日誌

日誌

【重要】保護者の皆様のお考えをお聞かせください!!

11/2にC4th Home&Schoolにて、「 潤徳小学校の教育活動についてのアンケートのお願い」を配信いたしました。

今年度、私が校長として本校に着任して、7か月が過ぎました。

本校の教職員は、社会情勢、学校の実態、 地域の状況などを踏まえ、例えば、 次のようなことに力を入れてまいりました。

・「笑顔招福」を学校キャッチフレーズとし、子供たちの笑顔あふれる学校づくりを進めることで、家庭や地域にも幸せをお届けすること

・1年生からの Chromebook 配備を踏まえ、個人の端末を積極的に活用する授業を推進すること

・コロナ禍であっても、感染予防対策を徹底しながら、オンラインを併用しつつ、できるだけ多くの保護者等の皆様に学校行事などをご覧いただく機会を設けること

・学校公開等の機会が限られる中、日常の教育活動の様子をお伝えするために、各種のおたよりや学校ホームぺージの充実を図ること

これら以外の内容を含め、学校として、保護者の皆様に評価いただきたいことについて「潤徳小学校の教育活動についてのアンケート」では、12の設問を設けています。

私たち教職員が力を入れてきた取組が保護者の方にご理解いただいているのか、ぜひ、教えていただきたいのです。

本アンケートは、潤徳小学校の、いわゆる「支持率調査」とも言える重要なものです。

学校を取り巻く状況が厳しさを増す中、本校の進んでいる方向が保護者の皆様の思いと一致しているか確認させていただくことは、来年度以降の学校運営に大きな影響を与えるものです。

ですから、できるだけ、多くの保護者の皆様にご回答いただきたいと考えています。

「サイレント・マジョリティ(物言わぬ多数派)」 という言葉があります。

アンケートにご回答いただく方が限られてしまうと、一部の方の意見のみが反映されることになります。

学校教育は、公平の観点からも、多くの意見をいただく中で、 進むべき方向性を定めていくことがとても重要です。

それぞれのご家庭のお考え一つ一つが明日の潤徳小をつくるとお考えいただき、アンケートへのご協力をお願い申し上げます。

私たち教職員も人間ですから、 保護者の皆様に学校の方向性を認めていただき、 お褒めや励ましのお言葉をいただければ、より「頑張ろう!」 という気になるものです。

「教職員も、おだてりゃ木に登る」といったところでしょうか。

一方、具体的なご意見やご要望をいただくことにより、 全てを実現することは難しいかもしれませんが、 来年度以降の改善策を検討することができます。

今回のアンケートはGoogle  Formsを活用したオンライン回答を原則としております。( オンラインでの回答が難しい場合は担任にご相談ください。)

できるだけ、回答に時間がかからないよう工夫したつもりです。

回答期限が11/10(木)までとなっております。

すでにご回答いただきました保護者の皆様には、お礼申し上げますとともに、まだご回答いただいていない皆様のアンケートへのご協力を重ねてお願い申し上げます。【校長】

潤徳小のアイドルを記録しましょう

この記事をご覧の皆様で、子供の頃、飼育委員をされた方はいらっしゃるでしょうか。

昔は多くの学校に飼育小屋があり、たくさんの動物を飼っていたものです。

私も飼育委員会の担当の教員だったときは、休みの日に餌やりに来たり、逃げ出したウサギを追いかけたりしたものでした。

最近はアレルギーの関係などもあり、動物の飼育に力を入れている学校は少なくなってきていますが、本校では烏骨鶏の雌鳥、美白の「大福」ちゃんが癒し系アイドルの役を担っています。

1年生は、国語の「しらせたいな、見せたいな」の単元で、学校にいる生き物などの様子を詳しく書く学習に取り組んでいます。

まずは、「大福」と仲良くなるところからスタートです。

おっかなびっくり触る1年生たち。

でも、「あったかい」などの感想が思わず漏れます。

「大福」は、1羽だけで生活しています。

本校でソロのアイドルとしての役割を何年間も続けていますから、1年生に囲まれても動じることはありません。

されるがままです。

「大福」からすると、握手会のような心境なのでしょう。

大事なのはここから。

国語の学習ですから、様子について詳しくまとめていきます。

昨年度までなら、紙だけにまとめていくのですが、今年度から端末が使えるようになりましたので、Chromebookでまとめることに挑戦しました。

「大福」の写真の周りに、感じたことを書き込んでいきます。

まだ、キーボードは使えませんから、タッチパネルに手書き入力を行い、文字に変換していく方法です。

 「大福」で気付いたことがたくさんまとめられました。

1年生は、鉛筆も上手に使えることが必要ですので、紙と端末を併用しながら、新しい時代の教育を進めていきます。【校長】

潤徳小の給食は、どうしておいしいのでしょう?

