日誌

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水道キャラバン2025

4年生は社会科で、「水はどこから」の学習を進めています。

今日は、東京都水道局が実施している「水道キャラバン」の出前授業を活用し、学びを深めました。

水道水は、水源林から蛇口までの長い旅を経て届きます。

この過程について、丁寧に説明していただきます。

特に浄水の仕組みについては、実験を交えて、詳しく教えていただきました。

大きなビーカーの中にはきれいな水が入っていますが・・・

「にごりの素」を入れると、あっという間に汚れた水になってしまいます。

子供たちからは悲鳴が上がりました。

そこに「凝集剤」を入れてかき回すと、汚れが固まって下に沈み、きれいな上澄み液が残りました。

これが「沈殿池」の役割です。

子供たちも、汚れが沈殿している様子を驚きながら見ています。

しかし、このままでは、細かいちりなどが残っているため、細かい砂の層を通してさらにきれいにします。

これが「ろか池」の役割です。

見た目はほとんど水道水と変わらなくなりましたが、さらに塩素などを加えて殺菌処理をするという説明があります。

東京都では、1日に680万㎥(プール23000杯分)の水道水を供給しているとのことです。

さらに、最新式の水道管は地震があっても伸縮するタイプに置き換わってきているというお話もいただきました。

最後には、各グループで振り返りを行いました。

4年生A「ごみを沈めただけでは、まだ、飲むことができないのを知りました。」

4年生B「地震に強い水道管を作って、工夫されていることが分かりました。」

4年生C「水道水は24時間、365日作られているので、大切に使わないといけないと思いました。」

 

水道水が届くまで、たくさんの工程があることを学ぶとともに、多くの方々の努力があることにも気付いてほしいと思います。

「水道キャラバン」の皆様、貴重な学習の機会をいただき、ありがとうございました。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】体力アップマッスルジム

一昨日の全校朝会のときに、体育委員会委員長から発表のあった「体力アップマッスルジム」。

昨日から、体育館を「ジム」として、取組が始まっています。

このことは、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の推進役である「中央委員会」で体育委員会委員長から提案され、全員で協議して決定した取組です。

「体力アップマッスルジム」とは、毎年行われている「体力テスト」を楽しみながら取り組むことができないかと体育委員会の子供たちがネーミングも含め企画したものです。

「体力テスト」は子供たちにとって、「やらされている」感じがあり、シャトルランなど、苦しさを伴う種目もあります。

また、いきなり「体力テスト」当日を迎えると、テストの方法に気をとられて、ベストパフォーマンスができないこともあります。

事前に体力テストの種目を練習し、体育委員会の児童がアドバイスを送ることで、記録向上にも結び付けようというわけです。

写真は昨日の1年生の「体力アップマッスルジム」の様子です。

特に1年生は初めてですから、各種目に慣れておくことはとても有効です。

今日は2年生の「体力アップマッスルジム」の日です。

中休みになると、2年生たちが続々と体育館に集まってきます。

練習できる種目は4つ。

こちらは立ち幅跳びです。

体育委員会の子たちに声を掛けてもらいながら、思いっきりジャンプします。

こちらは、反復横跳びのコーナーです。

本番同様、30秒を計り、回数をチェックします。

こちらは、長座体前屈のコーナーです。

体育委員会の子たちが「もっと伸ばして~!」などと応援の声を掛けています。

こちらは、ソフトボール投げの練習コーナーです。

体育館で本当のソフトボールを投げるわけにはいきませんので、スズランテープとリレーのバトンを使った特別な練習場所を作っています。

 

それぞれのコーナーを回ると、体育委員会の子からスタンプをもらえます。

このことも、体育委員会のアイデアです。

体力テスト本番まで、学年を変えて「体力アップマッスルジム」が日々開かれます。

その効果はいかに?【校長】

♪ 煮えたかどうだか食べてみよう!

新しく家庭科の学習が始まった5年生たち。

何と言っても関心が高いのが調理実習です。

4月に家庭科室に慣れること含め、お茶を入れる実習を行っていますが、包丁等を使う本格的な調理実習は初めてです。

まずは、全体で、実習の流れを確認します。

身支度を整えます。

校長の「ファッションショーポーズ、お願い」という無茶振りにも気軽に応える5年生たちです。

しっかりと手を洗い、衛生面にも気を付けます。

今回作るのは、さつまいもの「ゆでいも」とほうれん草の「おひたし」です。

ゆでる調理が今回のポイントです。

包丁を使うのが初めてということもあり、ちょっと硬めなさつまいもを切るところを家庭科専科が実演します。

「ねこの手」を意識しながら、さつまいもを輪切りにしていきます。

初めて包丁を扱う子は、かなり緊張しながら作業をしています。

 

切ったいもは、あく抜きのため、5分ほど水につけます。

キッチンタイマーで、きちんと計っています。

さつまいもとほうれん草をゆでていきます。

ほうれん草はゆでているうちに、だんだんとしんなりしていきます。

いよいよ試食タイム!

5年生たち「おいしい~!」

自分たちで作った料理の味は格別なようです。

校長の試食分を作ってくれた班もあります。

おひたしには、ちゃんとかつおぶしもかけられています。

ゆでいもも、おひたしもちゃんと柔らかくなっていて、とてもおいしくいただくことができました。

 

片付けの直後はすぐに給食になるので、あわただしくなりましたが、約束を守って、きちんと実習に取り組むことができました。

あと10日あまりで八ヶ岳移動教室に出かける5年生たち。

ほうとう作りも行うので、事前によい実習になったようです。【校長】

【潤ファミ】「第2回潤徳ファンミーティング」開催

今年度、本校はコミュニティ・スクールに移行しました。

その中心となる9名の潤ファミ店員(コミュニティ・スクール委員)の会議、「第2回潤徳ファンミーティング(日野市立潤徳小学校コミュニティ・スクール委員会)」が本日開催されました。

