日誌

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卒塾検定試験、合格か?

昨年の11月から、本校で約1年間にわたり「特別教育実習」を行ってきた(実習開始時の様子は、こちら)東京教師養成塾生(以下、塾生)の実習期間が来週で終了します。

これまで、昨年度の2年1組、今年度の6年2組、4年3組と主な所属学級を変えながら、多くの教員、子供たちと関わり、小学校の教員になるための様々な経験を積んできました。

今日は、2時間目に所属学級の4年3組で研究授業を行いました。

研究授業は今回で7回目。実習期間で最後の研究授業となります。

1年間の実習のまとめですから、卒塾検定試験とも言えるでしょう。

研究授業には、東京都教職員研修センターの担当教授、塾生の大学の担当教授の先生方に加え、本校の教員、そして、現在、通常の教育実習を行っている2名の実習生も参観しました。

多くの参加者に囲まれ、塾生も子供たちも少し緊張気味です。

授業の内容は、理科「雨水のゆくえ」です。

「潤徳池」だった校庭も、洗濯物も、いつの間にか乾いています。

水は地面にしみこんでなくなるのか・・・でも、洗濯物は地面に水がしみこまないし・・・。

グループで相談し、水のゆくえを調べる実験方法を考えます。

グループでまとめた実験方法は、端末同士で共有し、よりよい方法になるよう意見を出し合います。

約1年間の実習期間で、ICT機器を授業で活用する技術も学びました。これまでの授業実践で得た経験が生かされます。

授業終了後は、研究協議会を行いました。

実習開始時の頃と比べ、授業の進め方や児童への接し方などで大きな進歩が見られると、ご指導いただいている先生方からお褒めの言葉をいただきました。

現場で接している校長としても、「合格」レベルになるまで成長できたと感じています。

しかし、運転免許でいえば、「路上教習」が終わったというところ。

実際に教壇に立つまでに、まだまだ自分を磨き、高めてほしいと思います。

研究授業が終わったら、すべて終わりというわけではありません。

実験方法を話し合ったわけですから、実証しなければなりません。

6時間目、実際に2つのカップに同じ量の水を入れ、片方にはラップでふたをして、水の量の変化を調べる準備を行いました。

窓際にカップを置いて、3連休の間の水量の変化を調べます。

予想どおり、水の量に変化は見られるでしょうか?【校長】

「潤徳池」の謎が解けた・・・か?

4年生の教室に行ってみると、グループで集まって、何やら実験の準備をしています。

校長「何をしているの?」

4年生A「理科の実験で、校庭の土と砂場の砂の水のしみこみ方を比べているんです。」

理科で「雨水のゆくえ」を学習している4年生。実際に身近な土や砂で調べるようです。

4年生B「こっちが校庭の土で、こっちが砂場の砂で・・・」

校長「ちょっと触ってみてもいい?」

4年生たち「いいよ~」

触ってみると、ちょっと校庭の土が湿っている感じがします。

4年生C「3・2・1、スタート!」

かけ声と同時に校庭の土と砂場の砂が入ったそれぞれのカップに水を注いでいきます。

4年生D「あ、校長先生、砂場の砂の方が水が早くしみこむよ!」

Chromebookで実験の様子を動画撮影して、繰り返し、水のしみこむ様子を確認しています。

大雨のたびに「潤徳池」ができてしまう本校の校庭。

先週の金曜日に台風13号が接近したときも大きな池ができてしまいました。

水のしみこみ方にも関係あるのかもしれませんね。【校長】

ムーブノートで意見を交流し合って、朝食名人になろう!【研究推進委員会より】

 

潤徳小学校では、令和3年度から2年間に渡り、

「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~

という研究主題のもと、授業改善を進めています。9月14日に行われた第6学年家庭科の授業の様子をお伝えします。

 

 

6年1組では、専科教員の2日間の朝食の写真を見て、どのような食品が含まれているかを考えました。

今まで学習した内容を簡単に復習します。食品の3つの働きと、6つの食品群について学習したことを確認しました。

 

朝食に出ていた食品を6つの食品群に分けます。教科書の食品のグループ分けの図を見ながら、プリントに食品名を記入しています。

 

黒板に食品のカードを貼り、分類が合っているか、確認をしました。俯瞰してみて、気づいたことを話し合います。

「1日目はバランスがいい」

「2日目は体を作るもとはあるけど…」「ビタミンがない」「野菜がない」「バランスが悪い」

子供たちが気付いたことを発表しています。

2日目のメニューに栄養の偏りが見られることを掴んだ上で、本時のめあてを確認します。

 

