日誌

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心と体はつながっている?

先週から今週にかけて、今年度最後の身体計測が行われています。

今日は、3年生の計測の日です。

計測の前に養護教諭から保健指導がありました。

今日のテーマは、「心を落ち着けるにはどうすればいいか」ということです。

養護教諭「心と体ってつながってると思う?」

首をひねる子供たち。

でも、緊張した時におなかが痛くなったり、悲しい時に涙が出てきたりするという説明を受け、納得の表情です。

「カッとした時に思わず手が出てしまう」という体の反応が出てしまうこともあります。

このような反応は、相手に迷惑をかけてしまいます。

そのため、自分の気持ちをコントロールしていくことが大事です。

いわゆる「アンガーマネジメント」について学びます。

自分のことを振り返って、カッとなったときにはどうしていたか考える子供たちです。

そういう時の対処方法の説明を受けます。

「深呼吸する」

「その場から離れる」

「自分で励ます」

実際に、保健室で起きた実例などを紹介しながら、具体的に気持ちを落ち着ける方法を学びました。

 

そして、今年度最後の測定です。

心身とも著しく成長する3年生。1年間で、どのくらい成長したでしょうか。

 

3年生は「ギャングエイジ」で、友達と一緒に活動することが多くなる時期です。関わる機会が多くなるということは、トラブルになる可能性も増えるということになります。

今日、学んだことを生かし、自分の心をコントロールして、上手に友達関係を築いてほしいと思います。【校長】

点字でコミュニケーション!

今日は、市の中央図書館の2名の職員の方においでいただき、4年生を対象とした「点字学習」が行われました。

2名のうち、1名の方は全盲でお仕事をされているとのことで、白杖の使い方や点字ブロックで歩く時の様子など、分かりやすく説明していただきました。

最近は、「音がなくなっている」ことで、やりにくさを感じるとのお話がありました。

例えば、今は、お店で並んでいても、電子決済等により店員さんと一言も話さずに買い物ができてしまうことがあります。目の不自由な方からすると、声のコミュニケーションがなくなっていることで、前に並んでいる方が買い物が終わっているのか分からなくなることがあるとのことです。

確かに、便利さの裏側で、「声を出す」ことが少なくなり、このことで不便を感じられる方がいらっしゃることに気付きました。

続いて、点字について説明をいただきました。

紙、点字用の定規、点筆を使って、素早く点字を打っていく様子を見せていただきました。

写真ではちょっと分かりにくいですが、「じゅんとくしょうがっこう4ねん4くみ」と書いてくださっています。

点字には細かい約束が決まっています。その約束を守っていけば、4年生でも点字を打つことができます。

4年生も定規と点筆を貸していただいて、自分の名前や簡単な自己紹介、質問などを点字で打っていきます。

でき上がると、前に持っていって、実際に点字でコミュニケーションです。

「好きな食べ物は何ですか?」

「私はアーティストになりたいです。」

など、点字を使ってたくさんの交流ができました。

子供たちから、「一番困っていることは何ですか?」との質問が出ました。

「目が見えないから何もできないと思われるのが一番困ります。」との答えでした。

今日、点字を使って、意思の疎通が図れたことは、子供たちにとって、学びの大きい時間になったことと思います。

4年生は、昨日は、「あすチャレ!ジュニアアカデミー」で、パラアスリートの方にお話を伺いました。

今後、車いす体験を行う予定もあります。

共生社会ということに視野を広げてほしいと思います。【校長】

 

P.S. 今日の午前中、市役所に出張に出かけたのですが、その際に、ある出来事が・・・。(詳しくは、山都・潤徳小ホームページにて)

全校朝会

本日(1月17日)の朝、オンラインで全校朝会を開催いたしました。

 

まずは、皆で朝のご挨拶をいたしました。

 

 

次に、校長先生からのお話です。

 

 冒頭、童謡「一年生になったら」の動画を視聴しました。

 

来年度より学級編成の基本方針を変更することについて、子供たちに資料等を用いて説明しました。

この件の詳細は、本日の9時にC4th Home&Schoolで保護者の皆様にお便りを配信いたしました。

 

最後は、生活指導主任の先生からの1月の生活目標についてのお話です。

1月の生活目標は、「自分から元気に挨拶をしよう」と「持ち物に、名前が書いてあるか確かめよう。」の2つとなります。

 

今月も、「笑顔招福」な毎日を過ごすことができるように、校長先生との3つの約束(何でも一生懸命頑張ること、自分も周りの人も大切にすること、他の人の話を真剣に聞くこと)を守って生活しましょう。

 

人生初授業!

