日誌

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花いっぱい、潤徳小学校

昨日、とてもうれしいことがありました。

本校の近隣にお住まいの土方様から、秋の花として、パンジーとビオラを寄贈していただいたのです。

土方様は、これまでも春と秋に季節の花を届けてくださっています。

本当にありがとうございます。

本日、栽培委員会の児童が、プール横の花壇に移植しました。

「花より団子」派の校長でも、学校が花で彩られていると、とても癒された気持ちになります。

今週末は、学校公開・展覧会が予定されています。

学校にお越しの際は、ぜひ、花壇にも目を向けていただければ幸いです。【校長】

早くも、小学校生活の正念場!

校長と、とても仲良しの2年生たち。

教室の様子を見に行くと、いつも元気に挨拶をしてくれますし、「今、○○しているの。」などといろいろなことを教えてくれます。

しかし、ここしばらくは、ちょっと様子が違います。

国語の授業で、真剣に漢字の練習をしているところなのですが…。

校長「漢字、一生懸命頑張っているんだねぇ。」

2年生A「漢字テストがあるし…。」

校長「ところで、『三六』?」

2年生たち「18!」

こちらは、生活科で二十日大根の世話をしているところですが…。

校長「二十日大根っていうくらいだから、育つの早いんだよねぇ。」

2年生B「校長先生、見て!根が生えてきたの。」

校長「お、すごいねぇ。・・・ところで、『四七』?」

2年生たち「28!」

2年生C「24…」

校長「違~う!言い直し!」

算数の授業であろうがなかろうが、子供たちに「九九攻撃」を仕掛ける校長。

最近の日常の光景になっています。

小学校の算数の基本は、たし算、ひき算、かけ算九九です。わり算は九九ができていれば何とかなります。

くり上がり、くり下がりのたし算、ひき算は、どうしようもないときは、指を使って答えを出すことができます。

しかし、かけ算九九はそういうわけにいきません。

暗記することが大前提なのです。

九九は81個。

しかし、1の段は、事実上、暗記の必要はありませんし、「二一」、「三一」など、かける数が1の場合も簡単に答えが出ます。

さらに、かけ算は、かける数とかけられる数を逆にしても答えが同じです。

「三四」を忘れたとしても、「四三 12」を覚えていれば、答えが出るわけです。

ですから、実質は30個程度覚えればよいのですが、なかなか定着しません。

高学年の児童でも、言い間違えるのを見かけることがあります。

かけ算九九は3年生以上の算数で必須のもの。

反射的に唱えられるように習熟しなければなりません。

現在、2年生は、かけ算の前半を終えたところ。

今後、難しい6~9の段にも挑戦していきます。

2年生の保護者の皆様、ここが早くも小学校生活の正念場です。

昔からよく「獅子は、我が子を九九の谷に突き落とす」と言われます。(え、ちょっと違う?)

また「かわいい子には、九九をさせよ。」とも言われます。(これも、ちょっと違う?)

一緒に買い物に行ったとき、お風呂に入ったとき、寝る前など、しつこく九九チェックをしてみてください。

もちろん、上手に唱えられたときは、誉めてあげるのをお忘れなく。

 

展覧会直前で、作品の最終仕上げをしている子供たちにも、問答無用で九九攻撃をする校長。

校長「五七?」

2年生たち「35!」

2年生D「忘れても大丈夫。九九の紙が掲示されてるから。」

カンニングは、ダメ!!【校長】

説得力のある意見を伝えよう!【5年生研究授業】

 潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。11月14日に5年生の国語科の授業を行いました。単元名は、「どちらを選びますか」です。

 本単元は、2つの立場を明確にして、説得力のある主張を述べる力を高めることをねらいとしています。情報化が進むとともに、多様な人々と共生していくことが求められる今、自分の立場を明確にしながら意見を述べる力の必要性はますます増すばかりです。次代を担う子供たちに必須の力を育む単元ともいえます。

 

 

音声・動画などのメディアを活用し、子供たちの思考を促すとともに、見通しをもたせる

 始めに、「短い夏休みを楽しむなら、海か山か」を担任が相談しているという設定のもと、2つの立場から意見を出し合う様子を音声で聞きました。話し合いの中で、4つの意見が出たことを確認し、「説得力のある意見はどれか」「なぜ説得力があるのか」を考えました。

 

 

  子供たちからは、「自分の感想は説得力がない」「個人的で、先生が好きなのか分からない」「できることが具体的に書いてあるのは説得力がある。」「海ならではの意見を出すと、説得力がある。」などの理由が挙げられました。実際の話し合いの音声を聞くことで、子供たちが思考している様子が伺えました。

