日野市立豊田小学校
Hino City Toyoda Elemntary School
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日野市立豊田小学校
Hino City Toyoda Elemntary School
この前にもお伝えしましたが、6年生の算数は、これまでの学習を振り返り、自分で計画を立て、自分のペースで学習に取り組む自由進度学習を取り入れています。分からないところは必要に応じて教員と一緒に考えたり、友達にヒントをもらいながら理解をふかめていけるようにしています。ヒントの出し方もだんだんと上手になっています。
コロナ禍も収束し、各学級でも多様な学び方で子供たちは学びを深めています。
6年生の算数では、これまでの学びを振りかえり、自分で学習計画を立てながら学びを進めています。自分で考えて学ぶことで、今の自分には何を学べばよいかを自己認識し、意欲的に取り組むことにつながります。
また、いろいろな学級で学び方を選択し、一人でコツコツ、友達と話し合いながら、先生と一緒に考えるなど、自分でコースを選んで学ぶ取り組みもしています。下記の写真は2年生の様子ですが、低学年でもこういった積み重ねによって確実に多様な学び方を体得し、自分で考え取り組む力を高めています。
5年生が第二校庭の水田で育ててきた稲の、脱穀が済んだ稲わらを使って素敵なアレンジメントを作りました。地域の花屋「花工房」の先生に教えていただきました。さらに4名の地域の方がお手伝いに来てくださいました。
初めて扱う稲わらの感触、香りに子供たちは嬉しそうでした。大きなリボンの飾りを作り、山帰来(さんきらい)の赤い実と、紫色のスターチスの花で飾りました。
子供たちからは、「リボンの扱いに苦労したけれど、実や花でかざることが楽しかった。」「もっとたくさん実をたして、華やかにしたい。」などの感想が聞かれました。
日野市の研究会(情報教育研究部)の研究授業が3年生で行われました。
今回の授業では、乾電池と豆電球の回路のつなぎ方によって、どのようなものが電気を通すのかを実験をとおして区別していきました。その実験の際にタブレットPC上のアプリ「オクリンク」を活用し、実験の結果を撮影しながら、実験後に実験の結果を振り返っていきました。
タブレット上に記録が残ることで、実験の結果が分かり、友達の実験の様子も分かるため、より深い理解につながっていきました。子供たちは、家からもってきた様々なものの実験をとおし、豆電球がつくと「わー」という歓声が聞かれ、実験が終わる時間になると、もっと調べたかったという声が聞かれるほど夢中になって取り組んでいました。
昨日4日の4校時に避難訓練を行いました。今回の想定は地震で、地震発生後には学校の放送機器が壊れてしまったという想定でした。放送がかからないので、どのように、どのようなタイミングで避難をしなければならないのか、各クラスで考えながらの避難となりました。
概ね真剣に取り組むことができていましたが、「本気で訓練に取り組むことができたか。」を問うと、残念ながら8割程度の子の手が上がり、2人程度の子は本気では取り組めなかったと振り返る結果でした。いざというときは、平常時の行動は難しい。だからこそ1月の訓練は全員が訓練に本気で取り組むことを確認しました。
快晴の中、久しぶりの全校朝会を行いました。
【校長講話より】
・12月23日より、いよいよ校庭にプレハブ校舎建設の工事が始まります。その際は、南門から工事の車両が校庭に入ってきます。登校時間の朝7時50分から9時の間は、車両は通行しません。もう一度確認ですが、朝学校へ入るのは8時5分からです。その時間に合わせて登校するようにしましょう。
・二小っ子池の鯉が病気にかかっていることが分かりました。その治療のために、12月25日の午後に地域の方や先生方と一緒に別の水槽に移し、消毒薬で治療をします。それと同時に、鯉が一旦いなくなった二小っ子池の水を抜き、池の底に溜まった汚泥を取り除きます。また皆さんが登校する3学期には、鯉も二小っ子池に戻ります。
【表彰】
・体操競技、日野市民大会サッカー大会、バレーボールチームの表彰をしました。
※今回表彰できなかった子は、終業式の日に表彰します。
5年生では社会科において日本の工業、農業、水産業などを学んでいますが、その実際に触れるために、横浜にある「カップヌードルミュージアム」と「ニュースパーク」の見学をしました。
「カップヌードルミュージアム」では、創業者である安藤百福さんのヒストリーを詳細するムービーを鑑賞し、カップラーメンを発明した歴史、安藤さんが大切してきた6つの考えである「新しいもの見つける」「何でもヒントにする」「アイデアを育てる」「タテ・ヨコ・ナナメから見る」「常識にとらわれない」「あきらない」を知り、子供たちにはこれからの社会を切り開く担い手として大きなヒントをもらいました。その後、自分だけのオリジナルカップヌードル作りを体験し、楽しみながらもムービーで学んだ製法など、本物を間近で見ることができました。
「ニュースパーク」では、これまで発行された新聞に触れたり、新聞を書く際の大切なポイントは何かなど、展示品をとおし、学んでいきました。災害に関する記事に興味を示す子、スポーツに関する記事に興味を示す子と有意義な見学になったと思います。
帰りのバスでは、首都高速の車窓から見える京浜工業地帯の様子にも関心を示し、鉄鋼業や火力発電所など様々な工場の様子を知ることができました。横浜ベイブリッジや東京港トンネル(海底トンネル)も通ってもらい、普段の授業では経験できない貴重な1日となりました。
今回学んだことを、新聞にまとめ、さらに学びを深めていきます。
今日は体育館に全校が集まっての委員会発表集会が行われ、体育委員会と飼育委員会が日頃の活動の様子などを全校に伝えました。
体育委員会は活動の様子を動画にまとめ、それを見せることで、体育用具の片付け方などの協力を仰いでいました。飼育委員会は、今年の夏に天寿を全うしたヤギの「ミルク」のこれまでを振り返るクイズを作り、全校で考えながらミルクを懐かしんでいきました。
高学年になると学校の役に立つための活動に様々取り組んでいきます。1~4年生もそんな高学年の姿をしっかり目に焼き付けています。
昨日28日に、東京消防庁の方をお招きして、5年生が煙体験をしました。
5mほどの黄色いハウスの中に、疑似の煙が立ち上がっていて、その中を実際に歩きました。
子供たちは短い距離であるにも関わらず、煙で前が全くに見えないことに恐怖を感じていました。実際に火事が起こってしまうと、その煙を少し吸ってしまっただけでも、命の危険があることを学びました。
これからの冬場は、火事が特に危険な季節です。子供たちもより火事に気を付けていこうと思う気持ちが高まりました。
コロナ禍のため、ここ数年実施ができていなかった給食食材生産者の方々との会食会が行われました。豊田小では、これまでも3年生の子供たちと会食会を行っていたこともあり、今回も3年生の児童との会食会でした。
校長室にいた生産者の方々をお出迎えし、教室へ案内しました。一緒に給食を食べながら、子供たちの質問が始まりました。
「野菜の収穫までにどのくらいの期間がかかるのですか。」
「豊田小にどのくらい出荷しているのですか。」
「1日どのくらい働いているのですか。農家の方は休みの日があるのですか。」
「今年の夏は暑かったけれど、作物に何か影響はあったのですか。」
など、子供たちは生産者の方に様々な質問をし、生産者の方も丁寧に答えていただきました。
日野市立学校は、地場産の食材をたくさん使って、自校の給食室で調理され、いつもあたたくおいしい給食を食べることができます。今回の会食をとおし、生産者の方々への感謝の気持ちが高まった1日となりました。