昨年の11/28から、本校で1年間にわたる特別教育実習をスタートした東京教師養成塾生。(詳しくは、こちら

年が明けて、今日は、現在担当している2年生の学級で国語の授業を行いました。

人生で初めての授業です。

内容は「カンジーはかせの大はつめい」です。
漢字を部分に分け、漢字クイズを解いたり、作ったりする授業です。

自作の「2つの漢字を合体させる機械」の上から「門」と「日」を入れると・・・

「間」になって下から出てくるというものです。

ルールが分かったところで、実際に2つの漢字を1つにしてみます。

「田」と「力」で「男」、「石」と「山」で「岩」となります。

今度は、自分で問題を作ってみます。

本校でも端末の利用を積極的に進めている2年生。

まだ、端末を使い始めてから1年も経っていないのですが、空欄には「テキストボックス」を使って、手書きではなく、ワープロで文字変換して入力している子も何人かいました。

特に指示しているわけではないのですが、自在に使いこなしている子供たちの技量にびっくりです。

互いに作った問題を閲覧し、コメントを送付して、交流をしていました。

自分自身の教育実習の時は、まずは、チョークを使って板書し、自作の教材で子供たちの興味をひくということを考えていましたが、今日の授業では一切チョークを使わないなど、昔とは状況が一変しています。

特に本校では、児童の端末を積極的に活用することをスタンダードにしていますので、人生初の授業からICT機器を活用するように指導しています。

とは言っても、緊張するのは誰でも同じ。

授業が終わってホッとする塾生の姿が印象的でした。

これから、授業する教科、回数が増えていきます。

しっかりと基礎・基本を学んでほしいと思います。【校長】

中学校に向けて・・・わくわく!

本校での登校日数が50日を切った6年生。

進学する中学校への期待や不安が高まる時期です。

今日は、6校時に三沢中学校の生徒会の4名の生徒と担当の先生2名が来校し、体育館にて「小中交流会」が開催されました。

 

4名の生徒のうち、3名は潤徳小学校の卒業生です。

会の最初は「私のこと、覚えてますか~?」というフレンドリーな呼びかけからスタートです。

 

6年生の子供たちにとって不安なことは、小学校と比べて、中学校では生活がどのように変わるかということでしょう。

授業時間が50分になること、中休みはないこと、教科担任制になることなどをスライドを使って分かりやすく説明してもらいました。

 

給食の紹介もありました。

揚げパン、おでん、ミートソース、カツカレーなど、子供たちの好きそうな給食の写真が紹介されます。

食べ物の効果は絶大。子供たちの目が輝きます。

確かに、とてもおいしそうです。

 

行事の紹介もありました。

司会「奈良・京都の修学旅行では、恋バナもできますよ!」

まさに、青春!という感じです。

 

途中、クイズも織り交ぜながら、中学校生活への関心を高めていて、生徒会のみなさんの説明の工夫が見られました。

 

そして、子供たちの関心が高い、部活動の紹介です。

運動部の紹介では、高度な実技を披露する部もあって、子供たちから歓声が上がりました。

 

文化部の紹介でも演奏や作品の紹介などがあり、とても楽しそうです。

多くの部活で強調されていたのが、先輩、後輩関係なく、仲良く活動しているということでした。

「先輩の言うことは絶対!」という風潮はずいぶん少なくなっているようです。

 

配布してもらった資料と映像を真剣に見ている子供たち。

自分の中学校生活をイメージしているのでしょう。

6年生の3学期は、小学校を離れたくないという思いと、中学校生活への憧れが入り混じる独特な時期です。

様々なことを考え、自分の成長につなげてほしいものです。

 

三沢中学校の生徒会のみなさんも、大変分かりやすく、子供たちの興味を引く説明をしてくれました。

「あのような中学生になりたい」というモデルを示してくれたように感じます。

本校の6年生の何人かも、きっと、2年後くらいに生徒会の説明者として戻ってきてくれることでしょう。

期待したいものです。【校長】

席書会(中学年編)

