文字
背景
行間
日誌
やっぱり、ダイエット、しなきゃ・・・
今月、特に障害のある方との交流やバリアフリーの考えについて学んでいる4年生。
今日は、福祉体験として、日野市社会福祉協議会 日野ボランティア・センター、手話サークルの皆様にご協力いただき、車椅子や白杖体験、手話の学習を行いました。
白杖体験の前に、アイマスクを着けて、「目が見えない感覚」を体験します。身近の物を触ってみて、区別することの難しさを感じます。
実際に2人1組になって、1人が案内役、もう1人がアイマスクをして白杖を持ち、教室から校庭まで出る体験をします。
互いに声をかけながら慎重に歩きますが、特に段差のあるところの難しさを感じていました。
手話の学習では、音が聞こえないときの生活の困り感について学び、そのうえで、コミュニケーションをとる方法を考えます。「手話」が注目されがちですが、身振り、筆談、口話、空書、指文字など様々な方法があり、複数の方法をとりながらコミュニケーションを図っていることを教えていただきました。
手話サークルの皆様は、口元が見えるマスクを着けていらっしゃいましたが、口の動きも重要であることを説明していただきました。
その後は、簡単なあいさつや文を手話で伝える方法を学びました。手話は、身近なゼスチャーにつながる動きも多く、子供たちも楽しみながら手話を学んでいました。
車いす体験は、体育館を使って行いました。
車いすの構造、動かすときに気を付けるポイントなどを学びます。
例えば、下り坂のときは、安全上、後ろ向きになって動かすことなどを教えていただきました。
その後は、2人組になって車いすに乗る人と押す人の役割を体験します。
たまたま参観していた学級の児童数が奇数だったので、「校長先生もやってみますか?」と声がかかりました。
「4年生で押すことができるかな・・・。」と一抹の不安がありましたが、せっかくなので、チャレンジです。
校長の心配をよそに、滑らかに車いすが動き出します。
校長「重くない?」
4年生の押し手の児童「はい。大丈夫です。」
車いすの性能に感心していたのですが・・・。
コースの途中にマットを置き、段差に乗る障害が設置されていました。
車いすを後ろに倒して、段差を乗り越えるのですが、押し手の4年生が倒そうとしても、なかなか後方に倒れません。
結局、周りの大人が助けることに・・・。
段差が何か所かあったのですが、全て手助けが必要な状況になってしまいました(涙)
3学期早々に「今年こそ、ダイエット宣言」したものの、例年どおり三日坊主になっているわけですが、あっという間に、「ダイエット宣言」を思い返すことになってしまいました。
老後に車いす生活になったときに、誰も私のことを押してくれないかもしれない・・・という暗い未来が頭をよぎります。
4年生は、多様な人が社会に参加する上での障壁をなくすことで、誰もが生活しやすい社会をつくることを意識して、これからも行動してほしいと思います。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜5年生交流編〜
1/18の記事で、山都・潤徳小と簡単に交流できる仕組みを構築したと記載しました。
この専用交流サイトを使い、本格的に交流を開始します。
今朝は、両校の5年生同士で交流を行いました。
昨年、連合音楽会の前に両校の6年生同士が交流した時は、校長の端末を介してオンラインで結ぶことしかできなかったため、私が端末を持ちながら各学級を回るという、アナログ的な手法を行っていましたが、今回は、専用交流サイトを使い、山都・潤徳小の高学年の教室と本校の5年生の各学級を円滑につなげることができました。
児童が登校した時からモニターに映像を流しておいたところ、子供たちが映像を送っている端末のところに集まってきます。
正式交流の前に自然交流が始まっている感じです。
チャイムが鳴った後、正式交流開始です。
今回は、山都・潤徳小の5年生の子たちが、スライドを使って、山都町と、山都・潤徳小の紹介をしてくれました。
山都町の概要や名所である通潤橋や円形分水、イベントの八朔祭、伝統芸能の清和文楽などの説明がありました。一昨日の教職員交流の際に「お勧めスポット」として挙げられた「幣立神宮」の紹介もありました。(山都町に関心のある方は、こちらをどうぞ)
続いて、山都・潤徳小の紹介がありました。
全校児童数は26名で複式学級、標高が500m近いところにあることを聞いて、本校の子供たちも、あらためて驚いていました。
また、東京の小学校では行くことのできない、長崎修学旅行の話など、行事の違いにとても興味をもっていたようでした。
発表を受け、質問タイムです。
日野・潤徳小5-1代表児童「山都・潤徳小の先生の人数は何人ですか?」
山都・潤徳小5年生代表児童A「12人です。」
日野・潤徳小5年生たち「おぉ~」(「少ないなぁ・・・」というリアクションです。)
すると、山都・潤徳小側から「日野・潤徳小の先生は何人ですか?」と逆質問が来て子供たちは大慌て。協議のうえ・・・
