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No Japanese,Only English!
本校のALT(外国語指導助手)が今年度から新しい方になりました。
昨年度までは、日本人のALTでしたので、子供たちは日本語ですぐに質問等ができるメリットはあったものの、違う国の方に自分の英語が通じるという実感はもちにくい面がありました。
しかし、新しくお見えになったALTの方はフィンランド出身とのことで、子供たちも今までのように簡単に日本語を使うわけにはいかないという緊張感が漂います。
実際には、かなり日本語がお上手な方なのですが、授業中は基本的には英語のみで話しますので、子供たちも一生懸命ヒアリングしなければなりません。
外国語専科「Any question?」
6年生の場合、今まで習った外国語のフレーズを使って、ALTへの質問にトライする子もいます。(限られた人数ですが・・・)
こうして、英語を通じてコミュニケーションをとることは、中学校で本格的に英語を学習する前に、とても貴重な経験になりそうです。
一方、今年度から「外国語活動」として、英語を中心とした外国語でのコミュニケーションの学習を始めた3年生たち。
ただでさえ、英語を使うということで戸惑っているのに、いきなりALTに話しかけられて、なかなか目を合わせて会話できません。
今日は、自分の好きなことに関する自己紹介のカードを書き、英語でスピーチする準備を進めます。
本当はALTに伝えたいのに、なかなか話すことができません。
そこで、とりあえず英語ルームをふらふらしている校長に、いつものように話しかける3年生たち。
3年生A「校長先生、わたし、ドラえもんが好きなんだ~。」
しかし、
校長「Oh, no!ワタシ、ニホンゴ、ワカリマセ~ン!」
予想もしない校長の反応に、思いっきり固まる3年生たち。
3年生B「日本語、使っちゃいけないみたいだよ・・・。」
そうです。言語の習得のためには、ある程度、追い込まれる環境が必要です。
もちろん、まだ3年生ですから、オールイングリッシュというわけにはいきませんが、特に耳と口を働かせて、聞き取ろう、伝えようとする意欲を高めさせたいと考えています。【校長】
雨の日の休み時間に・・・
今朝は強風が吹き、ちょっと荒れた天気です。
久々にまとまった雨となり、休み時間は校庭では遊べません。
先週から、夏を思わせるような陽気となってきており、本校では暑さ指数(WBGT)の数値を測り始めました。そのうえで、毎日、放送で校庭使用の可否を伝えるようになっています。
もちろん、今日は、WBGT以前に、雨で校庭は使えませんが。
ようやく、休み時間、校庭で遊べるようになった1年生たち。
さぞかし、淋しそうにしているだろうと思い、教室に行ってみると・・・
全くそんなことはなく、むしろ、各教室から大きな笑い声が聞こえてきます。
「新一プロジェクト」で仲良くなった6年生たちが、ほぼ自動的に1年生の教室に来て、一緒に遊んでいるからです。
輪投げで遊んでいますが・・・
むしろ、6年生の方が真剣?
けん玉も人気コーナーです。
うまく玉が皿に乗ると、6年生に教えています。
完全に人間関係ができた6年生と1年生たち。
おんぶや抱っこをしたい6年生たちとされたい1年生たち。
利害が一致しています。
1年生は甘え放題です。
そんな折、神妙な面持ちで、集会委員たちが校長室を訪ねてきました。
集会委員A「これからやる集会のことについて考えているんですけど、校長先生の名前を借りてもいいですか?」
校長「え、ひょっとして、今年も『アレ』、やるの?」
「アレ」とは昨年度、全校を夢中にさせた「ドッキリ集会」のこと。
(詳しくは、ドッキリ集会①、ドッキリ集会②、ドッキリ集会③)
集会委員B「まだ、詳しいことは決まってないんですけど、校長先生の名前は使いたいな・・・と。」
校長「まさか、『イク王』じゃないよね?」
集会委員AB「あはは・・・」
笑顔で話す集会委員ですが、核心部分は全く校長に教えようとしません。
昨年度も、当日まで校長も詳細を知らない企画でしたが・・・。
今年度も裏で着々と「子供たちがつくる学校プロジェクト」が進行しつつあるようです。【校長】
遠足(2年)
今日は、2年生が遠足に出かけます。
行き先は、多摩動物公園です。
朝から晴れ渡り、絶好の遠足日和です。
出発の前に校長からの挨拶です。
校長「昨日の夜は、何の動物を見ようか考えていたら、楽しみすぎて、あまり眠れなかったよ。今日は、パンダを見ようかな〜!」
2年生たち「え〜、いな〜い!」
去年、1年生のときに、校長との会話のパターンができ上がっている2年生たち。
ボケに対して、タイミングよくツッコミを返します。(笑)
子供たちの大好きな動物列車に乗ります。
校長「これは、もしかして、シカ?」
2年生たち「あはは⋯。校長先生、絶好調!」
ギャグの応酬をしている間に、短い一駅の旅が終わります。
多摩動物公園のスタートは定番の「どうぶつのあしあと」から。
様々な動物の足跡をたどる子供たちです。
多摩動物公園は、危険な場所もなく、低学年の遠足に適していますが、心配なのは迷子。
今日は、12校の学校や園が来場するとのこと。
最初に全体説明を聞き、その後はアフリカ園内でのグループ行動になりますが、各グループは腕時計を持ち、自分たちで判断をして動きます。
中には、時計係の子の腕時計が見付からず、あわてるグループも。
校長「時計をなくしたグループは、ほっとけい!」
笑うゆとりもないようですが、他のグループの子が、落ちていた腕時計を拾ってくれて、ひと安心。
迷子防止のもう1つの作戦は、自分の好きな動物を描いて、帽子に貼っておくこと。
テープが貼ってあると、潤徳小の子だということが分かるようにしました。
帽子で迷子防止⋯(笑)
グループ行動開始です。
人懐っこく、子供たちに近付いてくるキリンを間近で観察です。
各グループは「観察カード」を持っています。
2年生ですから、学習にもつなげます。
2年生A「うわぁ、舌が長〜い!」
新たな発見もあります。
校長の遊び心は止まりません。
校長「ゾウさんポーズお願〜い!」
校長「フラミンゴポーズお願〜い!」
校長の要望に片足立ちで必死にこらえる2年生たち。
ライオンバスには乗らないので、双眼鏡からライオンの様子を観察します。
まだ11時過ぎですが、ランチタイムです。
子供たちは、おなかがペコペコのようで、大きな口を開けてほおばっています。
お弁当の後は、全体行動でアジア園を見学します。
鳥類の猛禽類のケージには、ワシやタカなどが悠然と立っています。
校長からの「ワシのポーズ」に応える子供たち。
校長「わしの名前はワシじゃ!」
疲れのためか、子供たちの反応は鈍くなり、校長のギャグの切れ味も落ちていきます。
校長「馬って、草ばかり食べて、ウマいのかな?」
2年生たち「⋯」
子供たちの反応がほとんどなくなったあたりで動物園を後にしました。
2年生B「疲れたけど、もう少し動物見たかったなぁ⋯」
初夏の陽気で、子供たちはかなり疲れたようですが、楽しい1日になったようです。
校長も2年生用のギャグをずっと考えていて、疲れました。
遠足が終わったら、すぐに1年生と3年生の保護者会で、校長からの挨拶をしなければならないのに⋯。
ギャグモードから切り替えないと!
保護者のみなさま、遠足の準備に加え、時計係の児童には腕時計の持参のご協力をいただき、ありがとうございました。【校長】
潤徳アナウンサー、いざ、録音!
今日は、先週の「潤徳アナウンサー公開ルーレット大抽選会」で決定した子供たちの「ひの新選組まつり」の宣伝録音収録日です。
【3年生】
3年生の「潤徳アナウンサー」は、京王線高幡不動駅の宣伝担当です。
録音にあたっては、駅からお借りした「赤外線センサー式録音再生機」を使います。
これは、「人感センサー」が通行人が通過したことを察知し、自動で録音を流すというものです。
3年生の潤徳アナウンサーは、すでに自宅で練習を繰り返し、宣伝原稿を暗記してくるほどのやる気を見せていましたが、この「赤外線センサー式録音再生機」の録音時間は10秒以内と決まっています。
そこで、タイマーを目に前にし、10秒以内に読み切るという、まさにプロのアナウンサーと同じ条件での録音となりましたが、「TAKE 4」で本人も納得する録音を行うことができました。
ちょっといたずら心が湧き、3年生の下駄箱の上に再生機を置いてみました。
すると、下校時に靴を取ろうとすると、急にアナウンスが流れ始めてびっくりする子供たち。
なかなか便利な機械です。
【4~6年生】
4~6年生の代表アナウンサー6名は、多摩都市モノレールの高幡不動駅、万願寺駅の担当です。
クラブ活動終了後、全員で一緒に収録場所の高幡不動駅に移動します。
校長も久々に担任時代を思い出し、全員を駅まで引率です。
はやる気持ちを抑えつつ、駅の階段を上る代表アナウンサーたち。
駅事務所に入ると、本格的な放送機器を前にして、緊張を隠せないアナウンサーたち。
練習の原稿読みにも力が入ります。
多くのギャラリーに見守られる中、本番の収録です。
6人の代表アナウンサーは、高幡不動駅グループと万願寺駅グループの2つに分かれて収録します。
こちらは、高幡不動駅グループです。
「TAKE2」で納得がいく録音ができました。
続いて、万願寺駅グループの収録です。
「3・2・1、アクション!」
校長の無言の動作にも力が入ります。
固唾を飲んで見守る引率教員たち。
市の産業振興課、多摩都市モノレールの関係職員の皆様も温かく見守ってくださいました。
万願寺駅グループは「TAKE3」で納得のいく録音ができました。
2グループとも「THE FIRST TAKE」とまではいきませんでしたが、本校を代表するアナウンサーとして、大きく、はっきりした声で宣伝することができました。
普通は入ることができない駅事務所の中で、本格的な録音ができたことは子供たちにとっても貴重な経験になったことと思います。
緊張の収録が終わって、ホッとした代表アナウンサーと関係教職員です。
大役、お疲れさまでした。
今のところ、「ひの新選組まつり」当日まで駅構内放送が流される予定です。
【京王線 高幡不動駅】
駅の準備ができ次第、「赤外線センサー式録音再生機」の前を通過すると、終日、アナウンスが流れます。
【多摩都市モノレール 高幡不動駅、万願寺駅】
4/28(月)から、通勤ラッシュを避けた、10時~16時の間、毎時0分、15分、30分、45分にアナウンス放送が流れます。
GWにお出かけの際などで、関係の駅を利用される際、潤徳アナウンサーたちの放送に耳を傾けてはいかがでしょうか。【校長】
遠足(4年)
今日は、1~4年生のトップを切って、4年生が遠足に出かけます。
行き先は高尾山です。
校長からは、遠足のめあての確認とともに、5年生になったときの八ヶ岳移動教室の練習にもなることを伝えました。
電車の中でも静かに過ごせています。
公共のマナーもバッチリです。
登山路は1号路を使います。
最初は元気な子供たちですが⋯
10分も歩かないうちに、だんだんと列の間が開いていきます。
4年生たち「休憩、まだ〜!」
スタートしたばかりですが⋯
しかし、ふと、山道の脇に目をやると、きれいな花がたくさん咲いています。
また、ウグイスの鳴き声なども聞こえます。
高尾山にも新緑の季節の訪れを感じさせます。
中腹まで登ると視界が開けてきます。
関東平野に向かって「ヤッホー!」と叫ぶ子供たちです。
途中の難所、男坂では108段の階段が子供たちの前に立ちふさがります。
校長の頭の中は108つの煩悩が浮かびます。
日本遺産の高尾山といえば天狗。
天狗ポーズをキメる子供たちです。
そして、いよいよ頂上に着きました。
高尾山を踏破し、喜び爆発です!
なぜ、山頂に着いて大喜びしているかというと、それは待ちに待ったお弁当タイムだからです。
富士山はかすんで見えないものの、自然に囲まれながらのランチは最高です。
頑張った子供たちには、ごほうびで、下山はリフトに乗ります。
これを楽しみにしていた子たちも多いようです。
キャーキャー言いながら、次々乗っていきます。
リフトからは八王子市街が一望です。
しばしの空中散歩を楽しみました。
無事に帰校し、やりきった表情の子供たちです。
クラス替えをしてから、まだ2週間も経っていませんが、仲良く協力して過ごすことができました。
頼もしく育ってくれそうです。
保護者の皆様、お弁当をはじめ、遠足の準備にご協力いただき、ありがとうございました。【校長】
「潤徳アナウンサー」公開大抽選会!
今週の月曜日の全校朝会で、校長から、5/10(土)、11(日)に行われる「ひの新選組まつり」について、本校児童の録音によるPR宣伝放送を京王線の高幡不動駅、多摩都市モノレールの高幡不動駅、万願寺駅で流すという依頼があり、3年生以上に「アナウンサー」の募集をかけたところ、以下のとおり、短期間の間にたくさんの児童の応募がありました。
3年生17名(京王線 高幡不動駅で構内放送予定) 代表児童は1名
4年生15名、5年生24名、6年生23名(多摩都市モノレールの高幡不動駅または万願寺駅で構内放送予定) 代表児童は各学年2名ずつ
ということで、給食の時間に「潤徳アナウンサー公開ルーレット大抽選会」を開催しました。
校長室から抽選の生中継です。
当然、校長は校長室にいたので、教室の様子は分からなかったのですが、担任等からの話を聞くと、教室は大変なことになっていたようです。
ルーレットを見ながら、当たるように願う子供たち。
自分のクラスの子が当たると大絶叫!
