日誌

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運動会オンライン配信事前練習会3

オンライン配信事前練習会も3日目の最終日。

今日は、2年生が練習を公開です。

今まで、「花笠音頭」を教室や体育館で繰り返し練習してきた2年生。

多くの子は、音楽に合わせて踊れるようになってきています。

今日は、校庭練習なので、隊形移動を確認します。

校庭のどの場所で踊ればいいのか、正確に覚えていないと、きれいな円形になりません。

何回も練習です。

オンラインでご覧いただいた皆様には、「ヤッショ、マカショ」の元気なかけ声が届いたのではないでしょうか。

そんなことを考えていたら、高幡不動駅の方に向かおうと、本校の前を通りかかった多くの方々が、校庭の柵の外で足を止めて子供たちの演技をご覧になっているのに気付きました。

運動会を通じて、地域の皆様に元気を届けられたらうれしく思います。【校長】

【研究授業】英語科でchromebookを活用する

 潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。

 本日5年生の英語科の研究授業を行いました。Unit名は、「This is my dream day.」様々な動作の表現を使い、夢の一日の過ごし方を英語で伝えられるようになることが目的です。

 まず、 毎回の授業のルーティンとして導入に行っている「日付」「天気の確認」を行いました。スライドの画像を教師が指さしながら、単語の練習をします。

 

 次に歌うGet up Song!では、朝起きてから夜寝るまでの表現を、ジェスチャーも入れながら歌います。

 最後に授業ルーティンで行っているアルファベットの指書きタイムです。ジャムボードにtとdの文字を書いて練習しました。ボードには、tのつく単語のイラストも貼り付けてあり、アルファベットだけでなく単語やフォニックスの練習も同時にしていきます。

 

 さて、いよいよ本時の学習です。

前時に学んだ日課の表現を再度聞き、表現を絵カードで復習したり、デジタル教科書で確認したりしました。

 「今日のめあては、 今までに学んだ表現を使いながら、夢の一日を英語で表現できるようになることです。ただし一つ条件があります…。『もしペットだったら、どんな夢の一日を過ごしたいですか。』」

どういうこと?と興味津々な子供たち。

 警備員をくぐり抜け美術館に入りたがる猫、子供たちに混ざって学校に生きたがる犬などの動画を見せました。実際の動画に子供たちは興味津々です。

「動物だって、美術館に行きたい!I go to museum. I like art.」など教師がスライドを使って、人間の生活に憧れるペットの様子を英語で話します。「ありえないよ〜!」と言いながらも子供たちはにこにこです。

「もしも自分がペットだったら」「どんな夢の一日を過ごしたいか」「1日のことを英語で話せるようになる」ことをめあてに、子供たちはジャムボードの絵カードを操作しながら、自分の考えを整理していきます。

好きな生き物を一匹選び、どんな一日がいいかなあと考えています。 

ピンクの付箋には、好きなことを詳しく記入していきます。In the afternoon I go to the amusement park. I like rollercoasters. (お昼には、遊園地に行きます。私はジェットコースターが好きです)  

デジタル教科書を開き、お手本を聞きながら、スピーチの練習をします。一人一台あるので、自分が練習したいところを繰り返し聞くことができます。

  

ペアでの発表では、お互いにジャムボードを見ながら発表をし合いました。ジャムボードを作成するときに十分に自分の考えを練ることができたので、自信をもって発表することができました。 

 

 授業後は、帝京大学教育学部初等教育学科長福島健介先生を講師にお招きし、協議会を行いました。福島先生からは、共同・協同・協働学習の違い、外国語科の授業としてのあり方、ICTを用いた時間と空間を越えた学びについて講義をしていただきました。本校の研究テーマにある「主体的」「学び合い」とは一体どういうことなのか、再度検討していく必要があると感じました。 主体的とは単なる「やる気」ではなく、自ら学びを組み立てていく自己調整の力を高めることを言います。また、学び合いとは形式的な物ではなく、ねらいと子供の姿を鑑みて判断をするものであるということを教えていただきました。今日の授業をふまえて、さらなる授業改善を図っていきます。

