学校・学年・学級だより

カテゴリ:せせらぎ

【3学期終わりの会】

平成28年度 3学期「せせらぎ」おわりの会

今回は、卒業する児童や退級・転級する児童を中心に発表を行いました。
3月16日(木)放課後3:45から始めました。
通級児童47人、保護者や児童の兄弟29人、教員15人の合計91名が出席がありました。

卒業する児童の司会で進行しました。
1、司会あいさつ
2、はじめの言葉


3、校長先生のあいさつ
4、卒業や退級する児童の発表




5、「私の考えている物は何でしょう?」クイズ(吃音グループ)
6、「億万長者」ゲーム(きこえグループ)


7、おわりの言葉


 卒業生の発表では、「せせらぎ」で、頑張ってきたことや中学校に行ってからの決意を披露してくれました。また退級・転級する児童は、できるようになったことを自信をもって発表していました。
 今まで通級していた児童がいなくなり、寂しくなる時期ですが、「せせらぎ」の担当一同、皆さんが大きく成長して行くことを願っています。保護者の皆様には、お忙しい中、ご出席くださりありがとうございました。また、今年度もせせらぎの教育活動にご理解、ご協力してくださり、ありがとうございました。
 

 さて、平成29年度は通級児童が73名からスタートする予定です。今まで以上に賑やかになります。また担当教員も増える予定です。よろしくお願いいたします。

≪平成29年度4月の予定≫
4月11日(火) 
 15:45~16:45
「せせらぎ」はじめの会
(担当教員の発表や交流ゲーム、保護者の方には通級にあたっての注意事項などをお伝えする予定です。)

 

4月12日(水)~18日(火)
在籍学校訪問
(せせらぎの担当が在籍学校に行きます。通級児童の学校での様子を見たり、担任の先生から直接聞いたりします。)

4月17日(月)午後から
1学期 通級指導開始

 

先輩の体験を聞いてみよう!

きこえグループ学習 平成29年1月24日(火)

この日のきこえグループは、難聴のある大学生を招いて、ご自身の小学校・中学校での体験や大学生活についてお話をうかがいました。

 


「耳が聞こえないことを先生や友達に言うのは、とてもドキドキしたし、恥ずかしかった。
けれど、自分のことを分かってもらえて、勇気を出して言ってよかった!」

「授業中、先生の言うことが聞こえなかったら、『先生、聞こえなかったよ。』『分からなかった。』『もう一回言ってください。』と言っていた。言える方がかっこいいよ、と母親に言われて、そうだな、と思っていた。」

 

 「中学校では、教科によって先生が違っていたので、一人一人に耳が聞こえないことを伝えるのは、勇気が必要だったけど、最初の授業の時に言ってよかった。」

「先生は『分かりました!一緒にがんばろう!』と優しく言ってくれた。

 

「英語は聞こえなくて大変だったけど、英文を読んだり、書いたりすることをがんばった。」

(センター試験は、診断書などの書類を揃え、英語のリスニングテストは免除してもらったそうです。)


最後に「大変な時もあるけど、頑張ろうね!」のメッセージをいただきました。

その後、子供たちが交流ゲームをしている間、別室で保護者からの質問に答えていただきました。

Q:中学校を選択した際に何を重視したのですか?
Q:難聴に理解のある学校をどのように知ったのですか?
などの質問が出されました。
A:情報は難聴児をもつママ友から、学校は実際に問い合わせた時の反応や具体的な対応、他に難聴生が在籍している場合はどのような支援をしているのか、などを総合的に判断して決めました。

 その他、補聴器を着けていると、じろじろと見られるなど嫌な体験もするけれど、自分が必要な情報は自分から求めていかなくてはならないことを教えていただきました。

  話を聞いた高学年の通級児童の中には、自分の耳が聞こえないことを先生や友達に勇気をもって伝えた先輩の生き方に、感動し拍手を送る一場面がありました。貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。

 

 

