日誌

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2年生 2学期はじめての図書の時間

本日は、2年生の2学期はじめての図書の時間でした。

 

はじめに、教室で2学期の図書の約束を確認しました。

その後、「なつのおとずれ」という絵本の読み聞かせをしました。

夏の食べ物や花などが、たくさん出てくるお話です。

 

「夏休みにスイカを食べたよ!」「流しそうめんもしたよ!」とたくさん教えてくれました。

 

図書室に移動し、興味のある本を探しています。

 

「静かに本を読む」という1学期からの約束をしっかり守っています。

まったく話し声がなく、集中している様子に感心しました。

 

 

2学期の本の貸し出しは、9月7日(火)からです。

「心が落ち着くような図書室」を作っていけるように、頑張ってまいります。

校長先生がおいでになりました

5年生の教室に入りました。

担任「あ、ちょうどいいタイミング!校長先生に何て話しかければいいかな?」

え?何のことかと思い、黒板を見てみると、「敬語」との板書があります。

なるほど、国語で、敬語を使う場面について学んでいるようです。

5年生A「校長先生がおいでになりました。」

5年生B「校長先生がいらっしゃいました。」

5年生C「校長先生がお越しになりました。」

担任の意図を察した校長。担任とアイコンタクトで、教室を出ていこうとします。

担任「あ、このとき、校長先生に何て言えばいい?」

出ていくときの敬語はなかなかとっさに思いつかないようです。

5年生D「バイバ〜イ?」

5年生E「またね!」

5年生F「ありがとう。」

ちょっと、敬語の授業だということを忘れてしまっている子もいます・・・。

5年生G「校長先生が出ていかれました。」

5年生H「校長先生がお帰りになりました。」

だんだんノリのよくなってきた担任。

担任「じゃあ、校長室に入る練習してみようか?」

というわけで、校長室に入るロールプレイングです。

5年生I「(トントン)失礼します。校長先生、いらっしゃいますか。」

緊張した様子で校長に話しかける5年生。敬語を使うときは、緊張する場面が多いですから、いい練習になります。

5年生J「(トントン)校長先生、入ってもいい?」

意図的に悪い見本を示す5年生もいます。

日本語を勉強している外国人の方が難しさを感じるのが敬語だという話をよく聞きます。

相手に尊敬の念を表したり、自分がへりくだったりするという、日本人ならではの感性を敬語の学習で培ってほしいものです。【校長】

道徳 with Chromebook

2年生で道徳の授業が行われていました。

扱う読み物教材は「森のともだち」。次のような内容です。

・動物たちが仲良く暮らす森に、きつねの「こんきち」が引っ越してきた。

・「こんきち」は、わがままで乱暴者であり、森の動物たちは「こんきち」を避けるようになった。

・ある日、森におおかみがやってきて、「こんきち」に飛びかかり、押さえ込んでしまった。

・「助けてくれ」と叫ぶ「こんきち」を見て、森の動物たちは相談し、おおかみに向かって「こんきちくんを離せ!」と周りから声を上げた。

・おおかみは、一瞬ひるみ、そのすきに「こんきち」は逃げ出した。

・おおかみは、今度はうさぎの「ぴょん子」に飛びかかったが、森の動物たちは一緒になっておおかみに体当りし、おおかみを追い払った。

・「こんきち」は森の外れまで逃げたが、自分が助かることだけを考えていたことが恥ずかしくなり、森の元の場所まで戻った。

・「こんきち」は森の動物たちのそばにかけよると、「ごめんよ。ごめんよ。」と言って泣き出した。

今回の授業は、「友情、信頼」について考えさせることがねらいです。

そのため、泣き出した「こんきち」の気持ちを考えさせることが授業の中心になります。