(第1回は、今年度の初日、4/1に開催しています。)

最初に、市教委からの「任命書」をお一人ずつお渡ししました。

会議は、ペーパーレスとし、学校貸与のタブレット上でデータを確認しながら進行します。

今日は店員の方全員にお集まりいただきましたが、会議に参加できない方がおられる場合や、会議の記録も兼ねることも考え、Google Meetによる録画も行います。

会議では、今年度の「学校プロジェクトシート」、「学校経営重点計画シート」(それぞれ、本校ホームぺージの「各種お便り」、「学校評価」に掲載しています。)の協議を行い、「潤ファミ」の基本コンセプトの確認、今後の具体的な企画等について検討を行いました。

店員の方々が大変熱心で、予定していた会議時間を大幅に超えるほど、活発な意見交換が行われました。

「大人がつくる学校プロジェクト」も順調です!【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】全校朝会(5月20日)・「体力アップマッスルジム」紹介

今朝は、リモートによる全校朝会が行われました。

最初は、校長からの話です。

まず、1年生を迎える会などを例に、「子供たちがつくる学校プロジェクト」に基づいた潤徳小オリジナルの様々な取組が行われているのは、「中央委員会」の子供たちが先を見通して話し合いをしてくれているおかげであることを改めて説明しました。

次に、代表に選ばれた「潤徳アナウンサー」(詳しくは、こちら)の録音の様子を紹介するとともに、実際に「ひの新選組まつり」の宣伝放送が多摩都市モノレールの高幡不動駅で流れているところの動画を流しました。

さらに、「Juntoku English Week」の活動の様子を振り返りました。

最後は、5/12の開校記念日で潤徳小が152歳になったことに触れ、歴史を簡単に紹介しました。

子供たちも、教室でしっかりと話を聞いていました。

さて、「Juntoku English Week」が終わった本校の次のターゲットは、5月末に実施予定の体力テストです。

「中央委員会」で様々な企画を考え始めている子供たち。

体育委員会では、まず、体力テストを盛り上げる「子供たちがつくる学校プロジェクト」の企画を実行に移します。

「キン肉マン」の主題歌をバックに具体的なプランを体育委員会委員長の6年生が全校に説明です。

その名も「体力アップマッスルジム」!

詳しくは、明日以降、別記事でご紹介することになりそうです。

全校に向け、マッスルポーズを披露する担当教員と体育委員会委員長。

5月後半は、ハッスルマッスルな期間になりそうです。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度学校説明会

今日は、学校公開終了後、正午から来年度本校への入学を検討されている保護者等の方を対象とした学校説明会を行いました。

まずは、校長から、本校の学校経営方針等について説明しました。

・本校のキャッチフレーズ「笑顔招福」

・「潤徳ファンミーティング」(潤ファミ)

・「子供たちがつくる学校プロジェクト」

本校の今年度の重点である3点について、概略をお話ししました。

「潤ファミ」は潤徳ファンの皆様のご協力で成り立つことから、

校長「本校の学校説明会においでいただいているということは、潤徳小に関心があるということですから、皆様はすでに『潤徳ファン』であるということになります!」

と力説しました。

また、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の実例として、児童がすべて企画・運営している「1年生を迎える会」のダイジェストビデオをご覧いただきました。

校長「というように、本校では『子供たちがつくる学校プロジェクト』を進めており・・・」

侵入者たち「ちょっと待った~!」

校長「うわああああ、なに、なに~?」

突然の侵入者に後ずさりする校長。

何事が起きたか分からず、会場内に緊張した雰囲気が流れます。

よく見ると、本校の児童会本部役員会の会長、副会長、書記の6年生たちではありませんか。

本部役員A「校長先生、学校紹介は私たちに任せてください!」

校長「うーん、でもなぁ・・・」

本部役員B「もう6年生ですから。私たちが責任をもって潤徳小のよさを伝えます!」

校長「じゃあ、3人に任せるよ・・・」

本部役員C「やったー!それでは学校紹介スタート!」

 

いきなりのハプニングのように見えますが、実はそうではありません。

こちらは、昨日の写真です。

綿密なリハーサルをこれまで重ねてきたのです。

昨年度まで、学校説明会は教員が中心に行ってきました。

(日本中、どこでもそうだと思いますが・・・)

しかし、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進める本校ですから、この学校説明会も子供たちに任せてみてはどうかと考え、児童会本部役員に持ち掛けたところ、「ぜひ、やりたい!」という返事があり、一大プロジェクトがスタートしたわけです。

担当する3人は、スライドや原稿作成、動画編集などを自分たちで行いました。

ですから、昨年度までと比べ、説明内容が一新されました。

説明の中では、1年生、2年生の有志数名が6年生のインタビューに答えるところがあります。

本部役員A「潤徳小のいいところはどんなところですか?」

2年生A「みんなが笑顔でいるところです。」

本部役員B「潤徳小のどんなところが楽しいですか?」

1年生A「給食当番ができるときです。」

など、生の声が流されます。

これは、児童会本部役員の子供たちが、「これから入学してくる子の保護者の方は、きっと、今いる潤徳小の子が何を考えているか知りたいはず」と考え、自分たちで取材、動画撮影、編集などを行ったものです。

 

さらに、児童会本部役員として、自分の言葉で「潤徳小のよいところ、楽しいところ」を入学予定の保護者等の方々に伝えていました。

また、本校の沿革、学校生活、学校行事等についてもスライドにまとめ、分かりやすく説明していました。

本部役員たち「ご清聴ありがとうございました!それでは、潤徳小に入学予定のお子様の保護者のみなさん、See You!」

ちゃんと「Juntoku English Week」を意識して話をまとめた児童会本部役員たちに大きな拍手が送られました。

本人たちは相当緊張したようですが、やりきった満足感のある表情を浮かべていました。

Thank you!

