日誌

日誌

運動会の足音が聞こえてきました。

今年度の運動会から選抜リレーが復活します。

今日は第1回目の集まりがありました。

 リレー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体育館は緊張感に包まれていました。

来週から始まる練習のことや、当日のことについて確認しました。

当日の選抜リレーで力を発揮できるように、練習に一生懸命取り組んでほしいです。

 

そして、昼休みには応援団の集まりがありました。

応援団

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生と5年生が初めて顔合わせをしました。

応援団としての心構えを確認しました。

この緊張感をもって、練習に取り組んでほしいと思います。

臨時全校朝会開催

本日(9月29日)の朝の時間に、オンラインで臨時全校朝会を開催しました。

<表彰>

まず、優秀な成績を収めた児童を顕彰しました。

 

2名の教育実習生が、表彰された児童を拍手でたたえます。

<2名の教育実習生による挨拶>

次に、教育実習生による挨拶です。

9月1日に始まった本校での教育実習は、本日で20日目となり最終日を迎えました。

2名の教育実習生から、全校児童に向けた挨拶がありました。

 

学校現場での実践を通した学びは、2名の教育実習生にとって貴重なものになったことと思います。次は、我々と同じ「教員」としての立場で会うことを楽しみにしています。

教育実習生研究授業②

今日の6時間目は、昨日に引き続き、もう一人の教育実習生の研究授業が行われました。

 

所属学級の3年3組で、算数の「かけ算の筆算(1)」の授業を行いました。

去年2年生だったときの担任も参観していて、ちょっとハイテンションな子供たちです。

 

問題は、「1mのねだんが312円のリボンを3m買います。代金はいくらですか。」というものです。

3けた×1けたの筆算の仕方を考える授業です。

 

300×3、10×3、2×3をたせば答えが求まることは子供たちから意見が出てきましたが、それを筆算としてどのように表せばよいかは首をひねる子も多く見られます。

 

 計算する順番を考えさせながら、筆算の仕方を確認し、2けた×1けたの筆算の考え方と同じであることを導きます。

 

子供たちのノートの様子を確認です。

 

最後に練習問題に取り組みます。

大きな数になってきているので、子供たちもちょっと戸惑い気味です。

これからも繰り返し練習する必要があるようです。

 

授業終了後は、昨日の研究授業と併せ、大学の担当教授の先生と本校の多くの教員が参加し、研究協議会が行われました。

次代の教育を担う実習生に対し、多くのアドバイスが送られました。

いよいよ明日が教育実習の最終日。最後のまとめをしっかり頑張ってほしいと思います。【校長】

たてわり班遊び

本日(9月28日)の給食後、「たてわり班遊び」がありました。今回実施した「たてわり班遊び」は、9月上旬に実施する予定だったものです。その当時、本校で体調不良の児童が多く、学年閉鎖や学級閉鎖がありましたので、本日に延期されました。

外遊びを計画していた「たてわり班」もありましたが、本日は暑さ指数(WBGT)が高いため、全ての班が室内遊びをすることにしました。

<活動の様子>

学年や学級が異なる子供たちが、共に楽しく触れ合い、交流を図ることができました。

 

<活動終了後の振り返りの様子>

 

中心となって「たてわり班遊び」を進める6年生は、リーダーとしての経験を重ねながら自分の役割を果たすなどの主体的な取組を通して、最高学年としての自覚や自分への自信を高めていきます。下の学年の子供たちにとっては、親しみやあこがれ、尊敬の気持ちをもち、「自分もこうなりたい」という思いや願いをもつようになります。

「たてわり班遊び」は、まさに本校の学校キャッチフレーズ「笑顔招福」を象徴する時間です。

 次回は、来週に予定されています。

6年生の皆さん、次回も期待していますよ!がんばってね! 

教育実習生研究授業①

9/1から本校で教育実習を行っている、2名の大学生。

今週末で実習期間が終了となります。

今日は、これまでのまとめとして、1名の実習生が研究授業を行いました。

 所属学級の1年3組で、算数の「3つのかずのけいさん」の授業を行いました。

実習生は、手作りのものを作ったりすることが好きだとのこと。

自作の教材で子供たちの関心を高めます。

今日の問題は、「ワンちゃんバスにねこが9ひき乗っています。ねこがはじめは1ぴき、次に3びき降りました。のこりはなんびきになったでしょう。」というもの。

ん?ワンちゃんバスにねこ?