 

 次に、話し合いの様子を動画で視聴しました。動画では、意見に納得できた時にカードを上げている様子や、納得できない時に質問をしたり、答えたりする様子を観ました。

こうして、話し合いのモデルを動画で確認することで、どの児童もゴールを意識して学習に臨むことができます。また、カードを上げる様子を観ることで、説得力のある意見とはどういうことかもう一度確認することができました。

 

オクリンクで考えをまとめ、共有することで、学びを深める

話し合いの仕方が分かったところで、本時の課題です。「家でペットを飼いたい。休日にペットと過ごすなら、犬か猫か。」という校長先生の相談に、犬派と猫派に分かれ、お勧めする理由をノートに書きました。

 

その後、オクリンクに考えを入力しました。

 

  同じグループの人たちとカードを送り合い、説得力のある意見を相手に伝えられるようにするにはどうすればよいか、カードを連結したり並べ替えたりしながら考えを深めることができました。

 

 オクリンクでは、自分が作ったカードを「カードBOX」に保管することができます。他のグループがBOXに保存したカードを見合う中で、どのような考えを出していたのか、またその中で説得力のある意見はどれか、いろいろな考えを知ることができました。

↑カードBOXの中身

 

 最後に、振り返りをしました。始めにもった意見はノートに書き留めておいてあるため、オクリンクに書いたカードを比較しながら、考えの変容を捉えました。多くの児童が、より説得力のある意見に自分の考えをブラッシュアップすることができていました。

 

 

子供たちに今後身に付けさせたい力

 本日は教育委員会の学校課訪問のため、教育長はじめ、市教委の皆様に授業の様子を見ていただきました。子供たちが日常的にchromebookを活用できていることを評価していただきました。

 改善点として、「異なる立場から意見を伝える」という点について、より深い見取り方が必要だということをご指導いただきました。本単元では、「説得力のある意見を伝える」ということを重視しましたが、自分の意見を伝えることは、子供たちが得意とする分野であり、授業でもたびたび鍛えられる部分です。しかし、相手の意見を聞いて「納得できない」と対話を終わらせてよいのでしょうか。よりよい意見を引き出すための質問力を鍛える、という部分も忘れずに育てていきたいと思いました。そのためにも、「どういった視点で子供たちに話し合ってもらうのか」という学び合いをする際の視点をもたせることが大切だということが分かりました。

 chromebookで考えを書いたり、共有したりすることを全校で取り組めるようになり、日常化してきた今、どのようにして意見をまとめ学びを促進していくのか、本校の研究も深まってきたことを感じました。今後もよりよい授業を通して児童の学びを支援していきます。

 

【研究推進委員会】

学校課訪問

今日は、堀川教育長をはじめ、日野市教育委員会教育部学校課等の職員の皆様においでいただき、本校の様子をご覧いただく学校課訪問の日でした。

まず、校長から、本校の教育活動の状況について説明いたしました。

その後、3・4校時の授業の様子をご覧いただきました。

 

本校は、Chromebookの授業での活用に力を入れています。

各学級や専科の授業で、文房具として、日常的に子供たちが端末を使いこなしている様子を、直接ご覧いただくことができました。

授業をご覧いただいた後は、給食もおとりいただきました。

何と言っても、今日のメニューは、「せかいいちのスープ」!(詳しくは、こちら

ご満足いただけたかと思います。

また、昼休みの間には、作品展示途中の展覧会会場もご覧いただきました。

5校時は、5年生の国語の研究授業をご覧いただきました。

授業終了後は、協議会を行い、堀川教育長からご挨拶いただくとともに、教育部参事、統括指導主事、指導主事の皆様から貴重な指導・助言をいただくことができました。(研究授業、協議会の様子はこちら

本校の取組についても、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。

客観的に外部の方から評価をいただくことは、教職員のやる気につながるものです。

評価いただいた点、ご指摘いただいた点を今後の学校運営の改善につなげていきたいと考えています。【校長】

エコについて考えよう

 2学期に入ってから、4年生は総合的な学習の時間「エコについて考えよう」という学習に取り組んできました。

 エコについて、調べ学習を行い、興味のあるテーマごとにグループを作り、学年発表に向けて準備を行ってきました。11月9日(水)の1、2時間目を使って、展覧会準備が進んでいる体育館を特別に使い、発表会を行いました。

 模造紙を使ったり、紙芝居を使ったり、実物を見せたり、劇をしたり…

これまでの学習では行ってこなかったような発表方法に取り組んでいるグループが多く、創意工夫が光りました。また、発表を聞いている人たちの真剣さも素晴らしかったです。それだけ、一人一人が一生懸命取り組んだのだと思いました。

 3学期は、クラスの垣根を越えて、グループを組んで発表会をする予定です。3学期はどんな発表会になるのか今からとても楽しみですね。

1年生の秘められた能力

いきなりですが、クイズです!