「栄養のバランスがよい朝食を考えよう」

2日目の朝食に一品つけたすとしたら、何をつけたすか。自分の考えをムーブノートに記入します。

カードの左上につけたしたい一品の名前を書き、そのメニューに含まれる食品を色ごとに分けられた3つのテキスト欄に記入します。下の欄には、なぜその一品にしたのか、根拠を記入します。ある児童は、体の調子を整える食品が足りないことに気づき野菜スープを選んでいます。緑のテキスト欄が大きめです。

 

カードは広場に提出します。自分が考えた一品と、その一品にした理由を班で話し合い、班で一番よいと考える一品を決めます。

選ぶ基準は「①栄養バランスがよい ②朝食にふさわしい」の2点です。児童は、自分の選んだ一品とその理由を班の子に発表したり、友達の考えた一品とその理由を聞く中で、考えを広げたり、深めたりしています。

班の一品が決まった後は、班で選ばれた一品を映し、全体で交流します。テレビだけでなく、児童の端末にも一斉表示し、考えを読みやすくします。

「ドレッシングをかけたサラダを選びました。脂質とビタミンを補うことができるし、野菜を和えてドレッシングをかけるだけなので作るのが簡単だからです。」

「この班で選んだのはヨーグルトです。2日目にビタミンと無機質が取れていないので、取れていない栄養をたくさんとれるからです。」 

「ほうれん草のごま和えを提案しました。脂質とビタミンが足りないので、どちらも取れるのがほうれん草のごま和えだったからです。」

「野菜スープを選びました。理由は体の調子を整えるもとになる食品がなかったから、野菜がたくさん入っている野菜スープをつけたして、野菜がいっぱいになるようにしました。」

 

最後に、学習を振り返ります。振り返りでは、友達の意見を聞いたうえで、自分が一番よいと考える一品とその理由、また「朝食の達人になろう」という単元全体の振り返りをノートに書きます。

今後、足りない栄養素があったら補って食べるという意識を普段の生活に生かしていってほしいと願っています。

 

協議会の様子

 今年度、潤徳小学校では帝京大学 教授福島 健介様を年間の講師にお招きしています。福島先生からは、児童の主体性を育てるというのは、「動機付け」「学習方略」「メタ認知」といった資質・能力を育てることであり、その点を分科会として提案していたことを評価していただきました。また、今後の課題として、そのための具体的な指導を考えていくことが必要だということをご教授いただきました。具体的な指導とは、「課題解決に向けた学習過程を工夫すること」です。

1課題を設定する 2解決方法を考える 3評価・改善する 4表現する

上記の学習過程の「4表現する」までの過程をしっかりと練ることが今後求められます。また、一人一台を使う視点についてもご教授いただきました。一人一台端末を使う視点について、さらなる研鑽が必要だということがわかりました。今後の研究に生かしてまいります。

全校朝会

本日(9月12日)の朝の時間、オンラインで全校朝会を開催いたしました。

<表彰>

ピアノの演奏で優秀な成績を収めた児童を顕彰しました。

<挨拶・校長先生のお話>

昨年度、山都町立潤徳小学校の池部校長先生よりご寄贈いただいた「くまモン」のぬいぐるみとともに、全校児童と挨拶をしました。

<9月2日、3日に開催された八朔祭についての動画視聴>

今日の全校朝会は、山都町立潤徳小学校の八朔祭(はっさくまつり)での活躍を特集しました。この画像は、八朔祭の目玉である「大造り物の引き廻し」の様子を写したものです。地元でテレビ放映された八朔祭のニュースを全校児童で視聴しました。

山都町立潤徳小学校の児童の皆さんは、八朔祭で楽器の演奏を披露しました。八朔祭に参加するために、学校で練習を積み重ねてきたようです。

全校朝会の最後に、スペシャルゲストとして山都町立潤徳小学校の池部校長先生にご出演いただき、八朔祭の様子などについてお話いただきました。

 

<池部校長先生のお話を視聴する日野市立潤徳小学校の児童の様子>

山都町立潤徳小学校と日野市立潤徳小学校との交流は、今後も続きます。今月末の9月26日には、両校が同じレシピの給食を食べるという「胃袋交流」を行います。その他の企画も多数ありますので、楽しみにしていていただければと思います。