後から聞くと、実習生は、犬も猫も大好きなのだとか。どちらかは選べなかったというかわいい理由で・・・。

ま、とにかく、こちらも手作りの教材です。

本校の多くの教員も授業を参観していて、それなりにプレッシャーがかかります。

子供たちも、いつもより緊張している感じです。

ブロックを使って、操作活動も取り入れます。

一人一人に丁寧に指導します。

「挑戦問題」はぶどうを食べた残りの数を考えるというもの。

こちらも手作り教材です。

何とか無事に授業を終えましたが、そのままでは実習になりません。

終了後は、授業を参観していただいた、大学の担当教授の先生と担任とを交え、振り返りを行いました。

明日は、もう一人の実習生が研究授業を行う予定です。

2名の実習生とも、本校で学んだ成果を発揮してほしいものです。【校長】

ようやく、虫捕り実施!

9/2(土)に水辺の楽校主催の虫捕り、9/15(金)に3年生が水辺の楽校の皆様の協力を得て虫捕りを行うはずでしたが、それぞれ、「酷暑」のため中止・延期に。

3度目の正直となりましたが、ようやく3年生が理科の授業で、水辺の楽校の皆様の協力をいただき、浅川の河川敷で虫捕りを行いました。

 

多くの子がマイ虫捕り網、マイ虫かごを持ち込んでいます。(保護者の皆様、ご協力いただき、ありがとうございます。)

やる気満々の子供たち。

最初に水辺の楽校の方の説明を聞きます。

・自分より背の高い草の中には入らないこと

・大人から見える範囲のところで探すこと

・基本的にはキャッチ&リリースになること

 

延期にも関わらず、再びご協力いただいた水辺の楽校、日野市緑と清流課の皆様、どうもありがとうございました。

早速、四方八方に散って、虫捕り開始!

捕まえた虫を水辺の楽校の方に見せに行く子供たち。図鑑片手に、虫の特徴などを説明してくださいます。

酷暑の影響か、全体的に大物は少なかったようですが、立派なバッタを捕まえた子も。

互いに捕獲した「獲物」を見せ合います。

30分ほどとった虫捕りの時間もあっという間に過ぎていきます。

ふれあい橋から見ると、虫捕りをしている子供たちが、まるで虫のようで・・・。思わずパチリです(笑)【校長】

秋の交通安全期間

現在、秋の全国交通安全運動期間中です(9月21日~30日)。

定期的に学区内を自転車で回り、登校する子供たちにあいさつしなから声をかけるのが校長の習慣になっていますが、今は、交通安全期間中ということもあり、いつもより、重点的にパトロールをしています。

高幡の交差点です。

日野交通安全協会の皆様の誘導に従い、信号機を見ながら安全に横断歩道を渡っています。

高幡不動駅前です。

本校のスクールガードボランティアでもある「桃太郎おじさん」に元気よくあいさつしていく子供たちです。

新井団地の入り口付近の見通しの悪い交差点です。

いつもここに立ってくださっているスクールガードボランティアの方から、横断歩道を渡らず、友達を走って追いかけていて、車にぶつかりそうになった子がいたとのお話を伺いました。

ここは、写真のように、急に奥から自動車がやってくることがあります。

写真の児童のように、横断歩道をゆっくり渡り、車の有無を確認してから細い路地に入るようにしてほしいと思います。

学校でも指導していますので、通学路でこの交差点を通るご家庭の保護者の皆様は、お子様に注意を促してくださいますようお願いいたします。【校長】

委員会発表集会

本日(9月27日)の朝、オンラインで委員会発表集会を開催しました。今年度、本校では、11の委員会が立ち上がり、5・6年生の児童が日常の当番活動やイベントの企画・運営など様々な活動を行っています。本日は、図書委員会と集会委員会が発表をしました。

<図書員会の発表の様子>

図書委員は、主に図書室の整備や読書活動の推進活動を行っています。

 

<集会委員会の発表の様子>

集会委員は、主に児童集会の企画や運営を行っています。

 

少しずつ紹介を行っていた委員会発表集会は、今回で終了です。どの委員会も、クイズを盛り込むなど、発表を聞くみんなが「笑顔」になる工夫を凝らしたスライドを作成し、発表をしてくれました。発表をしてくれた5・6年の皆さん、ありがとう!

全天候型体育館完成!