もちろん、学校側からも、生活指導や特別支援教育など、児童には話しにくい内容の説明を行いました。

例年、教員からの説明がたくさんあり、保護者等の方と一緒に来ている年長児たちが飽きてしまうことが多いのですが、今回は、年長児たちの多くは食い入るように画面を見つめていました。

やはり、子供のことは子供に任せるのがよいのかもしれませんね。

本校への入学を検討されている保護者等の皆様、来年の4月、お待ちしております!

 

また、昨日、今日の学校公開日には、たくさんの保護者、潤徳ファンの皆様にお越しいただき、感謝申し上げます。

保護者の方は、来週から個人面談をお願いすることになりますが、よろしくお願いいたします。【校長】

薬物乱用は、「ダメ。ゼッタイ。」

今日は学校公開の2日目です。

1時間目は、6年生を対象とした「薬物乱用防止教室」が開催されました。

昨日は1~5年生の「セーフティ教室」が行われましたが、「薬物乱用防止教室」も自分の身を守るための学習です。

 

今回は、ライオンズクラブ国際協会の方を講師にお迎えしました。

 

大麻、ヘロイン、コカイン・・・

子供たちが聞いても、危なそうに感じる薬物が次々と紹介されます。

しかしながら、例えば、鎮痛のための薬物には麻薬と同じ成分が使われていることを学びます。

違法薬物とは紙一重の差である場合があるのです。

市販薬であっても、中毒性が見られる場合があります。

いわゆる「オーバードーズ」の問題です。

心の安定を得るため、市販薬を100錠摂取するという高校生の実話の紹介もありました。

「くすり」には「リスク」があるのです。

 

高校の教室で大麻の売買がされていたという実際の事件についても紹介がありました。

講師の先生「大麻がいくらで売られていたと思う?」

6年生A「200万円!」

6年生B「1億円!」

違法薬物を遠い存在と考えている6年生にとっては、非常に高額な物と捉えているようです。

講師の先生「9000円で売買されていたようです。これならお年玉でも買えてしまいますね。」

まず、敷居を低くし、中毒性が見られるようになると次々購入するようになってしまうとの話がありました。

甘い誘惑に負けない強い心をもつことが大事です。

誘われてもきっぱりと断る強い意志をもってほしいと思います。

講師の先生から最後に「薬物に関わって幸せになった人はいない。後悔あるのみ。」というまとめのお話がありました。

しっかりと心に留めてほしいと思います。

会場の体育館を出る際に、違法薬物のサンプルをじっと眺める子供たち。

「ダメ。ゼッタイ。」です。【校長】

セーフティ教室

東京都の公立学校では、非行や犯罪被害を防止することを目的として、セーフティ教室を開催しています。

本校では、こうした取組を保護者等の方にも知っていただき、家庭内での話題にしていただきたいと考え、学校公開の期間に合わせて実施しています。

2時間目は、3・4年生のセーフティ教室です。

講師として、日野警察署の方々においでいただき、お話をいただきました。

 

今回のテーマは「考えよう、やってはいけないこと」として、犯罪防止について理解を深めます。

DVDでは、万引き、自転車泥棒、いじめを例に、こうしたことは犯罪になることについて説明がありました。

犯罪から身を守ることも大事ですが、自分が犯罪をしないことも大切です。

「自分がされて嫌なことは相手にもしない」ということが社会生活を送るうえで必要であることを学びました。

3時間目は、1・2年生のセーフティ教室です。

「Juntoku English Week」ですから、英語の挨拶でスタートです。

校長「Hello!」

1・2年生、保護者等の方々「Hello!」

校長からは、「セーフティ」は英語で「安全」という意味があり、自分の身を自分で守るための大切な学習であることを伝えました。

また、先日、立川市の小学校で起こった事件を例に、いつ、自分の身に危険なことが起きるか分からないので、「セーフティ教室」で学んだことをとっさの場合でも生かせるようにしてほしいと話しました。

今回は、不審者対応「いかのおすし」について、詳しくお話を伺いました。

知らない人について「いか」ない、車に「の」らない、「お」おごえを出す、「す」ぐ逃げる、大人の人に「し」らせるという基本を日野警察署の方から具体的に教えていただきました。

特に低学年の安全は、周りの大人が守ることが大事です。

多くの保護者等の方々にも聞いていただきましたので、家庭内でも話題にしていただけるとありがたく思います。

2時間目、3時間目には、5年生が「情報ネットワークのもつ危険」について教室でビデオ教材を視聴し、話し合いを行いました。

高学年になると、スマホ等の個人端末を所持する割合が高くなってきます。

家庭内でのルールを守ることが基本ですが、SNSを通じて、犯罪に巻き込まれたり、相手を傷つけたりすることについて考えました。

明日は、6年生が「薬物乱用防止教室」で学習する予定です。【校長】

令和7年度教育インターンシップ、スタート

本校は、昨年度、「Jyuntoku Dream Teacher’s Academy」(略称:JDTA)として、市教委から「令和6年度日野市教育委員会特色ある学校づくり支援事業」の対象校として認めていただき、将来の教職を目指す学生の育成に積極的に取り組んでまいりました。

今年度、事業としては継続していませんが、学生の育成を積極的に行うという姿勢は変わっていません。

そこで、本校では、今年度も明星大学教育学部の3名の学生を教育インターンシップ生として受け入れ、様々な教育活動の体験を通して、教員への憧れを感じてもらいたいと考えています。

今日から活動が始まりますので、最初に本校の教職員に対して挨拶です。

1時間目、校長から学校経営等に関する講義や校内の各所の案内を受けた後は、低・中・高学年に分かれて、担任の指示の下、授業に入って、様々な支援を行います。

休み時間、子供たちに校庭に連れ出されることは言うまでもありません。

そして、給食の時間には、全校へのリモート放送で自己紹介を行います。

校長からの無茶振りで、自己紹介だけでなく、特技を披露せざるを得なくなったインターンシップ生たち。

豪快なテニスのサーブの素振りを披露です。

続いてのインターンシップ生は、高校のときに励んでいたボクシングを披露。

短時間の打合せで、ノックアウトの相手役も引き受けています。

3人目のインターンシップ生はストリートダンスを披露。

他の2人も乱入です。

ノリのよい3人。本校のインターンシップ生として合格です。

子供たちも、興味津々で映像を見ていました。

 