運動会オンライン配信事前練習会2

台風14号の影響もなくなりましたので、今日は、予定どおり、校庭での公開練習です。

1・2校時は、3年生。

団体競技の「潤徳ハリケーン」や50m走の練習です。

たぶん、子供たちの応援の歓声がオンラインで届いたことと思います。

教育実習生も、オンライン配信の方法について学び、保護者等の皆様から申請を受けると「承諾」する作業を行っていました。

3・4校時は、1年生の公開練習です。

40m走と玉入れの練習に取り組みました。

徒競走系の種目は、子供たちが一瞬で通り過ぎていくので、オンライン配信がとても難しいです。

どこに配信用のタブレットを設置するか・・・当日まで悩みそうです。【校長】

5年生家庭科 そうじ実習の様子

本日、5年生家庭科の授業では、そうじ実習をしました。

いつもの掃除時間では取りきれないホコリやゴミを見つけて、一生懸命掃除をしました。

 

下の写真は、校長室を掃除している様子です。

掃除を一生懸命がんばっている子どもたちにはご褒美として、校長先生の椅子に座らせてもらいました。

 

 

 

下の写真は、校長先生と一緒に机拭きをしている様子です。

 

 

最後にみんなで敬礼!!

 

 

 

校長室以外にも、クラスで分担して1階と2階の廊下掃除をしました。

がんばって掃除をした5年生、立派でした。

 

運動会オンライン配信事前練習会

今年度の運動会は、保護者等の皆様に運動会の進行状況をリアルタイムでお伝えできるよう、オンライン配信の準備を進めています。

今日は、事前練習会の1日目。

本来、校庭での練習を公開する予定でしたが、台風14号の影響で、体育館練習の公開に切り替えました。

1・2時間目は、4年生が「エイサー」の練習をしているところを公開です。

急に体育館練習の公開になったので、撮影場所を決めるのも一苦労。

4年生は、肋木(ろくぼく)の上にカメラを置き、保護者等の方から参加の申請があると、「承認」の操作を行っていました。

この「承認」が手作業でないとできないので、少しお持ちいただく場合が出てしまいます。

私も、職員室で、オンライン配信ができているか確かめてみました。

離れていても、体育館での練習の様子がバッチリ映っています。

3・4時間目は、5年生の「綱引き系」の団体競技の練習です。

単なる「綱引き」ではないようなので、グループに分かれて相談を始めていますが・・・。

ヒソヒソ話の内容が分からないのがオンライン配信の欠点かもしれません。(苦笑)

5・6時間目は、6年生の「潤徳ソーラン」の公開練習です。(準備のトラブルがあり、公開時刻が遅くなってしまいましたことをお詫びいたします。)

画面上でも、6年生の迫力ある踊りの様子が伝わりましたでしょうか?

明日、明後日も、1〜3年生の公開練習が予定されています。

接続練習も兼ねて、ぜひ、オンラインにご参加ください。【校長】

台風14号の影響を避けながら・・・

日本列島を縦断するコースで、大きな影響を与えた台風14号。

C4th Home&School及び本校ホームページにて、三連休明けの教育活動について通常どおり行うとの情報提供をさせていただきましたが、子供たちの登校に際し、安全配慮へのご協力をいただき、ありがとうございました。

私も、学校施設の確認を行ったり、登校時のパトロールなどを行いました。

先週末から、1年生が大事にしているあさがおの鉢に転倒防止のためのスズランテープを巻いていました。

そのため、被害は最小限でした。

遮蔽物のない、浅川の河川敷やふれあい橋などで強風が吹くことが心配でしたが、それほど強い風は吹いておらず、降雨もなしで、ひと安心です。

子供たちも、「校長先生、おはようございま〜す!」と、いつものとおり、元気いっぱいです。

最近は気象庁だけでなく、多くの民間会社が天気予報を出していますので、この三連休中は、複数の情報をとりながら、通常どおりの教育活動を行う判断をしましたが、児童や教職員が目の前にいるわけではないので、情報伝達には難しさを伴いました。