そこで、互いの意見を交流するためにChromebookに入っているソフト「ミライシード」を使います。

泣き出した「こんきち」の気持ちを、各自で入力していきます。

キーボード入力に慣れていない2年生は、手書き入力をしますが、操作に習熟してきて、鉛筆で書くのと同じようなスピードで入力していきます。

それぞれ書いた意見が、画面上で共有されます。

子供たち自身も、他の子の考えを自分の端末で確認し、共感できる意見に対して「拍手(Facebookの「いいね!」のイメージ)」のボタンをタップします。

「キーワード検索」により、どんな単語が多く使われているか集計することができ、全体的な傾向を確認することができます。

従来の道徳の授業では、意見交流する際に、挙手して指名された児童の意見が取り上げられることが多く、全員の意見を共有化することはなかなかできませんでした。

また、一瞬で自分の意見と他者の意見を比較できることは大変効率的でもあります。

これまでの授業のよさを生かしつつ、新たな技術を取り入れることで、本校では、より質の高い授業ができるよう、研究を深めていきたいと考えています。【校長】

理科 with Chromebook

学校内を回っていると、敷地内で各学年が植物を栽培している学校の畑のところで、3年生が集まっているのに気付きました。

行ってみると、全員、Chromebookを持っています。

子供たちに聞いてみると、花が咲いているヒマワリやホウセンカの観察をしているとのこと。

平成までの理科の観察の場合、畑の中にしゃがみこんで、対象の植物の様子を観察カードに記録していたものですが、令和の時代はちょっと違います。

ヒマワリにピントを合わせてパチリ。

ホウセンカにピントを合わせてパチリ。

子供たちはChromebookのカメラ機能を使って、器用に記録写真を撮っています。

撮影が目的ですから、短時間で教室に戻ってきました。

そして、教室で、記録写真を見ながらじっくりと観察カードを仕上げていきます。

もちろん、手触りやにおいなどは、その場でしか分からないものですが、視覚的な特徴を記録するためには、こうしたカメラ機能を使うことはとても有効な手段だと言えます。

「校長先生、ちょっと蚊に刺されちゃったよ・・・。」

と嘆く子も何人かいましたが、教室で作業ができるので、ヤブ蚊の被害も少し抑えられそうです。【校長】

「黙食」、リスタート!

行動制限のない夏休み、いかがだったでしょうか。

「校長先生、『ユニバ』に行ったんだ!」

「田舎のおばあちゃんのところで、おいしいスイカを食べたの。」

など、私と顔を合わせた子供たちが次々と夏の報告をしてくれます。

行動制限がなくなっても、平凡な夏休みだった私にとっては、子供たちの報告をうらやましく感じるところもありますが、充実した夏休みを送った子がたくさんいることはうれしく思います。

しかし、行動制限がなかったからと言って、新型コロナウイルス感染症の感染状況が改善したわけではありません。

1学期の5〜6月頃は、感染状況も比較的落ち着いていて、都の新規感染者数は1,000人を下回る日もあり、無事に5、6年生の移動教室も実施できました。

しかし、夏休み前から感染者数が急増し、夏休みに入ってからは都の新規感染者数が4万人を超える日もあるなど、「感染爆発」とも言える状況が続きました。

8/25の都の新規感染者数は23,129人。大変厳しい感染状況のまま、2学期の始業式を迎えたことになります。

私は、昨日の始業式の校長あいさつの中で、子供たちに、今一度、以下のような感染防止対策を徹底することを呼びかけました。

・朝、検温し、おうちの方に体温と体調を伝えること

・熱があったり、体調が悪かったりするときは、無理に登校しないこと

・学校では、外から中に入るときには手洗いをしっかりすること

・校舎内では、食事の時以外はマスクをすること

 (登下校時に他の人と距離がとれているときや体育、外遊びのときはマスクを外してもよい。)