インターンシップ生の自己紹介の後は、本校の養護教諭が明日から産休に入るため、しばしのお別れの挨拶です。

子供たちからもずいぶんおなかを触られ、「安産祈願」を受けたようです。(苦笑)

教室からもたくさんの拍手や手を振る姿が見られました。

無事な出産を祈っています。

半年以上の長丁場となる教育インターンシップ。

本校の「教職員扱い」で、大学では経験できない様々な活動に挑戦してほしいと期待しています。【校長】

【潤ファミ】読み聞かせ、スタート!

コロナ禍の間、自粛を余儀なくされていた、保護者等の皆様による読み聞かせ活動が昨年度復活しました。

今年度、本校がコミュニティ・スクール(潤徳ファンミーティング 略称:潤ファミ)に移行したことを受け、この読み聞かせ活動をより充実させたいと考え、新たに「潤ファミ企画」として募集させていただいたtころ、多くの「潤徳ファン」の方々の応募をいただきました。

今週は、「Juntoku English Week」とともに「読書週間」でもあるので、早速、「潤徳ファン」の方々の読み聞かせが始まりました。

 

初回は、潤ファミ店員(コミュニティ・スクール委員)2名の方が自ら参加していただき、「潤ファミ企画」への意気込みを示してくださいました。

1年生にとっては、小学校での初めての読み聞かせ。

話し手の方のそばに自然に寄っていきます。

何と、赤ちゃんを抱えながらの読み聞かせ!

「潤徳ファン」の鑑です!

それにしても、それを当たり前のように聞いている1年生たちもすごい・・・。

モニターを使い、絵本を拡大した読み聞かせです。

今日は、1年生と、3-1、3-2での読み聞かせでしたが、どの学級も集中してお話を聞くことができました。

 

今年度も計画的に読み聞かせを進めていく予定です。

「潤徳ファン」の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

本日おいでいただいた皆様、どうもありがとうございました。【校長】

校長の学校経営について深掘り!

昨日のこと。

給食の準備時間に校長室をノックする音が聞こえます。

ドアを開けると、6年生の子供たちがいます。

「Juntoku English Week」ですから互いに「Hello!」と言って入室してくる6年生たち。

6年生A「6年3組です。私たちは、国語で『聞いて考えを深めよう』の学習をしています。校長先生にインタビューしたくて、予定を聞きに来ました。」

校長「え、たくさん来るの?」

6年生B「3グループくらい、校長先生の取材をしたいようです。なので、今週と来週の予定を教えてほしいのです。」

先週は、6年1組のグループの取材を受けたので、各学級がこの内容の学習に入っているようです。

正式なアポ取りですので、校長も予定を見て回答します。

ということで、今日の中休みに早速インタビューの約束が入っていたので、4年生の浅川調査の様子を確認したら、校長室に戻ってきて、6年3組の児童を迎えます。

校長「Hello!」

6年生たち「Hello!」

校長「How are you,today?」

6年生たち「もう、ムリ!日本語で!」

6年生は、英語を習うのはもう4年目に入っていますが・・・

我が国の外国語教育の大きな壁を感じます。(苦笑)

早速、インタビューに入ります。

Q1「どうやって、学校行事を決めているのですか?」

6年生は本校のホームページを見ている子も多く、ここで書いてしまうとネタバレになってしまうので、正確には書けませんが、教員だけでなく、「子供たちがつくる学校プロジェクト」に基づいて、中央委員会の考えなども行事に反映させているのが潤徳小の大きな特徴であることを丁寧に説明しました。

Q2「学校行事を行う上で大変なことは何ですか?」

これも、ネタバレになってしまうので、校長自身が行事に臨む際、大切にしていることと、学校全体に関わることで気を付けていることについて話しました。

Q3「一番楽しみにしている行事は何ですか?」

ここでは、「6年生に関わる行事」を2つ挙げました。特に「6年生の最後の日の行事」は校長にとって、とても大切なものであり、「最後の授業」にあたる式辞の内容は、今からいろいろ考え始めてることについて話しました。

イマドキの子たちですので、メモは全てCromebookで行っています。

 

緊張するインタビューが終わり、ホッとする子供たち。

校長「公式のインタビュー以外に聞きたいことはないの?」

6年生C「好きな給食のメニューは何ですか?」

校長「そりゃあ、『潤徳カレー』でしょ!でも、揚げパンも捨てがたいな・・・。」

6年生D「私も!」

6年生E「わかる、わかる!」

非公式インタビューの方がいきいきする6年生たち。

校長「Thank you!」

6年生たち「Thank you.goodbye!」

 

6年生の国語では、単にインタビューをするだけでなく、それに対して自分なりの考察をしていくことが学習のねらいになります。

校長の話を聞いて、どのような考えを6年生たちがもったのか、ちょっと気になるところです。

先週、6年1組の子供たちのインタビューを受けたときには、

「『笑顔招福』の学校は、どうしたらつくれると思いますか?」

「担任から校長先生になったのはなぜですか?」

など、校長の生き様や学校経営の姿勢を問うような質問もありました。

6年生は、学校経営を行う上での重要なパートナーですから、質問にも真剣に答えるように心掛けています。

 

そんなことを書いていたら、校長室のドアをノックする音が聞こえます。

6年生たち「6年4組です。校長先生にインタビューしたいんですけど、明日、空いていますか?」

忙しい休み時間がしばらく続きそうです。【校長】

浅川調査、開始!