(山都・潤徳小の舞台裏は、こちら

あったらいいな、こんなもの

2年生は、国語で「あったらいいな、こんなもの」という学習をします。

担任「私があったらいいなと思うものは『どこでもうたえるフォン』です。理由は、歌うのが好きだからです。はたらきは、いつでもカラオケができることです。ヘッドフォンの形をしていて、マイクがついていて、耳のところは好きな色に光ります。」

子供たちに見本を示す担任。校長が急に教室に入ってきて戸惑いながらも、自分の趣味をカミングアウトしています。

このことを受け、子供たちも様々なアイディアを考え、発表準備を進めます。

「わすれませんべい」

最近、物忘れが激しくなってきた校長にとって、喉から手が出るほどほしいものです。ノーベル賞の有力候補になるでしょう。

隣の学級に行ってみると、実際に発表が行われていました。

2年生A「私があったらいいなと思うものは『いちごがりマット』です。理由は、すぐにいちご狩りができるし、マットを開いたらすぐに食べられるからです。はたらきは、いちご狩りを体験できたり、いちごを食べたりできます。部屋でも外でも使えます。色は緑と黄緑と赤があります。開いたらとても大きいけど、たたむと小さくなります。」

校長「いいな、いいな、いいな~!」

2年生B「また、校長先生、食いしん坊なんでしょ!!」

校長「だって、いちご、大好きなんだも~ん!」

2年生たち「あはは」

国語の学習として大事なのは、理由や機能、形状などをメモにまとめて発表することです。

「時が見える石」・・・時が分かったら、大雨や車が来るのが分かって、友達の身の安全を守れる。

「心を読める指輪」・・・妹とケンカしても、心が読めれば、遊びたいときに仲直りして遊ぶことができる。

「7秒列車」・・・駅と駅との間を7秒で走るから、お客さんを早く運ぶことができる。

「あったらいいな、こんなもの」と聞いて、「ボーナス倍増リング」や「運動なしダイエット機」など、自分の欲望を叶えることばかり考えていた校長。

2年生に比べ、汚れた心に恥ずかしくなるばかりです(苦笑)【校長】

9月の避難訓練実施

本日(9月11日)の2校時、近隣のマンションから出火したという想定で避難訓練を実施いたしました。

発生場所から離れた経路で校庭のプール前に避難する予定でいましたが、暑さ指数(WBGT)が高く、外での活動は危険と判断し、教室前の廊下への避難にとどめました。

 

子供たちは、副校長の放送や担任・専科教員の話をよく聞き、速やかに廊下に避難することができました。

 

本日の訓練の振り返りやモロッコで発生した災害について、校長先生からのお話がありました。

このように、本校では、多様な場面や状況を想定した避難訓練を毎月、実施をしています。

ドキュメント 台風13号対応

日本列島に接近している台風13号の影響で、昨夜から断続的に強い雨が降り続いています。

予想より遅い速度で、雨が長く降っていることにより、今日は、学校生活に大きな影響が出ています。

朝の時点で、本校の校庭は、名物「潤徳池」になっています。

そこで、教員が正門に立ち、校庭を通らず、東門から敷地に入るよう誘導しました。

スクールガードボランティアの方も、子供たちが正門側に行かないよう声をかけてくださっています。

雨の中、ご協力いただき、ありがとうございます。

通常ですと、子供たちは、チャイムが鳴るまで、昇降口付近で待っていることになっていますが、今日は特別に早めに教室に入室することを許可しました。

 

校舎からは、浅川が増水している様子が見えます。

教職員で協力して、校内の安全点検を行いました。

ちょっと、雨漏りをしている箇所が見付かりました。

昨日に続き、昼休みに管理職、学年・専科主任、生活指導主任が集まり、下校時の対応を協議しました。

今後の降雨量の予想等を見ながら、できるだけ集団下校をすることや、両手を空けるため、大きな荷物は学校に置いたままにすることなどを指導するようにしました。

5時間目終了後、1~3年生ができるだけ方面別にまとまって下校していきます。

校長「帰り道で、川に近付いちゃダメだよ!」

子供たち「は~い!」

などと言いながら、異学年でも一緒に帰っています。

 

続いて、6時間目終了後、4~6年生ができるだけ方面別にまとまって下校していきます。

集団下校訓練は始業式の日(8/25)に実施しています。(詳しくは、こちら

訓練したことが、今日のような場合に生かされます。

 