とにかく、登校に際し、大きな影響がなかったのは幸いでした。

学校に戻ると、2時間目の頃から激しい雨となり、校庭はあっという間に池のようになってしまいました。

この雨が登校時に直撃していると、子供たちにも影響が出ていたかもしれません。

朝のパトロール中に、たくさんの保護者の方が、子供たちを送ってくださっている姿をお見かけしました。

本当にありがとうございました。【校長】

【重要】台風14号の教育活動への影響について2

(画像は気象庁のHPで9/19の午後4時に発表されたものです。)

大型の台風14号が山陰地方付近を北東に進んでいます。

明日の朝、台風14号は北陸地方から東北地方に進んでいると予想されており、日野市からは離れた場所にあると考えられます。また、現時点での気象情報によりますと登校時間帯には数mmの降水や風速10m程度の風が吹くことが予報されているものもありますが、登校することは可能と判断し、通常どおりの登校とします。しかし、風がいつもよりも強いことが予想されますので、気を付けて登校するように子供たちへの声掛けをよろしくお願いします。
なお、登校について心配がある場合は、明日の朝に学校にご連絡ください。【校長】

【重要】台風14号の教育活動への影響について1

(画像は気象庁のHPで9/18の午前6時に発表されたものです。)

大型で非常に強い台風14号が、九州の南海上を北北西に進んでいます。
現在のところ、東京近辺を通過するおそれは低いようですが、今後の進路や勢力によっては、大きな影響が出ることも考えられます。
20日(火)の教育活動については、まだ、台風の状況を注視している段階で、決定していることはありませんが、19日(月)から20日(火)の朝にかけて、学校の対応についてお知らせすることを考えています。
C4th Home&School及び本校ホームページにて情報を確認していただきますようお願いいたします。

九州や西日本で大きな被害が出ないことを祈るばかりです。【校長】

2年生 図書館見学

2年生の生活科の学習で、「日野市立高幡図書館」に見学に行きました。

2年生では、私たちの生活を支えてくれる公共施設のよさや、それらを支えている人々について知るために、「みんなでつかう町のしせつ」を学習します。

 

 

 はじめに、職員の方から、図書館の利用について説明がありました。

「本は一度に何冊借りられるでしょう?3択クイズです。1番【10冊】2番【20冊】3番【30冊】」

「学校の図書室は、2冊だから、一番近い10冊かな」。

「こういうときは、真ん中の20冊。」

「さすがに30冊はないでしょ。」

とつぶやきながら、正解だと思う番号に手を挙げます。

 

「正解は、30冊です」

との答えに、「えー!」と驚く子供たちでした。

 

オープン前の図書館を、じっくり見学させていただきました。児童書コーナーは、低学年・中学年・高学年に分かれていました。本選びがスムーズにできそうです。

大好きな本を見つけて喜ぶ子や、

「私はもう、こっちの高学年の棚も読めるよ。」

と得意げな子もいました。

 

子供向けの本が並ぶ棚は手に取りやすいように低く設計してあること、大人が読む本は、児童書の本棚よりも背が高いことを教えていただき、「本当だ。」と、自分たちよりもずっと背の高い棚を見上げながら歩きました。10万冊もの本があることを知り、

「それは絶対にメモしなきゃ!」

とたんけんボードに挟んだメモ用紙に、分かったことを一生懸命書いていました。

 

高幡図書館には2階もあります。普段図書館を利用する子も、上は見たことがないという子がほとんどでした。

お話会や読み聞かせをしてくださる部屋、目の不自由な人でも読書を楽しめるように対面朗読をしている朗読室、誰でも使える学習スペースなど、図書館には様々な工夫がしてあることを学びました。

 

普段は入ることのできない事務室や、書架も見せていただきました。このような場所も見させていただけるのは、生活科見学の醍醐味です。

 

見学を終えた後、何人かの子供たちが

「今日早速カード作ってもらって、借りにこようかな」

と話していました。

今回の見学を通して、読書に親しむとともに、公共施設を大切にし、正しく使ってくれるような大人に育っていってほしいなと願っています。

 

高幡図書館の皆様、本日は開館前のお忙しい時間に貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

(人数の関係上、本日は1・3組が見学に行きました。2組が見学する日は、9月29日の予定です)