4年生は、総合的な学習の時間に「浅川博士になろう」の学習に取り組みます。

今日は、実際に浅川に出かけて、実地調査の開始です。

まずは、校庭でめあてや全体に関する指導を受けてから出発です。

河川敷に着くと、日野市環境学習サポートクラブの「ひの どんぐりクラブ」の皆様が待っていてくださいました。

これから、子供たちの学習のサポートをしてくださいます。

最初に、浅川に関する基礎知識からお話をいただきます。

その後は、子供たちの興味・関心ごとにグループに分かれてお話を伺います。

こちらは、「植物」グループです。

中洲の植生の状況について説明を受けています。

続いて、ふれあい橋の上に移動し、浅川全体を眺めながら詳しいお話を伺います。

その後は実際に河川敷に降りて、細かい観察を行います。

通学時に多くの児童が毎日眺めている光景ですが、雑草の中には外来種のものがあり、勢力を広げているなどの興味深いお話などをいただきました。

こちらは、「鳥・虫」グループです。

「どんぐりクラブ」の皆様が設置した双眼鏡をのぞいています。

校長「何か見えた?」

4年生たち「うん、黒い鳥が見えた!」

興奮気味に答える子供たち。

ゆったり泳ぐカモ、アオサギなど、多くの種類の鳥が浅川に集まっています。

校長「あ、あれはカモかもしれない!」

4年生たち「あはは・・・」

キジもいました。

校長「これは、いいホームページの記事になるかもしれない!」

4年生たち「あはは・・・」

虫探しもします。

「ヒメウラナミジャノメチョウ」を捕獲し、観察です。

もちろん、キャッチ&リリースです。

定番ですが、ダンゴムシを見付け、手のひらに乗せます。

どんぐりクラブの方「ダンゴムシは、脱皮して大きくなるんだよ。」

校長「4年生は脱皮しないの?」

4年生たち「しな~い!」

4年生A「成長はするけどね。」

「水の生き物」グループです。

今日は初回なので、川の中には入りません。

河原から様子を観察します。

2時間目になると、少しずつ暑くなってきて、中に入りたそうな子供たちです。

一部の子たちは、河原の石をどけて、その下に隠れている生き物を探しています。

「どんぐりクラブ」の方々が川エビ、小魚などを捕獲して見せてくれました。

浅川の清流にはたくさんの生き物が生息しているのです。

 

今日の活動は、まず「様子を知る」ことが目的です。

5/28(水)には、「だいすき浅川 ~浅川博士になろう~」探検として、引き続き「どんぐりクラブ」の方々のご協力をいただき、本格的な調査活動を行います。

児童の見守りに加え、一緒に浅川の自然に親しむ機会としたいと考え、「潤ファミ企画」としてC4th Home&Schoolを通じて、潤徳ファンの皆様にお声を掛けさせていただいております。

童心に帰り、浅川で楽しく過ごせる時間になればよいと考えておりますので、ご都合のつく潤徳ファンの方は、お気軽にご参加ください!【校長】

3年生 遠足(昭和記念公園)

今日は、3年生の遠足です。

前回は、空とのにらめっこにより、諦めた遠足でしたが、今日はうって変わって快晴です。暑くなりそうです。モノレールに乗って出発します。

モノレール立川北駅では、駅員さんが出迎えてくださいました。

ふわふわドームを目指して歩きます。

児「副校長先生〜。ふれあい橋だぁ。」

副「橋だから似てるね。」

児「ちがうよ。本当にふれあい橋だよ!」

副「え!?本当だ〜。」

 途中、ケヤキの木がたくさんありました。

児「ウリーの仲間がたくさんいるね。」

児「ウリーも連れてきてあげたかったね。」

潤徳愛が育まれています。

いよいよ、ふわふわドームに到着です。

靴の行方不明防止用に担任たちがシートを用意していました。

 別の学校では、

「先生〜。靴がない〜。」の声が…

潤徳小の担任陣さすがです。

次は、「虹のハンモック」です。

暑さに負けず元気です。

そして、今週の潤徳小学校は「English Week」ここ、昭和記念公園でも忘れていません。「HELLO!」と、外国人の方に元気に挨拶ができます。写真まで撮っていただきました。

 いよいよ、お楽しみのお弁当&おやつタイムです。

そして、食休みならぬ食遊びが始まります。

校庭より遥かに広い広場です。走りがいがあります。 

帰りは…

児「足が棒のようだよ〜。」 

児「でも、まだ遊びた〜い。」

児「分かる〜。」

まだまだ遊べる3年生。

素晴らしい体力です。

 学校到達後、各教室で過ごしました。

副「何して過ごしたの?」

児「漢字練習〜!!」

 と、笑顔で答えてくれました。

お弁当等のご準備ありがとうございました。

Juntoku English Week、start!

東京都教育委員会は、児童の英語によるコミュニケーション能力の向上と国際理解教育の推進を図るため、都内の公立小学校で、昨年9月から「外国語に触れる機会の創出」事業を始めています。

本校は、今週を「イングリッシュ・ウィーク」として、本事業に取り組みます。

目玉は、ネイティブ人材1名の方においでいただき、1週間(5/12~16)、各教科等の授業や給食、掃除の時間、休み時間等に学校生活の中で自然に英語で交流する機会を設けることです。

というわけで、子供たちには全く予告なく「Juntoku English Week」がスタートです!(ネイティブ人材の方がいらっしゃるのは5/16までですが、5/17が学校公開のため、5/17までを対象期間とします。)

本校らしく派手に開始を宣言するため、臨時のリモート「英語朝会」を実施しました。

もちろん、「All English」の朝会です。

進行役はウリーとサクラモチです。

いきなり、今週が「Juntoku English Week」であることが英語で宣言されます。

続いて、「Juntoku English Week」の紹介動画が流されます。

実は、秘密裏に、「Juntoku English Week」の開始に向け、各学級の代表児童、各担任等が「言ってみたい英語」の録音を行い、外国語専科が編集を行った動画を作成していたのです。