台風は、夜半まで影響が残りそうです。

下校後も、できるだけ、STAY HOMEでお過ごしください。【校長】

給食試食会開催

本日(9月8日)の11時半から、JSP主催による「給食試食会」を1階のランチルームで開催いたしました。

JSPの皆様と本校の栄養士が、参加される皆様に配膳をしました。

本日のメニューは、カレーライス、サラダ、果物、牛乳です。

カレーライスは、日野産のトマトを使用したチキンカレーとなっています。日野市のトマトは、濃厚でコクがあり、「おいしい!」と全国的に評判となっている農作物です。調理員が、この日野産トマトを心を込めて手作りでピューレにしました。

果物として提供したのは、日野産の梨です。本校から徒歩で20分程度の位置にある、「阿川園」さんの梨を使用しています。

食後に、栄養士と校長から皆様に学校給食についてのお話をさせていただきました。 

下膳後は、参加された皆様に、アンケートのご協力をいただきました。

「たくさんの方の努力がつまっていることが分かりました。『ありがとうございます』という気持ちでいっぱいです。」「ルーを手作りしていただいたり、だしを一からとってくださったり、時間をかけて調理していることが分かり、とてもよい機会となりました。」「栄養や食品ロスなどはもちろん、楽しく食べることなど、様々工夫されていて素晴らしいと感じました。」「子供に給食のメニューを作ってほしいといわれているので、教えていただいたレシピを基に、おうちでも料理をしたいと思いました。」

 など、うれしいご感想を数多くいただきました。

本日、開催していただきましたJSPの皆様とご参会いただきました保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。

台風13号、接近中!

台風13号は、本日正午現在、日本の南にあって、時速25キロで北北東へ進んでいます。
中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。

明日には、関東地方に上陸するおそれがあるとの予報も出ています。

一方、一時的に風雨が強まることはありますが、比較的台風の速度が速いこと、強風域の範囲が狭いことなどから、学校生活に影響する時間は短いと考えられます。

本日の昼休みに学年・専科主任の教員を集め、台風の対応について協議を行いました。

下校までに以下の3点を確実に指導するよう、全員で確認しました。

1 明日は、今のところ、通常どおりの登校時刻であること
2 風雨が強まるおそれがあるので、十分気を付けて登校すること
3 絶対に川に近付かないこと

日野市役所からは、今後の降水量の予想等の情報も届いています。

特に明日の登校時には、かなり強い雨が降るおそれがあります。

保護者の皆様には、明朝の状況を確認のうえ、登校を判断してくださいますようお願いいたします。

細かい留意事項等については、C4th Home&Schoolにてお伝えいたします。【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション〜運動会練習交流編〜

本校と交流を深めている、山都町立潤徳小学校では、9/2(土)の八朔祭の参加(詳しくは、こちら)、9/9(土)の運動会の実施(全体練習の様子は、こちら)など、2学期が始まってから、活発な教育活動が行われています。

本校の運動会は10/28(土)で、まだ、本格的な取組は始まっていませんが、50m走のタイム計測や紅白の児童決め、教員による校庭整備など準備は着々と進みつつあります。

