目が離せない展開になりそうです。
さて、こうして記事を書いている間に、今日も「潤ファミ先生」の方々が4年生のそろばんの学習支援に来てくださいました。
4年生も「先生たち」を信頼しながら学習に取り組んでいます。
本当にありがとうございます!【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)