3年生は、社会科で「野菜博士になろう」の学習を行っています。

野菜といえば、毎回の給食で必ず出てくる大事な食材です。

この学習を進めるにあたり、本校の栄養士が3年生の各学級を回り、給食で使用する野菜や果物などについての授業を行いました。

 本校の給食は今年度、25種類の曰野産の野菜を使用しているとのことです。農家の方々が旬に合わせて届けてくださっています。

特に、にんじん、長ねぎ、小松菜の使用頻度は高く、にんじんは、ほぼ毎日、提供されるとのことです。

果物は4種類、卵は全て日野産とのことで、多くの食材が自分たちの近くで生産されていることを知って、子供たちもうれしそうにしていました。「地産地消」という言葉も覚えます。

今日の給食にも、にんじん、生姜、卵の日野産の食材が使用されています。(詳しくは、こちら。日々の食材の提供元も記載されています。)

毎日、地元の新鮮な食材を食することができるのは大変幸せなことです。

私も、本校に着任するまでに、何校も勤務経験がありますが、潤徳小の給食は一番おいしく感じています。

その秘訣は、地元の農家の皆様が安全でおいしい旬の食材を届けてくださることに加え、本校の栄養士と調理員がプロの技術と愛情で調理していることだということを授業を聞きながら改めて認識しました。

栄養士も調理員も口を揃えて「子供たちがおいしいと言って、いっぱい食べてくれるとうれしい。」と話しています。

おいしい給食を作るためには、たくさんの方々が努力していることを忘れずに、感謝の気持ちをもって残さず食べてほしいと思います。【校長】

子供たちの命を守るために

平成13年6月8日、大阪教育大学教育学部附属池田小学校に出刃包丁を持った男1名が、校内に侵入し、児童や教員23名を殺傷(うち、児童8名が死亡)するという大変痛ましい事件が発生しました。

事件から20年以上が経ちましたが、教育関係者にとっては忘れることのできない出来事であり、学校の安全管理に大きな影響を与えました。

例えば、先日の運動会においても、保護者等の皆様にはご来校いただく際、見える場所にシールを着けていただきましたし、JSPの有志の方々の協力を得て、受付で確認もさせていただきました。

不審な人物から子供たちを守るということは、日々、取り組んでいかなければならないことなのです。

学校の敷地は広いですから、不審な人物を校内に入れないことは限界があります。

そこで、教職員や子供たち自身も万が一に備えた対応を理解しておく必要があります。

今朝は、校内に不審者が侵入した際を想定した避難訓練を行いました。

午前8時45分、1校時が始まろうとする頃、校舎内に不審な男が現れました。(注:本校教員が演じています。)

男は、「俺の家に石を投げたのは誰だ!」などと叫びながら教室に入ろうとします。

教室に入れまいと、男と押し問答をする担任。

危険を感じた子供たちは、窓の方に逃げます。

異変を感じた隣の学級の担任は職員室の副校長に連絡するとともに、不審者の侵入した学級の子供たちを後ろのドアから隣の学級に避難させます。

副校長は校内に「暗号」の放送を流します。

放送を聞いた教職員は不審者が侵入したことを把握し、ドアと内窓を閉め、各学級にいる児童を窓側に誘導します。

(この写真は、内窓の外から撮影しています。この後、カーテンを閉め、外から教室内が見えないようにします。)

校内は誰もいないようなシーンとした感じになりました。

一方、不審者との押し問答が続いていた教室には、さすまたを持った職員が応援で駆けつけ、不審者を確保しました。

こうして、本校の児童の安全は守られました。

校長が放送で講評を行いました。

 「地震や火事がいつ起きるか分からないように、不審者がいつ学校に入ってくるかは分からないので、あわてずに行動できるようにしましょう。」と話したものの…。

149年前のことは分かりませんが、本校が開校した当時、このような不審者対応訓練は行われていなかったはずですし、「いつでも、誰でも、どこにでも」来てよい、おおらかな雰囲気だっただろうと想像できます。