英語に親しんでもらおうと、各担任も趣向を凝らした動画作成を行っています。

もちろん、管理職も協力です。

principal&vice principal「I love Juntoku elementary school!」

思わぬ動画に、各教室は騒然。

各担任が出てくると爆笑になりました。

外国語専科渾身の力作は、子供たちの印象に強く残ったようです。

「Juntoku English Week」の期間中、東昇降口の「潤徳小デジタルサイネード」 で動画を繰り返し流していますので、今週末の学校公開などでご来校の際は、ぜひ、動画もご覧ください。

続いて、今週、お世話になるネイティブ人材の方から自己紹介(もちろん、英語)をしていただきました。

ミャンマー出身で、2年間、日本に住んでいたこともあるとのことです。

当然ながら、「Juntoku English Week」の期間中は、原則として英語で話していただきます。

その後、突然、校長が登場。

principal「Today is Juntoku elementary school's birthday!So,everybody,Let's sing Happy birthday song!」

たぶん、多くの子たちには意味が伝わらない中、「Happy Birthday to You」の曲が流れ始まます。

職員室にいた専科教員等が集まり、歌い始めます。

♪ Happy birthday dear Juntoku elementary school・・・

特に一昨年、開校150周年を経験している3年生以上の子供たちには、この歌の意味が分かったようです。

そうです。

今日(5/12)は 、本校の152回目の開校記念日なのです。

子供たちも一緒に声を合わせて歌い、潤徳小に祝福の気持ちを表すことができました。

こうして、ネイティブ人材の方と子供たちのとのふれ合いが始まりました。

言うまでもなく、3年生以上の外国語活動、外国語の授業では一番関わりが多くなります。

しかし、必ずしも、外国語活動、外国語の授業だけに参加するわけではありません。

3時間目には、5年生と一緒に体育のソフトバレーで汗を流します。

でも、「Juntoku English Week」ですから、使用言語は英語です。

5年生たち「one,two,three・・・」

パスがつながった数を英語でカウントする5年生たちです。

 

校長も「からかいタイム」全開です。

2年生が算数のひき算の学習をしています。

「けんじさんは47円持っています。15円のゼリーを買います。残りはいくらですか。」

という問題のようです。

principal「How much money is in your wallet?」

2年生たち「・・・」

思わぬ校長の声掛けに思いっきり固まります。

2年生A「What?」

とりあえず、言い返す子もいます。

担任「・・・ということで、式は47-15でいいですか?」

2年生たち「Yes!」

英語を使おうと頑張っています。

担任「どうして、ひき算になるのですか?」

principal「Why?」

2年生B「『Why』って、きっと、『どうして』ってことだよ。」

想像力を働かせる子供たち。言語習得には大事なことです。

4年生が理科室で、モーターの実験を行っています。

どうやら、授業で理科室を使うのが初めてのようです。

principal「理科室を使うの、first timeね?」

だんだん怪しい人になってくる校長。

principal「『理科』は、Englishで何と言いますか?」

4年生たち「知らな~い」

principal「Scienceね!」

4年生たち「あ、何か聞いたことある。」

低学年であっても、ネイティブ人材の方とふれ合う機会をつくります。

今日は、1-1で一緒にランチを食べていただきました。

principal「新しい先生と、英語で仲良くできましたか?」

1年生A「『I like banana.』って言った。」

1年生B「わたしは、「I like chocolate.』!」

自分の好きな物を伝えているようです。

ふと、聞こえてくる昼の放送も「英語モード」になっていました。

放送委員A「I like tennis.」

放送委員B「I like ramen.」

清掃は、3-2の子たちと一緒です。

principal「新しい先生に掃除の仕方を教えてあげてね、please.」

3年生たち「あはは、ほとんど日本語じゃん。」

校長の英語力も1日で限界を迎えつつあります。

昼休みはそのまま3年生たちと一緒に校庭へ。

Japanese dodgeballを体験していただきました。

校内にも「Juntoku English Week」の掲示が各所に見られます。

校長も、子供たちとすれ違うたびに「Hello!」、「Goodbye!」などと英語で挨拶し続けました。

外国語に親しむためには、まずは、「話してみよう」という意欲をもつことが大事です。

「Juntoku English Week」がその1つのきっかけになればよいと思います。

 

さて、今週末の5/16(金)、17(土)は学校公開になります。

「Juntoku English Week」期間中ですから、ご来校を予定されている方は、基本的に日本語を使わないよう、ご協力をよろしくお願いいたします。(笑)【校長】

6 年生 社会科見学(国会議事堂、科学技術館)

今日は、6年生が社会科見学に出発します。

金曜日ということもあり

出発式も早々に学校を後にしました。

こちら、1号車です。

予想通り三鷹付近から渋滞です。

子供たちは、思い思いの過ごし方で(おしゃべり、じゃんけん、クイズなどなど)バスの中の時間を楽しんでおります。

ついに、到着いたしました。

参議院見学予定でしたが、本会議のため衆議院見学に変更となりました。

係員の方から「仕事中ですので、この先はお静かに!」と、注意がありました。

どの子もピリッとなります。

 

 

 中に入ると重厚な扉がいくつもあります。

 児「職員室の扉もこうだといいね〜。」

お気遣いに感謝いたします(笑)

児「すげ〜。有名人になったみたいだぁ。」

と、国会議事堂をバックに写真を撮ります。

そして、参議院特別体験プログラムを利用して国会の役割や、議員の仕事を体験します。

潤徳小児童が代表として議長として選出されました。

 今日は体験でしたが、いつか本物の議長席にこの中の児童が座るときがくるかもしれません。夢が広がります。

しっかりと頭を動かした後は、お腹が空きます。「お腹減ったぁ。」の声が止まりません。

北の丸公園で待ちに待ったお弁当です。

 

 

 