本日(1月13日)の午前中、3・4年生が体育館で席書会を行いました。

 

<3年生>

1・2校時は、3年生です。 

毛筆による書写の学習は、3年生から始まります。

もちろん、体育館での席書会も初めての3年生。

心もち緊張した面持ちで取り組んでいるように感じました。

 

 

今年度、初めて毛筆に触れた児童も多かったことと思います。

そのような中、子供たちは、「始筆、送筆、終筆」などの書き方に気を付けて、毛筆で「お正月」を書くことができました。

 

<4年生>

3・4校時は、4年生です。

4年生のお手本の文字は「元気な子」となっています。

 

本校の中学年が、毛筆の学習でお世話になっている講師の土方囂々先生から「特に、『気』の文字の形を整えることが難しい。」とお話をいただきました。「気」の4画目の「そり」は、「折れ」や「曲がり」のように、穂先の位置を移動させる必要があります。子供たちのみならず、毛筆に慣れていない大人でさえも難しい高度な技が必要とされます。また、「気」の5画目の始筆の位置も、概形を整える上で重要となるようです。

 

子供たちは、常日頃から土方囂々先生からご指導いただいている注意点を一つ一つ確認するように、慎重に取り組みました。

席書会(高学年編)

年末年始は、日本の伝統文化に触れる機会が多くあります。

書き初めもその一つでしょう。

本校では、今日が高学年、明日が中学年が体育館に一堂に会し、学年全体で書き初めに取り組む「席書会」を行います。

<6年生>

3・4校時、6年生が体育館に集まりました。

「小学校最後の席書会」です!

とは言っても、6年生は、3年生のときから経験していますから、もう4回目。

慣れた手つきで準備をしていきます。

 

6年生のお手本の文字は「夢の実現」です。

特に1文字目の「夢」は、画数が多く、バランスをとるのも難しいため、多くの子が苦労しています。

 

近くにいた子に聞いてみました。

校長「小学校最後の席書会、意気込みは?」

6年生A「寒い・・・」

体育館用のストーブをつけましたが、開始時の室温は13℃。

「夢の実現」より、「冬の現実」の方が勝っているようです。。。

 

<5年生>

5・6校時は、5年生です。

最初に体育館の前方に集まって、心構えなどについて話を聞きます。

 

担任「それでは、校長先生からも一言をいただきます。」

突然の”振り”でしたが、「文字は心を表します。」などと話します。

 

5年生のお手本の文字は「希望の朝」です。

「希」も「望」も斜めになっている画があるので、形がとりにくいようです。

 

5年生にも聞いてみました。

校長「5年生の席書会、どう?」

5年生A「難しい・・・」

5年生B「つらい・・・」

忍耐も学んでいるようです。。。【校長】

ダイエット、しなきゃ・・・

今日から、本格的に授業が始まり、「学校の日常」が戻ってきました。

学校を回っていると、体育着を着ているわけではないのに、校庭に出ていく5年生たちを見かけました。

たぶん、何かがあるに違いありません。ついていってみました。

5年生たちは鉄棒の前に集まり、担任の話を聞いています。

 

担任が、鉄棒に何か引っ掛けています。

聞いてみると、「電磁石」で、乾電池1個ながら、強力な磁力が発生し、「ある程度の重さ」までは耐えることができるということでした。

「ある程度の重さ」というのが気になります。

5年生になると、かなり体格差が出てきます。

いろいろな子がぶら下がってみて、実験してみることになりました。

 

すると、何と、余裕でぶら下がることができます。すごい!