 

はじめてのChromebook

日野市では、2学期から、1年生がChromebookを使用できるようになりました。

本校でも、使用を開始しています。

自分用の端末を前に興奮を隠せない1年生たち。

そこに、6年生が教室の中に入ってきます。

パソコンは、初期設定が難しいものです。ましてや、カタカナがようやく使えるようになった1年生では、自力で設定することは困難です。

6年生は、「助っ人」として、1年生のサポートを行ってくれるのです。

6年生と1年生は、1学期に行った体力テストの際にペアを組み、6年生が1年生の記録をとっています。

この体力テストのペアで、初期設定や基本的な操作方法の確認を行います。

久々の再会に「元気〜?」などとあいさつを交わす6年生と1年生。

まずは、パスワードの入力。

6年生は、キーの場所は教えますが、入力は1年生自身で行います。

1文字1文字、緊張しながらキーボードを押していきます。

続いて、クラス単位で学習内容や課題の運営・管理を行う、「クラスルーム」に入る準備をします。

6年生A「クラスルームのショートカットを作っていいですか?」

6年生B「クラスコードは、もう、入力するんですか?」

さすが、6年生。

1年生にとっては「宇宙語」にも思えるような専門用語も軽く使いこなしながら、1年生に指示を出していきます。

続いて、手入力の設定です。

低学年は、キーボード入力はまだ難しいので、直接、文字を画面に書いて認識させる手入力が中心です。

今回は、手入力した言葉からインターネットに接続する練習をしてみました。

「うさぎ」と手入力して検索すると、うさぎの写真が出てきて、大喜びの1年生。

慣れているはずのサポート役の6年生も一緒に「かわいい!」などと目を細めています。

本校では、これまでも「異年齢交流」を大事にしてきていますが、こうした新たな取組で一層交流を深めていきたいと考えています。

1年生も、自分の端末を卒業まで使いますから、大事に扱ってほしいと思います。【校長】

挑戦!運動会オンライン配信!!

昨日、今年度の「運動会のご案内」、「運動会オンライン配信について」、「GoogleMeetへの参加方法」の3点をC4th Home&Schoolにて配信しました。

今回の運動会は、昨年度のような入れ替え制ではなく、基本的には、「いつでも、どこでも」ご覧いただけるように計画しています。

しかし、コロナ禍以前の「超密」な状態は、感染防止の観点から避けたいと考えています。

そこで、運動会の進行状況をリアルタイムでお伝えし、ピンポイントで参観することも可能にできるように、運動会のオンライン配信を準備しています。

今日は、教員が実際に校庭に出て、システムの確認を行いました。

体育主任の教員の説明を聞き、実際にタブレットを操作して、ライブで受信できるか確認します。

保護者等の皆様から「オンラインに参加したい」と申請があると、学校側のタブレットでは一定の作業を行わなければなりません。その手順などについて入念に確認です。

教員は、SEなどの専門家ではなく、「ずぶの素人」ですから、一つ一つ、手探りで確認していきます。

それでも、何とかよりよい運動会にしたいとの思いで取り組んでいます。

9/20から9/22にかけて、テストを兼ねて、運動会練習の様子をオンライン公開します。

練習の様子を公開することはめったにありませんから、考えようによっては、本番より貴重なライブ中継になるかもしれません。

保護者等の皆様にとりましても、本番に向けたオンライン申請の練習になると思いますので、ぜひ、「公開練習」にアクセスしてみてください。

なお、あくまで、オンライン配信の目的は、運動会の進行状況をお伝えすることですので、定点で撮影した映像のみの配信になります。

そのため、お子様が演技する場所によっては、「豆粒」のような大きさしか映らなかったり、そもそも、「映っていない」ということもあり得ます。

カメラマンがいるわけではありませんので、その点はご容赦くださいますようお願いいたします。【校長】

運動会練習本格化3!