・給食時には「黙食」を徹底すること

・教室の窓、ドアを開けて換気をしっかりすること

・帰宅時にはうがいを忘れずにすること

子供たちに限らず、全体的にコロナに対する「慣れ」が出てきているように感じます。

2学期が始まり、生活リズムも元に戻ります。

この機会に、感染予防の基本を徹底することが大事だと考えています。

そこで、今日から、給食が始まりましたので、抜き打ちで子供たちの様子を見に行きました。

まず、4校時終了後、多くの子が手を洗いに出てきました。

石けんも使って、よく洗っています。

1年生の様子です。

「いただきます」の後、黙って食べ始めました。順調です。

しかし、長居は無用。

校長の姿を見付けると、「校長先生、チンジャオロース丼、おいしいよ!」などと話しかける子が出てくるからです。

3年生の様子です。

静かに食べています。よくできています。

校長に気付いた子が後ろを向くので、唇に人差し指をあて、「しーっ」とサインを送ります。

黙ってうなずく3年生たちです。

6年生の様子です。

日光移動教室でも黙食を徹底したので、さすがによくできています。誰もしゃべりません。

「やっぱり、6年生が一番黙食ができているね!」

と声をかけますが、表情を変えず食べています。コロナ禍を長く過ごしている6年生、黙食は当然の習慣になっているようです。

校長の「抜き打ち検査」の結果は良好。夏休み明けですが、黙食を含め、これまで蓄積してきた感染予防の習慣はちゃんと身に付いていると感じました。

2学期も始まったばかり。

運動会や展覧会など、大きな行事も多い今学期。まずは、健康で、元気に過ごせるようにすることが大事です。

本校の教職員も、できる限り3密を避けた教育活動を行い、換気の励行や共用部の消毒を実施するなど、これまでの取組を継続してまいります。

保護者の皆様におかれましても、日々のC4th Home&Schoolによる検温報告等でご負担をおかけしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。

また、病気に負けない体づくりのためにも、栄養バランスのよい食事、十分な睡眠、適度な運動などにご留意ください。【校長】

5年生 総合 米作り~草取り~

5年生の総合的な学習の時間に田んぼの草取りを行いました。

6月に植えた稲も立派に成長し、これから穂が大きくなっていくのが楽しみです。

稲と一緒に雑草もかなり育ってしまっているため、今回はそれらを取り除くことが目的です。

前回同様、「水辺の楽校」の方々、市役所の職員の方々に教えてもらいながら作業に取り組みました。

初めは稲をかき分けて田んぼを進むことに気が引けていたのか、どこか遠慮がちな子供たち。

しかし、少し時間が経つとどんどん稲をかき分けて先へ先へと進んでいき、まるでかくれんぼ状態でした。

学年全員の頑張りで多くの雑草を取り除くことができました。

保護者の皆様には2学期開始早々、タオルや着替え、サンダル等を準備していただいたり、様子を気にかけていただいたりと、たくさんのご協力をいただき、ありがとうございました。

次はいよいよ収穫。

稲刈りの時期が近づきましたら、また学年便り等でお知らせいたします。

 

 

2学期始業式

本日(8月25日)の朝の時間に、2学期始業式を校庭で行いました。

 

実施前には、WBGT(暑さ指数)を測定しました。

昨日より低い気温で、始業式前に測定したWBGTは、「24.2」となっていました。

23日に二十四節気の一つ「処暑」を迎え、少しずつ暑さが和らいできたような気がします。

熱中症予防のために、暑さの心配がある期間は、引き続きWBGTの測定を継続して行う予定です。

 

35日間の夏休みを終え、全校児童が学校に戻ってきました。

 

校長から、「3つの約束」や「新型コロナウイルス感染症予防」などについて、また、悩みや心配事があったら、担任やスクールカウンセラーに相談するよう話がありました。 

 

5年生の代表児童3名が、2学期の抱負を述べました。

 

2学期から本校に通うことになった4名の転校生の紹介を行いました。

 

潤徳小に在籍する児童は、校長と「3つの約束」をしています。

①何でも一生懸命がんばること

②自分も周りの人も大切にすること

③他の人の話を真剣に聞くこと

これらの約束を守り、運動会や展覧会という大きな行事のある長い2学期を「笑顔招福」で楽しく過ごしてもらいたいと思います。

 

研究推進委員会より:ムーブノートで、授業改革ムーブメントを起こす!?

 潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。

 本日は富士電機ITソリューション株式会社より講師をお招きし、chromebookの教職員向け研修会を行いました。

 

 前回の研修では、ミライシードの「オクリンク」というアプリの使い方を教えていただきました。今回の研修では、同じミライシードの中にある、「ムーブノート」というアプリの使い方を学びました。

 

 ムーブノートは、『他者との意見交流を視覚的に行うことができる協働学習ソフト』です。

 課題カードに自分の考えを書きこみます。今回は、日本地図に「スタンプ」を押し、旅行先の名前とおすすめする理由をキーボード入力しました。

 

 

 提出すると、「ひろば」でみんなが提出したカードを見ることができます。

  

 たくさんの人の考えが一括で見られるのは、ICT端末の利点です。普段関わりの少ない人の考えも見られるので、「こんなことをするんだ!」と教職員同士でも発見がありました。

 

  カードには、コメントを送ることもできます。

 

  話し合いの感想を、振り返る機能もあります。誰がどの振り返りボタンを押したのかも確認できるので、「どのような発見があったの?」と問いかけ、話し合いを深めることができそうです。

 