大変な騒ぎです。
担任まで祈る始末。
6年生はもう給食どころではありません・・・。
(黙食じゃなくてすみません。。。)
公開抽選会で決まった代表アナウンサーたちは、来週、録音に臨む予定です。
高幡の地に本校児童の声が響くことになりそうです。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】委員長紹介集会
今朝は、本校の11の委員会の委員長による児童集会がリモートで行われました。
多目的室から各教室への生中継となります。
6年生の各委員長は、自分の名前、今年度の決意などを宣言します。
委員長たちは、自分の委員会を引っ張るとともに、中央委員会のメンバーでもあるため、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の中核として全校を動かす存在でもあります。
下級生たちも、各委員会の取組について耳を傾けます。
放送の最後は、全校の代表となる児童会本部役員の会長が締めて、集会終了です。
手を振って、明るく集会を終える委員長たち。
生中継が終わり、担当教員が声を掛けます。
担当教員「これで、全校児童に顔と名前が覚えられたからね。これからは、いつも委員長として見られるよ。」
委員長たち「うわぁ~!」
校長も声を掛けます。
校長「ついでに、学力調査も頑張ってね!」
委員長たち「うわぁ~!」
今日は、6年生対象の「全国学力・学習状況調査」が実施される日。
国語、算数、理科の順番で調査問題に取り組みます。
委員長たちは、気の休まる暇もなさそうです。【校長】
「潤徳カレー」は最高!
昨日の1年生を迎える会。
はじめの言葉を担当した2年生からは、
2年生A「潤徳小の給食は、おいしいよ。」
と呼び掛けられ、学校紹介をした6年生からも給食のおいしさを伝えられた1年生たち。
入学式以来、たびたび耳にするこのフレーズに、さすがに我慢の限界となった1年生もいるようで、先週の集団下校の際には、
1年生A「校長先生、いつになったら僕たち給食が食べられるの?」
と聞かれるようになりました。
そして、今日からいよいよ給食の開始です。
4時間目の後半から早くもマスクをして、給食の説明を聞く子供たち。
校長「みんな、マスクをして風邪をひいちゃったみたいだから、今日は給食を食べられないねぇ。」
とからかうと、
1年生たち「ちが~う!!」
と大声で怒る子供たち。相当楽しみなようです。
まずは、給食当番の身支度から。
帽子がうまくかぶれず、大人に手伝ってもらうこともありました。
小学校は、「自分のことは自分で」が基本です。
担任等がそばで見守りながらも、できるだけ、自分たちで配膳をします。
行儀よく並んで順番に受け取ります。
ちゃんとできていて、むしろ、上級生に学んでほしいくらいです。
今日のメインは何と言っても、「潤徳カレー」。
いただきますの後、早速、カレーを口に運ぶ子供たち。
1年生たち「おいしい~!」
教室のあちらこちらから子供たちのつぶやきが聞こえます。
(ジョアのストローがなかなか刺せない子はいたようですが・・・)
給食の後半には、
1年生B「もう3回もおかわりしたのに、全然足りないよ!」
という声も聞かれました。
学校の楽しみがまた1つ増えたらうれしく思います。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】潤徳小をよくするために・・・
学校を支える5・6年生による委員会活動が新体制になって始まっています。
放送委員会は、朝、昼、帰りの放送を流しています。
特に、昼の放送は、今年度もパワーアップしそうです。
今日は、なぞなぞが出題されていました。
図書委員会による本の貸し出し、返却も始まりました。
図書委員長自らPCを操作し、返却の確認をしています。
飼育委員たちは、烏骨鶏の「大福」のお世話です。
メンバーが変わっても、全く動じることなくえさをついばんでいます。
さすがです。
栽培委員たちは、花壇の水やりを行っています。
桜がほぼ散った後、花壇の花の美しさが際立ちます。
もちろん、これ以外の委員会でも活動が始まっています。
昨日は、児童会本部役員(これまでの代表委員会の機能強化を図った組織)と各委員会の委員長が構成員の「中央委員会」の初会合が行われました。
潤徳小学校を盛り上げ、重要事項を決定する、本校の中核となる組織です。
校長からも、「笑顔招福」の学校づくりに協力してほしいと激励しました。
各学級、各委員会の代表として、やる気満々の子供たち。
今年度の「子供たちがつくる学校プロジェクト」を引っ張る頼もしい存在です。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】はちゃめちゃ!1年生を迎える会
今日は、朝の時間と1時間目を使って、1年生を迎える会が開かれました。
司会進行は、昨年度の代表委員の子供たちです。
4年生の持つ花のアーチをくぐり、5年生に手をつながれてちょっと恥ずかしそうに入場してくる1年生たちです。
はじめの言葉は2年生です。
先日の入学式で歓迎セレモニーの大役をこなした2年生たち。
あらためて、1年生にこれから仲良くしようと呼び掛けます。
校長の話です。
1年生を迎える会は、1年生が潤徳小の仲間入りをする行事であること、潤徳小は「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進めており、保育園や幼稚園の時と違い、先生の言うことを聞いているだけではなく、自分たちで楽しめるように計画していることなどについて話をしました。
続いて、6年生による学校紹介です。
学校紹介を3択クイズで行い、1年生に楽しんでもらおうというものです。
6年生A「1年生は、明日から給食が始まりますが、明日のメニューは何でしょうか。」
などというものです。
ここまでなら、よくありがちなのですが・・・
本校らしく、違うのはここから。
6年生B「では、レッツ、シンキングタ~イム!」
すると、1年生が考える時間として、玉入れのときによく使われる「チェッチェッコリ」の曲が流れます。
勢いよくノリノリで踊り出す6年生たち。
なぜ玉入れの曲?なぜ出題している方の6年生が踊る・・・?
そんな疑問が吹き飛ぶほどの6年生のダンスに会場は爆笑。
そうなると、2~5年生が黙っているはずはありません。
クイズのたびに流れる「チェッチェッコリ」に、会場中総立ちで、全校ダンス状態になりました。
続いて、昨年度の集会委員の児童の企画・進行による全校遊びです。
まずは、「○×クイズ」から。
集会委員A「潤徳小では、にわとりを飼っている。○か×か。」
というような問題です。
1年生以外、全校児童が○はステージ側、×は反対側に移動します。(1年生はハンドサインを出します。)
会場内、大移動となりました。
中にはこんな問題も。
集会委員B「校長先生は、151歳である。○か×か。」
ほとんどの子が×の場所に移動しますが、ごく一部は○のところにいます。
正解発表(当然、×)の後、黙っていられず、校長がしゃしゃり出ます。
校長「この問題を間違えた子は、後で、漢字100問テストね!(怒)」
会場は大歓声です。
全校じゃんけんも行われました。
集会委員とじゃんけんをし、あいこや負けは座ります。
「今日のラッキーボーイ・ラッキーガール」を見付けるという趣旨なのですが、何回じゃんけんをしても座らない1年生が続出。
ルールが分からないというより、とにかくじゃんけんをしたかったようで・・・。
さすがの集会委員たちも苦笑いです。
1年生による言葉と歌です。
代表児童を中心に、上級生にお礼の気持ちを伝えることができました。
「♪1年生になったら」を振り付けを入れて大きな声で歌うことができました。
ふと見ると、座席にいる2年生の多くも一緒に歌っています。
まだまだ1年生気分が残っているのかな・・・。
全校児童による校歌の合唱です。
早く1年生も歌詞を覚えて一緒に歌えるようになってほしいと思います。
最後は、3年生の代表児童が終わりの言葉で締めて、1年生を迎える会は終了しました。
入場のときと違い、楽しげに退場していく1年生たちです。
1年生の退場した後は、旧代表委員、旧集会委員が紹介され、全校児童から大きな拍手を受けていました。
短い準備期間でしたが、本当によく頑張ってくれたと思います。
今年度の「子供たちがつくる学校プロジェクト」の皮切りとなる1年生を迎える会。
本当に笑顔いっぱいの楽しい会になりました。
主役の1年生以上に楽しんでいた上級生たち。
「はちゃめちゃ」だけど「めちゃくちゃ」ではなく、1年生のことをちゃんと尊重しながらも、自分たちも思いっきり楽しむという潤徳小らしい雰囲気に包まれた会でした。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」、今年度も快進撃の予感です。【校長】
避難訓練(4月)
今日は、2時間目終了前に避難訓練を行いました。
午前10時過ぎ、副校長が地震発生の放送を流します。
1年生は初めてですが、全く慌てることなく机の下に隠れます。
なぜかというと、今日は年度初めの訓練なので、事前予告があったからです。
そのため、1年生は「練習どおり」身を隠せるわけです。
2年生以上は、地震が収まると机の下から出てきて、防災頭巾をかぶります。
6年生は、あっという間に廊下に並びました。
今日は、昨日の雨の影響で校庭が軟弱だったので、廊下までの避難としました。
1年生も指示を受けながら、廊下に並ぶことができました。
校長からは以下の話をしました。
・今日は予告があったが、本当に地震が起きるときは、だれも知らせてくれない。
・第1回目ということで、地震が起きるだけだったが、今後は、火事などが起こったり、予告がなかったりすることもある。どんな場合でも自分の命を守れるようにしてほしい。
・特に4・5年生は学級数が減り、1クラスの人数が増えている。去年以上に速やかに行動することを意識してほしい。
今年度も、子供の生命を守ることを最優先に、現実に即した訓練を行ってまいります。【校長】
全校朝会(4月14日)
今朝は、今年度最初の全校朝会です。
本校の全校朝会は、基本的にはリモートで行い、子供たちは教室で話を聞くことになります。
1年生にとっては、初めての形式となりますが、デジタル世代の子たちですので、特に驚いた様子もなく、静かに話を聞いています。
校長からは、始業式・入学式後の1週間を振り返るとともに、6年生が「潤徳小学校向上計画」に基づく「新一プロジェクト」で1年生のお世話を頑張っている様子について紹介しました。
また、2年生も入学式で1年生への歓迎セレモニーを頑張りましたので、動画で歌や呼びかけをしている様子を流しました。
自分たちの歌声を神妙に聞いている2年生たちです。
そして、本校の児童が絶対覚えて、実践しなければならない、「子供たちがつくる学校プロジェクト」、「校長先生との3つの約束」、「笑顔招福」について1年生を含め、改めて確認しました。
また、5/10(土)、11(日)に行われる「ひの新選組まつり」について、本校児童の録音によるPR宣伝放送を京王線の高幡不動駅、多摩都市モノレールの高幡不動駅、万願寺駅で流すという、栄誉ある依頼が市の産業スポーツ部からありましたので、3年生以上に「アナウンサー」の募集をかけました。
どのくらい立候補があるか、楽しみです。
今年度初めての全校朝会が終わり、1年生の教室に行ってみると、多くの1年生たちから声を掛けられました。
1年生たち「校長先生、さっき、テレビに出てたでしょ?」
どうやら、1年生たちには「芸能人校長」として認知されはじめているようです。(笑)【校長】
令和7年度日野市学力調査
今日は、5年生が本市で行われる学力調査に取り組みました。
4年生までの市販のワークテストと違い、問題用紙と解答用紙が違うなど、本格的な学力調査に初めて臨む5年生たち。
朝の「潤いの時間」に各教室を校長が回り、学力調査の心構えとマル秘テクニックなどについて話しました。
まず、最初は意識調査。
生活に関すること、学習への取り組み姿勢などについてたくさんの設問に答えます。
ゲーム、スマホの使用時間と学力は反比例の関係にあるのはよく言われるところ。
まずは、日々の生活について見直すことが大事です。
国語の調査です。
長文読解、記述問題など、じっくり取り組まなければならない問題も含まれています。
続けて算数の調査です。
文章問題を含め、思考力を問う問題が多くなっているのが、最近の学力調査の特徴です。
調査終了後、子供たちに聞いてみました。
校長「学力調査、どうだった?」
5年生A「めっちゃ、簡単だった!」
5年生B「いや、難しかったよ~!」
5年生C「ちょっと、記述がなぁ・・・。」
5年生D「だいたい、問題の数が多すぎるんだよ!」
ちょっとご機嫌ななめの子もいましたが、給食の「潤徳しょうゆラーメン」を食べて、笑顔に戻っていました。【校長】
春、真っ盛り!
入学式以降、春らしい穏やかな日が続いています。
外に出ていると、とてもよい気持ちになります。
子供たちも休み時間、よく外に出て、元気よく遊んでいます。
落ちてくる桜の花びらをキャッチしようとしている子たちもいました。
今の時期だけできる春遊びです。
休み時間には、プール横の花壇に水をあげている子たちもいました。
昨年度の栽培委員会の子たちが、新年度の体制が決まるまでは引き続き仕事をしてくれているのです。
6年生A「でも、今年もまた栽培委員会なんですけど。」
プロフェッショナルです。
昨日まで教室で過ごしていた1年生たち。
今日は、体育着の着替え方を覚え、校庭に出てきました。
桜の花と1年生・・・映えます。
本校の遊具の紹介を担任から受ける1年生たち。
上級生と譲り合って、仲良く遊んでほしいものです。
本校の飼育小屋の唯一の住人、烏骨鶏の「大福」にも挨拶です。
1年生が来ると自らケージの出口までやってきて愛想を振りまく大福。
さすが、本校のスーパーアイドル、営業活動をしっかりこなしています。
そして、本校の遊び場と言えば、何といっても「ほほえみの丘」。
1年生たちも興味津々です。
昨年度まで、「1年生を迎える会」までは、休み時間は教室で過ごしていましたが、今年度から前倒しで、明日から遊べるようにします。
1年生の「校庭デビュー」、楽しみです。
1年生が校庭を探検している反対側では、3年生たちが理科の学習で「春探し」をしていました。
3年生A「校長先生、ほら、はさみ虫だよ!」
葉っぱに乗った昆虫を見せに来る子供たち。
校庭は、春爛漫です。【校長】
授業も本格的に!