屋根がついてるんだから、最初から全天候型体育館じゃないか・・・とツッコまないでください。

ようやく、空調機設置工事が終わり、本日、検査が終了して、正式に学校に引き渡しになりました。

本日の放課後、多くの教職員が参加し、空調機の操作方法等の説明を受けました。

体育館の壁面に10台、空調機が設置されました。

それぞれに防球ガードが取り付けられています。

これで、体育等で思いっきり活動しても大丈夫です。

家庭の空調機と同様にワンタッチで操作できます。

温度の上げ下げも簡単にできます。

配電盤の説明も受けました。

便利にはなりますが、つけっ放しにしないなど、節電に気を付ける必要があると感じました。

ちょうど涼しくなったときに空調機が設置されるという皮肉な形になりましたが、これからオールシーズン快適に使える体育館になったことは、教育活動の幅を広げそうです。

冬季から早春に実施される12/2の開校記念式典、R6.2.16、17の学芸会、R6.3.25の卒業式なども快適に過ごせるようになることを期待しています。【校長】

阿川園に行ってきました!

「ねぇ、校長先生って、給食に出てくるくだもので、一番何が好きなの?」

校長「なし!」

と即座に答えるほど、梨が好きな校長。

今日の5・6時間目に3年生が、本校に梨をはじめ、果物を提供してくださっている阿川園に社会科見学に行ってきました。

梨の木が生い茂る中で見学する子供たち。

背の高い子は、頭がついてしまいそうです。

校長も頭がついてしまうので、屈みながら歩いていると、

3年生A「校長先生、おじいちゃんみたい!」

と声がかかります。

校長「杖はどこじゃ?」

3年生たち「あはは」

たわわに実る梨に、子供たちの目もくぎ付けです。

3年生B「この梨って、ネットでしか買えないの?」

校長「そんなことないよ、直売してくれるよ。」

3年生B「おいしそうだなぁ。買ってもらおうかな。」

説明していただいた阿川様から様々な梨を見せていただき、興味津々の3年生たちです。

3年生は、社会科で日野の農業について学んでいきます。

学校のそばにも、こうした田畑や果樹園などがあるので、子供たちにも関心をもってほしいと思います。【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション~本格熊本郷土料理交流編~

構想から3か月。

今月の学校だよりでも紹介しました(学校だより9月号.pdf)今回の交流。

満を持して実施です。

最初に、今回の企画の発案者でもある本校の栄養士から、メニューや給食交流の意義について説明があります。

ここからは、校長がタブレットを持って、各学級を回り、両校に生中継します。

本校は、22学級ですので、じっくり回っていると、時間がかかってしまいますので、各学級を回りつつ、各学年で感想を言う代表児童の学級を1つ決め、そこを重点的に中継するようにしました。

こちらは、4年生の様子です。代表児童は、「生実食」をして感想を述べていました。

6年生は、特別に代表児童を3名出して、感想を伝えました。

最高学年のサービスです。

5年生、1年生、2年生、3年生の代表児童の様子です。

子供たちからは「太平燕(タイピーエン)がおいしかったです。」という感想が多かったです。

後半は、山都・潤徳小からの中継です。

本校と同様に、池部校長先生が自らタブレットを持って、各教室を回ります。

サービスで、学校の外も映してくださいました。

山都・潤徳小のグラウンド側には山があり、学校の裏手は田んぼが広がっていることが分かって、子供たちも驚いていました。黄色くなってきた稲穂がとてもきれいでした。

山都・潤徳小6年生代表「今度は、東京の給食も食べてみたいです!」

検討はしているのですが、日野を代表する料理がなかなかないので・・・難航しています。

最後に、山都・潤徳小の調理員の方に、詳しく熊本の郷土料理について教えていただきました。

山都・潤徳小調理員の方「高菜ご飯は、阿蘇地域の郷土料理です・・・太平燕は、昔はよく給食に出ていたのですが、アレルギーが厳しくなってきて、最近は少なくなってしまいました・・・がね揚げは、天草地方の郷土料理でカニに見立てたサツマイモのかき揚げです・・・。」

聞いていて、旅番組を見ているように感じます。

本場の話には引き込まれます。

今回は、全校交流ということもあり、各学級、大フィーバー。

交流を始めて10か月になりますが、本当に、両校の絆は深まったと実感します。

個人的には、「がね揚げ」がおいしかったです。3時のおやつにいつもほしいなぁ・・・。【校長】

(山都・潤徳小の給食は、こちら

(本校の給食は、こちら

(山都・潤徳小の交流の様子は、こちら

水害から市民を守るために

社会科で「水害からくらしを守る」の学習を進めている4年生。

これまで、消防署の方にお話を伺ったり、山都・潤徳小の子供たちと一緒に学習を行ったりしていますが、今日は、日野市防災安全課の皆様においでいただき、水害から市民を守るためのお話を伺いました。

