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クラブ発表集会3
今朝は、クラブ発表集会の3回目が行われました。
今回が最終回です。
最初は音楽クラブです。
音楽クラブでは、これまで「マリーゴールド」の曲を練習してきており、3月にミニコンサートを開いて発表するとの告知がありました。
続いて、家庭クラブです。
家庭クラブの児童には、昨年12月2日の開校150周年記念式典の際、会場装飾のガーランドを作製してもらいましたので、そのことを含めた活動紹介がありました。
次は、クラフトクラブです。
クラフトクラブも開校150周年を記念して、2学期末に各学級にクリスマスリースを配りました。
そして、最後は、ミニチュアクラブです。
ミニチュアクラブは、開校150周年記念制作として、スライドにあるような本校にちなむミニチュア作品を作っており、本校展示予定との告知がありました。
「日野市市制60周年 開校150周年記念」の年度にふさわしく、クラブ活動でも、様々な取組が進められていることをうれしく思います。
4月から、151年目の本校を引っ張る5年生たちが、真剣にクラブ発表集会を視聴していました。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」にふさわしいクラブ活動を目指してほしいものです。【校長】
2年生、校長室を占拠!
校長室の前を歩いていると、2年生があちこちでしゃがみこんで何かをしています。
どうやら、算数の「長さ」の学習で、紙テープで作った「3m定規」を使って、校内のいろいろな場所の長さを測定しているようです。
互いに協力しながら、仲良く測定しています。
その姿がほほえましかったので、あまり深く考えず、
校長「校長室の机の長さを測ってみたい人?」
と声をかけると・・・
次から次と2年生が入ってきて、一瞬で満室状態になりました。
早速、測定準備に入ります。
校長室の「異変」にいち早く気付いた副校長先生もやってきて、子供たちに声をかけます。
副校長「ちゃんと、予想をしてから測るのよ!」
このことはとても大事です。
小学校の算数では、長さ、かさ、重さなどを実際に測って「単位」について学んでいくことが多いのですが、「量感」をつかみ、適切な単位を使うことがとても重要です。
そのためには、予想してから実測し、自分の量感の精度を高めていくことが必要なのです。
しかし、そんなことはお構いなく、次から次と、校長の了解もなく校長室内の物を測りまくる子供たち。
昨年3月に、山都・潤徳小の池部校長先生が来校した際に、友情の証としてプレゼントしてくださったくまモンにも容赦なく襲いかかります。
池部校長先生、ごめんなさい。
ウリーの個人情報も暴かれていきます。
2年生、恐るべし。
ただ、校長室を出ていくときには、「ありがとうございました!」と礼儀正しくあいさつしていく子供たち。
かわいらしさに免じて、「校長室占拠」も許してあげることにしましょう。【校長】
暖かい空気はどこへ?
今週の月曜日から火曜日にかけて雪が降り、まだ、道路脇には溶け残りの雪が多く残っています。
そのためか、なかなか気温が上がらず、寒い日が続いています。
そんなときは、思わず、暖房をつけてしまいますが、特にエアコンの場合、天井近くに設置されることが多く、なかなか部屋が暖まらないと感じることがあります。
学校の廊下も非常に寒いです。
「全館、空調が入らないかなぁ・・・」などと、心でぼやきながら2階の廊下を歩いていると、突き当りの理科室から、かすかに煙のような臭いがしてきます。
ちょっと気になって入ってみました。
すると、4年生が理科の実験に取り組んでいます。
ほぼ密閉された容器に線香の煙を入れ、容器の下に温かくなったインスタントカイロを置きます。
温められた部分の煙がどうなるか観察します。
「ほぼ密閉」とは言っても、煙は短時間で容器の外に出てしまいます。
ですから、思った以上に難しい実験になっています。
そこで、今度は、ビーカーに煙を入れ、すぐにアルミホイルでふたをすることで密閉状態を作ります。
そのうえで、ビーカーの下にインスタントカイロを置きます。
あらためて観察すると、インスタントカイロを置いたところから、煙が上の方に動いていくのが見えました。
担任「ということは、温められた空気はどうなるの?」
4年生たち「上の方に動く!」
苦労しましたが、授業のまとめをすることができました。
部屋を暖房するときも、このことを知っていると効率的に部屋を暖めることができそうです。【校長】
予告なしの避難訓練を実施
本日(2月7日)の昼休み、児童に事前予告を行わない、地震を想定した避難訓練を実施いたしました。一昨日からの積雪で、校庭の使用はできない状態が続いています。昼休みでありますが、多くの児童は教室で過ごしていました。
地震発生を知らせる突然の放送に、児童は驚きつつも、机の下に潜り込み、安全な姿勢をとります。
保健室を利用している児童や、廊下を歩行している児童も、周囲の状況を確認して、安全な姿勢をとることができていました。
揺れがおさまったところで、避難を促す放送が流れました。「避難開始」という合図で、児童は速やかに避難をしました。校庭の使用はできない状況ですので、本日は教室への避難としました。
校長先生から、今回の避難訓練についてのお話がありました。
事前予告のない避難訓練でしたが、多くの児童は、冷静に行動することができました。教室以外にいた場合、周囲に担任がいないこともあり、戸惑いを感じた児童がいた可能性もあります。次回も「予告なし」の避難訓練を実施する予定となっています。今回の各自の反省を踏まえて、今年度最終回となる避難訓練に臨めるとよいと思います。
クラブ発表集会2
今朝は、昨日に続き、オンラインによる2回目のクラブ発表集会が行われました。
まずは、生き物クラブの発表です。野外活動で、虫や鳥などを観察したり、写真に撮ったりする年間の取組などについて説明がありました。
続いて、パソコンクラブです。Scratchでプログラミングした作品を動画で紹介するなど、活動の様子が分かるように工夫していました。
続いて、科学クラブです。実験の紹介などがありましたが、4~6年生が仲良く活動している様子もよく伝わりました。
最後はイラストクラブです。実際に描いた作品が何点か紹介されました。イラスト好きな子たちのハートをつかんだことでしょう。
集会は全校が視聴していますが、特に来年度からクラブ活動に参加する3年生の各学級の子たちは真剣に発表を聞いていました。
3年生A「おもしろそうだから、パソコンクラブにしようかな・・・。」
視聴しながら、思わず小声でつぶやいている子もいます。
4年生に向けて、楽しみなようです。【校長】
雪ニモマケズ
昨日から降り続いた雪で、久し振りにまとまった積雪となりました。
朝の校庭は、ほぼ真っ白で、場所によっては、10cm以上積もっているところも見られます。
このままでは、児童の登校に支障が出るおそれもあるため、早めに出勤した教職員で集まって、雪かき等の対応について相談しました。
雪国ではないので、除雪用のスコップの数は多くはありません。農作業用のスコップや竹ぼうきなども出し、互いに協力しながら雪かきを進めます。中には、ちりとりで雪かきをする職員も・・・。
本校は、登校時、東門、西門、正門の3か所から児童が入ってきますから、それぞれの雪かきが必要です。
教職員で分担しながら作業を進めました。
校長も老骨に鞭打って・・・。明日の腰痛が心配です。
子供たちも除雪された道を通って、けがをすることなく、校舎に入ることができました。
過去の経験だと、東京では、1回大雪があると、何回か繰り返すことが多いように感じています。
予想が外れるとよいのですが。【校長】
クラブ発表集会開催
本日(2月6日)の朝、オンラインで「クラブ発表集会」を開催しました。本校では、今年度12のクラブが発足し、4年生以上の児童が活動を行っています。そのうち、今回は、4つのクラブが発表を行いました。
クラブ発表を担当する児童が、配信場所となっている教室前に集まって、準備をしています。
①陸上クラブ
②ダンスクラブ
③球技クラブ
④卓球クラブ
どのクラブも、一人1台学習者用端末の機能「スライド」を活用して、活動内容や活動を通して学んだこと、できるようになったこと、思考したことなどを分かりやすく発表していきました。
クラブ活動を行っている児童にとっては1年間の活動の成果を発表する場であるとともに、下級生にとってはクラブ活動への意欲と関心を高めるきっかけともなります。特に、3年生は次年度から活動を行うクラブを選択するための参考にもなる貴重な機会となります。
クラブ発表集会は、明日も開催予定です。
今日、発表を担当した皆さん、がんばりました!
これから発表する皆さん、楽しみにしています!
【重要】大雪注意報発令中
予報どおり、昼頃から雪が降り出し、校庭も白くなりつつあります。
日野市には15時現在、大雪注意報が発令されており、今後、10cm以上の積雪の可能性もあります。
今日は、昼休みに臨時に教職員を集め、今後の対応等について確認しました。
かなり激しく雪が降る中、子供たちも下校していきましたが、明朝、どうなっているかが心配です。
ちょっと雪が降っただけでも都市機能に影響が出てしまう東京。
久し振りにかなり降雪がある予報となっていますので、保護者の皆様は、明朝の登校には十分気を付けるよう、子供たちにお声掛けくださいますようお願いいたします。【校長】
(現在、C4th Home&Schoolの接続状況が不良で、未配信のご家庭もあるようです。明日の対応の詳細については、こちらもご参照ください。→2月6日の降雪に対する対応について.pdf)
時計が壊れちゃった!
1年生が、算数の最難関単元といってもよい、「なんじなんぷん」の学習に取り組んでいます。
時計を見て時刻を読み取ることができるようにすることが単元のねらいなのですが、これが1年生にとっては、難しいわけです。
例えば、「10時37分」を読み取る場合、次の困難な点があります。
・短針が10と11の間にあるので、「10時」なのか、「11時」なのか判断しなければならない。
・長針が「7」を2目盛り過ぎたところにあるが、「7」が「35分」を示していることを理解していなければならない。そのためには、「5とびの数(5・10・15・20・・・)」を知っていなければならず(実質、かけ算の5の段の学習です)、さらに、35より2大きい数が37であることが分からなければならない。(1年生は、「35+2」といった大きな数のたし算はまだ学習していません)
とはいっても、時計は日常的に使うものです。
これまでは、1年生の担任は、「時計の長い針が『7』になったら、教室に戻っておいで。」などの指示を出すことが多かったのですが、もう2年生も近付いてきたので、「なんじなんぷん」と言われただけも行動できるようにする必要があります。
時計の模型を使ったり、プリント学習を繰り返したりして、習熟を図ります。
2時間目、校長が1年生の教室で授業の様子を見ていた時刻が、ちょうど「9時49分」頃。
校長「あれ?教室の時計が壊れちゃってるよ!時計の針が1つしかなくなってるよ!」
ギョッとする子供たち。しかし、
1年生A「違うよ、時計の針が重なってるんだよ!」
という反応が少し経ってから返ってきます。
これは、おもしろそうなので、急いで隣の学級に行ってみます。
この学級も「なんじなんぷん」の学習をしているのです。同じように、
校長「大変だ!時計が壊れちゃったよ!」
と大騒ぎしてみます。
中には、本気にしてる子も・・・。ちょっと心配です。
いたずら心が止まらない校長、3時間目に「なんじなんぷん」の学習を行っている学級に「10時54分」頃、行ってみます。
校長「あ、大変だ、時計の針が1つしかない!壊れちゃったよ。どうしよう?」
1年生B「時計の針が重なってるの!」
1年生C「校長先生なのに、時計も読めないの?」
1年生たちから総攻撃を受け、いたずらタイムも終了です(苦笑)
ただ、1年生にとって、時計の学習は本当に難関ですので、保護者の皆様も、ご家庭で折に触れて時計を読む練習に取り組ませていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。【校長】
カワセミ、発見!
