学校・学年・学級だより

カテゴリ:せせらぎ

【せせらぎ】11月きこえグループ学習

 11月20日(火)にきこえグループ学習をしました。
 内容は先月の話し合いで決まった「ビー玉迷路」と「キャップで作るスタンプ」です。「ビー玉迷路」で使う空箱や割り箸などの材料を持ち寄りました。
 最初に当番の児童が、今日の手順や作り方の説明をしました。

 

 好きな箱を選んで、それぞれ割り箸を糊付けしていきました。

   


 自分のイメージを膨らませて、いろいろな「割り箸迷路」が出来上がりました。初めて作る子も多く、ビー玉がうまく動くか確かめながら、割り箸を糊付けしていきました。中には立体的にビー玉が動くものや、塔がそびえ立っているものなど、短時間で素敵なアイデアを披露してくれました。
 

  

同時に、「キャップで作るスタンプ」も行いました。
最後まで、仲良く相談したり、工夫を凝らしたりしながら完成させることができました。
   

【せせらぎ】きこえグループ学習(10月)

10月23日(火)に、きこえグループ学習を行いました。
8名の参加となりました。今月は、11月に行う制作の内容について話し合いました。



担当の先生が「ビー玉迷路」と「キャップで作るスタンプ」を提案しました。

 
皆、集まって見本の「ビー玉迷路」をのぞき込んでいました。



「キャップで作るスタンプ」にも興味津々でした。
他に何を作りたいかを話し合いましたが、最終的に担当の先生が提案した「ビー玉迷路」と「キャップで作るスタンプ」を両方作ることに決まりました。


次は12月のゲストティーチャーの予告をしました。ろう学校の先生で、ご自身も難聴の英語の先生です。
その先生に質問したいことを聞くと、「難聴の人は英語は聞き取りずらいと聞いたのですが、どうして英語ができるようになったんですか?」や、「聞こえづらくて苦労したことは何ですか?」「(英語の先生だから)英語で好きな動物は何ですか?と聞いてみたい。」との発言がありました。


  
そのあとは、恒例のゲームの時間になりました。
今月の当番の児童が遊びとルールを発表しました。
せせらぎの教室を使って、透明人間のように隠れていました。
毎回、新しい隠れ場所を見付けるので、驚きの連続です。

 
最後に今日の振り返りをしました。
来月はどんな作品ができるか、とっても楽しみです!

【せせらぎ】10月の吃音グループ学習


 10月22日(月)に、8人の児童が参加し、吃音グループ学習をしました。
 今回は、先月にグループで話し合って決まった共同制作の
「手作りアスレチック作り」をしました。使ってもよい道具は、
①大型積み木ブロック、②サンドバックとケンスッテップ、③平均台とマット、④トランポリンとバランサー、⑤サッカーゴールと縄跳びとボール、その他に図工室用のイスなどがあります。
 どの道具を使えるかは、くじ引きで決めました。2人ペアになって話し合いながら、アスレチックの並べ方や使い方のルールを決めました。      


        
①スタートに当たったペアは、大型積み木ブロックを自由に並べて、飛び石のように渡っていくルートにしました。特に注目する点は、円柱型のブロックを横にしてサーカスの玉乗りのように乗って進んで行くルールを考えていたことです。乗っても1年生が転ばないように、考えた子供たちや先生が手を添えてサポートしました。(考えた2人は支えがなくてもできていて、皆に驚かれました。)

 
②③次のコースは廊下を使いました。サンドバックを横にして足をかけ、手押し車のように進んで行きます。ケンスッテップは跳ぶだけでなく、輪投げとしても使いました。平均台は、安全のためマットを使いました。

 
④次は、また室内に戻り、図工用のイスを横にして使い、道にしました。途中にトランポリンを置いて最後にバランサーで3秒立つルールを相談して考えました。同じ学年同士のペアで、気兼ねなく話ができていたようでした。


⑤アスレチックの最後のコースは、縄跳び2本を道として渡り、ミニサッカーゴールにシュートして終了です。上の学年の子が1年生を優しくリードしていました。

一度コースを楽しんだ後、もう一度作り直す時間を設けたことで、かなり工夫されたアスレチックコースができました。
振り返りでの発表では、「2回目に作ったバランスのあるところは、難しくて楽しかったです。」など、皆自由に話して、自由に考えて、笑顔がたくさん見られたグループ学習になりました。