今回のポイントは、消防、警察、自衛隊等の組織と市が連携して災害への対応を行うことです。

市では、大きな災害が発生すると、市長をトップとした災害対策本部が立ち上がります。

ここから、様々な指示が出て、関係機関と迅速に連携できるわけです。

日頃から図上訓練などを繰り返し行っていると説明がありました。

また、災害発生時には、防災無線をはじめ、SNSを活用した情報発信を工夫しているとのことです。

さらに、災害に備えて、家庭で備蓄するすることが大事たという話がありました。

大きな災害が起きたときは、3日分の飲料水・食料の備蓄が必要とのことです。

日頃から、3日分の飲料水・食料を備蓄しておき、古いものから消費し、新しいものを継ぎ足すという習慣(ローリングストック)をつけるとよいとの紹介がありました。

最近は、充電器やモバイルバッテリーの準備も重要になってきているとのことでした。

子供たちからは、様々な意見や感想が発表されました。

市の方々が、万が一の事態に備えて、様々な準備をしてくださっていることに理解が深まったようです。

こうした学習を通して、家族ぐるみで防災意識が高まることにつながってほしいと思います。【校長】

「大福」の健康診断

本校での唯一の飼育動物、烏骨鶏の「大福」ちゃん。

今日は、年1回の健康診断の日です。

今日は、9月の委員会活動の日でもあります。

担当の獣医の先生に飼育委員会の活動場所までおいでいただき、烏骨鶏の飼育に関する基礎的な内容を教えていただきました。

烏骨鶏は、何と、キジの仲間だそうです。

若い時には、卵を年間50個ほど産むそうで、栄養価の高い良質な卵ということです。

烏骨鶏の抱き方や、健康状態の見方などを分かりやすく教えていただきました。

実際に飼育小屋に行って、「大福」の健康診断です。

最初に体重を量りました。

袋の中に入れて計測するのですが、さすがの「大福」もちょっと袋の中に入るのを嫌がります。(そりゃ、そうですよね・・・)

何とか、袋に入れて、計測したところ、体重は、1.3kgでした。

子供たちも「軽いね~」と驚いていました。

「大福」の体調を確認します。

羽の下は黒い皮膚になっていました。子供たちもびっくりです。

毛のつやもよく、健康だとのことです。

「大福」は7~8歳とのことで、人間の中年にあたる年齢だそうです。

まだまだ元気いっぱいとお墨付きをいただきました。

伸びた爪を切ります。

「大福」は、何をされるのか分かっているのか、おとなしくしています。

「かわいい!」と見つめている飼育委員たちから自然に声が漏れます。

「大福」には、個体を識別できるようにマイクロチップが埋められています。

今回の健康診断結果も登録です。

健康診断が終わると、自分から飼育小屋に戻っていく「大福」。

本当に賢くてかわいらしいです。

お忙しいところ、子供たちにご指導いただいた獣医の先生にお礼を言って健康診断は終了です。

本校のオリジナルキャラクターの「サクラモチ」のモデルでもある「大福」。

本校のアイドルとして、これからも元気に愛嬌を振りまいてほしいと思います。【校長】

秋が来た!

今朝の東京の気温は20℃を下回りました。

夜もちょっと、寝冷えを心配するような感じでした。

先週までの酷暑が何だったのかと思うくらい、一気に季節が進んだ感じがします。

秋分の日を過ぎ、ようやく秋到来です。

今日の10時頃の暑さ指数(WBGT)の数値は22.8で、「注意」レベルでした。

外での活動は、ほほ問題なくできる数値です。

2時間目、2年生は、校内の畑のところで虫探しをしていました。

残念ながら、虫はほとんどいなかったようですが、猫じゃらしなどで植物遊びを楽しんでいました。

3年生は、国語で「ちいちゃんのかげおくり」を学習しています。

休み時間になると、かげおくりを試している子たちがいます。

「ひとうつ、ふたあつ、みいっつ・・・とお!」

じっと、自分の影を見つめた後、青空に目を移します。

3年生A「あ、校長先生、かげぼうしが空に上がったよ!」

ちいちゃんの気持ちに迫れたでしょうか。

教育実習生と外で遊んでいる3年生たちもいます。

実習期間も今週で終わり。濃密な1週間にしてほしいものです。

3時間目の体育で、手つなぎ鬼をして遊ぶ1年生たちです。

キャーキャーと大きな歓声が上がります。

校庭の反対側では、4年生たちが走り高跳びに取り組んでいます。

よい記録を出せば、今からでも中国・杭州で行われているアジア大会に間に合う・・・かな?【校長】

体育館、復活!