今日は、水辺の楽校のイベント「浅川で野鳥観察」が開催されました。
雲一つない青空が広がり、多くの野鳥が観察できる予感がします。
最初に双眼鏡や望遠鏡の使い方の説明を受け、観察開始です。
日頃からよく通っている浅川の河川敷ですが、こうして見ると、多くの野鳥が生息していることが分かります。
遠くにいる鳥も、双眼鏡や望遠鏡を使うと、目の前にいるようによく見えます。
市の鳥、カワセミも発見!写真で撮れず、残念でしたが、望遠鏡では、きれいな羽の色が観察できました。
見付けた野鳥は、手元の資料で確認し、さらに図鑑などで詳しい説明を受けます。
また、アオサギが魚を捕るために水中に潜っている貴重な場面も見ることができました。
富士山を見ながら野鳥観察という、優雅なひとときです。寒くさえなければ・・・
今回は、過去最高の25種類の野鳥を観察することができました。
ぜひ、多くの方々に浅川の自然を知っていただきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、水辺の楽校の関係者の皆様、どうもありがとうございました。【校長】
新1年生保護者会
今年度もあと2か月弱。
来年度の準備も始まっていきます。
今日の午後は、令和6年度入学児童対象の保護者説明会が行われました。
まずは、校長あいさつです。
初めてお子さんが小学校の入学を迎える保護者の方も多くいらっしゃいましたので、説明は一点突破、本校のキャッチフレーズ「笑顔招福」について、校長の思いを話しました。
しかし、本当に子供たちが「笑顔招福」の毎日を過ごしているのか証明しないと、入学前に不安になられている保護者の皆様の心配は解消されません。
そこで、「1年生のある1日」をテーマにした、校長撮影・編集の動画をご覧いただきました。
演出なしの普段の日の映像でしたが、授業中、休み時間、給食、清掃、学芸会練習などで子供たちが元気に笑顔で過ごしている様子をご覧いただいて、保護者の皆様もイメージがもてたようでした。
その後は、現1年生の担任を中心に、入学式、学用品、登下校、給食などの説明を行いました。JSPの活動やひのっちの紹介もありました。
説明会終了後には、通学路のリボンの受領や学用品のサンプルの確認など、多くの保護者の方が該当のコーナーに集まり、教職員に質問などをされていました。
本日は、ご多用のところ、本校にお越しいただき、ありがとうございました。
4月8日(月)の入学式で、新しい1年生と保護者の皆様にお目にかかれますことを楽しみにしております!【校長】
小中交流会開催
本日(2月2日)の5校時、本校の多目的室で「小中交流会」が開催され、6年生が参加しました。この会のために、日野市立三沢中学校の校長先生、生徒会の生徒3名、生徒会を担当されている先生がご来校されました。
まず、6年生は、三沢中学校の生徒が作成してくださった動画を視聴しました。
動画には、小学校との違いや部活動紹介など、6年生の児童にとって関心の高い内容が盛り込まれていました。進学に向けて期待と不安の入り混じる6年生の児童の気持ちに寄り添った動画内容や構成から、三沢中学校の皆さんの思いやりの心を感じ、とても温かい気持ちになりました。
動画視聴の後には、「じゃんけん大会」が催されました。
じゃんけん大会で勝ち上がった児童は、「記念品」をいただきました。これは、三沢中学校の生徒が、部活動の時間に作成した作品だそうです。記念品には、「待っているよ!」といったメッセージが、一つ一つ丁寧な字で書かれていました。
6年生の児童一人一人に、このような冊子までいただきました。本日ご来校いただきました皆様、そして動画、記念品、冊子などの作成に関わってくださった全ての三沢中学校の皆様に感謝申し上げます。
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「3匹のキャラクター」
今朝は、集会委員による児童集会が行われました。
2月になり、卒業を控えた6年生に代わり、5年生の集会委員が計画を立てました。
児童集会で遊ぶ内容は、「3匹のキャラクター」です。
もともとある「3時のおやつ」というゲームを潤徳小オリジナルにして遊びます。
登場キャラクターは、本校で欠かせないウリーとサクラモチ。
そこに、熊本県代表のくまモンが加わります。
集会委員がリズムに合わせて「♪3匹のキャラは?」と問いかけます。
例えば、「ウリー」と言うと、両手を広げたポーズをとります。
上の写真では、左が「ウリー」、真ん中が「サクラモチ」、右が「くまモン」のポーズになります。
集会委員の児童と同じポーズをしたら負けです。
最後まで、同じポーズをしなかったら勝ちとなります。
これを何回か繰り返し、学級内で勝ち残りを競います。
各学級では、モニターに注目しています。
集会委員たち「♪3匹のキャラは?」
集会委員A「ウリー!」
集会委員と同じウリーのポーズをした子は負けなので座ります。
勝ち残った子で、2回戦、3回戦・・・と進んでいきます。
6回戦行って、勝ち残った子が学級内で優勝ということになり、拍手を受けます。
これを1サイクルとして、3回、「3匹のキャラクター」のゲームを行いました。
優勝するチャンスは3回あるということです。
集会委員と違うポーズを出した子は勝ち残りで大歓声!
シンプルなルールのゲームなので、どの子もすぐにやり方を覚え、大いに楽しんでいました。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」をスタートさせている本校。
代替わりをした5年生たちも、6年生の思いを受け継ぎ、自分たちで考える児童集会を計画しています。
プロジェクトの出足は順調です。【校長】
寒サニモマケズ
今日の昼は、少し穏やかな陽気になりましたが、朝晩は、厳しい寒さが続いています。
大人は、部屋の中に引きこもってしまいそうですが、子供たちはそうではありません。
寒さにも負けず、元気に外に出て遊んでいます。
ドッジボールで遊ぶ2年生たち。男女仲良く遊んでいます。
うんていでは、多くの学年が遊んでいます。
鉄の棒のところを握って冷たくないのかなぁ・・・と思いますが、子供たちはお構いなしです。
本校の「名所」、ほほえみの丘で遊ぶ子供たち。すべり台で遊んでいる子たちから大きな歓声が上がっています。
サッカーも人気です。日本代表は、アジアカップ制覇なるか!?
冬場は、大繩、短縄で体を鍛える子も多く見られます。
ブランコも人気遊具です。順番をきちんと守って遊んでいます。
そして、一番人気は鬼ごっこです。今日の昼休みは、5年生が鬼になって1年生を追いかける自然な異学年交流が行われていました。
子供たちにとって、一番楽しい時間とも言える休み時間。
笑い声が絶えない校庭に「笑顔招福」を感じます。【校長】
役立つ電気
今日の午前中は、5年生と6年生が理科室で、電気に関連した学習を行っていたので、様子をのぞいてみました。
5年生は、1・2時間目、「電磁石の性質」の学習に取り組んでいました。
今日の授業の課題は、(永久)磁石と電磁石の違いを調べることです。
磁石に釘をつけ、確かめていく子供たち。
校長「磁石と電磁石、釘のつき方に違いはあるの?」
5年生A「釘のつき方は変わらないけど・・・でも、電池を外すと、すぐに釘が落ちちゃうんだよ。」
方位磁針を電磁石に近付けるとどうなるかという実験もします。
5年生B「校長先生、見て!電池を外して、反対向きにつけると、一瞬で方位磁針の向きが反対になるんだよ。」
今後は、こうした電磁石の特徴が、日常生活にどう生かされているか学習を深めていきます。
3・4時間目は、6年生が「私たちの生活と電気」の学習に取り組んでいました。
「手回し発電機」を回して、豆電球をつける実験をしています。
校長も6年生から借りてやってみましたが、結構力を入れて回す必要があり、長時間、電気を発生させることが難しいことが体感できます。
「手回し発電機」を風車につなぐ実験も行いました。
発電機のハンドルを回すと、勢いよく風車が回り始めます。
コンセントにつなげば、自動的に電気が流れると考えている子供たちにとっては、こうして、手動で発電する経験をすることは貴重なものになると思います。
校長「能登半島では、電気が使えないところがまだあるんだよねぇ。」
6年生たち「そうだよね・・・。」
日常生活に欠かせず、役に立つ電気だからこそ、そのありがたみを感じてほしいものです。【校長】
全校朝会
本日(1月30日)、朝の時間に全校朝会をオンラインで開催しました。
まず、サッカーで優秀な成績を収めたチームの表彰式を行いました。
次に、山都町立潤徳小学校に1日体験入学した本校の児童の様子について、校長先生から紹介がありました。詳しくは、こちら。
1日体験入学をした児童から、感想などを伝えてもらいました。
最後に、本校の養護教諭から感染症予防に関する話とクイズがありました。
クイズは、アプリを活用して行いました。子供たちは、画面表示と養護の放送を基に、学級内で意思表示を行います。
楽しみながら、感染症予防に関する知識を獲得することができました。
【5年研究授業】Meetで他地域とつながり、自然災害に関する理解を深める
潤徳小学校では、令和3年度から3年間に渡り、
「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~
という研究主題のもと、授業改善を進めています。本日、第5学年社会科「国土の自然とともに生きる」の研究授業を行いました。
Meetで他地域とつながり、自然災害に関する理解を深める
~東京都日野市立潤徳小学校・熊本県上益城郡山都町立潤徳小学校・神奈川県相模原市立藤野北小学校コラボ授業~
はじめに、教科書で学んできた自然災害の種類について振り返りました。自然災害には、
① 津波災害
② 風水害
③ 地震災害
④ 火山災害
の4種類があることを、写真とともに振り返りました。
また、日野市における大きな自然災害にはどんなものがあったかを振り返りました。
「浅川の水が氾濫した。」
「1年生の時だった。」
「日野橋が崩れて、使えなくなった。」
2019年の台風19号の被害は、子供たちの記憶にも新しいようです。
「では、他の地域ではどんな自然災害があったのでしょうか。なぜそのような災害が起きたのでしょうか。直接、Meetで聞いてみましょう。」
まずは、「東西潤徳小学校コラボレーション」の一環として、熊本県にある山都町立潤徳小学校とつながり、どのような災害があったかをインタビューしました。
山都町立潤徳小学校の6年生の児童が、山都町で起きた風水害、地震災害、火山災害について資料とともに話をしてくれました。
発表で使っている資料は、オクリンクで共有しているので、日野市立潤徳小学校の児童も手元で見ることができます。
「阿蘇山からの硫黄の匂いが山都町まで届いた。」
と実際にそこに住んでいる児童ならではの話を聞くことができました。
「山都町では、2023年7月の大雨で、金内橋が崩落しました。」
「日野橋も使えなくなったので、風水害での被害が同じなんだな、と思いました。」
次に、神奈川県の相模原市藤野北小学校とつながり、どのような自然災害があったかインタビューしました。藤野北小学校では、風水害による土砂崩れで本校舎が使えなくなった話を聞くことができました。
土砂崩れによって土砂に飲まれた本校舎や、ブルーシートで覆われている様子を手元の端末で見ながら、藤野北小学校の5年生の話を聞きました。
「本校舎が使えなくなってから、2年間「やませみ」という施設で授業を受けました。それから3年間は、プレハブ校舎で学びました。」
今回は、そのプレハブ校舎からの配信でした。5年間も本来の校舎で学ぶことができていない話を聞き、日野市立潤徳小の児童は衝撃を受けたようでした。
インタビューを通して思ったことや、疑問に思ったことは「ムーブノート」の「広場」に送りました。藤野北小学校も本校と同じ「ムーブノート」を使っているので、共有して見ることができました。
「土砂崩れで、桜の木は倒れなかったんですか。」
「すべて倒れてしまいました。」