私も本来、そのような学校にしたいのですが、今の世相ではそれは難しくなっており、訓練しながら、残念な気持ちにもなっています。

と、そんなことを考えながらこの記事を書いていると、校長室前の廊下を通っている児童の声が聞こえてきます。

児童A「ねぇ、今朝の不審者、誰だったと思う?」

児童B「きっと、校長先生なんじゃない?」

ちょっと、ショック…。【校長】

5年生 総合 米作り~脱穀~

10月13日に刈り取った稲も乾燥期間を終え、脱穀の作業を行いました。

稲を運んで脱穀機にかけてもらいます。

脱穀機にかけた稲を受け取り、再び運びます。

水辺の楽校の方々が「稲叢」を作ってくださいました。


立派な籾がたくさんできていました。

今回も「水辺の楽校」の方々、市役所の職員の方々に支えられての作業でした。

少しずつ籾もくばってくださり、子供たちも大喜びでした。

今回の作業も本当にありがとうございました。

籾すりの作業は「水辺の楽校」の方々がやってくださるということで、次は精米です。

向島用水にある水車を使っての精米作業、楽しみです。

潤徳式ID野球

毎試合、接戦続きだったプロ野球の東京ヤクルトスワローズVSオリックス・バッファローズの日本シリーズはオリックスの日本一で幕を閉じました。

しかし、本校の5年生が行っている「潤徳シリーズ」は、今が佳境。

体育の時間のたびに熱戦が繰り広げられています。

とは言っても、競技は野球ではなく、「ティーボール」です。

最近は、公園などで野球をする子はめっきり減りました。

投げた球を打ち、グローブで捕るということは「高等技術」になってきています。

「ティーボール」は、止まっている球を打ち、素手で捕る「ベースボール型ゲーム」です。

今の時代に即した形に変化してきているのです。

まずは基本練習。

チーム内でキャッチボールをするのですが、柔らかいスポンジボールでも及び腰の子が多く見られます。

バッティング練習もあります。

5年生から「校長先生もやってみますか?」と声がかかります。

「潤徳の村神様」と呼ばれる校長(自称)、ネクタイ姿ですが、バットを持って挑戦です。

 どうです?サマになっているでしょうか?

思わず、子供たちに

「代打、オレ」

と告げそうになりましたが、はしたないのでやめました。(苦笑)

止まっているボールを打つので、簡単そうに感じますが、何回も空振りして、ようやく当たる子もいます。

一方、芯に当たり、ホームランになる子もいて大盛り上がりです。

よく見ると、Chromebookを持っている子たちがいます。

何をしているのか聞いてみると、各打者の動画を撮り、後で振り返りができるようにしているとのこと。

昔、当時のヤクルトの野村監督はデータを重視した「ID野球」でチームの強化を図りました。

5年生たちもチームで反省し、次回につなげることをChromebookでまとめています。

こうした積み重ねをしていれば、来年、6年生になった時には、オリックスを破って、日本一になれる…かな?【校長】

全校朝会

本日(11月1日)の朝の時間、オンラインで全校朝会を行いました。

 

校長先生からは、潤徳小学校のみんなが「笑顔招福」で過ごすためにどのようにすればよいのか、具体的にお話いただだきました。

 

東京都教育委員会の児童等向けリーフレットをモニターに映し出して、説明をしていきました。

このリーフレットは、本日、保護者の皆様にC4th Home&Schoolで配信いたしました。

11月は、東京都教育委員会が定めた「ふれあい月間」です。

校長先生との「3つの約束(①何でも一生懸命頑張ること ②自分も周りの人も大切にすること ③他の人の話を真剣に聞くこと)」のうち、2番目の「自分も周りの人も大切にすること」を意識して生活していければ、「笑顔招福」な毎日を送ることができることと思います。

もし、笑顔招福な毎日を送ることができずに困ったことがありましたら、学校の教員やスクールカウンセラーに遠慮なくご相談くださいませ。

また、ふれあい月間に合わせて「学校生活アンケート」を実施いたします。直接相談することがためらわれる場合には、アンケートをご活用いただければと思います。

 

生活指導主任の先生からは、11月の目標についてお話いただきました。

今月の生活目標は、「正しい言葉づかいをしよう」です。

また、人権目標は、「相手を思いやる言葉づかいをしよう」となっています。

これらの月目標は、「ふれあい月間」に合わせた内容としています。

 

笑顔招福な毎日となるように、校長先生との3つの約束や月目標を意識して生活する1か月としましょう。

満天の星空を眺めて

理科や社会科では、内容によって、地域差などがあって、取り扱いにくいものがあります。

例えば、本校の5年生が社会科で漁業の学習をする際は、体験的に学びにくい面があります。

4年生の理科の「月や星」の学習もそうです。

授業中に夜空を観察することはできませんから、どうしても、視聴覚教材で補ったり、家庭での観察を推奨したりする必要があります。

しかし、今年度の4年生は、体育館に移動プラネタリウムを呼ぶことで、月や星の学習を授業中、体験的に学ぶことができるようにしました。

体育館に宇宙を模したドームが出現して、子供たちもびっくりです。

 

空気圧の関係で、ドームに入るときは、吸い込まれる感じになります。

子供たちも、おそるおそる入っていきます。

中は、こんな感じです。

投影が始まると、ほぼ真っ暗になります。この写真は、星座を示しているのですが…。

星の動きも解説があります。北極星を中心に星が回っていることがよく分かります。

月の満ち欠けも解説がありました。直近の満月は11/8で、天気がよければ皆既月食が見られるとのことです。

見逃せません!