日野・潤徳小5-1代表児童「30人くらいです。」
すると、「もっと多いよ~!」と多くの子からツッコミが入ります。
本校は、正規教員以外にもたくさんの教職員がいるので、5年生からすると、どこまでが先生の範囲なのかバラバラな認識なのです。規模の大きな本校らしいリアクションです。
日野・潤徳小5-2代表児童「山都・潤徳小で一番おいしい給食は何ですか?」
山都・潤徳小5年生代表児童B「カレーです。」
日本全国、カレーのおいしさは共通のようです。
日野・潤徳小5-3代表児童「児童数が少ないようですが、運動会とか学習発表会とかはどうやっているんですか?」
この質問には、山都・潤徳小の5年生もちょっと戸惑ったようです。
山都・潤徳小5年生代表児童C「運動会のかけっこは、すぐに終わってしまいます。学習発表会も午前中に終わります。」
確かに、山都・潤徳小は5人以下の学年もあるので、かけっこはすぐに終わりそうです。
山都・潤徳小からも質問があります。
山都・潤徳小5年生代表児童D「芸能人に会ったことはありますか?」
笑いが起きます。
本校児童も何人か手を挙げ、代表1名が回答したのですが、ちょっとマイナーな感じで・・・。
東京の小学校というと、芸能人がうろうろしているイメージなのでしょうか?
最後は、全員で手を振り合ってお別れです。
15分ほどの交流でしたが、山都・潤徳小の5年生がしっかりと発表を行ってくれて、大変意義のある交流になりました。
来週以降も、学年ごとの交流が続きます。
両校の児童、教職員の輪が広がればうれしく思います。【校長】
(山都・潤徳小側から見た交流の様子は、こちらから)
6年生家庭科 冬休みの課題
6年生の家庭科では、2学期に「まかせてね 今日の食事」の学習で献立を立てました。
献立を立てるためには、栄養バランスや好み、予算…などを考えなければいけません。
そこで、2学期に立てた献立を、実際に調理する課題を冬休みに出しました。(2学期の授業の様子はこちら)
自分で工夫して、調理の経過をスライドにまとめている子どもたちもいました。
意欲的に取り組んでいた様子をみると、とても嬉しい気持ちになります。
完成写真を見ると、栄養バランスや彩り、盛り付け方が一目瞭然です。
子どもたちのがんばりが伝わります。
振り返りでは、
「思ったより時間がかかってしまった」
「お母さんの大変さがわかった」
「楽しかった」「つかれた」
など様々でしたが、実際に調理したからこその微笑ましいエピソードばかりでした。
保護者の皆様のお力添えがなければ、
このような、学びの深い課題に取り組むことはできませんでした。
この場をお借りして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
第7回たて割り班活動
今朝は、たて割り班で遊ぶ日です。
室内遊びの班と、校庭遊びの班が半分ずつに分かれ、活動を行いました。
室内では、新たな「スピードじゃんけん」に取り組んでいる班がありました。
誰かとじゃんけんをして、5回勝ったら座ります。
教室中、じゃんけんの声でにぎやかになりました。
こちらも新しい遊び、「紙タワーゲーム」です。
班を3つのグループに分け、配られた紙を使って、一番高い作品を作ったところが勝ちです。
グループのチームワークが問われます。
寒い中ですが、外遊びの班もいっぱい体を動かして、楽しく遊びました。
異年齢での活動では、振り返りが大事です。
今回のたて割り班活動で、6年生が中心となって計画を立てるのは最後になります。
6年生への感謝の気持ちを発表したり、6年生から一言ずつメッセージを送ったりする班もありました。
次回から、5年生が計画を立て、運営していくことになります。
最高学年の引継ぎが進みつつあります。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜教職員交流編2〜
日進月歩で進歩する学校でのICT環境。
教員もその流れに乗り遅れないよう、本校では、月1回程度、ICTに関するOJT研修を実施しています。
毎回、本校の教員が講師になり、日頃の実践やワンポイントテクニックの紹介を行っているのですが、今日は、校長の私が立候補して、OJT研修の講師を行いました。
今回の研修の内容は、昨年から始まっている、山都町立潤徳小学校との交流を簡単に行う方法の紹介です。
実は、両校は、児童の使う端末も違えば、インストールされている授業支援ソフトなども違います。交流しようとしても、前提となる環境の違いが障害となっているのです。
そこで、ここ数か月をかけて、その障害をできるだけ少なくし、簡単に交流できるプラットフォーム作りを進めてきました。
そこで、今日の研修で、両校が簡単に交流できる方法について説明をしました。
まずは、短時間でオンラインでつながる手順を説明しました。
これまでは、接続するまでに何分もかかっていましたが、プラットフォーム内のアイコンをクリックするだけでつながれるようにしました。