「桜の木が倒れて、景色が一変していてびっくりしました。」
「プレハブの教室は、窮屈ではないですか。」
「今はもう慣れてしまいました。」
「少しの機関の雨で、長い間使えないことにびっくりしました。」
と、直接やりとりをすることもできました。
「今年の2学期には、本校舎に戻ることができます。」
との話を聞くと、「良かった」とほっとする様子の児童もいました。
「日野市の風水害、藤野での風水害、こちらは川の氾濫で、藤野では土砂崩れと違いが生まれたのはなぜでしょう。」
地図帳や、Google Earthを使って、地形に違いがあることを確認しました。日野市立潤徳小学校と違い、山があることを確認しました。
また、ストリートビューを使っていた児童は、すぐそばに川が流れている様子を写真で確認していました。
自然災害の発生と国土の自然状況には関係があることを、理解することができました。また、そこで暮らしている児童に直接話を聞くことができ、児童の関心もより深まったようでした。
今後、大規模な自然災害からくらしを守るための取り組みについての学びにつながっていきます。
授業後は、研究協議会が行われました。本日は、教育委員会の皆様、オンラインにて山都町立潤徳小学校の皆様、藤野北小学校の先生をお招きしての研究協議会となりました。
成果
- 現地の小学生と実際にリアルタイムで交流することにより、地域や土地は異なるが、自然災害を身近な問題と捉えることができると感じた。
- 写真だけでなく熊本・藤野と離れた場所からの生の声が聞けたことで、災害時の臨場感が伝わり、自然災害の被害の大変さがより伝わったと思う。児童の心に残る学習になると思った。
- 藤野北小と交流したことで同じ台風でも被害が違うことに気付き、土地の違いに注目することができた。Google Earthは地形が分かりやすくてよかった。
課題
- オクリンクの資料を見ながら、メモをすることが難しそうだった。資料は黒板に提示、メモをChromebookとしたほうが良かったのではないか。
- Meet、オクリンク、ムーブノート、グーグルアースと様々なコンテンツを駆使したために、より理解できたところもあるが、ついていくのが必死で、感想など書くまでに至らない児童もいた。
- 事前に、いくつかの資料をもとに災害の様子など予想を立てたり、質問を考えておくことで、学習の深まりがあったのではないか。
指導・講評においては、本校の「特色ある学校づくり」で日頃から山都町立潤徳小学校とつながっていることが児童の姿に表れていることを評価していただきました。また、本時の授業ではライブで2校とつながるというチャレンジ精神あふれる授業に関しても評価していただきました。授業のねらいや、探求的な学習の流れ、児童が何を学び取っているのか、こちらが相手に発信できることは何かなど、検討していくべきことも多々ありますが、直接つながり生の声を聴くという経験は、児童の学習に大きな影響を与えていることを感じさせる授業実践となりました。
【研究推進委員会より】
教育指導課訪問
本日(1月29日)、日野市の教育長をはじめ教育委員会事務局の多くの皆様を本校にお迎えして、「教育指導課訪問」を開催いたしました。まず、校長室にお集まりいただき、校長が学校の概要説明を行いました。
3~5校時は、本校の教員の授業をご参観いただきました。
授業後には、協議会を開催しました。5校時の授業で5年生の児童とオンラインで交流した「山都町立潤徳小学校」や「相模原市立藤野北小学校」の皆様にも、画面越しではありますが協議会にご参会いただきました。
協議会後、お集まりいただきました教育委員会事務局の皆様に、本校の教育活動や本日の授業についてご指導いただきました。
ご多用中にも関わらず、多くの皆様にご来校いただきましたことを心より感謝申し上げます。
リアル東西潤徳小学校コラボレーション〜1日体験入学編〜
「東西潤徳小学校コラボレーション」として、山都町立潤徳小学校との交流を始めて1年2か月余り。
これまで、様々な形の交流を進めてきましたが、唯一実現していないのが、両校の児童同士の直接交流です。
とは言っても、1,000km以上離れているのですから、簡単なことではありません。
しかし、直近の冬休みには、本校の1年生が九州旅行をした際、山都・潤徳小を見学に行ったという(訪問日が12/29のため、閉庁日で児童や教職員の方とは会えなかったとのことです)”ニアミス”情報もいただいています。(詳しくは、こちら)
そんな中、本校の4年4組の保護者の方から、10日ほど前、「家庭の都合で、熊本に行くので、山都・潤徳小や通潤橋を見てきたいと思います。」といった内容の連絡帳をいただきました。訪問予定日は1/26の平日です。
これはチャンス。
ここしばらく、山都・潤徳小のホームページでは、両校長の「秘密会談」の様子が掲載されていますが、日野・潤徳小の親善大使が山都・潤徳小を訪問するというストーリーで、初のリアル交流の方法について検討を重ねてきました。
山都・潤徳小では、写真のとおり、「国賓級」の待遇で、本人と保護者等の方を迎える準備をしてくださいました。
保護者の方は熊本出身ということで、親子とも、訪問をとても楽しみされていたとのことです。
9時過ぎくらいに到着されたということで、まずは、池部校長先生自ら、学校を案内され、その様子をライブ配信してくださいました。
写真は校庭の様子です。
1/23は臨時休校だった山都・潤徳小。学校の裏手にはまだ雪が残っています。
各教室も案内してくださいました。
山都・潤徳小では、理科室と家庭科室が兼用なのです。ちょっと、東京の学校ではない表示です。
3時間目は、4年4組とオンラインでつなぎました。
4-4の子供たち「あ、〇〇(児童名)が映ってるよ!」
タブレットの前に殺到する子供たち。
今日の3時間目は、もともとなわとび集会が予定されていたとのことで、個人技を練習するとともに、大繩の「白団」の仲間に入れていただいて、対抗戦に参加していました。
4時間目は、算数の授業に参加です。
山都・潤徳小の授業のことについて子供たちに説明します。
校長「同じ教室に3年生と4年生がいて、別々のことを学習しているんだよ。担任の先生はお互いを行き来して教えているから大変だね。」
4年生A「知ってる。複式授業でしょ?」
たぶん、子供たちは、複式授業の様子を初めて見ることと思います。
校長の私でさえ、めったに見ることはありません。
本校も授業を進めなければなりませんから、途中からは、子供たちは、算数の面積のテストに取り組みます。山都・潤徳小の算数の授業を横目で見ながら算数のテストを受ける・・・。ちょっとシュールな光景です。
もともと中学校の数学の先生である、池部校長先生。
飛び入りで教えています。
4年生B「あ、池部校長先生、授業やってる!」
4年生C「(斉藤)校長先生は、授業やらないの?」
校長「う~ん、じゃあ、今日は特別に・・・。今やっている面積のテストの答えは・・・教えてあげな~い。」
4年生たち「あはは」
本校の児童が、山都・潤徳小の3・4年担任の先生に個別で教えてもらっている、超貴重映像。
まさに、究極の「東西潤徳小学校コラボレーション」です。
そして、4時間目終了後は、お楽しみの給食。
な・なんと、今日は両校ともメインのメニューがカレーです。
校長「今は、全国学校給食週間だから、人気メニューが出やすいんだよね。」
4年生D「ということは、たまたま、同じ日になったってこと?」
校長「そうだよ。でも、同じカレーでも、山都・潤徳小は、何と『鹿肉のカレー』だよ。」
4年生たち「え~!」
(本校のカレーは、こちら)
(山都・潤徳小のカレーは、こちら)
他校の児童がカレーを食べるのを見ながら、自分たちもカレーを食べる。
しかし、その他校の中に自分の学級の友達が映っていて、「鹿肉カレー」を食べている。
何とも不思議な光景です。
「1日体験入学」の最後は、池部校長先生に玄関まで見送っていただいたようです。
山都・潤徳小の皆様に、最大級のもてなしをしていただき、ありがとうございました。
来週、日野に戻ってきた「親善大使」の児童から感想を聞くのが楽しみです。【校長】
手話について学ぼう
総合的な学習の時間に「バリアフリーについて考えよう」の学習を進めている4年生。
今日は、「ひの手話サークル」の皆様においでいただき、耳が聞こえない方とのコミュニケーションについて学びました。
今日、おいでいただいたサークルの4人の方の中に、おひとり、耳が聞こえない方がいらっしゃいます。
はじめに、その方を当てるクイズから始まりました。
迷う子供たち。
耳が聞こえるか、聞こえないかは見た目では分からないのです。
耳の聞こえない方から、生活場面で困ることについて伺います。
・朝起きるとき、目覚まし時計で起きることはできません。
・電子レンジで「チン」と鳴っても分からなくて、料理が冷めてしまったことがあります。
・「お風呂がわきました」と機械が言っても、そのことが分かりません。
・玄関で「ピンポーン」と鳴っても、お客様が来たことが分からないこともあります。 など
こうした生活のしにくさも工夫によって克服できることもあります。
例えば、時間になったら振動する機械を身に付けておいて、目覚まし時計の代わりにしているそうです。
手話サークルの方「耳が聞こえない方とコミュニケーションするにはどうすればいいかな?」
4年生たち「手話!」
手話サークルの方「でも、みんなは、まだ手話は使えないよね?どうする?」
子供たちは、ハッとして考えます。
筆談、身振り、口形、文字の空書など、コミュニケーションの手段はいろいろあるのです。
実際にジェスチャーゲームで遊んだり、口形で何を言っているか当ててみたりしました。
音がなくても相手に伝える方法はあるのです。
ただし、毎回ジェスチャーをするのも大変だし、待ち合わせの時刻を伝えるとき「いちじ」と「しちじ」は口形が同じになり、正しく伝えることが難しいことも体験しました。
手話は、その中の1つの方法であり、より便利にコミュニケーションをするために開発されたことに気付きました。
その後、「こんにちは」、「おはようございます」などのあいさつをはじめ、基本的な言葉について、次々教えていただきます。
手話の動きには意味があるので、そのことについても解説があります。
例えば、「ありがとう」の手話は、お相撲さんの手刀の動きを表しています。
子供たちは、実際に手や指を動かしながら、一生懸命に手話を覚えようとしていました。
最後に子供たちから、いくつか質問がありましたが、なるほど!と思うものもありました。
4年生A「買い物をするときに、店員さんが手話の分からない人だったらどうするんですか?」
手話サークルの方「確かに困ることがありますが、最近は、スマホの画面を見せることがあります。」
デジタルの進化は、コミュニケーションの幅を広げることにもつながっています。
最後は、習いたての「さようなら」の手話でお別れをしました。
校長も「ありがとう」の手話でお礼を伝えました。
コミュニケーションの手段は、言葉だけではないことに視野を広げてほしいと思います。
「ひの手話サークル」の皆様、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。【校長】
日野市市制60周年 開校150周年記念学芸会 会場設営実施
本日(1月24日)の5校時、6年生が「日野市市制60周年 開校150周年記念学芸会」の会場設営を行いました。教員の見守りの下、6年生の子供たちは、学芸会で使用しない物品を体育館から運び出します。
物品の搬出と同時並行で、舞台前にひな壇を設置しました。
舞台前の左右には、日野市立三沢中学校から借用したひな壇を設置しました。本校の「日野市市制60周年 開校150周年記念学芸会」のために、ひな壇をお貸しいただきました日野市立三沢中学校の皆様に感謝申し上げます。
保護者鑑賞日の会場内の状況を確認するために、マットを敷いてみました。
明日から、いよいよ体育館を活用した学芸会練習が本格化します。6年生の子供たちが一生懸命に会場設営をしてくれたので、準備万端です。みんなのために働いてくれて、ありがとう!