【せせらぎ】9月きこえグループ学習


 9月18日(火)に、きこえグループ学習をしました。
 今回は2生から6年生までの7名が参加しました。はじめに、夏休みの楽しかった思い出を一人ひとり発表しました。「四国に行ったこと」「水族館に行ったこと」「川遊びやマスつかみをしたこと」など、最初は緊張しながらも、しっかりとした声で話していました。



 友達の話を聞いて、質問や感想を言いました。話題は、他にも沖縄旅行やバーベキューなどが出て、低学年からもたくさん質問の手が挙がりました。発表を聞いた感想では、「言葉遣いが丁寧で、発表の仕方も良かった。」との声もありました。


 質問が盛り上がっていたのですが、グループ遊びの時間になりました。今回は「みんなのバスケット(フルーツバスケット)」をしました。遊び担当の児童が、ルール説明をして、みんなのバスケットを初めてする子も楽しく遊ぶことができました。


 最後にグループ学習の振り返りをしました。振り返りの感想の中には、「フルーツバスケットで(イスに座れなくて)鬼になってしまい、くやしかったです。」と書いた子がいるなど、夢中になって交流をした様子が分かりました。

 きこえグループ学習は、皆が静かに相手の発表を聞いているので、安心して話しができるようです。リーダーとなる先生も、コミューン(聞き取りにくい高周波数の音を聞きやすくする機器)を使って話しているので、聞き取りやすい環境でもあります。
 また、来月も元気に発表してほしいです。グループ学習が楽しみです。

【せせらぎ】9月吃音グループ学習

 9月10日(月)に、吃音グループ学習をしました。
 最初に「夏休み中の思い出」など、それぞれ話したいことを一人ひとり発表しました。「バーベキューをしたこと」「羽田空港で機体工場を見学したこと」「家族で温泉に行ったこと」など、吃音を気にせず、最後まで話してくれました。
 
           


 夏の思い出の発表の後は、10月に行う共同制作の内容について話し合いました。
事前に、教員側から3つ「①チラシで作るピラミット作り」「②壁に作るビー玉コースター作り」「③手作りアスレチック作り」を提案し、その中で自分がやってみたいことや、その理由を考えておきました。
最初の意見発表では、やりたいことが3つに分かれてしまいましたが、話し合いで1つに決めることができました。(何に決まったかは、10月のホームページを楽しみにしてください。)



話し合いの後は、グループ遊びをしました。今月のお当番さんが、元気に遊びの内容とルールを発表しました。


 グループ遊びは、大人気の「かくれんぼ」です。
5つの教室を使って自由に隠れます。鬼になった子も、見付かった子も、大勢で一緒に探すのですが、全く見付かりません。毎回、大人がうなるほどの見事な隠れ方に感心します。本当に忍者のようです。      



 最後にグループ学習のふり返りをして、元気に発表をして終わりました。
 来月の吃音グループ学習が、待ち遠しいです!!

【せせらぎ】吃音グループ学習

1学期最後の吃音グループ学習は、7月9日(月)に行いました。
今回は、調理実習で夏らしく「パフェ」作りに挑戦しました。
             

    缶切り中       包丁使い中        盛り付け中

 調理実習のメニュー決めのときには、意見が合わなかった子も気持ちを切り替えて楽しく参加できました。








      いただきます!

   
「私のパフェはフルーツいっぱいおいしいパフェです。」


 2学期はさらに学び合いを深めていきたいと思います。

【せせらぎ】きこえグループ学習

 
  きこえグループ学習

   1学期最後の、グループ学習を7月11日(水)に行いました。
   3回目は、調理実習!
   2回目にみんなで話し合って決めた「パフェ」作りに挑戦しました。

   缶切りで缶を開ける(教わりながら)。
   フルーツを切る。
   メロンは、皮を剥いて種を取り除いて
   切る。       (難しかった)
   役割分担をして作業しました。
                                                                                                                                    
  
  



   


  材料の準備ができていよいよパフェ作り!
  