 また、カードに入力された言葉で多かったものをAI分析することもできます。「美味しい」が多いということは、旅行先での食事の思い出を書いた人が多いということですね。

 

 さらに、地図に押したスタンプの集計もできます。どこを選んだ人が多いのかが、一目瞭然です。

 

 2学期から、chromebookを活用した「研究授業」を行います。ムーブノートの研修会の後は、低学年・中学年・高学年・専科ブロックに分かれて、二・三学期に行う研究授業の指導案を検討しました。

 

 今日の学びを授業に生かしてまいります。

夏季学習会の実施について

本校では、長い休みが明ける前に、子供たちの健康状況を確認したり学習への不安を解消したりすることを目的として、本日(8月22日)から3日間、「夏季学習会」を実施します。

 

本日の夏季学習会の様子をお伝えいたします。

 

【1年生】

 

【2年生】

 

【3年生】

 

【4年生】

 

【5年生】

 

【6年生】

 

 

「夏季学習会」は、9:30~11:00となっています。その間、15分間の中休みを設定しています。天候にもよりますが、中休みには外遊びができるようにいたしました。本日は、WBGT(暑さ指数)を測定して安全の確認がとれましたので、中休みに外遊びを実施しました。

 

「夏季学習会」に児童が参加できない場合には、担任から子供たちの健康状態などを確認する電話をさせていただきますのでご承知おきくださいませ。

 

 

C4th Home&Schoolでの検温報告について

 1学期末からC4th Home&Schoolでの検温報告にご協力いただき、ありがとうございました。夏休み中は、学校で、検温の確認はいたしません。履歴には残りますので、体温測定を本アプリで管理される場合は、ご活用ください。
 なお、8月22日(月)~8月24日(水)の夏季教室期間中は、8時45分までに入力を完了してください。よろしくお願いいたします。

本校の「ひのっ子エコアクション」の取り組みについて②

「ひのっ子エコアクション」担当からご報告です。

 

「ひのっ子エコアクション」とは、「児童生徒及び教職員等が学校生活において、環境問題に触れ、考え、実践することにより、環境意識を高め、環境にやさしい学校づくりを行うこと」を目的として行われている、日野市独自の環境保全・改善に関する取組です。

 

東京都教育委員会でも、現在「HTTアクション」という、節電をテーマにした取組をしています。

児童・生徒向けて、取り組んでほしい内容がポスターになっていますので紹介します。

 

 

潤徳小学校では、HTTアクションのポスターを校内に掲示したり、HTTアクションについて授業で扱ったりして、節電への意識向上に取り組んでいます。

 

 

今後も、児童教員共に節電への意識を高めていき、SDGsの目標の一つである「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を達成していきたいと思っています。

 

夏休みには、ぜひご家庭でも節電に意識して取り組んでみてください。

 

 

みんな、元気でね!!