想像力を膨らませて
校内を回っていると、2年生が楽しそうに作業している様子が見えたので、教室内に入ってみました。
図工の「たのしくうつして」の学習で、紙版画に取り組んでいるようです。
紙版画をするには、まず、型紙を作るところからスタートです。
今回は、同じ型紙を何回も使って画用紙に刷り、模様をつくることが目的です。
2年生A「うーん、私はうさぎにしようかなぁ。」
2年生B「今年は辰年だから、ドラゴンにしよう!」
2年生C「でも、あんまり細かい型紙だと、刷るとき大変だよ。」
いろいろ考えながら、型紙を作っています。
すると、いました!
本校キャラクター、ウリーの型紙を作っています。
不動の人気です。
2年生D「僕は、走っている人にしようかなぁ。持久走やってるし。」
なるほど、走っている人を画用紙に並べると、持久走月間で取り組んでいる校庭の様子になりそうです。
2年生E「大谷選手のグローブにしようかなぁ。でも、校長先生、目の前にグローブがないからどうしよう?」
校長「うーん、今はグローブは他の学年のところにあるからねぇ。潤徳小のホームページには写真を載せたけど。」
何人かの子が、自分の型紙のイメージ写真やイラストを探すため、端末を取り出しています。
すぐ「ググる」のは、大人も子供も同じになってきています。
型紙ができたら、思い思いの色で刷り始めます。
型紙を置く場所で模様が変わってきます。全体のバランスを考えながら慎重に刷っていきます。
中には、勢い余って、インクが洋服についてしまった子も・・・。
すみません、何人かの子は洗濯でご迷惑をかけてしまいそうです。
頑張って完成です!
すてきな模様ができました。
さらに校内を回っていると、3年生が図工で「くるくるランド」を作っているところを見かけました。
画用紙の上に、回転する円形のステージをつけ、様々な世界を表現するというものです。
この児童の作品は、ステージの上に「昭和の時代」、「平成の時代」、「令和の時代」という3つの世界を表現しています。とてもおもしろい発想です。
「令和の時代」は、本校が150周年を迎えたところになっています。さすが、潤徳の子!
次々、「校長先生、見て~!」と説明に来る子供たち。
ここが大事なところで、自分がどういうことを表現したかったのか、言語化できることが大切なのです。
ですから、校長も子供たちの説明に耳を傾け、発想をほめていきます。
この児童は、タブレットで作品の説明をしてくれました。
各ステージの写真を撮り、スライドにコピーして、作品全体の様子が分かるようにしています。
デジタル上で、友達の作品を鑑賞でき、また、感想を伝えることもできます。
本校では、デジタルの方法もアナログの方法も、子供たち自身が選択して表現できるようにしています。
様々な創作活動を通して、子供たちの発想力が伸びてほしいと願っています。【校長】
(今日は、山都・潤徳小は雪の影響で臨時休校となってしまいました。そこで、ちょっと東西ミニコラボを・・・。詳しくは、こちら)
日野市市制60周年 開校150周年記念 体力向上月間(持久走)
今月、本校では、「日野市市制60周年 開校150周年記念 体力向上月間」として、全校で持久走に取り組んでいます。2時間目終了のチャイムが鳴ると、続々と子供たちが校庭に集まってきます。子供たちは、低、中、高学年ごとに決められたスタートラインで、開始の合図を待ちます。
スタートの合図で、一斉に走り始めます。
「残り1分」の放送が入りましたが、多くの子供たちは、自分のペースを崩さず、思い思いのペースで走りきることができました。
全校で取り組む持久走の取組も、残すところあと2回となりました。
日本の音楽でつながろう
年が明けて、早くも3週間余りが過ぎました。
お正月気分も抜けつつありますが、日本のお正月といえば、「春の海」の箏の音楽が流れる雅(みやび)なイメージがあります。
本校でも、音楽室のそばを通ると、箏のきれいな音色が聞こえてきます。
4年生が箏の学習に取り組んでいるのです。
箏を扱う授業が3~4回目になっている子供たち。
まずは、箏爪を選ぶところからスタートです。
子供たちによると、どれを選ぶのかで音が変わるそうで、様々なサイズの中から自分にあったものを選んでいます。
箏は、ドレミの階名ではなく、「七七八」のような「数字譜」が楽譜となります。
漢数字は、それぞれ、使う糸の場所を表していて、楽譜に指定された絃の音を弾いて演奏します。
子供たちが練習しているのは「さくら さくら」です。
校長「ドレミと違うのに、どうやって覚えているの?」
4年生たち「七七八 七七八 七八九八・・・って覚えてるよ。」
校長と違って、記憶力に優れた子供たちは、黒板に貼られた数字譜を見ることもなく、絃を弾いていきます。
校長「リコーダーと箏とどっちが簡単?」
4年生たち「箏!」
多くの子供たちが即答します。
音楽専科のチェックを受けながら、楽しそうに演奏している子供たち。
日本の文化のよさにも気付いてほしいものです。【校長】
大谷選手に感謝の気持ちを伝えよう!
先週(1/19)に「大谷サン、グローブありがとう集会」を緊急に開催した本校。
グローブを各学年で順番に使い始めるところです。
さて、東京都教育委員会では、このたびの大谷選手のご厚意に対して、都内の公立小学校等に大谷選手への御礼のメッセージを募集し、提出された全校分を取りまとめて1つのスライドにして委託業者へ送付する取組を行っています。
大谷選手に感謝の気持ちを伝える絶好のチャンスですので、任意参加の企画ですが、本校もぜひスライドを提出したいと考えました。
しかし、提出が今週末までですので、あまり大々的に取り組む期間はありません。
そこで、今回は、デジタルの技能に長けたパソコンクラブの児童に作成を依頼することにしました。
パソコンクラブ児童A「これ、大きなニュースになっちゃったらどうしよう・・・?」
東京都教育委員会として取り組むわけですから、かなり大きな企画です。ニュースになるかもしれません。都教委のホームページに掲載される予定もあるようです。
技能はあっても、どうデザインするかは難しいところ。
中には、いただいたグローブをはめて、写真を撮影し、スライドに入れ込む子もいます。
パソコンクラブ児童B「校長先生、大谷選手の顔を入れてもいいかなぁ?著作権でダメ?」
さすが、情報モラルにも詳しい子供たち。ちゃんと考えて作成しています。
校長「確かに無断で使用できないものもあるよね・・・。ただ、大谷選手が自分の顔を見ても仕方ないんじゃない?」
パソコンクラブ児童B「あ、そりゃそうだ。」
というわけで、著作権フリーのウリーとサクラモチが多くの子のスライドに使われています。
ウリーとサクラモチも、いよいよLAデビュー!?
子供たちの力作から、学校代表として東京都教育委員会に提出するのはスライド1枚だけ。
選定に頭を悩ませそうです・・・。【校長】
あなたは、だれのことが好き?
小学校は6年間という長い期間がありますので、子供たちの心と体は大きく成長します。
特に高学年は、思春期前期に差し掛かっており、第2次性徴の出現なども併せ、心身共に大きな変化が表れます。
友達同士で好きな異性について話をしていることも見られるようになります。
「好きな異性」と書きましたが、今日の5年生の身体計測では、保健指導の中で養護教諭から「SOGI」(性の多様性)について話がありました。
「SOGI」とは、「Sexual Orientation」(性的指向)と「Gender Identity」(性自認)の頭文字をとったものです。
異性だけが恋愛対象とならなかったり、身体的な性と心の性が一致しなかったりする人は、なかなか、そのことをオープンにできず、悩んでいることがあります。
性的マイノリティを示す「LGBTQ+」のことも説明しながら、性の多様性について子供たちの理解を深めていきます。
昨年度行われた、LGBTを含む性的マイノリティーに関するインターネット調査では、LGBTQ+層の割合は9.7%という結果が出たとのことです。
性のことでおよそ10人のうち1人が悩んでいるということになります。
養護教諭「血液型のAB型の人は10%程度、左利きの人も10%程度いると言われます。ということは、AB型で左利きの人はとても少ない数ということになりますが、それを他人に言えないほど恥ずかしいということはないですよね?」
うなずく子供たち。
でも、性のことで悩む人はもっと多いと考えられるのに、なかなか他人に言い出せない現状があり、性の多様性について理解を深める必要があるとの説明がありました。
身体計測では、体の成長は数値で分かりますが、心の成長は自分でしか分かりません。
性の問題だけでなく、「多様性」について幅広く認められる社会でありたいものです。【校長】
【特報】大谷選手、本校に来校!・・・か?
昨日、「日野市市制60周年 開校150周年記念持久走月間」に関する児童集会を行ったばかりだというのに、今朝も緊急に体育館で児童集会が開催されるという連絡があり、体育館に集まってくる子供たち。
1年生A「校長先生、今日は何の集会なの?」
校長「(学芸会の1年生の演目名から)きっと、たまご焼き集会なんじゃないかなぁ。」
と、とぼける校長。
全校児童が体育館に集まるのは「潤フェス♪」以来です。さらに、集会という公的な形で集まるのは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前までさかのぼらないとありません。
一体、何の集会なのか・・・?