 科学技術館では、班で行動します。

先生から「14時に外で集合します。」とのアナウンスがありました。

そして…

13時59分に全員の集合が確認できました。

担任の先生たちから「素晴らしい。」の拍手をもらいました。

 担任の「楽しかったですか?」の声に

「は〜い!!」と、応えていました。

様々な方面の学習を終わらせ帰路につきます。

朝早くから、お弁当等を用意していただき、ありがとうございました。

謎の蛇口

4年生は社会科で「水はどこから」の学習を始めています。

私たちが蛇口をひねるだけで安全・安心な水道水を利用することができるのはどうしてなのか、そこに携わる方々の苦労なども含め、学習を深めていきます。

4年生の教室の前を通ると、教室配置図を見ながら子供たちが話し合っています。

どうやら、校内で水道の蛇口がある場所を調べるようです。

学校は広いですから、子供たちがめったに行かないような場所にも蛇口があったりします。

4年生版「学校探検」というわけです。

教室のあちらこちらでじゃんけんが行われています。

蛇口を場所を調べる分担を決めているのです。

子供たちは探検が大好き。

慣れている学校でも、行きたい場所は譲れないようです。

こうしている間に、校長は1階に戻ります。

校長室を調べに来るグループが必ずあるはずだからです。

すると、やはり、1階を担当しているグループがやってきました。

4年生たち「校長室に蛇口があるか、調べてもいいですか。」

校長「その前に、校長室に蛇口ってあると思う?」

4年生A「うーん、なさそうかなぁ・・・。」

校長「どうしても調べたいの?」

4年生たち「はい!」

ということで入室を許可します。

すると、校長室の奥に洗面台があるのを発見!

4年生たち「あった~!」

4年生B「校長先生、水、出してみてもいい?」

早速、蛇口をひねる子供たち。

水が出てきたのを見て、「おぉ~!」と歓声を上げます。

校長室は、中で職員室とつながっています。

そこで、子供たちに聞いてみます。

校長「職員室に蛇口ってあると思う?」

4年生C「うーん、あるんじゃないかなぁ・・・」

校長「先生たち、お仕事してるのに、蛇口なんて必要なの?」

4年生D「うーん、じゃあ、ないのかなぁ・・・」

そこで、静かにする条件で、校長室から職員室に誘導すると、流しがあるのを発見!

なぜか、水を流したがる4年生たち。

蛇口をひねって、水が出るのを確認です。

 

実は、校長室の洗面台は、現在、モニターを設置している関係で、ほとんど使っていません。

来客時の茶器を洗ったりするときには、職員室の流しを使っています。

4年生のおかげで、ちゃんと洗面台が使えるか確認することができました。【校長】

社会科の学習ですが・・・

3年生になって、理科、社会といった新しい教科の学習が始まっている3年生。

社会科では、日野市の学習を進めていくことになるので、まずは、自分の学区域のことを調べる活動からスタートしています。

先日、学校の南側の区域を中心に「地域巡り」をしていますが、今日は学区域の北側を中心に見学をします。

3年担任「今日も社会科の勉強ですから、土地の様子を調べたり、日野市の自慢できるところを探したりしましょう。」

連休明けのせいか、反応の鈍い3年生たち。

思わず声を掛けます。

校長「今日は、遠足だから、ちゃんとお弁当持ってきた?」

3年生たち「持ってきてないよ。遠足じゃないもん!」

校長「だって、大木島自然公園とか行くんでしょ?1年生も、この間、そこに遠足に行ってたし。」

3年生たち「1年生じゃない!」

3年生A「遠足は、5/13に延期だって、校長先生が言ってたんじゃない!」

そりゃ、そうだ・・・

暑くなることも予想されます。1時間目の開始と同時に学校出発です。

後で追いかけようと、しばらく経ってから自転車で学校を出たものの、1・2組と3・4組はそれぞれ別方向に分かれて見学を始めているようで、捜索は難航。

担任に電話を掛けつつ、追いかけるとようやく浅川橋付近で1・2組を見付けました。

校長「何か見付けた?」

3年生B「家!」

3年生C「木!」

3年生D「車!」

え・・・?社会科の学習のはずでは?

見付けたものを、途中のポイントの場所で書き入れていきます。

3・4組を大木島自然公園で発見!

同じように声を掛けます。

校長「何か見付けた?」

3年生E「カモ!」

3年生F「虫!」

3年生G「鳥!」

え、それは、理科の学習では・・・?

3・4組も同様に、見付けたものや気付いたことなどを書き込んでいきます。

社会科の学習は、こうしたフィールドワークも大事です。

今後、日野市→東京都→日本→世界と、学年が上がるにつれ、学習の対象も広くなっていきますので、社会科の学習の意義もしっかり理解していってほしいと思います。【校長】

降る?降らない?

昨日のこと。

3年学年主任「明日、遠足、行けるでしょうか?」

校長「降水確率80%だからねぇ・・・。厳しいかも。」

3年学年主任「そうですよねぇ・・・。」

校長「てるてる坊主でも吊るして、奇跡を信じてみれば?」

そして、今朝。

天気予報は、「今日は朝のうちから激しい雨になり、ほぼ1日降り続く」というものがほとんどでしたが、午前8時ころの学校の上空は薄日が射し、雲の隙間から少し青空も見えている状況でした。

すぐに3年担任を招集して、遠足の実施の可否について最終判断です。

雨雲レーダーを確認すると、午前9時前には、かなりの降水が予想されていること、日野市には雷注意報が発令されていることなどから、児童の安全を最優先し、延期とすることを全員で確認しました。

 

リュックを背負った3年生たちが登校し始めています。

3年生A「今日、遠足いけるよねぇ?」

3年生B「うん、いっぱい遊ぶんだ!」

そんな会話をしているのが遠くから聞こえ、胸が少し痛みます。

朝、児童が校舎内に入る前に校内の巡視をしていると、3年生の教室には、4連休明けの連絡が書かれていました。

昨日の連絡は、遠足に行くことが前提となっているわけです。

さらに、大量のてるてる坊主が吊るされている教室もあります。

(この効果で、朝から雨が降るはずだったのに、降っていないんだな・・・。)