 

こちらは、今日の夜空です。

え…見えない?

校長のカメラの限界です。ドーム内では、素晴らしい星空が映っていたのですが…。

今日は、天気がよく、星空が期待できそうです。

実際にご覧になってはいかがでしょうか。【校長】

潤徳日時計

10月は不順な天候が続きましたが、ようやく秋らしい晴天が続くようになりました。

今日もとてもよいお天気。気温もちょうどよく、外にいるだけで気持ちよくなります。

校内を回っていると3年生が階段を上がっているところに会いました。

聞いてみると、これから屋上に行くとのこと。

何だか気になります。

一緒についていってみました。

すると、屋上には長い棒が1本立っています。

子供たちはその周りを囲んで、ノートに一生懸命記録をしています。

理科の「地面の様子と太陽」の学習で、1時間ごとの棒の影の位置を調べているのです。

校長が一緒に行った時刻は午前11時。

次は、正午に記録をとりに来るとのことです。

「3年生も大変だなぁ。」などと考えながら校庭に出てみると、3年生の別の学級が作業をしています。

何をしているのか聞いてみると、影の位置を調べているとのこと。

屋上で調べていた学級とは違う方法で記録しているようです。

自分のノートに鉛筆を立て、影の動きを記録しています。

ノートそのものが時計の文字盤のようになるわけです。

日時計は、紀元前4000年頃にエジプトで誕生したとのことです。

およそ6000年の時を超え、「潤徳日時計」が本日完成しようとしているわけです。

正午が近付き、再度、屋上に行ってみると、3年生たちが記録をとっていました。

3年生A「校長先生、記録するたびに影が動いているんだよ。知ってた?」

きっと、古代エジプト人も同じように驚いていたことでしょう。【校長】

6年生 調理実習

本日、6年生の調理実習があり、野菜炒めを作りました。

今年の調理実習では、児童が時間を有効的に使いながら、主体的に調理実習を行えるように、様々な場面でICT機器を効果的に取り入れました。

 

①前回の授業で調理実習の班目標と、個人目標をミライシードのムーブノートに記入しました。

 具体的に目標を立てるために、「なぜなら」「そのために」とキーワードになる言葉を提示しました。

 

② 調理実習のタイムスケジュールをテレビに映しました。

  また、黒板にもタイムスケジュールを提示し、児童が視覚的に見通しがもてるようにしました。

 ③ 調理実習中は、各班の机上に2台のchromebookを用意させました。

  1台は、調理の手順と班で話し合って決めた役割分担が表示されているスライドを確認するため。

  もう1台は、記録係りが調理の様子をムーブノートに記録するためです。

 【   】に中に名前を入れて、役割分担を表示しています。

 

 おいしい野菜炒めが完成しました!!

 

④ 振り返りをムーブノートに記入しました。

 ICT機器を取り入れることにより、児童が時間を意識しながら調理実習に取り組む様子や、自分の役割を自覚し、新たに自分のやることを探す様子が見られました。

まだまだ他のクラスの調理実習は続きますが、怪我のないよう安全第一の調理実習に努めながら、今後もICT機器を効果的に取り入れていきたいと思います。

マットで遊ぼう!

1年生が体育館で体育の授業をしていました。

担任に聞いてみると、小学校で初めてのマット運動とのことです。

まずは、準備が大事。

4人でマットを歩いて運ぶこと、持ち手の部分(通称「耳」)のところをマットの下に入れることなどを徹底します。

みんなで協力して、マットの準備ができました。

まずは、「丸太」になって転がるところからスタート。

中には、マットからはみ出して転がってしまう子もいます。

「ゆりかご」です。背中を丸め、反動をつけて、揺れて戻る練習です。「後転」の基礎となります。

「まえころがり(前転)」です。

体がまだ大きくない1年生。多くの子が「くるりん」と上手に回っています。

おなか周りの気になる校長にとっては、そろそろ難易度の高い技になってきました。(苦笑)

最後は、マットを2枚並べ、二人で「丸太」に挑戦しました。

息を合わせないと上手に回れず、キャーキャーと声を上げて楽しそうに回っていました。

マット運動は、日頃の外遊びなどでは行わない動きが多くあります。多様な動きを経験する中で運動能力の向上につなげてほしいと思います。【校長】

150周年前年祭 「ほほえみ集会」

本日5校時に「ほほえみ集会」を行いました。

この2年間、新型コロナウイルスの影響により実施できておりませんでしたが、今年度は対策を行い、2年ぶりの開催となりました。

 まずは、前半のグループ(1班~33班)が校庭に集まりました。開会式では、代表委員の児童が司会をしました。久しぶりに行われる「ほほえみ集会」に児童は、ワクワクしている様子でした。