今日は、6年生が体育館にて初めての学年合同練習です。

小学校最後の運動会となる6年生。プログラムの「大トリ」となる「潤徳ソーラン」に挑みます。

6年生も運動会実行委員(ソーランリーダー)が体操をしたり、手本を示したりして、自主的に練習を進めます。

「基本姿勢」が腰を落とすことの多い「潤徳ソーラン」。

校長の私なら、明日、筋肉痛になること間違いなしです。

2時間、みっちりと練習し、決めポーズもバッチリ!(・・・と思ったら、ちょっとピンぼけ。すみません。)

今後もハードな練習が予想される6年生ですが、最高学年としてふさわしい演技を期待したいものです。【校長】

運動会練習本格化2!

今日の運動会の「公式練習」割当は4年生と5年生です。

4年生は体育館で「エイサー」の練習です。

これまで、各学級の「踊(おど)リーダー」を中心に、教室などで練習してきているので、体育館での全体練習も順調に進んでいます。

練習を仕切るのは、各学級の代表の運動会実行委員の子供たち。

やらされる練習ではなく、自分たちでどうしていくか考える自主的な練習を目指します。

校庭では、5年生が「綱引き系」の競技の練習です。

単なる綱引きの競技ではなく、ルールに工夫を加えて、作戦も重要な競技になっていくということです。

今日の練習は、基本的な綱の引き方を確認しているとのことで、全貌はまだシークレットです。

どうなることやら・・・【校長】

運動会練習本格化!

運動会まで、あと1か月を切り、今日から、校庭や体育館の学年ごとの使用割当に基づいた「公式練習」の期間に入りました。

1時間目は、3年生が校庭で、徒競走の走順の確認を行い、実走をしていました。

2時間目は、2年生が体育館で、花笠音頭の練習をしていました。これまで、各教室で基礎練習を行っていますので、多くの子がしっかりと踊れるようになっています。

3時間目は、1年生が玉入れの練習をしていました。カゴに入った子は大喜びです。

玉入れには「ダンスパート」もあるので、1年生の半分の児童は、体育館で踊りの猛特訓です。

今日以降、子供たちが体育館や校庭で過ごすことが多くなりそうです。まだまだ暑い日も多いので、水筒や汗ふきタオル等の準備のご協力をよろしくお願いいたします。【校長】

虫を追いかけて・・・

9月6日に1年生が生活科の「秋みつけ」で大木島公園に出かけました。

ところが、夏を思わせるような気候で、特に秋の虫などは、期待したほどは見付からなかったということを、先日、記事に載せました。(関連記事は、こちら

3日後の今日、今度は、3年生が理科の授業で、虫捕りに浅川の河川敷に出かけました。

本来、先週、虫捕りに行く予定だったのですが、天候不良で延期になってしまっていたこともあり、3年生は心待ちにしていて、「校長先生も一緒に行こうよ〜!」と行く前からハイテンションです。

「たくさん捕まえられるといいね!」

などど、子供たちに声をかけつつも、1年生の「不作」を知っている校長。目的が達成できるか、ちょっと心配です。

そこで、3年生の様子を見に行きました。

ふれあい橋を渡ると、3年生が、虫捕り網や虫かごなどを持って、走り回っているのが見えます。

河川敷に降りてみると、校長に気付いた子供たちが殺到してきます。

3年生A「校長先生、バッタ捕まえた!」

3年生B「見て〜!コオロギだよ!」

3年生C「黄色いチョウを素手で捕まえたよ!」

興奮気味に校長にアピールする子供たち。

校長が、草むらを踏み分けると、何匹もバッタやコオロギが逃げ出していきます。

これは、虫の宝庫です。

1年生が出かけた大木島公園と3年生が虫捕りをしている浅川河川敷は100mほどしか離れていません。

ちょっと場所が変わるだけでも、これだけ生物環境が変わるのかと、びっくりしました。

中には、自分の背丈より高い草むらの中に分け入っていく子もいます。

校長も、子供たちと一緒に虫を追いかけ、しばし、童心に帰りました。

10cm以上の大物を捕まえた子もいて、子供たちも満足だったようです。 

学校に戻ってきた子供たちの持っていた虫かごの中には、コガネグモ、カマキリ、トノサマバッタ、コオロギが一緒に入っているものもありました。

食物連鎖の縮図を見ているようです。【校長】

9月の避難訓練

8・9月の学校だよりでもお伝えしましたが、本校では様々な想定で、避難訓練を毎月行っています。

本日は、火災を想定した避難訓練を実施しました。

校内で出火する可能性が高い場所としては、給食室や家庭科室が挙げられます。その2部屋から出火したことを想定した避難訓練は、1学期に実施しました。今回は、「学校に近接している住宅から出火し、延焼の恐れがあること」を想定した避難訓練を試みました。