 

他の子がやってみても大丈夫です。

 

ランドセルを背負ったままでも大丈夫。「ある程度の重さ」というのは、相当な重さを指すようです。

担任「試してみたい子はいるかな〜?手を挙げてね。」

高学年になると、全員が希望するわけではありません。

「ある程度の重さ」を超えていたらどうしよう・・・という心理が働いてしまっているのでしょう。

しかし、何人かはトライ。どの子もぶら下がって、ちょっと楽しそうです。

少し、うらやましくなってきました。

校長も、おずおずと手を挙げてみます。

担任「校長先生も、実験、やってみるって!」

5年生たち「おぉ〜!」

校長「絶対、実験、成功させるぞ〜!」

5年生たち「イェ〜!!」

意味なく、場を盛り上げる校長。一抹の不安が心をよぎります。

 

意を決して、全体重をかけてみます・・・

「カシャン」

無情にも、磁石の外れる音が聞こえます。

担任「磁石が外れても、落下しないようにストッパーが付いているんだよ。」

というわけで、磁石が外れても安全なわけですが、多くの子たちの前で「ある程度の重さ」を超えていることを証明してしまった校長。

ちょっと・・・いえ、・・・かなり恥ずかしく、「穴があったら入りたい」心境になりました。

理科の実験とすれば「電磁石は、ある程度の重さまで耐えられる」ことを実証したことになるのですが…。ちょっと複雑な気持ちになりました。

 

教室に戻り、さらに電磁石の話を聞いている子供たちを見ながら、「今年こそ、ダイエット!!」との気持ちを固めた校長。「一年の計は元旦にあり」です!

 

校長室に戻ると、今日が3学期の給食開始日ということで、検食が置かれていました。

今日の給食は「七草スープ茶漬け」や「紅白フルーツ白玉」などの正月にちなんだ献立です。(詳しくは、こちら

あまりのおいしさに、先ほどの決意が薄れ、すぐに完食した校長。

「今日は、縁起物だし仕方ないな・・・。」と心で言い訳してしまい、今年も「三日坊主」になりそうな予感がします。(苦笑)【校長】

3学期が始まりました!

新年、あけましておめでとうございます。

今年は、本校の開校150周年となる特別な年を迎えました。

本校の歴史に残る素晴らしい年にしたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

さて、ちょっと長めの冬休み明け、子供たちのスタートの様子を少しご紹介します。

今学期のめあてを立てている5年生たちです。

委員会やクラブ活動について書いている子が多く見られます。

だんだんと6年生から引き継ぎを受け始めている5年生。

最高学年が近付いた自覚が高まってきているのでしょう。

こちらは6年生。

係活動のメンバーを決めているところです。

毎学期行ってきた恒例の話し合いですが、いよいよ小学校最後の係活動となりました。

特に3学期は「小学校最後の○○」がついて回ります。

6年生の登校日は残り52日。1日1日、いや、1秒1秒を大切にしてほしいものです。

書き初めに取り組む2年生です。

これまでの練習の成果を生かし、お手本を見ながら、しっかりとした字形で書いています。

3年生からは、書き初めは毛筆になりますから、早くも「小学校最後の硬筆の書き初め」となります。

1画1画、気持ちを集中して臨んでほしいものです。

1年生は、校庭で、合同体育として、学年全体で「バナナおに」をして遊びました。

最初に、全員で集まって説明を聞きましたが、せっかく集まったこともあり、「各クラスのよいところ」を手を挙げて発表していました。

1年生A「うちのクラスは、あいさつを大きな声で言えます。」

1年生B「うちのクラスは、先生の話を前を向いて聞くことができます。」

1年生C「うちのクラスは、足の速い子がたくさんいます。」

なるほど・・・1年生の成長ぶりが伝わってきます。

1年生D「うちのクラスは・・・先生が優しいです。」

言われた担任は、「笑顔招福」状態です。

 

かわいい1年生に、私も声をかけてみました。

校長「今年もよろしくね。」

1年生E「校長先生、よいお年を。」

早くも年の瀬を迎えた気分です(笑)【校長】

令和4年度3学期始業式

本日(1月10日)の朝、3学期始業式をオンラインで挙行いたしました。

 

 <開式>

 

<4年生による児童代表のことば>

 

 

<学校長の話>

 

今年度も残りわずかとなりました。1年を1とすると、残りは4分の1ほどの日数しかありません。

来年度に向けて、しっかりと準備をしていきましょう。 

  

<校歌斉唱>

 

 

<閉式>

 

 

<転入生の紹介>

3学期から本校で一緒に学ぶことになった友達です。

一人ずつ自己紹介をしていただきました。

  