 

その後、たて割り班対抗「〇×列車ゲーム」を行いました。1年生から6年生で列車を作り、みんなで相談して〇×クイズをしました。「きっとまるだよ。」「いやいや、ばつだよ。」と異学年が交わり大盛り上がりでした。

 

校庭に集まっていない班(33班~63班)は、それぞれのクラスでたて割り班遊びを楽しみました。「伝言ゲームや」「ビンゴ」など、たて割り班の6年生が考えた遊びを、みんなで楽しんでいました。

 

後半には、活動場所を交換し、またそれぞれの場所でたて割り班遊びを楽しみました。どちらのグループも大盛り上がりで、楽しむ子供たちの様子が見られました。

 

新型コロナウイルス感染症の影響により、異学年で関わり合うことが減ってしまいましたが、異学年で交流し合うことは学校教育にとって大きな役割をもっています。高学年は、年上として下学年をまとめ、下学年はそのような姿を見て憧れをもつ。そういった中で、異学年で生活する学校教育の意義を子供たちに実感させていきたいと思います。

これからも、異学年の関わりを意識した活動を行っていきたいと思います。

「水の郷 日野市」について考えよう!

担任「『日野市と言えば・・・』何でしょう?」

こんな問いかけから5年生の道徳の授業が始まりました。

5年生A「緑がいっぱい!」

5年生B「水がきれい!」

5年生C「高幡不動尊!」

5年生D「京王ライナーの停車駅がある!」

日野市のよいところや特色が次々に発表されます。

今日の授業では、そのうち、「水」について考えます。

日野市は、平成7年度に国土交通省から「水の郷百選」のうちの1つの地域に選ばれています。

「水の郷百選」には、水環境保全の重要性について広く国民にPRし、水を守り、水を活かした地域づくりを推進するため、地域固有の水をめぐる歴史・文化や優れた水環境の保持・保全に努め、水と人との密接なつながりを形成し、水を活かしたまちづくりに優れた成果を上げている全国の107地域が認定されています。

東京都では、墨田区と日野市の2つの地域のみが認定されているとのことです。

さらに、授業では、こうした美しい水環境を守るために、行政、ボランティア、日野市民自身が取り組んできたことについて考えます。

5年生E「『水辺の楽校』のみなさんにもお世話になっています。」

5年生F「私も、川をきれいにするクリーンデーに参加したことがあります。」

5年生にとっても、自らが関わる活動であることを意識させます。

昔は、川の環境を悪化させる行為は、子供であっても厳しく罰せられたほど厳しいきまりがあったとのことで、今、こうした厳しいきまりが必要かどうかについて、互いに意見交換しました。

授業の振り返りをChromebookで共有しましたが、次のような感想が書かれていました。

5年生G「今日の授業を通して、『水の郷』に選ばれたことにこれからも誇りをもって、河川や用水の自然を守っていきたいと思った。」

5年生H「日野市が『水の郷』に選ばれたことは初めて知ったので、浅川やその他の自然環境をより大切にしようと思った。そのために、自分もゴミ拾いやボランティア活動をしなければならない。」

子供たちの感想を見ながら、この美しい郷土の環境を将来にわたって守ってほしいと強く感じました。【校長】

我が家は沈んでしまうのか?

4年生の教室に入ると、子供たちが神妙な面持ちで地図を見ています。

何かと思って、よく見てみると、色分けした日野市の地図のようです。

社会科の「水害からくらしを守る」の学習で、子供たちは、Chromebookを使って「日野市洪水ハザードマップ」を見ているのです。

紙と違って、Chromebookのよいところは、任意の倍率に拡大できるところ。

子供たちは、潤徳小や自宅のところを拡大して、洪水の被害を受ける場所か確認しています。

塗られた色が濃いほど、浸水の影響が大きい場所になります。

4年生A「やった〜、うちは白色のところだから助かった!」

4年生B「終わった〜、うちは水没だよ・・・。」

多摩川と浅川にはさまれた万願寺駅周辺は色の濃いところが多く、高幡不動駅より南側は白色になっており、学校近辺でもずいぶん状況が違っていることが分かります。

本校の敷地は、浅川が氾濫すると、0.7m浸水する可能性があることから、洪水の危険に備えた避難訓練も行ったところです。(詳しくは、こちら

ご家庭でも、ぜひ、「日野市洪水ハザードマップ」をご確認いただき、万が一の対応を家族で相談されておくことをお勧めします。【校長】

生活科見学(2年生)