今日で1学期もおしまいです。

昔は、学期の最終日は、終業式の後に通知表を渡してほぼ終了という感じでしたが、今は、最終日まで盛りだくさん。

ちょっと教室をのぞいてみました。

最終日の朝ということで、1年生の担任が黒板にメッセージを書いていました。

これに気付いた校長が1年生たちに、「みんな、『校長先生との3つの約束』守れたかな?」と聞くと、

「うん、守れたよ!」と自信満々の様子です。

入学式で校長と交わした約束、ちゃんと守って、成長した1年生たちです。

別の1年生の学級では「東京マイ・タイムライン」の説明が行われていました。

「東京マイ・タイムライン」は、風水害からの避難に必要な知識を習得しながら、家族で話し合って、マイ・タイムラインシートを作成するものです。

現在も、全国各地で大雨の情報が出されています。夏休み中にご家族で相談をされるとよいでしょう。

2年生では、お楽しみ会で盛り上がる学級がありました。

夏休み前に友情を深めます。

3年生の教室に行くと、夏休みの宿題の説明を受けていました。

中をちょっとのぞいて、「わぁ、ちょっと難しそうだな・・・。」とつぶやく子も。

4年生は大掃除中です。

1か月以上も、教室が使われませんから、ピカピカにして、2学期に備えます。

5年生の教室では、子供たちが「SOSの出し方に関する教育」に関するDVDを真剣に視聴していました。

「SOSの出し方に関する教育」は、子供が悩みを抱えたときに、身近にいる信頼できる大人に助け(SOS)を求めることができるようにする取組です。

昨日の臨時全校朝会でも子供たちに話しましたが、困ったことや悩みがあったときに自分だけで抱え込まないことが大切です。

 6年生では、自分で決めたテーマに沿って紹介したい本について、ブックトークをしている学級がありました。

夏休みは、読書に取り組むチャンスです。大いに読書に親しんでほしいものです。

今年の夏休みは、2年生以上は、各自のChromebookの端末を持ち帰ります。

各学級で、スライドを見ながら持ち帰り時の約束を確認しました。

ご家庭でも、ルールを守って使用するよう、ご協力をお願いいたします。

そして、学期の最終日と言えば、通知表の配布です。

2年生の教室では、担任が一人一人の頑張ったところを誉めながら通知表を渡していました。

聞いている子供たちからも自然に拍手が起き、とても温かい雰囲気でした。

「校長先生、またね〜!」

「2学期もよろしくお願いします!」

などと、手を振りながら下校していく子供たち。

この笑顔もしばらく見られないかと思うと、ちょっと寂しく感じる校長です。

保護者の皆様、地域の皆様、1学期間、大変お世話になりました。

楽しく、「笑顔招福」な夏休みをお送りください。【校長】

1学期終業式

本日(7月20日)の朝の時間、久しぶりに全校児童が校庭に集まりました。これまで、本校では、新型コロナウイルス感染症や熱中症の予防のために、全校児童で集まることや校庭での活動の機会を設定することについて、極力控えるようにしてきました。全校児童が一堂に会するのは、5月2日に行った「離任式」ぶりとなります。暑さ指数(WBGT)を計測し、新型コロナウイルス感染症や熱中症対策を講じた上で、「終業式」を行いました。

 

校長と全校児童が朝の挨拶をした後、優秀な成績を収めたチーム「ガルーダ」の表彰を行いました。

 校長からの「短い」話です。夏休みの間も、「校長先生との3つの約束」の1番目、「何でも一生懸命頑張ること」を忘れず、目標をもって頑張るようにとの趣旨の話でした。

3年生の代表児童4人によるスピーチがありました。

生活指導主任から、夏休みの生活について話がありました。詳しい話は、各学級で行いました。

校歌斉唱です。全校児童で、久しぶりに口ずさみました。

保護者や地域の皆様には、この一学期の間、様々な機会で本校の教育活動へのご理解とご協力をいただき心より感謝申し上げます。児童にとって待ちに待った「夏休み」が、明日から始まります。本校の職員一同、児童一人一人にとって有意義な夏休みになるようにと願っています。

夏休み前の、お・た・の・し・み

明日は終業式。1学期も大詰めです。

校長と「何でも一生懸命頑張ること」との約束を守り続けてきた子供たち。

今日から明日にかけては、自分たちへのご褒美を兼ねて、「お楽しみ会」を企画する学級が見られます。

1年生にとっては、初めての学期末のお楽しみ会。

ちゃんと式次第に則って進行することを学びます。

係の指示に従って、「オオカミが来たぞ!」のゲームで楽しく遊んでいる学級もあります。

「宝探し」の宝が隠されるのを待っている1年生の子供たち。

校長も、いくつか宝を隠すのに協力しました。

5年生でも、校庭で思いっきり鬼ごっこです。

3年生は、「震源地」ゲームで大盛り上がり。

4年生では、本格的に自作のスライドで「英語ゲーム」に取り組むクラスも。 

思いっきり、「水風船」を投げつける1年生たち。

1年生なりに、ストレスのたまった1学期間だったのでしょう。

「お楽しみ会」は特別活動の学習です。

学年が上がるほど、自分たちで企画を考え、進行も自分たちだけで行うようになります。

全員で協力して楽しい時間を創り上げることは、学級の質を1段高めます。【校長】

臨時全校朝会

本日(7月19日)、朝の時間に「臨時全校朝会」をリモートで開催し、校長が、「学校生活を楽しく過ごすために大切なこと」について話をいたしました。

 

そして、児童の皆さんが、先生や友達などから「いやだな」「困ったな」と感じることをされたときの対処方法について詳しく説明をいたしました。

 

本日、この臨時全校朝会で話した内容に関わるお便りを児童に配布しました。

これは、令和4年4月1日に施行された「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」の趣旨及び目的等を踏まえ、東京都の全ての公立学校において、児童・生徒向けの相談窓口を周知するものです。

 