1学期が始まって3日目。
新しい学年・学級の組織作りが進む一方、教科書を使った授業も本格的に始まりました。
今朝も、1年生は6年生の「新一プロジェクト」の手伝いを受けながら朝の支度を進めます。
だんだんと、自分だけで支度できる子も増えてきました。
もちろん、2年生以上は、新しい学級で生活を始めています。
朝の元気な挨拶からスタートです。
今日は身体計測も行われました。
1年間でどれだけ成長したかな・・・?
真新しい教科書で新鮮な気持ちで学習に臨む3年生。
国語の授業です。
校長「3年生になると、漢字をいっぱい覚えなきゃならないから頑張ってね!」
こくりとうなずく3年生たちです。
3年生は、外国語活動も始まります。
本校は、今年度、24学級から22学級になりました。
昨年度は1つもなかった「空き教室」ができたため、英語ルームは、昨年度の多目的室から北校舎3階の教室に変わりました。
初めて外国語活動の授業を受ける3年生の子供たち。
まずは、外国の挨拶からスタートです。「ハロー!」、「グーテンターク!」、「カムサハムニダ!」など、世界各国の挨拶が飛び交います。
2学級減の影響は他にもあります。
昨年度までは、5・6年生で行っていた算数の習熟度別指導を今年度は4年生まで拡充しました。
「算数ルーム」に初めてやってきた4年生たち。
北校舎の4階という、今まで足を踏み入れたことがない場所にちょっと緊張気味です。
休み時間になり、まだ、校庭で遊べない1年生のために6年生がやってくる・・・と思ったら、教室の中には6年生のほかに2・3年生の姿も。
1年生のお世話をしたいという純粋な気持ちがある一方、特に2年生は、思い出のある教室を新1年生に渡してしまった淋しさもあるようで・・・。
複雑な心境があるようです。
1年生も一緒に遊んでもらって楽しそうです。
高学年の仲間入りをした5年生たち。
全校に関わる委員会活動の担当決めを行っています。
6年生と協力し、潤徳小を引っ張ってほしいものです。
その6年生も委員会活動の担当決めを行っています。
今年度は、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を一層進めるため、昨年度までの「代表委員会」を「児童会本部役員」と変更しました。
主に各員会の委員長が構成員の「中央委員会」の司会進行を行い、学校全体に関わる課題や計画などについて話し合います。
まさに、学校の中心の役割を担うわけですが、多くの子が立候補で手を挙げていました。
というのも、6年生は1時間目に体育館に集まり、各担任から、「最高学年はかくあるべし!」という熱い思いを伝えられていたからです。
「潤徳小学校向上計画」に真剣に取り組もうとする6年生。
やる気は本物です。
やる気といえば、1年生も負けていません。
教科書を開いて、学習が始まった1年生たち。
見付けたこと、分かったことなどを発表しようとたくさん手を挙げています。
でも、さすがに疲れるようで、下校前には、女子トイレのところに渋滞ができていました。
校長「もし、我慢できなかったら、おむつを貸してあげるよ。」
1年生女子たち「赤ちゃんじゃない!」
校長「本当は、おうちで寝るとき、おむつをしてるんでしょ?」
1年生女子たち「してない!」
早くも叱られてしまいました。(苦笑)
今日も一生懸命頑張った1年生たち、「潤ファミ」の「見守りサービス」の潤徳ファンの方々に付き添っていただきながら下校していきました。
潤徳ファンの保護者の皆様、本日もご協力いただき、ありがとうございました。
ちょっと1年生はかわいそうですが、2~6年生は今日から給食スタート!
おいしい給食が始まって、学校の日常が戻ったという感じです。【校長】
【潤ファミ】サービス活動、開始!
日野三中の入学式から本校に戻ってくると、そろそろ1年生たちが帰り支度を始める時間になっていました。
6年生がそばにいなくても、ちゃんと、自分の下駄箱から靴を取り出して帰ろうとしている1年生をにこにこしながら見ていると、1年生から小学校での「初質問」を受けました。
1年生A「テレビとかに出てくる校長先生って、怖い人ばっかりなのに、どうして校長先生は優しいの?」
まさか、こんな「初質問」とは・・・。
テレビや漫画の校長のイメージを変えられるように頑張ります。(苦笑)
さて、本校は、今年度からコミュニティ・スクールに移行し、名称を「潤徳ファンミーティング」(略称:潤ファミ)として、潤徳小をよくするサービスを行う店舗というコンセプトで活動を始めました。(詳しくは、学校便り 4月号.pdfにて)
1年生は、しばらくの間、方面別に集団下校をします。
そこで、昨日の入学式後、保護者の方々に潤ファミ店長、店員(店長、店員→コミュニティ・スクール委員長、委員)から、交通安全等のため、集団下校への「付添いサービス」の協力を呼びかけさせていただいたところ、たくさんの保護者の方々に集まっていただきました。
校長も、「潤ファミ」のサービス開始にうれしくなり、「潤徳ファン」の保護者の皆様に思わずホームページ用の写真撮影を依頼してしまいました。
(「写真撮影するなら、メイクしてきたのに・・・!」とのお叱りもいただきましたが(笑)。この撮影以後も、続々と「潤徳ファン」の保護者の皆様にお集まりいただきました。本当にありがとうございます!)
潤ファミ店長にもわざわざご来校いただき、「潤徳ファン」の保護者の方々にお礼の挨拶をいただきました。
こうして、多くの「潤徳ファン」の保護者の皆様の見守りをいただき、無事に下校することができました。
昨年度までだと、教員と学童の指導員の方々の引率だけだったので、下校コースによっては、少人数の大人でたくさんの1年生の安全を守らなければなりませんでした。
多くの方に見守られ、1年生もうれしそうです。
このように、「潤ファミ」のサービスを今後も展開していく予定ですので、「潤徳ファン」の方々のご協力をいただければ幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。【校長】
新生活、スタート!
今日から、本格的に今年度の学校生活が始まります。
1年生にとっては、保護者の方と離れての生活となりますので、大事な日です。
昨日の入学式で、1年生には、校長式辞でこのようなことを伝えています。
校長「明日の朝、校長先生に会ったら、みなさんは何て言ってくれますか?」
1年生たち「おはようございます!」
というわけで、実践できるか確認するため、昇降口に行ってみました。
早く登校した1年生たちが昇降口に並んでいましたので、声を掛けます。
校長「1年生のみなさん、おはようございます!」
1年生たち「おはようございます・・・」
あれ?昨日の入学式の時の方が元気だったような・・・。
1年生の顔を見てみると、ちょっと眠そうな子や、不安そうな表情の子も。
やはり、初日。相当緊張しているようです。
そこにすかさず、「潤徳小学校向上計画」に燃える6年生たちが駆け寄って、お世話を始めます。
(6年生たちは、新1年生のお世話を「新一(しんいち)プロジェクト」と呼んでいます。)
昨日に引き続き、朝の支度を丁寧に教える6年生たち。
お手洗いに行かせるのも大事な仕事です。
1年生も、分からないときは自分で自分で手を挙げて6年生を呼んでいます。
ある程度、朝の支度が終わったらじゃんけんで遊んであげるなど、6年生は、お兄さん、お姉さんモード全開でお世話を頑張っていました。
朝の様子を確認したら、校長はすぐに日野三中の入学式に出かけました。(副校長は三沢中に参加)
先月、卒業式を行ったばかりですから、新入生の様子は気になります。
と思ったら、会場内外では、在校生の2、3年生にも声を掛けられました。
今年度で潤徳小の校長4年目。中学校の1~3年生で潤徳小の卒業生は全員関わったことになります。
月日の経つのは早いものです。
式場脇の祝電の掲示場所には、本校の旧6年担任のメッセージも掲示されていました。
日野三中には、三沢中より本校の卒業生が進学する人数は少ないのですが、その中でも本校卒業生が代表として「新入生の言葉」を述べていて、ちょっと胸がジーンとしてしまいました。
「親ばか」ならぬ「潤徳ばか」の心境です。
新生活が始まった卒業生たちが充実した中学校生活を送ることを期待しています。【校長】
令和7年度入学式
始業式終了後、子供たちが教室に入らないのは、すぐに入学式の準備を行わなければならないからです。
6年生は、自分たちで1年生、保護者の方の受付を行います。
そして、受付が終わった1年生を教室まで連れていきます。
教室では身支度を一緒に手伝います。
右も左も分からない新1年生は6年生のなすがままですが、おとなしく言うことに従っています。
6年生はとてもきびきびと動き、1年生の世話を一生懸命行っていました。
さすが、「潤徳小学校向上計画」を宣言しただけあります。
新入生入場です。
保育園や幼稚園より広い体育館、たくさんの大人がいる会場の様子に緊張感ありありの1年生ですが、堂々と入場しています。
校長式辞です。
校長「1年生のみなさん、ご入学、おめでとうございます。」
1年生たち「ありがとうございます。」
礼儀正しい1年生たちに校長も思わずにっこりです。
始業式に続き、1年生とも「校長との3つの約束」をしました。
本校の「鉄の掟」です。
担任発表です。
どちらかというと、子供たちというより、保護者の方々の方が関心が高い感じですが、1年生にとっても、いつも一緒にいる先生ということは伝わったようです。
入学式に続いて、2年生の歓迎セレモニーです。
春休みに忘れてしまっていないか心配していましたが、昨年度末に何回も練習し、自信がついていたのでしょう。
堂々と発表することができました。
歓迎の歌「やあ!」の最後のポーズもバッチリ決まりました。
呼びかけ、校歌も披露し、大役を無事こなしました。
1年生、保護者の方から大きな拍手を受け、誇らしげな2年生たちです。
入学式が終わるまで、しっかりと話を聞くことができた1年生たち。
新しい風を潤徳小に吹かせてほしいと思います。【校長】
令和7年度1学期始業式
4/4(金)の新6年生による新年度の準備を経て、今日の始業式・入学式で今年度の教育活動が本格的に始動します。
まさに、学校の「お正月」。
満開の桜に囲まれて、穏やかな春らしい気候の中、スタートすることができました。
しかし、新2~5年生にとっては、ちょっと心穏やかではなかったはずです。
なぜなら、クラス替えがあるからです。
旧担任からクラス替え名簿をもらおうと殺到する子供たち。
名簿を見て大きな声が上がっています。
新学級で並び、今年度の1学期始業式が始まりました。
校長からは、今年度も「子供たちがつくる学校プロジェクト」を継続し、自分たちの力でもっと潤徳小を盛り上げていってほしいことを伝えるとともに、毎年恒例である、「校長先生との3つの約束」について話し、全員でこの約束を守って生活することを確認しました。
新しい教職員の紹介です。
どんな人だろうか・・・と子供たちは興味津々です。
自己紹介のたびに、自然発生的に子供たちから「よろしくお願いします」の声が上がります。
こういう素直な面が、本校の子供たちのかわいいところです。
その後は、子供たちの最大の関心事である担任・専科発表です。
今年度は22学級のスタートですが、担任等の発表のたびに該当学級から歓声が上がります。
6年生の児童代表の言葉です。
いきなり「潤徳小学校向上計画」の話がありました。
最高学年として、史上最高に楽しく、安心して過ごせる学校を目指す宣言です。
何と頼もしい!
最高学年としての責任を果たそうとする決意があふれていました。
下学年の子たちも「潤徳小学校向上計画」を聞き、大きくうなずいていました。
校歌斉唱です。
1学期の始業式はリモートではありませんので、音楽専科の指揮の下、全員合唱をします。
バックに流れるのは、昨年度の「進!MJコンサート」(詳しくは、こちら)の際に明星大学学友会吹奏楽団の方々が演奏していただいた「吹奏楽団バージョン」の音源です。
いつもは、始業式等は近隣の方々に放送の音などでご迷惑をおかけしていますが、荘厳な演奏でご容赦いただけるのではないでしょうか。
始業式の後、転入児童の自己紹介があり、子供たちは教室には入らず、新担任から明日以降の連絡を受けました。
新しい学年、学級で、しっかりと協力しながら、「潤徳小学校向上計画」を実践してほしいと思います。【校長】
教職員も直前準備!
4/1に教職員の人事異動があり、新しい学年等、新しい職務分担で新年度の準備が急ピッチで進んでいます。
今日も午前中に6年生との進級・入学準備、教職員による入学式リハーサルを行いました。
午後は、まず、食物アレルギー対応研修を行いました。
校長からは、本校はアレルギー対応児童が多いことから、常に児童の生命を守るという意識をもち、真剣に研修に臨むよう話しました。
具体的な対応の手順については、栄養士と養護教諭から説明があります。
給食調理員を含め、関係教職員がしっかりと話を聞いています。
実際のケースを想定して、緊迫感のある演習が行われました。
今回は、校長が出張で校内にいない場合としました。
校長は、演習現場におらず、電話で状況の報告を受け、指示を出しました。
どんな場合でも冷静に行動できる必要があります。
終了後は、職員室に戻り、特別支援教育に関する研修を行いました。
校長からは、児童一人一人にきめ細かい対応が行えるよう、校内、関係機関との連携を十分図るよう話しました。
特別支援教育コーディネーターやリソースルーム担当教員から日野市の制度の説明や年度当初の作業等について細かく話がありました。
特別支援教育も、どの教員も理解を深めなければならない内容ですので、担当の説明を真剣に聞いていました。
全体研修が終わった後は、各仕事分担に基づいた打合せや学年会など、分刻みでの話し合いが続きました。
さらに、担任は自分の学級事務が続いていきます。
準備をしてもし足りないという感じで、時間に追われていますが、新しい子供たちとの出会いを想像しながら、1つ1つの事務作業を行っています。【校長】
令和7年度、本格始動!