Q この写真は、何の車を写したものでしょう?

1年生の授業を見ていたところ、このクイズからスタートしました。

全く分からない校長のそばで、1年生たちが次々手を挙げていきます。

1年生A「レッカー車!」

即答です。他の子も当然といった顔をしています。

驚く校長。第2、第3ヒントの写真を準備していた担任も苦笑いです。

続いて、第2問。

Q この写真は、何の車を写したものでしょう?

同様に、全く分からない校長を置き去りにして、勢いよく手を挙げる1年生たち。

1年生B「キャンピングカー!」

これも即答。

なぜ分かるのか、校長には全く理解できないのですが、1年生独特の観察力で車の種類を当てていきます。

この授業は、お楽しみ会ではありません。

国語の「じどう車くらべ」の学習です。

いわゆる「はたらく自動車」について、どんな仕事をする車なのか、そのためにどんな仕組みがあるのかを文にまとめていきます。

今日の授業で扱う自動車は「はしご車」です。

担任「どうやって、はしご車のことを調べたらいいかな?」

1年生C「Googleで検索すればいい!」

え、1年生で「ググる」…。まだ、端末を使いはじめて2か月くらいなのに…。

担任は笑顔で返しながら、今日の授業は図鑑で調べることを告げます。

図鑑と言っても、1年生の教員の自作の「電子図鑑」です。

はしご車の写真の周りに、特徴を書いた文章をのせたデータを子供たちの端末に配信します。

それを基に、はしご車についてまとめていく学習です。

実は、はしご車の絵は教科書に載っています。

「電子図鑑」にしているポイントは、写真などを拡大・縮小できること。

担任「ピンチイン(縮小すること)、ピンチアウト(拡大すること)を使って、写真を好きな大きさにしていいですよ。」

パソコン関係の「宇宙語」が出てきて、戸惑う校長。まさに、ピンチです。(苦笑)

しかし、子供たちは、自然に親指と人差し指を使って、はしご車の写真を任意の大きさにしています。

中には、操作がうまくいかない子もいます。

1年生D「校長先生、写真が画面から消えちゃった。助けて!」

ヘルプが来ました。

ここは、校長としての腕の見せどころ。

校長「どれどれ、見せてごらん。」

「戻る」アイコンを押して、操作を1つ戻せばいいと考えたところ、該当のアイコンがありません。

10秒ほど固まる校長。

すると、近くの席にいた1年生が校長の耳元でそっとささやきます。

1年生E「校長先生、そういうときは、最初からログインをやり直せばいいんだよ。」

え…まだ、2か月の子供たちに、技能が追い抜かれてる??

「電子図鑑」を操作して、プリントにはしご車の特徴をまとめていく1年生を見ながら、新しいものにすぐ順応していく1年生の能力の高さに驚くとともに、校長職を1年生に譲った方がいいのではないかと考え込んでしまいました…。【校長】