空調機設置工事のため、6月中旬から使用禁止となっていた本校の体育館。

記録的な猛暑となり、校庭で体育ができないときは体育館を使いたかったのですが、それもできず、苦しい期間が続きました。

このたび、ようやく、工事が終了し、体育館が使用できるようになりました。

体育館に行ってみると、早速、2年生が体育をしていました。

校長「体育館、何が変わったか、分かる?」

2年生たち「あれだよ!」

子供たちの指さす先には、工事が終わったばかりの空調機があります。

体育館のフロアは使えるようになりましたが、空調機の最終検査があるので、空調機が使えるようになるのは10月以降になりそうです。

久し振りに体育館で鬼遊びです。

とても楽しそうに追いかけています。

別の2年生の学級では、授業終了時に振り返りをしていました。

担任「久し振りの体育館体育、どうでしたか?」

2年生A「いっぱい走ることができて楽しかったです。」

2年生B「体育館が使えるといいなぁと思いました。」

校長「何が変わったか分かる?」

2年生たち「クーラー!」

校長「夏は涼しい風が、冬は暖かい風が出てくるんだよ。だから、1年中、気持ちよく体育などができるようになるよ。」

2年生C「だから、冬に行事をやるように変わったんだね。」

2年生女子D「校長先生、大好き!」

校長が工事をしたわけではないのですが・・・。まぁ、愛の告白は、ありがたく受け取っておきましょう(笑)【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション~4年生社会科授業交流編①~

一昨日の記事でもお伝えしたとおり、4年生は、社会科で「水害からくらしを守る」という学習を始めています。

学校の裏手が浅川である本校。日野市洪水ハザードマップでは、浸水想定区域の中に入っており、水害を受けやすい立地にあります。

一方、山都町立潤徳小学校のある熊本県も、たびたび集中豪雨による水害を受けています。

本校と山都・潤徳小とでは、「水害」をキーワードにした共通点があると考え、今回の「水害からくらしを守る」の学習でコラボ授業を行うことにしました。

山都・潤徳小の5名の4年生が一緒に授業に参加します。

いつものように、お行儀よく座っている山都・潤徳小の子供たち。大変しっかりしています。

最初に自己紹介をしてくれました。中には、卓球の全国大会に出場した子もいて、本校の4年生からは「おぉ~!」というどよめきが起きていました。

本校では、4-3をキーステーションにして、4-1、4-2、4-4が生中継を視聴する形式で授業が行われました。

山都・潤徳小の4年生からは、今年の7月上旬の豪雨のことについて報告がありました。

川が氾濫して、田んぼに水が流れ込んでしまったこと、道路などが陥没したこと、大きなニュースにもなった金内橋の崩落のこと(詳しくは、こちら)などについて、写真などを交えて説明がありました。

金内橋は、今も通行止めのままであり、橋の復旧には約20億円もの費用がかかるとのことです。

聞いていた本校の4年生たちからも驚きの声が上がっていました。

本校からも、日野市や本校における水害の状況を報告しました。

多摩川、浅川が流れる日野市は、水害を受けやすい土地であることを、画面を共有しながら地図を使って説明します。

また、2019年の台風19号で、日野橋が大きな被害を受けた動画を使って、水害の影響について説明しました。

最後に、日野市における主な水害を年表にまとめたものを示しました。

毎年のように水害の被害を受けている年表を見て、山都・潤徳小の子供たちからも「すごい・・・」といった反応が聞こえてきます。

 

今回の学習を通して、両校の周りの地域が水害を受けやすい環境にあることが共通理解できました。

今後は、この水害からくらしを守るためにどのような工夫をしてきたのか、また、自分たちでできることはどんなことがあるかなどについて学習を深めていきます。To be continued...【校長】

(山都・潤徳小側の様子は、こちら

日常が戻ってきてほしい!