山都町立潤徳小学校は、閉校年度で学校としての最後の運動会。

本校は、日野市制60周年 開校150周年記念運動会。

両校の歴史にとって、大きな運動会になりますので、互いの様子について理解を深めることはとても大事です。

今朝は、本校2年生と山都・潤徳小1・2年生の児童とで交流を行いました。

日野潤徳担任「山都町立潤徳小学校のみなさん、おはようございます」

両校児童「おはようございま~す!」

大きな声であいさつができました。

まずは、準備体操として、一緒に「くまモン体操」を踊ります。

山都・潤徳小では、今回の運動会で「くまモン体操」を準備体操にするとのこと。(詳しくは、こちら

両校の2年生は、昨年度、1年生だったときに「くまモン体操」を踊って交流をしています。(詳しくは、こちら

久し振りに音楽に合わせて踊ることになります。

日野潤徳2年生A「ちょっと忘れちゃったなぁ。」

などと言いながらも楽しく、元気いっぱいに踊る本校の2年生たちです。

続けて、運動会本番直前の山都・潤徳小の子供たちの演技を披露していただきました。

山都・潤徳小の1・2年生は、まず、「花笠音頭」を踊ります。

きれいな花笠を持って、完成度の高い踊りを披露する山都・潤徳小の子供たち。

山都潤徳1・2年生「ヤッショ、マカショ!」

掛け声も揃って、完璧です。

本校でも、昨年度の運動会で2年生が「花笠音頭」を踊っていますので、今年度の2年生にとっても身近に感じられる踊りです。

ただ、遠く離れた熊本でも同じ踊りをしていることにちょっと驚いているようです。

一生懸命踊っている山都・潤徳小の子供たちの様子を見て、本校の2年生からも自然に手拍子が起こります。

続いて、2曲目として、ポルノグラフィティの「Music Hour」の曲に乗せたアップテンポの創作ダンスが披露されました。

色とりどりのポンポンを持って、激しく踊る山都・潤徳小の1・2年生。

こちらも楽しい気分になってきます。

和風テイストの「花笠音頭」から、急にリズミカルな「ナウい」踊りに切り替わり、ちょっと戸惑う本校の2年生たち。

途中からは、手拍子をつけて、こちらもノリノリになりました。

最後は、本校児童からお礼や感想の発表です。

日野潤徳2年生B「とってもかっこよかったです!」

日野潤徳2年生C「友達と協力して踊っていて、とても揃っていました。」

たくさん手が挙がって、山都・潤徳小の子たちに伝えていました。

聞いている山都・潤徳小の子供たちもうれしそうです。

 

両校にとって、史上最大の運動会を控えていますので、側面から応援し合って盛り上げていきたいと思います。

本校からも10月になり、運動会の練習が本格化したら、山都・潤徳小に発信したいと思います。

まずは、9/9の山都・潤徳小の運動会の成功を祈っています!【校長】

(山都側から見た交流の様子は、こちら

「心理実践実習」スタート②

今年度、本校では、明星大学大学院心理学研究科の2名の大学院生の実習を受け入れています。

1学期に、前半1名の実習が終了しましたので、2学期は、後半のもう1名の実習を行います。

 

まずは、緊張しながら、本校の教職員の前で挨拶です。教職員も拍手で迎えます。

 本校の特別支援教育コーディネーターでもある養護教諭から、児童の概況などについてレクチャーを受けます。

現在、本校では、教育実習生も受け入れていますが、心理実践実習ですので、まずは、児童の状況について理解を深めることが大事です。

 

実際に、様々な授業に入って、子供たちの様子を観察します。

こちらは、2年生の音楽で、子供たちと一緒にリズム遊びをしているところです。

一緒に活動しながら、子供たちの特徴を把握していきます。

 

将来はスクールカウンセラー(SC)などの心理職を目指しているということなので、本校のSCと相談室で実際の業務などについて説明を受けて学びます。

初日から多くの教職員や子供たちと関わって、あっという間に時間が過ぎていきます。

すると、おなかもペコペコです。

本校自慢の給食を満喫です。

実習生「日野は給食がおいしいと聞いて楽しみにして来ました。本当においしいです!」

 

現場での実習でたくさんのことを吸収して、希望する心理職につなげてほしいと思います。【校長】

SDGsって何だろう?

2学期の総合的な学習の時間で環境について調べていく4年生。

まずは、とっかかりとして、日野市環境保全課の皆様においでいただき、SDGsの基礎について教えていただきました。

環境保全課の方「SDGsって知ってるかな?」

4年生A「知ってる!17個の取組があるんでしょ?」

4年生B「地球温暖化!」

4年生C「リサイクルとか?」

今夏の「秋田豪雨」の写真、2020年の台風による浅川増水の写真が示されます。

4年生D「あ、台風19号だ!」

子供たちの記憶にも残っているようです。

環境保全課の方「最近の気候変動で、大きな災害が増えています。人間の活動が自然環境に悪影響を与えず、その活動を維持できるような取組をSDGsといいます。」

 環境保全課の方「例えば、『ゴミ拾い』をすることで、『14 海の豊かさを守ろう』や『15 陸の豊かさも守ろう』につながり、さらに『3 すべての人に健康や福祉を』や『11 住み続けられるまちづくりを』にもつながります。1つの行動が、いろいろなことに結び付くのです。」

4年生E「ちりも積もれば、山となるってことだね。」

環境に関する学習は、知識を学ぶだけでなく、いかに実践につなげられるかがカギとなります。

4年生としてできることを、学習を通して考えてほしいと思います。【校長】

教育実習開始!