たて割り集会の進化

これまで、本校では異年齢の交流を重視しているという記事をたびたびお伝えしてきました。

今朝は、たて割り集会で、異年齢の子供たち同士で遊びます。

よい天気でしたので、外遊びグループと内遊びグループに分かれて活動しました。

外遊びでは、各班ごとに集まって、遊びのルールを確認してから、校庭に散らばります。

鬼ごっこ、だるまさんが転んだなど、昭和の頃から変わらない遊びが受け継がれています。

校庭の全面を使って、各班、思い思いの遊びで楽しみました。

一方の内遊びはどうでしょう。

こちらは何でもバスケット。定番です。

こちらは「ハイ、ポーズ」。

指定されたお題のポーズをとり、見ている子が当てます。

こちらは、「並び替えゲーム」。

画面に表示されたひらがなを並び替えて単語にします。

写真の場合、「きにっ」→「にっき」になるわけです。

6年生たちが、端末を使って自作の問題を出すという新たなパターンです。

こちらは、「スライドゲーム」です。

画面上の箱のようなものの後ろからカエルが出てきて、画面の外に逃げていきます。

逃げたカエルの数を数えるゲームなのですが、レベルが上がると、逃げる速さが猛スピードになります。

おまけに、関係のないモグラなども出てきて、難しくなります。

これも、6年生たちが、端末を使い、アニメーションの機能を生かしたゲームを作っています。

このように、リーダーである6年生たちは、下級生に喜んでもらおうと一生懸命準備します。

下級生たちは、そんな6年生を見て憧れを抱きます。

異年齢の関わりは、こうしたよいサイクルをつくり、人間関係を深めることにつながります。

こうした取組を今後も発展させていきたいと考えています。【校長】

多摩動物公園で校外学習をしてきました

4年生は理科「わたしたちの体と運動」の学習の一環でとして、多摩動物公園で校外学習をしてきました。

1、2組は7日(月)に、3、4組は8日(火)に行ってきました。

「いってきます!」元気な挨拶をしていました。

正門で校長先生に見送られて、出発しました。

35分ほど歩いて、多摩動物公園に到着しました。

動物の観察に行く前に動物ホールで、挨拶をしてから、説明を受けました。

プリントの書き方を真剣に聞いていました。

1種類目はキリンの観察をしました。

「どこが、肩かな?手首かな?」

餌を食べている様子や歩いている様子を一生懸命観察していました。

こんなに間近で観察できる場面も!

2種類目はライオンの観察をしました。

キリンよりも遠くからの観察になりましたが、双眼鏡を使って観察することができました。

観察が終わり、動物ホール戻ったら、特別授業のスタートです!

プリントに書いた内容の確認をしました。

本物のシカの骨を使って、脚の曲がる仕組みを学習しました。

 

 特別授業の後半は、本物の骨を触ったり、持ち上げたりしました。

キリンの頭から首にかけての骨は想像以上の大きさでした。

 ライオンの骨は大きくてホールの中にはなかったのですが、骨格が似ているユキヒョウの骨を観察しました。

「骨の触り心地はどう?」

「ツルツルしてる!」

「え、ザラザラしているところもあったよ!」

「どうして同じ骨なのに、触った感じが違うんだろう?」

いろいろな会話が聞こえてきました。

最後に、質問の時間がありました。

「骨にはツルツルしたところとザラザラしているところがありました。」

「それは筋肉のつき方が関係しています。ザラザラしているところは筋肉がしっかりとくっついていた部分です。」

「なるほど。」

思わず声が漏れていました。

 

教室だけでは体験できない、貴重な体験をすることができました。

どんぐりころころ…

今日は、「まさに秋!」という感じの心地よい日です。今夜の皆既月食もバッチリ見られそうです。

そんな好天の中、1年生は生活科で万願寺中央公園へ出かけました。

これまで遠足等で行っていた大木島自然公園から少し足を伸ばして冒険です。

目的は2学期のテーマである「秋みつけ」。

紅葉や木の実など、秋に関するものを採集します。

公園内の木々は色付いており、足元にも落ち葉やどんぐりがたくさん落ちています。

9月の「虫とり」では、若干苦戦した子供たちも、今回は大収穫。

まさに取り放題です。

自分好みの落ち葉を探すことにも夢中です。

風が吹いてひらひら落ちてくる落ち葉をキャッチしようと駆け回る子供たち。

透き通るような青空と子供たちの黄色い帽子、茶色の木の葉のコントラストが素晴らしく、まさしく「映え」状態です。

教室に戻ってからは、採集してきたものを使っておもちゃ作りです。

やじろべえ、マラカス、落ち葉のカードなど、様々なものに大変身です。【校長】

オンライン社会科見学

5年生は社会科で「自動車の生産にはげむ人々」を学習してきました。

我が国の基幹産業である自動車製造業について学ぶことは、工業についての理解を深めることになります。

しかし、5年生にとっては、用語も含めて、とても難しいところ。

机上の学習だけでは、なかなか興味・関心を持続することが厳しい面があります。

コロナ禍以前は、実際に工場にお伺いし、社会科見学として体験的に学習を進めることができました。

ところが、工場見学には、今でも制限がかかっているのが現状です。

本市には日野自動車の工場があります。

実際に見学できるとよいのですが、まだ、実施できる状況ではありません。

そこで、今日は、オンラインでの出前授業を行っていただけることになりました。

日野自動車のお二人の社員の方にご協力いただき、工場の様子などについてご説明いただきました。

日野自動車の生産の中心はトラックやバスなどの大型の自動車。

最大100トンもあるトラックも生産しているとのことです。

また、ディズニーランドで使われているかわいいバスも生産しているとの話があり、子供たちから「乗りた~い」と声が上がっていました。

 日野自動車のトラックは、「Dakar Rally」にも参戦しているとのことで、砂漠の中を疾走するトラックの動画も紹介していただきました。中には、転倒してトラックが何回転もしている映像などもあり、迫力がありました。