3学期も「笑顔招福」な毎日を送ることができるように願っています。

もういくつ寝ると・・・

今日は、2学期の最後の登校日。

終業式の様子は、前の記事でお伝えしていますので、それ以外の子供たちの活動についてお知らせします。

1時間目から年末の大掃除に取り組む3年生。流しのところで「冷た〜い」と絶叫する声が聞こえます。

1年生も全員総掛かりで教室をきれいにします。

6年生には、総合的な学習の時間で調べてきた「自分をみつめて」の最終プレゼンを行っている学級がありました。自分の将来就きたい職業についてスライドにまとめ、発表しました。

教師、警察官、医者、キャラクターデザイナー・・・、真剣に自分の将来を考えている子が多くて、聞き応えがありました。

最終日、お楽しみ会の時間を設定して遊ぶ学級もあります。寒さに負けず「増えおに」で遊ぶ5年生です。

6年生も「どろけい」で元気いっぱいに遊びます。

1年生は、学年でドッジボールです。

室内で「王様じゃんけん」で遊ぶ2年生。

昔遊びに興じる4年生の学級もありました。

冬休みには、Chromebookを持ち帰ります。充電コードの配布を受ける3年生たち。約束を守って、有意義に活用してほしいと思います。

2年生には、山都・潤徳小の池部校長先生直伝の錦鯉ネタ「こ・ん・に・ち・は〜」にハマって、私とあいさつすることが定番になっている学級があります。今日は、今学期最後の「こ・ん・に・ち・は〜」でお別れです。

下校時、昇降口に出ると、たくさんの子供たちが私のところに寄ってきて、「よいお年を!」、「ありがとうございました!」、「また3学期ね!」などとあいさつをしていってくれました。

何とかわいい本校の子供たち。

 

あと9回寝るとお正月、18回寝ると3学期の始業式です。

終業式で子供たちには、「笑顔招福」の冬休みを過ごすように伝えました。

今年の漢字は「戦」ということで暗い話題が多く感じましたが、来年は「笑」が選ばれるような年になってほしいものです。

児童のみなさん、保護者・地域の皆様、本校ホームページをご覧の皆様、よい年をお迎えください。【校長】

 

(東西潤徳小学校恒例の両校長の「定期オンライン連絡」によると、山都・潤徳小は、雪の影響の可能性を考え、昨日のうちに終業式を済ませておいたとのことです。実際に、今日はスクールバスが動かず、臨時休校になったようです。「クリスマス寒波」の影響を受けている地域は多いのでしょう。本校が予定どおり終業式を行うことができたのは全国的に見れば幸運なことなのかもしれないですね。→詳しくは、山都・潤徳小HPにて)

令和4年度2学期終業式

本日(12月23日)の朝、2学期終業式をオンラインで挙行いたしました。

 

<表彰の様子>

 

式に先立ち、表彰を行いました。

絵画で優秀な成績を収めた児童を顕彰しました。

 

<開式のことば>

 

<2年生による児童代表のことば>

 

教室で視聴している児童にとって、来年への希望や意欲につながる話となりました。

代表として選出された3名の児童は、全教室への動画配信ということで緊張したことと思いますが、その務めを立派に果たすことができました。 大変よくがんばりました。

 

<学校長の話>

 

校長からは、2学期における各学年の取組 について紹介がありました。

日常の学習風景や行事の様子が分かる写真を画面共有することで、視聴している児童にとっては他学年の様子を知る機会となりました。特に、下学年の児童は、5年生のもち米づくりや6年生の連合音楽会での活躍を知ることにより、上学年へのあこがれや尊敬の気持ちをもったことと思います。

そして、一人一人が「笑顔招福」な2学期となったのか振り返りました。

 

<校歌斉唱>

 

 

<閉式のことば>

 

 

<冬休み中の生活について>

 

 

終業式の後には、生活指導部の先生から冬休みの生活について話がありました。

この話を基に、各学級では、発達段階や学級の実態に応じて生活指導を行いました。

 

<情報モラルに関わる指導について>

 

 冬休み中の一人1台端末(クロームブック)の取り扱いについて、情報主任の先生から話がありました。

クロームブックの約束を全校児童で確認を行いました。

 

 一人一人の児童が、冬休みの意義を十分に理解し、心身共に健康で安全な生活を送ってほしいと思います。そして、希望と意欲をもって3学期の始業式を迎えられるようにと願っています。

 

ひと足早く、Merry Christmas!