すぐに、山都・潤徳小の職員室が映ります。
本校の教員も興味を示します。
私から、定番の錦鯉ネタ、「山都町立潤徳小学校の先生方、こ・ん・に・ち・は〜!」と呼びかけます。
「こ・ん・に・ち・は〜!」とアクション付きで返してくれる、素直な山都・潤徳小の先生方。
こうして、久々に教職員同士でつながることができたので、前回(R4.12.14)、不完全燃焼だった交流の続きを行いました。(前回の交流の様子はこちら)
前回、謎のままだった、「熊本お勧めグルメ」の紹介をしていただきました。
何と、手描きのイラスト付きでグルメ紹介をしていただきました。
紹介していただいたグルメは4つ。
「馬刺し」、「からし蓮根」、「太平燕(タイピーエン)→詳しくはこちら」、「だご汁→詳しくはこちら」です。
特に、「太平燕」と「だご汁」は、あまりなじみがなかったのですが、「給食で出たことあるよね・・・。」などとひそひそ話をする教員もいました。(実際に出ています!詳しくはこちら)
せっかくなので、「熊本お勧めのスポット」も質問しました。
回答は、知る人ぞ知る、日本最古の神社とも言われる、山都町のパワースポット、「幣立神宮→詳しくはこちら」でした。
意外な回答に、思わずググる、本校の教員も(笑)
最後は、山都・潤徳小の池部校長先生から、両校の交流に対する熱い思いを語っていただいて、2回目の教職員交流は終了しました。
1000km近く離れている両校ですが、交流を行うたびに心理的距離は近付いていきます。
Google Meetを使って簡単に交流でき、データのやりとりも簡易にできるプラットフォームを開発したことで、両校の交流は、今後、一層加速しそうです。
これからの展開にご注目ください。【校長】
(山都・潤徳小側から見た、今回の交流の様子は、山都・潤徳小HPから)
【研究授業】ムーブノートのよさを生かしたかけ算の授業
潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。1月18日に2年生の算数科の授業を行いました。単元名は、「かけ算(2)九九をつくろう」です。
本時の授業は、上の図で表されたチョコレートの数を、乗法九九を総合的に活用し求め方を説明することを通して、九九の理解をさらに深めるようにすることを目標にしています。
デジタルとアナログの使い分け(1)
始めに、本時の課題を把握します。チョコレートの図を児童に見せます。右端から少しずつ見せていくと、途中欠けている部分があることに気付きます。欠けた部分にも着目しながら、今まで学習したことを使って、工夫してチョコレートの数を求めるという課題を掴みます。課題掲示は具体物にしたことで、児童の関心が高まりました。
ムーブノートのよさ
ムーブノートに送られた図を囲み、どのようにして求めたのか式を書き込みました。図を囲みながら立式するという学びは、「同じ数ずつ」のものが「いくつ分」あるのかというかけ算の意味理解を確実にするため、単元の始めからムーブノートを使って継続して行ってきました。本時でも、スムーズに同じ数ずつ図を囲み、立式をすることができていました。Chromebookの継続的な学習への活用が、学習理解に役立っていたことが感じられました。
ムーブノートを使うと、書き直しが容易です。また、いくつもカードのコピーを作ることができるので、複数の考えを思いついた児童の「もっとやってみたい」という意慾喚起にも繋がります。本時のように、図を活用する、何度も修正しながら吟味する、多様な考えを出してみる等の課題には、ムーブノートの活用が有効的であることが分かりました。
デジタルとアナログの使い分け(2)
本校での研究の課題として、どのような場面でChromebookを使い、どのような場面でアナログな教材を使うのか、再考する必要がありました。そこで、本校の今年度最後の研究授業である本時の学習では、多様な考えをすぐに見るためにはムーブノートを使う(デジタル)、応用問題で児童が参照したいような考えは板書に残す(アナログ)という形での授業をしました。
児童が考えを発表する際は、ムーブノートの広場に投稿されたカードをモニターにうつします。
児童も、手元のChromebookで考えを見ることができます。
黒板には、発表の中で出てきた考えを掲示しました。子供たちが付けたそれぞれの考えの「作戦名」も書いてあります。
自分はこの考えでやってみようかな、と黒板の図を見ながら、応用問題に取り組むことができました。
おわりに
今日の授業で今年度の研究授業は最後です。本校では、2年間にわたり、Chromebookの効果的な活用法の研究をしてまいりました。授業でのChromebook活用が進み、どういった場面で、どのような教材で活用すると効果的なのか、教員として学びを深めることができました。子供たちのICTスキルも、ぐんと上がったことを感じています。今後も、子供たちの豊かな学びの実現のために、研究を深めてまいります。
心と体はつながっている?