子供たちの「晴れになれパワー」が天気の崩れを遅らせているようです。

チャイムが鳴り、続々と教室に入ってくる3年生たち。

校長「今日、どうしても昭和記念公園の遠足に行きたい人?」

3年生たち「は~い!」

行く気満々です。

3年生C「校長先生は、遠足、行きたいの?」

校長「うん、『ふわふわドーム』で、いっぱい遊ぶんだ~」

3年生たち「あはは」

担任が入ってくると、すぐに周りに集まっていく子供たち。

担任は何も言わず、「泣き顔」の絵を描き始めます。

それを見て察する子供たち。

子供たちも「泣き顔」と同じような表情です。

というわけで、遠足ではなく通常の授業が始まりました。

国語の学習で「落」と「相」の漢字を学習しているようです。

校長「『遠足の延期を「相」談する』・・・。」

校長の独り言を不愉快そうに聞いている子供たち。

社会の授業で「東西南北」を学習しているようです。

校長「昭和記念公園は、北西の方角にあるかなぁ・・・。」

しつこく遠足に絡めた校長の独り言を不愉快そうに聞いている子供たち。

3年生D「ねぇ、校長先生、やっぱり遠足、行けるんじゃない?」

8時半ころにいったん雨が降りましたが、その後は止んで小康状態になっています。

はたして、延期の判断は正しかったのか・・・

ちょっと心は揺れます。

そんな子供たちも、4時間目が終わると表情が一変!

「お弁当タイム」に笑顔がこぼれます。

3年生E「遠足に行けなかったけど、お弁当があるから満足!」

3年生F「延期になっても、おやつが食べられるならいいや!」

すっかりご機嫌です。

 

結局、雨が本降りになってきたのは、午後1時ころから。

恒例の「潤徳池」ができつつあります。

うーん、無理すれば行けたかなぁ・・・などと、ちょっと悶々とした気分になります。

運動会や遠足など、実施の可否の判断には頭を悩ませます。

100%の正解はないので、難しいところです。

結局、一番「泣き顔」なのは、もう1回お弁当をお作りいただくことになってしまう保護者の方々だと思います。

本日は、ご準備いただき、ありがとうございました。

遠足は、5/13(火)に延期です。

今度こそ、天気になぁれ!【校長】

避難訓練(5月)

今日は、火事を想定した避難訓練が行われました。

GWの谷間でも、気を抜いてはいけません。

災害はいつやってくるか分からないのです。

2時間目の後半に、副校長から、校内で火災発生の放送が入ります。

指示に従い、ハンカチを口に当てる1年生たち。

あまりあわてていないように見えますが、今回は「予告あり」の訓練です。

必ず自分の教室にいるわけでもありません。

図書室で読書をしていた2年生も、避難のため外に出てきます。

体育着などを着ている場合は、ハンカチが手元にない場合もあります。

腕で鼻をふさいで、直接、煙を吸わないようにするなど、各自の工夫が必要です。

続々と、避難した学級から校庭に集まってきました。

校長「今日は、どこから火事が起きましたか?」

子供たち「給食室!」

まずは、出火場所を把握することが大事。それによって、避難経路が大きく変わるからです。

校長「地震でもないのに、どうして防災頭巾をかぶってるの?」

子供たち「火事で燃えて、物が落ちてくるかもしれないから。」

火事の場合でも、防災頭巾を着用する理由について確認しました。

 

先日、引き渡し訓練を行ったばかりですが、年度当初に自分の身を守る方法をきちんと理解しておくことはとても重要です。

初めてのことが多い1年生も、落ち着いて行動することができました。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】委員会紹介集会①

「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進める上で、中心的な役割を果たすのは各委員会活動です。

新年度の本格的な委員会活動が始まっていますので、朝の時間を使って、各委員会の活動内容等を全校児童に紹介する集会をリモートで実施しました。

全体司会は、児童会本部役員の児童が行います。

 

まずは、自分たちの「児童会本部役員会」の紹介です。

児童会本部役員A「これから潤徳小のトップ・オブ・ザ・トップ、児童会本部役員会の発表を始めます!」

潤徳小の中核という十分な自覚のある宣言からスタートです。

児童会本部役員会は、昨年度までの代表委員会の機能を企画・運営に特化し、まさに「潤徳小の頭脳」として、各委員会の委員長を加えた「中央委員会」での協議を通して、学校全体を引っ張る重要な役割を担う組織です。まさに、「トップ・オブ・ザ・トップ」といえる存在です。

児童会本部役員B「みなさん、私たち児童会本部役員と一緒に潤徳小学校を盛り上げましょう!」

力強く、全校への協力を呼びかけます。

教室で見ている子供たちも、児童会本部役員の話をうなずきながら聞いています。

やる気100%の児童会本部役員の子供たちに本校の舵取りを委ねます!

 

続いて、給食委員会の発表です。

給食委員会の仕事について、丁寧な説明が行われました。

「潤徳小の給食マナーのレベルアップ」も大事な仕事ということで、マナーに関するクイズも出題されます。

本校自慢のおいしい給食を校内外にアピールする活動に積極的に取り組んでほしいものです。

最後は、飼育委員会です。

飼育委員会は、本校のアイドル、烏骨鶏の「大福」を大切に育てることがメインの仕事です。

クイズも出題し、「大福」への関心を高めるように工夫しています。

なお、卵の重さは、約40gとのことです。

ちなみに、クイズの中には、飼育小屋には「G」などが出没するという内容のものも・・・。

(注:本校では、「G」を飼育しているわけではありません。。。)

学校生活が2か月目を迎えた1年生たち。

発表を聞くことで各委員会の仕事内容を知り、だんだんと「子供たちがつくる学校プロジェクト」の意味を理解していってほしいと思います。【校長】