日直の教員「今日の休み時間は、校庭で遊ぶことができます。マスクを外して遊びましょう。」

校内から「やったぁ~!」という地鳴りのような歓声が響いてきます。

2学期、いえ、1学期の後半から、休み時間のたびに日直の教員が外遊びの可否を放送することが当たり前になってしまいました。

最近は、放送に関心がある子も少なくなっていました。

「どうせ、今日も外遊びできないんでしょ。」

という雰囲気に完全になってしまっているのです。

しかし、今日は、中休みが始まる10時過ぎの時点で、暑さ指数(WBGT)の数値が26.7で「注意」レベルに下がったため、外での活動の許可が出たわけです。

早速、校庭に出てきて遊び始める子供たち。

「This is 小学校」という校庭の景色が戻ってきました。

 

引き続き、3時間目は校庭で体育が行われていました。

これまで、校庭で体育ができたのは1時間目くらいで、それ以降は、ほとんどできていませんでしたので、3時間目以降に体育が行われているのは、本当に久し振りです。

鉄棒で、前回りや「ぶたのまるやき」を練習している1年生たちです。

鉄棒の手前では、6年生たちがハードル走の説明を受けていました。

今日の気象状況なら、全力で走っても大丈夫そうです。

 

週間天気予報によると、明日以降、最高気温が30℃を、最低気温が20℃を下回る日も出てきそうです。

うんざりする真夏日や熱帯夜から解放され、校庭で普通に活動できるようになる日は近いのでしょうか?

今は、9月の秋彼岸の期間中。「暑さ寒さも彼岸まで」ですよねぇ・・・。【校長】

サウイフモノニ ワタシハナリタイ

「雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノアツサニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ・・・」

5年生が、道徳の時間に、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の一節を読み、その生き方について学んでいます。

宮沢賢治は、1896(明治29)年、岩手県花巻市で生まれました。

岩手県は、春から夏(6月から8月)に吹く冷たく湿った東よりの風(やませ)の影響で、夏に気温が上がらず、作物が育たないことがたびたびあります。

こうした自然の厳しさを知る賢治は、農学校の教師を経て、よい土や肥料の研究を行い、農民と共に生きる生活を送ります。

わずか37年の生涯を閉じる前日まで、農民の相談に親身に応じ、自分の理想を追い続けた姿は、現代に生きる私たちにも強く訴えるものがあります。

宮沢賢治は、6年生の国語「やまなし」でも取り上げられます。

この「やまなし」は、小学校の国語で最も難読な物語文とも言われるものです。

それは、単なる文章の読み取りだけでなく、作者である賢治自身の生き様を理解しないと主題に迫ることができないからです。

本校では、できるだけ、互いの授業を見合って、指導力を高めることを推奨していますが、5年生の道徳で宮沢賢治が取り上げられているため、5年生の担任以外にも6年生の担任が揃って授業を参観するなど、教員同士が学び合って授業に生かそうとしています。

5年生の子供たちは、賢治の生き方を学んだうえで、「困難や自分の弱さを乗り越えて、強く誇り高い生き方をした人」について考え、意見を交流しています。

端末に各自の意見をまとめていますが、「そういう人は知らない」と書いている子も多くいます。

校長「『知らない』っていうのも仕方ないのかな・・・。」

5年生A「だったら、校長先生はそういう人、知ってるの?」

そんな質問が出るとは思っていなかったのですが、とっさに、

校長「うーん、苦しい思いをして校長先生のことを産んでくれたから、校長先生のお母さんかな。」

と答えると、聞いた子も納得していたようです。

全体で意見を共有すると、ベートーベンやチャップリンなどの偉人を抑えて、「お母さん」と書いた子が多かったようです。(校長は、5年生Aの子に小声で話していたので、他の子の考えに影響を与えていたわけではありません。)

「雨ニモマケズ」の末節は、「ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ」です。

5年生の多くは、「お母さんのようになりたい」と思っているのかもしれませんね。【校長】

水害からくらしを守る

今日も最高気温が30℃以上の真夏日。

これで、東京の真夏日の日数は88日となり、過去最多の日数を更新し続けています。

朝のわずかな時間を除いて、休み時間を含め、校庭での活動ができない日々が2学期になってほぼ毎日続いている状況です。

さらに、先日の台風13号の接近を含め、集中豪雨の発生も増えています。

今日は、東京に雷注意報も出ていますので、午後は、天気が急変するかもしれません。

4年生は、社会科で「水害からくらしを守る」という学習をします。

近年、気候変動が急速に進んでいることを肌で感じる中で、この社会科の学習の重要性は一層増しています。

本日は、日野消防署高幡出張所の2名の署員の方々においでいただき、水害からの身の守り方について教えていただきました。

4年3組をベースにして、4年生の他の学級はリモートの生中継で同時に学習を進めます。

最初にビデオを見ながら、水害の恐ろしさについて学びます。

クイズもあります。

Q 小学生2人が川のそばで遊んでいると、強い雨が降ってきました。雨宿りするならどちらがよい?