代表委員A「みなさん、おはようございます。これから、集会を始めます。」
集会名も明かされず、いきなり集会が始まります。
代表委員A「あれ?こんなところに『JUNTOKU SLOT』があるよ!いったい、何だろう?みんなで回してみよう!」
予想外の展開です。
代表委員B「何が出るかな~?あ~っ、グローブだぁ!!」
すると、いったん揃ったスロットがまた、回りはじめます。
代表委員B「あ~っ、今度は、ドジャースの帽子だぁ~!!」
代表委員AB「おおたにぃ~!!」
突然の2連続スロットと超有名スポーツ選手の呼名にざわつく会場。
代表委員B「え、来てるの?大谷選手?」
すると、4人の大谷選手が登場!
何と、わざわざ、本校で緊急集会が開催されるので、駆け付けてくださったのです!
大谷選手A「おはようございます。日ハム時代の大谷翔平です。」
大谷選手B「エンゼルス時代の大谷翔平です。ホームランキング獲りました。」
大谷選手C「侍ジャパンの大谷翔平です。WBCで世界一になりました。」
大谷選手D「現在の大谷翔平です。最近、犬の『デコピン』くんを飼い始めました。」
会場内は爆笑です。
(なぜ、大谷選手が4人?過去の3人は、タイムマシンを使って駆け付けてくださったとご理解ください・・・)
大谷選手A「みなさん、『僕にあこがれる』のはやめましょう。僕を超える存在をつくるために、グローブ3個を寄付しました。ぜひ、使ってください!」
会場内は拍手喝采です!
代表委員B「これから、大谷選手からいただいたグローブを使って、始球式をします。」
6年生の4ペアの代表児童が代わる代わるステージ上でキャッチボールを披露します。
キャッチボールをした感想をインタビューです。
代表委員C「グローブを使った感想はどうでしたか?」
6年生A「とても使いやすく、投げ心地が最高でした。」
代表委員B「大谷選手のパワーを感じることができましたか?」
6年生B「はい、とても!」
代表委員B「大谷選手になれそうですか?」
6年生C「はい、絶対になれます!」
最後に、大谷選手に感謝の気持ちを伝えます。
全校児童「ありがとうございました!」
最後に注意事項を確認して、緊急児童集会「大谷サン、グローブありがとう集会」は、大盛り上がりのうちに終わりました。
大谷選手からのグローブが届いてから、緊急児童集会を開催するまで、実質、中2日間しかありませんでしたが、6年生に「大谷選手に感謝したい人」、「全校を盛り上げたい人」などの有志を募ったところ、代表委員をはじめ、たくさんの児童が協力してくれました。
担当教員と協力しつつ、楽しい集会をつくろうと頑張った6年生たち。
まさに「子供たちがつくる学校プロジェクト」にぴったりの集会になりました。
6年生のみなさん、ありがとう!
そして、せっかくのビッグプレゼントが届いたので、集会の開催のことを保護者等の皆様にお伝えしたところ、朝早くにも関わらず、多くの「大谷ファン&潤徳ファン」の方々においでいただきました。
実際にグローブをはめて記念撮影。保護者等の皆様にもお楽しみいただけたようです。
大谷選手からのご厚意をありがたく受け止め、今後、各学年で順番で使用期間を決めて、グローブを大切に使っていきたいと思います。
野球しようぜ!
そして、勉強もしようぜ!【校長】
白杖体験(4年)
4年生は3学期、総合的な学習の時間で「バリアフリーについて考えよう」という学習を行っています。その学習の一環として、本日(1月19日)の午前中、4年生の児童がアイマスクを着用して白杖体験を行いました。白杖体験は、「社会福祉法人 日野市社会福祉協議会 日野市ボランティア・センター」の皆様を講師にお迎えして実施いたしました。
講師から、白杖を使用している方への接し方についてご指導をいただきました。
その後、子供たちは2人1組となり、白杖とアイマスクを使って歩行をする役割と案内をする役割とに分かれて、体験活動を行いました。
危険が伴う階段の上り下りは、慎重に行っていました。
アイマスクをしながら、水を飲んだり、手を洗ったりする体験も行いました。
子供たちは、この体験活動を通して学んだことを整理し、まとめていきます。本日、講師やスタッフとしていらっしゃった皆様に、心より感謝申し上げます。4年生の子供たちに貴重な体験をさせていただきまして、ありがとうございました。
日野市市制60周年 開校150周年記念持久走月間
最近、毎年のように定期健康診断の結果がよくない校長。
このような場合、健康相談員の方からのご指導が入ります。
健康相談員の方「塩分の摂り過ぎ、食事の量などに気を付けてください。」
校長(そう言われても、給食を食べるのは「職務」だし、時には、お替わりをして食の安全を確かめなければならないし・・・)
神妙な顔で健康相談員の方のご指導を伺いながらも、心で屁理屈を考えてしまうダメな校長。
健康相談員の方「定期的に運動をされていますか?」
校長「いや・・・まぁ、できるだけ校内を見回るようにしてますが・・・」
苦しい言い訳が続きます。
そんな運動不足の校長にうってつけな「日野市市制60周年 開校150周年記念持久走月間」の取組が今日から始まります。
今朝は、児童集会で体育委員会の児童が取組の方法や走り方などについて説明し、試走を行いました。
悪い走り方[全力ダッシュで走る]
よい走り方[一定のペースで走る]
などのお手本も示されます。
走るときのルールの説明もあります。
今日から1/25(木)までの中休みを使って全校で取り組むことになります。
走った距離に応じて記録カードのマスに色を塗っていきます。
また、マスクを外して走ることなどについて注意がありました。
体操をしてから各学年のスタート位置に分かれます。
スタートを待つ子供たちに声をかけます。
校長「『日野市市制60周年 開校150周年記念持久走月間』なんだから、当然、色塗りの目標は150マスだよね?」
子供たち「え~!」
4年生A「そもそも、記録カードに150マスもないし!」
4年生B「日野市に住んでるんだから、せめて60マスに・・・」
子供たち「あはは」
と言っている間に、スタートです。
体育委員から悪い例で示されたばかりの「全力ダッシュ」で走っていく子供たち(苦笑)
校長も、一緒にスタートしますが、「全力ダッシュ」の子供たちに抜かされ、すぐに「周回遅れ」となります。
2年生A「校長先生、遅~い!」
校長「一定のペースで走るの!」
昨年度もそうだったのですが、子供たちとの体力差を見せつけられ恥をかく期間になりそうです。。。
でも、今度、健康相談員の方とお話しする機会があったら、こう答えようと思います。
校長「健康維持のため、定期的にランニングに取り組んでいます!」【校長】
心ってなんだろう?
今週は、各学年、3学期の身体測定を行っています。
保健室では、測定前に養護教諭が保健指導を行います。
今日は、3年生の測定日。保健指導のテーマは、「心ってなんだろう」です。
保健室に集まってきた3年生に養護教諭が問いかけます。
養護教諭「心って、どこにあると思う?」
胸のところを押さえたり、頭を指したりと、子供たちは様々な反応をします。
スライドを見ながら、心の動きの様々な反応は脳の働きであり、心は脳で生まれることを確認します。
さらに、心は、発達に伴って成長することを学びます。
幼いうちは、「食べたい」、「眠い」などの本能に従って行動することが多くあります。
しかし、だんだん「群れ」を意識し、本能の行動をコントロールできるようになります。
さらに、大人になるに従い、「群れ」を意識しつつも自分に合った目標を基に自立した行動ができるようになります。
養護教諭「授業中におしっこに行きたくなっても、もうすぐ授業が終わりそうなら我慢しようとするでしょ?」
身近な例から「本能をコントロールする行動」を自然に行っていることに気付く3年生たち。
養護教諭「体の成長は大人になると止まってしまうけど、脳の成長は一生続くんだよ。」
なるほど・・・。
3年生は、心だけでなく、体も大きく成長する時期。
身体計測で、自分の体の成長の様子も把握します。
ちゃんと3年生の心は育っているのだろうか・・・
ちょっと気になって、身体計測後の3年生の教室に行ってみました。
授業後半ですが、トイレにも行かず、きちんと授業を受けています。
校長「さすが、3年生、授業が終わるまでトイレにも行かず、心が成長しているねぇ。」
3年生A「当然じゃない?」
3年生B「そもそも、おしっこ、行きたくないし。」
口の方も成長しているようです。。。
3年生の成長の様子を見て、満足して校長室に戻ったところ、
副校長「校長先生、締め切りが迫った書類の作成、終わっていらっしゃいますか?」
あ、忘れてた・・・
最近、こういうことが増えているのですが、本当に脳は一生成長するのでしょうか?
退化してきているように感じる今日この頃です(苦笑)【校長】
※今日から、ホームページタイトルの「ウリー」と「サクラモチ」が学芸会バージョンに変わりました!
Where do you want to go?
本日(1月17日)の3校時、5年生のある学級が、自分が「行きたい」と思う都道府県の発表会をしていました。
一人一人が、教室の前方に出て、モニターに映し出された画像を基に、英語で説明をしていきます。
発表に向けて、プリントで考えを整理したり、Chromebookで発表資料を作成したり、準備をしてきたようです。
Chromebookのスライドで各自が作成した発表資料には、紹介したい都道府県の名所や特産品などが、一目で見て分かるようにまとめられていました。自分が作成したモニター画面を指さしながら、堂々と英語でプレゼンをする児童に、頼もしさを感じました。
【子供たちがつくる学校プロジェクト】サクラモチの挑戦状
今朝の「潤いの時間」に突然、臨時放送が入りました。
突然の放送に戸惑う子供たち。
さらに、びっくりしたのは、放送しているのが「サクラモチ」ということです。
サクラモチ「おいらからの挑戦状だ!校内にいたずらをしかけたぞ。今回はクイズだ。オレの問題が解けるかな?」
写真は、2年生の教室ですが、予想もしない放送に子供たちは一瞬固まってしまいました。
しかし、何人かの子が、変化に気付いていました。
2年生A「ひょっとして、廊下に貼ってあるもののことじゃない?」
いつの間にか、校内の各所に謎のサクラモチのメッセージが掲示されています。
昇降口には、施設の管理者である校長に断りもなく、勝手にサクラモチが挑戦状を貼っています。
これは大変!
何とかクイズを解いて、迷惑なサクラモチのいたずらをやめさせなければなりません!