先週から今週にかけて、今年度最後の身体計測が行われています。
今日は、3年生の計測の日です。
計測の前に養護教諭から保健指導がありました。
今日のテーマは、「心を落ち着けるにはどうすればいいか」ということです。
養護教諭「心と体ってつながってると思う?」
首をひねる子供たち。
でも、緊張した時におなかが痛くなったり、悲しい時に涙が出てきたりするという説明を受け、納得の表情です。
「カッとした時に思わず手が出てしまう」という体の反応が出てしまうこともあります。
このような反応は、相手に迷惑をかけてしまいます。
そのため、自分の気持ちをコントロールしていくことが大事です。
いわゆる「アンガーマネジメント」について学びます。
自分のことを振り返って、カッとなったときにはどうしていたか考える子供たちです。
そういう時の対処方法の説明を受けます。
「深呼吸する」
「その場から離れる」
「自分で励ます」
実際に、保健室で起きた実例などを紹介しながら、具体的に気持ちを落ち着ける方法を学びました。
そして、今年度最後の測定です。
心身とも著しく成長する3年生。1年間で、どのくらい成長したでしょうか。
3年生は「ギャングエイジ」で、友達と一緒に活動することが多くなる時期です。関わる機会が多くなるということは、トラブルになる可能性も増えるということになります。
今日、学んだことを生かし、自分の心をコントロールして、上手に友達関係を築いてほしいと思います。【校長】
点字でコミュニケーション!
今日は、市の中央図書館の2名の職員の方においでいただき、4年生を対象とした「点字学習」が行われました。
2名のうち、1名の方は全盲でお仕事をされているとのことで、白杖の使い方や点字ブロックで歩く時の様子など、分かりやすく説明していただきました。
最近は、「音がなくなっている」ことで、やりにくさを感じるとのお話がありました。
例えば、今は、お店で並んでいても、電子決済等により店員さんと一言も話さずに買い物ができてしまうことがあります。目の不自由な方からすると、声のコミュニケーションがなくなっていることで、前に並んでいる方が買い物が終わっているのか分からなくなることがあるとのことです。
確かに、便利さの裏側で、「声を出す」ことが少なくなり、このことで不便を感じられる方がいらっしゃることに気付きました。
続いて、点字について説明をいただきました。
紙、点字用の定規、点筆を使って、素早く点字を打っていく様子を見せていただきました。
写真ではちょっと分かりにくいですが、「じゅんとくしょうがっこう4ねん4くみ」と書いてくださっています。
点字には細かい約束が決まっています。その約束を守っていけば、4年生でも点字を打つことができます。
4年生も定規と点筆を貸していただいて、自分の名前や簡単な自己紹介、質問などを点字で打っていきます。
でき上がると、前に持っていって、実際に点字でコミュニケーションです。
「好きな食べ物は何ですか?」
「私はアーティストになりたいです。」
など、点字を使ってたくさんの交流ができました。
子供たちから、「一番困っていることは何ですか?」との質問が出ました。
「目が見えないから何もできないと思われるのが一番困ります。」との答えでした。
今日、点字を使って、意思の疎通が図れたことは、子供たちにとって、学びの大きい時間になったことと思います。
4年生は、昨日は、「あすチャレ!ジュニアアカデミー」で、パラアスリートの方にお話を伺いました。
今後、車いす体験を行う予定もあります。
共生社会ということに視野を広げてほしいと思います。【校長】
P.S. 今日の午前中、市役所に出張に出かけたのですが、その際に、ある出来事が・・・。(詳しくは、山都・潤徳小ホームページにて)
全校朝会
本日(1月17日)の朝、オンラインで全校朝会を開催いたしました。
まずは、皆で朝のご挨拶をいたしました。
次に、校長先生からのお話です。
冒頭、童謡「一年生になったら」の動画を視聴しました。
来年度より学級編成の基本方針を変更することについて、子供たちに資料等を用いて説明しました。
この件の詳細は、本日の9時にC4th Home&Schoolで保護者の皆様にお便りを配信いたしました。
最後は、生活指導主任の先生からの1月の生活目標についてのお話です。
1月の生活目標は、「自分から元気に挨拶をしよう」と「持ち物に、名前が書いてあるか確かめよう。」の2つとなります。
今月も、「笑顔招福」な毎日を過ごすことができるように、校長先生との3つの約束(何でも一生懸命頑張ること、自分も周りの人も大切にすること、他の人の話を真剣に聞くこと)を守って生活しましょう。
人生初授業!