令和7年度が始まりました。
今年度も、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の充実を図り、「笑顔招福」の学校づくりを進めてまいりますので、「潤徳ファン」の皆様、どうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、今日は、4/7(月)の始業式、入学式に向けて、新6年生が前日準備として登校しました。
旧5年担任から「6年生のみなさん」と呼び掛けられて、少し照れている6年生たちです。
最初ですから、校長からも話をしました。
・6年生は、今日のように「縁の下の力持ち」として、他の学年の子が気が付かないところで準備をするなど、少し大変なところがあるが、日光移動教室に行ったり、各行事のメインを任されたりと、とても楽しくやりがいのある学年であること。
・今日から、207回登校すると卒業式となる。毎日が「小学校最後の○○」となるので、一瞬一瞬を大切に、全力で過ごしてほしいこと。
・新1年生は、6年生を頼って生活することになる。その1年生に気持ちよく過ごしてもらうために、今日の準備をしっかり頑張ってほしいこと。
6年生は、自身の入学式は「コロナ入学式」という歴史的な経験をした学年です。
当たり前の入学式を迎えられる幸せを新1年生のお世話を通じて伝えてほしいものです。
早速、進級・入学に向けた作業に入ります。
進級に伴い、机、椅子の数や高さの調整を行います。
保健関係のグッズを整えます。
新1年生への配布物の準備をします。
新1年生の教室の飾り付けです。
新1年生の教室の清掃、ロッカー等の名前のシール貼り、下駄箱や昇降口の清掃など、迎え入れる準備を次々進めます。
新2年生が大切に育ててきたチューリップも会場の体育館脇に運び入れます。
体育館の清掃、椅子の運び入れなども手際よく行いました。
6年生の頑張りで、進級、入学の準備を滞りなく進めることができました。
最後は、多くの教員から6年生の態度が「花マル」だったとの話があり、自分たちで拍手をして喜んでいました。
152年目の本校を引っ張る6年生。幸先のよいスタートです。
4/7の新たな出会いに心が躍ります。【校長】
令和6年度日野市立潤徳小学校修了式+α
今日は、今年度の最後となる修了式の日です。
リモートで、式の様子を全学級に生中継しました。
まず、1~5年生の代表児童に修了証を渡しました。
他の児童の修了証は各担任から手渡されます。
校長からは、スライドを使い、1年間を振り返るとともに、来年度への期待について話しました。
特に思い出に残った行事としては、3回の「MJコンサート」を挙げました。
明星大学学友会吹奏楽団とコラボし、「MJコンサート委員」が中心となり、日本のどこにもない新たなイベントを創り上げたことはとても誇らしいことです。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」を来年度、高学年となる新5・6年を中心に発展させてほしいこと、1年生は学校代表として、入学式で新入生を歓迎してほしいことなどを伝えました。
児童代表の言葉は、1年生各学級の代表4名です。
ひらがな、カタカナ、漢字が書けるようになったこと、大きな数の計算もできるようになったこと、友達がたくさんできたこと・・・、この1年間の成長は子供たちの自信になったことでしょう。
本校オリジナルの音楽室からの生中継による校歌斉唱です。
写真は5年生が歌っているところです。
1年後の卒業式で歌うときには、どんな気持ちになっているでしょうか。
修了式が終わった後は、情報担当、生活指導担当の教員から、恒例となっている「Chromebookの使い方」、「春休みの生活」に関する話がありました。
日野市の小学校では、今年度から、卒業式と修了式の日が入れ替わりました。
自分の学級の子供たちがいなくなり、修了式の様子を職員室で眺める6年担任たちです。
卒業の実感がこみ上げます。
修了式前に朝の支度をする1年生たち。
黄色い帽子をかぶるのも、ランドセルカバーを付けるのも最後の日ということになります。
通知表を担任からもらうときに、たくさん誉めてもらい、友達から拍手を受けている1年生の学級です。
今日は、担任や学級の友達と一緒にいることができる最後の日でもあります。
よかったこと、新しい学年で頑張ってもらいたいことなどを担任は一人一人に丁寧に伝えていきます。
1~4年生はクラス替えがあります。
高学年の仲間入りをする4年生。修了証を渡す際、担任からも熱い思いが伝えられます。
一方、唯一、5年生はクラス替えをしません。
担任から修了証を受け取った後、今年度の思い出や来年度への決意をスピーチする学級もありました。
そして、最後の休み時間です。
名残り惜しそうに担任と遊んでいる学級もありました。
そんな中でも、1年生はギリギリまで入学式の練習です。
だいぶ、仕上がったとは思いますが・・・。
春休みの間にセリフや歌を忘れないでね!
ちなみに、ステージの吊り看板は、昨日の「卒業式」から「入学式」に変わっています。
本番モードです。
そして、1年生が大切に育ててきたチューリップも咲きはじめました。
新入生を迎える準備は整いつつあります。
下校時に下駄箱に貼ってあった名前をはがしていく1年生たち。
1年間のおしまいの時です。
次の学年に向け、笑顔で下校していく子供たち。
まさに「笑顔招福」です。
しかし、担任が異動・退職していく学級の児童は複雑な気持ちもあるようで、いきなり校長に聞いてきます。
3年生A「校長先生は、いつ引退するの?」
校長「うーん、どうしようかなぁ・・・」
3年生B「もうちょっといてほしいな。」
校長「じゃあ、みんなが卒業するくらいまではいようかな・・・。」
3年生AB「やったぁ!」
最近、体力・気力の限界を感じることも多くなってきましたが、もうちょっと頑張ってみようかな・・・という気になりました。(笑)
昨日の校長の予言どおり、今日は、校内の桜の「開花宣言」です!
様々なことのあった1年間でしたが、「潤徳ファン」の皆様のおかげで、無事に今年度を終えることができました。
本校に関わる全ての皆様に御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。【校長】
令和6年度日野市立潤徳小学校卒業式
6年生にとっての集大成、卒業式の日を迎えました。
ここ数日、一気に春らしくなり、暖かく穏やかな天候の中での門出の日となりました。
各担任は、万感の思いを黒板に記し、卒業生を迎えます。
大きな拍手の中、入場してくる卒業生たち。
緊張感のある中でも、誇らしい表情を見せています。
卒業証書授与です。
どの子も校長の目を見て、しっかりと受け取っていました。
その様子を見て、早くも校長の涙腺が怪しくなってきています。
その後に続く校長式辞では、あらためて、「校長先生との3つの約束」の意味について、校長の強い思いを伝えました。
「門出の歌」では、6年間を振り返る呼びかけとともに、「COSMOS」、「旅立ちの日に」の2曲を歌い切りました。
いえ、正確には、あふれる涙で歌い切れない子も・・・。
それが、一生思い出に残る経験になったはずです。
その様子を見ている校長の涙腺も崩壊です。
大きな拍手に包まれて退場していく卒業生たち。
その胸に去来するものは何だったでしょうか。
一転して「門送り」では、笑顔がはじける担任と卒業生たち。
まさに「笑顔招福」を感じる光景です。
去りがたいのか、いつまでも、校庭で友達と別れを惜しむ姿が見られました。
今日は、東京で桜の開花宣言がありました。
本校の校庭の桜も、先端がピンク色になっているつぼみが複数あり、明日には開花するのではないかと感じます。
卒業式で花開き、入学式で満開となる・・・
日本の春の定番の眺めが見られそうです。
新しい世界に巣立っていく卒業生たち。
潤徳小学校は、卒業生の未来をいつまでも応援し続けます。【校長】
令和6年度「お別れの会」
昨日、新聞、都教委のホームページ等で、東京都公立学校教員の異動に関する発表がありました。
これを受け、本校では、臨時の全校朝会をリモートで行い、今年度で本校を去られる教職員に対する「お別れの会」を開催しました。
まずは、校長から、今年度で本校を退職・異動する、現時点で発表できる教職員について話をしました。
その後は、本日、都合のついた対象の教職員から、児童向けの挨拶を行いました。
中には、涙をこらえるのに必死な教職員も・・・。
特に、担任の異動が分かった学級は、神妙な面持ちでモニターを眺めていました。
本校のキャッチフレーズは「笑顔招福」ですから、最後は、笑顔で手を振って終了です。
以前は、教員の異動は、新年度の4/1に公表だったのですが、年度内に在校生とお別れができるよう、一昨年度から報道発表等が早まり、このような会を催すことになりました。
これまで本校に力を尽くしてくださった教職員の皆様が、次のステージでも笑顔いっぱいで活躍できることを祈念しております。
今まで、本当にありがとうございました。【校長】
雪の中の卒業式
昨日の天気予報では、夜のうちに雨が降り、朝方には止む見込みでしたが、実際には登校時に「大雪」となりました。
かなり短時間で、子供たちの傘には雪が降り積もっていきます。
今日は、市内の中学校の卒業式の日です。
校長は、午前中、三沢中の卒業式に参列しました。(副校長は、日野三中)
他校の行事ですので、写真等は撮れませんでしたが、素晴らしい卒業式でした。
「門出の言葉」で中学校生活を振り返る代表生徒たちの話は、魂のこもったもので、胸を打たれました。
卒業生、保護者の方はもちろん、在校生、担任の先生方、ついでに私も号泣。
卒業を控えた本校の6年生にも見せたかった・・・と思いました。
(ちなみに、帰校した副校長によると、日野三中の卒業式も感動したとのことです。)
日野市立中学校の3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
三沢中の卒業式が終わって、昼から学校に戻ると、学校は大掃除モード全開。
多くの学級で、児童机を全部廊下に出し、本格的にすみずみまできれいにしていました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「シンゴロー」と「ゲンゴロー」
昨日の卒業式予行で、6年生から最高学年のバトンを渡された5年生。
152年目の本校の歴史をつくる中心の存在となります。
そして、そのパートナーとなるのが、4年生たちです。
つまり、「新5・6年生」が心を一つにして取り組んでいくことが大事になります。
そこで、進級前に仲良くなっておこうと、今日の5時間目、「シンゴロー」(新5・6)交流会が開催されました。
企画・進行は、5年生の「シンゴロー実行委員会」です。
盛り上げる気満々です。
4年生、5年生とも、この交流会の意義をよく理解し、司会グループに協力しています。
最初の遊びは「混合クラス対抗誕生日順並び替えフラフープくぐり選手権」です。
長いタイトルですが、やることは2つ。
まず、兄弟クラス(5-1と4-1・・・5-4と4-4)でチームになり、誕生日順に並びます。
このときに自然に4年生と5年生の会話が生まれます。
次に、誕生日順を崩さずに、手をつないで円を作ります。
そして、手をつないだまま、フラフープをくぐります。
早く1周したグループが勝ちとなります。
優勝したのは4組グループ!
グループ内の4年生と5年生、一緒に大喜びです。
続いての遊びは、「モンスターハンター」です。
まず、全員で「ジンギスカン」を踊ります。
ノリノリで踊っていると、いきなり音楽が止まり、司会グループから数字が示されます。写真の場合は「4」ですので、4年生と5年生が必ず入るという約束で4人グループを作ります。
うまくグループを作れたら座り、また音楽が流れ・・・とうことを繰り返します。
子供たちはキャーキャー言いながらグループを作っていました。
4月から、委員会活動、クラブ活動、たて割り班活動などでよく顔を合わせ、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を担っていく両学年。
互いのことをよく知って、新しい潤徳小をつくっていってほしいと思います。
そして、明日は、6年生に感謝を伝える「ゲンゴロー」(現5・6)交流会が予定されています。
5年生、最高学年になる前からパワー全開です。【校長】
正しい手洗いの励行を!
3年生は、今年度から体育の授業で「保健」の領域を学習します。
3-1は「体の清けつ」について学びましたが、子供たちからどうやったら清潔にできるか質問が出ていたとのこと。
そこで、担任と養護教諭が協力して、体を清潔に保つために正しい手洗いをする方法を授業で取り上げました。
手に特殊なクリームを塗り、ブラックライトを当てると、汚れているところが白く浮き上がります。
手の平と手の甲、それぞれ、汚れていたところをスケッチして、自分で確認します。
汚れているところをクラスでまとめると、どうやら、手には汚れやすいところがあることが分かりました。
画像を使って、汚れやすい場所を共有します。
それは、言い換えれば、洗いにくい場所ということになります。
そこで、「手洗い6つのポーズ」について養護教諭から紹介があり、アニメーションの動画を見ながら正しい手の洗い方を確認しました。
3年生A「保育園で聞いたことある~!」
動画に合わせて、手を動かす子供たちです。
早速、給食時から実践です!