絶好の秋晴れの下、2年生が生活科見学で多摩動物公園に行ってきました。

今日は、多数の学校や保育園・幼稚園の来園が予想されるため、迷子にならないよう、出発式では、グループでしっかり行動するよう確認をしました。

駅での公共マナーも意識して行動します。

電車に乗ると、「うわあ、トラだ!」と大喜び。

先週の1年生の見学の時と同じ反応です(苦笑)

園内に入り、アフリカ園の前で全体説明です。

この後は、グループ行動で、自分たちだけで動きますから、細かいことも確認します。

 引率教員は、アフリカ園の各所でチェックポイントを設け、子供たちの行動をコントロールします。

ちなみに写真の問題は、「フラミンゴのくちばしはどちら?」というもの。

各チェックポイントで、動物をよく観察しないと解けない問題を出し、子供たちにしっかり動物を見るように促します。

キリンチェックポイント

ゾウチェックポイント

フラミンゴチェックポイント

ライオンチェックポイント

予想より早く各グループがチェックポイントをクリアしたため、11時頃から昼食になりました。

ライオン並みの食欲でお弁当をペロリです。

昼食後は、学級でまとまって園内を見学しました。

無事に帰校することができました。

多くの子が、今回の見学を通して、他の学級の子とも仲良くなれたようです。

ただ、相当歩いて、疲れている子もいるようですので、週末はゆっくり休んでほしいと思います。【校長】

6年生調理実習 野菜いため 

本日、6年生の調理実習があり、野菜いためを作りました。

子供たちは、班で目標を立てたり、役割分担を決めたりと準備を重ねてきました。

 

「ぼく、あまり包丁を使ったことないんだよ〜」

と不安そうにつぶやく子供も…

「大丈夫だよ!」「上手になってきたね!」

と、班の子供たちが優しい声かけをしていました。

 

 

Chromebookで、役割分担や調理の手順を確認しながら取り組んでいます。

 

 

味付けで失敗したら、ここまでの努力が水の泡です…。

「このくらいかな?」と確認しながら、担当の子供が味付けをしていました。

 

 

今年も、新型コロナウイルス感染症対策をしながらの調理実習になりました。

ビニール手袋を着用して調理をすることや、試食するときは黙食することなど、様々な感染症対策を行いました。

 

様々な制限がありながらも、調理実習を実施することができたこと。

また、意欲的に取り組む子どもたちの輝く笑顔を見られたことを、嬉しく思います。

 

まだまだ他のクラスの調理実習は続きますが、引き続き感染症対策に取り組みながら、安全第一で取り組んでいきます。

 