昨年の11/28から、本校で1年間にわたる特別教育実習をスタートした東京教師養成塾生。(詳しくは、こちら)
年が明けて、今日は、現在担当している2年生の学級で国語の授業を行いました。
人生で初めての授業です。
内容は「カンジーはかせの大はつめい」です。
漢字を部分に分け、漢字クイズを解いたり、作ったりする授業です。
自作の「2つの漢字を合体させる機械」の上から「門」と「日」を入れると・・・
「間」になって下から出てくるというものです。
ルールが分かったところで、実際に2つの漢字を1つにしてみます。
「田」と「力」で「男」、「石」と「山」で「岩」となります。
今度は、自分で問題を作ってみます。
本校でも端末の利用を積極的に進めている2年生。
まだ、端末を使い始めてから1年も経っていないのですが、空欄には「テキストボックス」を使って、手書きではなく、ワープロで文字変換して入力している子も何人かいました。
特に指示しているわけではないのですが、自在に使いこなしている子供たちの技量にびっくりです。
互いに作った問題を閲覧し、コメントを送付して、交流をしていました。
自分自身の教育実習の時は、まずは、チョークを使って板書し、自作の教材で子供たちの興味をひくということを考えていましたが、今日の授業では一切チョークを使わないなど、昔とは状況が一変しています。
特に本校では、児童の端末を積極的に活用することをスタンダードにしていますので、人生初の授業からICT機器を活用するように指導しています。
とは言っても、緊張するのは誰でも同じ。
授業が終わってホッとする塾生の姿が印象的でした。
これから、授業する教科、回数が増えていきます。
しっかりと基礎・基本を学んでほしいと思います。【校長】
中学校に向けて・・・わくわく!
本校での登校日数が50日を切った6年生。
進学する中学校への期待や不安が高まる時期です。
今日は、6校時に三沢中学校の生徒会の4名の生徒と担当の先生2名が来校し、体育館にて「小中交流会」が開催されました。
4名の生徒のうち、3名は潤徳小学校の卒業生です。
会の最初は「私のこと、覚えてますか~?」というフレンドリーな呼びかけからスタートです。
6年生の子供たちにとって不安なことは、小学校と比べて、中学校では生活がどのように変わるかということでしょう。
授業時間が50分になること、中休みはないこと、教科担任制になることなどをスライドを使って分かりやすく説明してもらいました。
給食の紹介もありました。
揚げパン、おでん、ミートソース、カツカレーなど、子供たちの好きそうな給食の写真が紹介されます。
食べ物の効果は絶大。子供たちの目が輝きます。
確かに、とてもおいしそうです。
行事の紹介もありました。
司会「奈良・京都の修学旅行では、恋バナもできますよ!」
まさに、青春!という感じです。
途中、クイズも織り交ぜながら、中学校生活への関心を高めていて、生徒会のみなさんの説明の工夫が見られました。
そして、子供たちの関心が高い、部活動の紹介です。
運動部の紹介では、高度な実技を披露する部もあって、子供たちから歓声が上がりました。
文化部の紹介でも演奏や作品の紹介などがあり、とても楽しそうです。
多くの部活で強調されていたのが、先輩、後輩関係なく、仲良く活動しているということでした。
「先輩の言うことは絶対!」という風潮はずいぶん少なくなっているようです。
配布してもらった資料と映像を真剣に見ている子供たち。
自分の中学校生活をイメージしているのでしょう。
6年生の3学期は、小学校を離れたくないという思いと、中学校生活への憧れが入り混じる独特な時期です。
様々なことを考え、自分の成長につなげてほしいものです。
三沢中学校の生徒会のみなさんも、大変分かりやすく、子供たちの興味を引く説明をしてくれました。
「あのような中学生になりたい」というモデルを示してくれたように感じます。
本校の6年生の何人かも、きっと、2年後くらいに生徒会の説明者として戻ってきてくれることでしょう。
期待したいものです。【校長】
席書会(中学年編)
本日(1月13日)の午前中、3・4年生が体育館で席書会を行いました。
<3年生>
1・2校時は、3年生です。
毛筆による書写の学習は、3年生から始まります。
もちろん、体育館での席書会も初めての3年生。
心もち緊張した面持ちで取り組んでいるように感じました。
今年度、初めて毛筆に触れた児童も多かったことと思います。
そのような中、子供たちは、「始筆、送筆、終筆」などの書き方に気を付けて、毛筆で「お正月」を書くことができました。
<4年生>
3・4校時は、4年生です。
4年生のお手本の文字は「元気な子」となっています。
本校の中学年が、毛筆の学習でお世話になっている講師の土方囂々先生から「特に、『気』の文字の形を整えることが難しい。」とお話をいただきました。「気」の4画目の「そり」は、「折れ」や「曲がり」のように、穂先の位置を移動させる必要があります。子供たちのみならず、毛筆に慣れていない大人でさえも難しい高度な技が必要とされます。また、「気」の5画目の始筆の位置も、概形を整える上で重要となるようです。
子供たちは、常日頃から土方囂々先生からご指導いただいている注意点を一つ一つ確認するように、慎重に取り組みました。
席書会(高学年編)
年末年始は、日本の伝統文化に触れる機会が多くあります。
書き初めもその一つでしょう。
本校では、今日が高学年、明日が中学年が体育館に一堂に会し、学年全体で書き初めに取り組む「席書会」を行います。
<6年生>
3・4校時、6年生が体育館に集まりました。
「小学校最後の席書会」です!