きこえグループ・調理実習

きこえグループ・調理実習

12月14日(水)に、グループで調理実習を行いました。
今回は、フレンチトースト作りをしました。

卵割りが初めてだけでなく、フレンチトーストや生クリーム、メイプルシロップを食べるのも初めての子もいました。

低学年の子供たちが不安と期待が交錯する中、高学年の子供たちは、わくわくいっぱいで、今回も調理実習に取り組みました。

1、最初に作り方の手順を、担当児童が説明しました。

 

2、卵を割って牛乳と砂糖を入れ、かき混ぜました。


3、作った生地に食パンを浸して焼きました。
  焦げ目がついて、おいしそうです。
 

1年生は、やけどしないように怖々焼きます。
お母さんや先生たちの分も焼いてくれました。


4、フルーツなどをトッピングして完成です!
きれいにできたので「食べるのがもったいない」との声が・・・。


5、食べた後、お皿を洗って、ふり返りをしました。
  「ひっくり返すのが難しかった。」
  「家でフレンチトーストを作りたい。」
  「焼くのも楽しかったし、混ぜるのも楽しかったです!」
  「フルーツとクリームをたくさんのせて食べるのがよかったです。」
などなど、たくさん書いてくれました。
今回、フレンチトーストや生クリーム、メイプルシロップを食べるのが初めてだった児童も、「おいしい!」「もうないの?」と言って、笑顔で食べていました。みんな大満足の調理実習でした。


 

 

 

 



 

2学期「せせらぎ」おわりの会

2学期「せせらぎ」おわりの会

12月12日(月)放課後3:45~
2学期「せせらぎ」おわりの会を行いました。
通級児童41人、保護者23人、教員17人の合計81名の出席により、
にぎやかな会になりました!

児童の司会で次のように進行しました。
1、司会あいさつ      2、はじめの言葉


3、校長先生のあいさつ
4、絵本の読み聞かせ(小3グループ)
5、なぞなぞ
6、詩の朗読「二人読み」


7、「箱の中身は何だ」クイズ(吃音グループ)
8、読み聞かせ(きこえグループ)


9、クイズ
10、おわりの言葉


 今回は、聞こえにくい方を対象として、おわりの会での会話を
パソコンを使って字幕にしました。(情報保障といいます。)
きこえグループの児童を中心に、「(話の)内容がよくわかった。」
「文字が大きくて見やすかった。」など、声がありました。
 また、おもしろ絵本やなぞなぞ、クイズが多かったので、最後まで皆が集中して、会に参加することができました。
お忙しい中、ご出席くださりありがとうございました。

尚、3学期の指導は、1月11日(水)の朝から開始します。
また、終わりの会は、3月9日→3月16日(木)に変更になりました。
よろしくお願いします。



きつ音グループ 調理実習

きつ音グループ 調理実習
(参加児童6名:1年生3名、3年生1名、5年生2名)

11月14日(月)に調理実習をしました。
先月のグループ学習で、何を作るかを6名で話し合い、
いろいろな意見が活発に出て、「白玉だんご」になりました。

今回は、最初に3年生児童が、事前に用意しておいた「白玉だんご」の作り方を説明しました。
高学年と低学年がペア(2人組)になって、一つのボウルに入った粉をこねて、丸めて、生地を作りました。


「粉が乾いているところがあるから、もっと混ぜた方がいいよ。」
「もっと小さくした方がいいよ。」など、高学年児童が優しくアドバイスをしたり、
「おれ、丸めてるから、(できたやつを)お湯に入れといで。」と、
リーダーシップを図って分業したりする姿を見ることができました。



できた白玉だんごを分ける時も、思いやりのある様子が見られました。できあがったあとは、「みたらし、きな粉、フルーツポンチ」のトッピングを好みに合わせて行いました。
皆自信をもって話し合ったり、発表したりすることができていました。
最後は一緒に来ていた保護者の方も交えて、楽しくにぎやかに、いただきました。



食事の後の感想では、
「二人で作ったから、美味しかった。」
「お兄ちゃんと一緒にできて楽しかった。」
「二人で話し合いながら作っていくと、チームワークができ、仲良くなれた。」など、心温まる言葉を聞くことができました。