これまで、学校は、保護者の皆様のご協力を得て、安心して学校生活が送れるよう教育活動に取り組んで参りました。ご家庭におきまして、お子様の声に耳を傾けたり、学校生活における出来事などについて話し合う機会をもったりする中で、何かお子様に心配なことがあれば、遠慮なく学校にご相談ください。また、本日配布したお便りにも相談窓口についての案内がございますのでお読みください。

 子供たちが、笑顔招福な夏休みを過ごすことができるようにと願いを込めた臨時全校朝会でした。

激闘!微生物VS6年生

6年生が、理科室で「生物どうしの関わり」の学習に取り組んでいました。

主に「食物連鎖」について学びます。

今回は、食物連鎖の底辺を構成する微生物を探す授業です。

本校の教育活動でよく利用する「とんぼ池」から汲んできた水から微生物を見付け、顕微鏡で観察します。

文章にすると簡単そうですが、実際にはかなり難しい観察です。

まず、ビーカーの中の水をよく見て、動いているミジンコやゾウリムシなどの動物性プランクトンがいないか探します。

相手は1mm あるかないかの大きさ。完全に透明できれいな水でもないので、動いているように見えた物も小さなゴミだったりします。

仮に動いている微生物を見付けたとしても、それをスポイトで吸いとり、プレパラートを作り、顕微鏡で観察する手順が必要です。

そもそも老眼の校長にとっては、動物性プランクトンを見付けるだけでギブアップ。

6年生たちも、「いないよ〜!」、「あ、逃げた!」など、愚痴のオンパレード。

動物性プランクトンにとっても自分の生命がかかりますから、必死で逃げているのでしょう。6年生との攻防戦が続きます。

うまくプレパラートができたとしても、顕微鏡でピントを合わせ、実際に観察するのはさらに至難の業です。

「あ、いた!」と見付けても、どうやら、すぐに動いて、見えなくなってしまうようなのです。

ですから、校長が、「どこか、見付けた班、ある?」と聞いても、なかなか反応がありません。

そんな中、校長に反応する班があります。

6年生A「『ワリバシ』を見付けました。」

校長「え・・・?」

半信半疑で、その班の顕微鏡をのぞいてみます。

すると、確かに緑色の細長い、割りばしのようなものが見えます。

ただし、動いていないので、何らかの植物プランクトンのようです。

校長と理科の講師とで顔を見合わせ、ちょっと苦笑いです。

とは言っても、教科書に載っている微生物でもありません。

ひょっとしたら、「とんぼ池」で、「ワリバシ」という新種の大発見、ノーベル賞クラスの偉業かもしれません。

それにしても、先日は、2年生が「とんぼ池」のザリガニたちに、そして、今日は6年生が微生物に大苦戦です。

(2年生の記事については、こちら

さすがに、たびたび本校の小学生に「侵略」を受けている「とんぼ池」の生き物たち、一筋縄ではいきません。

「とんぼ池」、なかなか難攻不落です。【校長】

押忍!空手道体験教室

日野市の小学校では、今年度、「空手道体験教室」を実施することとなっており、本校では、本日、5年生が体験をしました。

日野市空手道連盟の皆様をはじめとした講師の先生方が道着を着て体育館にずらりと並びます。

独特の緊張感に子供たちの背筋も伸びます。

昨年の東京オリンピック・パラリンピックで正式種目となった空手、注目度もUPしているところです。

「空手は相手を傷つけるものではなく、自分自身を守るためのものです。」

空手道の心構え、歴史などを教わります。

そして、武道で重要なのが礼法。

座礼、立礼の仕方を教わり、気持ちを引き締めます。

型、組手などの模範演武も見せていただき、気持ちが高まります。

いよいよ、子供たちも、実技の練習です。

上段、中段、下段の突きと、それに対する「受け」、組手、型と盛りだくさんの内容で、子供たちが突き出す拳にも力が入ります。

体験の終わる頃には、子供たちの顔の表情も引き締まった感じがしました。

最後は、当然、座礼。

礼に始まり、礼で終わるのが武道の心です。【校長】

第2回たて割り班活動

今朝は、たて割り班で遊ぶ日です。

天候が不安定のため、全班室内遊びになりました。

第1回のたて割り班活動では、自己紹介や計画作りなどを行っていたので、実際に遊ぶのは今回からです。

こちらは、「よつかど(やつかど)」の遊びです。

こちらは「伝言ゲーム」

こちらは、「ボール落とし(ハンカチ落とし)」

こちらは、「フルーツバスケット(何でもバスケット)」です。