自動車を生産するには、企画の段階から、様々な工程があることを丁寧に説明していただきました。

工場内のロボットの様子なども見せていただき、機械化が進んでいることもよく分かりました。

最後には、子供たちからの質問も受けてくださいました。

子供たちは、各学級から視聴していたのですが、質問は、どの学級からも受け付けることができます。

これが、オンラインの長所です。

私も、以前、社会科見学の引率で日野自動車の工場に伺ったことがありますが、車体の大きさ、プレスする機械の大きな音、オイルの臭いなど、五感に訴えるものが多かった記憶があります。

オンラインでは、そこに限界があるのですが、現状では、致し方ない面があります。

ご説明いただいた社員の方々には、事前に本校のホームページをご覧いただいていたようで、5年生が「ティーボール」を頑張っていることなどを話の中に入れてくださっていました。

本校の5年生のために、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。【校長】

【重要】保護者の皆様のお考えをお聞かせください!!

11/2にC4th Home&Schoolにて、「 潤徳小学校の教育活動についてのアンケートのお願い」を配信いたしました。

今年度、私が校長として本校に着任して、7か月が過ぎました。

本校の教職員は、社会情勢、学校の実態、 地域の状況などを踏まえ、例えば、 次のようなことに力を入れてまいりました。

・「笑顔招福」を学校キャッチフレーズとし、子供たちの笑顔あふれる学校づくりを進めることで、家庭や地域にも幸せをお届けすること

・1年生からの Chromebook 配備を踏まえ、個人の端末を積極的に活用する授業を推進すること

・コロナ禍であっても、感染予防対策を徹底しながら、オンラインを併用しつつ、できるだけ多くの保護者等の皆様に学校行事などをご覧いただく機会を設けること

・学校公開等の機会が限られる中、日常の教育活動の様子をお伝えするために、各種のおたよりや学校ホームぺージの充実を図ること

これら以外の内容を含め、学校として、保護者の皆様に評価いただきたいことについて「潤徳小学校の教育活動についてのアンケート」では、12の設問を設けています。

私たち教職員が力を入れてきた取組が保護者の方にご理解いただいているのか、ぜひ、教えていただきたいのです。

本アンケートは、潤徳小学校の、いわゆる「支持率調査」とも言える重要なものです。

学校を取り巻く状況が厳しさを増す中、本校の進んでいる方向が保護者の皆様の思いと一致しているか確認させていただくことは、来年度以降の学校運営に大きな影響を与えるものです。

ですから、できるだけ、多くの保護者の皆様にご回答いただきたいと考えています。

「サイレント・マジョリティ(物言わぬ多数派)」 という言葉があります。

アンケートにご回答いただく方が限られてしまうと、一部の方の意見のみが反映されることになります。

学校教育は、公平の観点からも、多くの意見をいただく中で、 進むべき方向性を定めていくことがとても重要です。

それぞれのご家庭のお考え一つ一つが明日の潤徳小をつくるとお考えいただき、アンケートへのご協力をお願い申し上げます。

私たち教職員も人間ですから、 保護者の皆様に学校の方向性を認めていただき、 お褒めや励ましのお言葉をいただければ、より「頑張ろう!」 という気になるものです。

「教職員も、おだてりゃ木に登る」といったところでしょうか。

一方、具体的なご意見やご要望をいただくことにより、 全てを実現することは難しいかもしれませんが、 来年度以降の改善策を検討することができます。

今回のアンケートはGoogle  Formsを活用したオンライン回答を原則としております。( オンラインでの回答が難しい場合は担任にご相談ください。)

できるだけ、回答に時間がかからないよう工夫したつもりです。

回答期限が11/10(木)までとなっております。

すでにご回答いただきました保護者の皆様には、お礼申し上げますとともに、まだご回答いただいていない皆様のアンケートへのご協力を重ねてお願い申し上げます。【校長】

潤徳小のアイドルを記録しましょう

この記事をご覧の皆様で、子供の頃、飼育委員をされた方はいらっしゃるでしょうか。

昔は多くの学校に飼育小屋があり、たくさんの動物を飼っていたものです。

私も飼育委員会の担当の教員だったときは、休みの日に餌やりに来たり、逃げ出したウサギを追いかけたりしたものでした。

最近はアレルギーの関係などもあり、動物の飼育に力を入れている学校は少なくなってきていますが、本校では烏骨鶏の雌鳥、美白の「大福」ちゃんが癒し系アイドルの役を担っています。