とは言っても、6年生は、3年生のときから経験していますから、もう4回目。
慣れた手つきで準備をしていきます。
6年生のお手本の文字は「夢の実現」です。
特に1文字目の「夢」は、画数が多く、バランスをとるのも難しいため、多くの子が苦労しています。
近くにいた子に聞いてみました。
校長「小学校最後の席書会、意気込みは?」
6年生A「寒い・・・」
体育館用のストーブをつけましたが、開始時の室温は13℃。
「夢の実現」より、「冬の現実」の方が勝っているようです。。。
<5年生>
5・6校時は、5年生です。
最初に体育館の前方に集まって、心構えなどについて話を聞きます。
担任「それでは、校長先生からも一言をいただきます。」
突然の”振り”でしたが、「文字は心を表します。」などと話します。
5年生のお手本の文字は「希望の朝」です。
「希」も「望」も斜めになっている画があるので、形がとりにくいようです。
5年生にも聞いてみました。
校長「5年生の席書会、どう?」
5年生A「難しい・・・」
5年生B「つらい・・・」
忍耐も学んでいるようです。。。【校長】
ダイエット、しなきゃ・・・
今日から、本格的に授業が始まり、「学校の日常」が戻ってきました。
学校を回っていると、体育着を着ているわけではないのに、校庭に出ていく5年生たちを見かけました。
たぶん、何かがあるに違いありません。ついていってみました。
5年生たちは鉄棒の前に集まり、担任の話を聞いています。
担任が、鉄棒に何か引っ掛けています。
聞いてみると、「電磁石」で、乾電池1個ながら、強力な磁力が発生し、「ある程度の重さ」までは耐えることができるということでした。
「ある程度の重さ」というのが気になります。
5年生になると、かなり体格差が出てきます。
いろいろな子がぶら下がってみて、実験してみることになりました。
すると、何と、余裕でぶら下がることができます。すごい!
他の子がやってみても大丈夫です。
ランドセルを背負ったままでも大丈夫。「ある程度の重さ」というのは、相当な重さを指すようです。
担任「試してみたい子はいるかな〜?手を挙げてね。」
高学年になると、全員が希望するわけではありません。
「ある程度の重さ」を超えていたらどうしよう・・・という心理が働いてしまっているのでしょう。
しかし、何人かはトライ。どの子もぶら下がって、ちょっと楽しそうです。
少し、うらやましくなってきました。
校長も、おずおずと手を挙げてみます。
担任「校長先生も、実験、やってみるって!」
5年生たち「おぉ〜!」
校長「絶対、実験、成功させるぞ〜!」
5年生たち「イェ〜!!」
意味なく、場を盛り上げる校長。一抹の不安が心をよぎります。
意を決して、全体重をかけてみます・・・
「カシャン」
無情にも、磁石の外れる音が聞こえます。
担任「磁石が外れても、落下しないようにストッパーが付いているんだよ。」
というわけで、磁石が外れても安全なわけですが、多くの子たちの前で「ある程度の重さ」を超えていることを証明してしまった校長。
ちょっと・・・いえ、・・・かなり恥ずかしく、「穴があったら入りたい」心境になりました。
理科の実験とすれば「電磁石は、ある程度の重さまで耐えられる」ことを実証したことになるのですが…。ちょっと複雑な気持ちになりました。
教室に戻り、さらに電磁石の話を聞いている子供たちを見ながら、「今年こそ、ダイエット!!」との気持ちを固めた校長。「一年の計は元旦にあり」です!
校長室に戻ると、今日が3学期の給食開始日ということで、検食が置かれていました。
今日の給食は「七草スープ茶漬け」や「紅白フルーツ白玉」などの正月にちなんだ献立です。(詳しくは、こちら)
あまりのおいしさに、先ほどの決意が薄れ、すぐに完食した校長。
「今日は、縁起物だし仕方ないな・・・。」と心で言い訳してしまい、今年も「三日坊主」になりそうな予感がします。(苦笑)【校長】
3学期が始まりました!