休み時間になると、校内の各所で、サクラモチの挑戦状に挑む子供たちが見られます。
しかし、超難問もあり、一筋縄ではいきません・・・
というわけで、思わぬクイズデーになりましたが、子供たちは「校内探検」と「クイズ」が合わさった企画に大喜び。
この3学期から「子供たちがつくる学校プロジェクト」を呼びかけていますが、今回のイベントは、代表委員会の極秘企画。まさに、子供たちでつくり上げた盛り上げ企画です。
校長も全容を知らないことが多く、苦笑いすることもあるのですが、子供たち自身が学校をよくするために考えたことは、できるだけ実現していきたいと思います。
それにしても、サクラモチのクイズ、難しいなぁ・・・
これは当分、サクラモチのいたずらは収まりそうにありません。【校長】
(サクラモチに降参した子は、問題をめくると、答えが書いてあります。)
学級会「新年お楽しみ会をしよう」
本日(1月16日)の3校時、5年生のある学級では、「新年お楽しみ会をしよう」という議題で学級会を開催していました。
提案理由の「学級全員が楽しみ、もっと仲よくするなるため」というめあてに基づき、活発に意見が交わされていました。
1時間の学習過程が分かるような黒板になっていて、今何について話し合いがされているか視覚的に理解できるように工夫されています。また、賛成・反対マークを丸の色を変えて表示することで、話し合いの状況や経過が分かるように配慮もされていました。
司会や書記など学級会を運営する立場の子供たちは、綿密な事前計画を手元に置いて、話し合いをすすめていました。
学校はまさに社会の縮図であり、子供たちにとって一番身近な社会です。学級会などで合意形成を図る経験は、子供たちが共生社会でよりよく生きていくために、大きな力になることと思います。合意形成されたことに基づき、みんなで役割分担をして、思い出にのこる「新年お楽しみ会」になることを願っています。
幸せな社会って何だろう?
4年生は3学期に総合的な学習の時間で「バリアフリーについて考えよう」という学習に取り組みます。
今後、日野市社会福祉協議会の皆様にコーディネートしていただき、バリアフリーに関する様々な体験等を行っていきます。
今日は、日野市社会福祉協議会の方に講師としておいでいただき、バリアフリー全般についてお話をいただきました。
講師の方「『福祉』ってどんなことだと思う?」
4年生A「体の不自由な人のことを助けることだと思います。」
4年生B「生活に困っている人のことを助けることだと思います。」
4年生C「介護が必要な人のことを助けることだと思います。」
4年生なりに福祉のイメージはもっているようです。
今日の授業のテーマは「幸せ」について考えることです。
幸せにもいろいろなレベルがあります。
「自分の幸せ」、「友達などの幸せ」、「みんなの幸せ」について意見を出し合い、考えをまとめていきます。
<友達の幸せ>
4年生D「〇〇さんは、『ゲームをしているとき』って言ってました。」
4年生E「〇〇さんは、『手伝いをしてほめられたとき』って言ってました。」
<担任の幸せ>
4年生F「『クラスのみんなに会えること』だと思います。」
4年生G「『みんなが仲良く笑顔でいるとき』だと思います。」
担任もにこにこして見守っています。
<校長の幸せ>
4年生H「『高級な校長室のいすに座っているとき』だと思います。」
4年生I「『朝会でみんなの笑顔を見たとき』だと思います。」
4年生J「『150周年のお祝いをしたとき』だと思います。」
まぁ、当たってる・・・かな?
ちなみに、校長本人は、「子供たちが『笑顔笑福』を感じているとき」だと考えています。
<みんなの幸せ>
4年生K「寝たり食べたりすること」
4年生L「生きていること」
4年生M「平和に暮らすこと」
4年生N「日野市市制60周年の時に日野市にいられること」
自分の幸せを考えることは簡単です。
しかし、他人の幸せを考えること、特に人数が多くなったり、自分と置かれた環境の違う人の幸せを考えることは難しいということを意見を交換する中で理解していきます。
さらに、公共の福祉ということを考えた場合、「平等」だから全ての人が幸せになるとは限りません。「公正」という考えが大事であることなどを学び、動画視聴でバリアフリーの基本的な考え方について理解を深めました。
今週から来週にかけて、目や耳の不自由な方からのお話を聞き、体験的なバリアフリーの学習を進めていく予定です。【校長】
第4次日野市学校教育基本構想「『子供たちがつくる学校』プロジェクト」を見据えた席書会(5・6年生)
2日間に分けて体育館で行われている席書会。本日(1月12日)は、高学年(5・6年生)の日になります。本日も体の芯まで冷えるような寒さですが、体育館の空調を活用することにより、快適な環境で席書会を開催することができました。
高学年も中学年同様、毛筆を使用します。中学年で学習した「横画、縦画、左右の払い」など点画の種類ごとの穂先の動きに加えて、高学年では「点画から点画、文字から文字のつながり」を意識して書くことになります。
<5年生>
5年生が挑む課題は、「希望の朝」です。
書き初め用の長い半紙を使う前に、通常の半紙を使って苦手とする字を何度も練習をする子供がいました。
書き終えた子供たちは、自分の作品を見返していました。次の作品で、気を付けるべきことを思考しています。
<6年生>
小学校最後の席書会となる6年生。よりよい書き初め作品になるように、努力する姿が印象的でした。
自分の書いた書き初めを講師に見せて、具体的な助言を求めていました。
書いた字を友達同士で見せ合い、お互いにアドバイスをし合っている様子も見られました。
今年の4月を待たず、3学期の段階から本校で実施している第4次日野市学校教育基本構想の「『子供たちがつくる学校』プロジェクト」を踏まえた教育活動。高学年の席書会では、子供たちが自ら考え、選択し、決定し、実践する過程を意識した取組が展開されていました。子供たちからは、自分たちの力で、よりよい書き初め作品をつくりあげようという気概が感じられました。頼もしい限りです。
1月避難訓練
本日(1月12日)の2校時、1月の避難訓練を行いました。本日の想定は、地震後に火災が発生するという自然災害です。今回の避難訓練は、日野消防署高幡出張所の皆様を講師にお迎えして実施しました。
地震発生の放送を聞き、身を守る体制をとる子供たち。
校庭に避難する子供たち。
訓練後に、消防署の方からお話をいただきました。
「お(押さない)、か(駆けない)、し(しゃべらない)、も(戻らない)」の約束を守れたことについて、お褒めの言葉をいただきました。また、避難の際には、寒くてもポケットに手を入れず両手を出しておくことが、身を守るために大事であることをご指導いただきました。
靴の底の汚れを拭って室内に入る子供たちの様子です。タオルをご提供いただきました保護者や地域の皆様に感謝申し上げます。
避難訓練終了後には、6年生の子供たちが起震車に乗車し、震度7の揺れを体験しました。
能登半島地震が発生し、報道でその様子を見聞きしている子供たち。東京消防署の多くの皆様が、車両やヘリコプターで能登半島に駆け付け、応援業務にあたっているそうです。子供たちは、「能登半島地震と同じ規模の地震が東京でも発生する可能性がある」という消防署の方のお話を真剣に聞いていました。いつも以上の緊迫感のある避難訓練となりました。
暖かい席書会(3・4年生)
今朝は、分厚い雲が空を覆い、薄暗い中でのスタートになっています。
最高気温は10℃に届かない予報が出ており、とても寒い1日になりそうです。
そのような厳冬の中、本校では、今日、明日と2日間に分け、席書会が行われます。
今日は、中学年(3・4年生)の日になります。
<4年生>
昨年度までの席書会は、子供たちが厚着をしながら取り組んでいる姿が見られました。
大型ストーブを焚いていたのですが、広い体育館では効果が限定的で、かなり寒い中で書き初めに臨んでいました。
(昨年度の席書会の様子は、こちら)
しかし、昨年の秋から、本校の体育館には空調機が設置されました。
スイッチ1つで全館暖房になります。
体育館の気温は外より10℃以上高い15℃程度となっています。温風が体育館を流れているので、極端な寒さを感じることなく書き初めに取り組むことができます。
4年担任「教室で書いているときより暖かい感じがします。」
4年生のお手本の文字は「元気な子」です。
校長「教室で書くのと、体育館で書くのを比べたら、どっちがいい?」
4年生A「広いから、体育館の方が書きやすい!」
いつもと違う環境で、集中力も増しているようです。
よい文字を書くには、まずは、よい姿勢から。
背筋をピンと伸ばして、1文字1文字、丁寧に書き上げていきます。
4年生B「校長先生、全部ダメだった・・・。」
でき上がりに納得がいかない子もいたようですが、どの子も一生懸命取り組んでいました。
<3年生>
4年生の後は、3年生が席書会に臨みます。
2年生までは硬筆でしたが、3年生になって子供たちは毛筆に取り組むようになりました。
初めての席書会です。
校長「習字を体育館で書くって、どう?」
3年生A「ドキドキです!」
冬休みの宿題で、床で字を書く練習をしてきた子も多いようで、初めての席書会ですが、落ち着いて作業に取り組んでいます。
4枚書いた清書の中から1枚を提出します。
3年生B「うーん、迷うなぁ。校長先生、どれがいいと思う?」
自分で作品を選ぶことも大事な学習です。【校長】
書き初めに挑戦
年末に取り組んだ書き初めの練習の成果を発揮するときが来ました。
本日(1月10日)、2年生のある学級では硬筆で、書き初めを行っていました。
教員は、手本をモニターに拡大して提示し、点画相互の接し方、交わり方、長短、方向などの注意点について、一文字ずつ丁寧に指導を行っていました。
子供たちは、教員の注意事項をよく聞くとともに、手元の手本と自分の字とを何度も見比べながら慎重に字を書いていました。
中学年、高学年の書き初め(席書会)は、明日から始まります。
なお、子供たちの書き初め作品は、今後開催する「書写展」で、保護者の皆様を対象に公開をいたします。詳細は、本日9時に、C4th Home&Schoolでお便りを配信いたしましたのでご確認いただければ幸いです。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」始動!
今日から、3学期が始まりました。
「校長先生、あけましておめでとうございます!」
「今年もよろしくお願いします!!」
たくさんの子たちが朝から校長に声をかけてくれます。
やっぱり、本校の子供たちはかわいいです!
さて、始業式では、私から「子供たちがつくる学校プロジェクト」について話をしましました。
(詳しくは、学校だより1月号.pdfに記載していますので、ご覧ください。)
子供たちにはこのようなロゴとイメージイラストで説明をしました。
昨年の開校150周年記念式典前の子供たちのパワーを3学期、そして令和6年度以降につなげていきたいと思います。
また、始業式では、山都・潤徳小の池部校長先生からのビデオメッセージを紹介しました。
何と、冬休みの期間を使い、熊本県内の名所から動画撮影を行っていただいた大作です。
山都・潤徳小の正門前から。
山都町のシンボル、国宝「通潤橋」です。-5℃の極寒の中でのビデオ撮りとのことです・・・。
2/11開通予定である九州中央自動車道の「山都通潤橋インターチェンジ」付近から。
「天草四郎像」前から。
日本三大名城の1つ、熊本城前から。
正月早々、バーチャル熊本旅行を体験することができました。
なお、本校からも、山都・潤徳小向けにビデオメッセージを送っています。
ふれあい橋から。
山都の子たちにきれいな富士山動画を!