学習している場所は、教室とは限りません。校庭や体育館、図工室などの特別教室で学習をしている場合もあります。どこで学習していたとしても、出火場所から離れた様々な経路を使って、速やかに校庭に避難をすることができるようにすることが大切です。

本日も、子供たちは落ち着いて避難することができました。

 

 曇りや雨の日が続いているので、校庭はいつもよりも湿っていました。

児童は、各教室から上履きのまま避難します。入室するときには、靴の底の汚れをしっかり落とします。

地域や保護者の皆様から寄贈いただいたタオル。本日も大いに活用させていただきました。

 

災害の状況に応じて、適切に避難することができるようにするために、今後も工夫を凝らして訓練を重ねてまいります。

はじめはトントン、手をはなしてドンドン

2学期の大きな行事、運動会まで、ちょうどあと1か月となりました。

各学年とも運動会に向けた準備を始めているのですが、2学期にはもう一つの大きな行事、展覧会があります。

展覧会は、計画的に作品づくりを進めていかなければなりませんから、運動会と同時並行で準備を進めています。

4年生は、展覧会に向け、「楽しい船」の作品を制作します。

詳しい内容は、まだ、ナ・イ・ショの段階ですが、制作過程には釘打ちやのこぎり引きを行うところがあります。

図工室に行くと、ちょうど、釘打ちの基本を学んでいました。

 

釘打ちに初めて挑戦する子も多いようで、

「校長先生、ちょっと怖い・・・。」

とボソッとつぶやいている子もいます。

 

図工専科が演示をしながら説明していきます。

何よりも、安全が第一です。

黒板には、

くぎ・・・まるい頭とにらめっこ

かなづち・・・はじめはトントン、手をはなしてドンドン

くぎぬき・・・おしりをドスン、手前にたおす

と書かれています。

特に、金づちで、指を叩いてしまったら、大きなけがにつながります。

「安全の呪文」をしっかり頭に入れて作業することがで大事です。

その後は、練習用の木材に釘打ちをする練習をします。

釘を3本打って、その3本を釘抜きで取ることを繰り返します。

最初は怖がっていた子も、慣れてくると、リズムよく釘打ち、釘抜きができるようになります。

でも、慣れた頃がかえって心配です。

「校長先生、見て〜!うまく打てた!!」

と話しかけてくる子が多くなるのですが、どう見ても、釘から目を離し「まるい頭とにらめっこ」になっていません。

集中力を保って、けがなく、安全に作業を進めてほしいと思います。【校長】

将来の夢は、小学校の先生・・・かなぁ?

昨日の全校朝会で、校長の話として、教育実習生の紹介を兼ねながら、「自分の夢をもち、それに向かって努力することの大切さ」について話をしました。

今どきの小学生の夢は、

<男の子>

第3位 医師  第2位 野球選手  第1位 サッカー選手

<女の子>

第3位 保育士  第2位 看護師  第1位 医師

とのことです。(出典:日本FP協会「小学生『将来なりたい職業ランキング』2021」)

全校朝会でも、このランキングの結果を子供たちに話したのですが、校長としては、本校の子供たちが将来のことをどのように考えているのか気になるところです。

そんなことを考えながら校内を歩いていると、6年生の教室で、子供たちが真剣に自分の端末を見て作業しているのが目に留まりました。

中に入ってみると、板書に「自分を見つめて」と書いてあります。

自分が将来「働く」という意識をもち、興味のある職業について調べる、総合的な学習の時間の授業のようです。

子供たちがまとめているプリントを見ていると、年収や勤務形態、必要な資格等について、インターネットで調べながら書き出しています。

子供たちの調べている職業をのぞいてみると、理学療法士、ゲームクリエイター、騎手、獣医師、ファッションデザイナー・・・など、様々です。

考えてみると、6年生が義務教育を受けるのは、あと3年半ほど。

その後は、社会に巣立つこともできるわけです。

真剣に調べる6年生の様子を見て、大人が考えるより、子供たちの方が将来のことをまじめに考えているように感じました。

ところで、昨日の全校朝会で、教育実習生の紹介をしながら、どうしたら学校の教員になれるかと少し触れたので、6年生が学校の教員のことをどのくらい調べているか気になったのですが、調べているのはごく少数の児童だけのようでした。