 1 近くの橋の下に逃げ込む

 2 川から離れた建物に逃げ込む

校長「うーん、雨で走るの大変だし、近いから橋の下かなぁ・・・。」

校長の怪しい声かけにも惑わされず、多くの子が2を選びます。

橋の下に避難すると、増水したときに逃げられなくなってしまいます。

増水するスピードはあっという間だそうです。

 

最近、集中豪雨が多くなっている理由の1つである「線状降水帯」についても説明がありました。

4年生A「あ、知ってる!」

子供たちの関心も高いようです。

台風の被害についても紹介がありました。

大きな被害が出た映像を子供たちも真剣に見ています。

避難に関する情報や防災気象情報等の防災情報が5段階の「警戒レベル」を用いて伝えられていることも学びました。

しかし、やみくもに外に出て避難すればよいわけではありません。

子供の場合、水深20㎝で歩けなくなってしまうそうです。大人の男性でも70㎝が限界とのこと。

外が浸水している場合は、2階など、できるだけ高いところに垂直避難することが大事だと教わりました。

 

授業終了後、本校でも大雨を想定して、3階に避難する訓練を毎年行っている(詳しくは、こちら)ことをお伝えすると、署員の方々からお褒めいただきました。

また、熊本県でも大雨による被害が頻発していることから、今後、山都町立潤徳小学校とのコラボ授業を行うことも検討しています。

学習が実践に生かせるよう、今後も、様々な教育活動で水害から身を守る方法について取り上げていきたいと考えています。【校長】

特別教育実習最終日

前回の記事でお伝えした、東京教師養成塾生(以下、塾生)の本校での実習が最終日を迎えました。

今朝、校長室にあいさつに来たときに、

塾生「去年の11月に実習が始まったときは、『これから、約1年間あるのか・・・』と思いましたが、過ぎてみるとあっという間でした。」

と話していた塾生。

総仕上げの1日が始まります。

 

とは言っても、実習ですから、やるべきことはいつもと同じです。

3連休前に教室に置いておいた、水を入れた2つのカップの変化について、理科の授業でまとめます。

 

すると、ラップをしていない方のカップの水の量が大きく減ってます。

4年生A「やっぱり、3連休の間に校長先生が飲んじゃったの?」

校長「あ、ばれちゃった?」

4年生たち「あはは」

冗談を言いながらも、水が蒸発したことを確認していきます。

 

理科の授業が終わった後、職員室で、子供たちのノートをチェックします。

 

しかし、その頃、教室では、子供たちが塾生に内緒でお別れの手紙を書いています。

教育の現場では、こうした演出がとても大切です。

4年生B「校長先生、絶対に言っちゃだめだからね!」

校長が軽口なのを見透かされています・・・。

 

今日は、特別時程で、全校朝会を行うことができなかったので、給食の時間に所属学級の4年3組前の廊下からオンラインで、お別れのあいさつを行いました。

どの学級も、静かに塾生のお別れのあいさつを聞いていました。

今年の6月末まで所属学級だった6年2組の子供たちも塾生の話に耳を傾けています。

 所属学級では、帰りの会のときに、ナイショだった「お別れの手紙」が渡されました。

さようならの後も、個別に別れのあいさつをしていく子供たち。

実習生冥利に尽きる時間だったことでしょう。

児童が下校しても、実習は続きます。

今日は、最終日なので、校長からの講話がありました。

校長「教員として長く続けていく秘訣は『心技体』の充実です。」

との趣旨の話をしました。

一番最後は、教職員向けのあいさつです。

これまで、お世話になったことに対し、きちんとお礼を言うことができました。

特別教育実習は最後となりましたが、これまで長く本校に関わってくれているので、大学を卒業するまで、様々な形で協力してくれるとのことですので、貴重な人材となってくれそうです。【校長】