全校朝会で挨拶した2名の教育実習生は、所属学級でも自己紹介などを行いました。

子供たちも、新しい先生を迎えてニコニコです。

校長「潤徳小のことを教えてあげてね。休み時間は一緒に遊んでくれるかもしれないよ。」

「やったぁ!」と歓声が上がります。

とは言っても、本校に遊びに来たわけではありません。

多くの学級の様子を見て、教員の仕事や児童の状況などについて学んでいきます。

今日も休み時間は、暑さ指数が「危険」の数値のため、外遊びができません。

実習生は室内遊びに付き合ったり、学校探検に連れ出されたりしています。

所属学級でも、早速、授業補助です。

補助をしながら、自然に多くの子と関わっていきます。

嵐のように忙しい時間が過ぎ、ようやく給食・・・と思っても、食べながら質問責めにあい、お替わりの配膳を手伝い・・・と休まるヒマはありません。

教員の実態の一端を肌で感じる1日となったようです。

実習期間は4週間。自分の将来を考える上で、貴重な経験にしてほしいと思います。【校長】

臨時朝会開催

本日(9月1日)の朝、オンラインで臨時朝会を開催し、全校児童に教育実習生2名を紹介しました。

<校長先生のお話>

教育実習生2名の所属が発表されました。

<教育実習生による自己紹介>

本校の学校キャッチフレーズである「笑顔招福~SMILEFUL150years潤徳小~」にふさわしい、笑顔あふれる自己紹介をしていただきました。

本日から9月29日までの間、2名の教育実習生が本校で教員としての基礎を学ぶことになります。

子供たちに直接指導することを通して、教員としてのやりがいや素晴らしさを実感してほしいと願っています。

持続可能な暮らしへ 物やお金の使い方

今日は、ちょっと難しそうなタイトルですが・・・。

これは、5年生の家庭科の単元名です。

5年生の学級では、ちょうどこの単元の内容の授業が行われていました。

家庭科というと、裁縫や調理というイメージが強いですが、最近は、こうした「消費者教育」に関する内容も含まれます。

ちょうど、子供たちは、上の写真のテーマについて話し合っていました。

5年生A「物を買うときには、再利用できるかということも考えて買うようにします。」

5年生B「必要な分だけ買うようにします。」

5年生C「不必要なものは買わないようにします。」

校長「あれ?八ヶ岳移動教室では、どう考えても不必要そうなおみやげ買ってなかった?」

5年生たち「あはは、そうだったかも。」

買い物は、買う人の申し出を売る人が受けて成立する売買契約であること、現金だけでなく、プリペイドカードなどを使って買うこともできること、店舗でなくても通信販売等で商品を購入できることなどを学んでいきます。

インターネットが普及している時代、子供たちだけでも高額な商品を購入できる可能性もあることから、このような学習も早期から行われています。

昔のように、わずかなお小遣いを握りしめ、駄菓子屋さんに走っていた時代とは大きく環境が変わってしまいました。

さらに、最近は、ガソリンや電気代、生活必需品の値上げを聞かない日がないくらい、厳しい世の中になってきています。

賢い消費者になることを小学生のうちからしっかり学ばなければならない時代なのですね。【校長】

寝る子は育つ!

今週は、各学年の身体計測が実施されています。

身体計測前には養護教諭から学年の発達段階に応じた保健指導が行われます。

今日は、4年生の計測日でしたので、保健室での様子を見てみました。

今回のテーマは、「ぐんぐん背が伸びる秘密」です。

ビデオ映像やスライドを見ながら、養護教諭の話を聞きます。

背が伸びるということは、骨が伸びるということ。

骨の両端には「成長板」という軟骨が層になった箇所があり、軟骨細胞が分裂することによって、骨が伸びる、つまり、背が伸びる仕組みになっているとのことです。

ちなみに、大人になって背が伸びなくなるのは、軟骨が骨に変わり、固定化するからだそうです。

骨が一番成長するのは、平均で男子が12歳頃、女子が10歳頃ということになるので、4年生はぐんぐん成長し始める入り口のあたりということになります。

成長期に差し掛かった子供たちにとって大事なのは、次のことです。

1 栄養ある食事

2 適度な運動

3 十分な睡眠

特に気を付けなければならないのは睡眠です。

小学校1〜4年生の平均睡眠時間は9時間程度です。

しかし、成長のために推奨される睡眠時間は9〜11時間とのことです。

世界一睡眠時間が少ないと言われる日本人。

成長ホルモンが分泌されるのは夜9時から朝4時くらいとのことですので、まさに「早寝早起き」が成長の秘訣のようです。

養護教諭「夜9時前に寝ている子はいるかな。」

周りをキョロキョロしながら、数人の子が手を挙げます。

やはり、多くの子は、夜更かし気味なことが分かります。

また、寝る前にテレビやスマホを見ていると、脳が興奮して、「よい睡眠」の妨げになるので気を付けましょう。

養護教諭の話を聞いた後は、身長・体重の測定を行いましたが、夏休みの間に規則正しい生活を送って、いっぱい成長できたかな?【校長】

「潤フェス♪」出場者募集開始!