昨年度は、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ等の流行で学級閉鎖が多くありましたが、今年度は激減しています。
こうした体を清潔に保つ取組の日常化がとても大事ですので、励行できるよう、今後も指導を継続していきます。【校長】
令和6年度日野市立潤徳小学校卒業式 予行
来週の月曜日、3/24はいよいよ卒業式本番です。
今日は、5年生、教職員が参加し、本番同様の流れで卒業式の予行が行われました。
何回も繰り返している入場ですが、5年生の生演奏だと緊張感が違います。
予行らしく、張り詰めた空気が体育館に流れます。
卒業証書授与です。
返事をして、校長から受け取る単純な作業ですが、会場にいる全員の視線が集中するため、子供たちの表情は緊張感でいっぱいです。
その中でも何人かはすてきな笑顔を校長に返してくれました。
「笑顔招福」です。
本番も笑顔で証書を受け取ってほしいと思います。
校長式辞です。
予行用の話を準備し、本番同様、5年生、6年生それぞれに校長の思いを伝えました。
6年生には、卒業式は3回あると話しました。
1回目は、3/7の6年生を送る会で在校生に感謝の気持ちを伝え、2回目は本日の予行で5年生に最高学年のバトンを渡し、3回目は3/24の本番であるということです。
予行は校内用の本番であるということを意識し、5年生に先輩としての姿をしっかり見せるよう話しました。
門出の歌です。
呼びかけを交えながら、2曲歌い切りました。
これまでの練習より歌声が大きくなっており、卒業に向けての意識が高くなってきているのを感じます。
最後も5年生の「威風堂々」の演奏の中、退場します。
残り少ない小学校生活、一瞬一瞬を全力投球し、最高の卒業式を目指して頑張ってほしいと思います。
さて、巣立とうとする6年生に対して、1年生は、入学式で新入生を迎える学年練習を開始しました。
2年生最初の大仕事、しっかりとこなしてほしいものです。【校長】
大掃除の季節です!?
タイトルを見て、大掃除の季節は大みそかのあたりでは・・・と思われた方も多いのではないでしょうか。
この写真も、掃除をしているようには見えません。
しかし、子供たちは、一生懸命「大掃除」しています。
Chromebookのデータの「大掃除」です。
進級・進学の時期となりました。
次の学年に進級すれば、新しい学年・学級のフォルダにデータを保存していくことになります。
ですから、今年度のデータを今のうちに消去、整理をしておく必要があるのです。
今日は、ICT支援員の方の来校日。
担任の「委託」を受け、データの消去の仕方について子供たちに説明しています。
ICT支援員「ここに、『すべて選択する』と書いてあるところがあります。」
1年生たち「あった~!」
校長「早く、洗剤を入れないと!」
作業に集中している子供たち。校長のギャグを完全にスルーです。
1年生でもたくさんのデータがあります。
写真のフォルダを見ると、あさがおの観察、図工の作品・・・などたくさんのデータが残っています。
まさに、この1年間の足跡とも言えそうです。
しかし、「すべて選択」し、一気に消去します。
1年生A「あさがお、バイバ~イ!」
2年生へと巣立つ瞬間とも言えます。
悲しそうな顔をしている子もいるので声を掛けます。
校長「2年生になったら、新しい思い出が残るよ。」
1年生B「そうだね!」
前向きな子供たちです。
しかし、作業はこれだけではありません。
ゴミ箱に移ったデータを完全消去しなければならないのです。
ICT支援員「家のごみ箱のごみも、まとまったら捨てて、ごみの収集車が持っていくでしょ?」
1年生たちは納得して「完全消去」していました。
この作業は1年生だけでなく、全学年が行います。
2年生も同様の作業を行っていて、完全にフォルダを空にしていました。
一方、6年生ですが、進学になるので、もっと複雑な作業が必要です。
これまでに、発表スライドなど、様々な個人データを作成してきた6年生。
こうしたデータを家庭のパソコンに保存する方法についてICT支援員の方から指導を受けています。
まず、自己のアカウントやメールアドレスを正確に把握している必要があるのですが、これまでずっとマイパソコンとして使ってきたので、パスワード以外、入力することはなかったため、改めてメモをして確認していました。
なお、年度末は、ご家庭に持ち帰っている充電用のケーブルを回収する場合がありますので、ご協力をお願いいたします。
実は、今が「大掃除の季節」というのは、学校では間違っていません。
年度ごとに切り替わる学校のシステムでは、ちょうど、教室を次の学級に引き渡す時期になるからです。
2年生は5時間目、学年一斉に机を廊下に出し、「学年大掃除」に取り組んでいました。
現在の1年生に気持ちよく教室を使ってもらおうと、一生懸命掃除に取り組む2年生たちです。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和6年度第8回たて割り班活動
今日は、今年度の最後のたて割り班活動です。
前回から、企画・進行は5年生に「代替わり」しています。
そのため、代表委員による全校放送の指示も5年生が行っています。
5年生は、今日に向け、入念に準備してきました。
どの班も堂々と進行しています。
新規の遊びもたくさん見られました。
5年生は、様々なゲームなどを調べてきたのでしょう。
進行の中心は5年生ですが、当然、6年生もたて割り班に参加しています。
黒板などに6年生への感謝の言葉が書いてある教室がたくさんありました。
最後の振り返りです。
1~5年生「6年生、今までありがとうございました!」
声を揃えて6年生にお礼を言っている班もありました。
温かい時間が流れました。【校長】
食について考えよう
本校では、学校の近隣の田んぼをお借りし、本格的な米作りについて体験を通して学ぶことが特色ある教育活動の1つになっており、5年生の社会科、総合的な学習の時間に生かされていました。
しかし、今年度、このことの継続が難しくなったため、5年生は総合的な学習の時間の内容について大幅に見直しました。
社会科で農業や漁業といった第1次産業について学ぶ5年生。
そこで、身近な「食」から様々な問題について探究していくことをねらいとして、「食について考えよう」というテーマで学習を進めてきました。
今日の3~5時間目は、調べてきたことを学年内に発表します。
テーマごとに発表会場が違うので、全体説明は、学級がバラバラになった状態で聞いています。
3時間目は、食文化について調べたグループの発表です。
世界各地の特徴的な食べ物、マナー等について説明があります。
給食前に世界各国の料理などが紹介され、若干「飯テロ」の感じがします。(笑)
4時間目は、新時代の食べ物についての発表です。
昆虫食、フードテック、宇宙食・・・
5年生はこれまでに何回もこうした発表を行っていますから、プレゼン慣れしています。
スライド、模造紙等での発表はもちろん、小芝居を入れて分かりやすく説明しているグループもありました。
5時間目は、食糧問題に関する発表です。
飢餓、フードロスなど、人類が直面する深刻な問題が扱われています。
表やグラフなどを使い、「迫り来る危機」について具体的な説明がありました。
SDG'sに絡める発表も多く見られました。
本校では、5年生だけがクラス替えがなく進級します。
これは、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の中心となるのが高学年であり、2学年を見通した様々な計画が立てやすいからです。
6年生になると、学級の枠を越え、学年全体で動くことがとても多くなります。
今回のように、学年内発表を行い、交流が深まることは、6年生に向けての大事な布石になると思います。【校長】
卒業式に向けて・・・
3/24(月)の卒業式に向けて、5・6年生が動き出しています。
5年生は、昨日の午後、体育館の会場設営を行いました。
最高学年の準備として大事な作業です。
そして、今日の1時間目、学年での練習を行いました。
規模の大きい本校では、6年生と保護者等の皆様だけで会場がいっぱいになってしまいます。
そのため、5年生は、卒業式当日には参加できません。
しかし、来年度の本番のことを考えると、式中の独特の緊張感は体感させておきたいところです。
そこで、卒業式の予行には参加し、全ての流れを経験します。
その予行の際には、卒業生の入退場曲として、「威風堂々」のリコーダー演奏をします。
6年生の全員が入退場するまで、何回もリピートして吹かなければなりません。
今日は、初めて学年全体で音を合わせたので、緊張感のある練習になりました。
在校生代表として、卒業する6年生を支える5年生たち。
練習を通して、最高学年のバトンを受けとる準備を進めてほしいものです。
そして、3・4時間目は、6年生の練習です。
最初に卒業式実行委員の児童が決意を述べます。
昨日から練習を始めている6年生。
最初の練習では、校長からも、卒業式に向かう心構えについて話しました。
今日は、実践です。
立ち方、座り方、歩き方、目線・・・
1つ1つに細かい指導が入ります。
本番、堂々と卒業証書を受け取れるかは、練習での真剣度にかかります。
頑張れ、6年生!【校長】
東日本大震災の弔意表明
今日は、3月11日。
「あの日」から14年の時が流れました。
東日本大震災発生以降も熊本地震、能登半島地震など、大きな被害を伴う大きな地震が各地で発生しています。
今朝の全校朝会では、校長から、「東西潤徳小学校コラボレーション」の終了を告げるとともに、東日本大震災のことについても触れました。
今日は、4年生以上は6時間授業です。
地震発生時の14:46は、ちょうど6時間目の授業中の時間になります。
作業等で不都合のない学年、学級は、福島県主催の「令和6年度 東日本大震災追悼復興祈念式」のライブ映像を活用し、地震発生時刻の14:46に黙祷を捧げました。
発生時刻前から追悼式典のライブ映像を見ている学級もありました。
厳粛な雰囲気を知ることは、この未曾有の大災害を語り継いでいくうえでとても大事なことだと思います。
14:46が近付き、黙祷の準備を始める子供たち。
この後、校長も撮影を止め、黙祷を捧げました。
学校では、今日1日、半旗を掲げ、弔意を表しました。
改めて、震災により尊い命をなくされた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「潤フェス2」の残り火・・・
3学期も押し詰まったところですが、各教室には次のようなチラシが掲示されています。
3/11の中休みに音楽クラブが、昼休みにダンスクラブが発表会を行うという内容です。
両クラブとも、先日の「潤フェス2」でそれぞれ発表しているはずですが・・・。(ダンスクラブ、音楽クラブ)
まずは、中休み、音楽クラブの発表です。
発表曲は、「潤フェス2」の時にも演奏された「青と夏」。
説明によると、「潤フェス2」で発表した際は、制限時間があり、最後まで演奏できなかったため、「完全版」を発表したいとのこと。
なるほど・・・
「潤フェス2」は出場者が多いため、長くても2分間以内に出し物を終了しなければなりません。
音楽クラブの子供たちは、せっかく練習したので、曲の最後まで演奏したいということです。
子供たちがよく知っている曲なので、演奏が始まるとすぐに手拍子が起こります。
全員の心を合わせて、最後まで演奏することができました。
しかし、演奏が終了しても、観客からあまり拍手が起きません。
すると・・・
「アンコール、アンコール」の声が沸き起こります。
3回の「MJコンサート」で、すっかり定着した感のある、アンコールの流れ。
リクエストに応じて、2回目の「青と夏」を演奏する音楽クラブの子供たちです。
続いて、昼休みはダンスクラブの発表会です。
観客に、一緒に盛り上がろうと声を掛ける司会の子供たち。
今回の発表は、メドレー形式。
校長は知らなくても、子供たちは知っている曲が次々とかかり、「ダンサー」もどんどん入れ替わります。
大勢の観客の前でも全く動じずに踊るダンスクラブの子供たち。
発表会を繰り返しているうちに、肝も据わってきたようです。
そして、子供たちに人気の「Bling-Bang-Bang-Born」がかかると、盛り上がりも最高潮!
気付くと、観客の中には一緒に踊り出している子たちもいます。
来年度以降、ダンスクラブの人気は高まりそうです。
修了式まで、残りの登校日は10日を切っているというのに、本校のテンションは高いままです。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜全校朝会(3月11日)、コラボ完全終了編〜
今朝は、今年度最後の全校朝会がリモートで行われました。
最初は表彰です。
サッカーの大会で活躍した子たちです。
東京都公立学校美術展覧会へ絵画を出品した児童です。
日野市小学生科学展にカビの観察に関するレポートを出品した児童です。
昨年の夏休みに5年生が「第74回“社会を明るくする運動”作文コンテスト」に作文を提出しましたので、その感謝状が贈られました。代表して、5年生の担任に賞状を渡しました。
続いて校長の話です。
校長「今年度から、卒業式と修了式の日が入れ替わったので、校長先生が全員の前でお話しするのはこれが最後になります。そこで・・・今日は、スペシャルゲストの登場です!」
モニター越しにざわつく教室の様子が見えます。
スペシャルゲスト?いったい、誰?
すると、聞き覚えのある曲が流れてきます。「くまモン体操」の音楽です。
子供たち「あ、くまモンだよ!」
そうです、最後の全校朝会のスペシャルゲストは、熊本県上益城郡山都町立矢部小学校の 池部 聖吾智(いけべ みわとも)校長先生です。
そして、当然のようにこの挨拶です。
池部校長先生「こ・ん・に・ち・は~!」
子供たち「こ・ん・に・ち・は~!」
1年前まで何十回も繰り返されてきた挨拶、時を経た今でも全く変わることはありません。
しかし、子供たちの声はちょっと戸惑っている感じです。
それもそのはず、画面は池部校長先生のアカウントが表示され、声だけが聞こえているからです。
(池部校長先生のアカウント名は「燃える闘魂」。本校の関係者は、このアカウント名を見ただけで池部校長先生だと分かります。(笑))
「カメラON」になっていないようです。
指摘すべきか迷いましたが、お話が始まっていますので、音声のみの中継となりました。
池部校長先生「九州のおへそ、熊本県山都町にある矢部小学校校長の池部です。覚えてますか~?」
子供たち「は~い、覚えてま~す!」
池部校長先生「1年前までは、熊本県の山都町にある同じ名前の潤徳小学校の校長でした。昨年の3月で学校が閉校して、今の矢部小学校に統合し、そこの校長として子供たちと楽しく過ごしています。」
一昨年の11月から始まった、「東西潤徳小学校コラボレーション」。(詳しくは、こちら)
1年生や今年度着任した教職員はコラボのことを知りませんので、池部校長先生からは挨拶と簡単な説明がありました。
そして、正直な池部校長先生らしく、来年度の身の振り方もお話しされ、今回が「お別れの挨拶」になることも告げられました。
池部校長先生は、矢部小学校に移られてからも毎日のように本校のホームページをチェックしてくださっています。
(私も、矢部小学校のホームページをチェックするのは日課ですが・・・)
特に「潤フェス」の企画・運営の素晴らしさを取り上げ、お褒めの言葉をいただきました。
また、本校を訪問した際(その①、その②)や、本校教職員も参列した閉校記念式典の思い出を語られ、2年間のコラボへの感謝と本校の子供たちとの別れを述べられました。
さすがに、最後はお顔を拝見したいと思い、割って入って「カメラON」にしていただくようお伝えすると、映りました!