                 
思い思いのパフェが出来上がり、大満足で黙々と食べていたのが印象的でした。

最後に、自分が作ったパフェのネーミング「ミニミニパフェ」「フルーツいっぱいパフェ」など、発表しました。



2学期も楽しいグループ活動を通して、お互いのことを知り、自分への気付きも深められる学習活動にしていきたいと思います。


 

【せせらぎ】中学難聴学級について

本日7月20日に、せせらぎのきこえの教室では、
保護者学習会を行いました。

内容は、『中学の難聴学級について』です。
昨年度せせらぎを卒業した2名の中学生のお母様に来ていただき、
きこえの教室に現在通っている児童の保護者の方に、
・どうしてその学校を選択したのか
・学級、学校でのきこえに対する配慮
・利用している難聴学級ので具体的な学習内容
などをお話していただきました。

1名は、他市の難聴学級のある中学校に在籍し、「校内通級」を
されている方で、もう1名は、市内の中学校に在籍し、他市の
難聴学級に週1回「校外通級」をされている方でした。

それぞれの状況が違い、それぞれにメリット・デメリットがあることを
教えていただきました。


どこに進学するにせよ、早いうちから中学の見学や体験をして、
保護者と一緒に進路は考えるけれど、最終決定は子供自身にさせる
ことが大切だ、と教えていただきました。

せせらぎでは、今後も難聴の先輩のお話を聞くなどして、
進路指導に力を入れていきます。

【せせらぎ】きこえグループ学習


6月19日(火)
第2回きこえ(難聴)グループ学習を行いました。
参加児童は9名、保護者6名でした。

1、自
己紹介をしました。

・6年生から「学校、学年、名前。」を言いました。

・新しいメンバーは最後に自己紹介をしました。


2、来月行う調理の内容を話し合いました。

・前もって作りたい物を考えておき、話し合いで一つにしぼりました。




3、自分の
きこえについて話しました。

 ・「わたしは右耳の難聴ですが、きこえのことで困っていることはないです。」「わたしは中等度難聴です。すぐそばで、ゆっくり大きな声で話すと聞き取れます。」など、話しました。
 ・同席してくださっていた立川ろう学校の先生から、子供たちに一言アドバイスをくださいました。「聞き返すときには、『今何て言った?』ではなく、自分が聞こえた言葉を使って『〇〇って?』などと聞けるといいですね。」



4、みんなで
「かくれんぼ」をして遊びました。
・5つの教室を使って自由に隠れることができました。上手に隠れて最後まで見つからない子もいました。2年生から6年生まで年齢に関係なく、楽しく遊ぶことができました。

 


5、最後は、今日の
ふりかえりをしました。

・振り返りシートに記入して、「学校では自分の考えを伝えるのが苦手なのですが、ここは少人数だから上手く伝えられそうです。」など、今日の感想を発表することができました。


さあ、来月は「パフェ」づくりです。中に何を入れようかな?
待ち遠しいですね。

吃音グループ学習(6月)


6月11日(月)に吃音グループ学習を行いました。
せせらぎでは、「吃音があっても、話しをしよう」を大きなめあてとして、グループ学習を行っています。児童9名、保護者6名が参加しました。


★子どもたちが活動をしている間、別室で「親の会」を行いました。
『吃音のことがよくわかる本』を使って、吃音の基本的な勉強会をしました。

1、次回に
調理するものを話し合いました。

活発に意見が出ました。たくさん作りたい物が出たので、1つに絞るために、小グループに分かれて話し合いました。 



話し合いの結果、調理するものが決まりました。



2、吃音すごろくをしました。 

二つのグループに分かれて行いました。
カードのマスに止まると、質問カードをめくって、全員その質問に答えます。『どもるとどんな気持ちになりますか』の質問には、低学年チームでは「胸が苦しくなる。」や「変な気持ちになる。」など答えていました。
また『自分の中でなおしたいところはありますか』の質問には、「どもらないようにしたい。」や、それを聞いて「ぼくはこのまま、どもっていていい。」など、吃音に対していろいろな考えが出ました。



3、
ジェスチャーゲームをしました。  


お題は担当児童が決めてきました。
二人一組で身振りをしてもらい、何をしている様子なのかを当て合いました。

たくさん手が挙がり、発表することができました。保護者も参加して、たいへん盛り上がったゲームでした。

4、最後にふり返りをしました。

一人一人がたくさん発言できたグループ学習になりました。
いよいよ来月はお楽しみの調理実習です!!