1年生は、国語の「しらせたいな、見せたいな」の単元で、学校にいる生き物などの様子を詳しく書く学習に取り組んでいます。

まずは、「大福」と仲良くなるところからスタートです。

おっかなびっくり触る1年生たち。

でも、「あったかい」などの感想が思わず漏れます。

「大福」は、1羽だけで生活しています。

本校でソロのアイドルとしての役割を何年間も続けていますから、1年生に囲まれても動じることはありません。

されるがままです。

「大福」からすると、握手会のような心境なのでしょう。

大事なのはここから。

国語の学習ですから、様子について詳しくまとめていきます。

昨年度までなら、紙だけにまとめていくのですが、今年度から端末が使えるようになりましたので、Chromebookでまとめることに挑戦しました。

「大福」の写真の周りに、感じたことを書き込んでいきます。

まだ、キーボードは使えませんから、タッチパネルに手書き入力を行い、文字に変換していく方法です。

 「大福」で気付いたことがたくさんまとめられました。

1年生は、鉛筆も上手に使えることが必要ですので、紙と端末を併用しながら、新しい時代の教育を進めていきます。【校長】

潤徳小の給食は、どうしておいしいのでしょう?

3年生は、社会科で「野菜博士になろう」の学習を行っています。

野菜といえば、毎回の給食で必ず出てくる大事な食材です。

この学習を進めるにあたり、本校の栄養士が3年生の各学級を回り、給食で使用する野菜や果物などについての授業を行いました。

 本校の給食は今年度、25種類の曰野産の野菜を使用しているとのことです。農家の方々が旬に合わせて届けてくださっています。

特に、にんじん、長ねぎ、小松菜の使用頻度は高く、にんじんは、ほぼ毎日、提供されるとのことです。

果物は4種類、卵は全て日野産とのことで、多くの食材が自分たちの近くで生産されていることを知って、子供たちもうれしそうにしていました。「地産地消」という言葉も覚えます。

今日の給食にも、にんじん、生姜、卵の日野産の食材が使用されています。(詳しくは、こちら。日々の食材の提供元も記載されています。)

毎日、地元の新鮮な食材を食することができるのは大変幸せなことです。

私も、本校に着任するまでに、何校も勤務経験がありますが、潤徳小の給食は一番おいしく感じています。

その秘訣は、地元の農家の皆様が安全でおいしい旬の食材を届けてくださることに加え、本校の栄養士と調理員がプロの技術と愛情で調理していることだということを授業を聞きながら改めて認識しました。

栄養士も調理員も口を揃えて「子供たちがおいしいと言って、いっぱい食べてくれるとうれしい。」と話しています。

おいしい給食を作るためには、たくさんの方々が努力していることを忘れずに、感謝の気持ちをもって残さず食べてほしいと思います。【校長】

子供たちの命を守るために

平成13年6月8日、大阪教育大学教育学部附属池田小学校に出刃包丁を持った男1名が、校内に侵入し、児童や教員23名を殺傷(うち、児童8名が死亡)するという大変痛ましい事件が発生しました。

事件から20年以上が経ちましたが、教育関係者にとっては忘れることのできない出来事であり、学校の安全管理に大きな影響を与えました。

例えば、先日の運動会においても、保護者等の皆様にはご来校いただく際、見える場所にシールを着けていただきましたし、JSPの有志の方々の協力を得て、受付で確認もさせていただきました。

不審な人物から子供たちを守るということは、日々、取り組んでいかなければならないことなのです。

学校の敷地は広いですから、不審な人物を校内に入れないことは限界があります。

そこで、教職員や子供たち自身も万が一に備えた対応を理解しておく必要があります。

今朝は、校内に不審者が侵入した際を想定した避難訓練を行いました。

午前8時45分、1校時が始まろうとする頃、校舎内に不審な男が現れました。(注:本校教員が演じています。)

男は、「俺の家に石を投げたのは誰だ!」などと叫びながら教室に入ろうとします。

教室に入れまいと、男と押し問答をする担任。

危険を感じた子供たちは、窓の方に逃げます。

異変を感じた隣の学級の担任は職員室の副校長に連絡するとともに、不審者の侵入した学級の子供たちを後ろのドアから隣の学級に避難させます。

副校長は校内に「暗号」の放送を流します。

放送を聞いた教職員は不審者が侵入したことを把握し、ドアと内窓を閉め、各学級にいる児童を窓側に誘導します。

(この写真は、内窓の外から撮影しています。この後、カーテンを閉め、外から教室内が見えないようにします。)