子供たちの室内遊びは、昭和の頃とあまり変わっていませんし、喜ぶ反応も同じです。

6年生は、1年生から5年生までが楽しめるように企画を立てていました。

たて割り班は、第2の学級です。異年齢のつながりを大切にしてほしいと思います。【校長】

【研究推進委員会より】1学期最後の研究会です

 本日の放課後は、研究全体会でした。今年度潤徳小学校では、

「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」

~Chromebookの効果的な活用法の研究~

というテーマのもと、授業研究を行っています。

 

 校長からは、教職員に対して、日常的なChromebookの活用について話がありました。

「今日の授業で、5年生が八ヶ岳についてのプレゼンテーションを4年生にしていました。

 5年生の子供たちが作ったスライドを見ながら、4年生からは活発な質問がされていました。

 こうしたたて割りの何気ない活動の中にも、今年度の研究テーマである【Chromebookの効果的な活用法】が生かされています。

 たて割りでの、学び合いの場面が見られているのはよいことです。

 こうした皆さんの積み重ねが、研究につながっているんですね。それをうれしく思います。」

 

 研究主任からは【情報活用能力#東京モデル】に関する話がありました。


【情報活用能力 #東京モデル】とは、東京都教育委員会が作成した、発達段階ごとに育成したい情報活用能力のステップが示されたものです。


出典:【情報活用能力 #東京モデル】「基本的操作分野のステップ図」東京都教育委員会(https://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/tokyo_model.html

 東京都との方針と本校の方針を一致させ、必要な資質能力を児童が身に付けられるよう、指導に生かしていきます。


 全体会のあとは、各ブロックに分かれての授業案検討をしました。児童役と教師役に分かれてChromebookのオクリンクを使った模擬授業をしてみたり、1単元の学びの在り方を検討したりしました。

 授業のどの段階でChromebookを活用すると、子供たちの思考が活発になるのか、2学期の研究授業に向けて、深めてまいります。

伝統を引き継ぐ

5年生が八ヶ岳移動教室から帰ってきて、およそ2か月が経ちます。

この1学期間、5年生は、総合的な学習の時間で「八ヶ岳ガイドブックを作ろう」の学習に取り組んできました。

今日は、この学習の集大成とも言える、5年生が4年生に八ヶ岳移動教室のことを伝える、「八ヶ岳プレゼンテーション」が行われました。

4年生、5年生の全部の教室を使って活動します。

基本的な活動は、同じたて割り班の5年生が4年生に対し、各自の端末を使い、スライドで説明するというものです。

ですから、各教室には、4年生と5年生が混在していることになります。

まず、5年生の担任が趣旨や活動内容についてリモートで説明します。

その後、5年生が、4年生に対して自作のスライドで説明していきます。

5年生A「滝沢牧場では、乳搾り体験や乗馬体験などをします。」

5年生B「美し森からのハイキングは2時間以上も歩くので、結構疲れます。」

5年生と一緒に出かけた校長も、懐かしく思い出しながら聞いています。

5年生C「ほうとう作りでは、校長先生の分も作りました。」

余計な情報は、あまり4年生に教えなくても構いません。。。

ひととおり説明を終えた後は、4年生からの質問タイムです。

4年生A「滝沢牧場では、動物にさわれるんですか?」

5年生D「牛や馬にさわれます。放し飼いの猫にもさわれますよ。」

4年生B「ハイキングでは、いっぱい登るんですか?」

5年生E「登るところもあるけど、牧場の中を歩いたり、川を歩いたりして楽しいです。」

来年度、八ヶ岳移動教室に行く後輩の4年生に対して、先輩の5年生がレクチャーをしていく・・・まさに、「潤徳の伝統」が引き継がれていく瞬間です。

先輩から後輩への「バトンパス」に目を細めていたところ、こんな声も聞こえてきました。

4年生C「お小遣いってどうやって持っていくの?」

5年生F「まず、担任の先生が預かって、みやげ物屋さんに着く前に、バスで渡されて・・・」

4年生D「おすすめのおみやげの値段は?」

5年生G「◯◯チーズケーキが△△円で、◇◇コーラが✕✕円で・・・」

いや・・・そんなことを引き継ぐ必要はありません。。。【校長】