2学期に登校するのは明日まで。

今年は、クリスマスの前に終業式を迎えることになります。

学校では、朝の児童集会からクリスマスモードになっています。

 

本校では、学期末に1・2年生を対象に、英語に堪能なリソースルームティーチャー(RRT)と担任等の協力による「英語に親しむ活動」を行っています。

今日は、1年生の活動の日です。1学期末以来、久し振りということになります。

1年生は、抜群の記憶力があります。

1学期末に教えてもらった、ハローソング、あいさつ(I'm fine! など)、数(one~ten)は簡単にクリアしていきます。

今回は、色を表す英語について学びます。

12色が示されました。中には「紫(purple)」など、ちょっと難しいものもあります。

さらに、絵本に出てくる動物などと組み合わせます。例えば「red bird」などです。

かなり難しいのですが、子供たちも頑張って発音しています。

最後は、RRTがクリスマスにちなんだ話をします。

衣装までサンタになりきっているRRT、クリスマスカードや欧米でのクリスマスの過ごし方など、文化にかかわる話も分かりやすくしていました。

1年生は、折り紙のクリスマスリース作りもしています。

2学期頑張った子のところには、きっとサンタさんが来てくれることでしょう。【校長】

児童集会「先生誰でしょうクイズ~クリスマスバージョン~」開催

本日(12月22日)の朝、オンラインで児童集会を行いました。

児童集会の内容は、「先生誰でしょうクイズ」です。

冒頭からクリスマスソングが流れ、全校児童の期待が高まります♪

 

ヒントとなる言葉が書かれた画用紙を提示する集会委員会のメンバー。

これは、教職員にインタービューをして、準備をしたものです。

画面越しでも、ヒントとなる言葉がはっきり目立つように、大きく、太く書きました。

低学年の子どもたちが読めるように、ふりがなも忘れません。

一つ一つに配慮が行き届いています。

  

動画を視聴する子供たちは、教室で大はしゃぎです。「〇〇先生かな?」「いや、〇〇先生じゃない?」

 

視聴する子供たちの答えが確定したころ、サンタクロースに扮したクイズの答えとなる教職員が登場します。

自分が予想した答えが正しいかどうかに加えて、教職員の服装とユニークな登場の仕方に教室は大盛り上がり。

集会委員会の児童が、「コロナ禍でも全校児童が安心・安全に楽しめるように」と工夫して開催する児童集会。

集会委員会の児童から出演の依頼があった教職員も、児童が楽しめるように趣向を凝らした演出を心掛けました。

みんなの力が一つとなり、本日の児童集会も大成功です。

 

集会委員会の皆さんのおかげで、全校児童が「笑顔招福」な一日のスタートを切ることができました。

本当にありがとう!!

がんについて理解を深めよう

我が国では、一生のうち2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死亡すると言われています。

がんは珍しい病気ではなく、誰もが罹患する可能性があることから、子供のうちからがんについて理解を深めることが重要です。

そのために「がん教育」が推進されています。

本校では、本日、東京都立多摩総合医療センターの皆様のご協力をいただき、6年生を対象にした、がんの講話をしていただきました。

お話をいただく講師の方は、現場に立たれている看護師の方です。ご自身のお子さんが6年生とのことで、子供たちにも身近に感じられたことと思います。

豊富なデータを基に話が進められます。

・日本人が罹患するがんの種類の第1位は大腸がん、第2位は肺がん、第3位は胃がんである。

・部位別がん死亡数の第1位は男性が肺がん、女性が大腸がんである。特に男性は、喫煙者の発がん率が非喫煙者の約5倍である。

・がんは、全ての臓器で発生する。がん細胞は10~20年かけて成長するが、倍々で増えていくので、腫瘍が大きくなると、短期間で一気に増殖する。

・「5年生存率」は、初期の「Ⅰ期」だと92.8%であるが、進行した「Ⅳ期」になると13.5%に低下してしまう。

・早期発見のためには、がん検診が有効であるが、ほとんどの部位のがんの検診率が5割に満たない状況である。

がん患者の方は、吐き気や体の痛みで辛いことに加え、将来の不安や治療費の心配など心の辛さもあることに触れ、チームで患者さんの心や体の辛さを和らげるように努めていると、現場の看護師の方ならではのお話もいただくことができました。

まとめると、がん予防には、次のことが大事とのことです。

「がんは、早く見付かれば治りやすい。早く見付けるには、定期的に検診を受けることが大切」

「禁煙、節酒、バランスの良い食事、適度な運動、適正体重を維持すること」

(これらの全てに気を付けると、男性で43%、女性で37%、リスクが低下するとのことです!)