校内は誰もいないようなシーンとした感じになりました。

一方、不審者との押し問答が続いていた教室には、さすまたを持った職員が応援で駆けつけ、不審者を確保しました。

こうして、本校の児童の安全は守られました。

校長が放送で講評を行いました。

 「地震や火事がいつ起きるか分からないように、不審者がいつ学校に入ってくるかは分からないので、あわてずに行動できるようにしましょう。」と話したものの…。

149年前のことは分かりませんが、本校が開校した当時、このような不審者対応訓練は行われていなかったはずですし、「いつでも、誰でも、どこにでも」来てよい、おおらかな雰囲気だっただろうと想像できます。

私も本来、そのような学校にしたいのですが、今の世相ではそれは難しくなっており、訓練しながら、残念な気持ちにもなっています。

と、そんなことを考えながらこの記事を書いていると、校長室前の廊下を通っている児童の声が聞こえてきます。

児童A「ねぇ、今朝の不審者、誰だったと思う?」

児童B「きっと、校長先生なんじゃない?」

ちょっと、ショック…。【校長】

5年生 総合 米作り~脱穀~

10月13日に刈り取った稲も乾燥期間を終え、脱穀の作業を行いました。

稲を運んで脱穀機にかけてもらいます。

脱穀機にかけた稲を受け取り、再び運びます。

水辺の楽校の方々が「稲叢」を作ってくださいました。


立派な籾がたくさんできていました。

今回も「水辺の楽校」の方々、市役所の職員の方々に支えられての作業でした。

少しずつ籾もくばってくださり、子供たちも大喜びでした。

今回の作業も本当にありがとうございました。

籾すりの作業は「水辺の楽校」の方々がやってくださるということで、次は精米です。

向島用水にある水車を使っての精米作業、楽しみです。

潤徳式ID野球

毎試合、接戦続きだったプロ野球の東京ヤクルトスワローズVSオリックス・バッファローズの日本シリーズはオリックスの日本一で幕を閉じました。

しかし、本校の5年生が行っている「潤徳シリーズ」は、今が佳境。

体育の時間のたびに熱戦が繰り広げられています。

とは言っても、競技は野球ではなく、「ティーボール」です。

最近は、公園などで野球をする子はめっきり減りました。

投げた球を打ち、グローブで捕るということは「高等技術」になってきています。

「ティーボール」は、止まっている球を打ち、素手で捕る「ベースボール型ゲーム」です。

今の時代に即した形に変化してきているのです。

まずは基本練習。

チーム内でキャッチボールをするのですが、柔らかいスポンジボールでも及び腰の子が多く見られます。

バッティング練習もあります。

5年生から「校長先生もやってみますか?」と声がかかります。

「潤徳の村神様」と呼ばれる校長(自称)、ネクタイ姿ですが、バットを持って挑戦です。

 どうです?サマになっているでしょうか?

思わず、子供たちに

「代打、オレ」

と告げそうになりましたが、はしたないのでやめました。(苦笑)

止まっているボールを打つので、簡単そうに感じますが、何回も空振りして、ようやく当たる子もいます。

一方、芯に当たり、ホームランになる子もいて大盛り上がりです。

よく見ると、Chromebookを持っている子たちがいます。

何をしているのか聞いてみると、各打者の動画を撮り、後で振り返りができるようにしているとのこと。

昔、当時のヤクルトの野村監督はデータを重視した「ID野球」でチームの強化を図りました。

5年生たちもチームで反省し、次回につなげることをChromebookでまとめています。

こうした積み重ねをしていれば、来年、6年生になった時には、オリックスを破って、日本一になれる…かな?【校長】

全校朝会

本日(11月1日)の朝の時間、オンラインで全校朝会を行いました。

 

校長先生からは、潤徳小学校のみんなが「笑顔招福」で過ごすためにどのようにすればよいのか、具体的にお話いただだきました。

 

東京都教育委員会の児童等向けリーフレットをモニターに映し出して、説明をしていきました。

このリーフレットは、本日、保護者の皆様にC4th Home&Schoolで配信いたしました。

11月は、東京都教育委員会が定めた「ふれあい月間」です。

校長先生との「3つの約束(①何でも一生懸命頑張ること ②自分も周りの人も大切にすること ③他の人の話を真剣に聞くこと)」のうち、2番目の「自分も周りの人も大切にすること」を意識して生活していければ、「笑顔招福」な毎日を送ることができることと思います。

もし、笑顔招福な毎日を送ることができずに困ったことがありましたら、学校の教員やスクールカウンセラーに遠慮なくご相談くださいませ。

また、ふれあい月間に合わせて「学校生活アンケート」を実施いたします。直接相談することがためらわれる場合には、アンケートをご活用いただければと思います。

 