本当に最後の「こ・ん・に・ち・は~!」です。
2年生のときに、毎日のように「こ・ん・に・ち・は~」をしていた、現3年生たち。
渾身の「こ・ん・に・ち・は~」です。
今日のために、山都・潤徳小の閉校のぼり旗を特別に矢部小学校の校長室に飾ってくださった池部校長先生。
粋な演出にグッとくるものがありました。
(本当はくまモンのぬいぐるみも出してくださっていたようですが・・・音声のみの場面で登場だったようです。)
池部校長先生が矢部小学校の校長になられてから、基本的には連絡をとらないようにしていました。
やはり、矢部小学校の学校経営に専念するうえで、潤徳小学校のことをずっと引きずるわけにいかないと考えたからです。
池部校長先生と私は「阿吽の呼吸」でつながっているので、互いの考えていることはだいたい分かっています。
互いの学校経営に集中しつつ、遠くから、エールを送り合っている状態が続いていましたが、今回は本当に最後ということで、私からスペシャルゲストの登場を依頼させていただいたところ、快諾していただきました。
この全校朝会に向け、複数回オンライン会議を行いましたが、山都・潤徳小の子たちは、矢部小学校に移っても楽しく元気に過ごしていることを伺って、とても安心しました。
東西コラボは今回で完全終了となりますが、1000kmを超えた歴史的交流は、両潤徳小の歴史に深く刻まれることでしょう。
池部校長先生、ありがとうございました!
なお、山都町立潤徳小学校のホームページは、今なお健在です。折に触れ、ご覧いただければ幸いです。
と、ブログの記載を終えようと思ったら、ちょうど給食の検食が運ばれてきました。
2年前に池部校長先生が初めて本校を訪問された時も、この震災関係の非常食メニューでした。
何というタイミング・・・。
とことん、池部校長先生との縁を感じます。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】潤徳小学校、ありがとう!
こちらは、北校舎1階の壁面にある、昭和50年度、60年度の卒業制作です。
昔は、このように卒業生が卒業制作をして、学校に何らかの物を残していくことがありましたが、本校の場合、このようなことを繰り返していくと、151年分の卒業制作が残ることになり、学校が卒業制作だらけになってしまいます。(笑)
とは言っても、昔も今も、卒業時の熱い思いは変わっているわけではありません。
そこで、6年生たちは「知恵と工夫」でお世話になった潤徳小学校への感謝を表そうとしています。
いつの間にか校内の各所には、4コマ漫画、クイズ、迷路など、子供たちが喜びそうなものが掲示されています。
これは、6年生たちが図工の時間に、「学校内で楽しんでもらえるもの」を作って掲示したものです。
今日は、昼の放送を使って、6年生からこの掲示の意味について説明がありました。
教室移動のときなど、この6年生の掲示の前で立ち止まる子が多くいます。
1年生A「校長先生、『中吉』って、なぁに?」
「おみくじめいろ」で遊んだ結果のようです。
校長「まぁまぁ、ついている日っていうことかな。」
1年生A「やったぁ!」
何でも喜ぶ1年生です。
掲示は年度内の予定ですから、「限定卒業制作」と言えるでしょうか。
6年生たちは、卒業を前に「卒業プロジェクト」として学校に役に立つことを考え、「奉仕活動」に取り組みます。
今朝は、各学級に6年生が行き、読み聞かせを行いました。
子供たち同士なので、ちょっとふざけた雰囲気になるのかと思っていましたが、読み手の6年生も聞き手の下級生も真剣な感じでした。
1学年下の5年生にも読み聞かせをします。
5年生もしっかりと耳を傾けていました。
読み聞かせから帰ってきた6年生に廊下で声を掛けます。
校長「どう、うまくいった?」
6年生たち「はい、すごく喜んでくれました!」
やりきった感じの6年生の笑顔がすてきです。
休み時間には、「下級生と遊ぼう」の企画が実行されました。
様々な遊びのコーナーを作り、指定された下級生(今日の場合は「2組」の児童)がやってきます。
体育館では、「猛獣狩りに行こうよ」、「整列ゲーム」が行われていました。
校庭でも「借り物競争」や「増えおに」など、楽しそうな遊びコーナーができていました。
遊具コーナーで一緒に遊ぶ1年生と6年生。
互いの絆は本物です。
6年生は他にも「あいさつ運動」、「側溝清掃」、「新1年生の机みがき」などの自分たちで考えた奉仕活動に取り組んでいます。
最後まで「子供たちがつくる学校プロジェクト」を貫きます。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】感動!爆笑!!6年生を送る会+潤杯表彰式
今日は、給食後の昼休みから5時間目までの時間を使って、6年生を送る会と半年間取り組んできた「潤杯」の表彰式が行われました。
6年生を送る会の企画・進行は、代替わりをした5年生の代表委員たちです。
5年生の花のアーチの下を通り、大きな拍手の中入場してくる6年たち。
校長からは、1~5年生には、これまで6年生にお世話になった感謝の気持ちをしっかり伝えること、6年生には、準備を一生懸命頑張ってきた下級生に対し、卒業式本番というつもりで自分たちの姿を見せること、企画した代表委員に感謝の気持ちをもって会に参加することについて話しました。
最初は1年生の出し物です。
代表児童が呼びかけをします。
1年生AB「ぼくたちは、2年生から校歌を教えてもらいました。」
校歌についての話が続き、
1年生CD「来年の1年生にも教えていきます。」
1年生EFG「今日は、大好きな潤徳小学校の校歌を心を込めて歌います。」
1年生の出し物は、校歌を歌うことなんだな・・・と誰もが思っていると、音楽専科の校歌のピアノ伴奏が始まります。
♪ ゆたけき さちの むさしのに~
と歌われると思ったら、
1年生「♪ ○○○さん、△△△さん、□□□さん・・・」
何と、校歌のメロディーに合わせて、6年生一人一人の名前が歌われます。
そして、そのときに、1年生が一生懸命描いた、対象の6年生の絵が頭の上に掲げられます。
これには、会場はびっくり。
6年生は自分の名前が言われる恥ずかしさと、思った以上に似ている似顔絵を見て、大爆笑。
でも、6年生全員の名前を歌い切る心のこもった1年生の出し物に、6年生たちはとてもよい表情になっていました。
続いて、2年生です。
2年生は、およぞ30名が単独の呼びかけを行い、6年生への感謝の気持ちを熱く伝えました。
2年生AB「1年生のときのたて割り班活動では、私たちを教室まで送ってくれて、優しいなと思いました。」
2年生は、ちゃんと1年以上前に受けた恩を覚えているのです。
出し物は、「いつだって」の合唱です。
1年生の出し物に笑顔だった6年生たちも、真剣に歌う2年生の歌に聞きほれています。
いつの間にか、会場中が2年生を応援する手拍子であふれていました。
こういうところが本校の子供たちの素晴らしいところです。
次は3年生です。
3年生も呼びかけと歌の構成です。
3年生の歌は、「気球に乗ってどこまでも」です。
♪ ランランラ ランランランラン ランランランラン
聞き慣れたフレーズのところは、3年生自身が手拍子を打ち、踊ります。
会場もそれに合わせて一緒に歌い、会場が一体感に包まれました。
4年生です。
4年生も呼びかけ・・・というより小芝居からスタートです。
まじめに感謝を述べる呼びかけをしていたかと思うと、
4年生A「悲しいな~!」
と言い、いったん後ろを向くと、鼻水や大粒の涙の小道具をつけ、泣きまねをする4年生たち。
これには、会場中、爆笑。
結局、6年生との別れの悲しさを吹き飛ばす名目で、今年度の4年生の定番、「マツケンサンバ」ならぬ「6年サンバ」に持ち込む強引な流れに。
しっかり決めポーズを作って、終わりかと思ったら、そうではありません。
4年生たちは、雛壇に上がって、6年生たちを「拉致」。
6年生と4年生が一緒にフロアで「6年サンバ」を踊ることに。
もう、ハチャメチャです。
しかし、6年生たちは大ノリ。
会場中が大爆笑です。
そして、5年生です。
5年生A「6年生のみなさん、ご卒業おめで・・・」
5年生BCD「ちょっと待った~!」
突き飛ばされる5年生Aの児童。
5年生BCD「6年生は、来年最高学年になる私たちにとって、最大のライバルです。私たちの挑戦を受けてください!」
というわけで、5年生VS6年生の真剣勝負が始まります。
最初は5-1の挑戦、綱引きです。
6年生が自力の差を見せつけて勝利!
続いて、5-2の挑戦、じゃんけん大会です。
勝った人数の多い方が勝ちですが、運も6年生に味方したようで、6年生の勝利です。
続いて5-3の挑戦は潤徳小クイズ。
正解者の多い方が勝ちです。
6年担任のパーソナルクイズでしたが・・・
結果は、6年生の勝利です。
最後は5-4の挑戦、スプーンボールのゲーム大会です。
完全に宴会芸のノリですが、大観衆に見つめられて、焦る、焦る・・・
なかなか、ピンポン玉が次につながらないですが、僅差で6年生の勝利。
結局、6年生は全勝で先輩の意地を見せました。
続いて、たて割り班でお世話になった6年生たちに、一人一人が書いた各たて割り班のメッセージカードがプレゼントとして渡されました。
これまでの下級生の出し物やプレゼントに対して、6年生の代表委員の役員の児童たちからお礼の言葉が述べられます。
6年生代表委員A「今、潤徳小は、私たちが低学年のときより、イベントが多くてとても楽しいです。もっと潤徳小を楽しい小学校にしていってください。」
この言葉の意味は重いです。
6年生が低学年だったときは、コロナ禍。
なかなか楽しいイベントが企画できませんでした。
しかし、今は「子供たちがつくる学校プロジェクト」の下、自分たちが考えた企画を実施できるようになっています。
このメッセージに6年生の思いが伝わります。
そして、6年生のお礼の出し物です。
まずは、ちょっとしたクイズからスタート。
そして、卒業式で歌う予定の「旅立ちの日に」が披露されました。
最後には、「いままでありがとう」のメッセージが出されました。
楽しかった雰囲気が、ちょっとお別れモードに変わります。
校歌斉唱です。
6年生と一緒に歌うのはもう最後です。
今日は、6年生が一生懸命歌う姿が多く見られました。
そして、5年生代表委員が終わりの言葉を述べ、盛り上がった6年生を送る会は終了・・・
5年生代表委員AB「ちょっと、待った~!」
本校鉄板の流れで、まだ続きがあります。
そうです、「潤杯」の結果発表と表彰式です。
ここは、6年生の各委員会の委員長たちが登場してきて、これまで取り組んできた多数のイベントの結果が改めて紹介されます。
上位に入った学級は大歓声です。
振り返ると様々なイベントが実施されたことが思い起こされます。
そして、各学年の順位発表、そして総合順位の発表が行われます。
24学級中、NO.1のポイントを獲得したのは、4-3!
手製のトロフィーが渡され、会場中、大きな拍手に包まれました。
もちろん、4-3の子供たちは、狂喜乱舞です。
いかに「潤杯」が子供たちに身近なものになっていたかが分かります。
惜しまれつつ退場していく6年生たち。
卒業まで、登校日はいよいよあと9日。
来週からは、卒業式練習へと突入していきます。【校長】
避難訓練(3月)
給食が終わり、清掃の時間。
毎日のいつもの光景です。
ところが・・・
突然、
副校長「地震です、地震です。」
という校内放送が入ります。
そうです。今日は、今年度の最後の避難訓練の日。
予告なしで、かつ、最も校内放送の音が届きにくい清掃の時間に訓練を実施しました。
低学年の教室からは「キャーッ!」という悲鳴が上がっているのが聞こえます。
しかし、こういう時だからこそ、一瞬で静かになり、校内放送に耳を傾けることが大事です。
高学年は、自分の教室だけでなく、階段や昇降口、特別教室等の清掃もあります。
担任はそばにいませんから、放送があったら、自分だけで身を守るようにしなければなりません。
すぐにその場にしゃがむ子供たちです。
続々と校庭に避難してきますが、ほうきを持ったままの子もちらほらと見られます。
給食の片付け後、すぐに地震発生となりましたので、エプロンにヘルメットというレアな姿で避難誘導している担任もいます。
校長からは、東日本大震災に絡めた話をしました。当時は、6時間目の授業中だった子たちは、校庭に避難しましたが、低学年は下校中の子もいました。
どんな場合でも、自分で考え、自分の命を守れるようにしなければなりません。
また、岩手県大船渡市は、地震、津波、そして現在の山火事など、全く別の災害に見舞われていることから、どのような危険が身の回りで起きるか分からないということも話しました。
それにしても、今の子供たちは、東日本大震災を誰も経験していません。
風化させてはいけないのですが、毎年、このことを話す難しさも感じ始めています。
校内の至るところにほうきや雑巾がそのまま残されていました。
いつもなら、片付けないと叱られるところですが、緊急時はこれでよいのです。
まず、一番に自分の命を守ること。
毎回の避難訓練で、このことを再確認させていきたいと思います。【校長】
雪の影響はほとんどありません!