今朝は、緊急臨時児童集会が開催されました。

内容は、11月に開催予定の「潤フェス♪」出場者募集に関する案内です。

(「潤フェス♪」とは何か?詳しくは、こちら

代表委員の児童がリモートで全校に向けて出場を呼びかけます。

代表委員以外の児童は、教室で説明を聞いています。

「潤フェス♪」開催を発表した7月の児童集会の際に使用したビデオも再度流されましたので、思い出した子も多かったようです。

代表委員「みなさん、夏休みの間に『潤フェス♪』の練習はしましたか?ぜひ、多くの人に参加してほしいと思います。待ってま~す!」

児童集会終了後、1時間目の体育に向かおうとしていた4年生が、早速、「潤フェス♪」の応募用紙をのぞきこんでいます。

校長「どう?『潤フェス♪』出てみたい?」

4年生たち「出たい!出たい!」

4年生A「僕は、剣道で出ようかなぁ。竹刀を持って、道着を着ようっと。」

4年生B「校長先生、野球で出ることできるの?」

校長「うーん、たぶん、場所は体育館のステージだろうからねぇ。キャッチボールくらいならできるかもね。」

4年生B「オレは、球が速いから、それを見てほしいんだ。」

12/2(土)の開校150周年記念式典の「前座」として行われる「潤フェス♪」。

自分たちで企画し、自分たちが参加し、自分たちで盛り上げるという、児童中心の大変高度なイベントです。

成功に向けて、全校一丸となって取り組んでいきます。【校長】

「潤徳陸上」開幕!

ハンガリーのブダペストで開催されていた「世界陸上」。

今朝までテレビの生中継が行われていました。

日本人選手の金、銅メダル獲得もあり、たくさんの選手の活躍が見られました。

「世界陸上」は閉幕しましたが、本校では、今日から「潤徳陸上」が開幕です!

今朝は、1時間目から校庭に1年3・4組と2年生全員が校庭に集まりました。

合同で50m走のタイム計測を行うのです。

10/28(土)に行われる「日野市市制60周年・開校150周年記念運動会」。

今回は、各学年の徒競走の結果に得点を付け、団体競技の結果と合わせ、紅白で優勝を争います。

そのため、タイム計測が紅白を分ける基礎データとなるのです。

熱中症予防対策で、暑さ指数の低い朝のうちにタイムを計ります。

朝一番で計測するわけですから、準備体操をしっかり行わなければなりません。

ラジオ体操も当日のプログラムの1つになりますから、真剣に取り組みます。

6つのコースを使って、計測開始!

各選手、きれいにスタートです!

 

タイムを計測することが目的なのですが、低学年の場合、どうしても勝負にこだわってしまいます。

ですから、だんだんと隣のコースに寄っていく子がいたり、横を向いて走る子がいたり・・・。

「前を向いて、最後まで駆け抜けなさい!」

ゴール付近にいる担任たちから大きな声がかかります。

計測後はすぐに水分補給。

夏季の体育の鉄則です。

 

これから運動会当日までの2か月間、練習を含め、様々な競技の「潤徳陸上」が行われます。

まずは、ケガなく、「エンジョイ陸上」の精神で頑張ってほしいものです。【校長】

集団下校訓練

本日(8月25日)、風雨が強まったことを想定した、集団下校訓練を実施いたしました。

 

 副校長による緊急招集を知らせる放送で職員室に集まった学年主任が、校長から今後の下校方法について指示を受けました。

 

生活指導主任の合図で、児童は下校の準備を行います。

 

下校前に、校長から全校児童に向けた話がありました。

 

 「保護者への引き渡し」や「集団下校」など、震災等の規模や状況に応じた適切な下校方法が選択できるように、本校ではこのように下校訓練を実施しています。「保護者への引き渡し」訓練は、保護者の皆様にご協力をいただき、4月下旬に実施いたしました。子供たちは、 教員の見守りの下、通学路の方面別に分かれてしっかりと集団下校を行うことができました。

 

さぁ、2学期スタート!