新年、あけましておめでとうございます。
今年は、本校の開校150周年となる特別な年を迎えました。
本校の歴史に残る素晴らしい年にしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、ちょっと長めの冬休み明け、子供たちのスタートの様子を少しご紹介します。
今学期のめあてを立てている5年生たちです。
委員会やクラブ活動について書いている子が多く見られます。
だんだんと6年生から引き継ぎを受け始めている5年生。
最高学年が近付いた自覚が高まってきているのでしょう。
こちらは6年生。
係活動のメンバーを決めているところです。
毎学期行ってきた恒例の話し合いですが、いよいよ小学校最後の係活動となりました。
特に3学期は「小学校最後の○○」がついて回ります。
6年生の登校日は残り52日。1日1日、いや、1秒1秒を大切にしてほしいものです。
書き初めに取り組む2年生です。
これまでの練習の成果を生かし、お手本を見ながら、しっかりとした字形で書いています。
3年生からは、書き初めは毛筆になりますから、早くも「小学校最後の硬筆の書き初め」となります。
1画1画、気持ちを集中して臨んでほしいものです。
1年生は、校庭で、合同体育として、学年全体で「バナナおに」をして遊びました。
最初に、全員で集まって説明を聞きましたが、せっかく集まったこともあり、「各クラスのよいところ」を手を挙げて発表していました。
1年生A「うちのクラスは、あいさつを大きな声で言えます。」
1年生B「うちのクラスは、先生の話を前を向いて聞くことができます。」
1年生C「うちのクラスは、足の速い子がたくさんいます。」
なるほど・・・1年生の成長ぶりが伝わってきます。
1年生D「うちのクラスは・・・先生が優しいです。」
言われた担任は、「笑顔招福」状態です。
かわいい1年生に、私も声をかけてみました。
校長「今年もよろしくね。」
1年生E「校長先生、よいお年を。」
早くも年の瀬を迎えた気分です(笑)【校長】
令和4年度3学期始業式
本日(1月10日)の朝、3学期始業式をオンラインで挙行いたしました。
<開式>
<4年生による児童代表のことば>
<学校長の話>
今年度も残りわずかとなりました。1年を1とすると、残りは4分の1ほどの日数しかありません。
来年度に向けて、しっかりと準備をしていきましょう。
<校歌斉唱>
<閉式>
<転入生の紹介>
3学期から本校で一緒に学ぶことになった友達です。
一人ずつ自己紹介をしていただきました。
3学期も「笑顔招福」な毎日を送ることができるように願っています。
もういくつ寝ると・・・
今日は、2学期の最後の登校日。
終業式の様子は、前の記事でお伝えしていますので、それ以外の子供たちの活動についてお知らせします。
1時間目から年末の大掃除に取り組む3年生。流しのところで「冷た〜い」と絶叫する声が聞こえます。
1年生も全員総掛かりで教室をきれいにします。
6年生には、総合的な学習の時間で調べてきた「自分をみつめて」の最終プレゼンを行っている学級がありました。自分の将来就きたい職業についてスライドにまとめ、発表しました。
教師、警察官、医者、キャラクターデザイナー・・・、真剣に自分の将来を考えている子が多くて、聞き応えがありました。
最終日、お楽しみ会の時間を設定して遊ぶ学級もあります。寒さに負けず「増えおに」で遊ぶ5年生です。
6年生も「どろけい」で元気いっぱいに遊びます。
1年生は、学年でドッジボールです。
室内で「王様じゃんけん」で遊ぶ2年生。
昔遊びに興じる4年生の学級もありました。
冬休みには、Chromebookを持ち帰ります。充電コードの配布を受ける3年生たち。約束を守って、有意義に活用してほしいと思います。
2年生には、山都・潤徳小の池部校長先生直伝の錦鯉ネタ「こ・ん・に・ち・は〜」にハマって、私とあいさつすることが定番になっている学級があります。今日は、今学期最後の「こ・ん・に・ち・は〜」でお別れです。
下校時、昇降口に出ると、たくさんの子供たちが私のところに寄ってきて、「よいお年を!」、「ありがとうございました!」、「また3学期ね!」などとあいさつをしていってくれました。
何とかわいい本校の子供たち。
あと9回寝るとお正月、18回寝ると3学期の始業式です。
終業式で子供たちには、「笑顔招福」の冬休みを過ごすように伝えました。
今年の漢字は「戦」ということで暗い話題が多く感じましたが、来年は「笑」が選ばれるような年になってほしいものです。
児童のみなさん、保護者・地域の皆様、本校ホームページをご覧の皆様、よい年をお迎えください。【校長】