昨日の夕方から雪が降り続きました。
一時はかなりの積雪になったところもありましたが、未明からは雨になったこともあり、学校周辺で通行に影響が出るほどの積雪になっているところはほとんどありません。
学校の午前7時過ぎの状況です。ごく一部に雪が残っているところはありますが、ほとんどが溶けています。
校庭も、いつもの雨の日という感じです。
交通機関にも大きな影響はなく、学校では通常どおりの教育活動ができそうです。
雪かき等の対応を考え、教職員の一部は早めに出勤し、待機していましたが、特段の対応は不要でした。
ただ、細かい雨は降っていますので、登校、出勤等の際は十分お気を付けください。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】激突!学級対抗スポーツ大会!
卒業が間近に迫った6年生。
毎日のように卒業に関するイベントが行われます。
今日は、6年生の「スポーツ大会実行委員」が企画した、学級対抗のスポーツ大会が校庭で行われました。
各学級で円陣が組まれるなど、優勝目指して気合が入ります。
<全員競技>ドッジボール
「1組VS2組」などのように、学級対抗でドッジボールが行われました。
全員参加競技なので、内野の人数が非常に多くなります。
キャーキャー言いながら逃げる姿が見られました。
結果的には内野に残った人数で勝敗が決まりますから、逃げることも1つの作戦です。
<選択競技>サッカー
続いて、選択競技になります。
子供たちは、サッカーかリレーのどちらかに参加します。
サッカーを選択した子たちの試合が行われましたが、コート外には、リレーを選択した子たちがたくさん集まって声援を送っています。
ギャラリーが多いので、プレーにも力が入ります。
<選択競技>リレー
サッカーに出場しなかった児童がリレーの選手になります。
トラックの内側から大きな声援が送られます。
しかし、急造チームのためか、走順が違ってしまうなどのトラブルも発生。
走力より、事前の確認をしっかりしていた学級が有利になったようです。
この後は、全員競技の「大縄跳び」も計画されていたのですが、給食の時間が迫ってきたため、この3競技で判定をします。
その結果、
優勝 6-2
2位 6-4
3位 6-1
4位 6-3
となりました。
2組の児童は結果発表を受け、立ち上がって喜んでいました。
各試合は熱かったですが、校庭は極寒でした。
校庭横の百葉箱をのぞいてみましたが、気温は4℃!
一番大変だったのは、2時間、立って子供たちを見守っていた担任たちだったような気がします。(苦笑)【校長】
春→冬 雨→雪
昨日の日野市の最高気温は21℃。
3月になり、まさに、春到来を感じさせるような1日になりました。
しかし、今日は一変!
朝から、冷たい雨が強く降っています。
これだけの雨が降るのは、2/2(日)以来、約1か月ぶりのこととなります。
久し振りに雨具を持つので、昇降口が混乱するかと思いましたが、1年生も上手に傘をしまっていました。
さすが、もうすぐ2年生になる子供たちです。
学校は、今日から3/7(金)に行われる6年生を送る会の準備モードに入ります。
1時間目は3年生が全体練習を行っていました。
2時間目は、送られる側の6年生の練習です。
6年生の特権、雛壇での練習になります。
「主賓」ですから、頑張ってほしいものです。
中休みは当然校庭では遊べません。
「潤徳池」が着々と作られていきます。
結構激しい雨になってきましたし、気温もどんどん下がってきています。
5時間目は2年生が学年練習をしていました。
校長は正面から写真を撮っていますが、それを見た担任が、
2年担任「校長先生を6年生だと思って話しましょう。」
との指示を出しています。
写真1枚だけのはずだったのに、最後まで2年生の注目を浴びる形になりました。(苦笑)
そして、児童の下校時には、ぼたん雪に!
「三寒四温」とは言いますが、これだけ急激に気候が変わると、子供たちの体調に影響が出ないか心配です。
今日は、暖かくしてお過ごしください。【校長】
三沢中学校への引継ぎ
今日で2月もおしまい。6年生は、小学校生活があと1か月となりました。
中学校進学を間近に控え、三沢中学校の生徒会が説明に来るなど(詳しくは、こちら)、6年生の子供たちも中学校を強く意識するようになってきています。
今日は、本校の多くの児童が進学する三沢中学校の先生方が来校し、6時間目の6年生の授業の様子を参観し、その後、6年担任との情報交換を行いました。
6-1 学級活動
学年のスポーツ大会のことについて話し合っています。
6-2 国語
「漢字の広場」の学習です。6年間、毎日のように学習してきた漢字も総復習の時期です。
6-3 国語
物語「海の命」の音読をしている場面です。
中学校は教科担任制ですから、様々な教科の先生方が来校しています。
自分の専門の授業は、特に興味深そうにご覧になっていました。
6-4 外国語
ちょうど、今日は「Mimmy Adventure」の日で、フィンランドとの生中継を行う貴重な時間に参観が重なりました。
現地のJemmyさんが、フィンランドから生中継してくださいます。
日本側が午後2時13分のとき、フィンランドは午前7時13分とのことでした。
気温は0℃。30cmは積もっているかと思われる一面の雪景色です。
Jemmyさんは、自宅のサウナを見せてくださったり、フィンランドのお菓子などを紹介してくださったりしました。
日野とは全く違う光景と文化に子供たちも興味をもって画面を見ていました。
児童下校後は、6年担任と三沢中学校の先生方が集まり、進学する児童一人一人について細かい引継ぎを行いました。
もちろん、担任たちは、三沢中学校以外の中学校とも同様な引継ぎを行います。
正確な情報を引き継ぐことにより、中学校での円滑な生活がスタートできると考えています。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】潤杯ラストイベント、「K1グランプリ」!
およそ半年にわたり、各員会からのイベントを通してポイントを積み上げてきた「潤杯」の取組も最終盤を迎えました。
最後のイベントは、整美委員会による「K1グランプリ」です。
校内格闘技大会ではありません。「K(きれい)1(1番)グランプリ」です。
要するに、教室環境をきれいに保っている学級に潤杯ポイントを授けようという企画です。
言うまでもなく、整美委員たちは、各教室に「抜き打ちチェック」に行きます。
普段の教室環境でポイントを付与するわけです。
中休みに6年4組に集まり、「作戦会議」を行う整美委員たち。
分担する教室に分かれ、昼休みに「抜き打ちチェック」に行くことを確認します。
そして、昼休み開始!
整美委員の1グループについていき、取材してみました。
担当学級のうち、最初に向かったのは4-4。
まず、担任に「K1グランプリ」であることを告げ、教室内に入ります。
チェック内容は、以下のとおりです。
・机の上に物が出しっぱなしになっていないか。
・ごみ箱の周りにごみが落ちていないか。
・体操着をかけるフックの下に、体操着などが落ちていないか。
・ボックスの整理ができているか。(4年以上)
厳しいチェックが入ります。
潤杯ポイントがかかりますから、きちんと記録用紙に結果を記入していきます。
取材した整美委員の担当学級は、4-4、5-4、6-4。
5-4児童A「まずい、K1グランプリだ!」
抜き打ちチェックに慌てて机の上を片付けようとする児童もいますが、お構いなく整美委員たちは冷徹に採点していきます。
さぁ、その結果はどうなるか。そして、「潤杯」の総合チャンピオンはどの学級になるのか。
全ては、3月7日(金)の6年生を送る会のときに明かされます。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「MJコンサート実行委員会」解散式
今年度の「子供たちがつくる学校プロジェクト」の大きな柱である、3回の「MJコンサート」。
先日の2/8(土)の「進!MJコンサート」の開催により、半年にわたる明星大学学友会吹奏楽団とのコラボレーションを成功裏に終えることができました。
このことは、これまで献身的に頑張ってくれた「MJコンサート実行委員会」の子供たちのおかげです。
そこで、今日は、中休みの時間に委員全員と担当教員たちが集まって「解散式」を行いました。
これまで、何十回も集まってきた仲間たち。
今日で最後です。
担当教員からねぎらいの言葉をかけ、保育園交流から「中抜け」してきた校長からも、日本中のどこにもない、潤徳小だけのイベントをやりきったことは、本校の歴史に名を残すほど素晴らしい活躍であると話しました。
最後は、円になり、実行委員たちの結束を表す「MJポーズ」でバッチリ決めて、
「1本締め」で全ての活動を終了しました。
本当にこの子供たちがいなければ、「MJコンサート」を実現することはできませんでした。
これまでの頑張りに、心から感謝したいと思います。
「MJコンサート」は終了しましたが、明星大学学友会吹奏楽団の複数の団員の方々から、今後も本校児童との関わりを続けたいとのありがたいお申し出を受けました。
そこで、市の「学力向上支援者」の制度を生かし、音楽だけでなく、各教科等の支援を今後も継続していただくことになりました。
今日の給食の時間に、2人の団員の方にリモートで全校児童に挨拶していただきました。
「MJコラボ」は、まだ続きそうです。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】じゅんとくしょうがっこうへようこそ③
今日は、「1年生と保育園児の交流ウィーク」の最終日の3日目。「あらい保育園」の年長児たちが2時間目と3時間目に本校にやってきました。
最初は、昨日までと同様、1-1から1-4までの授業参観です。
1-3の参観をしようとしたところ、代表児童が年長児たちの前で説明を始めました。
1-3代表児童「今、やっている勉強は算数です。Chromebookを使って形の勉強をしています。」
ずらりと並んでいるChromebookを見て、ちょっと圧倒されている年長児たち。
校長「大丈夫。1年生になったら、みんなも1台ずつおもちゃをもらえますよ。」
1-3の子供たち「おもちゃじゃない!!」
総ツッコミが来て、今日も叱られました。
日々の定番の反応にちょっとほくそ笑んでしまう校長です。
第二音楽室では、音楽の授業を参観しました。
「かえるのがっしょう」を1年生が鍵盤ハーモニカで演奏しています。
♪かえるのうたが きこえてくるよ・・・
お行儀のよい年長児たちと一緒に校長も1年生の演奏に合わせて歌います。
3時間目は、1-4の児童と年長児たちが交流をしました。
まずは、お店屋さんごっこで遊びます。
国語の「ものの名まえ」の学習で、様々な名詞の分類の仕方を学んだことを生かし、「おもちゃ屋さん」、「ケーキ屋さん」、「お花屋さん」などのカテゴリー別のお店を出し、年長児たちが好きに買い物できるようにしています。
「ペットショップ」もあります。
(「ペットツョップ」に見えなくもないですが、カタカナをまだ習熟できていないので、ご容赦を・・・)
「いらっしゃい、いらっしゃい」と全力でペットを売り込みます。
それに年長児たちもつられて、すぐにほぼ完売です。
どのお店も大盛況で、すぐに年長児たちと仲良くなっていました。
中には、保育園の先生方に商品を売り込んでいたちゃっかりグループも・・・。
続いて学校紹介です。
各分担に分かれて、次々と説明していきます。
読み聞かせコーナーもありました。
年長児たちも、絵本に見入っていました。
本校のキャラクター、「ウリー」と「サクラモチ」の紹介もありました。
4月の入学式で校長から紹介しようと思っていましたが・・・これを見て、路線変更を余儀なくされました。(苦笑)
続いて、「学校クイズ」です。
選択肢なしで、即答しなければならないハードなクイズです。(笑)
Q「学校は、何をするところでしょうか?」
いきなり、哲学的な問題が出ます。
いろいろな答えが考えられそうですが、4組の子たちは、考える暇を与えません。
クイズ担当の1年生たち「せーの!」
年長児たち「勉強するところです!」
何と、ほぼ全員、同じように答えます。
これには、周りで見ていた大人たちは大拍手。
校長も、録音して、本校児童に聞かせたいと思いました。(笑)
Q「学校で飼っている鳥の名前は何でしょうか?」
え、ノーヒント?