生活指導主任の先生からは、11月の目標についてお話いただきました。

今月の生活目標は、「正しい言葉づかいをしよう」です。

また、人権目標は、「相手を思いやる言葉づかいをしよう」となっています。

これらの月目標は、「ふれあい月間」に合わせた内容としています。

 

笑顔招福な毎日となるように、校長先生との3つの約束や月目標を意識して生活する1か月としましょう。

満天の星空を眺めて

理科や社会科では、内容によって、地域差などがあって、取り扱いにくいものがあります。

例えば、本校の5年生が社会科で漁業の学習をする際は、体験的に学びにくい面があります。

4年生の理科の「月や星」の学習もそうです。

授業中に夜空を観察することはできませんから、どうしても、視聴覚教材で補ったり、家庭での観察を推奨したりする必要があります。

しかし、今年度の4年生は、体育館に移動プラネタリウムを呼ぶことで、月や星の学習を授業中、体験的に学ぶことができるようにしました。

体育館に宇宙を模したドームが出現して、子供たちもびっくりです。

 

空気圧の関係で、ドームに入るときは、吸い込まれる感じになります。

子供たちも、おそるおそる入っていきます。

中は、こんな感じです。

投影が始まると、ほぼ真っ暗になります。この写真は、星座を示しているのですが…。

星の動きも解説があります。北極星を中心に星が回っていることがよく分かります。

月の満ち欠けも解説がありました。直近の満月は11/8で、天気がよければ皆既月食が見られるとのことです。

見逃せません!

 

こちらは、今日の夜空です。

え…見えない?

校長のカメラの限界です。ドーム内では、素晴らしい星空が映っていたのですが…。

今日は、天気がよく、星空が期待できそうです。

実際にご覧になってはいかがでしょうか。【校長】

潤徳日時計

10月は不順な天候が続きましたが、ようやく秋らしい晴天が続くようになりました。

今日もとてもよいお天気。気温もちょうどよく、外にいるだけで気持ちよくなります。

校内を回っていると3年生が階段を上がっているところに会いました。

聞いてみると、これから屋上に行くとのこと。

何だか気になります。

一緒についていってみました。

すると、屋上には長い棒が1本立っています。

子供たちはその周りを囲んで、ノートに一生懸命記録をしています。

理科の「地面の様子と太陽」の学習で、1時間ごとの棒の影の位置を調べているのです。

校長が一緒に行った時刻は午前11時。

次は、正午に記録をとりに来るとのことです。

「3年生も大変だなぁ。」などと考えながら校庭に出てみると、3年生の別の学級が作業をしています。

何をしているのか聞いてみると、影の位置を調べているとのこと。

屋上で調べていた学級とは違う方法で記録しているようです。

自分のノートに鉛筆を立て、影の動きを記録しています。

ノートそのものが時計の文字盤のようになるわけです。

日時計は、紀元前4000年頃にエジプトで誕生したとのことです。

およそ6000年の時を超え、「潤徳日時計」が本日完成しようとしているわけです。

正午が近付き、再度、屋上に行ってみると、3年生たちが記録をとっていました。

3年生A「校長先生、記録するたびに影が動いているんだよ。知ってた?」

きっと、古代エジプト人も同じように驚いていたことでしょう。【校長】

6年生 調理実習

本日、6年生の調理実習があり、野菜炒めを作りました。

今年の調理実習では、児童が時間を有効的に使いながら、主体的に調理実習を行えるように、様々な場面でICT機器を効果的に取り入れました。

 

①前回の授業で調理実習の班目標と、個人目標をミライシードのムーブノートに記入しました。

 具体的に目標を立てるために、「なぜなら」「そのために」とキーワードになる言葉を提示しました。

 

② 調理実習のタイムスケジュールをテレビに映しました。

  また、黒板にもタイムスケジュールを提示し、児童が視覚的に見通しがもてるようにしました。

 ③ 調理実習中は、各班の机上に2台のchromebookを用意させました。

  1台は、調理の手順と班で話し合って決めた役割分担が表示されているスライドを確認するため。

  もう1台は、記録係りが調理の様子をムーブノートに記録するためです。

 【   】に中に名前を入れて、役割分担を表示しています。

 

 おいしい野菜炒めが完成しました!!

 

④ 振り返りをムーブノートに記入しました。

 ICT機器を取り入れることにより、児童が時間を意識しながら調理実習に取り組む様子や、自分の役割を自覚し、新たに自分のやることを探す様子が見られました。

まだまだ他のクラスの調理実習は続きますが、怪我のないよう安全第一の調理実習に努めながら、今後もICT機器を効果的に取り入れていきたいと思います。