今日から2学期が始まりました。

昨日までの夏季学習会にも多くの子が参加していましたが、やはり全員が登校すると、「人口密度」が違います。

教室に子供たちが集まっているのを見ると、「青春ってすごく密なので」ということを感じたりします。

さて、始業式後に子供たちがどのように過ごしていたのかお伝えします。

1年生では「夏休み報告会」を行っている学級がありました。

1年生A「私は、沖縄に行きました。おいしいものをいっぱい食べました。」

このことについて、質問タイムがあります。

1年生B「どんなものを食べたんですか?」

1年生A「ショーを見ながら、ハンバーグステーキを食べました。」

校長「そうだよねぇ、やっぱり、沖縄といえばハンバーグだよねぇ。」

勝手に突っ込みを入れていると、担任から声がかかります。

担任「校長先生がどんな夏休みだったか、聞いてみたい?」

1年生たち「聞きた~い!」

 校長「1年5組のさいとう いくおです。今年の夏休みは台風が来ていて、あまり出かけることができませんでした。家にいることが多かったので、いっぱい食べたら、また、おなかがぷっくりしてしまいました。」

1年生たち「あはは」

昨日までの夏季学習会でもそうでしたが、平凡な夏休みを公開しなければならず、ツラいものがあります。

1年生C「何を食べたんですか?」

校長「カップラーメンです。」

1年生たち「あはは」

1年生D「何個食べたんですか。」

校長「5個くらいです。」

1年生たち「あはは」

私生活を公開して1年生の心をつかむ、厳しい時間です。

2年生も同様に、夏休みの発表をしていました。

1年生より一歩進んでいるところは、「テーマ」を決めているところでした。

2年生A「ぼくは、『びっくりしたこと』を発表します。夏休みにプールに行ったときに、水風船を投げようとしたら、手の中で破裂してしまったので、びっくりしました。」

2年生たち「あー、わかる、わかる。」

発表内容がテーマをしぼってまとめられており、成長を感じることができます。

3年生は、「2学期に頑張りたいこと」を書いていました。

3年生A「校長先生、2学期にはどんな勉強するのかなぁ。」

校長「わり算がちょっと難しくなるかもね。漢字もいっぱい習うと思うよ。」

3年生A「それじゃあ、漢字を頑張ろうかなぁ。」

「家で頑張りたいこと」のところに「ママの手伝いをいっぱいしたい。」と書いている子がいました。

校長「ママのどんなお仕事を手伝えるかな?」

3年生B「うーん、皿洗いかな?」

えらい!!

休み時間になりましたが、快晴の天候にもかかわらず、校庭には誰もいません。

暑さ指数が「危険」の数値になっています。

夏休みが終わったというのに、このような日がこれからも続いてしまいそうです。

4年生では、本格的に学習を始めている学級がありました。

1学期から取り組んでいる、総合的な学習の時間の「浅川博士になろう」の発表の続きのようです。

「鳥グループ」の発表です。

4年生A「『リュウキュウツバメ』は、何番の写真の鳥でしょうか?」

クイズを交えながら、調べたことをしっかりと発表していました。

5年生では、係活動について相談している学級がありました。

係活動は、係の仲間と協力し、学級をよりよくしたり、より楽しくしたりするために行う活動です。

ですから、自発的で創意工夫できる内容を考えています。

係ごと(この学級では「会社」と呼んでいます)に「経営計画書」を立て、どうすれば学級が盛り上がるか相談しています。

マンガ、ダンス、クイズ・・・楽しそうな企画をいろいろ考えているようです。

6年生は、当番活動を決めていました。

学級をより楽しくするためのものが係活動であるのに対し、学級で日々生活する中で、絶対に行わなければならない仕事が当番活動になります。

電気、窓、配り、時間割・・・様々な学級内の仕事を「一人一役」で分担します。

希望が叶わないと、じゃんけんなどで決めることがありますが、どの仕事も学級内で欠かせないものですから、最高学年としてしっかり取り組んでほしいものです。

 

来週からは給食も始まり、本格的に学校生活を送ることになります。

厳しい暑さも続きそうですから、体調をしっかり整えて、頑張ってほしいと思います。【校長】