「小学校の先生、素晴らしい仕事なんだけどな〜」とちょっと複雑な心境になりました。

日本の将来の教育が少し心配です。。。【校長】

将来の夢は、小学校の先生です!

今から数十年前の某小学校の2年2組の教室。

一人の教育実習生が実習の最終日を迎えていました。

子供たちへの最後の挨拶を終えると、こらえきれず泣き出す教育実習生。

その周りを取り囲んだ子供たちも全員で大泣き・・・。

何か、ドラマの1シーンのようですが、この教育実習生が校長である私。自らの原点です。

教員免許取得のためには必ず教育実習を行う必要があります。

言い方を変えれば、教員免許の数だけ、教育実習のドラマがあるわけです。

今週から、本校では、小学校の教員を目指す大学生の教育実習生を受け入れました。

まずは、在籍学級となる3年3組で、緊張の自己紹介です。迎え入れる子供たちの方も緊張気味です。

給食も一緒にとり、生活を共にします。小学校の生活リズムをつかむことも大事な実習です。

今朝は、朝会で、全校児童に挨拶。リモート朝会なのがちょっと残念でした。

教員の最も重要な職務は授業を行うこと。今まで授業を受ける側だったのが、授業を行う側になりますから、本校の教員の授業を見て、大事なポイントを学んでいきます。

実習期間は、9月30日までの4週間になります。

この間、在籍学級だけでなく、様々な学年や専科の授業を見学したり、校長を含めた多くの教員が講義を行ったりして、全教員で教育実習生を育てていきます。

教育実習の後半には、実習生自身が自分で授業を行っていくことになります。

「プロ」として、授業を行うことの難しさも学んでほしいのですが、何より、人間の成長に寄与することができるという、教職の素晴らしさ、やりがいを感じ、「小学校の教員になりたい」という夢を現実のものにしてほしいと思います。

私たちも「後輩」を一生懸命育てていきたいと考えています。【校長】

大木島公園リターンズ

ちょうど4か月前の5月6日。

この日は、1年生の遠足で大木島公園に出かけ、春を見付ける活動を行いました。

校長にとっても、本校で初めての遠足の引率。

入学してまだ1か月の1年生たちと一緒に楽しく過ごしたことを昨日のことのように思い出します。

そして、今日は、再び1年生が生活科の学習として大木島公園に出かけました。

目的は「秋みつけ」。

前回の遠足のときは、春を探したのですが、今回は、秋にちなんだものを探します。

とは言っても、今日は台風11号の影響もあって、強い南風が吹き、気温が高く、夏を思わせるような天候になってしまいましたが、何らかの秋を感じさせるものはあるはずです。

いざ、「秋みつけ」スタート!

すると、早速、バッタを見付け、捕獲している子がいます。

トンボをうまく捕まえる子もいました。

秋と言えば、昆虫ばかりだけではありません。どんぐり集めをする子も見られます。

しかし、圧倒的に人気のある場所は、水場の周りです。

さきイカを餌に、ザリガニ釣りに挑戦する子もいました。

中には、水の中にドボンと入って、全身びしょ濡れの子も・・・。

(事前の着替えや古靴等の準備のご協力、ありがとうございました。)

「校長先生、何も捕まらなかった・・・。」

と、淋しげにしている子もいましたが、秋に触れることが大事で、結果ではありません。

春の遠足のときより、活発に動いている子が多く、この4か月の成長を感じることができました。

春の遠足以来、久し振りに大木島公園に来る子もいたようです。季節の変化を肌で感じてほしいと思います。【校長】