昇降口付近の「潤徳小デジタルサイネージ」で、両校のビデオメッセージを流していますが、多くの子が足を止めて画面を見つめています。
始業式後の子供たちの様子を簡単にご紹介しましょう。
「ドラゴンチーム」と「たつ(辰)チーム」に分かれてフリスビードッジボールで対戦する1年生たち。
寒さに負けず元気いっぱいです。
「日野市市制60周年 開校150周年記念学芸会」に向け、台本の読み合わせをする2年生たち。
3学期初日から大きな行事の準備を開始しています。
学級内で必要な当番活動を決めている3年生たち。初心を忘れず、しっかりと自分の仕事に取り組んでほしいものです。
百人一首に取り組む4年生たち。お正月ならではの光景です。
日野市子育て課からの「ひのっ子すくすくプラン」の次期計画策定に向けたアンケートに取り組む5年生たちです。子供たち一人一人の意見が今後の市の施策に反映されていきます。
係活動の作業を行っている6年生たち。この子たちは「思い出係」を作ったとのこと。仕事内容は、6年間の思い出を写真などにまとめていくのだとか。まさに最後の学期にふさわしい係です。自分たちの生活を自分たちでよくしていく係活動。まさに「子供たちがつくる学校プロジェクト」の原点です。
3学期も、子供たちの活躍が期待できる学期になりそうです!【校長】
日野市市制60周年 開校150周年記念 3学期始業式開催
本日(1月9日)の朝、オンラインで「日野市市制60周年 開校150周年記念 3学期始業式」を執り行いました。
<校長先生のお話>
校長先生からは、3学期に行われる学芸会や「子供たちがつくる学校プロジェクト」についてのお話がありました。
これは、6年前に本校で行われた学芸会の写真です。
また、山都町立潤徳小学校の池部校長先生からご送付いただきましたビデオメッセージを視聴しました。この動画は、しばらく東昇降口のモニターで放映をする予定です。
<児童代表の言葉>
4年生の児童が、今年頑張りたいことについて抱負を述べました。
<校歌斉唱>
2024年始まって初めての校歌斉唱となります。
今学期も、校長先生との3つの約束を守り、笑顔招福に過ごせるようにしましょう。
令和6年スタート!
明けましておめでとうございます。
新しい年になりましたが、年明け早々から大きな地震や事故が続き、異例なスタートとなりました。
令和6年能登半島地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
さて、昨日まで学校閉庁日だった本校では、実質、今日からが仕事始めとなりました。
3学期に向けての準備を進める日ということになりますが、年頭にあたり、「校長2人制」の潤徳小として、西日本代表の山都・潤徳小の池部校長先生からごあいさつをいただきました。
今朝の山都町の気温は-5℃とのこと。
日野市よりも厳しい寒さであることが伝えられ、本校の教職員も驚いていました。
また、閉校に向け、片付けが進む校内の様子なども紹介していただきました。
「東西潤徳小学校コラボレーション」ができるのも、3学期だけとなりました。
一層の交流の充実を図りたいと考えています。
今日は、職員会議や学年会など、様々な準備に追われそうです。
しかし、1/9から子供たちに再開できることを楽しみにしている教職員です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。【校長】
(山都側の様子は、こちら)
今年最後のオンライン会談
冬休みになりましたが、教職員は、来学期や来年度の準備を進めています。
「東西潤徳小学校コラボレーション」も最後の学期を迎えますので、連日、山都・潤徳小の池部校長先生とのオンライン会談等を行っています。
閉校が近付いてきた山都・潤徳小は、学校にある備品を来年4月以降に他校に振り分けなければならないので、準備作業を始めているのだそうです。
ちょっと寂しい大掃除になっているのですね。
最後は、両校の教職員がパソコンの前に集まり、「よいお年を~!」と手を振ってお別れです。
本校ホームページをご覧になっている「潤徳ファン」の皆様にとりましても、素晴らしい年になりますよう、ご祈念申し上げます。
今年も、本当にありがとうございました。【校長】
(山都側の様子は、こちら)
もう7日寝ると・・・
終業式が終わると、各学級で、2学期末ならではの様々な活動が行われます。
3年生は、2学期の最初に書いた「2学期のめあて」の振り返りを行っていました。
「2学期のめあて」を書いた紙の一番下には「2学期をふりかえって」の欄があります。
今日は、通知表が渡される日ですが、自分たちでも4か月前に立てためあてを意識して生活できていたか見直してみることが大事です。
中には、「2学期は、めあてのとおりできたので、3学期もこの調子でいきます。」といった、頼もしい記述をしている子もいました。期待したいものです。
5年生では、「日野市市制60周年 開校150周年記念学芸会」の配役と衣装の確認をしていました。
衣装などは、冬休みの間にご家庭で準備をお願いすることになるとの説明が行われていました。
5年生だけでなく、他の学年も同様になります。
保護者の皆様には、大変お手数をおかけしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。
Chromebookを持ち帰って、「ドリルパーク」などで復習を行うことが冬休みの宿題になっている6年生。
担任「『ドリルパーク』にいつ、どのくらい取り組んだかは、担任の端末から確認することができます。だから、ズルしたり、サボったりすることはできないよ!」
これは、担任の援護射撃をする必要がありそうです。
校長「6年生が『ドリルパーク』に取り組んだデータは、校長先生も見ることができます。」
ちょっと、緊張した表情になる6年生たちです。
2学期最後の休み時間です。最終日がよい天気になり、元気に遊ぶことができてよかったです。
振り返ると、2学期初日の始業式も好天でしたが、「酷暑」のため、外遊びすることができませんでした。
始業式の行われた8/25の日野市の最高気温は33.8℃、今日の最低気温はー1.3℃。
夏から冬まで続いた2学期、長かったことが分かります。
本番用の書き初め用紙で集中して書いている1年生たち。
あと7日寝るとお正月。
年の初めには、心を新たにして書き初めに取り組んでほしいと思います。
年末の風物詩、大掃除に励んでいる4年生たち。
4年生A「大掃除って嫌いなんだよなぁ・・・」
校長「自分で使った机や椅子なんだから、自分できれいにしないと・・・。」
4年生A「そりゃ、そうなんだけどさ・・・。」
廊下にある流しからは、冷たい水でぞうきんを洗っている子供たちの絶叫が聞こえてきます。
担任から、頑張ったことをほめてもらいながら通知表を渡される2年生たち。
今朝の終業式では、2年生の代表児童たちが頑張ったことを発表していましたが、運動会で「ヒノソング」を踊ったことやかけ算九九テストに取り組んだことなど、代表児童だけでなく、どの子もよく頑張った2学期でした。
「校長先生、よいお年を~!」と手を振りながら帰っていく子供たち。
ちょっと寂しいですが、楽しい冬休みを送って、また、3学期も大きく成長してほしいと思います。
4年生B「校長先生、冬休みには大分に旅行に行くんだ~!」
校長「そっかぁ、九州まで行くなら、熊本の潤徳小にも行ってみれば?」
冬休みに九州や熊本に行かれるご予定のある方、山都・潤徳小のホームページにビッグニュースが!(詳しくは、こちら)
今日の午後、池部校長先生との打合せを行いましたが、「東西潤徳小学校コラボレーション」のグランドフィナーレに向け、マル秘企画の検討を始めています。(詳しくは、こちら)【校長】
日野市市制60周年 開校150周年記念2学期終業式開催
本日(12月25日)の朝、オンラインで「日野市市制60周年 開校150周年記念 2学期終業式」を開催しました。
まず、校長先生から、2学期の学校生活を振り返るお話がありました。2学期には、日野市市制60周年 開校150周年記念運動会や開校150周年式典など大きな行事がありました。また、「潤フェス(潤徳フェスティバル)」、「ぷち祭り(潤祭)」、「ほほえみ集会」など児童が中心となって企画・運営された楽しいイベントもありました。2学期に実施された数々の教育活動に関する画像や動画を視聴しました。
次に、2年生による児童代表の言葉がありました。2学期に頑張って取り組んだことや3学期の抱負を立派に発表することができました。
そして、生活指導の先生から、冬休みの生活で気を付けることについてお話がありました。「笑顔いっぱいの冬休みにするため」が、合言葉です。
最後は、校歌斉唱です。
3学期も笑顔招福な学校生活を送ることができるように、「校長先生との3つの約束(何でも一生懸命頑張ること、自分も周りの人も大切にすること、他の人の話を真剣に聞くこと)」をしっかり守った生活を過ごしましょう。
2学期最後のお楽しみ!
昨日、山都・潤徳小との合同全校児童集会が行われ、盛り上がったばかりですが、今日は、各学級でのお楽しみイベントを行っているところが目立ちました。
お楽しみ会で「ハロ」を熱唱する1年生たち。
(とは言っても、校長は何の歌か知らず、校長室に戻ってググったところ、ポケモンの主題歌であることが分かりました・・・。子供たちについていくのは大変です。)
こちらの1年生の学級では、「おみせやさん」を開く準備をしています。
射的、つり、お菓子屋さんなどの店を開き、学級内でお店番とお客さんを交代して楽しんでいました。
「潤フェス♪」で高学年の教員が披露していた「ゾンビデダンス」で踊りまくる2年生たち。
教室内の熱狂ぶりは「潤フェス♪」の時と全く変わりません。
「何でもバスケット」で遊ぶ4年生たち。
この学級では、鬼に3回なると罰ゲームがあるのだとか。ちょうど、校長がその場面に教室に入ったため、
担任「それじゃあ、校長先生に(罰ゲームの)お題を決めてもらおうか?」
と、いつもの無茶振りがあります。
校長「それじゃあ、4年生で習った漢字から1つ選んで、尻文字かな?」
4年生たち「あはは」
4年生A「『議』がいいよ!20画あるし!」
4年生B「『末』にしたら?4画だもん。」
見事、「末」をお尻で書き上げた「鬼」の4年生。
お尻で2学期の学習を振り返りました(苦笑)
校庭では、5年生たちがドッジボールで盛り上がっています。
この学級では、お楽しみ会が「外遊びの部」と「内遊びの部」に分かれています。
教室でも射的などで楽しく遊んでいました。
今日は給食最終日。
豪華なクリスマスメニューです。
「リース揚げパン」にかじりつく子供たち。
2学期の終わりも楽しく締めくくりできそうです。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜合同全校児童クリスマス&忘年会編〜
今朝、山都・潤徳小の池部校長先生から送っていただいた写真です。
校庭にうっすら雪が積もりつつあります。
今冬、最初の強い寒波が日本列島に入ってきており、標高の高い山都・潤徳小では、昨日、終業式を前倒しで実施するなど、積雪による休校のおそれも考慮しながらの教育活動が行われています。
しかし、今朝は、両校で準備を重ねてきた合同全校児童集会が行われる日。
この時期ですから、大人で言えばクリスマス会や忘年会にあたります。
パーッと派手に盛り上がって、1年を締めくくりたいと、本校としても山都町の気象状況に気をもんでいたところですが、スクールバスも動くとのことで、いつもどおりの登校が可能で、合同全校児童集会が実施できることになりました。
今回の集会で行われるゲームは2つ。
山都・潤徳小が担当する「目隠しバランスゲーム」と、本校が担当する「東西対抗ビンゴ」です。
本校では、昨日から、山都・潤徳小の運営委員の子供たちがデザインしたビンゴ用紙に任意の数字を入れ、スタンバイ状態になっています。
なお、本校からは、集会委員がデザインしたビンゴ用紙のデータを山都・潤徳小向けに送っているので、山都・潤徳小の子たちは、この3種類の用紙から好きなデザインを選んで遊ぶということになっています。
それでは、集会、スタートです!