(東西潤徳小学校恒例の両校長の「定期オンライン連絡」によると、山都・潤徳小は、雪の影響の可能性を考え、昨日のうちに終業式を済ませておいたとのことです。実際に、今日はスクールバスが動かず、臨時休校になったようです。「クリスマス寒波」の影響を受けている地域は多いのでしょう。本校が予定どおり終業式を行うことができたのは全国的に見れば幸運なことなのかもしれないですね。→詳しくは、山都・潤徳小HPにて)
令和4年度2学期終業式
本日(12月23日)の朝、2学期終業式をオンラインで挙行いたしました。
<表彰の様子>
式に先立ち、表彰を行いました。
絵画で優秀な成績を収めた児童を顕彰しました。
<開式のことば>
<2年生による児童代表のことば>
教室で視聴している児童にとって、来年への希望や意欲につながる話となりました。
代表として選出された3名の児童は、全教室への動画配信ということで緊張したことと思いますが、その務めを立派に果たすことができました。 大変よくがんばりました。
<学校長の話>
校長からは、2学期における各学年の取組 について紹介がありました。
日常の学習風景や行事の様子が分かる写真を画面共有することで、視聴している児童にとっては他学年の様子を知る機会となりました。特に、下学年の児童は、5年生のもち米づくりや6年生の連合音楽会での活躍を知ることにより、上学年へのあこがれや尊敬の気持ちをもったことと思います。
そして、一人一人が「笑顔招福」な2学期となったのか振り返りました。
<校歌斉唱>
<閉式のことば>
<冬休み中の生活について>
終業式の後には、生活指導部の先生から冬休みの生活について話がありました。
この話を基に、各学級では、発達段階や学級の実態に応じて生活指導を行いました。
<情報モラルに関わる指導について>
冬休み中の一人1台端末(クロームブック)の取り扱いについて、情報主任の先生から話がありました。
クロームブックの約束を全校児童で確認を行いました。
一人一人の児童が、冬休みの意義を十分に理解し、心身共に健康で安全な生活を送ってほしいと思います。そして、希望と意欲をもって3学期の始業式を迎えられるようにと願っています。
ひと足早く、Merry Christmas!
2学期に登校するのは明日まで。
今年は、クリスマスの前に終業式を迎えることになります。
学校では、朝の児童集会からクリスマスモードになっています。
本校では、学期末に1・2年生を対象に、英語に堪能なリソースルームティーチャー(RRT)と担任等の協力による「英語に親しむ活動」を行っています。
今日は、1年生の活動の日です。1学期末以来、久し振りということになります。
1年生は、抜群の記憶力があります。
1学期末に教えてもらった、ハローソング、あいさつ(I'm fine! など)、数(one~ten)は簡単にクリアしていきます。
今回は、色を表す英語について学びます。
12色が示されました。中には「紫(purple)」など、ちょっと難しいものもあります。
さらに、絵本に出てくる動物などと組み合わせます。例えば「red bird」などです。
かなり難しいのですが、子供たちも頑張って発音しています。
最後は、RRTがクリスマスにちなんだ話をします。
衣装までサンタになりきっているRRT、クリスマスカードや欧米でのクリスマスの過ごし方など、文化にかかわる話も分かりやすくしていました。
1年生は、折り紙のクリスマスリース作りもしています。
2学期頑張った子のところには、きっとサンタさんが来てくれることでしょう。【校長】
児童集会「先生誰でしょうクイズ~クリスマスバージョン~」開催
本日(12月22日)の朝、オンラインで児童集会を行いました。
児童集会の内容は、「先生誰でしょうクイズ」です。
冒頭からクリスマスソングが流れ、全校児童の期待が高まります♪
ヒントとなる言葉が書かれた画用紙を提示する集会委員会のメンバー。
これは、教職員にインタービューをして、準備をしたものです。
画面越しでも、ヒントとなる言葉がはっきり目立つように、大きく、太く書きました。
低学年の子どもたちが読めるように、ふりがなも忘れません。
一つ一つに配慮が行き届いています。
動画を視聴する子供たちは、教室で大はしゃぎです。「〇〇先生かな?」「いや、〇〇先生じゃない?」
視聴する子供たちの答えが確定したころ、サンタクロースに扮したクイズの答えとなる教職員が登場します。
自分が予想した答えが正しいかどうかに加えて、教職員の服装とユニークな登場の仕方に教室は大盛り上がり。
集会委員会の児童が、「コロナ禍でも全校児童が安心・安全に楽しめるように」と工夫して開催する児童集会。
集会委員会の児童から出演の依頼があった教職員も、児童が楽しめるように趣向を凝らした演出を心掛けました。
みんなの力が一つとなり、本日の児童集会も大成功です。
集会委員会の皆さんのおかげで、全校児童が「笑顔招福」な一日のスタートを切ることができました。
本当にありがとう!!
(2016年4月から2018年3月まで)