有無を言わさず
クイズ担当の1年生たち「せーの!」
年長児たち「サクラモチ!」
確かに、先ほどの説明をよく聞いていますが・・・
クイズ担当の1年生たち「正解です!」
これには、同じ1年生からツッコミが入ります。
1年生A「違います!サクラモチは飼われていないでしょ?」
クイズ担当の1年生たち「いいんだよ!」
自己主張の強い4組の子供たち、年長児たちをそっちのけで一触即発の言い合いになりかけます。
4組の子供たちの反応をよく知っている担任。ここは割って入ります。
1-4担任「潤徳小では烏骨鶏という鳥が飼われていて、それがモデルになって、サクラモチというキャラクターができたんです。鳥の名前は『大福』といいます。」
まぁ、普段の4組の姿が見られて、よかったような、よくなかったような・・・(苦笑)
その後は、本校の定番の遊び「よつかど」で仲良く遊びました。
3日間にわたり、保育園の子たちをお迎えしましたが、すっかり、1年生たちはお兄さん、お姉さんモードになっています。
来年度も「子供たちがつくる学校プロジェクト」は続きますが、そのトップバッターが新2年生による入学式での歓迎の催しになります。
今回の経験を生かし、「子供たちがつくる入学式」に向け、アイデアを出していってほしいと思います。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】じゅんとくしょうがっこうへようこそ②
今日は、「1年生と保育園児の交流ウィーク」の2日目。「むこうじま保育園」の年長児たちが2時間目と3時間目に本校にやってきました。
まずは、1年生の授業参観から。
絵の具を使っているところを興味深く見ている年長児たち。
校長「絵の具を使ったこと、ありますか?」
何人かの園児たちが手を挙げていました。
算数の授業で、色板を使って様々な形を作っているところを見ている年長児たち。
校長「1年生になったら、色板でいろいろ遊べますよ。」
1年生A「遊んでるんじゃないの!」
またまた叱られてしまいました。
昨日の2園の子たちは先生方の後ろについて1列に並んで参観していましたが、むこうじま保育園の子たちは、完全にフリーで1-1から1-4までを参観していました。
年長児A「あ、あっちでパソコン使ってるから見に行こう!」
興味のあるところに次々移動していました。
2時間目の後半から3時間目にかけては、1-2の児童と年長児たちが交流をしました。
まずは、ド派手なパフォーマンスで年長児たちを歓迎します。
1-2の子たちは、「潤フェス2」の3日目にダンスパフォーマンスで出演していますので(詳しくは、こちら)、息の合った踊りを披露します。
すると、驚いたことに、年長児の中にも一緒に踊り出す子が何人もいます。
思わず、園の先生方に聞いてみました。
校長「保育園児も知っている踊りなんですか?」
むこうじま保育園の先生「えぇ。そうみたいですね。」
年長児たちを自分たちの座席に座らせます。
自作のコマを持ってきて、一緒に遊んで仲良くなります。
続いて、学校紹介です。
2組の子供たちが事前に取材し、Chromebookで撮っておいた写真を使って説明します。
1年生B「ここは、校長室です。校長先生のいる部屋です。校長先生はとても優しいです。」
誉めてもらったことはうれしいものの、「イク王」バージョンで黄色いヘルメットをかぶったポーズにしたのに・・・。
誰も反応せず、完全に空振りです。(苦笑)
1年生たちは、教室の紹介や、学校のルール、持ち物などについて詳しく説明してました。
次は、体を動かして遊びます。
「ばくだんゲーム」です。
ストップがかかったときに、爆弾の人形を持っていた子は円の中央に出て、自分の名前と好きなことを言います。
年長児たちも上手に自己紹介できていました。
最後は、ビンゴゲームです。
1年生の手描きの絵のマスを使い、1年生と年長児がペアになってビンゴになるまで楽しんでいました。
むこうじま保育園の年長児の数は多く、1-2もぎゅうぎゅうな状態でしたが、2組の子たちは自分たちで話し合ったとおり、上手に年長児たちをもてなしていました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】じゅんとくしょうがっこうへようこそ①
「潤フェス2」、「潤杯」など、「子供たちがつくる学校プロジェクト」につながる大きなイベントが目白押しの3学期。
高学年を中心とした児童が次々に企画を立て、実施しているところです。
しかし、「子供たちがつくる学校プロジェクト」は、高学年の子供たちだけで行うものではありません。
1年生もしっかりと「子供たちがつくる学校プロジェクト」を意識した活動を行っています。
今週は、「1年生と保育園児の交流ウィーク」です。
本校の近隣にある4つの保育園の年長児が本校に来て、1年生と様々な交流を行います。
これまで1年生は、各学級でおもてなしの準備を進めてきました。
今日は、「たかはた北保育園」と「子どもの森あさかわ保育園」の年長児たちが2時間目と3時間目に本校にやってきました。
まずは、日ごろの授業の様子を参観します。
1-1から1-4まで、全学級公開です。
Chromebookで三角形を作っていく学習に年長児たちは興味津々。
校長「1年生になったら、こうやって、おもちゃで遊ぶことができますよ。」
1年生A「おもちゃじゃない!パソコン!校長先生、いい加減なこと言わないで!」
叱られてしまいました。
算数の文章題を解いているところを見ている年長児たち。
校長「1年生になると、たし算とかひき算とかをやるんですよ。」
年長児たち「知ってる!たし算とか、やってるもん。」
頼もしい年長児たちです。
2時間目の後半から3時間目まで、1-1の児童と「子どもの森あさかわ保育園」の年長児たちが交流をします。
まずは、学校紹介です。
1年生たちがChromebookで撮ってきた校内の様々な場所や教室からの行き方について写真や動画で紹介します。
続いて、学校クイズです。
分からない園児には、ペアの1年生が優しくヒントを出しているのがほほえましいです。
たて割り班のときにもよく遊んでいる「よつかど」で一緒に遊びます。
年長児たちは遊んだことがないので、1年生が手をつないで一緒に行動しています。
続いて「的当て」です。
折り紙で作った球をボードに当てます。
的に当たった得点で、1年生自作のプレゼントがもらえる仕組みです。
同じ時間、1-3の児童と「たかはた北保育園」の年長児たちが交流を行いました。
まずは、年長児たちに「プリント体験」をしてもらいました。
自分たちが入学したときに最初に取り組んでいた、「線のおけいこ」の練習です。
プリントは、3組の子供たちの自作です。
鉛筆の持ち方など、年長児に優しく教えてあげていました。
続いて、「Chromebook体験」です。
自分たちも使い始めてから1年も経っていないのに、器用に年長児たちに教えている1年生。
おとなしく操作をしている年長児たちを含め、デジタル世代のすごさを感じます。
次は、「学校ビンゴ」で遊びます。
3組の子供たちが、学校の各所をChromebookで撮影してきているので、その場所が出てくるとビンゴに近付きます。
途中には、自分の黄色い帽子をかぶらせてあげるサービスもありました。
体を動かす遊びもします。
♪かもつれっしゃ しゅっ しゅっ しゅ・・・
あれ?今朝の児童集会のときも聞いた曲が・・・。
たまたま遊びが重なりましたが、「じゃんけん列車」で楽しく遊びます。
楽しいことは何回やっても楽しいのです。
1-1と1-3の交流の仕方は全く違います。
これが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の真骨頂。
1年生と言えども、保育園児に喜んでもらうために、また、小学校のことを知ってもらうためにはどうすればいいか、学級内で一生懸命考えて企画したのです。
ですから、おもてなしの仕方が違っているのは当然です。
(もちろん、各担任は他学級の交流内容は知っていますし、保育園側にも事前に情報提供しています。)
一番大事なのは、こうした活動を通して、年長児たちに「潤徳小は『子供たちがつくる学校プロジェクト』を頑張っている学校である」ことを知ってもらうこと。
これについては、十分達成できた交流会だったと思います。
明日からも、続々と保育園児たちがやってくる予定です。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】校内じゃんけんチャンピオン決定!?
今朝は、集会委員会による「クラス対抗じゃんけん列車」集会が行われました。
先週の金曜日、放送委員会と集会委員会のコラボによる「ドッキリ集会」が行われたばかりなので、すぐに新たな集会が実施され、子供たちの負担が気になるところですが、集会委員会は、ドッキリ集会担当と通常集会担当に分かれ、応援が必要な場合は、互いに助けるシステムにしているとのことです。
今回は、通常集会担当の子供たちが企画・運営をする集会になります。
じゃんけんに勝ち抜き、チャンピオンになった学級には、集会委員自作のトロフィーが授与されるとのこと。
モチベーションが上がります。
♪かもつれっしゃ しゅっ しゅっ しゅ・・・
音楽に合わせて、全学級が動き出します。
各学級の先頭の児童が代表児童になり、別の学級の先頭の児童とじゃんけんし、負けたらその学級の後ろについていくルールです。
つまり、最後に先頭になっている学級がチャンピオンということになります。
じゃんけんが繰り返され、列がどんどん長くなっていきます。
すると、「先頭」の子が一人になりました。
全校が一列になったのです。
ということで、見事チャンピオンになったのは2年3組。
各学級、先頭の児童を決めるために「学級内予選」を行ってきていますから、2年3組の先頭の児童は、本校で最もじゃんけんの強い児童ということになります。
2年3組の子供たちは、朝礼台の周りに集まり、先頭の児童が集会委員からトロフィーを受け取っていました。
他の学級も2年3組に大きな拍手を送り、心の温まる時間になりました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】校長、緊急逮捕!またもや、ドッキリ集会!!
本校は、給食後に清掃→昼休み→5時間目という流れで進んでいきます。
今日も、普段どおり、清掃が終わろうとしていましたが・・・
その清掃の時間に、こっそりと放送委員会の子供たちが多目的室に集まっています。
そして、反対側には集会委員会の子供たちが・・・。
実は、今日は極秘裏に計画された、放送委員会×集会委員会による、今年度3回目の「ドッキリ集会」の決行日なのです。
(過去のドッキリ集会の様子は、こちらから ドッキリ集会① ドッキリ集会②)
突然、集会委員会の児童からの放送が入ります。
集会委員A「今日のドッキリ集会は『学校かくれんぼ』です。」
清掃が終わり、昼休みになるのを教室で待っていた子供たちは、まさにドッキリですが、大好きなかくれんぼと知って、歓声が上がります。
すると、おもむろに各担任が黒板に「手配書」を貼り出します。
実は、今回は、この手配書にある「お尋ね者」を探すことがミッションなのです。
さらに、見付けた人数に応じて「潤杯ポイント」が入ります。
各教室が騒然となります。
この「お尋ね者」が何と本校の教員に瓜二つ!
校長(さいとう いくお)に似た「お尋ね者」もおり、名前は「イク王」になっています。
懸賞金は、何と「₿7,000,000,000,000,000」!
国家予算を大きく超える懸賞金・・・
どれだけ凶悪かつ危険人物なのか・・・
おまけに単位はビットコインだし・・・(苦笑)
他の「お尋ね者」たちも、本校の教員をもじったような、怪しい名前がついています。
多額の懸賞金がかけられるほど悪いことはしていないつもりですが、身の危険を感じ、暗幕をかぶって、2階の廊下の前に隠れます(「潤杯ポイント」のたまっていない学級の前)。
しかし、開始の合図とともに、一瞬で子供たちが殺到し、暗幕をはがされ、確保される羽目に。
数十人の子供たちに連行され、チェック役の集会委員に引き渡されます。
すると、放送で「たった今、『イク王』が捕まりました!」との放送が流れます。
今回、「お尋ね者」が潜んでいるのは学校内全域です。
そのため、校庭、校舎内、血まなこになって子供たちは捜しています。
体育館に行くと、跳び箱の中に隠れていた「お尋ね者」が確保されていました。
それにしても、「お尋ね者」が捕まるたびに、すぐに放送が入るので不思議に思い、放送室に行ってみると、放送委員たちが、端末を確認しながらマイクに向かっていました。
実は、「お尋ね者」が集会委員に引き渡されると、すぐに集会委員が入力するのです。
その結果を見て、すぐに放送を入れるわけです。
まさに、リアルタイムかくれんぼ。
非常に高度なことが裏側では行われているわけです。
こうした最先端の「防衛システム」により、全ての「お尋ね者」が確保され、潤徳小の安全が守られました。
「お尋ね者」が確保されても、子供たちは手配書を見て、盛り上がっていました。
この「ドッキリ集会」は、集会委員会と放送委員会がコラボして企画されたものです。
各委員会の委員長が構成員となっている、新設の「中央委員会」での議論を経て実現しています。
たぶん、年度末の押し詰まっている時期にもかかわらず、「潤杯」や「潤フェス2」などパーティーモードになっているのは、日本全国で本校だけなのでは?
「子供たちがつくる学校プロジェクト」の大きな成果と言えそうです。
それにしても、集会終了後の子供たちの反応が違います。
1年生A「あ、『イク王』見付けた!」
3年生A「『イク王』、さようなら!」
困ったものです…(苦笑)【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】最終日!潤徳フェスティバル2⑤
1週間連続で開催してきた「潤フェス2」もいよいよ最終日です。
トップバッターは、寸劇「6年1組の日常」です。
お笑い要素満載のシナリオとオーバーリアクションで会場は大爆笑。
担任との息もピッタリでした。
次は、ルービックキューブです。
数百人が見守る中、6面を揃えることに集中します。
隣では、けん玉披露の応援も加わります。
生の一発勝負なので、なかなか思うように揃いません。
そこで、次のピアノ発表と並行して作業を続けます。
努力の甲斐あって大成功!
大きな拍手が送られました。
そして、ピアノの演奏曲は、子供たちにも大人気の「Bling-Bang-Bang-Born」。
観客も大合唱です。
速いテンポなのに素晴らしいテクニックで弾いていました。
次は、5年生による複合技の発表です。
歌、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、旗のコラボレーションがバッチリ決まっていました。
次は、歌と「6年4組の楽しい仲間たち」の発表です。
あいみょんの歌を真剣に歌う傍らで、楽しい仲間たちのドタバタダンスが披露され、笑いが起きていました。
そして、潤フェスの発表の中心となったダンスの発表です。
どのグループも、キレキレのダンスを披露しています。
本当に若者や子供たちにはダンスが流行っていることが分かります。
そして、「潤フェス2」の最後を飾るのは、4年1組の発表です。
驚いたのは、学級にふさわしい歌をAIで作ったということ。
その歌に合わせて全員でダンスを踊ります。
ハイライトは担任のバク転!
会場はサプライズの連続で、大いに盛り上がりました。
4年1組の子供たちは、出演3日前には「決意発表会」を開催するなど、並々ならぬ覚悟で本番に臨んでいました。
大トリを飾るにふさわしいパフォーマンスを披露することができました。
代表委員「これで、今年度の潤フェスを終わりま⋯」
担当教員「ちょっと待った〜!」
代表委員は夏休みの前から準備を始め、延期があってもモチベーションを保って、「潤フェス2」の成功を目指して頑張ってきました。
その努力について担当教員から紹介があり、会場から代表委員に対してねぎらいの大きな拍手が送られました。
今回、「潤フェス2」となり、大きく変わったことは、出場者数の急増です。全校の半数近い児童が出場者となるなど、裾野が大きく広がりました。
一大イベントとなった「潤フェス2」。
1週間だけの開催期間だけでは、全てを同列に扱うことが難しくなったので、「ステージ枠」と「映像枠」に分けた構成にしました。例えば、短時間ではできないものや、サッカーのシュートなど体育館では発表できない出し物は「映像枠」とし、各教室や「潤徳小デジタルサイネード」で紹介しました。
多くの子が、教室移動のときなどに足を止め、パフォーマンスに見入っていました。
「潤フェス2」は、全て休み時間に行われ、教育課程に位置付かないものです。
それにも関わらず、教員も子供たちも全力投球するところに本校の強みがあると感じます。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)