「感染検査やがん検診を受けること」

講師の先生のお話の後、近くの児童同士で、振り返りを行い、全体に発表をしました。

担任「今日のお話を伺って、自分たちにできることはどのようなことがありますか。」

6年生A「だらだらと生活せず、運動にも取り組もうと思いました。」

6年生B「運動に加え、栄養素をしっかりとる必要があると思いました。」

6年生C「習い事のコーチに、たばこをやめるように言おうと思いました。」

 

講師の先生は、子供たちに、今日学んだことをおうちの方にも伝えてほしいと訴えておられました。

家族ぐるみで、がんの予防に努めたいものです。

 

今回は、いつもとはちょっと違い、シリアスかつアカデミックな記事になりました。

それもそのはず…。

講師の先生「がんの罹患率は、男性の場合、50代から急激に上昇していきます・・・」

真剣にならざるを得ません。【校長】 

1・2年生のおもちゃランド【やっぱり、異学年交流って、いいですねぇ】

先日、2年生が1年生を招待して開催した「おもちゃランド」の様子をお伝えします。

 

2年生の生活科では、身近にある材料を利用して、友達と相談したり、自分なりに工夫したりしながら、おもちゃを作る学習をします。10月から何を作ろうか考え、材料を集め、作ったり、友達同士でアドバイスし合ったりしながら、1年生に楽しんでもらえるおもちゃを試行錯誤しながら作ってきました。

 

そして12月16日、いよいよ本番の日がやってきました。

 

筒に入ったプラスチック容器を後ろから押して、ポン!とロケットのように跳ばすおもちゃ。

「こうやって、ポン!って思い切り押してみて!」

  

パタパタうちわであおいで、紙袋の魚を走らせるおもちゃ。

「そうそう、その調子!」

 

段ボールで作ったダイナミックなコース。頑張って作ったことが伝わってきます。「やってみたい!」とたくさんの1年生が集まってきました。

  

こちらは魚釣りのグループ。

「今からタイムをはかるからね、じゅんびはいい?」

時間内に何匹とれるか、ルールを工夫したようです。1年生、たくさん取るぞと真剣なまなざし。

  

ビー玉迷路です。トンネルや、坂道や、障害物があって、楽しんで遊べるように工夫してあります。

「あともうちょっと!がんばれがんばれ」

 

1年生2クラスずつ順番に来てもらい、2時間のおもちゃランドが終了しました。

 

「あ~がんばりすぎて疲れちゃった!」

「まだやりたい!」

「緊張したけど、1年生が喜んでくれて良かった!」

「1年生の思い出になるようにって、すごく頑張った!思い出になったと思う!」

 

清々しい顔の2年生でした。

 

1年生は教室に戻った後、

「やっぱり2年生ってすごいなあ。」

と話してくれていたそうです。

 

2年の担任は
「やっぱり、異学年交流って、いいですねぇ」

と異口同音で振り返りました。普段見られないような子供たちの姿が、そこにあるからです。

 

2年生の頼もしくて、優しくて、いつもよりちょっとだけ大人びた顔つきに、こんな表情も見せるのかと、担任たちも驚きました。そして、遊んでいる最中にも、より楽しめるようにルールを工夫したり、1年生が持ち帰れる手作りのお土産を作ったりする主体的な姿に感心しました。

 

1年生の担任は、お兄さんお姉さんの話をよく聞いて順番を守って仲良く遊ぶ姿に、感心したそうです。 

 

そして、次の日、2年生の教室にはちょっとしたサプライズがありました。

 

1年生からのメッセージです。

「あ!僕のおもちゃについて書かれてる!」

「うちのおもちゃ、結構人気じゃん」

嬉しそうな顔です。

 