うんとこしょ、どっこいしょ

最近、1年生が学校の畑にいるところをよく見かけます。

学級ごとに、これまで育ててきたさつまいも掘りをするようです。

軍手をして、やる気まんまんの1年生たち。

つるを思いっきり引っ張ります。

校長も声をかけます。

校長「うんとこしょ、どっこいしょ!」

1年生たち「それは、『大きなかぶ』でしょ!」

予想どおりの1年生たちからの総ツッコミを受けましたが、楽しそうにつるを引っ張っています。

宝探しのように一心不乱に土を掘り返す1年生たち。思わず「ここほれワンワン」と声をかけたくなってしまいます。

奮闘の甲斐あって、たくさんさつまいもが収穫できました。

何でも遊びに変えてしまう1年生。さつまいものつるを大縄の代わりにしていました。

収穫したさつまいも、今後、給食の食材になるようですが・・・。

おいしくなっているでしょうか。【校長】

スイーツの誘惑・・・

今日と来月、2回に分けて、4年生を対象とした歯磨き指導が行われます。

学校歯科医の武内先生をお迎えし、本校の養護教諭とともに、日頃の食生活で気を付けることやよい歯磨きの仕方について学びます。

子供たちにとって身近なおやつや飲み物にどれだけ砂糖が含まれているか考えます。

スナック菓子、おせんべい、クッキー、あめ・・・

魅力的なおやつや飲み物の中に、スティックシュガー何本分が含まれているか予想します。

結果は、キャラメル1箱でスティックシュガー12本分、ショートケーキ1つで10本分、板チョコ1枚で7本分など。

さらに、飲み物になると、500mLのコーラで19本分、スポーツドリンクで10本分だそうです。

考えただけで口の中が甘くなってきそうです。

一方、自然由来のふかしいもや果物などは0本、麦茶や牛乳なども0本です。

摂取する量や組み合わせが大事なわけです。

さらに、歯磨きの仕方も細かく教えていただきました。

授業のまとめとして、今後気を付けたいことをまとめて、発表していました。

4年生A「歯の生え変わる時期だから、鏡を見て、裏側までしっかりと磨きたいです。」

4年生B「友達とお菓子交換するときには、スティックシュガー何本分か考えて、友達の歯も守るようにしたいです。」

4年生C「飲み物は、麦茶や牛乳、水などを基本として、お菓子もキシリトール入りのものにしたいです。」

校長のそばにいた女子がこっそり話しかけてきました。

4年生D「校長先生、わたし、いつもはグミを5つ食べてるんだけど、これからは3つにしようかなぁ。」

校長「思い切って、おやつなしにしたらどう?」

4年生D「それはちょっと・・・。」

悩める乙女心です。

さて、本日、歯磨き指導を行った4年2組、4組の保護者の皆様向けにC4th Home&Schoolにて「歯垢染め出しのお願いについて」を配信しております。

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、ご家庭で、磨き残しのチェックを行っていただくことになります。

ご協力をよろしくお願いいたします。

4年1組、3組は11/10に実施予定です。同様のお願いをさせていただくことになりますので、よろしくお願いいたします。【校長】

研究授業【目指せスーパー5年生!ICTで縦と横のつながりを生み、成長していく!】

 潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。10月19日に3年生の特別活動の研究授業を行いました。題材名は、「目指せスーパー5年生!高学年への第一歩!」です。

①つかむ【理想的な5年生の姿って?】


はじめに、前時までにみんなで考えた理想的な5年生の姿を振り返りました。4年生は、運動会や縦割りでの5年生の姿だけでなく、実際に5年生の授業を直接見に行くなどして、かっこいいと思ったことなどを学級活動で考えてきました。全部で4つの意見が出ていました。①下学年に優しい②下学年の見本③前向きに学習する④みんなで協力できる。この4つが全て揃って、スーパー5年生になれる、とこのクラスでは考えました。

②探る【現5年生にアンケートを取ってみた!】

 教師がスライドを使いながら、現5年生にとったアンケート結果を確認しました。5年生の子からの生の声ということで、「えー!なんだろう?」と子供たちの関心がぐっと高まるのを感じました。楽しかったことは、八ヶ岳、クラス替え、委員会、新しい友達など。次に、大変だったことを確認しました。委員会、縦割り班遊び、勉強など。委員会が楽しいことのランキングにも、大変なことのランキングにも入っていることに気付き「なんで?」と驚いた4年生。初めてのことだし、休み時間も使うから、という理由を知り「なるほど。」と頷いていました。また、縦割り班遊びでは、いつも一年生のお迎えをしていたことを知り、「そうだったんだ!」と驚いていました。

 かっこいい、と思っていた5年生も、大変だと思うことをたくさん乗り越えながら、「スーパー5年生」になったのだなあ、ということを感じたところで、本時の課題に入ります。

 

③見つける【アナログとデジタルを使い分けて、自分のめあてを見つけていく】


スーパー5年生になるために、今からできることを考えます。まずは、付箋に自分の考えためあてを書く時間です。学級で見つけた「スーパー5年生」の4つの要素を意識しながら、書いていきます。

 

 

その後、一人一人の意見を班で話し合いました。班での意見共有は、デジタルツールは使いません。身近な人には直接、目を見て話すこと、やり取りをしながら学び合うことを大切にしてほしいからです。

付箋を見ながら、Xチャートにめあてを張り付けていきます。Xチャートに貼ることで、「下学年の見本のところが、少ないね。何か考えてみよう。」と、考えを広げることができました。

その後、班でまとめたXチャートをchromebookで写真に撮り、ムーブノートで共有をしました。

ムーブノートでは、このクラスだけでなく、4年生のすべてのクラスの考えが見られるようになっています。

班よりも大きい単位で考えを共有し合う際には、ムーブノートなどのICTツールの活用が効果的です。

 

④決める【ICTで、めあての視覚化。縦・横のつながりを通して、成長していく】


ムーブノートで色々な考えを知った後は、自分のめあてを一つ決めました。スマイルカードに、名前ペンでめあてを記入します。このカードは、廊下に掲示し、どのクラスの子もいつでも見られるようにしていきます。

また、スプレッドシートに、カードに書いためあてを記入しました。このスプレッドシートは、昨年度から引き続き活用しているもので、めあてを立てるだけでなく、毎日の振り返りをすることで、決めたことを実行できるようにしています。このファイルも、クラス全体で共有しているので、友達がどんなことを頑張っているのか、見ることができます。

 

↑スプレッドシート。青丸には児童の名前。シートを変えることで、他の子の頑張りが見えます。

 

 