と、簡単に書いていますが、この集会は、本校の多目的室をキーステーションにして、本校の22学級と山都・潤徳小の3つの教室を合わせた、全部で26か所の同時生中継となる、大変高度なオンライン集会となります。
多目的室からは、画面越しからしか状況を知ることができません。
集会委員会の担当教員は、しばらく前から胃の痛むような思いで準備を進めてきました。
ミスや回線エラーがあると、集会が台無しになってしまうため、一発勝負の緊張感が漂います。
最初のゲームは、「目隠しバランスゲーム」です。
山都・潤徳小の運営委員の子たちの説明を聞きます。
目をつぶって片足立ちになり、どれだけ足をつかずに立っていられるかというゲームです。
足をついてしまったら、座ります。
各学年には目標タイムがあり、最長は6年生の3分間になります。
各教室、一斉にゲームスタートです。
最初は順調ですが・・・
すぐに足をついて、脱落してしまう子もいます。
教室の後方でバランスをとる子も。頑張れ、頑張れ!
日野潤徳児童「あと、何分~?」
時間が経ってくると、苦しそうな声も上がります。
体力向上ゲームでもあるようです(笑)
司会や運営をしている集会委員の子供たちも、画面を見ながら、両校を応援しています。
「宇宙一」の6年生なはずですが・・・
今回のゲームは、大苦戦のようです。
最後まで残った子には、拍手が送られました。
次のゲームは、「東西対抗ビンゴ」。
事前準備をしていたときには、両校で純粋にビンゴを楽しむという計画だったのですが、本校は22学級、山都・潤徳小の全校児童数は22名であることから、直前に変更し、両校の対抗戦にすることにしました。
本校の集会委員会の児童から、ルールの説明をします。
・ビンゴカードの9マスに 1 から30までの数字を書く。
・たて 横 ななめの1列がそろったらビンゴ。ビンゴになった学級(山都・潤徳小は個人)はGoogle Meetの挙手ボタンを押して集会委員に知らせる。
たまたま、本校の学級数と山都・潤徳小の児童数が「22」だったため実現したビンゴ対抗戦。
ビンゴに強いのは東日本か、西日本か、天下分け目の潤徳合戦が始まります。
「どうする潤徳」です!
ルーレットのソフトを活用し、本校の各学級と山都・潤徳小にルーレットの画面を送信することで 、1,000km以上離れた両校が同時にビンゴを行うことができるようになります。
ルーレットで出た数字をビンゴ用紙にチェックしていきます。
画面に出るルーレットの数字を祈るように見つめる子供たち。
だんだん、「リーチ」になる学級も増えてきます。
山都・潤徳小の子供たちも同様なはずです。
どちらが、早く、そして多くビンゴになるか・・・。
リーチになった学級から、「3!3!」や、「15!、15!」などの、出てほしい数を絶叫する声が廊下に聞こえてきます。
やりました!
いち早くビンゴになった3年1組の子供たちは、お祭り騒ぎです。
キーステーションの多目的室では、ビンゴになった学級をチェックし、山都・潤徳小でビンゴになった子の数を聞いて、勝負の判定をします。
その結果は、何と「5対5」!
まぁ、今まで仲良くしている両校なので、対抗戦も引き分けということで・・・。
東日本も西日本も、ビンゴの神様は公平であるということが証明されました。
画面には、本校の各学級からのチャットも映っていて、
日野潤徳6年1組「数字が1つも出ませんでした・・・」
という泣き言や、
日野潤徳4年3組「こちらは、トリプルビンゴになりました!」
といったラッキークラスの報告などで大笑いとなりました。
閉会の言葉は、山都・潤徳小の運営委員からです。
山都潤徳運営委員「このコラボができるのもあと約3カ月しかありません。残りの交流も思い出に残るよう楽しみましょう。」
ちょっと、しんみりした気持ちになります。
今回、本校の集会委員、山都・潤徳小の運営委員、両校の担当教員が入念な準備を行い、「総力戦」で集会の成功につなげました。
1年前に東西コラボをスタートした頃を振り返ると、両校の技術面での進歩は著しいものがあります。
今学期の両校の交流のよい締めくくりができました。
来学期は、山都・潤徳小の閉校を見据えた、ちょっと切ない交流になってきそうです。【校長】
(山都・潤徳小の集会の様子は、こちら)
縄跳び集会・続報
今朝の縄跳び集会で、「学級内ベスト」をねらって、全力で取り組んだ子供たち。
「学級内ベスト」が出たところは、朝から大盛り上がりをしていました。
縄跳び集会自体は、記録をとったところで終わり、子供たちは校舎内に戻っていきましたが、企画した体育委員会の子たちは、各学級の記録の集計作業を行います。
給食の時間中に、放送で結果発表をするためです。
給食の時間中に放送室に集まってきた体育委員の子供たち。
いよいよ、結果発表です。
体育委員児童「それでは、縄跳び集会の結果を発表します。低学年の1位は2年3組 72回、中学年の1位は4年1組 148回、高学年の1位は・・・」
体育委員児童「5年2組 156回でした!」
放送を聞き、喜びが爆発する5年2組の子供たち。
大繩の回数は、練習の努力にほぼ比例します。
休み時間に頑張ってきたことがうかがわれます。
「宇宙一の6年生」を撃破した5年2組の子供たち、何と表現すればよいでしょう?【校長】
inputしたことをoutputできるように
2学期末を迎え、これまで学習したことを互いに発表し合う活動が増えています。
3年生は、総合的な学習の時間に調べてきた「日野市の食べ物はかせになろう」の発表を行っていました。
3年生A「甘いぶどうを見分けるコツは、色とつやです!」
質問などを受け付けながら、しっかりと発表しています。
さつまいものことについて、本にしてまとめた発表方法もありました。
野菜や果物などの、日野産の食べ物の特徴、育て方、調理方法などについて工夫して発表していました。
こちらは、2時間目と3時間目を使って行われた、4年生の「SDGsについて考えよう」の学年発表会の様子です。
総合的な学習の時間で、SDGsについて調べてきた4年生たち。グループごとに「17のゴール」について分担し、調べたことを発表しています。
4年生は、4学級が同じ2時間目と3時間目に発表することにより、発表グループと聞き手グループが学級の枠を越えて、バラバラになっています。
発表方法も、紙芝居形式、模造紙発表、Chromebookを使ったプレゼンなど様々です。
校長も、各グループの発表を回りながら聞いてみました。
写真のグループは、「17のゴール」のうち、「6. 安全な水とトイレを世界中に」に関する発表をしていました。
(なお、校長の様子を撮影しているカメラマンは4年生です。)
南スーダンの多くの子供たちが亡くなっている事例を紹介し、衛生的な水を確保することの重要性などを発表していました。
本校では、こうした、調べて得た知識(input)を他者に向けて発表(output)する活動を重視しています。
個人で得た知識を、他者に広げる活動を行うことで、その知識が定着したものになるからです。
他者に分かりやすく知らせるためには、紙を使ったり、ペープサートを使ったり、ICT機器を使ったりと、様々な表現方法を工夫することになります。
また、発表する相手も、ペア、グループ内、学級内、学年内、異学年同士、地域や保護者の方対象、山都・潤徳小の子たちなど、様々な対象があり、それによって、難易度も変わってきます。
さらに、発表に対して、質問や感想を受け、対話をすることで、より深い学びにつながっていきます。
本市では、「第3次日野市学校教育基本構想」で「対話」を重視した基本理念を掲げています。
(「第3次日野市学校教育基本構想」については、こちら)
本構想は、今年度が最終年度でもありますので、本校としてのまとめをしっかり行っていきたいと考えています。【校長】
縄跳び集会開催・縄跳び旬間終了
本日(12月20日)の朝、縄跳び集会を開催し、「記録会」を行いました。
(縄跳び旬間開始日に実施した縄跳び集会の様子は、こちら。)
(縄跳び旬間中に長縄の練習に取り組む子供たちの様子は、こちら。)
体育主任の合図で、「150秒(2分半)」の間、各学級が何回跳ぶことができたか記録を取りました。体育委員会の児童から、「低学年は50回、中学年は100回、高学年は150回をめざしてがんばろう!」という励ましの放送がありました。
本日の記録会での記録は、初日の記録と比較してどうだったでしょうか。昼の放送で、各学級の記録を発表する予定です。日頃の練習の成果が発揮できた学級も、残念ながら記録会での結果が振るわなかった学級も、この2週間よく頑張りました。引き続き、縄跳び遊びに取り組み、楽しみながら、自身の体力向上につなげてほしいと思います。
東西潤徳小学校コラボレーション〜全校児童集会準備編2〜
いよいよ、明後日に迫った山都・潤徳小との合同全校児童集会。
今日は、昼休みにオンラインでつないで、本校の集会委員の司会グループと山都・潤徳小の運営委員とで事前リハーサルが行われました。
校長「これって、すごいことなんだよ。遠く離れた2か所を生中継でつないで一緒に遊ぶんだから。子供だけでテレビ番組作っているようなものなんだよ。」
本校の集会委員にコラボ集会の意義を話しましたが、みんなキョトン顔。
オンラインに慣れた子供たちにとっては、日常のことのようです。
今回も、山都側からは3名の運営委員の子たちが参加してくれました。
互いに司会原稿などを作成しているので、それに沿って、リハーサルを進行します。
本校の集会委員の司会グループは6名。
山都・潤徳小運営委員「・・・、最後まで残った人には拍手を送りましょう!」
リハーサルなので、実際にゲームなどをしているわけではないのに、ノリよく拍手する本校の集会委員たち。「潤フェス♪」のノリが色濃く残ります。
ゲームの内容は、明後日の本番までナイショなのですが、Chromebookを駆使しながら、両校が楽しめるように工夫しています。
互いに質問や意見などを出し合い、建設的なリハーサルになりました。
両校で協力して、合同全校児童集会の成功につなげます。
明後日が楽しみです。【校長】
(山都側から見たリハーサルの様子は、こちら)
(2016年4月から2018年3月まで)