1年生が感謝の気持ちをもって、一生懸命書いてくれたことが伝わってきました。

この日を迎えるまで、たくさん試行錯誤してきました。喜んでもらえて、本当に良かったね、ともう一度2年生の子供たちをたくさん褒めました。

今日の学びを糧に、さらに頼もしく成長していってほしいと思います。

電気の通り道

3年生は、理科の学習で、乾電池に豆電球をつなぎ、電気を通すものと通さないものがあることや、電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があることなどを学んでいます。

今日、授業の様子を見た学級では、この性質を使った工作をしていました。

信号です。ちゃんと、「青・黃・赤」で色分けされて点灯します。

ドラゴンです。口の中が光り、火を吐くように感じられます。

動く灯台です。土台の紙の上についているアルミホイルの上を通るときだけ通電するので、灯台の明かりが点く仕掛けです。

子供たちの発想力には感心させられます。

電気の性質を理解した子供たち。ミニクリスマスイルミネーションなどに挑戦してみても面白いかもしれませんね。【校長】

子供は風の子

今朝、学区内を自転車でパトロールしていると、何人もの登校中の子供たちから、「校長先生、氷!」と話しかけられました。

それもそのはず、今朝の日野の最低気温は−1℃とのこと。(体感的には、もっと寒いくらいに感じましたが…。)

しかし、子供たちは、学校で元気に活動しています。

ちょっと、体育の様子をご紹介しましょう。

 

1年生、みんなで、うさぎのようにジャンプです!

次回のワールドカップでアルゼンチン撃破をねらう2年生、「潤徳のメッシ」こと校長(自称)と真剣勝負です!

4年生はポートボールです。シュートをナイスブロック!

6年生は、東京五輪で正式種目となった、バスケットボール(3x3)に取り組んでいました。

 

2学期も今週を残すのみですが、体調を崩して欠席している子も増えてきています。「子供は風邪の子」とならないよう、食事・睡眠・運動に気を付け、健康維持に努めてほしいと思います。【校長】

帝京大学の学生による児童観察2

11/30付けのホームページの記事で、帝京大学の学生による1回目の児童観察の様子についてお伝えしました。(その時の記事は、こちら

今日は、2回目の児童観察日です。

 

まずは、朝のうちに、時間割などを確認して、観察の予定を立てます。

 

今日は、2年生が1年生を招待して一緒に遊ぶ、生活科の「おもちゃランド」が開かれたので、自然に学生たちも集まってきます。

 

観察中ですが、遊びに誘われる学生たち。

 

「ゴムでっぽう」で、的に当てる様子を見ています。

 

学生の様子を見に行ったはずなのに、結局、我慢できず、一緒に遊んでしまう校長。

 

6年生が算数で「年代別のインターネット利用率」などのグラフを見て、自分の考えを発表し合う場面を興味深く観察しています。

 

休み時間の「なわとび週間」の様子を見る学生。「私の小学生の時もありました。」とのこと。

 

午後の授業のない学生は、子供たちと一緒に給食です。

 

給食後に「質問タイム」になる学級も…。

 

この2回の児童観察が、大学での学びにつながることを願っています。【校長】

(児童観察後、大学の担当の先生から、メールをいただきました。大学では、児童観察で学んだことを下の写真のように、グループワーク等で活用しているそうです。)

戦争体験伝承者による学校平和講話会

日野市では、今年度、「戦争体験伝承者による学校平和講話会」を各学校で実施しています。

今日の5時間目は、5・6年生を対象に本講話会が開催されました。

1945 年(昭和 20 年)3 月 10 日未明、東京の下町をたった 2 時間半で焦土と化し、10 万人もの命を奪った東京大空襲。

講話会では、被災された方の実体験を基に、伝承者の方がお話をしてくださいました。

お話の中では、かなり生々しい表現や空襲時を描いた絵の紹介などもあり、子供たちも真剣な面持ちで聞き入っていました。

お話の最後には、クイズも入れていただきました。

例えば、「焼夷弾の爆発したときの温度は?」などです。

子供たちは示された選択肢の中から手を挙げていました。

ちなみに、正解は「約800℃」だそうです。

空襲のあった2時間半の間に約32万本もの焼夷弾が落とされたそうです。

特に6年生は、現在、社会科で戦争の時代を扱っているところ。

平和について、この機会にしっかりと考えてほしいと思います。【校長】