最後に、「実は…5年生からのメッセージが届いています。」との担任の言葉に、わーっと湧き上がる子供たち。「委員会やクラブなどの高学年の仲間として頑張りましょう。」「大変なこともあるけど、気軽に相談してね。」などのメッセージを読みました。また、動画でのメッセージを見た後には、自然と拍手を送る4年生でした。こうして、縦の学年とのつながりを生むことができるのも、「時間と空間を越えてつながれる」ICTを活用する利点です。

 

 

授業後の研究協議会では、帝京大学教授の福島健介先生に講義をしていただきました。講義の中では、特別活動の授業として完成度の高いものであったこと、「時間・空間を越えた人とのつながり」という点で提案性の高い授業であったことを評価していただきました。

どういう意図をもってICTを使っているのか、常に考えること。「インプットし、人とつながるための道具としてのI CT」なのか「アウトプットし、人とつながるための道具としてのICT」なのかを見極めること。ICTを使う必然性は何なのか、何が良さだったのかをメタ化し、全職員で共有するやったことの意義が共有されることで、研究が深まっていくことを指導していただきました。

また、チャートの使い方、話し合いのゴールを明確にすることの大切さを教えていただきました。Xチャートは分類して、「ここは少ない」「ここは多い」なと気付くツールであることなど、どういう意図をもって使うのか、話し合いの時にどのように活用してほしいのかを明確にする必要性を感じました。また、授業者自評にもありましたが、学び合った内容を自分事とする時間、メッセージを読んでから考える時間など、時間をもう少し捻出した方がいいことを指導していただきました。

ICTツールを使って、先生が話している時間、子供が自分で考えている時間、子供たちが話し合っている時間をグラフ化していただきました。先生が話す時間を減らせそうだ、ということが視覚化できました。授業のあり方を教師がメタ化するためにも、ICTによる分析を活用できることを教えていただきました。

また、次回に向けての課題もいただきました。「主体的」というのは、「自己調整能力(メタ認知)」「情意的な能力(できるかな、やってみようかなという気持ち)」を高めることであり、その視点をもつことが今後の研究に必要なことと感じました。

評価していただいた点、指導していただいた点を学校として振り返りながら、今後ICT活用の意義をメタ化し、共有し、研究を深めていきます。

 【研究推進委員会】

まかせてね 今日の食事

9月のある日、家庭科専科の教員が校長室にやってきました。

家庭科専科「校長先生、今年度の調理実習はどうすればよいでしょうか?」

振り返ると、特に緊急事態宣言が出されていた頃は、会食の感染リスクがクローズアップされ、飲食業に対する制限が厳しく行われていました。

コロナ禍3年目となり、社会の状況も大きく変化してきたように感じます。

家庭科の調理は、学習指導要領にも位置付けられた、取り扱うべき内容です。

調理実習が「できない」とするのではなく、「できるためにどうするか」ということを検討すべきだと考えました。

考えてみると、5年生は、5月の八ヶ岳移動教室で「ほうとう作り」を行っています。

移動教室で調理を行っているのに、授業では調理実習ができないというのも整合性がとれません。

そこで、市教委からの助言をいただきながら、できる限りの感染予防対策をとりつつ、調理実習にチャレンジすることを決め、家庭科専科にGOサインを出しました。

6年生は、「まかせてね 今日の食事」として、野菜炒めの調理に取り組みます。

今日は、まず、献立の基本について考えます。

教科書に出ている、洋食と和食の2枚の食事の写真を見て、共通点を探し、出された意見をChromebookで共有します。

6年生A「ちゃんと、主食、おかず、汁物がそろっている。」

6年生B「5大栄養素のことを考えた献立になっている。」

6年生C「サラダや飲み物なども添えられている。」

よく見比べて、意見を出しています。

家庭科専科「赤・黄・緑をそろえたバランスのよい食事にすることが大事です。」

赤・・・体をつくるもとになる食品(肉、魚、卵など)

黄・・・エネルギーのもとになる食品(ごはん、パン、麺など)

緑・・・体の調子を整える食品(野菜、果物、きのこなど)

家庭科専科が、今日の授業を次のようにまとめていました。

①「主食+主菜」、「副菜+汁物」を意識して献立を立てる。

②栄養バランス以外にも、いろどり、家族の好み、季節感、予算などを考える。

校長の隣で神妙な面持ちで授業を見ていた教員とひそひそ話です。

校長「ねぇ、毎日の献立、こんなにたくさんのことを考えてる?」

教員A「いや・・・無理です。。。」

校長「そうだよねぇ、夕飯、スーパーの半額シールで決めてるもんなぁ・・・」

校長のような考えにならないよう、6年生にはしっかりと学んでほしいものです…。【校長】